JP2007116586A - 設備監視システム - Google Patents

設備監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007116586A
JP2007116586A JP2005308197A JP2005308197A JP2007116586A JP 2007116586 A JP2007116586 A JP 2007116586A JP 2005308197 A JP2005308197 A JP 2005308197A JP 2005308197 A JP2005308197 A JP 2005308197A JP 2007116586 A JP2007116586 A JP 2007116586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
equipment
information
service center
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005308197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ono
繁 大野
Takashi Yoshida
敬司 吉田
Masashi Ginkawa
雅士 銀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEATRIX KK
IB WORLD KK
TECHNOAID KK
Original Assignee
BEATRIX KK
IB WORLD KK
TECHNOAID KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEATRIX KK, IB WORLD KK, TECHNOAID KK filed Critical BEATRIX KK
Priority to JP2005308197A priority Critical patent/JP2007116586A/ja
Publication of JP2007116586A publication Critical patent/JP2007116586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】多種多様な機器からのデータを自動収集し、それぞれの機器に最も適した解析プログラムを選択し、解析結果は、ウェブ上でブラウザ画面から閲覧でき、設備の異常を各機器が検出した時には、必要情報を通報先に自動的に通報する。
【解決手段】監視サービスセンタ21に対して、機器17からデータを収集する自動データ収集手段22と、送られてきたデータを機器特有の情報と対応づけて蓄積するデータ蓄積手段23と、予め登録されている機器解析条件に基き機器からのデータを解析するデータ解析手段24と、該解析データを機器特有の情報と対応づけてウェブ情報とし、通信回線網20へ送出するウェブ情報送出手段25と、異常情報を当該設備の通報先へ通報する異常通報手段26とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、各企業、各工場などに設置される様々な設備に取り付けられる警報機、センサー、デバイスなど、メーカーや種別が異なる多種多様な機器からのデータを収集し、通信回線網を介して監視サービスセンタでデータを解析し、設備の動作状況や異常を通報可能とする設備監視システムに関するものである。
製造業を営む企業の多くでは、それぞれ工場全体にわたって多数の設備に取り付けられた警報機、センサー、デバイス等が、機器のデータを収集し、設備の動作状態を常時監視している。これらの警報機、センサー、デバイス等は、それぞれ任意のメーカーの製品であって、機種、型名、使用条件、出力信号形態も様々に異なる。出力データの解析方法も多種多用である。異常を検出して警報を発するときも、動作条件が異なる。出力データの解析ソフトも様々な種類があり、解析の仕方も異なる。したがって、どの機器にどの解析ソフトを使用し、どの条件で解析をすれば適切なのか判断することが煩雑である。専任の管理者以外、設備や機器の使用もできない場合が多い。また、安全確保、保守、あるいは関係法令上、高度の知識を有した機器管理者の配置が義務付けられていることもある。
近年、合理化の観点から、これらの機器について、その動作状態をセンサー等で検出し、ネットワークを通じてサーバーに蓄積し、少ない管理者で多くの機器を保守、監視を管理する技術はよく知られている。特開2001−258080公報には、従来の設備監視システムが開示されている(特許文献1)。
図5は、特許文献1の内容説明図である。
