JP2005304858A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有効入賞ラインの数又はベット数の選択について、操作性や設計変更対応能力の向上を図った遊技機を提供すること。
【解決手段】 LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作と本体39aの押下操作により、有効入賞ラインの数をLINE表示部40で表示された数字に決定することできる。また、BETジョグダイヤル33のダイヤル部33bの回動操作と本体33aの押下操作により、ベット数をBET表示部34で表示された数字に決定することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作と本体39aの押下操作により、有効入賞ラインの数をLINE表示部40で表示された数字に決定することできる。また、BETジョグダイヤル33のダイヤル部33bの回動操作と本体33aの押下操作により、ベット数をBET表示部34で表示された数字に決定することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有効入賞ラインやベット数を選択し得る遊技機に関するものである。
従来の遊技機、例えば、スロットマシンでは、複数のリールを所定時間回転させ、各リールが停止した状態における図柄の組合せに応じコイン等を払い出すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。この点、コイン等の払い出し対象となる図柄の組合せは、多数の入賞ラインの中で有効化された有効入賞ライン上に並んだ図柄の組合せであり、さらに、コイン等の払い出し量は、有効入賞ラインの一つ当たりに賭けたベット数を乗じて計算される。
特開平11−244453号公報
この点、有効入賞ラインの数やベット数について多数のケースで設定することを可能にする場合には、多数のケースに一対一に対応した押下ボタンを設けることにより対処しており、押下ボタンが多すぎることから、操作がしづらく、また、有効入賞ラインやベット数について設計変更がなされると、容易に対処できないことがあった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、有効入賞ラインの数又はベット数の選択について、操作性や設計変更対応能力の向上を図った遊技機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、一又は複数の有効入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せと前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数とに応じて配当を支払う遊技機(例えば、スロットマシン1)において、上下方向に可動する第1上下可動部(例えば、本体39a)と前記第1上下可動部の外周上に回転する第1回転部(例えば、ダイヤル部39b)とから構成されるとともに複数の入賞ライン(例えば、入賞ラインL1〜L25)の中から前記有効入賞ラインを選択する第1のボタン(例えば、LINEジョグダイヤル39)と、前記第1のボタン(例えば、LINEジョグダイヤル39)の第1上下可動部(例えば、本体39a)に設けられた第1可変表示部(例えば、LINE表示部40)と、を備え、前記第1のボタン(例えば、LINEジョグダイヤル39)の第1回転部(例えば、ダイヤル部39b)の回転操作により、前記第1可変表示部(例えば、LINE表示部40)に数字が可変表示されるとともに、前記第1のボタン(例えば、LINEジョグダイヤル39)の第1上下可動部(例えば、本体39a)の押下操作により、前記第1可変表示部(例えば、LINE表示部40)に表示されている数字に基づいて前記有効入賞ラインが選択されること、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記第1のボタン(例えば、LINEジョグダイヤル39)の第1上下可動部(例えば、本体39a)に設けられた第1色彩発光部(例えば、LINE発光部132)を備え、前記第1可変表示部(例えば、LINE表示部40)に可変表示される数字に対応させて前記第1色彩発光部(例えば、LINE発光部132)の色彩を変化させること、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、一又は複数の有効入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せと前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数とに応じて配当を支払う遊技機(例えば、スロットマシン1)において、上下方向に可動する第2上下可動部(例えば、本体33a)と前記第2上下可動部の外周上に回転する第2回転部(例えば、ダイヤル部33b)とから構成されるとともに前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数を選択する第2のボタン(例えば、BETジョグダイヤル33)と、前記第2のボタン(例えば、BETジョグダイヤル33)の第2上下可動部(例えば、本体33a)に設けられた第2可変表示部(例えば、BET表示部34)と、を備え、前記第2のボタン(例えば、BETジョグダイヤル33)の第2回転部(例えば、ダイヤル部33b)の回転操作により、前記第2可変表示部(例えば、BET表示部34)に数字が可変表示されるとともに、前記第2回のボタン(例えば、BETジョグダイヤル33)の第2上下可動部(例えば、本体33a)の押下操作により、前記第2可変表示部(例えば、BET表示部34)に表示されている数字に基づいて前記ベット数が選択されること、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記第2のボタン(例えば、BETジョグダイヤル33)の第2上下可動部(例えば、本体33a)に設けられた第2色彩発光部(例えば、BET発光部131)を備え、前記第2可変表示部(例えば、BET表示部34)に可変表示される数字に対応させて前記第2色彩発光部(例えば、BET発光部131)の色彩を変化させること、を特徴としている。
尚、本書での「回転」とは、一方向の円運動ではなく、双方向の円運動を意味する。
すなわち、本発明の遊技機では、有効入賞ラインの数を選択するための従来のボタンが集約された第1のボタンの回転操作と押下操作により、有効入賞ラインを選択することできるから、複数の入賞ラインを有効化する設定可能なケースが多数に及んでも、いずれのケースの設定もその操作は容易であり、また、入賞ラインについて設計変更されても、ハード構成は現状のままで、それに対応することが可能である。
また、本発明の遊技機では、ベット数を選択するための従来のボタンが集約された第2のボタンの回転操作と押下操作により、ベット数を選択することができるから、ベット数の設定可能なケースが多数に及んでも、いずれのケースの設定もその操作は容易であり、また、ベット数について設計変更されても、ハード構成は現状のままで、それに対応することが可能である。
以下、本発明に係る遊技機について、本発明をスロットマシンに具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスロットマシンの概略構成について、図1及び、図2、図4に基づき説明する。図1は操作テーブルの正面図である。図2はスロットマシンの斜視図である。図4はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図2において、スロットマシン1はその全体を形成するキャビネット2を有しており、かかるキャビネット2の前面上部には上部液晶ディスプレイ3が配設され、また、キャビネット2の前面中央部に設けられた機器前面パネル20には下部液晶ディスプレイ4が配設されている。ここに、上部液晶ディスプレイ3は一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されており、また、下部液晶ディスプレイ4も一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されている。上部液晶ディスプレイ3には、ゲーム方法、当選役の種類とその配当、ゲームに関する各種演出等ゲームに関する情報が表示される。また、下部液晶ディスプレイ4には、クレジットが表示されるとともに、図2に示されているように、基本的に、5つの可変表示部21、22、23、24及び25が表示されるとともに、各可変表示部21乃至25において後述する各種の図柄が上方向から下方向に向かってスクロールしながら変動表示された後に停止表示される。
従って、本実施の形態のスロットマシン1では、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25を介して表示されることにより実現されるビデオリールをもって、スロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)が行われる。このスロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)では、各可変表示部21乃至25にて停止表示される図柄はそれぞれ3つある。すなわち、図10に示すように、可変表示部21乃至25は、第1停止表示領域211,221,231,241,251と第2停止表示領域212,222,232,242,252と第3停止表示領域213,223,233,243,253にそれぞれ区分されており、これらの各停止表示領域211〜213,221〜223,231〜233,241〜243,251〜253に図柄がそれそれ停止表示される。
