JP2006031232A - 非接触型icカ−ドホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の非接触型ICカードの携行に際して、不使用時には不本意なデータ授受が行われず、使用時には簡便な操作で、所望する非接触型ICカードのみのデータ授受を行うことが出来る非接触型ICカードホルダーを提供する。
【解決手段】 2枚の非接触型ICカードをそれぞれ収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した非導電性材料からなる導電体板ホルダーとからなり、前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触型ICカ−ドを複数枚収納する非接触型ICカ−ドホルダーに関する。
従来、乗車券・定期券等の入出場処理は、磁気券からなる乗車券類を自動改札機本体に投入する投入型自動改札機により行われており、利用者には、入出場毎に定期券等を出し入れしなければならないという不便があった。近時、このような不便を解消する為、定期券等が無線通信機能を備えた非接触型ICカードで構成され、自動改札機本体との間でデータ授受を行って入出場処理を行う方式が普及し始め、利用者は入出場の際、カードリーダである自動改札機のアンテナに非接触型ICカードの定期券等をかざすだけで通過できるという利便性の向上が図られている。またICカードは従来の磁気券に比して記憶容量が大きいので、前記定期券等の入出場処理データ以外に、ストアードフェア(SF)のデータを備えて、駅構内に設けられたストア内での買物や飲食にも利用されることも考えられている。
しかしながら、上記非接触型ICカードを携行するにあたって、定期券入れ等のカードホルダーに非接触型ICカードが1枚だけ入っているときは問題を生じないが、複数の鉄道の社線を乗り継ぐような場合、カードホルダーに複数枚の非接触型ICカードが重なり合って収納されると、カードリーダである自動改札機のアンテナから発生する磁界が複数枚の非接触型ICカードとの間で相互干渉を起こし、誤ったデータの読み出しや書き込みが行われ、例えば入出場が拒否されるというような不都合を発生することが知られている。
そこで、上記の不都合を解消すべく、「非接触型ICカードがそれぞれ収納される複数のカード収納部を備えた非接触型ICカードホルダーであって、前記カード収納部間に隔壁部を設けるとともに、前記隔壁部に導電体部を設けたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー」或いは「前記隔壁部に前記導電体部を挟んで第1及び第2の磁性体部を設けたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー」で、「所望のICカードが収納されるカード収納部面をカードリーダ上に載置、またはかざした場合、所望のICカードの読み出しや書き込みが可能になるとともに、カードリーダから発生する発振磁界は前記導電体部により遮断されて他のICカードに影響を与えない」非接触型ICカードホルダーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−268146号公報
しかしながら、前記特許文献記載の非接触型ICカードホルダーでは、導電体部を挟んで収納された非接触型ICカードそれぞれは、カードリーダから発生する発振磁界に電磁結合する状態にある為、カードリーダの通信エリア内に入ると自動的にデータの授受が行われ、使用しないつもりのカードから、意に反したデータの授受が行われ、損害を蒙る惧れもあった。また、定期券等の場合、カードリーダのアンテナに対し非接触型ICカードホルダーが正面からかざされず、例えば、斜め向きにかざされた場合には、所望しない側のカードの誤ったデータの授受が行われ、入出場が拒否されるというような不都合が発生する事態もあった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであって、複数の非接触型ICカードの携行に際して、不使用時には不本意なデータ授受が行われず、使用時には簡便な操作で、所望する非接触型ICカードのみのデータ授受を行うことが出来る非接触型ICカードホルダーを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、2枚の非接触型ICカードをそれぞれ収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した非導電性材料からなる導電体板ホルダーとからなり、前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダーである。
請求項2の発明は、請求項1記載の非接触型ICカードホルダーを複数部重ね一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダーである。
