JP2006029679A - メンテナンス情報管理システム - Google Patents

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昌則 山下
Takeshi Sakata
武司 坂田
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富雄 三宅
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秀和 福井
Eiichi Tsuji
栄一 辻
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大輔 小西
Hironobu Fujii
宏信 藤井
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Abstract

【課題】 給湯器から送信された情報を利用して、効率的な給湯器のメンテナンスを遂行するための支援を行うメンテナンス情報管理システムを提供する。
【解決手段】 メンテナンス情報管理システムが、故障情報を受信すると、メンテナンス対象給湯器5の設置場所情報を検索する設置場所情報検索処理、メンテナンス対象給湯器5に対して行うメンテナンス作業に関するメンテナンス作業情報を故障情報及び機器識別情報に基づいて作成する作業情報作成処理、メンテナンス対象給湯器に対応するメンテナンス担当者用端末装置3を関係情報に基づいて特定する端末装置特定処理、及び、メンテナンス作業情報及びメンテナンス対象給湯器5の設置場所情報を含むメンテナンス依頼情報を、そのメンテナンス対象給湯器5に対応するものとして特定したメンテナンス担当者用端末装置3へ送信する依頼情報送信処理を実行するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯器のメンテナンスを行うために必要な情報を管理するメンテナンス情報管理システムに関する。
各所に設置された複数の給湯器と情報管理装置とをインターネットなどの通信網を介して通信自在に接続し、情報管理装置がそれら給湯器を管理するように構成された情報管理システムがある。この情報管理システムにおいて、上記情報管理装置は複数の給湯器から送信されたガス使用量などの使用エネルギ量や家族構成などの情報を受信して記憶し、それらの情報に基づいて給湯器に対する遠隔制御情報を作成して各給湯器に送信して、給湯器の遠隔制御を行うように構成されている。また、情報管理装置は、各給湯器から送られてくる各種情報に基づいて、給湯器の故障診断やメンテナンス時期の特定も可能となるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−31405号公報
従来の情報管理システムは、給湯器の故障診断やメンテナンス時期の特定が可能なように構成されているものの、それら故障診断の内容やメンテナンス時期などの情報は情報管理装置から外部へ送信されることも無いため、故障診断の内容やメンテナンス時期などの有用な情報が有効に利用されているとは言い難いものであった。例えば、得られた給湯器の故障診断の内容やメンテナンス時期などの情報が、給湯器のメンテナンスを行うメンテナンス担当者が所持するメンテナンス担当者用端末装置などに自動的に送信されるようになると、効率的な給湯器のメンテナンスを遂行できるようなメンテナンス情報管理システムが構築されると想定されるのだが、従来の情報管理システムでは、得られた給湯器の故障診断の内容やメンテナンス時期などの情報をどのように使用するのかが考慮されておらず、メンテナンス担当者が効率的な給湯器のメンテナンスを遂行するための支援を行えないものと考えられる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、給湯器から送信された情報を利用して、効率的な給湯器のメンテナンスを遂行するための支援を行うメンテナンス情報管理システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るメンテナンス情報管理システムの第1特徴構成は、各所に設置された複数の給湯器と、給湯器管理用の情報管理装置と、メンテナンス担当者用端末装置とが通信自在に接続され、前記情報管理装置が、前記複数の給湯器の設置場所に対応する設置場所情報、前記複数の給湯器の機器識別情報、及び、前記複数の給湯器とのそのメンテナンスを担当するメンテナンス担当者用端末装置との関係を示す関係情報を記憶している給湯器データベースを備えて、前記給湯器から送信された故障したことを示す故障情報を受信すると、その給湯器をメンテナンス対象給湯器として、そのメンテナンス対象給湯器の設置場所情報を検索する設置場所情報検索処理、そのメンテナンス対象給湯器に対して行うメンテナンス作業に関するメンテナンス作業情報を前記故障情報及び前記機器識別情報に基づいて作成する作成処理、そのメンテナンス対象給湯器に対応するメンテナンス担当者用端末装置を前記関係情報に基づいて特定する特定処理、及び、前記メンテナンス作業情報及び前記メンテナンス対象給湯器の設置場所情報を含むメンテナンス依頼情報を、そのメンテナンス対象給湯器に対応するものとして特定したメンテナンス担当者用端末装置へ送信するメンテナンス依頼情報送信処理を実行するように構成されている点にある。
