JP3113620U - Icカード用の情報制御具およびicカード収容具 - Google Patents

Icカード用の情報制御具およびicカード収容具 Download PDF

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Abstract

【課題】 パスケースや財布などのICカード収容具に、複数のICカードを収容したままの状態でも、簡単な操作で何れのICカードでも選択的に情報通信可能にし、不使用時には、何れのICカードに対しても外部からの不正な情報通信を確実に防止する。
【解決手段】 情報通信端末40と非接触で情報通信が可能なICカード32、34に対して、情報通信を許容する状態と阻止する状態とを選択的に設定する情報制御具10であって、ICカード32、34の表面に近接配置されると情報通信を阻止する導電面状体12と、導電面状体12をICカード32、34の表面に近接配置される状態と離隔配置される状態とに移行可能に支持してICカード32、34を収容するICカード収容具20に取り付けられる支持取付部16とを備える。
【選択図】 図3

Description

本考案は、ICカード用の情報制御具およびICカード収容具に関し、詳しくは、電磁的に情報を保持し、無線によって外部と情報伝達する非接触式のICカードを、携帯時に収容しておくICカード収容具に用いられ、ICカードと外部との情報伝達を制御する情報制御具と、このような情報制御の機能を有するICカード収容具とを対象にしている。
交通機関の定期券として、非接触式のICカードが利用されている。使用者が、パスケースに収容したままのICカードを、自動改札機の情報通信端末に近づけると、情報通信端末とICカードとの間で無線通信によって情報がやり取りされる。例えば、ICカードの定期券情報が有効であれば、自動改札機を開いて使用者を通過させ、ICカードの定期券情報が期限切れや区間外で無効であれば、自動改札機を遮断し警告を発する。ICカードに蓄えられた電子マネーあるいはクレジット機能によって運賃を決済することもできる。交通機関の改札機だけでなく、コンビニエンスストアなどの物品販売やサービス提供者において、店舗に備えた情報通信端末にICカードを近づけることで支払い額の決済を行なう技術も知られている。
このようなICカードは、交通機関毎あるいは決済機関毎に異なるICカードが発行されていることが多い。使用者は常に複数枚のICカードを携帯していることがある。
複数枚のICカードが収容されたままのパスケースを、自動改札機などの情報通信端末に近づけると、何れか1枚のICカードしか情報通信ができなかったり、全てのICカードが全く情報通信できなくなったりすることがある。これは、複数のICカードに内蔵されたアンテナが互いに干渉してアンテナ特性が変わってしまったり、信号が弱められたり混信したりするのであると考えられる。
これとは別に、使用者が携帯しているICカードの情報を、外部から情報通信端末を近づけて不正に読み取られるという問題がある。不正に読み取られたICカードの情報から、個人情報を悪用されたり、偽造ICカードを作製して不正使用されたりする問題が起こる。
そこで、パスケースなどに収容された複数枚のICカードのうち、特定のICカードだけで情報通信端末との情報伝達ができるようにしたり、携帯しているICカードから不正な情報読み取りができないようにしたりする技術が提案されている。
特許文献1には、ICカードを収容する折畳み財布の片側部分に金属などの電磁波遮断シートを埋め込んでおく技術が示されている。財布を洋服のポケットに入れたときに、電磁波遮断シートが外側を向くようにしておけば、外部から情報通信端末を近づけても、ICカードとの間には電磁波遮断シートが介在するので、ICカードと情報通信端末との情報通信はできない。不正な情報の読み取りが防止できる。財布のうち、電磁波遮断シートが存在しない反対側部分を、自動改札機などの情報通信端末に向けて近づければ、ICカードと情報通信が可能であるとされている。
特許文献2にも、折畳み財布のうちICカード収容部分の外側に、シート状の導電性層からなる電磁波シールド手段を設けておく技術が示されている。また、電磁波シールド手段は、ICカードと情報通信端末との間に存在しなくても、情報通信端末から遠い側でICカードの裏面に密着させたり2mm以内の狭い隙間で配置しておいたりしても、情報通信を阻止できることが示されている。
特許文献3には、ICカード用ホルダーのカード収納空間において、厚さ方向の中央には導電性シートと磁性シートとが積層された干渉防止体を配置し、干渉防止体の両側に十分な間隔をあけて、それぞれにICカードを収納する技術が示されている。ICカード用ホルダーの表裏面の何れかを情報通信端末に向ければ、情報通信端末との間に干渉防止体が介在する裏側のICカードによる干渉を受けることなく、情報通信端末に近い側のICカードのみと情報通信ができる。ICカード用ホルダーの表裏の向きを変えるだけで、2枚のICカードを選択的に使い分けることができる。