監視の対象は、水道設備、製造設備、発電設備等の設備に付加されている温度センサ、圧力センサ等である。この監視システムは、これらの機器から、データをデータ収集部34によって収集し、収集したデータをコンピュータシステム35を介して通信回線網に送出している。通信回線網39は、公衆電話回線やインターネット等である。遠隔地に設置されている監視センター40では、通信回線網39を通じて、コンピュータシステム35から異常通知を受信する。このシステムでは、監視センター40側から被監視側のデータを収集するか、或いは被監視側から特定の監視側へメッセージ伝送を行っている。
しかし、こうしたシステムでは、被監視側の個々の監視対象毎に遠隔監視システムが必要となり、経済的負担が発生する。更に複数の遠隔監視システムを並行して用いるため、監視センター40側はこれらを個々に閲覧し判断しなければならず、一定のスキルが要求される。
そこで、特許文献1に開示された発明は、監視センター40に、データ収集部34に対するデータ収集のための条件を設定する機能を付与する。条件入力部41にはその条件を設定する。条件入力部41は、通信回線を介してコンピュータシステム35の条件設定部38にデータ収集条件を通知する。データ収集部34は、そのデータ収集条件に基いて、各機器d1,d2,…,dnからデータを収集し、データ蓄積部DB2へ蓄積し、データベース36を形成する。
特開2001−258080
しかしながら、図5に示したような従来の設備監視システムでは、設備を所有している会社や工場に設置されるコンピュータシステム35が、センサーなど各機器の出力データを、どのように加工してデータベース36に蓄積するかを決める。従って、サーバー機能を有するコンピュータシステム35に、データ加工部37とデータ収集条件を設定する条件設定部38を新たに構築することが必要となる。これには、専用のプログラムが必要となる。
そのため、サーバー機能を有したコンピュータシステム35へ専用のプログラムをインストールするなどの作業が必要となる。また、データ収集部34から収集したデータを加工し、多量のデータを蓄積するための、信頼度の高いサーバ機能を有したコンピュータシステム35を用意する必要がある。
さらに、多量に発生するデータを蓄積し、データ消失を防ぐためのデータバックアップ処理を実行し、これらのメンテナンスを行うために、高機能なハードウェアの購入費用とコンピュータ管理者の人件費の支出が伴う。また、機器毎に新たな解析プログラムの購入費用を含む、高額な投資を必要とする。そのため、設備を監視するための機器には、できる限り、同一のメーカー、同一種類ものを採用するといった、大きな制約があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、前記した従来の課題を解決するための設備監視システムを提供することを目的とする。本発明によれば、複数の企業が、各企業毎に、工場などに設けられている多種多様な既設設備の動作や異常を監視するための、専用の解析ソフトを個々に購入したり、高度のデータ解析知識を有した専任の設備管理者をそれぞれ配置する必要がない。コンピュータシステムも顧客が既に所有している既存のシステムで済む。外部のデータ解析会社の監視サービスセンタが、多種多様な機器からのデータを収集し、それぞれの機器に最も適した解析ソフトやそれぞれの顧客が要求するデータ解析条件でデータの解析を可能にする。解析結果は、通信回線網に接続されたコンピュータであれば、ウェブ上でブラウザ画面から閲覧でき、機器の設置条件や解析条件の変更もブラウザ画面から行える。しかも、設備の異常を各機器が検出した時には、即時に異常原因の探求と、設備の復旧、修理などの対応が可能なように必要情報を通報先に通報できる。
本発明は次の構成により、上記の課題を解決する。
(構成1)
設備に付加される機器からデータを収集するデータ収集手段と、前記データ収集手段で収集したデータを通信回線網へ送出するデバイスサーバと、通信回線網に接続され、前記デバイスサーバから送られてくるデータを監視する監視サービスセンタとを備える設備監視システムにおいて、前記デバイスサーバは、前記データ収集手段による機器からのデータを機器特有の情報と対応づけて前記監視サービスセンタに送出するデータ送出手段を備えており、前記監視サービスセンタは、通信回線網を介して前記デバイスサーバを作動させて前記データ収集手段により前記機器からデータを収集する自動データ収集手段と、送られてきたデータを機器特有の情報と対応づけて蓄積するデータ蓄積手段と、予め登録されている機器解析条件に基き機器からのデータを解析するデータ解析手段と、該解析データを機器特有の情報と対応づけてウェブ情報として前記通信回線網へ送出するウェブ情報送出手段と、データ解析手段により機器からのデータが、登録されている前記機器の正常な値と比較して異常な場合に、当該機器の設備の異常を示す異常検出信号を出力する異常検出手段と、該異常検出手段からの異常検出信号を受けたとき、予め登録されている当該設備の異常を示す異常情報を当該設備の通報先へ通信回線網を介して通報する異常通報手段とを備えていることを特徴とする設備監視システム。