また、このスロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)では、これらの各停止表示領域211〜213,221〜223,231〜233,241〜243,251〜253のうち5つで形成される入賞ラインが25本ある。各入賞ラインでは、有効化されていれば、図柄がぞれぞれ停止表示された際に特定の図柄が特定の態様で並んだときに配当が付与される。ここで、各入賞ラインについて、図11乃至図35を用いて具体的に説明する。図11乃至図35は、一本の入賞ラインを斜線部で示した図である。
すなわち、図11の斜線部で示すように、第1の入賞ラインL1は、第2停止表示領域212,222,232,242,252で形成される。
また、図12の斜線部で示すように、第2の入賞ラインL2は、第1停止表示領域211,221,231,241,251で形成される。
また、図13の斜線部で示すように、第3の入賞ラインL3は、第3停止表示領域213,223,233,243,253で形成される。
また、図14の斜線部に示すように、第4の入賞ラインL4は、第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で形成される。
また、図15の斜線部に示すように、第5の入賞ラインL5は、第1停止表示領域251と第3停止表示領域213,223,233,243で形成される。
また、図12の斜線部で示すように、第2の入賞ラインL2は、第1停止表示領域211,221,231,241,251で形成される。
また、図13の斜線部で示すように、第3の入賞ラインL3は、第3停止表示領域213,223,233,243,253で形成される。
また、図14の斜線部に示すように、第4の入賞ラインL4は、第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で形成される。
また、図15の斜線部に示すように、第5の入賞ラインL5は、第1停止表示領域251と第3停止表示領域213,223,233,243で形成される。
また、図16の斜線部に示すように、第6の入賞ラインL6は、第1停止表示領域211,221,231,241と第2停止表示領域252で形成される。
また、図17の斜線部に示すように、第7の入賞ラインL7は、第2停止表示領域252と第3停止表示領域213,223,233,243で形成される。
また、図18の斜線部に示すように、第8の入賞ラインL8は、第1停止表示領域211,221,231,251と第2停止表示領域242で形成される。
また、図19の斜線部に示すように、第9の入賞ラインL9は、第2停止表示領域242と第3停止表示領域213,223,233,253で形成される。
また、図20の斜線部に示すように、第10の入賞ラインL10は、第1停止表示領域211,221,231と第3停止表示領域243,253で形成される。
また、図17の斜線部に示すように、第7の入賞ラインL7は、第2停止表示領域252と第3停止表示領域213,223,233,243で形成される。
また、図18の斜線部に示すように、第8の入賞ラインL8は、第1停止表示領域211,221,231,251と第2停止表示領域242で形成される。
また、図19の斜線部に示すように、第9の入賞ラインL9は、第2停止表示領域242と第3停止表示領域213,223,233,253で形成される。
また、図20の斜線部に示すように、第10の入賞ラインL10は、第1停止表示領域211,221,231と第3停止表示領域243,253で形成される。
また、図21の斜線部に示すように、第11の入賞ラインL11は、第1停止表示領域241,251と第3停止表示領域213,223,233で形成される。
また、図22の斜線部に示すように、第12の入賞ラインL12は、第1停止表示領域211,221,231,251と第3停止表示領域243で形成される。
また、図23の斜線部に示すように、第13の入賞ラインL13は、第1停止表示領域241と第3停止表示領域213,223,233,253で形成される。
また、図24の斜線部に示すように、第14の入賞ラインL14は、第1停止表示領域241,251と第2停止表示領域212,222,232で形成される。
また、図25の斜線部に示すように、第15の入賞ラインL15は、第2停止表示領域212,222,232と第3停止表示領域243,253で形成される。
また、図22の斜線部に示すように、第12の入賞ラインL12は、第1停止表示領域211,221,231,251と第3停止表示領域243で形成される。
また、図23の斜線部に示すように、第13の入賞ラインL13は、第1停止表示領域241と第3停止表示領域213,223,233,253で形成される。
また、図24の斜線部に示すように、第14の入賞ラインL14は、第1停止表示領域241,251と第2停止表示領域212,222,232で形成される。
また、図25の斜線部に示すように、第15の入賞ラインL15は、第2停止表示領域212,222,232と第3停止表示領域243,253で形成される。
また、図26の斜線部に示すように、第16の入賞ラインL16は、第1停止表示領域241と第2停止表示領域212,222,232,252で形成される。
また、図27の斜線部に示すように、第17の入賞ラインL17は、第2停止表示領域212,222,232,252と第3停止表示領域243で形成される。
また、図28の斜線部に示すように、第18の入賞ラインL18は、第1停止表示領域251と第2停止表示領域212,222,232,242で形成される。
また、図29の斜線部に示すように、第19の入賞ラインL19は、第2停止表示領域212,222,232,242と第3停止表示領域253で形成される。
また、図30の斜線部に示すように、第20の入賞ラインL20は、第1停止表示領域241,251と第2停止表示領域212,222と第3停止表示領域233で形成される。
また、図27の斜線部に示すように、第17の入賞ラインL17は、第2停止表示領域212,222,232,252と第3停止表示領域243で形成される。
また、図28の斜線部に示すように、第18の入賞ラインL18は、第1停止表示領域251と第2停止表示領域212,222,232,242で形成される。
また、図29の斜線部に示すように、第19の入賞ラインL19は、第2停止表示領域212,222,232,242と第3停止表示領域253で形成される。
また、図30の斜線部に示すように、第20の入賞ラインL20は、第1停止表示領域241,251と第2停止表示領域212,222と第3停止表示領域233で形成される。
また、図31の斜線部に示すように、第21の入賞ラインL21は、第1停止表示領域231と第2停止表示領域212,222と第3停止表示領域243,253で形成される。
また、図32の斜線部に示すように、第22の入賞ラインL22は、第1停止表示領域221,241と第2停止表示領域212と第3停止表示領域233,253で形成される。
また、図33の斜線部に示すように、第23の入賞ラインL23は、第1停止表示領域231,251と第2停止表示領域212と第3停止表示領域223,243で形成される。
また、図34の斜線部に示すように、第24の入賞ラインL24は、第1停止表示領域211,231と第3停止表示領域223,243,253で形成される。
また、図35の斜線部に示すように、第25の入賞ラインL25は、第1停止表示領域221,241,251と第3停止表示領域213,233で形成される。
また、図32の斜線部に示すように、第22の入賞ラインL22は、第1停止表示領域221,241と第2停止表示領域212と第3停止表示領域233,253で形成される。
また、図33の斜線部に示すように、第23の入賞ラインL23は、第1停止表示領域231,251と第2停止表示領域212と第3停止表示領域223,243で形成される。
また、図34の斜線部に示すように、第24の入賞ラインL24は、第1停止表示領域211,231と第3停止表示領域223,243,253で形成される。
また、図35の斜線部に示すように、第25の入賞ラインL25は、第1停止表示領域221,241,251と第3停止表示領域213,233で形成される。
尚、ここでは、25本の入賞ラインのうち有効化されているものを、「有効入賞ライン」という。
図2に戻り、下部液晶ディスプレイ4の下側には、手前側に突出された操作テーブル5が設けられている。この点、図1に示されているように、かかる操作テーブル5の上段には、最も左側からRESERVEボタン44、COLLECTボタン31、HELPボタン32が配置されており、また、下段には、最も左側からLINEジョグダイヤル39、BETジョグダイヤル33、GAMBLE START FEATUREボタン43、TAKE WINボタン38が配設されている。また、図2に示されているように、操作テーブル5の右側には、コイン投入部9、紙幣投入部10が設けられている。
ここに、RESERVEボタン44は、席を離れる際に押下されるボタンである。かかるRESERVEボタン44には、RESERVEスイッチ48が付設されており、その押下に基づきRESERVEスイッチ48からスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
COLLECTボタン31は、通常ゲーム終了時に押下されるボタンであり、COLLECTボタン31が押下されると、ゲームにて獲得したクレジット数と等価のコインがコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。尚、COLLECTボタン31には、COLLECTスイッチ45が付設されており、COLLECTボタン31の押下に基づきスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
HELPボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、HELPボタン32が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるHELPボタン32には、HELPスイッチ46が付設されており、HELPボタン32の押下に基づきHELPスイッチ46からスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
COLLECTボタン31は、通常ゲーム終了時に押下されるボタンであり、COLLECTボタン31が押下されると、ゲームにて獲得したクレジット数と等価のコインがコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。尚、COLLECTボタン31には、COLLECTスイッチ45が付設されており、COLLECTボタン31の押下に基づきスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
HELPボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、HELPボタン32が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるHELPボタン32には、HELPスイッチ46が付設されており、HELPボタン32の押下に基づきHELPスイッチ46からスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
コイン投入部9には、コインセンサ49が配置されており、コイン投入部9にコインが投入されると、コインセンサ49を介してコイン検出信号がCPU50に出力され(図4参照)、投入されたコイン相当分のクレジットが加算される。また、紙幣投入部10には、紙幣センサ67が配置されており、紙幣投入部10に紙幣が投入されると、紙幣センサ67を介して紙幣検出信号がCPU50に出力され(図4参照)、投入された紙幣相当分のクレジットが加算される。
BETジョグダイヤル33は、上方に付勢された光透過性の本体33aと回動可能なダイヤル部33bとから構成されており、ダイヤル部33bを回動操作することにより、各有効入賞ラインに対するベット数を設定変更することができるとともに、本体33aを押下操作することにより、このとき設定変更されたベット数を最終決定することができる。このとき、ダイヤル部33bを回動操作すると、その回動方向に基づいて、本体33a内に設けられたBET表示部34にベット数が「1」〜「8」の間で「1」つずつ周期的に増減表示され、本体33aを押下操作すると、BET表示部34に表示されている数字をベット数として最終決定する。そして、このBETジョグダイヤル33には、BETジョグダイヤル信号回路57が付設されており、本体33aが押下されたりダイヤル部33bが回動されたりすると、それらの操作に基づきCPU50に操作信号が出力される(図4参照)。
従って、BETジョグダイヤル33の操作により、賭けることが可能なベット数としては、1〜8ベットの8つのケースが存在し得る。
従って、BETジョグダイヤル33の操作により、賭けることが可能なベット数としては、1〜8ベットの8つのケースが存在し得る。
LINEジョグダイヤル39は、上方に付勢された光透過性の本体39aと回動可能なダイヤル部39bとから構成されており、ダイヤル部39bを回動操作することにより、有効入賞ラインの数を設定変更することができるとともに、本体39aを押下操作することにより、このとき設定変更された有効入賞ラインの数でゲームを開始することができる。このとき、ダイヤル部39bを回動操作すると、その回動方向に基づいて、本体39a内に設けられたLINE表示部40に有効入賞ラインの数が「1」〜「25」の間で「1」つずつ周期的に増減表示され、本体39aを押下操作すると、LINE表示部40に表示されている数字を有効入賞ラインの数としてゲームを開始することができる。そして、このLINEジョグダイヤル39には、LINEジョグダイヤル信号回路58が付設されており、本体39aが押下されたりダイヤル部39bが回動されたりすると、それらの操作に基づきCPU50に操作信号が出力される(図4参照)。
従って、LINEジョグダイヤル39の操作により、決定することが可能な有効入賞ラインの数としては、1〜25本の25のケースが存在し得る。
従って、LINEジョグダイヤル39の操作により、決定することが可能な有効入賞ラインの数としては、1〜25本の25のケースが存在し得る。
この点、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「1」と決定されると、図11に示す入賞ラインL1が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「2」と決定されると、図11と図12に示す入賞ラインL1,L2が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「3」と決定されると、図11乃至図13に示す入賞ラインL1〜L3が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「4」と決定されると、図11乃至図14に示す入賞ラインL1〜L4が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「5」と決定されると、図11乃至図15に示す入賞ラインL1〜L5が有効化される。
また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「6」と決定されると、図11乃至図16に示す入賞ラインL1〜L6が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「7」と決定されると、図11乃至図17に示す入賞ラインL1〜L7が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「8」と決定されると、図11乃至図18に示す入賞ラインL1〜L8が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「9」と決定されると、図11乃至図19に示す入賞ラインL1〜L9が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「10」と決定されると、図11乃至図20に示す入賞ラインL1〜L10が有効化される。
また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「11」と決定されると、図11乃至図21に示す入賞ラインL1〜L11が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「12」と決定されると、図11乃至図22に示す入賞ラインL1〜L12が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「13」と決定されると、図11乃至図23に示す入賞ラインL1〜L13が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「14」と決定されると、図11乃至図24に示す入賞ラインL1〜L14が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「15」と決定されると、図11乃至図25に示す入賞ラインL1〜L15が有効化される。
また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「16」と決定されると、図11乃至図26に示す入賞ラインL1〜L16が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「17」と決定されると、図11乃至図27に示す入賞ラインL1〜L17が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「18」と決定されると、図11乃至図28に示す入賞ラインL1〜L18が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「19」と決定されると、図11乃至図29に示す入賞ラインL1〜L19が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「20」と決定されると、図11乃至図30に示す入賞ラインL1〜L20が有効化される。
また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「21」と決定されると、図11乃至図31に示す入賞ラインL1〜L21が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「22」と決定されると、図11乃至図32に示す入賞ラインL1〜L22が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「23」と決定されると、図11乃至図33に示す入賞ラインL1〜L23が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「24」と決定されると、図11乃至図34に示す入賞ラインL1〜L24が有効化される。また、LINEジョグダイヤル39の操作により有効入賞ラインの数が「25」と決定されると、図11乃至図35に示す入賞ラインL1〜L25が有効化される。
また、LINEジョグダイヤル39は、本体39aが押下操作されることに基づき現在のベット数と当該有効入賞ラインの数でゲームを開始すべく、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25にて各図柄の変動表示が開始されるボタンでもある。
