JP6860322B2 - 通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法 - Google Patents

通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法に関する。
ビル設備や工場設備などにおける機器の状態を監視し、機器の状態に応じた制御を行う監視制御システムでは、機器に異常が検出された場合に当該異常を通知する警報を出力し、監視員に通知することが行われている。監視制御システムの操作盤又は監視制御システムに接続されたコンピュータが備えられた監視室に監視員がいない場合には、定期的に送信される電子メールで監視員への通知が行われたり、監視員が所持する端末装置を監視制御システムに接続することにより遠隔監視が行われたりする。電子メールを利用したり、外部の端末装置を監視制御システムに接続したりする場合、不特定多数が利用する外部のネットワークに監視制御システムを接続することになる。外部のネットワークに監視制御システムを接続する際には、監視制御システムにセキュリティを維持するためのシステムを導入する必要がある。しかし、監視制御システムは、複雑な構成を有するため、セキュリティ・システムの導入及び運用が容易ではない。
特開2013−196092号公報
本発明が解決しようとする課題は、監視制御システムにおけるセキュリティの維持を容易にしつつ、監視制御システムから端末装置への通知をすることができる通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法を提供することである。
実施形態の通知システムは、情報取得装置と一つ又は複数の端末装置とを持つ。情報取得装置は、監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能であり、この情報取得装置は、情報取得部と、通知制御部と、通信部とを有する。情報取得部は、監視制御システムから機器に関する情報と前記機器の識別子とを含む通知情報を取得する。通知制御部は、前記通知情報に含まれる前記機器の識別子に基づいて前記複数の端末装置のうちいずれかの端末装置を通知先に決定し、決定した前記通知先と前記通知情報とを含むメッセージ情報を生成する。通信部は、前記メッセージ情報を、前記端末装置へ前記通知情報を送信する通知装置に対して送信する。端末装置は、表示部を持つ。表示部は、前記通知装置から受信した通知情報を表示する。
本実施形態による監視システムの構成例を示すブロック図。 本実施形態による監視制御サーバの構成例を示すブロック図。 本実施形態による通知情報記憶部が記憶する通知テーブルの一例を示す表。 本実施形態による情報取得装置の構成例を示すブロック図。 本実施形態による通知先情報記憶部が記憶する通知先テーブルの一例を示す表。 本実施形態による端末装置の構成例を示すブロック図。 本実施形態による表示部における表示例を示す図。 本実施形態による監視システムの動作例を示すシーケンス図。
以下、実施形態の通知システム、情報取得装置、端末装置及び通知方法を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による通知システムを含む監視システム100の構成例を示すブロック図である。監視システム100は、監視制御サーバ20及び複数の監視対象機器10を有する監視制御システムと、情報取得装置30及び端末装置50を有する通知システムとを備える。
監視制御サーバ20と複数の監視対象機器10とは、監視制御ネットワーク11を介して通信可能に接続される。複数の監視対象機器10は、監視制御サーバ20による監視及び制御の対象である。監視制御ネットワーク11には、例えば、BACnet(Building Automation and Control networks)などのプロトコルが用いられる。情報取得装置30は、監視制御サーバ20と通信可能に接続される。情報取得装置30は、外部ネットワーク45を介して、通知装置40及び端末装置50と通信する。図1に示す構成例では、監視システム100が1台の端末装置50を備えるが、監視システム100は複数の端末装置50を備えてもよい。
監視制御サーバ20は、ビル設備や工場設備などに備えられる複数の監視対象機器10の状態を監視し、監視対象機器10の状態に応じた制御を行う。例えば、監視制御サーバ20がビル設備の監視及び制御を行う場合、監視対象機器10は、空調機器、照明機器、入退出検出機器、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、人感センサなどである。監視制御サーバ20は、設備内に設けられた監視制御ネットワーク11を介して、各監視対象機器10と通信を行う。監視制御サーバ20は、各監視対象機器10との通信により取得した状態情報に基づいて、設備における異常の有無を判定する。
