JP7463076B2 - 情報表示システムおよび情報表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示システムおよび情報表示方法に関し、例えば、建物に設けられている設備の状況を表示可能な情報表示システムおよび情報表示方法に適用して好適なものである。
従来、昇降機の保守作業、昇降機の故障への対応等が発生した現場において、例えば、大口の顧客に対しては、顧客側の設備の一部として用意されたダッシュボードに、昇降機の故障から復旧する見込みの時間と、復旧の作業の進捗状況を示すステータスバーとを含む画面を表示させることにより、顧客の不安感を抑えることが知られている(特許文献1参照)。
特開2019-116377号公報
特許文献1に記載の技術では、詳細な故障の内容、故障への対応の状況を示す対応状況(対応中/対応済み等)、故障の発生日時等の各状況における履歴が一覧の形で表示されるため、顧客は、今現在、どのような対応状況であるのかを理解し難いといった問題がある。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、顧客が一目見ただけで、今現在、どのような対応状況であるかを把握し得る情報表示システム等を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、建物に設けられている設備の状況を表示可能な情報表示システムであって、建物に設けられている設備の停止の要因を示す停止要因と、前記設備での故障への対応の状況とを対応付けて管理する対応状況管理部と、前記設備での故障への対応の状況には、少なくとも、前記故障への対応が行われていることを示す対応中と、前記故障への対応が終わったことを示す対応済みとがあり、前記対応状況管理部により管理されている停止要因を示す情報を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末に表示する表示制御部と、を設けるようにした。
上記構成によれば、例えば、対応中の停止要因と、対応済みの停止要因とが識別可能に表示されるので、例えば、ユーザは、今現在、どのような状況であるのかを容易に理解することができる。
本発明によれば、利便性の高い情報表示システムを実現することができる。
第1の実施の形態による情報表示システムに係る構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態による表示名管理DBのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態による対応状況管理情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態による情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 第1の実施の形態による対応状況画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態による情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 第3の実施の形態による情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。本実施の形態では、建物に設けられている設備の故障への対応の状況を示す対応状況を表示する技術について主に説明する。本実施の形態では、設備の故障とは、設備が正常に動作しないこと(狭義の故障)、および/または、設備が通常と異なって動作していること(異常)を意味する。なお、設備の故障への対応には、設備の保守作業、設備の点検作業、設備の復旧作業等の作業が含まれる。
例えば、本実施の形態では、対応状況を表示する画面において、顧客が知りたい「現在故障が発生しているか」と「停止要因および対応状況」とを一目で把握可能な情報を表示する。例えば、現在対応中の停止要因は赤色、対応済み(復旧済み)の停止要因は青色とし、停止要因をアイコンとして表示する。停止要因とは、何故、設備が停止するのか、設備が停止しているのかを示す停止の要因であり、顧客が理解し易いように複数の故障を包括する内容である。かかる表示によれば、顧客は、現在、設備が正常か、また故障への対応は済んでいるのかを容易に把握できるようになる。
なお、以下の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、枝番を含む参照符号のうちの共通部分(枝番を除く部分)を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、枝番を含む参照符号を使用することがある。例えば、対応中アイコンを特に区別しないで説明する場合には、「対応中アイコン511」と記載し、個々の対応中アイコンを区別して説明する場合には、「対応中アイコン511-1」、「対応中アイコン511-2」のように記載することがある。
(1)第1の実施の形態
図1において、100は全体として第1の実施の形態による情報表示システムを示す。
図1は、情報表示システム100に係る構成の一例を示す図である。
情報表示システム100は、建物101に設置される昇降機110および監視装置120と、監視センター102に設けられる情報提供装置130と、顧客が使用する表示端末140とを含んで構成される。監視装置120と情報提供装置130とは、ネットワーク104を介して通信可能に接続されている。情報提供装置130と表示端末140とは、ネットワーク104を介して通信可能に接続されている。