請求項3の発明は、2枚の非接触型ICカードが積層状で且つ相互に間隙を有して収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した導電体板ホルダーとからなり、前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダーである。
請求項4の発明は、前記2枚の非接触型ICカード相互の間隙が、前記カードホルダー内に一体に設けられた隔壁によって形成された間隙であることを特徴とする請求項3記載の非接触型ICカードホルダーである。
請求項5の発明は、前記非接触型ICカードホルダーを複数部重ね一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする請求項3又は4記載の非接触型ICカードホルダーである。
本発明の非接触型ICカードホルダーは、複数の非接触型ICカードの携行に際して、不使用時には、2枚のカードホルダー間に導電体板ホルダーを位置させれば、それぞれの非接触型ICカードが導電体板に極めて近接するので、それぞれの非接触型ICカードはカードリーダから発生する発振磁界に電磁結合せず、不本意なデータ授受が行われることがなく、使用時には、極めて簡便な操作すなわち所望する非接触型ICカードをもう一方の非接触型ICカード側に見開き廻動する操作と所望する非接触型ICカードの面をカードリーダにかざす操作によって、所望する非接触型ICカードのみがカードリーダから発生する発振磁界に電磁結合してデータ授受を行うことが出来、誤ったデータの授受による損害を防ぐことが出来るという効果がある。
また、カードリーダのアンテナに対し、非接触型ICカードホルダーが斜め向き等正対しない状態でかざされても、所望しない非接触型ICカードは導電体板に極めて近接しているので、カードリーダから発生する発振磁界に電磁結合せず、誤ったデータの授受が行われないので、定期券等の場合、入出場が拒否されるというような不都合が発生することがない。
上記本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。図1は本発明に係る非接触型ICカードホルダーの実施例の説明用斜視図。図2は同じく実施例の不使用時の折り重ね状態を示す横断面図。図3(a)は同じく実施例のカードAの使用状態を示す説明用横断面図。図3(b)は同じく実施例のカードBの使用状態を示す説明用横断面図。図4は図1の実施例の展開例を示す説明用斜視図である。図5は本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第二の実施例の不使用時における折り重ね状態を示す説明用横断面図。図6(a)は本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第三の実施例の説明用斜視図。図6(b)は同じく第三の実施例を、背面から見た説明用斜視図。図7は同じく第三の実施例の、カードAの使用状態を示す説明用横断面図。図8は本発明に係る非接触型ICカードホルダーにおいて、複数枚の非接触型ICカードの使用状態を説明する為の模式図である。
非接触型ICカードホルダーは、2枚の非接触型ICカードをそれぞれ収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した非導電性材料からなる導電体板ホルダーとを重ね、各前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じて構成されている。
図1は本発明に係る非接触型ICカードホルダーの実施例の説明用斜視図で、長尺のプラスチックシートが両外側端でそれぞれ二つ折りにされ、一方の端辺をカードホルダー開放端縁14とし他の三方の端辺をそれぞれ溶着してカードホルダー溶着端縁11、12、13とし、カードホルダー外壁5とカードホルダー内壁6によってポケット状に形成し、前記カードホルダー開放端縁14より非接触型ICカードAを出し入れ可能としたカードホルダー2と、同様に一方の端辺をカードホルダー開放端縁18とし他の三方の端辺をそれぞれ溶着してカードホルダー溶着端縁15、16、17とし、カードホルダー外壁7とカードホルダー内壁8によってポケット状に形成し、前記カードホルダー開放端縁18より非接触型ICカードBを出し入れ可能としたカードホルダー3と、長尺のプラスチックシートが二つ折りにされ、三方の端辺をそれぞれ溶着して導電体板ホルダー溶着端縁19、20、21とし、導電体板ホルダー構成壁9及び10によってポケット状に形成された導電体板ホルダー4内に導電体板Cを収納したのち開放した一方の端辺を前記カードホルダー2及び3間の導電体板ホルダー溶着縁22に溶着して封入し、非接触型ICカードホルダー1を構成したものを示している。