尚、BETジョグダイヤル33の本体33aとLINEジョグダイヤル39の本体39aは、ボーナスゲームで獲得したクレジットを使用して行われるダブルダウンゲームにおいて、赤・黒を選択する際にも使用される。
GAMBLE START FEATUREボタン43は、ボーナスゲームを開始させたり、ボーナスゲームが終了した後にダブルダウンゲームに移行させたりするためのボタンである。かかるGAMBLE START FEATUREボタン43には、GAMBLEスイッチ59が付設されており、その押下に基づきGAMBLEスイッチ59からスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
TAKE WIN ボタン38は、ボーナスゲームで獲得した配当をクレジットに加算するためのボタンである。かかるTAKE WIN ボタン38には、TAKE WINスイッチ47が付設されており、その押下時にはTAKE WINスイッチ47からスイッチ信号がCPU50に出力される(図4参照)。
また、キャビネット2の下部には、コイン払出口15が形成されるとともに、コイン払出口15から払い出されたコインを受けるコイン受け部16が設けられている。コイン払出口15の内部には、センサ等より構成される後述のコイン検出部73が配置されており(図4参照)、コイン検出部73はコイン払出口15から払い出されるコインの枚数を検出する。
続いて、図6に基づき、通常ゲームのときに下部液晶ディスプレイ4に表示されるものであって、各可変表示部21乃至25にてスクロールしながら可変表示される図柄例について説明する。図6において、第1リール帯101で示された図柄の列は可変表示部21にて可変表示される図柄の列、第2リール帯102で示された図柄の列は可変表示部22にて可変表示される図柄の列、第3リール帯103で示された図柄の列は可変表示部23にて可変表示される図柄の列、第4リール帯104で示された図柄の列は可変表示部24にて可変表示される図柄の列、第5リール帯105で示された図柄の列は可変表示部25にて可変表示される図柄の列である。
ここに、リール帯101乃至105で示された図柄の列は、互いに異なる図柄の配列を有しており、これらの各図柄の列は、「LOBSTER」、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」、「SARDINE」が適宜組み合わされて12個の図柄から構成されている。
ここに、リール帯101乃至105で示された図柄の列は、互いに異なる図柄の配列を有しており、これらの各図柄の列は、「LOBSTER」、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」、「SARDINE」が適宜組み合わされて12個の図柄から構成されている。
この点、「LOBSTER」とは、図7で示すように、ロブスターの図柄を示している。また、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「SARDINE」とは、図示はしないが、鮫、魚、朽木、蛸、蟹、虫、鰯の図柄をそれぞれ示している。また、「A」、「K」、「Q」、「J」とは、各英字の図柄を示している。
さらに、「SARDINE」は、後述するように、ボーナスゲームに移行するためのスキャッターシンボルでもあり、有効入賞ラインに関係なく、可変表示部21乃至25であわせて3つ以上停止表示された場合に、ボーナスゲームに移行することができるものである。
尚、リール帯101乃至105で示された図柄の列が各可変表示部21乃至25においてスクロール表示された後に停止表示される場合、上述したように、3つの図柄がそれぞれの可変表示部で停止表示される。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ライン上で停止した際に、当選役に応じて配当がクレジットに加算される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の当選役が予め設定されており、当選役に対応する図柄の組合せが有効入賞ライン上で停止した際に、当選役に応じて配当がクレジットに加算される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
次に、スロットマシン1の制御系に係る構成について図4に基づき説明する。図4はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図4において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、通常ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、ボーナスゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
図4において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、通常ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、ボーナスゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
また、CPU50には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路53及び分周器54が接続されており、また、乱数を発生する乱数発生器55及び乱数サンプリング回路56が接続されている。乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数は、当選役等の各種の抽選に使用される。更に、CPU50には、RESERVEボタン44に付設されるRESERVEボタン44、COLLECTボタン31に付設されるCOLLECTスイッチ45、HELPボタン32に付設されるHELPスイッチ46、GAMBLE START FEATUREボタン43に付設されるGAMBLEスイッチ59、TAKE WINボタン38に付設されるTAKE WINスイッチ47が、それぞれ接続されている。CPU50は、各ボタンの押下により各スイッチから出力されるスイッチ信号に基づき、各ボタンに対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
更に、CPU50には、コイン投入部9に配置されるコインセンサ49及び紙幣投入部10に配置される紙幣センサ67が、それぞれ接続されている。コインセンサ49はコイン投入部9から投入されたコインを検出し、CPU50はコインセンサ49から出力されるコイン検出信号に基づき投入されたコイン枚数を演算する。紙幣センサ67は、紙幣投入部10から投入された紙幣の種類・額を検出し、CPU50は紙幣センサ67から出力される紙幣検出信号に基づき紙幣の額と等価なクレジット数を演算する。
CPU50には、ホッパー駆動回路70を介してホッパー71が接続されている。CPU50から駆動信号がホッパー駆動回路70に出力されると、ホッパー71は、所定枚数のコインをコイン払出口15から払い出す。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
この点、液晶駆動回路74は、図5に示すように、プログラムROM81、画像ROM82、画像制御CPU83、ワークRAM84、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)85及びビデオRAM86などで構成されている。そして、プログラムROM81には、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROM82には、例えば、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部21乃至25)で表示される図6のリール帯101乃至105で示された図柄の列など、画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPU83は、CPU50で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM81内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM82内に予め記憶されたドットデータの中から上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM84は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU83で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP85は、画像制御CPU83で決定された表示内容に応じた画像を形成し、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に出力するものである。これにより、例えば、リール帯101乃至105で示された図柄の列などが、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部21乃至25)でスクロール表示される。尚、ビデオRAM86は、VDP85で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、CPU50には、LED駆動回路77を介して、LED78や、BET発光部131、LINE発光部132が接続されている。LED78は、スロットマシン1の前面にて多数配設されて各種の演出を行う際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により点灯制御されるものである。