特開2003−300579号公報 特開2004−188215号公報 特開2005−11044号公報
前記した従来の技術では、一つの財布あるいはパスケースに収容された複数枚のICカードを選択的に使い分けできるようにした上で、外部からの不正な情報通信をも確実に防止するという両方の機能を果たすことは難しい。
例えば、前記特許文献1の技術では、折畳み財布のうち、電磁波遮断シートが埋め込まれていない側に入れたICカードは情報通信が可能であるが、電磁波遮断シートに近い側に入れたICカードは、財布から抜き出さない限り情報通信ができない。折畳み財布に入れたままでは、複数枚のICカードを使い分けることができないのである。しかも、洋服のポケットに折畳み財布を入れるときに、不注意で、電磁波遮断シートが内側に向くと、財布の外側に存在するICカードは、外部からの不正な情報通信が可能になってしまう。鞄やポーチに財布を入れた場合は、片側からは情報通信が不可能でも、反対側からは不正な情報通信が可能になる。防犯機能も不十分である。
前記特許文献2の技術は、財布の中でICカードに電磁波シールド手段を密着させるように配置しておけば、洋服のポケットなどに入れる財布の向きが何れになっても、外部からの不正な情報通信は阻止できる。しかし、電磁波シールド手段が密着しているICカードは、正当な使用もできない。電磁波シールド手段が密着していないICカードは使用可能であるが、不正な情報通信を阻止できない。
前記特許文献3の技術では、2枚のICカードを使い分けることができるが、不正な情報通信の阻止機能は全くない。しかも、2枚のICカードと中央の干渉防止体との間には、それぞれに十分な隙間をあけておかなければならない。ICカード用ホルダー全体の厚さが極めて分厚くなってしまう。例えば、ICカードと干渉防止体との間に3mmの隙間をあけると、ICカード用ホルダー全体の厚さは最低でも6mmは必要である。干渉防止体や外殻の厚さを加えれば、かなり分厚いものになる。さらに、確実に隙間を維持するには、ICカード用ホルダーを剛性のある材料で作製しなければならない。洋服のポケットなどに入れる柔軟なパスケースや財布には適用し難い。
本考案の課題は、パスケースや財布などのICカード収容具に、複数のICカードを収容したままの状態でも、簡単な操作で何れのICカードでも選択的に情報通信可能にできるとともに、不使用時には、何れのICカードに対しても外部からの不正な情報通信を確実に阻止できるようにすることである。
本考案にかかるICカード用の情報制御具は、情報通信端末と非接触で情報通信が可能なICカードに対して、前記情報通信を許容する状態と阻止する状態とを選択的に設定する情報制御具であって、前記ICカードの表面に近接配置されると前記情報通信を阻止する導電面状体と、前記導電面状体を前記ICカードの表面に近接配置される状態と離隔配置される状態とに移行可能に支持して、前記ICカードを収容するICカード収容具に取り付けられる支持取付部とを備える。
各構成について詳しく説明する。
〔ICカード〕
情報通信端末と非接触で情報通信が可能なICカードである。
基本的には、通常の非接触式ICカードが使用できる。一般的なICカードは、名刺大の樹脂製カードに、ICチップやアンテナなどの電子回路や電子素子が埋め込まれている。情報通信端末との間では、無線通信により情報のやり取りを行なう。ICカードに電磁的に記録される情報の内容、情報通信端末との情報伝達の方式、無線周波数などは、ICカードの種類や発行者によって様々である。
ICカードの用途あるいは機能には、交通機関の定期券、切符、電子財布、クレジット、各種会員券、本人認証などが含まれ、複数の用途および機能を兼用するものもある。
本考案の情報制御具およびICカード収容具は、ICカードの種類や機能、組み合わせに限定されずに使用できる。
〔情報通信端末〕
ICカードとの間で、非接触で情報通信が可能であれば、通常のICカード利用技術において採用されている情報通信端末の技術が適用される。
情報通信端末は、交通機関の自動改札機や金融機関のATMなどに組み込まれていたり、独立した機器として店舗などに備えられていたりする。
本考案の情報制御具およびICカード収容具は、情報通信端末の形態や構造には限定されずに使用できる。
〔ICカード収容具〕
ICカードを収容して、保管、持ち運びを行なう。さらに、ICカードを収容したままで、ICカードの使用すなわち情報通信端末との情報通信が可能である。
基本的な材料や構造は、通常のパスケースや財布、カードケース、小物ポーチ、鞄などと共通する技術が適用される。特に、ICカード収容具とは別体の情報制御具を使用する場合は、既製のパスケースなどをそのまま使用することもできる。