建物101は、ビル、マンション、ショッピングモール、倉庫等である。なお、建物101は、これらに限定されるものでない。また、建物101には、各種の設備が設けられている。建物101に設けられる設備は、所定の顧客により管理されている。本実施の形態では、建物101に設けられる設備としては、昇降機110を例に挙げて説明するが、空調設備、駐車場設備、冷凍空調装置、電気設備、自動ドア、その他のビル設備等、他の設備であってもよい。
より具体的には、建物101には、1つ以上の昇降機110と、監視装置120とが設けられている。
昇降機110は、エレベーター、エスカレーター等である。昇降機110には、故障の診断に用いられる診断用センサー(図示は省略)が各所に設けられている。
監視装置120は、制御盤、パーソナルコンピューター等の情報処理装置(コンピュータ)であり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、通信装置等(図示は省略)を含んで構成される。
監視装置120の機能(故障検出部121、対応状況入力部122、通信部123等)は、例えば、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行すること(ソフトウェア)により実現されてもよいし、専用の回路等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとが組み合わされて実現されてもよい。また、監視装置120の機能の一部は、監視装置120と通信可能な他のコンピュータにより実現されてもよい。
監視装置120は、昇降機110の速度、運行等を管理し、所定の診断項目に沿って昇降機110の診断を行う。例えば、故障検出部121は、診断用センサーにおいて検出された値が一定のしきい値を超えたか否かを判定し、超えたと判定した診断項目の故障の要因(故障要因)を示す故障要因情報(例えば、故障要因ID)、作業者による故障への対応の状況を示す故障状況情報(未対応を示す故障状況情報)、故障が発生した時間を示す発生時間情報、昇降機110の製造番号等の機種情報を含む故障状態データを生成して記憶する。故障状況情報は、昇降機110の故障への対応が開始されていない状態である未対応を示す未対応の故障状況情報、昇降機110の故障への対応が行われている状態である対応中を示す対応中の故障状況情報、昇降機110の故障への対応が終わった状態である対応済みを示す対応済みの故障状況情報の何れかである。
また、監視装置120には、昇降機110の保守、点検等のための各種のスイッチ(図示は省略)が設けられている。例えば、対応状況入力部122は、作業者による故障への対応の開始に係るスイッチの操作に応答して、故障への対応が開始した旨の開始信号を故障検出部121に出力する。故障検出部121は、開始信号を受け取った場合、対応中の故障状況情報、故障への対応が開始された時間を示す開始時間情報、機種情報を含む故障状態データを生成して記憶する。また、例えば、対応状況入力部122は、作業者による故障への対応の終了に係るスイッチの操作に応答して、故障への対応が終了した旨の終了信号を故障検出部121に出力する。故障検出部121は、終了信号を受け取った場合、対応済みの故障状況情報、故障への対応が終了した時間を示す終了時間情報、機種情報を含む故障状態データを生成して記憶する。
通信部123は、所定のタイミングで故障状態データを情報提供装置130に送信する。所定のタイミングは、リアルタイム(例えば、故障状態データが生成されたタイミング)であってもよいし、一定の時間間隔であってもよいし、予め定められた時間であってもよいし、その他のタイミングであってもよい。
監視センター102は、管制センター、データセンター、コンタクトセンター等を含むセンターである。監視センター102は、建物101の設備を24時間365日、常時監視するシステムを含む。監視センター102では、昇降機110に故障が発生した場合には、顧客への連絡と共に、最寄りの事業拠点から作業者を出動させ、迅速に処置するための処理が行われる。
例えば、監視センター102は、情報提供装置130を備える。情報提供装置130は、サーバ装置、ノートパソコン等の情報処理装置(コンピュータ)であり、CPU、RAM、ROM、HDD、通信装置等(図示は省略)を含んで構成される。
情報提供装置130の機能(通信部131、表示名特定部133、対応状況管理部134、表示制御部135等)は、例えば、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに読み出して実行すること(ソフトウェア)により実現されてもよいし、専用の回路等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとが組み合わされて実現されてもよい。また、情報提供装置130の機能の一部は、情報提供装置130と通信可能な他のコンピュータにより実現されてもよい。
例えば、通信部131は、例えば、監視装置120から送信された故障状態データを受信する。
また、例えば、表示名特定部133は、情報提供装置130が備える表示名管理DB132を参照して故障状態データの故障要因に対応する表示名(停止要因の名称)を特定する。表示名管理DB132には、故障要因と表示名とが対応付けられた情報が格納されている。表示名管理DB132のデータ構造については、図2を用いて後述する。
