JP6230567B2 - 設備機器監視システム - Google Patents

設備機器監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP6230567B2
JP6230567B2 JP2015097849A JP2015097849A JP6230567B2 JP 6230567 B2 JP6230567 B2 JP 6230567B2 JP 2015097849 A JP2015097849 A JP 2015097849A JP 2015097849 A JP2015097849 A JP 2015097849A JP 6230567 B2 JP6230567 B2 JP 6230567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
equipment
worker
information
facility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015097849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016213768A (ja
Inventor
佑介 大屋
佑介 大屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority to JP2015097849A priority Critical patent/JP6230567B2/ja
Priority to CN201610312551.0A priority patent/CN106161585B/zh
Publication of JP2016213768A publication Critical patent/JP2016213768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6230567B2 publication Critical patent/JP6230567B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • H04L67/025Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP] for remote control or remote monitoring of applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0631Management of faults, events, alarms or notifications using root cause analysis; using analysis of correlation between notifications, alarms or events based on decision criteria, e.g. hierarchy, tree or time analysis
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/42Mailbox-related aspects, e.g. synchronisation of mailboxes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/04Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with alarm systems, e.g. fire, police or burglar alarm systems

Description

本発明は、設備機器監視システムに係り、特に、監視対象の施設内における複数の設備機器に異常が発生したときに、複数の作業員端末に通知して対応を図る設備機器監視システムに関する。
複数の設備機器の状況を集中して監視する設備機器監視システムにおいては、設備機器に異常が発生したときに、迅速的確にその異常内容を保守作業員等に通知して復旧を図ることが必要である。
特許文献1は、ビル管理装置の中央監視装置が監視対象のビルの各階のフロア図と設備機器の配置に関する2次元や3次元データを格納するビル内図面データベースを有することを述べる。ここでは、監視画面に、例えば、監視対象が2階の火災報知器の場合、上下1階と3階も合わせて配置図面上で監視状況を表示する。
特許文献2は、ビル建物設備を管理するビル管理システムの中央監視端末で行うキーボード、ディスプレイ、マウスの操作を遠隔監視端末でも行えるシステムを述べる。ここでは、警報発報されたときに遠隔監視端末に表示される警報発報現場のテキストデータ情報の拡大強調監視画面が予め登録された関係者にメール送信され、受信した関係者は遠隔監視端末に電話を入れて警報発報現場の詳しい内容を確認する。
特許文献3は、建物内にいてGPS利用ができず自己位置情報不明とされる無線機について、GPS利用ができる他の複数の無線機と近距離無線通信手段によるネットワーク(アドホックネットワーク)を構築し、その無線機の自己位置推定を行うことを述べる。
特開平8−227491号公報 特開2014−50096号公報 特開2009−92594号公報
従来技術では、監視対象の設備機器に異常が発生したときに、その異常発生を関係者にメール等で通報することが行われているが、その通報は例えば、故障内容を故障コードや、故障名称等を簡潔に示すものである。そこで、メールを受信した関係者は、異常発生の場所等の詳細情報を得るために監視センタ等に問い合わせする必要がある。
