JP2006141769A - 携帯用カード収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
この発明は、携帯用カード収納具において、スキミング機器から放射される電磁波等の透過を防ぎ、カード所有者が気付かないうちにカード情報がスキミングされることを防止することができる携帯用カード収納具を提供することを目的とする。
【解決手段】
情報を記録した情報カードCを覆う後カバー22、前カバー23と、前記情報カードCを保持する収納部21とを備え、
前記後カバー22または前カバー23の少なくとも一部に、電磁波の透過を防止する部材で形成する電磁波シールド材3を備えた
カードケース2。
【選択図】 図2

Description

この発明は、磁気カードやICカード等の情報を記録するカードを携帯する際に用いる携帯用カード収納具に関する。
近年、クレジットカードやキャッシュカードさらには定期券などで、情報を記録する磁気カードやICカードが普及しており、売買決済などを現金を用いずに行うことができる。
しかし、このようにカードが普及してくると、カードに記録した情報を、端末装置に取付けた不正読み取り機で盗み取る、いわゆる「スキミング」といった行為が横行し、カードが偽造されたり、情報が書き換えられるといった問題が社会問題化している。
この問題に対して、端末装置でのカード情報の読取りの際に「スキミング」が行われるとの前提で、端末装置にスキミング防止機能を設けてスキミングを防止したり(特許文献1参照)、不正読み取り機の取付けを端末装置自身が検出し、動作を停止させてスキミングを防止する方法等が提案されていた(特許文献2参照)。
特開2003−233620号公報 特開2004−054670号公報
しかしながら、スキミング技術は進歩しており、端末装置でカード情報を読取る時以外でも、スキミングできる機器が開発されるおそれがある。例えば、電磁波等を照射して服の上からカードに非接触でスキミングを行う機器等が考えられる。
このような機器によって、カードに非接触でスキミングが行われると、例えば満員電車の乗車中などに、カード所有者が気付かないうちにカード情報がスキミングされるおそれが生じる。
すなわち、カード所有者は、一般に磁気カードやICカードを、財布や定期入れ等の携帯用カード収納具に入れて携帯しているが、これら携帯用カード収納具は、革や布等で構成されている。このため、携帯用カード収納具は、スキミング機器から照射される電磁波等を透過させてしまい、カード所有者が気付かないうちにカード情報がスキミングされるおそれがある。
そこで、この発明は、携帯用カード収納具において、スキミング機器から放射される電磁波等の透過を防ぎ、カード所有者が気付かないうちにカード情報がスキミングされることを防止することができる携帯用カード収納具を提供することを目的とする。
この発明は、情報を記録したカードを覆う覆体と、前記カードを保持する保持部とを備え、前記覆体の少なくとも一部に、電磁波の透過を防止する部材で形成する電磁波透過防止部を備えたことを特徴とする。
前記カードは、非接触型ICカード、磁気カード又は接触型ICカードを含む。
前記電磁波の透過を防止する部材は、外部からの電磁波の透過を遮断する部材、又は若干の電磁波の透過を許容する部材を含む。ここで、若干の電磁波は、例えば非接触型ICカードが作動し得ない程度の電磁波を指す。これらの部材としては、アルミニウム、鉄、ケイ素、コバルトならびにニッケル等の金属類を使用できる。
また、前記電磁波の透過を防止する部材は、銀などをコーティングした電磁波シールドや磁気を透過しない磁気シールド等も含む概念である。
覆体の形状は、板状、布状、メッシュ状、繊維状等、適宜の形状とすることができる。また、電磁波の透過を防止する部材が液体状のものであれば、携帯用カード収納具の素材に、直接塗布、吹き付け、含侵、蒸着等をして、完全に携帯用カード収納具に一体化してもよい。
上記構成によれば、電磁波透過防止部を設けたことにより、携帯用カード収納具が外部からの電磁波の透過を防ぐことになる。
すなわち、この携帯用カード収納具によれば、外部からの電磁波の透過を防ぐことができるため、カード情報がスキミングされることを防止することができる。
この発明の態様として、前記電磁波透過防止部を、前記カードの少なくとも片面を覆う形状に形成することができる。
上記構成によれば、磁気カード又は接触型ICカードの場合には、磁気部又は接触端子がカード本体の片面にのみ存在するため、磁気部又は接触端子側面を覆うことで、外部からの電磁波の透過を防止することになる。