また、例えば、対応状況管理部134は、故障状態データの故障状況情報から対応中であるか対応済みであるかを判定する。また、例えば、表示制御部135は、昇降機110における故障の対応状況(対応中か、対応済みか)に応じて表示名の表示態様を変更して画面情報(例えば、WEB(World Wide Web)ページ)を生成し、表示端末140に送信する。
表示端末140は、タブレット端末、スマートフォン等であり、顧客が使用する端末である。表示端末140は、WEBブラウザ141を備える。表示端末140は、受信した画面情報をもとにWEBブラウザ141により昇降機110の対応状況を示す画面(例えば、後述の対応状況画面)を表示する。
本実施の形態では、例えば、昇降機110に故障が発生した場合、監視装置120は、故障が発生した旨(故障状態データ)を、ネットワーク104を介して情報提供装置130に送信し、作業者は、建物101に出動し、故障への対応の作業を実施する。
故障への対応が行われている際、監視装置120は、昇降機110の各所に備えた診断用センサーにおいて検出された値が一定の閾値を超えたことから判定した故障要因情報と、作業者が入力(登録)した故障状況情報と、機種情報とを含む故障状態データを監視センター102にネットワーク104を介してリアルタイムで送信する。
情報提供装置130は、監視装置120が送信した故障状態データをリアルタイムで受信する。そして、情報提供装置130は、受信した故障状態データから故障要因情報を読み出し、表示名管理DB132に照合し、故障要因に対応する表示名を抽出する。また、情報提供装置130は、受信した故障状態データから故障状況情報を読み出し、対応状況情報が、未対応、対応中、対応済みの何れであるかを判定する。
この際、情報提供装置130は、例えば、対応状況情報が未対応の対応状況情報であると判定した場合、表示名を表示しない(非表示とする)。また、情報提供装置130は、例えば、対応状況情報が対応中の対応状況情報であると判定した場合、表示名を赤色のアイコンとして表示する。また、情報提供装置130は、例えば、対応状況情報が対応済みの対応状況情報であると判定した場合、故障状態データの終了時間から所定の時間(例えば、24時間)以内の場合、表示名を青色のアイコンとして表示し、所定の時間経過後は当該アイコンを非表示とし、当該アイコンを履歴情報として別画面で表示する。
図2は、表示名管理DB132のデータ構造の一例(表示名管理テーブル200)を示す図である。
表示名管理テーブル200は、大分類201と、機種202と、故障要因ID203と、停止要因ID204と、表示名205とが対応付けられた情報を格納する。大分類201は、昇降機110を分類可能な情報である。機種202は、昇降機110の機種を示す情報(昇降機110を識別可能な識別情報)である。故障要因ID203は、故障要因を識別可能な識別情報である。停止要因ID204は、停止要因を識別可能な識別情報である。表示名205は、停止要因の名称(表示名)を示す情報である。
図3は、対応状況管理部134が対応状況を管理するための対応状況管理情報の一例(対応状況管理テーブル300)を示す図である。対応状況管理テーブル300は、故障状態データに基づいて追加され、更新される。
対応状況管理テーブル300は、機種301と、故障要因ID302と、停止要因ID303と、発生時間304と、開始時間305と、終了時間306と、表示フラグ307と、顧客ID308との情報が対応付けられた情報を格納する。
機種301は、昇降機110の機種を示す情報である。故障要因ID302は、故障要因を識別可能な識別情報である。停止要因ID303は、停止要因を識別可能な識別情報である。発生時間304は、故障が発生した時間を示す情報である。開始時間305は、故障への対応が開始した時間を示す情報である。終了時間306は、故障への対応が終了した時間を示す情報である。表示フラグ307は、対応状況画面に対応状況(後述の対応済みアイコン)を表示するか否かを示す情報である。なお、対応状況画面については、図5を用いて後述する。顧客ID308は、顧客を識別可能な識別情報である。
図4は、情報提供装置130が実行する情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。なお、情報提供処理は、所定の周期で繰り返し実行されている。
ステップS401では、情報提供装置130は、故障状態データを受信したか否かを判定する。情報提供装置130は、故障状態データを受信したと判定した場合、ステップS402に処理を移し、故障状態データを受信していないと判定した場合、ステップS407に処理を移す。
ステップS402では、情報提供装置130は、受信した故障状態データから故障要因情報(故障要因ID)を読み出し、表示名管理DB132に照合し、故障要因IDに対応する表示名を特定する。
ステップS403では、情報提供装置130は、故障状態データから故障状況情報を読み出し、対応中の故障状況情報であるか否か(故障への対応中であるか否か)を判定する。情報提供装置130は、故障への対応中であると判定した場合、ステップS404に処理を移し、故障への対応中でないと判定した場合、ステップS405に処理を移す。
ステップS404では、情報提供装置130は、対応状況画面に、特定した表示名を赤色の文字としたアイコン(対応中アイコン)として表示するための画面情報を生成し、生成した画面情報を表示端末140に送信し、ステップS410に処理を移す。表示端末140は、当該画面情報を受信すると、当該表示名を赤色の文字としたアイコンを含む対応状況画面を表示する。
なお、情報提供装置130は、表示名管理テーブル200および対応状況管理テーブル300を参照し、特定した表示名の対応中アイコンを既に表示していると判定した場合、画面情報を生成しなくてもよい。