ICカード収容具の材料は、ICカードを収容したままで使用できるように、基本的には電磁気的に透過性の材料が使用される。具体的には、天然繊維あるいは合成繊維からなる編織布、不織布、紙、皮革、合成樹脂などが挙げられる。ICカードの機能を阻害しない範囲で、金具や装飾などに、金属材料や導電材料、磁性材料などを部分的に使用することは構わない。主要な材料には柔軟な材料を使用したほうが、携帯および取り扱いに適している。本考案では、ICカードの表面との間に大きな隙間をあける必要がないので、剛体構造を備えていなくてもよい。ICカードを物理的に保護するには、耐変形性のある材料を使用することもできる。
ICカード収容具の構造として、折畳み財布のように、左右一対の面盤部が中間の折畳み部で一体的に連設された折畳み構造が採用できる。左右の面盤部を開いた状態と折り畳んだ状態とにできる。アルバム帳のように、3つ以上の面盤部が片側の端辺で接合されて頁状に開くようになった構造も採用できる。3つ以上の面盤部をジグザグ状に折り畳む構造も採用できる。複数の面盤部を重ねて面方向に摺動自在に取り付ける構造も採用できる。重ねた面盤部の隅部を貫通軸に旋回自在に取り付ける構造も採用できる。これらの構造を組み合わせることもできる。複数の面盤部にはそれぞれICカードを収容するカード収容部を一つまたは複数設けておくことができる。
ICカード収容具が複数の面盤部を重ねたり拡げたりする構造を有する場合、複数の面盤部を重ねた状態で固定する固定手段を設けておくことができる。このような固定手段を備えていれば、情報制御具の導電面状体をICカードに密着あるいは近接させて情報通信を阻止した状態を確実に維持させ易い。固定手段には、通常の折畳み財布などでも採用されている、スライドファスナー、面ファスナー、フック、ボタン、綴じ紐、磁石金具などが利用できる。
ICカード収容具は、ICカードの収容構造に加えて、財布のように紙幣や硬貨を収容する構造や、ICカード以外の磁気カードを収容する構造、ハンカチなどの小物類を収容する構造、キーホルダー構造などを備えておくこともできる。
<カード収容部>
ICカード収容具には、ICカードを収容するカード収容部を有する。カード収容部は、情報制御具を取り付ける機能を果たすこともできる。
カード収容部は、ICカードを着脱自在に収容できれば、通常のパスケースなどと同様の収容構造が適用できる。具体的には、一端に開口を有する袋構造あるいはスロット構造が採用できる。ICカードの端辺を差し込む溝や凹み、弾力的に変形してICカードを係止する突起、ICカードを挟着する挟着金具などを備えていることもできる。カード収容部は、ICカードの全体を覆って収容しておくものでもよいし、ICカードの一部が露出した状態で収容しておくものでもよい。例えば、ICカードの表面に相当する個所に指を入れてICカードを押し出す穴を設けておくことができる。ICカードの表面意匠が確認できるように覗き窓を設けておくこともできる。覗き窓に透明なカバーを設けておくこともできる。
ICカード収容具に設けるカード収容部の個数は、必要に応じて任意に設定できる。但し、ICカードを2枚以上収容して選択的に使用するには、ICカード収容具の面方向で少なくとも2個所にカード収容部が必要である。情報制御具に設けられるカード状の支持取付部をカード収容部に収容する場合は、そのためのカード収容部が必要になる。一つのカード収容部に、情報制御具の支持取付部とICカードとを重ねて収容することもできる。前記した複数の面盤部を有するICカード収容具では、各面盤部にカード収容部を設けることができる。一つの面盤部に複数のカード収容部を設ける場合、厚さ方向に重ねて配置してもよいし、面方向に並べて配置することもできる。
〔情報制御具〕
ICカード収容具に取り付けられて、ICカードに対して、情報通信を許容する状態と阻止する状態とを選択的に設定する機能を果たす。
情報制御具は、ICカード収容具に永久的に固定されるものであってもよいし、必要に応じて着脱できるものであってもよい。ICカード収容具の製造時に一体的に形成されたり組み込まれたりするものであってもよい。既製のパスケースなどに後から取り付けられるようにすることもできる。
情報制御具には、導電面状体と支持取付部とを備える。
〔導電面状体〕
ICカードの表面に近接配置されたときに、ICカードと情報通信端末との間の情報通信を阻止する機能を果たす。
通常のICカード利用技術において、ICカードの情報通信を阻止したり遮断したり妨害したりするための技術が適用できる。