構成1の発明で、顧客側では、既設設備のセンサーなどの機器に関する機器特有の情報をブラウザ画面上から監視サービスセンタに登録すれば、監視サービスセンタの自動データ収集手段が、機器特有の情報と対応づけて機器のデータを通信回線網を介して自動的に収集し、データ蓄積手段に蓄積できる。機器のデータは、設備や機器が設置されている場所と異なる場所にある監視サービスセンタのデータ蓄積手段に蓄積され、耐震、耐火等の災害対策を十分に施される。又、データバックアップも定期的に確実に行われる。
データ蓄積手段に蓄積された機器のデータは、データ解析手段により解析され、機器データの高度な解析も専用の高精度の解析プログラムにより行うことが可能である。機器のデータや解析結果は、ウェブ情報送出手段により通信回線網へ送出され、顧客側の既設のコンピュータシステムで、一般的なブラウザ画面でウェブ上から機器特有の情報と対応づけて各機器のデータを閲覧できる。機器のデータを解析した結果、異常と判断されたときは、異常検出手段が異常検出信号を発し、予め登録されている異常を知らせる異常情報を当該設備の通報先へ通信回線網を通じて通報することができる。
(構成2)
構成1に記載の設備監視システムにおいて、前記データ送出手段は、前記データ収集手段が収集した機器からのデータを、設備を所有する顧客特有の識別情報及び機器特有の情報と対応づけ、通信回線網を介して監視サービスセンタへ送出することを特徴とする設備監視システム。
顧客特有の識別情報と対応づけて、データ収集手段が収集した機器からのデータは、通信回線網を介して監視サービスセンタへ送出され、監視サービスセンタのデータ蓄積手段へ蓄積されるので、セキュリティを向上させている。
(構成3)
構成1又は構成2に記載の設備監視システムにおいて、前記データ送出手段は、機器からの信号を無線LANを介して収集し、前記通信回線網へ送出することを特徴とする設備監視システム。
データ収集手段は、機器から信号を無線LANを介して収集し、デバイスサーバで、機器のデータを通信回線網へ送出することができる。また、機器の設置位置も任意に選ぶことができる。
(構成4)
構成1乃至構成3に記載の設備監視システムにおいて、前記監視サービスセンタ及び前記コンピュータシステムは、前記コンピュータシステムからの前記顧客特有の識別情報を前記監視サービスセンタが認識したとき、前記監視サービスセンタに登録されている顧客又は機器の登録情報を変更できるようにしたことを特徴とする設備監視システム。
データ解析手段の解析条件を変更するとき、及び、異常検出時の通報先、機器の設置位置を変更するときは、顧客特有の識別情報を認識させることによって登録情報を変更する。
(構成5)
請求項1乃至構成4に記載の設備監視システムにおいて、前記監視サービスセンタのデータ解析手段は、前記デバイスサーバから送られてきた機器特有の情報に基いて、登録された解析条件で当該機器のデータ解析を行うことを特徴とする設備監視システム。
データ解析手段は、機器特有の情報に基いて機器に適した解析プログラムを選択し、機器のデータを解析するので、多種多様な機器を監視することが可能である。
(構成6)
請求項1乃至構成5に記載の設備監視システムにおいて、前記監視サービスセンタのウェブ情報送出手段は、解析データとしてのグラフ情報又は機器が配置されている位置を示す地図情報をウェブ情報として前記通信回線網へ送出することを特徴とする設備監視システム。
解析データとして、グラフ情報や、機器が配置されている位置を示す地図情報を生成し、これをウェブ上で閲覧できるので、機器の動作状況の視覚的な把握ができる。また、異常発生時に機器が配置されている場所へ迅速に行くことを可能にする。
(構成7)
請求項1乃至請求項6記載の設備監視システムにおいて、前記監視サービスセンタのウェブ情報送出手段は、前記ウェブ情報を一定時間経過毎に更新して前記通信回線網へ送出することを特徴とする設備監視システム。
自動データ収集手段による各機器からのデータ収集を、予め定めた時間間隔で定期的に行い、このデータ収集に対応させてウェブ情報も更新してもよい。
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
図1は、本発明の設備監視システムの全体像を示すシステム概念図である。
本発明の設備監視システムは、顧客側のシステム、通信回線網、監視サービスセンタの3つのシステムに大別される。この実施例1は、各設備に取り付けられた警報機やセンサーなどの機器からのデータが、無線及び無線LANを介して収集され、デバイスサーバ7と通信回線網13を通じて、監視サービスセンタ14に送られる例を示している。なお、別の実施例として、顧客側に設けられた既存のコンピュータシステム10のハブ11やモデム12を介在させる方法もある。
