JP2012059151A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012059151A
JP2012059151A JP2010203644A JP2010203644A JP2012059151A JP 2012059151 A JP2012059151 A JP 2012059151A JP 2010203644 A JP2010203644 A JP 2010203644A JP 2010203644 A JP2010203644 A JP 2010203644A JP 2012059151 A JP2012059151 A JP 2012059151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
group
alarms
data
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2010203644A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Suga
真二 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010203644A priority Critical patent/JP2012059151A/ja
Publication of JP2012059151A publication Critical patent/JP2012059151A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】多数の警報が発生した場合であっても、オペレータが警報の内容を適切に把握することを可能にする。
【解決手段】実施形態に係る監視制御装置1は、警報検出手段3と、履歴管理手段4と、表示手段14とを具備する。警報検出手段3は、複数の被監視対象装置21〜2nからの信号に基づいて、複数の警報の発生を検出する。履歴管理手段4は、警報検出手段3によって検出された複数の警報のそれぞれに対する警報発生履歴を示す複数の警報履歴データを生成する。表示手段14は、複数の警報履歴データに基づいて、複数の警報の表示順序を決定し、表示順序にそって複数の警報の一覧画面を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、各種施設で発生した警報をオペレータに通知する監視制御装置に関する。
例えばビルなどのような各種施設の監視を支援する監視制御システムは、被監視対象装置から得られる信号の状態変化を検出し、モニター又は警報鳴動装置を通じて、オペレータに対して設備の状態の表示又は警報の通知を行う。監視制御システムは、警報の発生又は復帰の状態を記憶する。
この従来の監視制御システムにおいて、オペレータは、警報一覧画面を表示させ、現在発生中の警報及びオペレータが未確認の警報の内容を確認することができる。警報一覧画面によって表示される各警報に対する警報データは、警報発生時刻、警報グレード、警報の発生しているポイントのID又は名称、監視区分、警報の内容などを含む。
警報一覧画面では、未確認であり、警報グレードが高く、新しく発生した警報データから順番に表示される。また、警報データは、ポイントのID又は名称、監視区分に応じた順序で並べ替えることもできる。
このように、警報一覧画面は、発生中及び未確認の警報が複数存在する場合に、オペレータが複数の警報データを確認するために用いられる。
しかしながら、停電又は火災などにより短時間で多数の警報が発生した場合、オペレータが警報一覧画面からどのポイントで警報が発生しているかを短時間に確認することは困難になる。
また、警報一覧画面においては、警報グレード又は監視区分などの項目に基づいて、重要度の高い警報データを優先的に一覧の上位に表示させることが可能であるが、同じグレード又は同じ監視区分を持つ警報データが多数発生すると、重要度が同じ警報データの中から、オペレータが優先して対処すべき警報データを選択することが困難となる。
特開2007−179526号公報
本発明の実施形態は、多数の警報が発生した場合であっても、オペレータが警報の内容を適切に把握することを可能にする監視制御装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、監視制御装置は、警報検出手段、履歴管理手段、表示手段を具備する。警報検出手段は、複数の被監視対象装置からの信号に基づいて、複数の警報の発生を検出する。履歴管理手段は、警報検出手段によって検出された複数の警報のそれぞれに対する警報発生履歴を示す複数の警報履歴データを生成する。表示手段は、複数の警報履歴データに基づいて、複数の警報の表示順序を決定し、表示順序にそって複数の警報の一覧画面を表示する。