導電面状体において情報通信の阻止機能を果たす材料には、アルミニウム、銅、黄銅、スズ、チタンからなる群から選ばれる導電性金属材料が使用できる。一般的には、導電性すなわち電気抵抗値の低い材料ほど情報通信阻止機能が高い。導電性金属粉が分散あるいは担持された樹脂材料や繊維材料、無機質材料も使用できる。導電性材料は、一様な面状あるいはシート状、フィルム状、層状にして使用することができる。導電性材料で編織された布や不織布、網状シート、微小穴明きシートなどの形態で使用することもできる。導電性材料からなるシートすなわち導電シートとしては、通常、厚さ10〜500μmのものが使用できる。好ましくは、15〜200μmである。厚さが薄過ぎると十分な機能が発揮できない。厚さが増えるほど、情報通信の阻止機能は高まるが、厚さが分厚過ぎると変形性に劣ったり重くなったり製造コストが増大したりする。非導電性材料からなる支持シートの表面に、十分な厚さのメッキや蒸着、塗工などで導電性材料層を形成したものも使用できる。
導電面状体は、全面が導電性を有していれば、全面において情報通信の阻止機能を発揮できる。ICカードの情報通信を阻止できれば、ICカードに近接配置されたときにICカードの情報通信に関与するアンテナや通信素子などと対面する個所のみに導電性材料を使用して、それ以外の部分には非導電性材料を使用することもできる。
導電面状体には、導電性材料を物理的あるいは化学的に保護する保護層を設けることができる。保護層は、導電性材料の腐蝕を防止したり、傷付きを防いだりするほか、表面質感や外観意匠性を向上させたりする機能を果たすこともできる。導電面状体の平坦性や形状維持性を高めることができる。導電面状体が折れたりシワが寄ったりするのを防止することもできる。保護層を支持取付部と一体形成して兼用することもできる。
保護層の材料としては、目的とする機能によっても異なるが、PET樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂などの樹脂材料が使用できる。編織布や不織布、紙など、ICカード収容具の構成材料と同様の材料を使用することもできる。保護層の厚さは、目的とする保護機能と使用する材料によっても異なるが、通常、厚さ50〜1000μmに設定できる。好ましくは、100〜500μmである。厚さが薄過ぎると保護機能が十分に発揮できず、分厚過ぎると嵩が高くなり、取り扱い難くなり、ICカードと導電性材料との間隔が開き過ぎて情報通信の阻止機能が損なわれる。
導電面状体の表面には、塗装や印刷による着色や模様、意匠、文字記号などを表示しておくことができる。プレス加工などによる立体的な模様や表示を施すこともできる。
導電面状体の形状は、ICカードの形状に合わせて設定できる。通常は、ICカードと同じ程度の矩形状をなす。ICカードよりも少し大きいほうが確実に情報通信の阻止ができる。但し、ICカード収容具に収容したときに外側にはみ出すことは望ましくない。情報通信の阻止機能に問題がなければ、ICカードよりも少し小さくても構わない。
導電面状体には、導電面状体の移行操作などを行なうための摘みや手掛かり孔、切り欠きなどを設けておくこともできる。例えば、導電面状体の端辺に摘み片を延長形成しておけばよい。
導電面状体は、全体として平坦な状態を維持できる形状保持性を有するものが、平坦なICカードに対する密着性あるいは近接を達成し易い。柔軟な変形性を有するものであれば、カード収容部に収容されたICカードに重ね合わせ易い。
〔支持取付部〕
導電面状体を支持してICカード収容具に取り付ける。導電面状体の移行動作が可能な状態で支持する。
基本的には、事務用品や生活用品において面状の部材を屈曲あるいは湾曲、旋回などの可動が可能な状態で取り付けるための部品や構造あるいは取付技術が適用できる。
支持取付部は、導電面状体とは別部材で作製され導電面状体に接合されるものであってもよいし、導電面状体と一体的に成形されていたり導電面状体の一部であったりすることもできる。支持取付部がICカード収容具の構成材料の一部であってもよい。
具体的には、支持取付部として、ICカード収容具に有するカード収容部に着脱自在に収容されるカード状をなすものが採用できる。カード状の支持取付部は、既製のパスケースなどのICカード収容具に改造を施すことなく、情報制御具を取付可能にする。情報制御具が不要になれば撤去することも容易である。カード状支持取付部の形状は、ICカードと同様の矩形状に設定できる。カード収容部への安定した取り付けが可能であれば、ICカードよりも小さなものであったり、矩形以外の形状であったりしてもよい。
カード状の支持取付部に導電面状体を支持するには、導電面状体を、カード状をなす支持取付部の端辺に屈曲自在あるいは湾曲自在に連設しておくことができる。導電面状体の一部と支持取付部とに同じシート材料を使用すれば、容易に一体形成することができる。前記した保護層に導電シートを積層一体化するとともに、保護層を導電面状体の外側まで延長してカード状の支持取付部とすることができる。導電面状体と支持取付部とを屈曲自在あるいは湾曲自在に連設するには、両者の境界部分にヒンジ構造を設けることができる。支持取付部のうち導電面状体との隣接部分が柔軟性や屈曲性を有する材料で構成されていてもよい。導電面状体と支持取付部とを別のヒンジ部品で連結することもできる。