カードホルダー2、3及び導電体板ホルダー4は共に、通常使用される非接触型ICカードが角丸の方形状であるので、方形状に形成されたホルダーで、実施例では見開き可能に綴じられた方向の一辺を出し入れ口とし、他の三辺が溶着され、非接触型ICカード及び導電体板を収容する内容積を有してそれぞれ形成されている。尚、導電体板ホルダー4は四辺を溶着し導電体板を封入する構成とすることも出来る。材質としては、電波を通過させる非導電体材料、例えばプラスチックでは軟質の塩化ビニル樹脂シートが加工上最適で、0.3mmから1.0mmの範囲のシート厚さが好適である。又、定期券等の用途面からは皮革、布帛なども使用することができる。さらに、真空成形法や射出成形法を用いた硬質のプラスチック成形品からなるホルダーとしても良い。
導電体板Cは、複数枚の非接触型ICカードを携行する際、非接触型ICカードがカードリーダから発生する発振磁界に電磁結合しないようにブロックするもので、用いられる材料としては、導電性材料である例えばアルミニウム、銅、鉄、ニッケル等の金属材料或いはブリキ等の合金材料が使用できる。導電体板Cの形状及び大きさは、非接触型ICカードA及びBのアンテナ(平面アンテナで、カード面の大きさに形成されるループコイルアンテナ)を被って発振磁界を遮断するために、非接触型ICカードA及びBのカード面に等しい大きさとすることが望ましい。又、厚さは薄い箔状のシートを用いても良いが、折り曲げ等耐久性を考えた場合、プレート状とすることが望ましい。
図2は、図1に示した実施例の非接触型ICカードホルダー1の、不使用時の折り重ね状態を示す横断面図で、カードホルダー外壁5及び7とカードホルダー内壁6及び8でそれぞれ形成されたポケット状のカードホルダー2及び3に収納された非接触型ICカードA及びBそれぞれは、導電体板ホルダー構成壁9及び10間に封入された導電体板Cに積層状に近接している。この為カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は導電体板Cにより生じる渦電流により打ち消され、非接触型ICカードA及びBのアンテナSとは電磁結合せず、カードリーダR側から非接触型ICカードA及びBに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。
図3(a)は、図1に示した実施例の非接触型ICカードホルダー1の、非接触型ICカードAの使用状態を示す説明用横断面図で、図2に示した実施例の非接触型ICカードホルダー1の折り重ね状態から、カードホルダー2が導電体板ホルダー溶着縁22を中心線として見開き状に廻動され、カードホルダー3側に積層状に重ね合わされ、前記非接触型ICカードA側すなわちカードホルダー2のカードホルダー内壁6側が、カードリーダRにかざされた状態を示しており、このとき、非接触型ICカードBは前項記載のように、導電体板ホルダー構成壁9及び10間に封入された導電体板Cに積層状に近接している為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は導電体板Cにより生じる渦電流により打ち消され、非接触型ICカードBのアンテナSとは電磁結合せず、カードリーダR側から非接触型ICカードBに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。非接触型ICカードAは、導電体板Cとの間に非接触型ICカードBを介して近接しておらず、且つ非接触型ICカードBとの間にそれぞれカードホルダー外壁5及び7によって形成される若干の間隙を有している為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は、非接触型ICカードAとの間に磁路を形成し、非接触型ICカードAのアンテナコイルSと電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。前記非接触型ICカードA及びB間に形成される若干の間隙は、カードホルダー外壁5及び7の積層によって約1mm程度の厚さからなる間隙が望ましい。
同様に、図3(b)は、図1に示した実施例の非接触型ICカードホルダー1の、非接触型ICカードBの使用状態を示す説明用横断面図で、図2に示した実施例の非接触型ICカードホルダー1の折り重ね状態から、カードホルダー3が導電体板ホルダー溶着縁22を中心線として見開き状に廻動され、カードホルダー2側に積層状に重ね合わされ、前記非接触型ICカードB側すなわちカードホルダー3のカードホルダー内壁8側が、カードリーダRにかざされた状態を示しており、非接触型ICカードBは、導電体板Cとの間に非接触型ICカードAを介して近接しておらず、且つ非接触型ICカードAとの間にそれぞれカードホルダー外壁5及び7によって形成される若干の間隙を有している為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は、非接触型ICカードAとの間に磁路を形成し、非接触型ICカードAのアンテナコイルSと電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。このとき、非接触型ICカードAは前項記載のように、導電体板ホルダー構成壁9及び10間に封入された導電体板Cに積層状に近接している為、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。