実施形態に係る監視制御装置の構成の一例を示すブロック図。 警報履歴データベースに管理されている警報履歴データの一例を示す図。 警報グループデータベースに管理されている警報グループデータの一例を示す図。 警報データベースに管理されているポイント警報データと、グループ警報データとの一例を示す図。 実施形態に係る監視制御装置の警報一覧画面の表示処理の前半部分の一例を示すフローチャート。 実施形態に係る監視制御装置の警報一覧画面の表示処理の後半部分の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、略または実質的に同一の機能及び構成要素については、同一符号を付し、必要に応じて説明を行う。
本実施形態においては、同じ監視区分又は同じ警報グレードの警報が多数発生した場合であっても、警報発生履歴から求められる例えば警報発生頻度又は前回警報発生時刻などの基準に基づいて、表示の優先順位を決定する監視制御装置について説明する。
さらに、本実施形態においては、多数の警報が発生した場合に、この多数の警報をグループに集約し、グループ単位で警報発生をオペレータに通知する監視制御装置について説明する。
なお、本実施形態では、警報が発生した場合の監視を例として説明するが、例えば状態不明が発生した場合についても同様の監視を行うことができる。
図1は、本実施形態に係る監視制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る監視制御装置1は、被監視対象装置21〜2nから受信された信号に基づいて警報の発生を検出し、警報一覧画面によりオペレータに警報を通知する。監視制御装置1は、発生した警報及びオペレータが未確認の警報の警報履歴データを記憶する。監視制御装置1は、警報履歴データに基づいて、同一警報の警報発生頻度、同一警報の前回警報発生時刻などを求め、警報発生頻度又は前回警報発生時刻に基づいて、警報の表示順位を決定し、警報一覧画面を表示する。
さらに、監視制御装置1は、複数のポイント(信号ポイント)を警報グループに関連付けたデータを記憶しており、警報グループ内のポイントの警報発生状態に基づいて、警報グループの警報発生を警報画面一覧に表示する。
監視制御装置1は、警報検出部3、警報履歴管理部4、警報履歴データベース5、警報グループ管理部6、警報グループデータベース7、警報通知部8、警報処理部9を含む。
さらに、警報処理部9は、警報データ管理部10、警報データベース11、警報履歴照合部12、警報グループ照合部13、警報一覧表示部14を含む。
監視制御装置1は、外部の複数の被監視対象装置21〜2n、警報鳴動装置15、モニター16、操作入力装置17と接続される。
被監視対象装置21〜2nは、例えばビル、プラント、工場などの施設に設置されている空調機、変電設備、照明、セキュリティ装置などのような、各種の設備に備えられる装置である。
警報検出部3は、被監視対象装置21〜2nから送信された設備の状態を示す状態信号を受信し、状態信号に基づいて、警告の発生(異常)を検出する。
また、警報検出部3は、警告の発生を検出した場合に、警報通知部8に対して、警報発生要求を通知する。
さらに、警報検出部3は、被監視対象装置21〜2nから受信された状態信号に基づいて、発生された警報に対する復帰を検出する。
警報検出部3は、警報発生及び復帰の事象を示す警報データを、警報履歴管理部4及び警報データ管理部10に通知する。本実施形態において、警報データは、例えば、警報発生時刻、警報グレード、ポイントID及び名称、監視区分、警報の内容を含む。
警報履歴管理部4は、警報検出部3から通知された警報データに基づいて、警報の発生履歴を示す警報履歴データを警報履歴データベース5に登録・管理する。
警報通知部8は、警報鳴動装置15の警報の発報及びモニターに対する警報の表示を管理する。具体的には、警報通知部8は、警報検出部3から警報発生要求を受けた場合に、警報鳴動装置15に対して警報の発生指令を送り、モニター16に異常及び警報発生の表示指令を送る。
警報鳴動装置15は、警報通知部8から警報の発生指令を受けた場合に、監視制御装置1のオペレータなどに対して、音声、音、光を用いて被監視対象装置21〜2nのいずれかに異常が発生したことを通知する装置である。
モニター16は、警報通知部8から受けた異常及び警報発生の表示指令に基づいて、警報の発生した被監視対象装置21〜2nのいずれかについての異常及び警報発生を表示する。
さらに、モニター16は、操作入力装置17によるオペレータの操作に基づいて、警報処理部9の警報一覧表示部14によって生成された警報一覧画面を表示する。
操作入力装置17は、オペレータによる操作・指示などを入力するインタフェース装置である。
例えば、操作入力装置17は、オペレータの操作にしたがって、集約させたい複数の警報のポイントと、これらのポイントが属する警報グループとを関連付けた警報グループデータを、警報グループ管理部6に通知し、警報グループ管理部6により、警報グループデータを警報グループデータベース7に登録させる。