ヒンジ部品そのものを支持取付部とすることもできる。導電面状体をヒンジ部品でICカード収容具に取り付けることができる。導電面状体の端辺を、柔軟性あるいは屈曲性のある帯片でICカード収容具に縫い付けたり接着したりする構造も採用できる。
導電面状体を、クリップやピン、面ファスナー、ボタン、スナップ金具などからなる支持取付部で、ICカード収容具に着脱自在に取り付けることもできる。これらの場合も、導電面状体が所定の移行動作を行なえるように、支持取付部あるいは導電面状体の一部に屈曲、湾曲などの動作が可能な部分を設けておくことができる。
〔情報制御具の使用形態〕
情報制御具は、ICカード収容具に取り付けて使用される。ICカード収容具に取り付けられた状態で、情報制御の対象となるICカードに対して、導電面状体を近接状態と離隔状態とに移行できるように取り付ける。
具体的には、導電面状体を、ICカードを収容したカード収容部に重ね合わされる状態に配置できればよい。導電面状体が重ねられたICカードは情報通信が阻止される。導電面状体が、複数のカード収容部に選択的に重ね合わされるように配置しておけば、複数のICカードに対して情報制御の機能を果たすことができる。
情報制御具がICカード収容具に対して着脱自在に取り付けられる場合は、支持取付部を所定の取付形態でICカード収容具に取り付ければよい。情報制御具が不要になれば、ICカード収容具から取り外すことができる。
一つのICカード収容具に対して、複数の情報制御具を取り付けて使用することもできる。例えば、カード収容部が4個所に存在する場合、2個所のカード収容部を1組にして、各組において、2個所のカード収容部の中間に両方向に屈曲する導電面状体を有する情報制御具を取り付けておけば、4個所の何れのカード収容部にも導電面状体を選択的に重ねて配置できる。一つの導電面状体の移行構造を、3個所以上のカード収容部の何れにも重ねて配置できるように構成すれば、一つの導電面状体で目的を達成できる場合もある。
<不正な情報通信の防止>
ICカード収容具に収容された複数のICカードの何れに対しても、情報制御具の導電面状体が密着あるいは近接している状態に設定すれば、全てのICカードが情報通信を阻止された状態になり、不正な情報通信が防止できる。
例えば、複数の面盤部が折畳み可能に構成されたICカード収容具の場合、複数の面盤部に備えたカード収容部が互いに対面するように面盤部を折畳み、その中間に導電面状体が挟み込まれるようにしておけば、導電面状体は両側のカード収容部と密着し、カード収容部に収容された2枚のICカードの情報通信を同時に阻止する。複数の導電面状体を用いる場合は、一対の導電面状体の中間に複数のカード収容部を挟み込むようにすれば、挟み込まれた全てのカード収容部のICカードに対して、情報通信を阻止できる。
〔情報制御機能を備えたICカード収容具〕
ICカード収容具に予め情報制御具の機能が組み込まれていれば、後から情報制御具を取り付ける手間が省ける。
具体的な構造として、以下の構造が採用できる。
互いの中間に配置された折畳み部で折畳み自在に連設された左右一対の面盤部と、前記面盤部のそれぞれに配置され前記ICカードを収容するカード収容部と、前記ICカードの表面に近接配置されると前記情報通信を阻止する導電面状体と、前記導電性面状体の端辺を前記左右の面盤部の中間に取り付け、導電性面状体を選択的に左右何れかのカード収容部に重なるように屈曲自在に支持する支持取付部とを備える。
上記構造は、いわゆる折畳み財布あるいは折畳みパスケースなどで採用されている基本構造に、情報制御機能を果たす導電面状体と支持取付部とを付加している。基本的な財布やパスケースの機能や外観を損なうことなく、情報制御機能を持たせることができる。
本考案にかかるICカード用の情報制御具は、ICカードを収容したICカード収容具に支持取付部を取り付け、支持取付部に支持された導電面状体を、ICカードの表面に近接配置された状態と離隔配置された状態とに移行させることで、情報通信が阻止された状態と情報通信が許容される状態とに、簡単かつ確実に切り替えることができる。
その結果、複数枚のICカードをICカード収容具に収容したままで、任意のICカードを選択して使い分けることができる。しかも、不使用時には、ICカード収容具に収容された複数枚のICカードに対して、外部の何れの方向からも不正に情報を読み取られることを確実に防止することができる。
図1に示す情報制御具10は、図2に示すように、既製のパスケースからなるICカード収容具20と組み合わせて使用することができる。
〔情報制御具〕
情報制御具10は、全体が平坦な矩形のシート状をなす。一般的なICカードを2枚並べた大きさよりも少し大きい程度の外形寸法を有している。例えば、縦9cm×横12cm×厚さ0.5mmに設定できる。