図4は、本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、図1の実施例の展開例を示す説明用斜視図で、図1に示した非接触型ICカードホルダーの実施例の外側に表紙部分を取り付けたものであって、長尺のプラスチックシートが両外側端でそれぞれ二つ折りにされ、一方の端辺を表紙開放端縁36とし他の三方の端辺をそれぞれ溶着して表紙溶着端縁33、34、35とし、表紙外壁29と表紙内壁30によってポケット状に形成し、前記表紙開放端縁36より携行する他のカード類例えば名刺等を出し入れ可能とした表紙27と、同様に一方の端辺を表紙開放端縁40とし他の三方の端辺をそれぞれ溶着して表紙溶着端縁37、38、39とし、表紙外壁31と表紙内壁32によってポケット状に形成し、前記表紙開放端縁40より携行する他のカード類例えば名刺等を出し入れ可能とした表紙28とからなる表紙が、前述の導電体板ホルダー取付溶着縁22部分に取り付け、溶着された状態を示している。図示は省略するが、例えば非接触型ICカードAの使用にあたって、非接触型ICカードAがカードリーダにかざされる状態では、非接触型ICカードBが導電体板Cに近接状態で、且つ各ホルダー及び表紙の見開き状の廻動操作により、非接触型ICカードA及びBの間には、カードホルダー外壁5及び7、表紙内壁30及び32、表紙外壁29及び31の積層による間隙を形成する為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界による非接触型ICカードAとの間の磁路形成が確実に行われ、カードリーダ側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。本展開例によれば、非接触型ICカード以外のカードの携行も可能となるばかりでなく、前記表紙外壁29及び表紙外壁31の表面に印刷加工等を施せば、定期券入れ等の体裁がさらに好ましいものとなる。、
図5は、本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第二の実施例の不使用時における折り重ね状態を示す説明用横断面図で、カードホルダー外壁5とカードホルダー内壁6との間に間隙板封入壁23を設け、前記カードホルダー外壁5と間隙板封入壁23の間に間隙板Dを収納し、図示は省略するがカードホルダー溶着端縁11及び13並びに図示のカードホルダー溶着端縁12及び間隙板封入溶着縁25を溶着して、前記間隙板Dを封入するとともに、一方の端辺をカードホルダー開放端縁14とし他の三方の端辺をカードホルダー溶着端縁11、12、13で溶着し、前記間隙板封入壁23とカードホルダー内壁6によってポケット状に形成され、前記カードホルダー開放端縁14より非接触型ICカードAを出し入れ可能としたカードホルダー52と、同様にカードホルダー外壁7とカードホルダー内壁8との間に間隙板封入壁24を設け、前記カードホルダー外壁7と間隙板封入壁24の間に間隙板Eを収納し、図示は省略するがカードホルダー溶着端縁15及び17並びに図示のカードホルダー溶着端縁16及び間隙板封入溶着縁26を溶着して、前記間隙板Eを封入するとともに、一方の端辺をカードホルダー開放端縁18とし他の三方の端辺をカードホルダー溶着端縁15、16、17で溶着し、前記間隙板封入壁24とカードホルダー内壁8によってポケット状に形成され、前記カードホルダー開放端縁18より非接触型ICカードBを出し入れ可能としたカードホルダー53と、三方の端辺をそれぞれ溶着して導電体板ホルダー溶着端縁19(図示省略)、20、21(図示省略)とし、導電体板ホルダー構成壁9及び10によってポケット状に形成された導電体板ホルダー54内に導電体板Cを収納したのち、開放した一方の端辺を前記カードホルダー52及び53間の導電体板ホルダー溶着縁22に溶着して封入した非接触型ICカードホルダー51であって、折り重ねられた前記カードホルダー52及び53に収納された非接触型ICカードA及びBそれぞれが、導電体板ホルダー構成壁9及び10間に封入された導電体板Cに積層状に近接した状態を示している。
図示しないが、使用にあたり、例えば図4に示した実施例の非接触型ICカードホルダー51の折り重ね状態から、カードホルダー52が導電体板ホルダー溶着縁22を中心線として見開き状に廻動され、カードホルダー53側に積層状に重ね合わされたとき、非接触型ICカードA及びBの間に、間隙板封入壁23、間隙板D、カードホルダー外壁5及び7、間隙板E、間隙板封入壁24の積層によって形成される間隙を有している為、非接触型ICカードA側をカードリーダRにかざされた時、カードリーダRのアンテナ基板103に形成されたアンテナコイル102から発生する発振磁界による非接触型ICカードAとの間の磁路形成をさらに確実に行うことができ、非接触型ICカードAのアンテナコイル101と電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。非接触型ICカードBの使用に関しても、詳述しないが同様である。尚、前記間隙を形成する為に封入される間隙板D及びEは特に限定されないが、硬質のプラスチック板若しくは板紙等を用いることが出来、大きさは非接触型ICカード本体と同等とすることが望ましい。