ここで、例えば、対応状況画面に、既に対応済みの停止要因のアイコン(対応済みアイコン)が存在する場合、情報提供装置130は、対応済みアイコンよりも上位(例えば、上部、先)に対応中アイコンを表示するように画面情報を生成してもよい。顧客にとってみれば、対応中の停止要因の方が対応済みの停止要因より気になるので、このように、対応中アイコンを対応済みアイコンよりも上位に表示することで、顧客は、必要な情報をより迅速に把握することができるようになる。
また、例えば、対応状況画面に、他の対応中アイコンが存在する場合、情報提供装置130は、他の対応中アイコンよりも上位に新規の対応中アイコンを表示するように画面情報を生成してもよい。このように、故障への対応が開始した順に対応中アイコンが積み上がっていくことで、顧客は、対応が開始した順番を容易に把握することができるようになる。
ステップS405では、情報提供装置130は、故障状態データから故障状況情報を読み出し、対応済みの故障状況情報であるか否か(故障への対応済みであるか否か)を判定する。情報提供装置130は、故障への対応済みであると判定した場合、ステップS406に処理を移し、故障への対応済みでないと判定した場合(故障が発生したと判定した場合)、ステップS410に処理を移す。
ステップS406では、情報提供装置130は、対応状況画面に、特定した表示名を青色の文字としたアイコン(対応済みアイコン)として表示するための画面情報を生成し、生成した画面情報を表示端末140に送信し、ステップS410に処理を移す。
より具体的には、情報提供装置130は、表示名管理テーブル200および対応状況管理テーブル300を参照し、特定した表示名の停止要因に属する全ての故障要因の故障への対応が行われたと判定した場合、対応済みアイコンを表示するための画面情報を生成する。
この際、例えば、対応状況画面に、既に対応中アイコンの下位(例えば、下部、後)に他の対応済みアイコンが存在する場合、情報提供装置130は、既存の対応中アイコンと他の対応済みアイコンとの間に新規の対応済みアイコンを表示するよう(対応済みアイコンが積み上がっていくよう)に画面情報を生成してもよい。このように、対応が終了した順に対応済みアイコンが積み上がっていくことで、顧客は、対応が終了した順番(どごか早く復旧したのか)を容易に把握することができるようになる。
ステップS407では、情報提供装置130は、対応状況管理テーブル300を参照し、停止要因に属する故障要因が全て対応済みとなってから所定の時間が経過した停止要因があるか否かを判定する。情報提供装置130は、当該停止要因があると判定した場合、ステップS408に処理を移し、当該停止要因がないと判定した場合、ステップS409に処理を移す。
ステップS408では、情報提供装置130は、当該停止要因に係る情報(例えば、対応済みアイコン)を故障履歴画面(図示は省略)に表示するように画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
ステップS409では、情報提供装置130は、当該停止要因の対応済みアイコンを対応状況画面から消去するための画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
ステップS410では、情報提供装置130は、対応状況管理テーブル300を更新する。なお、情報提供装置130は、機種と顧客IDとが対応付けられた顧客管理情報(図示は省略)を記憶している。
例えば、情報提供装置130は、ステップS405でNOと判定した場合、故障状態データから読み出した機種、故障要因IDおよび発生時間と、顧客管理情報から特定する顧客IDと、ステップS402で特定した表示名に対応する停止要因IDとを新規のレコードとして対応状況管理テーブル300に登録する。
また、例えば、情報提供装置130は、ステップS404を行った場合、故障状態データから読み出した機種および故障要因IDに対応するレコードに、故障状態データから読み出した開始時間を格納する。
また、例えば、情報提供装置130は、ステップS406を行った場合、故障状態データから読み出した機種および故障要因IDに対応するレコードに、故障状態データから読み出した終了時間を格納する。
また、例えば、情報提供装置130は、後述するステップS409を行った場合、停止要因IDに属する故障要因IDに対応するレコードの表示フラグ307に、表示をしないことを示す情報(例えば、false)を格納する。
なお、情報提供処理は、上述の処理に限られるものではない。例えば、ステップS407~ステップS409は、ステップS401~ステップS406と並行して(例えば、別のプロセスとして)繰り返し行われる構成であってもよい。
図5は、対応状況画面の一例(対応状況画面500)を示す図である。対応状況画面500は、表示端末140に表示される。
対応状況画面500では、故障対応中台数501と、地震対応中台数502とが表示される。故障対応中台数501は、顧客が管理する昇降機110において、故障への対応が行われている昇降機110の台数を示す。地震対応中台数502は、顧客が管理する昇降機110において、地震計が作動した昇降機110の台数を示す。
また、対応状況画面500は、建物101を検索可能な検索部503が設けられている。顧客が不動産会社のように、多くの建物101を所有している場合、顧客は、検索部503を介して、ビル名、住所、対応状況等のキーワードを入力して検索を実行することで、所望の建物101、昇降機110に絞り込むことができ、容易に故障の対応状況を把握することができる。