本発明の目的は、監視対象の設備機器に異常が発生したときに送信されるメール等のみで作業対応を可能とする設備機器監視システムを提供することである。
本発明に係る設備機器監視システムは、監視対象の施設内の複数の設備機器の状態を監視し、施設内で故障が生じたときに各設備機器に予め割り当てられている故障IDを特定するローカルコントローラと、故障IDに関連付けられ、故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを記憶する故障データベースと、メール送受信機能を有する複数の作業者端末と、各作業者端末とメールの送受信を行うメールサーバと、ローカルコントローラ、故障データベース及びメールサーバと接続されるマネージメントサーバと、を備え、マネージメントサーバは、ローカルコントローラから故障IDを受信し、受信した故障IDに対応する故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを故障データベースから取得し、取得した故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを各作業者端末にメールサーバを介して送信し、メールサーバを介して作業者端末からの故障対応返信を取得して故障対応作業者情報を登録し、登録された故障対応作業者情報を各作業者端末にメールサーバを介して送信し、メールサーバを介して故障対応返信を行った作業者端末以外の作業者端末からの故障対応支援返信を取得して支援作業者情報を登録し、登録された支援作業者情報を各作業者端末にメールサーバを介して送信することを特徴とする。
本発明に係る設備機器監視システムにおいて、マネージメントサーバは、設備機器の配置位置情報として、施設内の建物名および建物階に関する広域配置位置情報と、建物階における詳細配置位置情報とをメールサーバを介して送信することが好ましい。
本発明に係る設備機器監視システムにおいて、広域配置位置情報と詳細配置位置情報は、設備機器の配置位置を示す画像情報であることが好ましい。
本発明に係る設備機器監視システムにおいて、故障対応返信は、返信した作業者端末の現在位置情報を含むことが好ましい。
本発明に係る本発明に係る設備機器監視システムは、故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを記憶する故障データベースに接続されたマネージメントサーバを備える。マネージメントサーバは、設備機器に関する故障IDを受信すると、故障データベースから故障IDに対応する故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを取得し、その故障内容名称と共に設備機器の配置位置情報を各作業者端末に送信する。受信した各保守作業者は、故障内容名称と共に設備機器の配置位置情報を見ることで、作業対応できるか否か等を判断できる。また、受信した保守作業者は、故障対応可能と判断するときは、故障対応返信を行うことができるので、マネージメントサーバは故障対応作業者情報を登録して、その内容を各作業者端末に送信する。このように、設備機器の配置位置情報が送信されるので、保守作業者は、それを見るだけで、作業対応を可能と判断することができる。また、故障対応返信を行った作業者端末以外の作業者端末からの故障対応支援返信を取得したときは、この情報も各作業者端末に送信するので、関係者全員が故障対応態勢情報を共有化できる。
また、本発明に係る設備機器監視システムにおいて、マネージメントサーバは、設備機器の配置位置情報として、施設内の建物名および建物階に関する広域配置位置情報と、建物階における詳細配置位置情報とを送信する。受信した各保守作業者は、故障内容名称と共に設備機器の詳細な配置位置情報を見ることができるので、その内容のみで作業対応が可能となる。
また、本発明に係る設備機器監視システムにおいて、広域配置位置情報と詳細配置位置情報は、設備機器の配置位置を示す画像情報であるので、情報を受信した保守作業者は、作業対応可能かどうかを迅速に判断できる。
また、本発明に係る設備機器監視システムにおいて、故障対応返信には、返信した作業者端末の現在位置情報を含むので、その情報を他の作業者端末に送信することで、受け取った他の保守作業者は、支援することが好ましいかどうか等を判断できる。
本発明に係る実施の形態の設備機器監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態の設備機器監視システムにおける故障データベースの記憶内容の例である。図2(a)は故障データテーブルを示す図であり、(b)は広域画像データの例を示す図であり、(c)は詳細画像データの例を示す図である。 本発明に係る実施の形態の設備機器監視システムにおいて、マネージメントサーバの処理に関連して各要素において行われる処理を時系列に沿って示す図である。 本発明に係る実施の形態の設備機器監視システムにおいて、作業者端末の画面表示の例を示す図である。図4(a)は故障発生を受信したときの画面表示の例を示す図であり、(b)は故障対応が可能な保守作業者がその旨の連絡をするときの画面表示の例を示す図であり、(c)は故障対応作業者登録の情報を受信したときの画面表示の例を示す図である。 従来技術において、故障発生を受信したときの画面表示の例を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、作業者端末として、保守作業者が携帯する無線通信型携帯端末を述べるが、これは説明のための例示であって、画像付きのメール送信機能を有する通信端末であればよい。例えば、有線通信を行うデスクトップ型通信端末でもよい。以下では、設備機器に関する配置情報として、建物と階とを特定する広域配置位置情報と、階における場所を特定する詳細配置位置情報の階層的情報を述べるが、これは説明のための例示であって、監視対象施設が小規模のときは1種類の配置情報のみでもよく、逆に大規模のときは3以上の階層的情報とすることがよい。