BET発光部131は、BETジョグダイヤル33の光透過性の本体33aに内設された3原色の3つのLEDから構成されており、BET表示部34に表示される「1」〜「8」の数字に一つずつ対応するように、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により8色の色彩が発光制御されるものである。従って、BET発光部131の発光により着色された本体33aの色により、ベット数の設定数字を認識することもできる。
LINE発光部132は、LINEジョグダイヤル39の光透過性の本体39aに内設された3原色の3つのLEDから構成されており、LINE表示部40に表示される「1」〜「25」の数字に一つずつ対応するように、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により25色の色彩が発光制御されるものである。従って、LINE発光部132の発光により着色された本体39aの色により、有効入賞ラインの数の設定数字を認識することもできる。
BET発光部131は、BETジョグダイヤル33の光透過性の本体33aに内設された3原色の3つのLEDから構成されており、BET表示部34に表示される「1」〜「8」の数字に一つずつ対応するように、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により8色の色彩が発光制御されるものである。従って、BET発光部131の発光により着色された本体33aの色により、ベット数の設定数字を認識することもできる。
LINE発光部132は、LINEジョグダイヤル39の光透過性の本体39aに内設された3原色の3つのLEDから構成されており、LINE表示部40に表示される「1」〜「25」の数字に一つずつ対応するように、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により25色の色彩が発光制御されるものである。従って、LINE発光部132の発光により着色された本体39aの色により、有効入賞ラインの数の設定数字を認識することもできる。
また、CPU50には、BETジョグダイヤル信号回路57を介して、BETジョグダイヤル33が接続されている。CPU50は、BETジョグダイヤル33の本体33aの押下操作又はダイヤル部33bの回動操作から出力される操作信号に基づき、各操作に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、CPU50には、LINEジョグダイヤル信号回路58を介して、LINEジョグダイヤル39が接続されている。CPU50は、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作又はダイヤル部39bの回動操作から出力される操作信号に基づき、各操作に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、CPU50には、LINEジョグダイヤル信号回路58を介して、LINEジョグダイヤル39が接続されている。CPU50は、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作又はダイヤル部39bの回動操作から出力される操作信号に基づき、各操作に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、CPU50には、各表示部駆動回路133を介して、BET表示部34やLINE表示部40が接続されている。BET表示部34は、BETジョグダイヤル33の光透過性の本体33aに内設されたものであって、BETジョグダイヤル33のダイヤル部33bの回動操作でベット数を設定変更する際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により表示制御され、BETジョグダイヤル33の光透過性の本体33aの中央部にベット数を表示するものである。LINE表示部40は、LINEジョグダイヤル39の光透過性の本体39aに内設されたものであって、LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作で有効入賞ラインの数を設定変更する際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により表示制御され、LINEジョグダイヤル39の光透過性の本体39aの中央部に有効入賞ラインの数を表示するものである。
更に、音出力回路79及びスピーカ80がCPU50に接続されており、スピーカ80は、音出力回路79からの出力信号に基づき各種演出を行う際に各種の効果音を発生するものである。
ここで、スロットマシン1にて5つの可変表示部21乃至25を使用して通常ゲームを行う場合に、図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示される図柄を決定する際に使用される抽選テーブルについて図9に基づき説明する。図9は、5つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。
この点、図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示される図柄は、各可変表示部21乃至25毎に決定している。そのためには、各可変表示部21乃至25でスクロール表示されるものであって、図6のリール帯101乃至105で示された図柄の列のそれぞれに対し、「00」〜「29」のコードNo.を上から順に割り当てる一方、図9に示すような抽選テーブルを備えておく。そして、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングする。
以下、可変表示部21でスクロール表示されるものであって、図6の第1リール帯101で示された図柄の列について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が「0」である場合には、コードNo.の「00」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「1」である場合には、コードNo.の「01」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「2」である場合には、コードNo.の「02」に割り当てられた「LOBSTER」の図柄(図7のロブスター)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「3」である場合には、コードNo.の「03」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「4」である場合には、コードNo.の「04」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「5」である場合には、コードNo.の「05」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「6」である場合には、コードNo.の「06」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「7」である場合には、コードNo.の「07」に割り当てられた「WORM」の図柄(虫)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「8」である場合には、コードNo.の「08」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「9」である場合には、コードNo.の「09」に割り当てられた「FISH」の図柄(魚)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「10」である場合には、コードNo.の「10」に割り当てられた「PUNK」の図柄(朽木)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させる。
また、当該乱数値が「11」である場合には、コードNo.の「11」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「12」である場合には、コードNo.の「12」に割り当てられた「SHARK」の図柄(鮫)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「13」である場合には、コードNo.の「13」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「14」である場合には、コードNo.の「03」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「15」である場合には、コードNo.の「15」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「16」である場合には、コードNo.の「16」に割り当てられた「OCTOPUS」の図柄(蛸)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「17」である場合には、コードNo.の「17」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「18」である場合には、コードNo.の「18」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「19」である場合には、コードNo.の「19」に割り当てられた「FISH」の図柄(魚)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させる。
