JPH10187917A - 非接触媒体保護ケース - Google Patents

非接触媒体保護ケース

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JPH10187917A
JPH10187917A JP35487296A JP35487296A JPH10187917A JP H10187917 A JPH10187917 A JP H10187917A JP 35487296 A JP35487296 A JP 35487296A JP 35487296 A JP35487296 A JP 35487296A JP H10187917 A JPH10187917 A JP H10187917A
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良樹 高倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、非接触媒体と外部装置との通信を
利用意思のある場合のみ電気的に接続し、利用意思がな
い場合は通信を遮断して非接触媒体の記録データを保護
する信頼性の高いデータ保護機能を有する非接触媒体保
護ケースの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、外部装置と非接触に通信する
非接触媒体を外部電波から保護する非接触媒体保護ケー
スであって、上記非接触媒体を導電性コイルを備えた導
電性シールドカバーで覆ったことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触に通信し
て取引利用する非接触媒体を外部電波から保護する非接
触媒体保護ケースに関し、さらに詳しくは非接触媒体の
記録データを確実に保護する非接触媒体保護ケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、非接触ICカード等の金銭的価値
を備えた電子財布カードを用いて非接触に取引する電子
財布システムが知られている。この電子財布システムは
電子財布カードの所有者が取引端末機を用いて金銭的価
値を引落す情報を電子財布カードに記憶させて取引を許
容している。
【0003】また、この非接触ICカードを保護するた
めにカードケースを用いて携帯利用している。この種の
カードケースは、例えば特開平1ー198395号に示
すように、非接触ICカードをケース内部に収納し、こ
の携帯利用時に不測に外力を受けて損傷しないように、
また静電気を受けてデータ破壊しないように外力や静電
気から保護することを目的として作成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の非接
触ICカードは少し離れた位置から非接触に通信利用で
きる特性が悪用された場合は、この非接触ICカードの
金銭的な価値データやIDデータ等の貴重なデータが盗
まれる恐れがあり、また非接触形の自動改札機に適用し
た場合は、自動改札口の付近を通行しただけで誤通信し
て改札利用と誤判定され、誤って料金が過金される恐れ
があった。
【0005】そこでこの発明は、非接触媒体と外部装置
との通信を利用意思のある場合のみ電気的に接続し、利
用意思がない場合は通信を遮断して非接触媒体の記録デ
ータを保護する信頼性の高いデータ保護機能を有する非
接触媒体保護ケースの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部装置と非接触に通信する非接触媒体を外部電波から
保護する非接触媒体保護ケースであって、上記非接触媒
体を導電性コイルを備えた導電性シールドカバーで覆っ
たことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、導電性コイルを電
気的に接続または遮断する切換え手段を備えたことを特
徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、外部装置と非接触
に通信する非接触媒体を外部電波から保護する非接触媒
体保護ケースであって、上記非接触媒体を保持する非接
触媒体保持部と、この非接触媒体保持部に保持された非
接触媒体の通信対応面を開閉操作する導電性シールドカ
バーとを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、導電性線材を渦巻
状配置して形成した導電性コイルを導電性シールドカバ
ーに備え、この導電性シールドカバーを閉操作して非接
触媒体の通信対応面を覆ったとき上記導電性コイルを電
気的に接続し、導電性シールドカバーを開操作して非接