以下で述べる設備機器の種類、情報の内容等は、説明のための例示であって、設備機器監視システムの仕様等に合わせ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、設備機器監視システム10の構成を示すブロック図である。設備機器監視システム10は、監視対象の施設12内の複数の設備機器14の状態を集中監視し、いずれかの設備機器に異常が生じたことを検出したときは、迅速的確に保守作業者に通知し、故障対応作業を行って故障状態の復旧を図るシステムである。
設備機器監視システム10は、施設12側に配置されるローカルコントローラ26a,26bと、保守作業者側の作業者端末30a,30bと、中央監視センタ40とを含む。中央監視センタ40は、監視端末42、マネージメントサーバ44、故障データベース46、メールサーバ50、ネットワーク機器54を含む。中央監視センタ40における各機器は、LAN(Local Area Network)等で接続される。中央監視センタ40のネットワーク機器54とローカルコントローラ26a,26bとは、インタネット等の公衆ネットワーク28で接続される。
施設12は、監視対象の設備機器14が配置される領域または空間で、例えば、工場、店舗、住宅等である。以下では、施設12として、6階建ての集合店舗1棟を述べるが、これは説明のための一例である。
設備機器14は、施設12に配置される監視対象物である。図1には、設備機器14の例として、Wと示す給排水機器16、Lと示す照明機器18、Aと示す防犯・防災機器20、Pと示す受変電機器22、Mと示すその他機器24を図示した。これらは例示であって、この他に、エレベータ、エスカレータ、空調設備等を含むことができる。
LC1,LC2と示すローカルコントローラ26a,26bは、施設12内の複数の設備機器14の状態を監視し、これらの設備機器14のいずれかに故障が生じたときに、各設備機器14に予め割り当てられている故障IDを特定する現地監視装置である。図1では、2台のローカルコントローラ26a,26bを示したが、施設12の規模によっては1台でもよく、例示として述べる6階建ての集合店舗のように大規模施設の場合は、各階ごとにローカルコントローラを配置してもよい。また、各階以外に、屋上や戸外等に設備機器14が設けられる場合は、それらを監視するためのローカルコントローラを配置することが好ましい。
特定された故障IDは、公衆ネットワーク28を介して中央監視センタ40のネットワーク機器54に伝送され、ネットワーク機器54から中央監視センタ40内の各機器に伝送される。故障IDの内容等については図2を用いて後述する。
中央監視センタ40は、複数のローカルコントローラ26a,26bがある場合に、これらによって監視される複数の設備機器14の状態を一括して集中監視する。また、中央監視センタ40は、設備機器14の故障復旧やメンテナンス等を行う複数の保守作業員に対して、一括して集中的に指示等を与える。中央監視センタ40は、施設12の場所とは別に、保守用機器や保守作業員等に便利な場所に設けられる。場合によっては、施設12内に中央監視センタ40を設けてもよい。
監視端末42は、例えば、監視者が故障データベース46等にデータの入力や出力、読出等を行うことができる端末機器である。監視端末42は、パーソナルコンピュータ等で構成される。
MSと示すマネージメントサーバ44は、ローカルコントローラ26a,26b、故障データベース46、メールサーバ50とネットワーク機器54を介して接続される中央制御装置である。マネージメントサーバ44は、ローカルコントローラ26a,26bから送信される故障IDを受信し、故障データベース46を検索し、故障内容名称と故障した設備機器14の配置位置情報とを取得する。そして、メールサーバ50を介してその内容を各作業者端末30a,30bに通知すると共に、各作業者端末30a,30bからの応答を受け取って、故障対応作業等を集中して管理する。マネージメントサーバ44を中心とした各要素間の情報の流れについては、図3を用いて後述する。
DBと示す故障データベース46は、故障に関するデータを故障IDに関連付けた故障データファイル48を記憶する記憶装置である。故障データファイル48は、故障内容名称と設備機器14の配置位置情報とを故障IDに関連付けたデータファイルである。
図2に故障データファイル48の内容を示す。故障データファイル48は、故障データテーブル60と、設備機器14の配置位置に関する広域画像データ62および詳細画像データ64とを含んで構成される。
図2(a)に示す故障データテーブル60は、故障IDと、故障内容名称、設備機器14の配置位置情報との関係を一覧表にまとめたルックアップテーブルである。故障IDは、8ケタの数字列であり、データ伝送には便利であるが、この数字列を見ただけでは故障内容も故障した設備機器14も読み取れない。