また、当該乱数値が「20」である場合には、コードNo.の「20」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「21」である場合には、コードNo.の「21」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「22」である場合には、コードNo.の「22」に割り当てられた「SARDINE」の図柄(鰯)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「23」である場合には、コードNo.の「23」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「24」である場合には、コードNo.の「24」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「25」である場合には、コードNo.の「25」に割り当てられた「WORM」の図柄(虫)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「26」である場合には、コードNo.の「26」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「27」である場合には、コードNo.の「27」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「28」である場合には、コードNo.の「28」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させ、当該乱数値が「29」である場合には、コードNo.の「29」に割り当てられた「FISH」の図柄(鰯)を図11で示す有効入賞ラインL1上に停止表示させる。
尚、このような制御は、可変表示部22でスクロール表示されるものであって、図6の第2リール帯102で示された図柄の列、可変表示部23でスクロール表示されるものであって、図6の第3リール帯103で示された図柄の列、可変表示部24でスクロール表示されるものであって、図6の第4リール帯104で示された図柄の列、可変表示部25でスクロール表示されるものであって、図6の第5リール帯105で示された図柄の列についても、同様にして行われる。
次に、スロットマシン1にて5つの可変表示部21乃至25を使用して通常ゲームを行う場合の当選役及びその配当について図8に基づき説明する。図8は、5つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における当選役及びその配当を示す説明図であり、ベット数が「1」である場合の配当を示している。従って、ベット数が「1」である場合には、図8に示す配当の値がクレジットに加算されるが、ベット数が「2」以上である場合には、図8に示す配当の値に当該ベット数を乗じたものがクレジットに加算される。
ここで、通常ゲームを行う場合における当選役及びその配当について具体的に説明すると、図8に示すように、「LOBSTER」の図柄(図7のロブスター)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「10」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「320」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「2500」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「6000」の配当を得る。
また、「SHARK」の図柄(鮫)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「3」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「150」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「1000」の配当を得る。
また、「FISH」の図柄(魚)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「15」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「120」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「500」の配当を得る。
また、「PUNK」の図柄(朽木)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「10」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「120」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「400」の配当を得る。
また、「OCTOPUS」の図柄(蛸)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「8」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)、「50」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「300」の配当を得る。
また、「CRAB」の図柄(蟹)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「7」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「50」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「200」の配当を得る。
また、「WORM」の図柄(虫)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「6」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「40」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)、「150」の配当を得る。
また、「A」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「120」の配当を得る。
また、「K」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「120」の配当を得る。
また、「Q」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「20」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「100」の配当を得る。
また、「J」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「20」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「100」の配当を得る。
そして、これらの図柄による配当が複数の有効入賞ライン上であった場合には、すべての配当の合計値がクレジットに加算される。
一方、「SARDIN」の図柄(鰯)について言えば、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、2つ出現(停止表示)した「2K」の場合に「2」の配当を得、3つ出現(停止表示)した「3K」の場合に「5」の配当を得、4つ出現(停止表示)した「4K」の場合に「10」の配当を得、5つ出現(停止表示)した「5K」の場合に「125」の配当を得る。
尚、「SARDIN」の図柄(鰯)による配当のみ、図8に示す配当の値にトータルベット数(ベット数と有効入賞ラインの数の積)を乗じたものがクレジットに加算される。このとき、「SARDIN」の図柄(鰯)以外による配当もある場合には、その配当もクレジットに加算される。
また、「SARDIN」の図柄(鰯)については、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)した場合には、上記配当を得るとともに、ボーナスゲームに移行することができる。
ボーナスゲームとは、通常ゲームが行われた後に行われるゲームであり、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多い。ここでは、ボーナスゲームに移行すると、クレジット等をベットすることなく、ボーナスゲーム移行時の抽選結果に応じて15〜25ゲーム連続してゲームが自動的に行われる。
ところで、本実施の形態のスロットマシン1において、ボーナスゲームを行う際に、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部21にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図3に示されている第1リール帯123で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図3に示されている第2リール帯124で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部23にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図3に示されている第3リール帯125で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部24にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図3に示されている第4リール帯126で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部25にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図3に示されている第5リール帯127で示された図柄の列である。