図1に示される例では、設備1a、設備1b、設備1cの3つの設備が有る。設備1aには、警報機2a1、リレー2a2が有る。これらのオンオフ信号が、無線機3a、3bによって無線出力される。設備1bには、アナログセンサー2b1、アナログセンサー2b2が有る。これらのアナログ出力信号は、無線機3cによってディジタル信号に変換されて無線出力される。設備1cには、デジタルセンサー2c1、デジタルセンサー2c2、デジタルセンサー2c3が有り、これらの出力信号は、無線機3dによってデジタル信号のまま、無線出力される。
無線機3a、3b、3c、3dから出力される信号は、データ受信機4で受信され、無線LAN5、6を通じてデバイスサーバ7に収集される。デバイスサーバ7には、VPN(Virtual private network)ルータが設けられている。暗号化通信により機密性の高いデータ伝送を行うためである。インターネットVPN、IP−VPNのいずれでもよいが、顧客のデータを保護するために、閉域ネットワークを利用する。デバイスサーバ7は、上記のように、顧客側の各設備から、無線あるいは有線ネットワークを通じて監視対象となるデータを収集し、例えば、ウェブデータ形式で、そのデータを記憶する。収集したデータは、監視サービスセンター側からブラウザを用いて閲覧させる。なお、VPNルータは、図2を用いて説明するように、デバイスサーバ7の内部に組み込んでもよいし、インターネットとの接続用モデムとデバイスサーバ7との間に挿入してもよい。また、デバイスサーバ7は、少なくとも、機器のデータを受信して、ウェブデータ形式で記憶装置に記憶させる機能をもてばよい。従って、例えば、データ収集順を定めるスケジューラと、機器のデータを順番に読み取るデータ読み取り装置と、取得したデータをウェブデータ形式に変換するコンパータと、ウェブデータを記憶するメモリを備えればよい。
通信回線網13に接続される監視サービスセンタ14には、設備を所有する顧客特有の識別情報及び機器特有の情報を対応付けた情報が予め登録されている。その内容は後で図6や図7で例示するが、顧客名(○○会社)、ID識別記号(○○○)、設備名称(○○○)、機器No(A−1)、センサー種別(温度)、出力信号の形態(アナログ信号4〜20mA)、出力信号のレンジ(0〜100℃)、出力条件(/10min)、記録の要否(−)などを含む。
監視サービスセンタ14は、通信回線網13を介して、顧客を識別するID識別記号を受信する。続いて通信回線網13から各機器のデータが、各機器特有の情報と対応づけられて送られてくる。このデータは、図7に示すように、機器No(A−1)、監視時刻(2005.10.1 10:00)、測定結果(15mA)、演算前(○○○)、演算後(△△△)、異常検知(正常)、異常通報(−)、担当者応答時刻( )等を含む。これらのデータが、監視サービスセンタ14のデータ蓄積手段に蓄積されて、データベース化される。
監視サービスセンタ14には、顧客企業の多種多様な機器について、その特有の特性や解析手順にあった解析を行うための解析プログラムが多数用意される。先に説明した機器特有の情報の中に、どの解析プログラムを選択するかの情報も含まれる。したがって、顧客側から、機器のデータが送られ、サーバ内にデータベースとして蓄積されると同時に、監視サービスセンタに数多くある解析プログラムの中から、機器特有の情報に基いた最適の解析プログラムが選択される。データ蓄積手段に蓄積されたデータは、選択された解析プログラムが示す手順で、各機器特有の条件で解析される。
監視サービスセンタ14の解析結果は、通信回線網13を介して、顧客側のコンピュータシステム10の各PCへ送出される。この例では、解析結果をブラウザで閲覧可能なウェブデータにして、データ蓄積手段に蓄積する。各PCは、ウェブデータを閲覧するためのブラウザ機能、ブラウザ画面を有している。なお、顧客側のコンピュータシステム10でウェブデータを閲覧する場合にも、上記の閉域ネットワークを利用することが望ましい。
監視サービスセンタへの顧客側の情報の登録、解析プログラムの選択、異常通報先の変更なども、これらの各PCのブラウザ画面から通信回線網13を介して行えるように構成されている。
図2は、監視サービスセンタ21が動作したときのそれぞれの機能に関する機能ブロック図である。
顧客側のデバイスサーバ7は、データ収集手段18とデータ送出手段19を備えている。データ送出手段19は、VPNルータ8と記憶装置9を備えている。データ収集手段18は、監視サービスセンタ21から受信したコマンド信号に基いて、警報機2a1、アナログセンサー2b1、デジタルセンサー2c1などの機器17a、17b、・・・17nが検出したデータを収集する。データ送出手段19は、これらのデータを各機器特有の情報とそれぞれ対応づけてウェブデータとし、記憶装置9に記憶する。VPNルータ8は、監視サービスセンタ21の要求に従って、そのデータを通信回線網20を介して監視サービスセンタ21へ送る。