また、対応状況画面500には、対応状況表示領域510が設けられている。対応状況表示領域510では、対応中アイコン511と対応済みアイコン512とが表示される。例えば、対応状況表示領域510では、昇降機110毎に、対応中アイコン511と対応済みアイコン512とが表示される。
対応中アイコン511では、例えば、表示名が第1の色(例えば、赤色)の文字で表示される。また、例えば、対応中アイコン511は、第1の色の枠が設けられてもよい。対応済みアイコン512では、例えば、表示名が第1の色とは異なる第2の色(例えば、青色)の文字で表示される。また、例えば、対応済みアイコン512は、第2の色の枠が設けられてもよい。
このように、対応状況表示領域510では、対応中アイコン511と対応済みアイコン512とがアイコンに係る色により識別可能に表示されるので、顧客は、故障の対応状況を一目で把握することができる。対応中アイコン511は、顧客の関心が高いものであるため、顧客に注目されやすいように、対応中アイコン511の第1の色は、相対的に誘目性の高い色(一般的には暖色系)であり、対応済みアイコン512の第2の色は、相対的に誘目性の低い色(一般的には寒色系)であることが好適である。
図5の例では、対応状況画面500では、対応中アイコン511-1と、対応中アイコン511-2と、対応済みアイコン512とが表示されている。この状況において、対応中アイコン511-1の故障への対応が対応中から対応済みになった場合、対応中アイコン511-1は、対応済みアイコンに変更される。この際、対応中アイコン511-1の位置は変わらずに、対応中アイコン511-1の色が赤色から青色に変更されるものであってもよい。また、例えば、対応中アイコン511-1の位置が、対応中アイコン511-2と対応済みアイコン512との間に変更され、対応中アイコン511-1の色が赤色から青色に変更されるものであってもよい。
本実施の形態では、昇降機110の故障への対応が開始した場合、顧客に理解しやすく故障内容を大枠で分類(翻訳)した表示名を現在対応中のものは赤色、対応済みは青色とし、アイコンとして表示する。そして、故障への対応が終了してから24時間が経過すると、当該アイコンを非表示とする。かかる構成により、顧客は、現在、正常か否か、停止要因は何かを容易に理解できる。
(2)第2の実施の形態
複数の設備の故障への対応が行われている場合、顧客は、どこまで設備が復旧しているかを俯瞰して見たい場合があるが、対応済みになった情報(例えば、対応済みアイコン)が対応状況画面から消去されてしまうと、俯瞰できなくなってしまう。この点、本実施の形態は、顧客の全ての設備が対応済みとなった場合に、対応済みアイコンを非表示にすることで、顧客は、どこまで設備が復旧しているかを俯瞰して見ることができる。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる構成について主に説明する。
図6は、情報提供装置130が実行する情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。本フローチャートでは、図4に示すフローチャートのステップS407に替えてステップS601が行われる。
ステップS601では、情報提供装置130は、対応状況管理テーブル300を参照し、顧客が管理する全ての昇降機110の故障への対応が終了しているか否か(顧客の号機が対応済みであるか否か)を判定する。情報提供装置130は、顧客の号機が対応済みであると判定した場合、ステップS408に処理を移し、顧客の号機が対応済みでないと判定した場合、情報提供処理を終了する。
ステップS408では、情報提供装置130は、顧客が管理する全ての昇降機110の対応済みアイコンを故障履歴画面(図示は省略)に表示するように画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
ステップS409では、情報提供装置130は、顧客が管理する全ての昇降機110の対応済みアイコンを対応状況画面から消去するための画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
本実施の形態では、上述の構成に限られるものでなく、例えば、対応状況管理テーブル300において、機種301と、故障要因ID302と、停止要因ID303と、発生時間304と、開始時間305と、終了時間306と、表示フラグ307と、顧客ID308と、建物ID(図示は省略)との情報が対応付けられた情報を記憶してもよい。建物IDは、建物101を識別可能な識別情報である。
この場合、例えば、ステップS601では、情報提供装置130は、建物101ごとに、顧客が管理する全ての昇降機110の故障への対応が終了しているか否か(顧客の号機が対応済みであるか否か)を判定する。情報提供装置130は、顧客の号機が対応済みであると判定した場合、ステップS408に処理を移し、顧客の号機が対応済みでないと判定した場合、情報提供処理を終了する。また、ステップS409では、情報提供装置130は、全ての昇降機110の故障への対応が終了している建物101に係る対応済みアイコンを対応状況画面から消去するための画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