この点、図3に示されているリール帯123乃至126で示された図柄の列は、通常ゲームで使用されている図6のリール帯101乃至104で示された図柄の列とそれぞれ同じである。一方、図3に示されているリール帯127で示された図柄の列は、コードNo.の「10」に割り当てられた「LOBSTER」の図柄(図7のロブスター)を除いて、通常ゲームで使用されている図6のリール帯105で示された図柄の列と同じである。
尚、ボーナスゲーム中でのベット数及び有効入ライン数は、ボーナスゲーム移行時のものがそれぞれ使用される。また、ボーナスゲームでの当選役及びその配当は、上述した通常ゲームと同じであるが、「SHARK」の図柄(鮫)が「LOBSTER」の図柄(図7のロブスター)として扱われるとともに、「SARDIN」の図柄(鰯)があわせて3つ出現(停止表示)した場合には、再びボーナスゲームに移行することができる。従って、遊技者は多量のクレジット等を獲得できることが多い。
続いて、スロットマシン1で行われるメイン処理プログラムについて図36に基づき説明する。図36はメイン処理プログラムのフローチャートである。図36において、先ず、ステップ(以下、「S」と略記する)11において、後述するする図37のスタート受付処理が行われる。この処理は、BETジョグダイヤル33の本体33aの押下操作とダイヤル部33bの回動操作に基づいてBETジョグダイヤル信号回路57から出力された操作信号又は、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作とダイヤル部39bの回動操作に基づいてLINEジョグダイヤル信号回路58から出力された操作信号を受け付ける処理である。BETジョグダイヤル信号回路57やLINEジョグダイヤル信号回路58から出力された操作信号を受け付けた時点で、ゲームが開始される。
そして、S12においては、前記したLINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作に基づいてLINEジョグダイヤル信号回路58から出力される操作信号に基づいて、後述する図16の抽選処理が行われる。
尚、ここで、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数が決定され、例えば、10〜25ゲームのいずれかの中から抽選で選ばれる。
尚、ここで、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数が決定され、例えば、10〜25ゲームのいずれかの中から抽選で選ばれる。
次のS13では、後述する図17の通常ゲーム処理が行われる。その後は、S14に進んで、ボーナスゲームが入賞したか否かを判断している。具体的に言えば、S12の抽選処理において、「SARDIN」の図柄(鰯)が、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)した場合には、ボーナスゲームに当選しているので(S14:YES)、S15に進んで、後述する図40のボーナスゲーム処理が行われた後に、このメイン処理プログラムを終了させる。一方、S12の抽選処理において、「SARDIN」の図柄(鰯)が、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)していない場合には、ボーナスゲームに当選していないので(S14:NO)、このメイン処理プログラムを終了させる。
続いて、スロットマシン1で行われるスタート受付処理プログラムについて図37に基づき説明する。図37はスタート受付処理プログラムのフローチャートである。前記図36のメイン処理プログラムのS11において、スタート受付処理が行われるが、そのためには、先ず、図37のS21に進んで、所定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを判断する。ここで、所定時間が経過していないと判断した場合には(S21:NO)、何もすることなく、S23に進むが、所定時間が経過していると判断した場合には(S21:YES)、S22において、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4でデモ演出を行った後、S23に進む。そして、S23では、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作がなされたか否かを判断する。ここで、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作がなされていないと判断した場合には(S23:NO)、S21に戻って、上述した処理を繰り返す一方、LINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作がなされていると判断した場合には(S23:YES)、前記デモ演出の途中であっても、前記図36のメイン処理プログラムに戻って、S12の抽選処理に進む。
尚、S23の判断処理においては、それらの操作信号だけでなく、その他の入力信号をもって判断してもよい。
尚、S23の判断処理においては、それらの操作信号だけでなく、その他の入力信号をもって判断してもよい。
次に、スロットマシン1で行われる抽選処理プログラムについて図38に基づき説明する。図38は抽選処理プログラムのフローチャートである。前記図36のメイン処理プログラムのS12において、抽選処理が行われるが、そのためには、先ず、図38のS31に進んで、シンボル決定処理を行う。ここでは、通常ゲームにおいて、第1の入賞ラインL1上に停止表示される図柄を、各可変表示部21乃至25毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図9の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、有効入賞ライン上に停止表示される図柄が決定されると、S32において、役判定処理を行った後に、前記図36のメイン処理プログラムに戻って、S13の通常ゲーム処理に進む。尚、役判定処理では、具体的に言えば、上述したように、前記S31でのコードNo.を介して、図8のテーブルに基づき、当選役及びその配当が決定される。
次に、スロットマシン1で行われる通常ゲーム処理プログラムについて図39に基づき説明する。図39は通常ゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図36のメイン処理プログラムのS13において、通常ゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図39のS41において、前記図36のS11にて受け付けられたLINEジョグダイヤル39の本体39aの押下操作に基づいてLINEジョグダイヤル信号回路58から出力された操作信号に基づいて、可変表示部21乃至25にて各図柄のスクロールが行われる。
そして、S42では、図柄がスクロールしている可変表示部21乃至25における各図柄のスクロールが停止される。
そして、S43においては、S42で各可変表示部21乃至25にて停止表示された当選役の図柄組合せに従って、図8のテーブルに基づいて決定された配当に相当するクレジット等が払い出される。尚、かかるS43の処理の後は、前記図36のメイン処理プログラムに戻って、S14の判断処理に進む。
続いて、スロットマシン1で行われるボーナスゲーム処理プログラムについて図39に基づき説明する。図39はボーナスゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図36のメイン処理プログラムのS14において、ボーナスゲームが入賞していると判断する場合には(S14:YES)、前記図36のS15に進んでボーナスゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図39のS51に進んで、ボーナスゲーム中の抽選処理が行われる。ここでは、ボーナスゲームにおいて、第1の入賞ラインL1上に停止表示される図柄を、各可変表示部21乃至25毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図9の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、第1の入賞ラインL1上に停止表示される図柄が決定されると、これらのコードNo.を介して、図8のテーブルに基づき、当選役及びその配当が決定される。
そして、S52の回転処理においては、可変表示部21乃至25にて各図柄のスクロールが自動的に行われる。
そして、S53の停止制御処理においては、図柄がスクロールしている可変表示部21乃至25における各図柄のスクロールが停止される。
そして、S54の払出処理においては、S53で各可変表示部21乃至25にて停止表示された当選役の図柄組合せに従って、図8のテーブル(但し、「SHARK」の図柄(鮫)が「LOBSTER」の図柄(図7のロブスター)として扱われる)に基づき決定された配当に相当するクレジット等が払い出される。
次に、S55に進んで、ボーナスゲームの実行回数が、前記図36のS12で決定された回数に到達したか否かを判断している。このとき、ボーナスゲームの実行回数が、前記図36のS12で決定された回数に到達していないと判断する場合には(S55:NO)、S51に戻って、上述した処理を繰り返す一方、前記図36のS12で決定された回数に到達したと判断した場合には(S55:YES)、ボーナスゲーム処理プログラムを終了させる。