監視サービスセンタ21の、自動データ収集手段22は、顧客企業の設備に設けられた各種機器からのデータを定期的に、(例えば、5分毎、1時間毎)、収集する機能を持つ。自動データ収集手段22はブラウザの機能により、顧客側のデータ送出手段19をアクセスして、ウェブデータを閲覧する。閲覧されたデータは、各顧客企業の識別記号及び機器番号などを各機器特有の情報と対応づけられて、データ蓄積手段23へ順次蓄積される。
各機器のデータは、データ解析手段24により、予め登録されている解析プログラムの解析条件にしたがって解析される。解析プログラムは、機器特有の情報をインデックスにして、選択される。データ解析手段24によるデータ解析の結果は、データ蓄積手段23に蓄積される。通信回線網20を通じて顧客企業特有の識別記号が入力し、ログインがされると、ウェブ情報送出手段25は、データ蓄積手段23の中から該当する顧客企業の機器特有のデータ、機器の検出データ、解析結果データ等を、顧客企業のコンピュータに閲覧させる。
図3にブラウザ画面によって閲覧できるウェブ情報の一例を示す。
顧客企業のコンピュータシステム10では、PC1〜PCnのいずれかのディスプレイ29に図のような画面が表示される。図の画面の左側には、機器の監視データ30が表形式で表示される。右側には、該当する企業の所在地や工場の中の設備の配置図面とセンサー機器の取り付け位置31等が表示される。この地図情報により、警備会社など設備や機器の配置位置を正確に通知できる。従って、異常発生に対する処置を速やかに行い、設備の点検、作動停止、修理など迅速に対応できる。
図3は、画面の右側に地図情報を示しているが、地図情報の代わりに左側の監視データを解析した解析データを表示したり、数値データの代わりに、視覚的に見やすく加工したグラフや観測波形、監視し蓄積されている過去から現在に到る時系列データを表示することも可能である。
閲覧できる機器のデータとしては、何のデータであるかを示す場所、機器名称などのデータも閲覧できることは勿論のこと、解析プログラムによる演算前のデータ、演算後のデータも閲覧することができる。なお、この監視データや地図情報は、顧客側のみならず、監視サービスセンタ側の監視サービスを提供する側で閲覧できることは言うまでもない。
監視サービスセンタ21において、異常検出手段26は、データ解析手段24による機器のデータ解析結果から、設備の異常を知らせる内容を検出する。異常通報手段27は、顧客企業の設備管理者や担当者に携帯電話28a、28b、28cを利用して、機器の異常を通報する。データ蓄積手段23には、顧客企業の設備管理者や担当者の電子メールアドレスや、携帯電話28a、28b、28cの電話番号とメールアドレスが、通報先として登録されている。また、データ蓄積手段23には、異常検出時にその異常内容に対応させた文章、音声などのメッセージが登録されている。異常検出手段26が異常を検出したときは、異常通報手段27が、該当する異常情報を機器名称、設置位置、機器の検出データなどの機器特有の情報と共に、登録されている通報先へ送信する。
例えば、図4に示すように、顧客企業の担当者の携帯電話機32には、「緊急通報!○○会社△△設備スクラバーの差圧異常 至急対応をお願いします。受信されましたら×××へ連絡をお願いします。」といったメッセージが表示される。この携帯電話機32に、図3の画面の右側に表示された地図情報を拡大して、スクロール可能に表示することも可能である。表示情報の例としては、図7の6行目に示されるデータが該当する。これは、例えば、機器No(D−1)、監視時刻(2005.10.1 10:02)、測定結果(差圧×××)、演算前(−)、演算後(−)、異常検知(異常)、異常通報(2005.10.1 10:05)、担当者応答時刻(○○○○ 10:15)となる。
この異常通報は、外部業務委託先の監視サービスセンタの担当者や、顧客側の工場を警備する警備会社の担当者、或いは、顧客企業の設備管理者や担当者に通報される。例えば、警備会社の担当者は、地図情報により、顧客企業の所在地、機器の設置場所、機種名、監視データなどを、即座に知ることができるので、機器の異常発生に対して迅速に行動することが可能である。
監視サービスセンタ21のデータ監視、データ解析システムは、専業の会社が責任を持って管理する。各顧客企業の各設備、各機器に関する監視データ及び解析データは、コンピュータシステムに熟知した専門の技術者によって処理される。データ蓄積手段23に蓄積されるデータは、定期的にバックアップが取られ、遠隔地の何箇所かに分散して保管したり、コンピュータシステムを並列的に動作させて記憶、蓄積することが出来る。従って、データ保全、災害対策、セキュリィテイも高く、集中投資による経済効果により、個々の企業が管理をするよりも、廉価にデータ解析や設備の異常監視を行える。