触媒体の通信対応面を開放したとき上記導電性コイルを
電気的に遮断することを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、非接触媒体保護ケースに収
納された非接触媒体は導電性シールドカバーで覆われ、
この導電性シールドカバーの導電性コイルが外部電波の
磁束線を弱める働きをして外部電波からの通信を遮断す
る。
【0011】また、切換え手段を切換え操作して導電性
コイルを電気的に接続または遮断し、導電性コイルの接
続時には外部装置との通信を許容し、遮断時には外部装
置との通信を防止する。
【0012】さらに、非接触媒体保持部で非接触媒体を
保持し、この保持された非接触媒体の通信待機時は導電
性コイルを備えた導電性シールドカバーが覆って、この
非接触媒体の通信対応面を閉鎖して外部電波からの通信
を遮断し、通信利用時は同カバーを開けて外部電波から
の通信を許容する。
【0013】同じく、導電性線材を渦巻状配置して形成
した導電性コイルを備えた導電性シールドカバーを閉操
作したときは、非接触媒体の通信対応面を覆って、導電
性コイルを電気的に接続し、外部電波との通信を遮断す
る。これに対し、導電性シールドカバーを開操作したと
きは、非接触媒体の通信対応面を開放して導電性コイル
を電気的に遮断し、外部電波との通信を許容する。
【0014】
【発明の効果】この結果、非接触媒体の通信待機時は導
電性シールドカバーが非接触媒体を覆って外部電波から
の通信を遮断しているため、仮に外部からデータを盗む
ような悪用が試みられても、この非接触媒体は外部から
の不適な通信を確実に遮断して非接触媒体の記録データ
を安全に保存することができる。
【0015】このため、非接触媒体に記録された価値デ
ータやIDデータ等の貴重な記録データを完全に保護し
た状態で携帯利用できる。さらに、非接触媒体の利用意
思がない状態でこの非接触媒体が他の非接触通信領域に
入っても、この外部との非接触通信を遮断するため、誤
って料金が過金される恐れがなくなり、信頼性の高い非
接触媒体の携帯利用が図れる。
【0016】また、切換え手段を設けて電気的に導電性
コイルを接続または遮断するように設定すれば、通信利
用する時だけ非接触通信するように切換えることができ
る。例えば、導電性シールドカバーを開閉操作して非接
触媒体の通信対応面を開放・閉鎖することで容易に切換
えることができる。
【0017】
【実施例】この発明の実施例を以下図面に基づいて詳述
する。 [第1実施例]図1および図2はカード出入形の電子財
布カード保護ケース11を示し、このカード出入形の電
子財布カード保護ケース11はケース本体12と電子財
布カード13とを組合せて構成する。
【0018】ケース本体12は、顧客が携帯利用するの
に適した小さな長方板形のシート状に設け、この上面に
は通信対応用に開口した通信開口窓14を有し、一側面
には電子財布カード13を出入操作するカード出入口1
5と、その内方に連通するカード収納スペース16とを
有し、このカード収納スペース16と対応する同内部底
面には導電性シールド用の導電性コイル17を一体に埋
設している。
【0019】一方、電子財布カード13は、カード出入
口15より出入可能な小さなシート状を有し、この内部
には金銭データやIDデータを記憶し、また非接触にデ
ータ通信する通信機能を備えた非接触ICカード等で構
成する。
【0020】ところで、ケース本体12に埋設される導
電性コイル17は、図3に示すように、ケース底面の長
方形に対応させて導電性線材31を長方形の渦巻状に配
置し、この導電性コイル17がケース本体12に収納さ
れた電子財布カード13の通信対応面の全体を覆う如く
対応し、このとき導電性コイル17の導電性シールド作
用が働いて外部装置からの送信電波を遮断する。
【0021】図4は導電性コイル17の導電性シールド
作用が働く原理を示し、ケース本体12に内蔵された導
電性コイル17と電子財布カード13とが対応したとき
は、外部装置から出力された磁束線41によって、この
導電性コイル17には逆電流が流れ、この逆電流の発生
に伴って渦電流42を発生させ、この渦電流42によっ
てケース内部の磁場を弱くさせる働きをする。この結
果、外部からの磁束線41はケース本体12に収納され
た電子財布カード13を通過せず、外部からの通信を受
付けないため外部との通信を回避する。
【0022】従って、ケース本体12に電子財布カード
13を収納しているときは、外部からの通信を遮断して
同カード13の記録データを安全に保存することができ
る。また、仮に外部からデータを盗むような悪用が試み
られても、この電子財布カード13は導電性コイル17
によって保護されているため外部からの通信を確実に遮