故障内容名称は、故障IDに対応する故障内容を示す名称である。故障内容名称は、故障内容と故障した設備機器14とを簡潔に数文字で示す。図2(a)の例では、故障ID=00001101に対し、故障内容名称として「L−1A故障」が示される。「L−1A故障」の「L」は、図1で説明したように、照明機器18を示す。「1A」の「1」は、施設12における1棟の建物の「1階」を示す。「A」は、「1階」における配置位置を示す識別記号である。故障内容名称の記名法を知っていれば、「施設12内の建物1棟の1階における照明機器18の故障である」ことまで分かる。しかし、「1階」に多数ある照明機器18の中で、故障が発生した照明機器18がどの場所にあるかまでは分からない。
故障データテーブル60は、故障IDに関連付けて、故障した設備機器14の配置位置について4つの情報を対応付ける。そのうちの2つは、広域配置位置情報である。広域配置位置情報は、広域画像データ62と、広域配置場所の情報である。図2において、故障ID=00001101を例にとると、広域画像データ62は、1001.JPGであり、広域配置場所は「1棟1階」である。
図2(b)は、6階建ての集合店舗である施設12の全体についての広域画像データ62である。施設12の全体の広域画像データ62は、1階の配置状況を示す画像データ1001.JPG、2階の配置状況を示す画像データ1002.JPG、3階の配置状況を示す画像データ1003.JPG、4階の配置状況を示す画像データ1004.JPG等、各階の配置状況を示す画像データと、屋上の配置状況を示す1007.JPGで構成される。故障ID=00001101に対応する広域画像データ62は、1001.JPGで、広域配置場所である「1棟1階」の配置状況を示す画像データである。
図2(a)に戻り、故障IDに関連付けられた設備機器14の配置位置に関する4つの情報の残り2つは、詳細配置位置情報である。詳細配置位置情報は、詳細画像データ64と、詳細配置場所の情報である。図2において、故障ID=00001101を例にとると、詳細画像データ64は、1001001.JPGであり、詳細配置場所は「テナントX横」である。
図2(c)は、6階建ての集合店舗である施設12の「1階」における各照明機器18の配置状況を示す詳細画像データ64である。この詳細画像データ64は、「1階」における各照明機器18のそれぞれが、「1階」についての広域画像データである1001.JPGの中のどの場所に配置されているかを示す。故障内容名称が「L−1A故障」に対応する照明機器18の配置場所は、詳細画像データである1001001.JPGにおいて黒塗りされた場所で、この場所が、詳細配置場所「テナントX横」である。同様に、故障内容名称が「L−1B故障」に対応する照明機器18の配置場所は、詳細画像データである1001002.JPGにおいて黒塗りされた場所である。故障内容名称が「L−1C故障」に対応する照明機器18の配置場所は、詳細画像データである1001003.JPGにおいて黒塗りされた場所である。
図2(c)では図示しないが、6階建ての集合店舗である施設12の「2階」における各照明機器18の配置状況を示す詳細画像データ64等も記憶されている。故障ID=00001102は、故障内容名称が「L−2A故障」であり、この広域画像データ62は、1002.JPGで広域配置場所は、「1棟2階」である。このときの詳細画像データ64は、施設12の「2階」における各照明機器18の配置状況を示す詳細画像データである。
このように、故障データベース46の故障データファイル48は、故障データテーブル60と、広域画像データ62と、詳細画像データ64とを含んで構成される。
再び図1に戻り、mSと示すメールサーバ50は、各作業者端末30a,30bとメールの送受信を行う。通信機器52は、メールサーバ50と各作業者端末30a,30bとの間の無線通信を行う送受信機器である。メール送受信を行う相手側の各作業者端末30a,30bは、予め登録されている作業者端末である。登録は、マネージメントサーバ44によって行われる。
マネージメントサーバ44から、メールを送信すべき登録された作業者端末のIDと、送信する内容とがメールサーバ50に伝送される。メールサーバ50によるメールの送信は、通信機器52を介して、登録された作業者端末30a,30bにマネージメントサーバ44から伝送されてくるメール内容を送信する。
登録された各作業者端末30a,30bからのメールを通信機器52を介してメールサーバ50がメールを受信したときは、送信してきた作業者端末のIDと共に、受信したメール内容をマネージメントサーバ44に伝送する。
図3は、上記構成の設備機器監視システム10において、マネージメントサーバ44の処理に関連して各要素において行わる処理を時系列に沿って示す図である。図3では、各要素を横軸に並べ、縦軸は時間経過とし、情報の流れを波形矢印で示した。各要素としては、ローカルコントローラ26a,26b、マネージメントサーバ44、メールサーバ50、作業者端末30a,30bを並べた。
一例として、設備機器監視システム10の施設12の複数の設備機器14の中で、ローカルコントローラ26aの監視範囲である「1階」のテナントX横に配置される照明機器18に故障発生した場合を述べる。これは図3の説明のための例示である。
ローカルコントローラ26aが設備機器14である照明機器18の異常を検出する(S10)と、ローカルコントローラ26aは、異常検出した照明機器18に予め割り当てられた故障IDを特定し、特定された故障IDをマネージメントサーバ44に出力する(S12)。ここでは、「1階」のテナントX横に配置される照明機器18の故障であるので、故障ID=00001101を出力する。