メーカも異なり、規格や使用条件も異なる多種多様な機器から収集した大量なデータであっても、それぞれの機器のデータは、機器特有の情報と対応づけられて蓄積、解析、表示、通報されるので、個々の企業が個別に監視、解析するより、コストを大幅に低減できる。
図2に示した監視サービスセンタ21の自動データ収集手段22は、定期的にデータ収集のためのコマンド信号を発生させることができた。このコマンド信号に基づいてデータ収集手段18がデータを収集した。しかしながら、コマンド信号無しに、データの収集をすることもできる。例えば、各機器17a、17b、17nが、自ら異常を検出できる構成にする。異常を検出した場合には、データ収集手段18に通知する。データ収集手段18は、異常検知情報をデータ送出手段19に伝える。異常検知情報はウェブデータとして、データ送出手段19に蓄積される。監視サービスセンタ21の自動データ収集手段22は、定期的にその蓄積データを閲覧すればよい。
また、あるいは、データ送出手段19が自動データ収集手段22に対して、割り込みにより異常検知情報を送信するようにしてもよい。このときは、監視サービスセンタ21内のデータ蓄積手段23へ異常検知通報が記憶され、既に説明した要領で、異常検出手段26と異常通報手段27とが動作する。
図1に示した実施例1では、各設備に取り付けられたセンサーなどの機器の状態信号が、無線や無線LANを用いて収集された。しかしながら、機器の全てを有線で接続したり、一部分だけ無線にしても構わない。また、アナログ信号を出力する機器の出力信号は、デバイスサーバ7に収集されるまでにディジタル信号に変換されていればよく、どの場所でディジタル変換されても構わない。デバイスサーバ7には、収集されたデータがウェブデータ形式で記憶されたが、ネットワークを通じて読み取ることができる任意の形式で記憶されて構わない。
図2に示した実施例1では、予め監視サービスセンタ21に、データ収集やデータ解析のための条件を設定しておき、その条件で自動的に動作するようにした。しかし、データ収集やデータ解析のための条件をリモートで設定することもできる。例えば、顧客側のコンピュータシステム16(図1)から、データ解析手段24にコマンド信号を送る。このコマンド信号により、設定を変更する。従って、機器の種別や仕様を変更した場合でも、迅速にシステムの条件変更を行える。また、データ収集のための条件設定の変更、データ解析ソフトの変更も容易に行うことができる。
本発明の設備監視システムの実施例を示すシステム概念図である。 図1のシステムにおけるコンピュータの機能実現手段を示す機能ブロック図である。 本発明のブラウザ画面によって閲覧できるウェブ情報説明図である。 本発明の異常通報先の携帯電話機へ表示される画面情報説明図である。 従来の設備監視システムのブロック図である。 顧客・設備・機器情報のフォーマット例説明図である。 機器監視データの例説明図である。
符号の説明
16 顧客企業コンピュータシステム
17a、17b、・・・17n 機器
18 データ収集手段
19 データ送出手段
20 通信回線網
21 監視サービスセンタ
22 自動データ収集手段
23 データ蓄積手段
24 データ解析手段
25 ウェブ情報送出手段
26 異常検出手段
27 異常検通報手段
28 顧客担当者携帯電話機

Claims (7)

  1. 設備に付加される機器からデータを収集するデータ収集手段と、前記データ収集手段で収集したデータを通信回線網へ送出するデバイスサーバと、通信回線網に接続され、前記デバイスサーバから送られてくるデータを監視する監視サービスセンタとを備える設備監視システムにおいて、
    前記デバイスサーバは、前記データ収集手段による機器からのデータを機器特有の情報と対応づけて前記監視サービスセンタに送出するデータ送出手段を備えており、
    前記監視サービスセンタは、通信回線網を介して前記デバイスサーバを作動させて前記データ収集手段により前記機器からデータを収集する自動データ収集手段と、送られてきたデータを機器特有の情報と対応づけて蓄積するデータ蓄積手段と、予め登録されている機器解析条件に基き機器からのデータを解析するデータ解析手段と、該解析データを機器特有の情報と対応づけてウェブ情報として前記通信回線網へ送出するウェブ情報送出手段と、データ解析手段により機器からのデータが、登録されている前記機器の正常な値と比較して異常な場合に、当該機器の設備の異常を示す異常検出信号を出力する異常検出手段と、該異常検出手段からの異常検出信号を受けたとき、予め登録されている当該設備の異常を示す異常情報を当該設備の通報先へ通信回線網を介して通報する異常通報手段とを備えていることを特徴とする設備監視システム。
  2. 前記データ送出手段は、前記データ収集手段が収集した機器からのデータを、設備を所有する顧客特有の識別情報及び機器特有の情報と対応づけ、通信回線網を介して監視サービスセンタへ送出することを特徴とする請求項1記載の設備監視システム。