図6(a)は本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第三の実施例の説明用斜視図。(b)は同じく第三の実施例を背面から見た説明用斜視図で、収納される非接触型ICカードA及びBよりやや大きい面を有したプラスチックシートからなるカードホルダー隔壁104の表裏面に、それぞれ長手方向にやや短尺なプラスチックシートからなるカードホルダー内壁106とカードホルダー外壁107とを積層状に重ね合わせ、一方の短尺側端辺をカードホルダー開放端縁112及び113とし他の三方の端辺をそれぞれ溶着してカードホルダー溶着端縁109、110、111としてポケット状に形成し、前記カードホルダー開放端縁112及び113よりそれぞれ非接触型ICカードA及びBを出し入れ可能としたカードホルダー102と、長尺のプラスチックシートが二つ折りにされ、三方の端辺をそれぞれ溶着して導電体板ホルダー溶着端縁114、115、116とし、前記カードホルダー隔壁104と略等しい大きさを有する導電体板ホルダー構成壁107及び108によってポケット状に形成された導電体板ホルダー103内に導電体板Cを収納したのち開放した一方の端辺を、前記カードホルダー隔壁104の端縁の導電体板ホルダー溶着縁117にて溶着して封入するとともに、該導電体板ホルダー溶着縁117を中心線として見開き状に廻動可能な非接触型ICカードホルダー101を構成した状態を示している。
図7は同じく第三の実施例における、非接触型ICカードAの使用状態を示す説明用横断面図で、導電体板ホルダー102が見開き状に廻動されてカードホルダー103の非接触型ICカードB側に積層状に重ね合わされ、前記非接触型ICカードA側すなわちカードホルダー103のカードホルダー外壁105側が、カードリーダRにかざされた状態を示しており、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は、非接触型ICカードAとの間に磁路を形成し、非接触型ICカードAのアンテナコイルSと電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。このとき、非接触型ICカードBは導電体板ホルダー構成壁107及び108間に封入された導電体板Cに積層状に近接している為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は導電体板Cにより生じる渦電流により打ち消され、非接触型ICカードBのアンテナSとは電磁結合せず、カードリーダR側から非接触型ICカードBに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。
図示は省略するが、非接触型ICカードBの使用に際しては、導電体板ホルダー102が見開き状に廻動されてカードホルダー103の非接触型ICカードA側に積層状に重ね合わされ、前記非接触型ICカードB側すなわちカードホルダー103のカードホルダー外壁106側が、カードリーダRにかざされた状態となることにより、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は、非接触型ICカードBとの間に磁路を形成し、非接触型ICカードBのアンテナコイルSと電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードBに対してのデータの読み取りや書き込みが行われる。このとき、非接触型ICカードAは導電体板ホルダー構成壁107及び108間に封入された導電体板Cに積層状に近接している為、カードリーダRのアンテナ基板Uに形成されたアンテナコイルTから発生する発振磁界は導電体板Cにより生じる渦電流により打ち消され、非接触型ICカードAのアンテナSとは電磁結合せず、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。
図8(a)〜(d)は本発明に係る非接触型ICカードホルダーにおいて、複数枚の非接触型ICカードの使用状態を説明する為の模式図で、煩雑さを避ける為、図示は省略したが、非接触型ICカードA、B、X、Yがそれぞれ出し入れ可能に収納されているカードホルダー或いは非接触型ICカードA及びB、X及びYがカードホルダー内に一体に設けられた隔壁の表裏に積層状に出し入れ可能に収納されているカードホルダー、及び導電体板C、Zがそれぞれ収納されている導電体板ホルダーはホルダーの一辺で見開き可能に綴じられているものである。