また、例えば、操作入力装置17は、オペレータの操作にしたがって、警報一覧表示部14に、警報データベース11に登録されているデータに基づいて生成される警報一覧画面を読み出させる。
また、例えば、操作入力装置17は、オペレータによって確認された警報を、警報データ管理部10に通知する。
警報履歴データベース5は、警報データに基づいて生成された警報履歴データを記憶する。
また、警報履歴データベース5は、記憶した警報履歴データを、要求に応じて、警報履歴参照部12に送る。
図2は、警報履歴データベース5に管理されている警報履歴データの一例を示す図である。
警報履歴データ181〜18xは、警報履歴ID、警報発生時刻、警報復帰時刻、警報グレード、ポイントID、ポイント名称、監視区分、警告内容などの項目を含む。
警報履歴IDは、警報発生の履歴を識別するためのIDである。
警報発生時刻は、警報の発生した時刻を示す。
警報復帰時刻は、警報の復帰した時刻を示す。
警報グレードは、ポイントごとに、事前に定められている警報の重要度を示す。例えば、警報グレードは、重、中、軽などのいずれかの種別を示す。
ポイントIDは、警報の発生したポイントを識別するためのIDを示す。このポイントIDとして、被監視対象装置21〜2nの識別情報を用いるとしてもよい。
ポイント名称は、警報の発生したポイントの名称を示す。このポイント名称として、被監視対象装置21〜2nの名称を用いるとしてもよい。
監視区分は、監視制御装置1において、ポイントごとに定められている分類を示す。例えば、監視区分は、照明、空調、セキュリティなどの設備種別などを示す。
警報内容は、発生した警報の内容の説明を含む。例えば、警報内容として、被監視対象装置21〜2nの状態が用いられる。
警報グループ管理部6は、オペレータの操作入力装置17に対する操作・指示にしたがって、複数のポイントと、これらの複数のポイントの所属する警報グループとの関係を示す警報グループデータを、警報グループデータベース7に登録する。
本実施形態において、警報グループ管理部6は、警報データベース11を参照し、各警報グループに所属する複数のポイントの警報状態を、警報グループデータベース7に登録する。
警報グループデータベース7は、警報グループ管理部6から受けた警報グループデータを記憶する。また、警報グループデータベース7は、記憶した警報グループデータを、要求に応じて、警報グループ照合部13に送る。
図3は、警報グループデータベース7に管理されている警報グループデータの一例を示す図である。
警報グループデータ191〜19yは、警報グループID、警報グループ名称、グループ内ポイントID、グループ内ポイント警報状態などの項目を含む。
警報グループIDは、警報グループを識別するIDを示す。
警報グループ名称は、警報グループの名称を示す。
グループ内ポイントIDは、警報グループデータ191〜19yに対応する警報グループに所属する複数のポイントのポイントIDを示す。
グループ内ポイント警報状態は、警報グループデータ191〜19yに対応する警報グループに所属する各ポイントの状態(例えば、警報発生又は警報復帰)を示す。
グループ警報グレードは、事前に定められている警報グループの重要度を示す。
警報データ管理部10は、警報検出部3から受けた警報データの内容を、ポイント警報データに含め、ポイント警報データを警報データベース11に登録・管理する。
具体的には、警報データ管理部10は、警報が発生中であり、この警報がオペレータによって確認未完了である場合に、この警報に対応するポイント警報データを警報データベース11に登録する。
なお、警報データ管理部10は、警報が復帰され、オペレータによる確認が完了した場合に、この警報に対応するポイント警報データを、警報データベース11から削除してもよい。
また、警報データ管理部10は、ポイントの種別又はポイントからの信号の種別によっては、オペレータの確認が完了していなくても、警報が復帰された時点で、この警報に対応するポイント警報データを、警報データベース11から削除してもよい。
図4は、警報データベース11に管理されているポイント警報データと、グループ警報データとの一例を示す図である。
ポイント警報データ201〜20zは、ポイント単位で、警報の発生及び復帰に関する情報を持つ。
具体的には、ポイント警報データ201〜20zは、警報状態、警報確認状態、警報発生時刻、警報グレード、ポイントID、ポイント名称、警報グループID、警報グループ名称、監視区分、警報内容、警報発生頻度、前回警報発生時刻などの項目を含む。
警報状態は、ポイント警報データ201〜20zの示すポイントに対する警報が発生中であるか、復帰したかの状態を示す。