断する。さらに、価値データ等の貴重な記録データを完
全に保護した状態で携帯利用でき、また電子財布カード
13の利用意思がない状態で同カード13が非接触自動
改札機のような他の通信領域に入っても、この外部で対
応する他の通信を完全に遮断するため、誤って料金が過
金される恐れがなくなり、信頼性の高い電子財布カード
の携帯利用が図れる。
【0023】図5および図6は電子財布カード13の通
信利用状態を示し、電子財布カード13をケース本体1
2から取出し、この取出した電子財布カード13を外部
装置のアンテナ51に近付けて対応させることで、アン
テナ51からの磁束線41が同カード13を通過して通
信する。
【0024】[第2実施例]図7はカード固定形の電子
財布カード保護ケース71を示し、このカード固定形の
電子財布カード保護ケース71はケース本体72と電子
財布カード73とを組合せて構成する。
【0025】ケース本体72は、顧客が携帯利用するの
に適した小さな長方板形のシート状に設け、この上面に
は通信対応用に開口した通信開口窓74を有し、また上
面の一隅部には押下操作形の通信切換えスイッチ75を
有し、内方には電子財布カード73を固定設置し、この
固定設置された電子財布カード73の下面全体と対応す
る内部底面には導電性シールド用の導電性コイル76を
一体に埋設している。
【0026】一方、電子財布カード73は、ケース本体
72に固定設置可能な小さなシート状を有し、この内部
には金銭データやIDデータを記憶し、また非接触にデ
ータ通信する通信機能を備えた非接触ICカード等で構
成する。
【0027】ところで、ケース本体72に埋設される導
電性コイル76は、図8に示すように、ケース底面の長
方形に対応させて導電性線材81を長方形の渦巻状に配
置し、また導電性線材81の両端部を開閉する通信切換
えスイッチ75を接続しており、この通信切換えスイッ
チ75をON/OFF操作することにより、導電性コイ
ル76は電気的に接続または遮断される。
【0028】この通信切換えスイッチ75はON操作す
ると、導電性コイル76に外部電波に抗した渦電流を発
生させてケース内の磁場を弱くする導電性シールド作用
が働いて外部電波を遮断する。
【0029】これに対し、OFF操作すると、導電性コ
イル76による導電性シールド作用が解除されて電子財
布カード73と外部電波との通信を許容する。従って、
通信利用しない待機時は通信切換えスイッチ75をON
にしておけばよく、通信利用する時だけOFF操作すれ
ばよい。
【0030】このようにカード固定形の電子財布カード
保護ケース71の場合は、電子財布カード73がケース
本体72と一体化した状態で用いられるため、電子財布
カード73の紛失の恐れがなくなり、また簡単なスイッ
チ操作で通信可否状態を迅速に切換えることができる。
【0031】[第3実施例]図9はカバー開閉形の電子
財布カード保護ケース91を示し、このカバー開閉形の
電子財布カード保護ケース91はケース本体92と、電
子財布カード93と、導電性シールド用のスライドカバ
ー94とを組合せて構成する。
【0032】このうち、ケース本体92は顧客が携帯利
用するのに適した小さな長方板形のシート状を有し、こ
の内部底面に電子財布カード93を固定設置している。
また、上面に通信対応用にコ形状に大きく開口した通信
開口窓95を設け、この通信開口窓95の両端縁に沿っ
て形成したスライド溝96,96に長方板形のスライド
カバー94を支持させてスライド許容している。
【0033】スライドカバー94は、電子財布カード9
3より若干大きめの長方板形のシート状を有してケース
本体92の通信開口窓95を開閉操作し、このカバー9
4には長方形のカバー形状に対応させて導電性線材97
を長方形の渦巻状に配置した導電性コイル98を内蔵し
て一体形成している。図中、99はカバー開閉操作用の
取っ手である。
【0034】ところで、スライドカバー94に埋設され
る導電性コイル98は、スライドカバー94を閉操作し
てケース本体92の通信開口窓95を閉鎖したとき、こ
のカバー94が電子財布カード93の通信対応面の全体
を覆う如く対応し、このとき導電性コイル98の導電性
シールド作用が働いて外部装置からの送信電波を遮断す
る。
【0035】一方、このスライドカバー94を開操作し
てケース本体92の通信開口窓95を開口したときは、
導電性コイル98の導電性シールド作用が解除されて外
部装置からの通信を許容する。
【0036】このようなカバー開閉形の電子財布カード
保護ケース91の場合は、電子財布カード93がケース
本体92と一体化した状態で用いられ、しかもスライド
カバー94をスライド操作させるだけで、外部からの通