図8(a)は非接触型ICカードAがカードリーダRにかざされた状態を表しており、このとき他の非接触型ICカードB及びXは導電体板Cに、非接触型ICカードYは導電体板Zに近接しており、前述のようにカードリーダRのアンテナ基板に形成されたアンテナコイルから発生する発振磁界は、非接触型ICカードAとの間に磁路を形成し、非接触型ICカードAのアンテナコイルと電磁結合して、カードリーダR側から非接触型ICカードAに対してのデータの読み取りや書き込みが行われ、非接触型ICカードB、X及びYはそれぞれ導電体板C及びZに積層状に近接している為、カードリーダRのアンテナ基板に形成されたアンテナコイルから発生する発振磁界は導電体板Cにより生じる渦電流により打ち消され、非接触型ICカードB、X及びYのアンテナとは電磁結合せず、カードリーダR側から非接触型ICカードB、X及びYに対してのデータの読み取りや書き込みは行われない。
前項記載と同様に、図8(b)では非接触型ICカードBがカードリーダRにかざされてデータの読み取りや書き込みが行われ、非接触型ICカードA、X及びYのデータの読み取りや書き込みは行われない。図8(c)では非接触型ICカードXがカードリーダRにかざされてデータの読み取りや書き込みが行われ、非接触型ICカードY、A及びBのデータの読み取りや書き込みは行われない。図8(d)では非接触型ICカードYがカードリーダRにかざされてデータの読み取りや書き込みが行われ、非接触型ICカードX、B及びAのデータの読み取りや書き込みは行われない。上記のように、本発明によれば複数枚の非接触型ICカードの使用において、所望の非接触型ICカードのみのデータ授受が行われ、使用しない非接触型ICカードのデータ授受が行われることが無い。
本発明に係る非接触型ICカードホルダーの実施例の説明用斜視図。 同じく実施例の不使用時の折り重ね状態を示す横断面図。 (a)同じく実施例のカードAの使用状態を示す説明用横断面図。 (b)同じく実施例のカードBの使用状態を示す説明用横断面図。 図1の実施例の展開例を示す説明用斜視図。 本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第二の実施例の不使用時における折り重ね状態を示す説明用横断面図。 (a)本発明に係る非接触型ICカードホルダーの、第三の実施例の説明用斜視図。 (b)同じく第三の実施例を、背面から見た説明用斜視図。 同じく第三の実施例の、カードAの使用状態を示す説明用横断面図。 (a)〜(d)本発明に係る非接触型ICカードホルダーにおいて、複数枚の非接触型ICカードの使用状態を説明する為の模式図。
符号の説明
A、B、X、Y 非接触型ICカード
C、Z 導電体板
D、E 間隙板
R カードリーダ
S 非接触型ICカードのアンテナコイル
T カードリーダのアンテナコイル
U カードリーダのアンテナ基板
1、51、101 非接触型ICカードホルダー
2、3、52、53、102 カードホルダー
4、54、103 導電体板ホルダー
104 カードホルダー隔壁
5、7、105 カードホルダー外壁
6、8、106 カードホルダー内壁
9、10、107、108 導電体板ホルダー構成壁
11〜13、15〜17、109〜111 カードホルダー溶着端縁
14、18、112、113 カードホルダー開放端縁
19〜21、114〜116 導電体板ホルダー溶着端縁
22、117 導電体板ホルダー取付溶着縁
23、24 間隙板封入壁
25、26 間隙板封入溶着縁
27、28 表紙
29、31 表紙外壁
30、32 表紙内壁
33〜35、37〜39 表紙溶着端縁
36、40 表紙開放端縁

Claims (5)

  1. 2枚の非接触型ICカードをそれぞれ収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した非導電性材料からなる導電体板ホルダーとからなり、前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー。
  2. 請求項1記載の非接触型ICカードホルダーを複数部重ね一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー。
  3. 2枚の非接触型ICカードが積層状で且つ相互に間隙を有して収納及び出し入れ可能な非導電性材料からなるカードホルダーと、1枚の導電性材料からなる導電体板を収納した導電体板ホルダーとからなり、前記カードホルダー及び導電体板ホルダーの一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする非接触型ICカードホルダー。
  4. 前記2枚の非接触型ICカード相互の間隙が、前記カードホルダー内に一体に設けられた隔壁によって形成された間隙であることを特徴とする請求項3記載の非接触型ICカードホルダー。
  5. 前記非接触型ICカードホルダーを複数部重ね一辺で見開き可能に綴じたことを特徴とする請求項3又は4記載の非接触型ICカードホルダー。

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