上記第1特徴構成によれば、情報管理装置が、給湯器から送信された故障したことを示す故障情報を受信すると、その故障した給湯器をメンテナンス対象給湯器として、そのメンテナンス対象給湯器の設置場所情報を上記給湯器データベースを用いて検索する設置場所情報検索処理を実行し、そのメンテナンス対象給湯器に対して行うメンテナンス作業に関するメンテナンス作業情報を上記故障情報及び上記機器識別情報に基づいて作成する作成処理を実行し、そのメンテナンス対象給湯器に対応するメンテナンス担当者用端末装置を上記関係情報に基づいて特定する特定処理を実行し、及び、上記メンテナンス作業情報及び上記メンテナンス対象給湯器の設置場所情報を含むメンテナンス依頼情報を、そのメンテナンス対象給湯器に対応するものとして特定したメンテナンス担当者用端末装置へ送信するメンテナンス依頼情報送信処理を実行することになる。
つまり、情報管理装置は、上記故障情報を受信すると、給湯器データベースに記憶されている情報を用いて、故障した給湯器のメンテナンスを行うことのできるメンテナンス担当者を特定し、メンテナンス対象給湯器の設置場所及びメンテナンス作業情報をメンテナンス依頼情報としてそのメンテナンス担当者用端末装置に送信するように構成されているので、メンテナンス担当者は自動的に、メンテナンス対象給湯器の設置場所への行き先を前もって知ることができ、また、メンテナンス作業に必要な部品や工具などの情報を前もって知ることができるようになる。
従って、給湯器から送信された情報を利用して、効率的な給湯器のメンテナンスを遂行するための支援を行うメンテナンス情報管理システムが提供されることになる。
本発明に係るメンテナンス情報管理システムの第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記給湯器データベースに、前記複数の給湯器の夫々から送信された前記故障情報を、前記複数の給湯器の履歴情報として記憶するように構成されている点にある。
上記第2特徴構成によれば、複数の給湯器の夫々から送信された上記故障情報が、給湯器の履歴情報として給湯器データベースに記憶されるようになるので、情報管理装置は、履歴情報として蓄積された故障情報を用いて上記メンテナンス作業情報を作成することができる。例えば、給湯器のある部品が故障したとき、1回目の故障では部品交換を行わずに修理で済ますというメンテナンス作業情報の作成を行い、同一の給湯器の同一部品に複数の故障情報が履歴として記憶されると、その部品を必ず交換するといったメンテナンス作業情報の作成が可能となる。
本発明に係るメンテナンス情報管理システムの第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記情報管理装置が、前記メンテナンス担当者用端末から前記メンテナンス依頼情報に対する応答情報を受信すると、前記応答情報を前記メンテナンス対象給湯器へ送信する応答情報送信処理を実行するように構成されている点にある。
上記第3特徴構成によれば、情報管理装置が、メンテナンス担当者用端末装置から上記メンテナンス依頼情報に対する応答情報を受信すると、その応答情報を上記メンテナンス対象給湯器へ送信する応答情報送信処理を実行することになる。その結果、メンテナンスを行う側と受ける側との間で意志の疎通が行われて、効率的な給湯器のメンテナンスが遂行されることになる。例えば、上記応答情報にメンテナンス対応日時が含まれる場合、メンテナンスを受ける側は、その日時には給湯器の修理を受けることができることを予め知ることが可能となる。
以下に図面を参照して本発明に係るメンテナンス情報管理システムについて説明する。
図1に示すのは、メンテナンス情報管理システムの全体構成図であり、各所の複数の顧客4宅に設置された給湯器5と、給湯器管理用の情報管理装置1と、メンテナンス担当者用端末装置3とがインターネットなどの通信網6を介して通信自在に接続されている。メンテナンス担当者用端末装置3としては、通信部と表示部とキー入力部とを備えた携帯電話などが用いられる。通信網6に接続されている情報管理装置1、給湯器5及びメンテナンス担当者用端末装置3には、この通信網6での固有の番地(IPv6などのIPアドレスなど)が割り当てられているので、情報管理装置1、給湯器5及びメンテナンス担当者用端末装置3は上記IPアドレスによって通信相手を特定して、情報のやり取りを行うことができる。