警報確認状態は、ポイント警報データ201〜20zの示す警報がオペレータによって確認済みであるか、未確認であるかを示す。
警報発生時刻は、ポイント警報データ201〜20zの示す警報の発生時刻を示す。
警報グレードは、ポイント警報データ201〜20zの示す警報の発生時刻を示す。
ポイントID及びポイント名称は、ポイント警報データ201〜20zの示す警報の発生したポイントを識別するためのID及び名称を示す。
警報グループID及び名称は、ポイント警報データ201〜20zに対応するポイントが所属する警報グループを識別するID及び名称を示す。
監視区分は、ポイント警報データ201〜20zに対応するポイントの分類を示す。
警報内容は、発生した警報の内容の説明を含む。
警報発生頻度は、予め設定された、過去から警報発生時刻までの期間内に、同一のポイントで警報が発生した回数を示す。
前回警報発生時刻は、同一のポイントで発生した警報の前回の警報発生時刻を示す。換言すれば、この前回警報発生時刻は、前に発生した同一警報の警報発生時刻のうちで最新の警報発生時刻を示す。
グループ警報データ211〜21vは、グループ単位で、警報の発生及び復帰に関する情報を持つ。
具体的には、グループ警報データ211〜21vは、グループ警報状態、警報グループID、警報グループ名称、グループ内ポイントID、グループ内ポイント警報状態、グループ警報発生時刻、グループ警報グレードなどの項目を含む。
グループ警報状態は、グループ警報データ211〜21vの示す警報グループについて、警報が発生中であるか、復帰したかの状態を示す。
本実施形態では、警報グループ内の全てのポイントで警報が発生された場合に、グループ警報状態が警報発生中になるとする。また、本実施形態では、警報グループ内の全てのポイントで警報が復帰されている場合に、グループ警報状態が復帰になるとする。グループ警報状態が復帰になると、グループ警報データ211〜21vは、警報データベース11から削除されるとしてもよい。
なお、警報グループ内の所定数又は所定割合のポイントで警報が発生された場合に、この警報グループのグループ警報状態が警報発生を示すとしてもよい。また、警報グループ内の所定数又は所定割合のポイントが復帰された場合に、この警報グループのグループ警報状態が復帰を示すとしてもよい。
また、警報グループ内の特定のポイントで警報が発生された場合に、この警報グループのグループ警報状態が警報発生を示すとしてもよい。また、警報グループ内の特定のポイントが復帰された場合に、この警報グループのグループ警報状態が復帰を示すとしてもよい。
警報グループID及び名称は、グループ警報データ211〜21vの示す警報グループを識別するためのID及び名称を示す。
グループ内ポイントIDは、グループ警報データ211〜21vの示す警報グループに所属する複数のポイントのポイントIDを示す。
グループ内ポイント警報状態は、警報グループデータ211〜21vの警報グループに所属する各ポイントの状態(例えば、各ポイントの警報発生又は警報復帰)を示す。
グループ警報発生時刻は、警報グループ内で最後に警報が発生したポイントの警報発生時刻を示す。
グループ警報グレードは、グループ警報データ211〜21vの示す警報グループの重要度を示す。
警報履歴照合部12は、警報履歴データベース5を参照し、警報データ管理部10によって警報データベース11に登録されたポイント警報データに対して、警報履歴データ181〜18xから求められる警報発生頻度と、前回警報発生時刻とを登録する。
警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7を参照し、警報データ管理部10によって警報データベース11に登録されたポイント警報データ201〜20zに対応さするポイントが、警報グループデータベース7における警報グループデータ191〜19yの示す警報グループのいずれかに所属する場合に、ポイント警報データ201〜20zの警報グループID及び名称を登録する。
さらに、警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7を参照し、警報グループに対する警報が発生している場合に、警報グループID、警報グループ名称、グループ内ポイントID、グループ内ポイント警報状態、グループ警報グレードを含む当該警報グループのグループ警報データを登録する。
例えば、警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7の警報グループデータ191〜19yに基づいて、警報グループ内のすべてのポイント(所定数又は所定割合以上のポイントでもよい)が警報発生中の場合、当該警報グループに対応するグループ警報データを、警報データベース11に登録する。
警報一覧表示部13は、オペレータによる操作入力装置17の操作・指示にしたがって、警報データベース11を参照し、警報一覧画面をモニター16に表示する。