  3. 前記データ送出手段は、機器からの信号を無線LANを介して収集し、前記通信回線網へ送出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の設備監視システム。
  4. 前記監視サービスセンタ及び前記デバイスサーバは、前記顧客特有の識別情報を前記監視サービスセンタが認識したとき、前記監視サービスセンタに登録されている顧客又は機器の登録情報を変更できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の設備監視システム。
  5. 前記監視サービスセンタのデータ解析手段は、前記デバイスサーバから送られてきた機器特有の情報に基いて、登録された解析条件で当該機器のデータ解析を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の設備監視システム。
  6. 前記監視サービスセンタのウェブ情報送出手段は、解析データとしてのグラフ情報又は機器が配置されている位置を示す地図情報をウェブ情報として前記通信回線網へ送出することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の設備監視システム。
  7. 前記監視サービスセンタのウェブ情報送出手段は、前記ウェブ情報を一定時間経過毎に更新して前記通信回線網へ送出することを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の設備監視システム。
JP2005308197A 2005-10-24 2005-10-24 設備監視システム Pending JP2007116586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308197A JP2007116586A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 設備監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308197A JP2007116586A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 設備監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007116586A true JP2007116586A (ja) 2007-05-10

Family

ID=38098343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308197A Pending JP2007116586A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 設備監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007116586A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102946851A (zh) * 2010-06-18 2013-02-27 花王株式会社 水性毛发清洁剂
WO2015125268A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 富士電機株式会社 計測データ提供サービスシステム
CN106161585A (zh) * 2015-05-13 2016-11-23 三菱电机大楼技术服务株式会社 设备仪器监视系统
JP2017167761A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 日本精機株式会社 表示装置及びプラント機器状態収集システム
WO2018151112A1 (ja) 2017-02-17 2018-08-23 株式会社マスダック 製造装置オンラインメンテナンスシステム及びその方法
JP6567229B1 (ja) * 2018-03-30 2019-08-28 三菱電機株式会社 学習処理装置、データ分析装置、分析手法選択方法、及び分析手法選択プログラム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102946851A (zh) * 2010-06-18 2013-02-27 花王株式会社 水性毛发清洁剂
CN102946851B (zh) * 2010-06-18 2014-08-06 花王株式会社 水性毛发清洁剂
WO2015125268A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 富士電機株式会社 計測データ提供サービスシステム
JPWO2015125268A1 (ja) * 2014-02-21 2017-03-30 富士電機株式会社 計測データ提供サービスシステム