また、情報管理装置1には給湯器データベース2が併設されている。そして、情報管理装置1は、受信した情報を給湯器データベース2に記憶することや、給湯器データベース2に記憶されている情報を用いた情報処理を行うことなどができるように構成されている。
以下の実施形態では、顧客4宅に給湯器5が設置された後、給湯器5に故障が発生し、その給湯器5のメンテナンスが行われるまでの情報管理について図1から図3を参照して説明する。
図1に示すように、顧客が給湯器5を設置して通信網6に接続し、給湯器5の電源をオンにすると、給湯器5が通信網6に接続されている他の機器との間で情報通信可能な状態となる。
給湯器5には、記憶装置(図示せず)が設けられており、給湯器5の機種や製造番号などの機器識別情報が記憶されている。そして、この機種識別情報があれば、その給湯器で使用されている部品の種別などが分かるようになっている。また、給湯器5には、GPS(全地球測位システム)衛星7からGPS電波を受信して自身の位置座標(緯度経度座標)を特定することのできる機能が搭載されており、その位置座標も上記記憶装置に記憶される。また更に、その記憶装置には、顧客氏名、住所、電話番号などの設置場所を示す情報が記憶され、これらの位置座標、顧客氏名、住所、電話番号などの情報は設置場所情報として管理されている。
給湯器5が通信網6に接続されて他の機器との間で情報通信可能な状態になると、図2のステップ500において給湯器5は、上記設置場所情報及び上記機器識別情報を情報管理装置1へと通信網6を介して送信する。そして、ステップ100において情報管理装置1は、受信した上記設置場所情報及び上記機器識別情報を給湯器データベース2に記憶する。その結果、給湯器データベース2には、給湯器5の設置場所の緯度経度情報、設置者としての顧客氏名、住所、電話番号、給湯器の機種、製造番号などが検索可能に記憶されることになる。
他にも、給湯器データベース2には、複数の給湯器とそのメンテナンスを担当するメンテナンス担当者用端末装置3との関係を示す関係情報が記憶されている。この関係情報は、例えば、各給湯器5の設置場所と各メンテナンス担当者の作業担当地域との関係に基づいて定められる場合や、各給湯器5のメンテナンス作業に必要な部品と各メンテナンス担当者が保管している部品との関係に基づいて定められる場合などがある。つまり、メンテナンス対象給湯器5の効率的なメンテナンスが遂行されるようにメンテナンス担当者用端末装置3が定められることになる。
また、給湯器5では自身の運転状態が常時監視されており、給湯器5は、故障の有無に拘わらず、出湯温度などの一般的な給湯運転状態や利用状況を示す機器動作情報を情報管理装置1へ逐次送信する(ステップ502)。そして、ステップ102において情報管理装置1は、受信した機器動作情報を給湯器データベース2に記憶する。
給湯器5の運転状態に異常が発生したとき、ステップ504において給湯器5は、故障情報を作成して情報管理装置1へ送信する。例えば、給湯器5からお湯が出ないという故障が発生したとき、給湯器5の自己診断機能によって、その故障原因が「水量センサセットの異常」などというように特定され、故障情報として作成される。他にも、給湯器5においてガス加熱装置の不着火が検出されたとき、給湯器5の自己診断機能によってその不着火の原因が、「ガス電磁弁の故障」、「点火装置の故障」、「炎検知装置の故障」などというように特定され、その原因が故障情報として作成される。
そして、ステップ104において情報管理装置1は、受信した故障情報を給湯器データベース2に記憶する。
次にステップ106において情報管理装置1は、給湯器5から送信された故障したことを示す故障情報(例えば、水量センサセットに異常があることを示す情報)を受信して、給湯器データベース2に記憶すると、その給湯器をメンテナンス対象給湯器として、後述する設置場所情報検索処理(ステップ106a)、作業情報作成処理(ステップ106b)、及び、端末装置特定処理(ステップ106c)を実行する。
上記設置場所情報検索処理は、情報管理装置1が、メンテナンス対象給湯器5の設置場所情報を給湯器データベース2を用いて検索する処理であり、メンテナンス対象給湯器5の設置場所情報の検索が成功すると、その設置場所情報を用いてメンテナンス担当者をメンテナンス対象給湯器の設置場所へ出動させることが可能となる。
上記作業情報作成処理は、情報管理装置1が、メンテナンス対象給湯器5に対して行うメンテナンス作業情報を上記故障情報及び上記機器識別情報に基づいて作成する処理であり、メンテナンス作業情報の作成が成功すると、そのメンテナンス作業情報を用いて故障を直すことが可能となる。例えば、上記故障情報が、ガス電磁弁が故障したことを示す情報であったとき、上記機器識別情報に基づいて、そのメンテナンス対象給湯器で使用されている型式のガス電磁弁を修理するために必要な情報が作成される。