この警報一覧表示部14による警報一覧画面の表示において、ポイント警報データに対応するポイントが、グループ警報データに対応する警報グループに所属しており、このグループ警報データのグループ警報状態が警報発生を示す場合、警報一覧表示部14は、この警報グループに所属する複数のポイントのポイント警報データに代えて、この警報グループのグループ警報データを表示する。これにより、複数のポイントの警報を、この複数のポイントが所属している警報グループの警報に集約させることができる。
警報一覧表示部14による警報一覧画面の表示において、ポイント警報データ201〜20zは、警報確認状態、警報グレード、警報発生時刻、ポイントID、監視区分、警報発生頻度、前回警報発生時刻のうちの少なくとも一つに基づいて、表示順序が決定され、この決定された表示順序にそって並び替えられる。
また、グループ警報データ211〜21vは、グループ警報発生時刻、警報グループID、グループ警報グレードのうちの少なくとも一つに基づいて、表示順序が決定され、この決定された表示順序にそって並び替えられる。
さらに、ポイント警報データ201〜20zのうちの少なくとも一つとグループ警報データ211〜21vのうちの少なくとも一つとが混在して警報一覧画面に表示される場合においては、ポイント警報データとグループ警報データとの間でも、発生時刻、グレードに基づいて、表示順序が決定され、並び替えが行われる。
警報一覧表示部14は、オペレータが警報一覧画面のグループ警報データを選択すると、このグループ警報データに対応する警報グループに所属する各ポイントのポイント警報データを表示する。これにより、オペレータは、集約されたポイント警報データを確認することができる。
図5は、本実施形態に係る監視制御装置1の警報一覧画面の表示処理の前半部分の一例を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態に係る監視制御装置1の警報一覧画面の表示処理の後半部分の一例を示すフローチャートである。
警報検出部3は、例えばセンサなどのような被監視対象装置21〜2nから受信した信号の状態に基づいて、警報の発生又は復帰を検出する。警報検出部3は、警報の発生を検出すると、警報通知部8に対して警報発生要求を送る。また、警報検出部3は、警報データ管理部10及び警報履歴管理部4に対して、発生した警報の警報データを送る(ステップS1)。
警報履歴管理部4は、警報検出部3から受けた警報データに基づいて、発生した警報の警報履歴データを、警報履歴データベース5に登録する(ステップS2A)。
警報データ管理部10は、警報検出部3から受けた警報データに基づいて、この警報データに含まれている情報(例えば、警報状態、警報発生時刻、警報グレード、ポイントID、ポイント名称、監視区分、警報内容など)を、警報データベース11のポイント警報データに登録する(ステップS2B)。
なお、ステップS2AとステップS2Bとの実行順序は自由に選択でき、同時に実行されるとしてもよい。
警報データの情報がポイント警報データに登録された後、警報履歴照合部12は、発生した警報より前に、同一のポイントにおいて発生した同一警報の警報履歴データを検索する(ステップS3)。
警報履歴照合部12は、同一のポイントにおける前の警報履歴データが、予め設定された過去設定期間内に警報履歴データベース5に登録されているか否か(過去設定期間内に同一の警報が発生しているか否か)判断する(ステップS4)。
過去設定期間内に、同一ポイントに対応する前の警報履歴データが登録されている場合、警報履歴照合部12は、警報履歴データベース5の警報履歴データに基づいて、警報発生頻度(過去一定期間内に当該ポイントで警報が発生した回数)、前回警報発生時刻(過去の警報発生時刻のうちで直近の警報発生時刻)を求め、警報データベース11のポイント警報データに登録する(ステップS5)。
過去設定期間内に、同一ポイントに対応する前の警報履歴データが登録されていない場合、処理は、ステップS6に移動し、警報データベース11のポイント警報データにおいて、警報発生頻度及び前回警報発生時刻は空白となる。
警報履歴照合部12によって警報履歴データベース5が参照された後、警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7を参照する。そして、警報グループ照合部13は、オペレータによって警報グループ管理部6を介して警報グループデータベース7に予め登録されている警報グループデータ191〜19yのグループ内ポイントIDが、発生した警報のポイント警報データに含まれているポイントIDと同じか否か(発生した警報が警報グループに所属しているか否か)判断する(ステップS6)。
発生した警報が警報グループに所属している場合、警報グループ照合部13は、発生した警報のポイント警報データに、警報グループデータの警報グループIDと警報グループ名称とを登録する(ステップS7)。