また、非接触型ICカードの場合は、表裏を問わず、一方の片面を覆うことによって、前記電磁波透過防止部側からの電磁波の透過を電磁波透過防止部によって防止するとともに、前記電磁波透過防止部の反対側からの電磁波については、電磁波透過防止部が非接触型ICカードの裏面に存在することにより、電磁波が非接触型ICカードを透過しないため、非接触型ICカードは作動しない。従って、カード情報を発信せず、スキミング機器によって、カード情報がカード所有者の気付かないうちにスキミングされることを防止することができる。
また、この発明の態様として、前記覆体を、少なくとも2つの面状体の各一部を互いに固着した重ね合わせ構造で形成し、前記カードの両面を覆う構成とすることができる。
前記面状体は、板状部材、布状部材、メッシュ状部材または繊維状部材を面状に形成した部材を含む。
前記固着は、溶着、接着、 貼着、縫着、蝋着等を含む。
重ね合わせ構造は、それぞれが同一形状に形成した面状体の重ね合わせ、それぞれが異形状に形成した面状体の重ね合わせを含み、また、それぞれが同一部材によって形成した面状体の重ね合わせ、それぞれが異部材によって形成した面状体の重ね合わせを含む。
また、2枚の面状体の重ね合わせ、2枚以上の面状体の重ね合わせを含む。
これにより、2つ以上の面状体で覆体を形成するとともに、各面部材の間に保持部も形成することができる。したがって、カードの外形よりわずかに大きな携帯用カード収納具を形成することができ、携帯用カード収納具に収納したカードを通常のカード収納部を備えた財布に収納することができる。
これにより、電磁波透過防止機能を有さない普通の財布や定期入れに収納した場合であっても、電磁波の透過を防止することができる。
また、この発明の態様として、前記覆体を、前記電磁波透過防止部を有する面状体を折畳んで形成し、前記カードの両面を覆う構成することができる。
前記面状体は、板状部材、布状部材、メッシュ状部材または繊維状部材を面状に形成した部材を含む。
これにより、面状体を折り畳んで覆体を形成するとともに、各面部材の間に保持部も形成することができる。したがって、カードの外形よりわずかに大きな携帯用カード収納具を形成することができ、携帯用カード収納具に収納したカードを使用中の財布に収納することができる。
これにより、電磁波透過防止機能を有さない普通の財布や定期入れに収納した場合であっても、電磁波の透過を防止することができる。
この発明によれば、外部からの電磁波の透過を防ぐことができるため、カード情報がスキミングされることを防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
まず、情報カードC(C1、C2、C3)の斜視図を示す図1とともに、情報カードCについて説明する。
クレジットカード、キャッシュカード、レンタル店の会員証、診察券等に用いられる情報カードCは、図1に示すような非接触型ICカードC1、磁気カードC2および接触型ICカードC3に大別される。これらの情報カードCは、プラスチック製のカード体10に情報記録媒体を設け、情報を記録するように構成している。
非接触型ICカードC1は、カード体10の周縁部にアンテナコイル11を設け、そのアンテナコイル11の端部にICチップ12を設けている。このICチップ12にメモリ(情報記憶媒体)を内蔵しており、このメモリ内の情報を読み取ることで、端末装置と情報のやり取りを行う。
非接触型ICカードC1は、図示しない端末装置から発信された電磁波Gがアンテナコイル11の内側を通過することでアンテナコイル11に電力が生じ、非接触型ICカードC1は生じた電力によってメモリ内の情報を発信する。したがって、端末装置は非接触型ICカードC1より発信された情報を受信することができる。
なお、非接触型ICカードC1のデータ伝送距離(電波飛距離)は、2mm以下のものや1000mm以上のもの等、適宜の距離に設定する。
また、磁気カードC2は、カード体10に一条の磁気ストライプ13(情報記録媒体)を設け、この磁気ストライプ13に情報を記録している。この磁気ストライプ13の情報を読み取ることで、端末装置と情報のやり取りを行う。
なお、具体的な磁気カードC2と端末装置の情報のやり取りは公知であるため、説明を省略する。
また、接触型ICカードC3は、カード体に接続端子14を設け、その接続端子14にICチップ12をカード体10で接続している。このICチップ12にメモリ(情報記憶媒体)を内蔵しており、このメモリ内の情報を読み取ることで、端末装置と情報のやり取りを行う。
なお、磁気カードC2同様、接触型ICカードC3と端末装置の情報のやり取りも、公知であるため、説明を省略する。
これらの情報カードCに対して、スキミング機器から電磁波等が照射されることで、メモリや磁気ストライプ13に記録された情報がスキミングされ、カードの偽造が行われたり、また、これらの情報の書き換え等が行われる。
重合せ式カードケース2aの説明図を示す図2と、折畳固定式カードケース2bの斜視図を示す図3と、カードケース2の使用状態の斜視図を示す図4とともに、カードケース2について説明する。