上記端末装置特定処理は、情報管理装置1が、上記関係情報に基づいて、メンテナンス対象給湯器の設置エリアにおけるメンテナンス作業を管轄する管轄サービスエリア業者を特定する処理、又は、その管轄サービスエリア業者に所属している者の中から上記メンテナンス対象給湯器のメンテナンス担当者を選択する処理を行い、そして、上記管轄サービスエリア業者が使用するメンテナンス担当者用端末装置3、又は、上記メンテナンス担当者が選択されているときにはそのメンテナンス担当者が使用するメンテナンス担当者用端末装置3を特定する処理であり、メンテナンス担当者用端末装置3の特定が成功すると、そのメンテナンス担当者用端末装置3を使用するメンテナンス担当者を上記設置場所へ出動させることが可能となる。
このとき、設置場所情報検索処理(ステップ106a)、作業情報作成処理(ステップ106b)、及び、端末装置特定処理(ステップ106c)は互いに独立であるため、これらの処理の実行順序は自在に変更できる。
以上の結果、ステップ106において情報管理装置1は、どのような部品を使ってどのような作業を行えばよいのかといったメンテナンス対象給湯器のメンテナンス作業情報の内容を決定し、そのメンテナンス対象給湯器5の設置場所に出動させるのに必要なメンテナンス依頼情報として作成することができる。
その後、ステップ108において情報管理装置1は、ステップ106において作成されたメンテナンス依頼情報を、そのメンテナンス対象給湯器5に対応するものとして特定したメンテナンス担当者用端末装置3へ送信し、例えば、そのメンテナンス担当者用端末装置3の表示部で上記メンテナンス依頼情報が報知されるようにする。
図3に例示するのは、メンテナンス担当者用端末装置3の表示部での上記メンテナンス依頼情報の表示画面例である。図3(a)に示すように、メンテナンス依頼情報として、メンテナンス対象給湯器5の設置場所住所、電話番号、緯度経度などの設置場所情報、及び、お湯が出ないという故障内容と、水量センサセットを交換するという対処内容とを含むメンテナンス作業情報が報知されるようになっており、メンテナンス担当者はこの表示画面を見ることでメンテナンス作業へ出動するために必要な情報を得ることができるようになっている。
また、メンテナンス対象給湯器5の詳細な設置場所の地図表示による道先案内が必要であるときには、図3(a)の表示画面中の「案内利用 Yes:1/No:2」の表示に従って、例えばメンテナンス担当者用端末装置3としての携帯電話の数字キーの「1」を押し操作して、地図案内を利用する旨の入力を行うと、メンテナンス担当者用端末装置3に記憶されている地図情報とメンテナンス対象給湯器5の緯度経度情報とに基づいて、メンテナンス対象給湯器5の設置場所を含む地図画像が図中の二重丸で表示されるようになるので、メンテナンス対象給湯器5の設置場所へ容易にたどり着けるようになる。また、このメンテナンス担当者用端末装置3にGPS衛星7からGPS電波を受信することにより緯度経度を特定する機能が搭載されているときには、メンテナンス担当者用端末装置3の現在位置も図中の×印で表示されるようになるので、メンテナンス担当者は自身の現在位置とメンテナンス対象給湯器5の設置場所との位置関係を地図画像上で視覚的に確認できるようになる。
メンテナンス担当者用端末装置3の使用者、つまりメンテナンス担当者は、メンテナンス対象給湯器5のメンテナンス依頼情報を確認すると、メンテナンス対応日時などのメンテナンススケジュールを含む応答情報をメンテナンス担当者用端末装置3に入力し、メンテナンス担当者用端末装置3から情報管理装置1へ送信する(ステップ302)。
メンテナンス担当者用端末装置3から上記応答情報受信した情報管理装置1は、その応答情報を給湯器データベース2に記憶すると共に、その応答情報をメンテナンス対象給湯器5へ送信する応答情報送信処理を実行する(ステップ110)。その結果、メンテナンス対象給湯器5に液晶表示部などの表示装置が設けられている場合には上記応答情報がその表示装置にて報知されるようになるので、メンテナンス対象給湯器5の使用者は、何時頃にメンテナンス作業が実行されるのかを知ることができる(ステップ506)。
そして、メンテナンス担当者用端末装置3の使用者、つまりメンテナンス担当者は、上記メンテナンス対応日時にメンテナンス対象給湯器5の設置場所に出動し、メンテナンス対象給湯器5のメンテナンス作業を実施する。
その後、そのメンテナンス担当者は、実施したメンテナンス作業に関する作業報告を含む作業報告情報をメンテナンス担当者用端末装置3に入力し、メンテナンス担当者用端末装置3から情報管理装置1へ送信する(ステップ304)。