また、本実施の形態は、例えば、全ての昇降機110の故障が対応済みとなった時間より所定の時間(例えば、24時間)以内の場合、対応済みアイコンとして表示し、所定の時間経過後、対応済みアイコンを非表示とし、履歴情報として別画面で表示するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、例えば、同じ停止要因で昇降機110が2台停止していて、1台が復旧したら、もう1台も、もう直ぐ復旧されることが把握可能になる。このように、復旧した設備の対応済みアイコンを残して停止要因が同じ他の設備の復旧をほのめかすことで、顧客は、早期に安心できるようになる。
(3)第3の実施の形態
所定の時間が経過したときに対応済みになった情報(例えば、対応済みアイコン)が対応状況画面から消去されてしまうと、顧客は、一度も対応済みアイコンを見ることなく消えてしまい、対応状況を適切に把握できないおそれがある。この点、本実施の形態では、一定の回数、対応済みアイコンが表示された場合に、対応済みアイコンを非表示にすることで、顧客は、対応状況を適切に把握することができる。本実施の形態では、第1の実施の形態と異なる構成について主に説明する。
本実施の形態では、対応状況管理テーブル300において、機種301と、故障要因ID302と、停止要因ID303と、発生時間304と、開始時間305と、終了時間306と、表示フラグ307と、顧客ID308と、表示回数(図示は省略)との情報が対応付けられた情報を格納する。表示回数は、対応状況画面に対応済みアイコンが表示された回数を示す情報である。なお、表示回数は、検索部503により検索が行われる毎に計数されるものであってもよいし、対応済みアイコンが押下される毎に計数されるものであってもよいし、ステップS406でYESと判定される毎に計数されるものであってもよいし、画面情報を送信する毎に計数されるものであってもよい。
図7は、情報提供装置130が実行する情報提供処理に係るフローチャートの一例を示す図である。本フローチャートでは、図4に示すフローチャートのステップS407に替えてステップS701が行われる。
ステップS701では、情報提供装置130は、対応状況管理テーブル300を参照し、表示回数がしきい値(例えば、一定の回数)を超えている対応済みアイコンがあるか否か(対応済みアイコンが一定の回数、表示されたか否か)を判定する。情報提供装置130は、対応済みアイコンが一定の回数、表示されたと判定した場合、ステップS408に処理を移し、対応済みアイコンが一定の回数、表示されていないと判定した場合、情報提供処理を終了する。
ステップS408では、情報提供装置130は、表示回数が一定の回数を超えている対応済みアイコンを故障履歴画面(図示は省略)に表示するように画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
ステップS409では、情報提供装置130は、表示回数が一定の回数を超えている対応済みアイコンを対応状況画面から消去するための画面情報を生成し、表示端末140に送信する。
なお、本実施の形態は、上述の構成に限られるものではない。例えば、対応済みアイコンが一定の回数、表示された時間より所定の時間(例えば、24時間)以内の場合、対応済みアイコンとして表示し、所定の時間経過後、対応済みアイコンを非表示とし、履歴情報として別画面で表示するようにしてもよい。
本実施の形態では、一定の回数、対応済みアイコンが表示された場合に、対応済みアイコンを非表示にすることで、対応済みアイコンを確認できない、対応済みアイコンがいつまでも表示されて不要な情報により対応状況を把握し難くなるといった事態を回避できるので、顧客は、対応状況を適切に把握することができる。
(4)他の実施の形態
なお、上述の実施の形態においては、本発明を情報表示システムに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のシステム、装置、方法、プログラムに広く適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、監視装置120が故障状態データを情報提供装置130にリアルタイムに送信し、情報提供装置130が対応状況管理情報を管理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、監視装置120が対応状況管理情報の一部の情報(例えば、機種301、故障要因ID302、発生時間304、開始時間305、終了時間306、顧客ID308)を管理し、監視装置120が所定のタイミング(例えば、周期的、予め定められた時間)に対応状況管理情報の一部の情報を情報提供装置130に送信するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、対応中アイコン511と対応済みアイコン512とを識別可能な例として、アイコン、表示名等の色を例に挙げたが、これに限るものではない。例えば、アイコン、表示名等の大きさを採用してもよい。例えば、対応中アイコン511では、対応中の表示名が第1のフォントサイズで表示され、対応済みアイコン512では、対応済みの表示名が第1のフォントサイズよりも小さい第2のフォントサイズで表示される。また、例えば、対応中アイコン511は、枠が第1のサイズで設けられ、対応済みアイコン512は、枠が第1のサイズよりも小さい第2のサイズで設けられる。
また、上述の実施の形態では、情報提供装置130が表示名管理DB132を備える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、監視装置120が表示名管理DB132を備えていてもよいし、監視センター102に設けられる他のコンピュータが表示名管理DB132を備えていてもよい。