マネージメントサーバ44は、ローカルコントローラ26aからの故障ID=00001101を受信する(S14)。そして、受信した故障ID=00001101に基づき、故障データベース46の故障データファイル48を検索し(S16)、故障データを取得する(S18)。故障データは、故障内容名称と設備機器の配置位置情報である。設備機器の配置位置情報には、広域画像データ、広域配置場所、詳細画像データ、詳細配置場所を含む。
図2で説明したように、故障ID=00001101に対応する故障内容名称は「L−1A故障」であり、広域画像データは「1001.JPG」であり、広域配置場所は「1棟1階」であり、詳細画像データは「1001001.JPG」であり、詳細配置場所は「テナントX横」である。
マネージメントサーバ44は、取得した故障内容名称と設備機器の配置位置情報とをメールサーバ50に伝送し、メールサーバ50は、登録者全員のそれぞれの作業者端末30a,30bへその内容を同時送信する(S20)。各保守作業者は、それぞれの作業者端末30a,30bによってメールを受信し、故障内容と配置場所の確認を行う(S22)。
図4(a)に各作業者端末30a,30bが受信したメール内容の表示画面を示す。各作業者端末30a,30bの表示画面は同じである。表示画面には、「設備故障」のタイトルと、故障発生の日付としての「20150520」と、故障発生の時間としての「15:00」と、故障内容名称としての「L−1A一括故障」と、設備機器の配置位置情報として4つの情報とが示される。
設備機器の配置位置情報は、広域配置場所としての「1棟1階」、広域画像データとしての「1001.JPG」、詳細配置場所としての「テナントX横」、詳細画像データとしての「1001001.JPG」の4つである。広域画像データとしての「1001.JPG」の表示としては、1棟の各階の配置状況全体の中で、該当する画像データをハイライトする等としてよい。詳細画像データとしての「1001001.JPG」では図2(c)で説明したように「テナントX横」を黒塗りする等としてよい。
各保守作業者は、それぞれの作業者端末30a,30bの表示画面を見て、故障内容と、故障対応すべき照明機器18の配置場所を具体的に把握できる。その把握に基づいて、故障現場に急行して故障対応作業を行うことができるかを判断する。一例として、作業者端末30aを携帯する保守作業者が、故障対応作業に対応できると判断したとすると、その保守作業者は、図4(a)の表示画面の下側に表示されている「現在位置付返信」のボックスをクリックする。
図4(b)は、「現在位置付返信」のボックスをクリックすることで、作業者端末30aに表示される返信連絡用表示画面である。ここでは、「設備故障対応者連絡」のタイトルと、故障発生の日付時間と、故障内容名称とが表示され、さらに「現在位置xxxxxx」と、返信者の現在位置を書き込める欄が表示される。
図3に戻り、作業者端末30aを携帯し、故障対応作業に対応できると判断した対応可能者は、自己の現在位置を「現在位置xxxxxx」の欄に書き込んで返信する(S24)。メールサーバ50は、この対応可能者からのメールを受信し(S26)、マネージメントサーバ44に伝送する。マネージメントサーバ44は、作業者端末30aからの故障対応返信を取得して、対応可能者の現在位置を確認し(S28)、故障対応作業者情報を登録
する。
次に、マネージメントサーバ44は、登録した対応作業者情報を出力(S30)してメールサーバ50に伝送し、メールサーバ50は、登録者全員の作業者端末30a,30bへその対応作業者情報を同時送信する(S32)。
図4(c)は、故障対応作業者情報を受信した各作業者端末30a,30bの表示画面である。ここでは、「設備故障対応者連絡」のタイトルと、故障発生の日付時間と、故障内容名称とが表示され、さらに、故障対応作業者情報として「山田太郎 作業対応予定」「現在位置xxxxxx」が表示される。これによって、各保守作業者は、対応作業者の確認(S34)を行い、対応作業者情報を共有することができる。
故障対応作業者として登録された「山田太郎」以外の保守作業者が、図4(c)の画面を確認して、自分も故障対応支援を行った方がよい、と判断したときは、自分の作業者端末30bからその旨の「故障対応支援返信」を送信する。メールサーバ50はそれを受信してマネージメントサーバ44に伝送し、マネージメントサーバ44は、伝送されてきた「故障対応支援者返信」に基づいて支援作業者情報を登録する。登録された支援作業者情報は、再びメールサーバ50を介して、各作業者端末30a,30bに同送する。これによって「山田太郎」は、他の保守作業者が支援に駆けつけることを知り、支援作業者情報も共有化できる。
比較のために、従来技術における故障発生のメールを受信した作業者端末31の表示画面を図5に示す。従来技術では、「設備故障」のタイトルと、故障発生日時情報と、故障内容名称のみが送信される。故障した設備機器14の配置情報が送信されないので、これを受信した保守作業者は、詳細情報を知るために、中央監視センタ40の監視端末42にアクセスする必要があり、故障対応作業を迅速に行えず、また、故障対応作業者情報等の共有化ができない。
10 設備機器監視システム、12 施設、14 設備機器、16 給排水機器、
18 照明機器、20 防犯・防災機器、22 受変電機器、24 その他機器、26a,26b ローカルコントローラ、28 公衆ネットワーク、30a,30b,31 作業者端末、40 中央監視センタ、42 監視端末、44 マネージメントサーバ、46 故障データベース、48 故障データファイル、50 メールサーバ、52 通信機器、54 ネットワーク機器、60 故障データテーブル、62 広域画像データ、64 詳細画像データ。

Claims (4)