メンテナンス担当者用端末装置3から上記作業報告情報を受信した情報管理装置1は、その作業報告情報を給湯器データベース2に記憶する(ステップ112)。その結果、メンテナンス対象給湯器5に対するメンテナンス作業に関連する一連の情報処理が終了する。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、上述した各種の情報を1台の給湯器データベース2において管理する形態について説明したが、通信網6に接続された別の給湯器データベースを併用して、情報を分散させて管理するように構成してもよい。
<2>
上記実施形態では、メンテナンス担当者用端末装置3として携帯電話を例示したが、情報通信機能、情報表示機能、情報入力機能、及び、情報記憶機能を有する装置であれば、携帯情報端末(PDA)や持ち運び可能なノート型又は据置型コンピュータなどによっても実現可能である。
<3>
上記実施形態では、GPS衛星7からGPS電波を受信して自身の位置座標(緯度経度座標)を特定することのできる機能が給湯器5に搭載されている場合の例について説明したが、必ずしも搭載されていなくてもよい。例えば、給湯器5の設置者(設置作業者や給湯器利用者)が、給湯器5を顧客4宅に設置するときに、携帯型のGPS電波利用の位置座標取得装置を用いて給湯器5の設置場所の緯度経度を取得し、給湯器5の記憶装置に記憶させるようにしてもよい。或いは、情報管理装置1を用いて、給湯器5の設置場所の緯度経度を給湯器データベース2に直接記憶させるようにしてもよい。
<4>
上記実施形態では、給湯器5から故障情報を受信したときに、その故障情報と機器識別情報とに基づいてメンテナンス作業情報を作成する形態について説明したが、更に多くの情報を用いてメンテナンス作業情報を作成してもよい。例えば、給湯器データベース2に、給湯器5の過去の故障情報が履歴情報として記憶されるようにしておき、情報管理装置1が、給湯器5から新たに受信した故障情報と、給湯器データベース2に記憶されている履歴情報としての過去の故障情報と、機器識別情報とに基づいてメンテナンス作業情報を作成してもよい。この場合、情報管理装置1が、給湯器のある部品が故障したとき、1回目の故障では部品交換を行わずに修理で済ますというメンテナンス作業情報の作成を行うように構成し、一方で、過去に1回又はそれ以上の故障履歴がある部品に再度の故障が発生したときには、その部品を必ず交換するというメンテナンス作業情報の作成を行うように構成することが可能となる。
メンテナンス情報管理システムの全体構成図 制御フロー メンテナンス担当者用端末装置の表示画面例
符号の説明
1 情報管理装置
2 給湯器データベース
3 メンテナンス担当者用端末装置
5 給湯器(メンテナンス対象給湯器)

Claims (3)

  1. 各所に設置された複数の給湯器と、給湯器管理用の情報管理装置と、メンテナンス担当者用端末装置とが通信自在に接続され、
    前記情報管理装置が、前記複数の給湯器の設置場所に対応する設置場所情報、前記複数の給湯器の機器識別情報、及び、前記複数の給湯器とのそのメンテナンスを担当するメンテナンス担当者用端末装置との関係を示す関係情報を記憶している給湯器データベースを備えて、
    前記給湯器から送信された故障したことを示す故障情報を受信すると、その給湯器をメンテナンス対象給湯器として、そのメンテナンス対象給湯器の設置場所情報を検索する設置場所情報検索処理、そのメンテナンス対象給湯器に対して行うメンテナンス作業に関するメンテナンス作業情報を前記故障情報及び前記機器識別情報に基づいて作成する作業情報作成処理、そのメンテナンス対象給湯器に対応するメンテナンス担当者用端末装置を前記関係情報に基づいて特定する端末装置特定処理、及び、前記メンテナンス作業情報及び前記メンテナンス対象給湯器の設置場所情報を含むメンテナンス依頼情報を、そのメンテナンス対象給湯器に対応するものとして特定したメンテナンス担当者用端末装置へ送信する依頼情報送信処理を実行するように構成されているメンテナンス情報管理システム。
  2. 前記給湯器データベースに、前記複数の給湯器の夫々から送信された前記故障情報を、前記複数の給湯器の履歴情報として記憶するように構成されている請求項1記載のメンテナンス情報管理システム。
  3. 前記情報管理装置が、前記メンテナンス担当者用端末から前記メンテナンス依頼情報に対する応答情報を受信すると、前記応答情報を前記メンテナンス対象給湯器へ送信する応答情報送信処理を実行するように構成されている請求項1又は2記載のメンテナンス情報管理システム。
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