また、上述の実施の形態において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部または一部が1つのテーブルであってもよい。
また、上述の実施の形態において、説明の便宜上、XXテーブル、XXファイルを用いて各種のデータを説明したが、データ構造は限定されるものではなく、XX情報等と表現してもよい。
また、上記の説明において、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
上述した実施の形態は、例えば、以下の特徴的な構成を有する。
建物(例えば、建物101)に設けられている設備(例えば、昇降機110、空調設備、駐車場設備、冷凍空調装置、電気設備、自動ドア、その他のビル設備等)の状況を表示可能な情報表示システム(例えば、情報表示システム100)であって、建物に設けられている設備の停止の要因を示す停止要因(例えば、停止要因ID303)と、上記設備での故障への対応の状況(例えば、発生時間304、開始時間305、または終了時間306を記憶することにより対応の状況を識別可能にする構成であってもよいし、フラグを設けて対応の状況を識別可能にする構成であってもよい)とを対応付けて管理する対応状況管理部(例えば、対応状況管理部134)と、上記設備での故障への対応の状況には、少なくとも、上記故障への対応が行われていることを示す対応中と、上記故障への対応が終わったことを示す対応済みとがあり、上記対応状況管理部により管理されている停止要因を示す情報(例えば、表示名205、停止要因ID、停止要因に係る昇降機110における箇所等)を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末(例えば、表示端末140)に表示(例えば、対応中アイコンまたは対応済みアイコンとして表示、対応中と対応済みとで色を異ならせて表示)する表示制御部(例えば、表示制御部135)と、を備える。
上記構成によれば、例えば、対応中の停止要因と、対応済みの停止要因とが識別可能に表示されるので、例えば、ユーザは、今現在、どのような状況であるのかを容易に理解することができる。
上記対応状況管理部は、顧客が管理している設備を識別可能な識別情報(例えば、顧客ID、顧客IDおよび建物ID、顧客IDおよび現場ID等)を上記設備の停止要因に関連付けて管理し、上記表示制御部は、上記対応状況管理部により管理されている識別情報をもとに、上記顧客が管理している設備を識別し、上記顧客が管理している全ての設備の故障への対応が終わったと判定した場合、上記顧客に係る対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする(例えば、ステップS601、ステップS409参照)。
上記構成では、顧客が管理している全ての設備が対応済みになった場合に、対応済みの停止要因を示す情報を非表示にすることで、例えば、顧客は、どこまで設備への対応が終了しているかを俯瞰して見ることができる。また、例えば、建物に設けられている全ての設備が対応済みになった場合に、対応済みの停止要因を示す情報を非表示にすることで、顧客は、建物毎に、どこまで設備への対応が終了しているかを俯瞰して見ることができる。
上記対応状況管理部は、上記表示制御部により対応済みの停止要因を示す情報が表示された回数を示す回数情報(例えば、表示回数)を上記停止要因に関連付けて管理し、上記表示制御部は、上記対応状況管理部により管理されている回数情報をもとに、表示された回数がしきい値(例えば、一定の回数)を超えた対応済みの停止要因を示す情報を特定し、特定した対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする(例えば、ステップS701、ステップS409参照)。
上記構成によれば、例えば、一定の回数、対応済みの停止要因を示す情報が表示された場合に、対応済みの停止要因を示す情報を非表示にすることで、対応済みの停止要因を示す情報を確認できない、対応済みの停止要因を示す情報がいつまでも表示されて不要な情報により対応状況を把握し難くなるといった事態を回避できるので、顧客は、対応状況を適切に把握することができる。
上記対応状況管理部は、上記建物に設けられる設備の故障への対応が終わった場合、上記故障への対応の状況を対応中から対応済みとし(例えば、終了時間306を記憶してもよいし、対応済みを示すフラグを記憶してもよい)、対応が終わった時間を示す時間情報(例えば、終了時間306)を上記故障への対応の状況に関連付けて管理し(例えば、ステップS406、ステップS410参照)、上記表示制御部は、上記対応状況管理部により管理されている時間情報をもとに、故障への対応が終わった時間が所定の時間を経過した対応済みの停止要因を示す情報を特定し、特定した対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする(例えば、ステップS407、ステップS409参照)。
上記構成によれば、例えば、対応が終わってから所定の時間が経過した対応済みの停止要因を示す情報を非表示にすることで、対応済みの停止要因を示す情報がいつまでも表示されて不要な情報により対応状況を把握し難くなるといった事態を回避できるので、顧客は、対応状況を適切に把握することができる。