発生した警報が警報グループに所属していない場合、処理は、ステップS8に移動し、警報データベースのポイント警報データにおいて、警報グループID及び警報グループ名称は空白となる。
このように、上記ステップS1において警報データ管理部10が警報検出部3から警報データを受けた後、警報履歴照合部12によるポイント警報データの警報発生頻度及び前回警報発生時刻の登録と、警報グループ照合部13によるポイント警報データの警報グループ及び名称の登録を経て、警報データベース11のポイント警報データの登録が完了される。
次に、警報グループ管理部6は、警報データベース11のポイント警報データを参照し、警報グループデータベース7に登録されている警報グループデータにおけるグループ内ポイント警報状態を登録する(ステップS8)。
警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7に登録されている警報グループデータのグループ内ポイント警報状態を参照し、警報グループ内の全てのポイントが警報発生状態か否か判断する(ステップS9)。
警報グループ照合部13は、警報グループデータベース7に登録されている警報グループデータの示す警報グループで、全てのポイントが新たに警報発生状態となった場合に、新たに警報発生状態となった警報グループに対応するグループ警報データを、警報データベース11に登録する(ステップS10)。
警報グループデータの示す警報グループで全てのポイントが新たに警報発生状態となっていない場合、処理はステップS11に移動し、新たなグループ警報データは登録されない。
警報一覧表示部14は、オペレータからの警報一覧画面の表示要求を受けた場合に、警報データベース11を参照し、ポイント警報データに対応するポイントが所属するグループのグループ警報データが登録されている場合には、このポイント警報データ及び同じグループに属するポイント警報データの代わりにグループ警報データを用いることで集約を行い、警報一覧画面をモニター16に表示する(ステップS11)。
以上説明した本実施形態においては、事前に複数のポイントが警報グループとして登録され、その警報グループ内のすべてのポイントで警報が発生した場合に、警報グループ内の各ポイントの警報がグループ単位の警報にまとめられる。
これにより、地震又は火災などのように、警報が短期間に多数発生した場合に、警報一覧画面に表示される警報を集約させることができる。オペレータは現在発生中の多数の警報又は未確認の警報を迅速に確認することができ、オペレータの確認作業を省力化できる。
本実施形態においては、警報発生中又は未確認の警報について、監視履歴データ181〜18xに基づいて、ポイントにおける過去設定期間での警報発生頻度、又は、ポイントの前回警報発生時刻が求められる。そして、各ポイントの過去設定期間での警報発生頻度、又は、ポイントの前回警報発生時刻に基づいて、警報一覧画面での警報の表示順序を決定することができる。
これにより、同一の警報グレード、同一の監視区分を持つ警報についても、この警報発生頻度又は前回警報発生時刻などに基づいて、警報一覧画面に表示される順序を細かく設定することができる。オペレータは、警報に対処する優先順位を明確に把握し、迅速な処置を行うことができる。
本実施形態では、警報グループデータ191〜19yに、グループ警報グレードが予め設定されており、この設定されているグループ警報グレードに基づいて、警報グループの表示順序が決定されている。しかしながら、警報グループの設定は他の手法を用いるとしてもよい。例えば、警報グループに所属するポイントの数に基づいて、警報グループ間の表示順序が決定されるとしてもよい。また、例えば、警報グループに所属するポイントの警報グレードのうち、もっとも高い警報グレードが警報グループのグループ警報グレードとして用いられるとしてもよい。さらに、例えば、警報グループに所属するポイントの警報グレードのうち、もっとも数の多い警報グレード又は警報グレードの平均値が警報グループのグループ警報グレードとして用いられるとしてもよい。
本実施形態では、警報発生頻度及び前回警報発生時刻に基づいて、同じ警報グレードのポイントの表示順序が決定されるとしている。しかしながら、他の基準を用いて、同じ警報グレードのポイントの表示順序が決定されるとしてもよい。例えば、前々回の警報発生時刻など、前回よりも前のいずれかの警報発生時刻に基づいて、警報発生状態の表示順序が決定されるとしてもよい。また、例えば、累積の警報発生回数に基づいて、警報発生状態の表示順序が決定されるとしてもよい。
本実施形態において、被監視対象装置21〜2nと監視制御装置1とは、ネットワーク経由で接続されており、監視制御装置1は広域監視を行うとしてもよい。