情報制御具10は、中間に屈曲容易な屈曲部18を挟んで、左右にほぼ同形状の導電面状体12および支持取付部16を有する。
導電面状体12は、矩形のアルミニウム箔からなる導電シート14と、導電シート14の両面を覆う保護層になるポリプロピレン樹脂からなるPPフィルム15、15とを有する。例えば、縦9cm×横6cm×厚さ30μmの導電シート14に、厚さ200μmのPPフィルム15、15が両面から積層されている。両面のPPフィルム15、15は、導電シート14の外周辺よりも外側まで延長されて、PPフィルム15、15同士が熱融着接合されている。図1(b)に示すように、情報制御具10の全体が、樹脂材料からなるシートの内部に導電シート14が埋め込まれた構造になっている。
支持取付部16は、導電面状体12の保護層を構成するPPフィルム15、15を導電面状体12の一端辺から延長して、前記同様に熱融着させて一体化されており、導電面状体12と同様の矩形状をなす。なお、支持取付部16においても、2枚のPPフィルム15、15の間に、厚紙などのシート材料を挟み込んでおけば、支持取付部16の形状保持性を高めることができる。
支持取付部16と導電面状体12との境界部分には屈曲部18を有する。屈曲部18は、PPフィルム15、15の厚さを部分的に薄くしたりして屈曲し易くしたものである。PPフィルム15、15を熱融着接合する熱プレス加工の際にプレス成形することで形成できる。PPフィルム15、15の厚さや材質によっては、特別な屈曲部18を加工しなくても、導電面状体12に隣接する部分に柔軟な屈曲性や湾曲性を付与することが可能である。
〔ICカード収容具〕
図2に示すICカード収容具20は、既製の折畳みパスケースである。
パスケース20は、皮革などのシート材料を裁断および縫製して製造されており、全体が矩形状をなす。左右の矩形状をなす面盤部21a、21bと、その中間に配置された折り畳み部29とを有する。パスケース20の携帯時には、折畳み部29で二つ折りにして、左右の面盤部21a、21bを折り重ねた状態にする。
面盤部21aには、厚さ方向に二重になったICカード収容部24、26が設けられ、面盤部21bには、単独のICカード収容部22が設けられている。ICカード収容部22〜26は何れも、表裏のシート材料の間に構成された厚さの薄い矩形状の隙間であり、矩形の3辺が縫製などによって閉じられているとともに、折畳み部29を向く中央側の辺だけが開口している。開口側からICカードを出し入れする。ICカード収容部26、22の表面には、大きな切り欠き穴からなる覗き窓28が設けられ、ICカード収容部26、22に収容されたICカードの表面が外から見えるようになっている。覗き窓28は、透明樹脂シートを貼り付けてICカードを保護しておくことができる。
情報制御具10はICカード収容部24に収容される。情報制御具10の支持取付部16を、二重のICカード収容部24、26のうち、奥側のICカード収容部24に差し込む。屈曲部18から導電面状体12は、ICカード収容部24の外に露出させておく。ICカード収容部24に支持取付部16が収まった状態で、屈曲部18を基点にして導電面状体12を屈曲させて旋回させることができる。導電面状体12を、右側のICカード収容部22の表面に重ねる状態から、左側のICカード収容部26の表面に重ねる状態へと、簡単かつ確実に移行させることができる。
ICカード収容部24に情報制御具10が取り付けられた状態でも、ICカードの出し入れには何らの支障もない。例えば、ICカード収容部22にICカードを出し入れする際には、情報制御具10の導電面状体12を反対側に移行させておけばよい。
〔情報制御具の使用〕
図3〜5は、情報制御具10の使用形態を状況別に模式的に示している。
図3に示すように、ICカード収容具であるパスケース20には、ICカード収容部24に情報制御具10の支持取付部16が収容され、ICカード収容部22、26には、それぞれ別のICカード32、34が収容されている。
パスケース20を手に持った使用者が、例えば自動改札機などを通過しようとして、自動改札機に備えられた情報通信端末40に、パスケース20を近づける。このとき、パスケース20は、左右の面盤部21a、21bを開いて平坦に延ばした状態にする。情報制御具10の導電面状体12を、この自動改札機では使用しない側のICカード34を収容したカード収容部22の上に重ねる。図3(a)に示すように、パスケース20の上面側では、ICカード収容部26に収容されたICカード32〔カードA〕が覗き窓28から視認でき、使用するICカード32と使用しないICカード34との設定状態を確認することができる。使用者が間違って反対のICカード34を使用してしまうことが確実に防止できる。