建物に設けられている設備が故障したことを検出する故障検出部(例えば、故障検出部121)と、故障の要因を示す故障要因と停止要因の表示名(例えば、表示名205)とが関連付けられた表示名管理情報(例えば、表示名管理DB132)をもとに、上記故障検出部により検出された故障に対応する停止要因の表示名を特定する表示名特定部(例えば、表示名特定部133)と、を備え、上記表示名管理情報では、1つの停止要因に1つ以上の故障要因が関連付けられ、上記対応状況管理部は、上記表示名特定部により特定された停止要因の表示名を上記停止要因に関連付けて管理し、上記表示制御部は、上記対応状況管理部により管理されている停止要因の表示名を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末に表示する。
上記構成では、例えば、故障要因ごとではなく、顧客の関心が高い、設備の停止の要因を示す停止要因に纏められて対応状況が表示されるので、顧客は、対応状況を容易に把握することができる。
また上述した構成については、本発明の要旨を超えない範囲において、適宜に、変更したり、組み替えたり、組み合わせたり、省略したりしてもよい。
100……情報表示システム、134……対応状況管理部、135……表示制御部。

Claims (6)

  1. 複数の建物の各々に設けられている設備の状況を表示可能な情報表示システムであって、
    建物に設けられている設備の停止の要因を示す停止要因と、前記設備での故障への対応の状況とを対応付けて管理する対応状況管理部と、
    前記設備での故障への対応の状況には、少なくとも、前記故障への対応が行われていることを示す対応中と、前記故障への対応が終わったことを示す対応済みとがあり、
    前記対応状況管理部により管理されている停止要因を示す情報を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末に表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示端末は、携帯端末であり、前記表示制御部から送信された情報をもとに対応状況を示す画面を表示し、
    前記設備に対して複数の停止要因がある場合には、前記表示端末に表示された対応状況画面において、対応状況に応じて停止要因の表示態様を変更する
    情報表示システム。
  2. 前記対応状況管理部は、顧客が管理している設備を識別可能な識別情報を前記設備の停止要因に関連付けて管理し、
    前記表示制御部は、前記対応状況管理部により管理されている識別情報をもとに、前記顧客が管理している設備を識別し、前記顧客が管理している全ての設備の故障への対応が終わったと判定した場合、前記顧客に係る対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする、
    請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記対応状況管理部は、前記表示制御部により対応済みの停止要因を示す情報が表示された回数を示す回数情報を前記停止要因に関連付けて管理し、
    前記表示制御部は、前記対応状況管理部により管理されている回数情報をもとに、表示された回数がしきい値を超えた対応済みの停止要因を示す情報を特定し、特定した対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする、
    請求項1に記載の情報表示システム。
  4. 前記対応状況管理部は、前記建物に設けられる設備の故障への対応が終わった場合、前記故障への対応の状況を対応中から対応済みとし、対応が終わった時間を示す時間情報を前記故障への対応の状況に関連付けて管理し、
    前記表示制御部は、前記対応状況管理部により管理されている時間情報をもとに、故障への対応が終わった時間が所定の時間を経過した対応済みの停止要因を示す情報を特定し、特定した対応済みの停止要因を示す情報を非表示とする、
    請求項1に記載の情報表示システム。
  5. 建物に設けられている設備が故障したことを検出する故障検出部と、
    故障の要因を示す故障要因と停止要因の表示名とが関連付けられた表示名管理情報をもとに、前記故障検出部により検出された故障に対応する停止要因の表示名を特定する表示名特定部と、を備え、
    前記表示名管理情報では、1つの停止要因に1つ以上の故障要因が関連付けられ、
    前記対応状況管理部は、前記表示名特定部により特定された停止要因の表示名を前記停止要因に関連付けて管理し、
    前記表示制御部は、前記対応状況管理部により管理されている停止要因の表示名を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末に表示する、
    請求項1に記載の情報表示システム。
  6. 複数の建物の各々に設けられている設備の状況を表示可能な情報表示方法であって、
    対応状況管理部が、建物に設けられている設備の停止の要因を示す停止要因と、前記設備での故障への対応の状況とを対応付けて管理することと、
    前記設備での故障への対応の状況には、少なくとも、前記故障への対応が行われていることを示す対応中と、前記故障への対応が終わったことを示す対応済みとがあり、
    表示制御部が、前記対応状況管理部により管理されている停止要因を示す情報を、対応中であるか対応済みであるかを識別可能に表示端末に表示することと、
    を備え、
    前記表示端末は、携帯端末であり、前記表示制御部から送信された情報をもとに対応状況を示す画面を表示し、
    前記設備に対して複数の停止要因がある場合には、前記表示端末に表示された対応状況画面において、対応状況に応じて停止要因の表示態様を変更する
    情報表示方法。
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