図2(a)は横型の重合せ式カードケース2aの表面を示す斜視図、(b)は横型の重合せ式カードケース2aの裏面を示す斜視図である。また、(c)は縦型の重合せ式カードケース2aの表面を示す斜視図、(d)は縦型の重合せ式カードケース2aの裏面を示す斜視図である。
なお、重合せ式カードケース2aは情報カードCの外形よりわずかに大きな平面視略長方形の後カバー22と、収納した情報カードCの一部が露出する大きさの平面視略長方形の前カバー23とを重ね合わせて、縁部を溶着して平面視略長方形の収納部21を形成している。また、(a)に示すように後カバー22を電磁波の透過を防止する電磁波シールド材3で形成し、収納した情報カードCの表示面が視認できるように前カバー23を透明な板材(例えばPET(ポリエチレン・テレフタレート))で形成してもよい。なお、(c)に示すように後カバー22、前カバー23ともに電磁波シールド材3で形成してもよく、この場合でも情報カードCの表示面は開口部25で一部を視認できる。
図3は横型の折畳固定式カードケース2bを示す。横型の折畳固定式カードケース2bは、縦方向に並列に並べた2枚の情報カードCよりひと回り大きな略長方形の電磁波シールド材3を、折畳み状態で収納した情報カードCの一部が視認できる長さで折畳み、後カバー22と前カバー23とが重なっている両側縁部を溶着して収納部21を形成している。
なお、電磁波シールド材3は、メッシュ状の生地に高純度の銀をコーティングしたものを用いて構成している。なお、この電磁波シールドは、電磁波の透過を防止するシールド材であれば、特にこうした構成に限定されるものではない。
また、本実施例において、後カバー22と前カバー23とを溶着して収納部21を形成しているが、接着剤による接着、または糸状合成繊維等で縫着してもよい。
なお、カードケース2に収納した情報カードCを容易に取出すために、図2(a)および図3に示すように横型のカードケース2の場合は、収納部21の前面の前カバー23縁部に切欠部24を備えている。また、図2(b)に示すように縦型のカードケース2の場合は、収納部21の前面の前カバー23中央に楕円形の開口部25を備えている。
上記構成により、収納したカードケース2の少なくとも片面を電磁波シールド材3で被覆していることでスキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができる。例えば、非接触型ICカードC1であれば、図2(C)に示すように、電磁波Gが後カバー22で遮断され通信できない。よって、情報カードCのカード情報をスキミングから防ぐことができる。
したがって、カード所有者が気付かないうちに、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
また、カードケース2は情報カードCの外形よりわずかに大きい形状であるため、図4に示すようにカードケース2に収納した状態の情報カードCを、利用中の財布4のカード収納部41に収納することができる。
これにより、電磁波シールド材3を備えない通常の財布4に収納した場合であっても、スキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができる。したがって、デザインや質感によって利用者の気に入った財布4をそのままの状態で使用し続けることができ、当該財布4を使用していてもカード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
見開き式カードケース2cの表面側の斜視図を示す図5(a)と、見開き式カードケース2cの裏面側の斜視図を示す図5(b)とともに見開き式カードケース2cについて説明する。
見開き式カードケース2cは、牛革の表面皮51に高純度の銀をコーティングしたもの電磁波シールド材3で構成し、この牛革を形崩れしない程度の剛性(厚み)に設定し、略長方形に形成している。
図5(b)に示すように開いた状態の見開き式カードケース2cの内表面52の左右には、情報カードCの手前両側角部を保持する保持ポケット54と奥側のカード体10を保持する保持バンド55とで構成した保持部53を備えている。なお、保持バンド55は、内表面52と保持バンド55内面とでカード体10の断面形状と略同一の空間を形成している。
従って、情報カードCは、内表面52に沿って、保持バンド55を通過して、カード体10の手前両角部を左右の保持ポケット54に挿入することで保持部53に収納することができる。
また、見開き式カードケース2cには左右の内面側に同様の保持部53を備えているため、2枚の情報カードCを見開き式カードケース2cに備えることができる。
なお、見開き式カードケース2cは内表面52の左右に2枚の情報カードCを収納して、表面皮51の左右を、情報カードCが内側になるように中央部で二つ折りに折り畳んで、折り畳み状態で携帯することができる。