この状態では、右側のICカード収容部22に収容されたICカード34は、その表面に導電面状体12がほぼ密着する程度に近接して配置されている。情報通信端末40との情報通信が阻止されている。実際には、ICカード34と導電面状体12の導電シート14との間には、ICカード収容部26を構成するシート材料や、導電シート14を覆うPPフィルム15が存在するが、これらの材料は厚さが薄いので、導電シート14とICカード34との間の間隔はほとんど無いとみなせる。導電シート14による情報通信の阻止機能は良好に発揮される。
これに対し、左側のICカード収容部26に収容されたICカード32は、導電面状体12が存在しないので、情報通信端末40との情報通信は何ら問題なくできる。左側のICカード32の情報をもとに、定期券の使用区間や使用期限を確認したり、運賃を精算したりし、自動改札機が開いて、使用者を通過させることになる。
使用者は、パスケース20の面盤部21bおよび導電面状体12を表裏から挟むようにして、手に持てば、導電面状体12をより確実にICカード34に押しつけて密着させ、情報通信を確実に阻止することができる。手に持っていない側の面盤部21aが、下向きに垂れ下がるようになっても、情報通信端末40の表面に沿って移動させれば、情報通信には何ら支障はない。
図4は、図3とは反対のICカード34を使用する場合である。この場合は、パスケース20を開いて、左側の面盤部21aに導電面状体12を重ねる。図4(a)に示すように、上面から見ると、ICカード32が導電面状体12で隠され、右側の覗き窓28からICカード34〔カードB〕を視認することができる。
図4(b)に示すように、自動改札機などの情報通信端末40にパスケース20を近づけると、導電面状体12が密着しているICカード32は情報通信が阻止され、ICカード34のみと情報通信が行なわれる。
したがって、例えば、複数の交通機関を乗り継いで通勤する場合に、それぞれの交通機関に対応するICカード32、34をパスケース20に収容したままで自由に使い分けることができる。また、コンビニエンスストアなどの店舗における支払い決済において、決済機関の異なるICカード32、34の何れかを任意に選択して使用することができる。
なお、図3,4の使用形態で、ICカード収容具20の表裏を逆の姿勢にしていても、全く同様の選択的な情報通信が可能である。すなわち、例えば、図3(b)で、ICカード収容具20を上下逆になるように裏返すと、ICカード34のカード収容部22の下面側に導電面状体12が配置され、情報通信端末40とICカード34との間に導電面状体12が存在することになり、情報通信が阻止される。
<不正な情報通信の防止>
図5に示すように、パスケース20を使用しないときは、通常のパスケースと同様に、折畳み部29で左右の面盤部21a、21bを二つ折りに折り畳んでおく。折り畳んだパスケース20は、使用者の洋服のポケットや鞄に入れておく。
この状態では、情報制御具10の導電面状体12が、ICカード収容部22とICカード収容部26との両方に当接して挟まれ、ICカード32およびICカード34の何れとも密着するか近接した状態になる。何れのICカード32、34も情報通信が阻止される。
不正な情報盗み取りを行なおうとして、使用者の洋服のポケットや鞄に情報通信端末40を近づけても、ICカード32、34との情報通信はできない。折り畳んだパスケース20の表裏何れの面から情報通信端末40を近づけても同じように情報通信は阻止される。パスケース20をポケットや鞄にしまうときに、パスケース20の向きや姿勢を気にする必要は全くない。
〔情報制御機能を備えたICカード収容具〕
図6に示す実施形態では、パスケース20に予め情報制御機能が組み込まれている。パスケース20と情報制御具10とが別体ではなく一体化されている。基本的には前記実施形態と共通する技術が採用されるので、共通する技術事項は説明を省略し、相違点を主に説明する。
パスケース20は、左右の面盤部21a、21bが中央の折畳み部29で折畳み自在に構成されている。この点は前記実施形態と共通している。
右側の面盤部21bにICカード収容部22が設けられているのも前記実施形態と同じである。しかし、左側の面盤部21aには、単独のICカード収容部26が設けられているだけである。図示を省略したが、何れのICカード収容部22、26にも前記実施形態と同様の覗き窓28を設けておくことができる。
折畳み部29の上面に、情報制御具10が一体的に接合されている。情報制御具10は、導電面状体12と支持取付部16とを有する。導電面状体12については前記実施形態と共通している。支持取付部16は、前記実施形態に比べて短く、支持取付部16の端辺を折畳み部29に縫い付けたり接着したりすることで、一体接合している。支持取付部16は比較的に柔軟で湾曲あるいは屈曲が可能であり、前記実施形態における屈曲部18の機能を果たす。導電面状体12および支持取付部16は、支持取付部16の接合個所を基点にして旋回あるいは屈曲自在である。