尚、前記S51においても、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数があらたに決定され、その決定された繰り返し回数は、S55の判断における「前記図36のS12で決定された回数」に加算される。これにより、ボーナスゲーム中にボーナスゲームに当選すると、再びボーナスゲームに移行することができる。具体的に言えば、例えば、20回のボーナスゲームに初めて移行した場合に、そのボーナスゲームの12回目で17回のボーナスゲームに当選したときは、その後は、25回(20回−12回+17回)のボーナスゲームが行われる。
また、ボーナスゲームで最終的にクレジットを獲得できた場合には、当該ボーナスゲームが終了した後に、当該クレジットを賭けたダブルダウンゲームが行われるが、この点については、省略する。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態のスロットマシン1では、LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作と本体39aの押下操作により、25本の入賞ラインL1〜L25の中から有効入賞ラインを決定することできるから、25本の入賞ラインL1〜L25を有効化する設定可能なケースが25通りに及んでも、いずれのケースの設定もその操作は容易であり、また、今後、入賞ラインL1〜L25について設計変更されても、BETジョグダイヤル信号回路57の交換で対応することができるので、ハード構成は現状のままで、それに対応することが可能である。
従って、25本の入賞ラインL1〜L25の中から有効入賞ライン(の数)を決定するに必要なボタンがLINEジョグダイヤル39に集約されていることになる。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、BETジョグダイヤル33のダイヤル部33bの回動操作と本体33a押下操作により、「1」〜「8」のベット数を決定することができるから、ベット数の設定可能なケースが8通りに及んでも、いずれのケースの設定もその操作は容易であり、また、今後、「1」〜「8」のベット数について設計変更されても、LINEジョグダイヤル信号回路58の交換で対応することができるので、ハード構成は現状のままで、それに対応することが可能である。
従って、「1」〜「8」のベット数を決定するに必要なボタンがBETジョグダイヤル33に集約されていることになる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態のスロットマシン1では、LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作と本体39aの押下操作により、25本の入賞ラインL1〜L25の中から有効入賞ラインの数を「1」〜「25」の25通りで決定することできるが、この点、例えば、「1」、「2」、「5」、「20」、「25」の5通りなど、8通りより少ないケースで決定させてもよい。
例えば、本実施の形態のスロットマシン1では、LINEジョグダイヤル39のダイヤル部39bの回動操作と本体39aの押下操作により、25本の入賞ラインL1〜L25の中から有効入賞ラインの数を「1」〜「25」の25通りで決定することできるが、この点、例えば、「1」、「2」、「5」、「20」、「25」の5通りなど、8通りより少ないケースで決定させてもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、BETジョグダイヤル33のダイヤル部33bの回動操作と本体33aの押下操作により、ベット数を「1」〜「8」の8通りで決定することできるが、この点、例えば、「1」、「2」、「3」、「5」、「8」の5通りなど、25通りより少ないケースで決定させてもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1において、通常ゲーム及びボーナスゲームでは、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値の一つとコードNo.の一つが対応する図9の抽選テーブルにより、第1の入賞ラインL1上に停止表示される図柄を各可変表示部21乃至25毎に決定していた。この点、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値の特定範囲がコードNo.の一つに対応する図41の抽選テーブルにより、第1の入賞ラインL1上に停止表示される図柄を各可変表示部21乃至25毎に決定してもよい。
本発明は、有効入賞ラインやベット数を選択する手段に適用しうる。
1 スロットマシン
4 下部液晶ディスプレイ
21〜25 可変表示部
33 BETジョグダイヤル
39 LINEジョグダイヤル
34 BET表示部
40 LINE表示部
50 CPU
101〜110 リール帯
131 BET発光部
132 LINE発光部
L1〜L25 入賞ライン
4 下部液晶ディスプレイ
21〜25 可変表示部
33 BETジョグダイヤル
39 LINEジョグダイヤル
34 BET表示部
40 LINE表示部
50 CPU
101〜110 リール帯
131 BET発光部
132 LINE発光部
L1〜L25 入賞ライン
Claims (4)
- 一又は複数の有効入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せと前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数とに応じて配当を支払う遊技機において、
上下方向に可動する第1上下可動部と前記第1上下可動部の外周上に回転する第1回転部とから構成されるとともに複数の入賞ラインの中から前記有効入賞ラインを選択する第1のボタンと、
前記第1のボタンの第1上下可動部に設けられた第1可変表示部と、を備え、
前記第1のボタンの第1回転部の回転操作により、前記第1可変表示部に数字が可変表示されるとともに、前記第1のボタンの第1上下可動部の押下操作により、前記第1可変表示部に表示されている数字に基づいて前記有効入賞ラインが選択されること、を特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載する遊技機であって、
前記第1のボタンの第1上下可動部に設けられた第1色彩発光部を備え、
前記第1可変表示部に可変表示される数字に対応させて前記第1色彩発光部の色彩を変化させること、を特徴とする遊技機。 - 一又は複数の有効入賞ライン上に停止表示された図柄の組合せと前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数とに応じて配当を支払う遊技機において、
上下方向に可動する第2上下可動部と前記第2上下可動部の外周上に回転する第2回転部とから構成されるとともに前記有効入賞ラインの一つ当たりのベット数を選択する第2のボタンと、
前記第2のボタンの第2上下可動部に設けられた第2可変表示部と、を備え、
前記第2のボタンの第2回転部の回転操作により、前記第2可変表示部に数字が可変表示されるとともに、前記第2のボタンの第2上下可動部の押下操作により、前記第2可変表示部に表示されている数字に基づいて前記ベット数が選択されること、を特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載する遊技機であって、
前記第2のボタンの第2上下可動部に設けられた第2色彩発光部を備え、
前記第2可変表示部に可変表示される数字に対応させて前記第2色彩発光部の色彩を変化させること、を特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004127177A JP2005304858A (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 遊技機 |
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JP2004127177A JP2005304858A (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 遊技機 |
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JP2004127177A Withdrawn JP2005304858A (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 遊技機 |
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Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100822722B1 (ko) | 2006-11-15 | 2008-04-17 | 주식회사 안다미로 | 당첨조건과 베팅액이 하나의 버튼으로 선택되어 구동하는릴게임기. |
JP2008200207A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2008206733A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Olympia:Kk | 押下スイッチ |
JP2016202687A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社北電子 | 遊技機 |
JP2020092891A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | オムロン株式会社 | ゲーミングマシンのスイッチ装置およびゲーミングマシン |
-
2004
- 2004-04-22 JP JP2004127177A patent/JP2005304858A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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