  1. 監視対象の施設内の複数の設備機器の状態を監視し、施設内で故障が生じたときに各設備機器に予め割り当てられている故障IDを特定するローカルコントローラと、
    故障IDに関連付けられ、故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを記憶する故障データベースと、
    メール送受信機能を有する複数の作業者端末と、
    各作業者端末とメールの送受信を行うメールサーバと、
    ローカルコントローラ、故障データベース及びメールサーバと接続されるマネージメントサーバと、
    を備え、
    マネージメントサーバは、
    ローカルコントローラから故障IDを受信し、
    受信した故障IDに対応する故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを故障データベースから取得し、
    取得した故障内容名称と設備機器の配置位置情報とを各作業者端末にメールサーバを介して送信し、
    メールサーバを介して作業者端末からの故障対応返信を取得して故障対応作業者情報を登録し、
    登録された故障対応作業者情報を各作業者端末にメールサーバを介して送信し、
    メールサーバを介して故障対応返信を行った作業者端末以外の作業者端末からの故障対応支援返信を取得して支援作業者情報を登録し、
    登録された支援作業者情報を各作業者端末にメールサーバを介して送信することを特徴とする設備機器監視システム。
  2. 請求項1に記載の設備機器監視システムにおいて、
    マネージメントサーバは、
    設備機器の配置位置情報として、施設内の建物名および建物階に関する広域配置位置情報と、建物階における詳細配置位置情報とをメールサーバを介して送信することを特徴とする設備機器監視システム。
  3. 請求項2に記載の設備機器監視システムにおいて、
    広域配置位置情報と詳細配置位置情報は、設備機器の配置位置を示す画像情報であることを特徴とする設備機器監視システム。
  4. 請求項1に記載の設備機器監視システムにおいて、
    故障対応返信は、返信した作業者端末の現在位置情報を含むことを特徴とする設備機器監視システム。
JP2015097849A 2015-05-13 2015-05-13 設備機器監視システム Active JP6230567B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015097849A JP6230567B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 設備機器監視システム
CN201610312551.0A CN106161585B (zh) 2015-05-13 2016-05-12 设备仪器监视系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015097849A JP6230567B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 設備機器監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016213768A JP2016213768A (ja) 2016-12-15
JP6230567B2 true JP6230567B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=57353094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015097849A Active JP6230567B2 (ja) 2015-05-13 2015-05-13 設備機器監視システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6230567B2 (ja)
CN (1) CN106161585B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110800315B (zh) * 2017-06-28 2021-08-20 三菱电机大楼技术服务株式会社 设备维护支持系统以及设备维护支持装置
CN110322671B (zh) * 2019-06-12 2023-07-25 平安科技(深圳)有限公司 一种告警信息处理方法及装置
JP7463076B2 (ja) * 2019-10-23 2024-04-08 株式会社日立ビルシステム 情報表示システムおよび情報表示方法
JP7452145B2 (ja) 2020-03-19 2024-03-19 セイコーエプソン株式会社 生産ライン監視システム
CN113157533B (zh) * 2021-03-05 2023-03-28 南方电网深圳数字电网研究院有限公司 营业厅设备的安全监测方法、终端、服务器及系统
KR102464954B1 (ko) * 2021-10-08 2022-11-07 주식회사 글로벌이앤피 무선 통신 기반의 IoT 설비 시스템

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314761A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Hitachi Comput Eng Corp Ltd 障害通報システム