このような構造のICカード収容具20も、前記実施形態と同様にして、ICカード収容部22に収容されたICカード34と、ICカード収容部26に収容されたICカード32とを、任意に使い分けることができる。導電面状体12を重ねたほうのICカード34は情報通信が阻止され、その反対側のICカード32は情報通信が許容される。導電面状体12を重ねる方向を変えるだけで、ICカード32、34を選択的に情報通信を阻止する状態および許容する状態に設定できる。パスケース20を折り畳めば、ICカード32、導電面状体12およびICカード34が重ね合わされ、何れのICカード32、34も情報通信が阻止された状態になる。
本考案の情報制御具は、例えば、複数枚のICカード定期券を収容したパスケースに取り付けることで、ICカードをパスケースから取り出すことなく、任意のICカードを選択的に情報通信が阻止された状態および情報通信が許容された状態に設定することができる。利用する交通機関に合わせて使用するICカードを簡単かつ確実に使い分けることができる。しかも、不使用時においては、パスケースに収容されたICカードの情報を不正に読み取られることが確実に防止できる。ICカードの利便性および安全性をより一層向上させることができる。
本考案の実施形態を表す情報制御具の斜視図(a)および断面図(b) ICカード収容具への取付状態を示す斜視図(a)および断面図(b) 使用形態を示す平面図(a)および断面図(b) 別の使用形態を示す平面図(a)および断面図(b) 別の使用形態を示す断面図 別の実施形態を示す断面図
符号の説明
10 情報制御具
12 導電面状体
14 導電シート
15 PPフィルム
16 カード状支持取付部
18 屈曲部
20 ICカード収容具
21a、21b 面盤部
22、24、26 カード収容部
28 覗き窓
29 折畳み部
32、34 ICカード

Claims (4)

  1. 情報通信端末と非接触で情報通信が可能なICカードに対して、前記情報通信を許容する状態と阻止する状態とを選択的に設定する情報制御具であって、
    前記ICカードの表面に近接配置されると前記情報通信を阻止する導電面状体と、
    前記導電面状体を前記ICカードの表面に近接配置される状態と離隔配置される状態とに移行可能に支持して前記ICカードを収容するICカード収容具に取り付けられる支持取付部と
    を備えるICカード用の情報制御具。
  2. 前記支持取付部が、前記ICカード収容具に有するカード収容部に着脱自在に収容されるカード状をなし、
    前記導電面状体が、前記カード状をなす支持取付部の端辺に屈曲自在に連設されてなる
    請求項1に記載のICカード用の情報制御具。
  3. 前記導電面状体が、アルミニウム、銅、黄銅、スズ、チタンからなる群から選ばれる導電性金属材料からなる厚さ10〜500μmの導電シートと、前記導電シートの両面を覆い、PET樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂からなる群から選ばれる材料からなる厚さ50〜1000μmの保護層とを有する
    請求項1または2に記載のICカード用の情報制御具。
  4. 情報通信端末と非接触で情報通信が可能なICカードを収容し、収容されたICカードに対して、前記情報通信を許容する状態と阻止する状態とを選択的に設定する情報制御機能を有するICカード収容具であって、
    互いの中間に配置された折畳み部で折畳み自在に連設された左右一対の面盤部と、
    前記面盤部のそれぞれに配置され前記ICカードを収容するカード収容部と、
    前記ICカードの表面に近接配置されると前記情報通信を阻止する導電面状体と、
    前記導電性面状体の端辺を前記左右の面盤部の中間に取り付け、導電性面状体を選択的に左右何れかのカード収容部に重なるように屈曲自在に支持する支持取付部と
    を備えるICカード収容具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007055295A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Orient Instrument Computer Co., Ltd. Idカードホルダー及びカードのスキミング防止構造
JP2008301932A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Maxell Seiki Kk パスケース
JP2009032054A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 C I Kasei Co Ltd スキミング防止カード

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