信を遮断または許容して切換えることができる。
【0037】[第4実施例]図10は見開き形の電子財
布カード保護ケース101を示し、この見開き形の電子
財布カード保護ケース101はケース本体102と、電
子財布カード103と、導電性カード104とを組合せ
て構成する。
【0038】このうち、ケース本体102は長方板形の
シート状を有し、このシート中央部の折目105を境に
して左右のシート片102a,102bを二つ折り許容
して設け、携帯時には重合わせて携帯に適した小型化利
用を図り、通信時にはこれより見開いて使用する。
【0039】そして、一方のシート内面に形成したカー
ド収納部102cに通信機能が付与された電子財布カー
ド103を収納し、他方のシート内面に形成したカード
収納部102dに通信遮断用の導電性カード104を収
納している。
【0040】この導電性カード104は、電子財布カー
ド103と略同じ大きさか、あるいは若干大きめの長方
板形のシート状を有して形成され、この導電性カード1
04には長方形のカード形状に対応させて導電性線材1
06を長方形の渦巻状に配置した導電性コイル107を
内蔵して一体形成している。
【0041】このように構成された見開き形の電子財布
カード保護ケース101は、コンパクトに二つ折りされ
た携帯時は両側に収納された相互のカード103,10
4が平面的に対設し、導電性コイル107を備えた一方
の導電性カード104が他方の電子財布カード103の
片面全体を覆う如く対応し、このとき導電性コイル10
7の導電性シールド作用が働いて外方からの通信を遮断
する。
【0042】一方、通信利用に伴って両シート片102
a,102bを左右に見開けば、両側に収納されている
カード103,104は左右に分れて導電性コイル10
7による導電性シールド作用が解除される。このため、
見開くと同時に導電性シールド作用は働かなくなり、電
子財布カード103は外部装置との通信を許容する。
【0043】このように見開き形の電子財布カード保護
ケース101の場合は、見開き方向に開閉操作するだけ
で、これに連動して外部からの通信を遮断または許容す
ることができる。
【0044】[第5実施例]図11はスイッチ付き見開
き形の電子財布カード保護ケース111を示し、このス
イッチ付き見開き形の電子財布カード保護ケース111
はケース本体112と、電子財布カード113と、導電
性カード114とを組合せて構成する。
【0045】このうち、ケース本体112は長方板形の
シート状を有し、このシート中央部の折目115を境に
して左右のシート片112a,112bを二つ折り許容
して設け、携帯時には重合わせて携帯に適した小型化利
用を図り、通信時にはこれより見開いて使用する。
【0046】そして、一方のシート内面に形成したカー
ド収納部112cに通信機能が付与された電子財布カー
ド113と通信遮断用の導電性カード114とを重ね合
せて収納している。この導電性カード114は、電子財
布カード113より若干大きめの長方板形のシート状を
有し、この導電性カード114には長方形のカード形状
に対応させて導電性線材116を長方形の渦巻状に配置
した導電性コイル117を内蔵して一体形成している。
【0047】ところで、導電性カード114の上方一隅
部には押下形の通信切換えスイッチ118を有してお
り、このスイッチ118は同カード114に埋設される
導電性線材116の両端部を通信接続・遮断用に開閉操
作して切換えるものであって、このスイッチ118と対
向する他方のシート片112aとのスイッチ対応位置に
は対応突起119を突設し、両シート片112a,11
2bを二つ折りして重ね合わせた時に、この対応突起1
19が通信切換えスイッチ118を押下してON操作
し、これにより導電性コイル117は電気的に接続さ
れ、この二つ折りされた状態では導電性コイル117の
導電性シールド作用が働いて外方からの通信を遮断す
る。
【0048】これに対し、両シート片112a,112
bを左右に見開けば、これに従って通信切換えスイッチ
118は押下開放されてOFF操作され、この見開いた
時点で導電性コイル117の導電性シールド作用が解除
され、これに伴って電子財布カード113は外部装置か
らの通信を許容する。
【0049】このようにスイッチ付き見開き形の電子財
布カード保護ケース111の場合は、ケース本体とカー
ドとが一体的に構成され、また見開き方向に開閉操作す
るだけで外部からの通信を自動的に遮断または許容する
ことができる。
【0050】上述のように、電子財布カードを使用しな
い通信待機時は導電性コイルが通信遮断用の働きをして
電子財布カードを外部電波から保護するため、仮に外部
からデータを盗むような悪用が試みられても、この電子