上記構成により、見開き式カードケース2cを二つ折りに折り畳むことができるため、携帯時にスキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができ、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。また見開き式カードケース2cを折り畳むことでかさばることがないため、携帯性が高まる。
ホルダー式カードケース2dの斜視図を示す図6とともにホルダー式カードケース2dについて説明する。
ホルダー式カードケース2dは、側面に溝状の凹部62を備えた側面視逆コの字型断面のホルダー部61と、ホルダ部61の凹部62内面に一辺を挟んで備えた2枚のシート63とで構成している。
ホルダ部61の幅は、情報カードCの幅よりわずかに広く、内側の凹部の高さは、2枚のシート63の肉厚と1枚の情報カードCの肉厚とを合わせた厚みよりわずかに低く、奥行き深さはカードケース2を凹部62に挿着した際に、情報カードCを保持するための適宜の深さで形成している。
なお、ホルダ部61は、情報カードCを挟持するための適宜の弾力性を有する樹脂製部材である。
また、シート63は、情報カードCの外形よりひと回り大きな略四角形で形成し、一端をホルダ部61の凹部62に固定し、他方を自由端としている。
本実施例においては、2枚のシート63(63a、63b)のうち一枚のシート63aをメッシュ状の生地に高純度の銀をコーティングした電磁波シールド材3で形成している
上記構成により、2枚のシート63を上下に広げて、情報カードCの一方を、ホルダ部61の凹部62に挿着し、2枚のシート63で情報カードCの上下を挟んで使用することができる。
これにより、スキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができ、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
また、電磁波シールド材3で形成したシート63aを開いた状態では、電磁波の透過が許容されるため、非接触で端末装置(図示せず)と情報のやり取りを行う非接触型ICカードC1を携帯している場合には、シート63aを上に広げるだけで情報のやり取りが行え、利便性を高めることができる。
ソケット式カードケース2eの斜視図を示す図7とともにソケット式カードケース2eについて説明する。
ソケット式カードケース2eは、略四角形の本体部71の3辺の縁部を内側にロールさせてガイド部72を形成している。
なお、本体部71の上面とガイド部72の下端との間は、情報カードCの肉厚と略同一の間隔を形成している。
また、本体部71とガイド部72とは、金属製の板状の電磁波シールド材3で一体形成している。
上記構成により、左右の本体部71の上面とガイド部72の下端との間に情報カードCの両側を挿入し、ガイド部72に沿って、情報カードCの奥側端部が奥のガイド部72に達するまで押し込むことで、情報カードCを収納することができる。
これにより、磁気カードC2または接触型ICカードC3の磁気ストライプ13または接続端子14(図1)を備えた面を本体部71側に向けて収納することで、スキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができ、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
また、磁気カードC2または接触型ICカードC3の磁気ストライプ13または接続端子14等を備えた面がこすれて、損傷を受けることを防止できる。
また、非接触型ICカードC1の場合は、電磁波が非接触型ICカードC1を透過しないため、非接触型ICカードC1は作動せず、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
以上の実施形態以外には、電磁波透過防止機能を有しない通常のカードケース2の表面に電磁波シールドシールを貼り付けてもよい。
前記電磁波シールドシールは、表面に高純度の銀をコーティングした紙製であり、裏面にのり加工されているため、カードケース2等に貼り付けることができる。
例えば、非接触型ICカードC1の場合は、アンテナコイル11(図1)の外形よりひと回り大きなサイズの電磁波シールドシールを、カードケース2に収納した状態のアンテナコイル11の位置に合わせて貼り付けることで、スキミング機器からの電磁波が非接触型ICカードC1を透過しないため、非接触型ICカードC1は作動せず、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
しかし非接触型ICカードC1の場合、カード体10の外見からアンテナコイル11の外形を判別することができないため、電磁波シールドシールをカード体10の同一サイズとすればよい。