JPH09184069A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Canon Inc 連続体の製造工程管理方法及び表示制御方法
JP3493547B2 (ja) * 2000-05-11 2004-02-03 株式会社日立製作所 空気調和機のサービスシステム及び監視センタ用サーバシステム
JP2003005806A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Koyo Seiko Co Ltd 制御システム
US20050246411A1 (en) * 2004-05-03 2005-11-03 Vitrano James B Method and apparatus for direct signaling of e-mail messages in response to faults
JP2007116586A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Technoaid:Kk 設備監視システム
JP5167025B2 (ja) * 2008-08-19 2013-03-21 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 保守員派遣システム
JP2011059809A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Toshiba Corp 監視装置
JP2013105262A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 火災対応支援装置、火災対応支援方法及びプログラム
JP2013148962A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サービス員派遣支援装置、サービス員派遣支援方法及びサービス員派遣支援プログラム
JP5938252B2 (ja) * 2012-03-29 2016-06-22 能美防災株式会社 防災活動支援システム
CN103327701B (zh) * 2013-06-26 2015-08-19 广州中国科学院软件应用技术研究所 路灯故障监测系统
CN203658816U (zh) * 2013-12-25 2014-06-18 深圳市高德信通信有限公司 一种智能市电监控系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN106161585A (zh) 2016-11-23
CN106161585B (zh) 2020-12-22
JP2016213768A (ja) 2016-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6230567B2 (ja) 設備機器監視システム
US9557807B2 (en) Using augmented reality to create an interface for datacenter and systems management
JP2006209594A (ja) メインテナンス支援システム
JP6723782B2 (ja) 防災支援システム
US11475758B2 (en) Monitoring control panels of a fire control system
US20170257748A1 (en) Information processing apparatus, program product, and method
JP2019192028A (ja) ビル保守システム及びビル保守支援方法
JP2018113557A (ja) 空調機管理システムおよびこれに用いる空調機管理装置、空調機管理方法
JPWO2018116493A1 (ja) 配置サーバ、警備システム、警備員配置方法及びプログラム
JP2010157881A (ja) 通信ネットワークシステム
JP6278887B2 (ja) 施設管理システム
JP2017001789A (ja) 保守管理システム
JP2007241776A (ja) 出動要請方法
JP6860322B2 (ja) 通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法
JP2003228781A (ja) 警備システム、及び警備システムの処理方法
JP2019106568A (ja) 遠隔監視装置、監視センタサーバおよび監視対象設備の初期設定方法
JP2006004225A (ja) 携帯端末を利用した環境監視システム、環境監視方法およびプログラム
JP7256030B2 (ja) 被災状況把握システム
JP5780978B2 (ja) プラントの保守点検システム
JP2016171416A (ja) 安否確認通報装置
WO2018230117A1 (ja) アラーム通知システム及びアラーム通知方法
CN114074868B (zh) 大厦设备的运转状态显示装置、以及大厦设备的运转状态显示方法
WO2024084867A1 (ja) 空調システム、作業支援方法、作業者端末及びプログラム
WO2023007934A1 (ja) 異常通知装置、方法、及びシステム
JP2006085250A (ja) 防災システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6230567

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250