財布カードは外部からの不適な通信を確実に遮断して電
子財布カードの記録データを安全に保存することができ
る。
【0051】このため、電子財布カードに記録された価
値データやIDデータ等の貴重な記録データを完全に保
護した状態で携帯利用できる。さらに、電子財布カード
の利用意思がない状態でこの電子財布カードが他の非接
触通信領域に入っても、この領域との通信を確実に遮断
するため、誤って料金が過金される恐れがなくなり、信
頼性の高い電子財布カードの携帯利用が図れる。また、
導電性コイルを電気的に接続または遮断するように切換
え設定すれば、通信利用する必要時だけ通信できるよう
に簡単に切換えることができる。
【0052】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の非接触媒体保護ケースは、実施例
の電子財布カード保護ケース11,71,91,10
1,111に対応し、以下同様に、非接触媒体は、電子
財布カード13,73,93,103,113に対応
し、導電性シールドカバーおよび非接触媒体保持部は、
ケース本体12,72,92,102,112と、スラ
イドカバー94と、導電性カード104,114に対応
し、切換え手段は、通信切換えスイッチ75,118に
対応するも、この発明は上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のカード出入形の電子財
布カード保護ケースを示す外観斜視図。
【図2】 この発明の第1実施例のカード出入形の電子
財布カード保護ケースを示す縦断面図。
【図3】 この発明の第1実施例の導電性コイルの配置
状態を示す説明図。
【図4】 この発明の第1実施例の導電性コイルの導電
性シールド原理を示す説明図。
【図5】 この発明の第1実施例の電子財布カードと外
部装置との通信対応状態を示す斜視図。
【図6】 この発明の第1実施例の電子財布カードの通
信対応状態を示す説明図。
【図7】 この発明の第2実施例のカード固定形の電子
財布カード保護ケースを示す外観斜視図。
【図8】 この発明の第2実施例の導電性コイルの配置
状態を示す説明図。
【図9】 この発明の第3実施例のカバー開閉形の電子
財布カード保護ケースを示す外観斜視図。
【図10】 この発明の第4実施例の見開き形の電子財
布カード保護ケースを展開して示す斜視図。
【図11】 この発明の第5実施例のスイッチ付き見開
き形の電子財布カード保護ケースを展開して示す外観斜
視図。
【符号の説明】
11,71,91,101,111…電子財布カード保
護ケース 12,72,92,102,112…ケース本体 13,73,93,103,113…電子財布カード 14,74,95…通信開口窓 15…カード出入口 17,76,98,107,117…導電性コイル 31,81,97,106,116…導電性線材 41…磁束線 42…渦電流 51…外部装置のアンテナ 75,118…通信切換えスイッチ 94…スライドカバー 104,114…導電性カード 119…対応突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置と非接触に通信する非接触媒体を
    外部電波から保護する非接触媒体保護ケースであって、
    上記非接触媒体を導電性コイルを備えた導電性シールド
    カバーで覆った非接触媒体保護ケース。
  2. 【請求項2】導電性コイルを電気的に接続または遮断す
    る切換え手段を備えた請求項1記載の非接触媒体保護ケ
    ース。
  3. 【請求項3】外部装置と非接触に通信する非接触媒体を
    外部電波から保護する非接触媒体保護ケースであって、
    上記非接触媒体を保持する非接触媒体保持部と、上記非
    接触媒体保持部に保持された非接触媒体の通信対応面を
    開閉操作する導電性シールドカバーとを備えた非接触媒
    体保護ケース。
  4. 【請求項4】導電性線材を渦巻状配置して形成した導電
    性コイルを導電性シールドカバーに備え、上記導電性シ
    ールドカバーを閉操作して非接触媒体の通信対応面を覆
    ったとき上記導電性コイルを電気的に接続し、導電性シ
    ールドカバーを開操作して非接触媒体の通信対応面を開
    放したとき上記導電性コイルを電気的に遮断する請求項
    3記載の非接触媒体保護ケース。
JP35487296A 1996-12-20 1996-12-20 非接触媒体保護ケースおよび導電性シールドカード Expired - Fee Related JP3548750B2 (ja)

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