本実施形態に係る監視制御装置1の各構成要素は、自由に組み合わせてもよく、分離してもよい。例えば、警報検出部3と警報データ管理部10は組み合わせてもよい。警報履歴管理部4と警報履歴照合部12とは組み合わせてもよい。警報グループ管理部6と警報グループ照合部13とは組み合わせてもよい。警報通知部8と警報一覧表示部14とは組み合わせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…監視制御装置1、21〜2n…被監視対象装置、3…警報検出部、4…警報履歴管理部、5…警報履歴データベース、6…警報グループ管理部、7…警報グループデータベース、8…警報通知部、9…警報処理部、10…警報データ管理部、11…警報データベース、12…警報履歴照合部、13…警報グループ照合部、14…警報一覧表示部、15…警報鳴動装置、16…モニター、17…操作入力装置、181〜18x…警報履歴データ、191〜19y…警報グループデータ、201〜20z…ポイント警報データ、211〜21v…グループ警報データ

Claims (5)

  1. 複数の被監視対象装置からの信号に基づいて、複数の警報の発生を検出する警報検出手段と、
    前記警報検出手段によって検出された前記複数の警報のそれぞれに対する警報発生履歴を示す複数の警報履歴データを生成する履歴管理手段と、
    前記複数の警報履歴データに基づいて、前記複数の警報の表示順序を決定し、前記表示順序にそって前記複数の警報の一覧画面を表示する表示手段と
    を具備する監視制御装置。
  2. 警報グループと、当該警報グループに所属する複数の警報とを関連付けた警報グループ情報を記憶する警報グループ記憶手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、前記警報グループに所属している前記複数の警報のうち所定数又は所定割合の警報が発生した場合に、前記警報グループに所属している前記複数の警報に代えて前記警報グループを表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 前記警報グループ記憶手段は、他の警報グループと、当該他の警報グループに所属する複数の警報とを関連付けた他の警報グループ情報を記憶し、
    前記表示手段は、前記警報グループと前記他の警報グループとの間で、予め設定されているグループ警報グレード、所属する警報の数、所属する前記複数の警報の前記警報履歴データのうちの少なくとも一つに基づいて、表示順序を決定する
    ことを特徴とする請求項2記載の監視制御装置。
  4. 前記表示手段は、前記警報履歴データに基づいて、警報発生頻度と過去の警報発生時刻と累積警報発生回数のうちの少なくとも一つを求め、前記警報発生頻度と前記過去の警報発生時刻と前記累積警報発生回数とのうちの少なくとも一つに基づいて、前記表示順序を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  5. 複数の被監視対象装置からの信号に基づいて、複数の警報の発生を検出する警報検出手段と、
    警報グループと、当該警報グループに所属する複数の警報とを関連付けた警報グループ情報を記憶する警報グループ記憶手段と、
    前記警報グループに所属している前記複数の警報のうち所定数又は所定割合の警報が発生した場合に、警報一覧画面において、前記警報グループに所属している前記複数の警報に代えて前記警報グループを表示する表示手段と
    を具備する監視制御装置。
JP2010203644A 2010-09-10 2010-09-10 監視制御装置 Abandoned JP2012059151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010203644A JP2012059151A (ja) 2010-09-10 2010-09-10 監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010203644A JP2012059151A (ja) 2010-09-10 2010-09-10 監視制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012059151A true JP2012059151A (ja) 2012-03-22

Family

ID=46056146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010203644A Abandoned JP2012059151A (ja) 2010-09-10 2010-09-10 監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012059151A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041310A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 アズビル株式会社 監視装置