また、磁気カードC2の場合は、磁気ストライプ13(図1)の外形よりひと回り大きなサイズの電磁波シールドシールを、カードケース2に収納した状態の磁気ストライプ13の位置に合わせて貼り付けることで、また接触型ICカードC3の場合は、接続端子14(図1)の外形よりひと回り大きなサイズの電磁波シールドシールを、カードケース2に収納した状態の接続端子14の位置に合わせて貼り付けることで、スキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができ、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
また、図8に示すように、可撓性のあるシート状の電磁波シールド材3を、縦長の紙幣を左右に並設したサイズよりひと回り大きく形成し、長財布81の左右に備えた紙幣収納部82のそれぞれを渡すように装着しても良い。
長財布81は、上述したように左右に紙幣収納部82を備え、開いた状態で左右の紙幣収納部82のそれぞれの上方に複数のカード収納部83を備えている。
利用者は、カード収納部83に情報カードCを収納し、左右のカード収納部83が対向するように長財布81を二つ折りにして携帯する。
上記構成により、カード収納部83に収納した情報カードCは、折り曲げ状態の長財布81の内側となり、それぞれの紙幣収納部82を渡すように装着した電磁波シールド材3によって、スキミング機器からの電磁波等の透過を防ぐことができ、カード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。従って、デザインや質感によって利用者の気に入った長財布81をそのままの状態で使用し続けることができ、当該長財布81を使用していてもカード情報がスキミングされるといったおそれをなくすことができる。
なお、開いた状態が紙幣のひと回り大きさサイズとなり、紙幣の中央部で左右を折り畳むタイプの折り畳み財布の場合は、電磁波シールド材3を紙幣より一回り大きなサイズで形成して、紙幣収納部に装着してもよい。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明の携帯用カード収納具は、実施形態のカードケース2、重合せ式カードケース2a、折畳固定式カードケース2b、見開き式カードケース2c、ホルダー式カードケース2d、ソケット式カードケース2eに対応し、
以下同様に、
カードは、情報カードC、非接触型ICカードC1、磁気カードC2、接触型ICカードC3、に対応し、
覆体は、後カバー22、前カバー23、表面皮51、シート63、本体部71に対応し、
保持部は、収納部21、保持部53、ホルダー部61、ガイド部72に対応し、
電磁波透過防止部は、電磁波シールド材3に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
非接触型ICカードC1、磁気カードC2及び接触型ICカードC3を説明する説明図。 重合せ式カードケース2aの斜視図。 折畳固定式カードケース2bの斜視図。 カードケース2を財布4に収納した状態の斜視図。 開いた状態の見開き式カードケース2cの斜視図。 ホルダー式カードケース2dの斜視図。 ソケット式カードケース2eの斜視図。 シート状シールド材の説明図。
符号の説明
2…カードケース
2a…重合せ式カードケース
2b…折畳固定式カードケース
2c…見開き式カードケース
2d…ホルダー式カードケース
2e…ソケット式カードケース
3…電磁波シールド材
21…収納部
22…後カバー
23…前カバー
51…表面皮
53…保持部
61…ホルダー部
63…シート
71…本体部
72…ガイド部
C…情報カード
C1…非接触型ICカード
C2…磁気カード
C3…接触型ICカード
G…電磁波

Claims (4)

  1. 情報を記録したカードを覆う覆体と、前記カードを保持する保持部とを備え、
    前記覆体の少なくとも一部に、電磁波の透過を防止する部材で形成する電磁波透過防止部を備えた
    携帯用カード収納具。
  2. 前記電磁波透過防止部を、前記カードの少なくとも片面を覆う形状に形成した
    請求項1記載の携帯用カード収納具。
  3. 前記覆体を、少なくとも2つの面状体の各一部を互いに固着した重ね合わせ構造で形成し、
    前記カードの両面を覆う構成とした
    請求項1又は2記載の携帯用カード収納具。
  4. 前記覆体を、前記電磁波透過防止部を有する面状体を折畳んで形成し、
    前記カードの両面を覆う構成とした
    請求項1又は2記載の携帯用カード収納具。
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