CN106161585A (zh) * 2015-05-13 2016-11-23 三菱电机大楼技术服务株式会社 设备仪器监视系统
JP2016213768A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 設備機器監視システム
CN106161585B (zh) * 2015-05-13 2020-12-22 三菱电机大楼技术服务株式会社 设备仪器监视系统
JP2017167761A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 日本精機株式会社 表示装置及びプラント機器状態収集システム
WO2018151112A1 (ja) 2017-02-17 2018-08-23 株式会社マスダック 製造装置オンラインメンテナンスシステム及びその方法
JP6567229B1 (ja) * 2018-03-30 2019-08-28 三菱電機株式会社 学習処理装置、データ分析装置、分析手法選択方法、及び分析手法選択プログラム
WO2019187012A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三菱電機株式会社 学習処理装置、データ分析装置、分析手法選択方法、及び分析手法選択プログラム
US11042786B2 (en) 2018-03-30 2021-06-22 Mitsubishi Electric Corporation Learning processing device, data analysis device, analytical procedure selection method, and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2543026B1 (en) Aspirating environmental sensor with webserver and email notification
KR100444568B1 (ko) 인터넷을 이용한 통합 모니터링 운영 시스템 사업 방법
US7876231B2 (en) Integrated management system for multi-air conditioner and integrated management method thereof
JP5468041B2 (ja) プラントの機器維持管理システム
JP2008512983A (ja) 回路保護器の監視および管理のためのシステム及び方法
KR100833615B1 (ko) 원격 감시 시스템 및 원격 감시 방법
EP3270242B1 (en) Systems and methods for predicting and displaying site safety metrics
JP2007116586A (ja) 設備監視システム
JP6947683B2 (ja) ビル保守システム及びビル保守支援方法
JP2015146088A (ja) 統合維持管理システム
EP3457371B1 (en) Method and apparatus for evaluation of temperature sensors
JP2006050651A (ja) 家電製品保守修理サービスシステム
JP2009104619A (ja) 自動火災報知設備の遠隔監視システム
JP3918022B2 (ja) 電気保安管理システム、電気設備監視端末、監視コンピュータ及び電気保安管理サービス提供方法
JP2005209030A (ja) 火災感知器および火災感知器のメンテナンス支援システム
US8635337B2 (en) System and method of troubleshooting
KR20170123324A (ko) 중계 장치 및 프로그램
JP6144595B2 (ja) 火災受信機
JP2008271474A (ja) 遠隔管理装置
KR20160148826A (ko) 운행정보를 이용한 엘리베이터 관리방법
JP2005293549A (ja) 設備機器の遠隔監視装置、及び設備機器監視システム
JP2008129960A (ja) セキュリティシステム、セキュリティ装置、セキュリティシステム制御方法及びセキュリティシステム制御プログラム
US11984016B2 (en) Predictive analytics of fire systems to reduce unplanned site visits and efficient maintenance planning
JP7286865B1 (ja) 受変電設備保安システム、受変電設備保安方法、スマートゲートウェイおよびプログラム
JP7363605B2 (ja) 製造IoTシステムおよび監視方法