JP2021086336A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 三菱電機株式会社 監視制御装置およびこれを用いた広域監視制御システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10240341A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Toshiba Corp アラーム監視ディジタル制御装置
JP2005174126A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Digital Electronics Corp プログラマブル表示器、表示制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10240341A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Toshiba Corp アラーム監視ディジタル制御装置
JP2005174126A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Digital Electronics Corp プログラマブル表示器、表示制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018041310A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 アズビル株式会社 監視装置
JP2021086336A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 三菱電機株式会社 監視制御装置およびこれを用いた広域監視制御システム
JP7296860B2 (ja) 2019-11-27 2023-06-23 三菱電機株式会社 監視制御装置およびこれを用いた広域監視制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5694297B2 (ja) 警報管理システム
CN114038169A (zh) 生产设备故障监测方法、装置、设备及介质
JP2012160056A (ja) 製造ライン監視システム
JP2013114388A (ja) 機器状態表示装置および機器状態表示方法
CN107318039A (zh) 一种智能弹窗监测与告警系统
CN103810823A (zh) 报警处理方法和装置
CN105300447A (zh) 一种用于监控设备运行状态的系统及方法
JP2012059151A (ja) 監視制御装置
CN105242655A (zh) 基于物联网的工业现场监控装置
CN202282059U (zh) 报警信息提示装置
JP6438875B2 (ja) ネットワーク監視装置およびネットワーク監視方法
CN115102838B (zh) 服务器宕机风险的应急处理方法和装置、电子设备
JP2008257633A (ja) 施設管理装置および施設管理方法
JP2012190228A (ja) プラント監視装置及びプログラム
WO2014167917A1 (ja) 状態監視装置、状態監視システム、及び状態監視方法
KR101879943B1 (ko) 터널 교통안전방재 통합관리 장치 및 방법
JP2010204924A (ja) 監視制御システム及び保守機器の監視方法
JP2011039676A (ja) 監視装置及び警報通知方法
JP2012003643A (ja) プラントの機器維持管理システム
JP2021068192A (ja) 情報表示システムおよび情報表示方法
JP2007201798A (ja) 電気通信設備の管理システム、電気通信設備の管理方法
JP2003271238A (ja) リモートメンテナンス方法及びシステム
TWI836765B (zh) 避免警報重複觸發的方法及智慧型監控警報系統
JP2011204029A (ja) 運用管理支援装置
JP2015032068A (ja) 情報処理画面出力装置、情報処理画面出力プログラム、および情報処理画面出力システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130402

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140212

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20140331