監視制御サーバ20は、設備において異常があると判定した場合、監視制御サーバ20に設けられているユーザインターフェイス又は監視制御ネットワーク11に直接接続された端末のユーザインターフェイスに警報情報を出力させる。警報情報は、異常があると判定された監視対象機器10を示す機器IDと、異常があると判定された時刻を示す異常検出時刻とを含む情報である。ユーザインターフェイスに警報情報が出力されることにより、設備及び監視対象機器の監視及び制御を行うユーザに異常が通知される。
情報取得装置30は、監視制御サーバ20において異常があると判定された場合に生成される通知情報を監視制御サーバ20から取得する。通知情報は、通知情報を一意に識別できる通知IDと、異常があると判定された監視対象機器10を示す機器IDと、異常検出時刻と、異常を表す通知テキストとを含む。情報取得装置30は、監視制御サーバ20へ通知情報の要求を定期的に送信する。監視制御サーバ20において通知情報が生成された場合には、通知情報の要求に対する応答として監視制御サーバ20は通知情報を情報取得装置30へ送信する。通知情報が生成されていない場合には、監視制御サーバ20は、応答しなくてもよいし、通知情報がないことを示す情報を情報取得装置30へ送信してもよい。
情報取得装置30は、通知情報を取得した場合、通知情報に含まれる機器IDに基づいて通知先を選択する。通知先は、例えば、ユーザが所持する端末装置50又は設備外に備えられた端末装置50である。通知先に選択される端末装置50は、ユーザに紐付けられている。通知情報を受け取るべきユーザが特定されると、通知先に選択される端末装置50が特定される。通知先に選択される端末装置50は、一つであってもよいし、複数であってもよい。情報取得装置30は、外部ネットワーク45を介して、メッセージ情報を通知装置40へ送信する。メッセージ情報は、選択された通知先を示す情報と、通知情報とを含む。
外部ネットワーク45は、監視制御ネットワーク11と物理的に異なるネットワークである。外部ネットワーク45は、例えば、不特定多数が利用するネットワークであって、インターネットや通信事業者により提供されるネットワークなどである。外部ネットワーク45は、インターネットや通信事業者により提供されるネットワークに接続された構内LANが含まれていてもよい。通知装置40は、受信したメッセージ情報に含まれる通知先としての端末装置50に対してメッセージ情報をプッシュ通知する。通知装置40は、公知の技術であるAPNSやGCMを用いて、プッシュ通知を行ってもよい。
端末装置50は、例えばスマートデバイスや携帯情報端末などである。スマートデバイスには、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル・デバイスなどが含まれる。ウェアラブル・デバイスには、腕時計タイプの端末や、眼鏡タイプの端末などがある。端末装置50は、プッシュ通知により、メッセージ情報を通知装置40から受信する。端末装置50は、メッセージ情報に含まれる通知テキストを表示する。端末装置50は、通知テキストの表示とともに、通知テキストを読み上げたり、着信音を鳴らしたり、振動を発生させたりすることにより、メッセージ情報の受信をユーザに通知してもよい。端末装置50は、メッセージ情報の受信をユーザが気づき易いように、通知テキストを表示したり、他の通知機能を用いたりする。
端末装置50は、通知テキストを確認したことを示すユーザ操作を受け付ける。このユーザ操作は、例えば、通知テキストとともに表示したボタンを押す操作や、端末装置50の表示スクリーンにおける所定の操作、端末装置50に対する操作などである。端末装置50は、ユーザ操作を受け付けると、ユーザが通知テキストを確認したことを示す確認情報を情報取得装置30へ送信する。
情報取得装置30は、メッセージ情報の通知先から確認情報を受信すると、確認情報を通知先から受信したことを記憶する。情報取得装置30は、確認情報を監視制御サーバ20へ送信することによって、異常があるとの判定結果がユーザに通知されたことを監視制御サーバ20へ通知する。
図2は、本実施形態による監視制御サーバ20の構成例を示すブロック図である。監視制御サーバ20は、第一通信部201、監視情報取得部202、監視情報記憶部203、通知条件記憶部204、通知情報生成部205、通知情報記憶部206、通知情報制御部207、及び第二通信部208を備える。
第一通信部201は、監視制御ネットワーク11を介して、監視対象機器10それぞれと通信する。第一通信部201は、監視情報取得部202による要求に応じて、監視対象機器10に対して監視情報の要求を送信する。第一通信部201は、要求に対する応答として監視対象機器10から送信された監視情報を受信する。第一通信部201は、監視情報を監視情報取得部202へ出力する。監視情報は、監視情報を送信した監視対象機器10を示す機器IDと、監視対象機器10の動作を示す情報又は監視対象機器10による測定で得られた測定値のいずれか一方又は両方と、監視情報が生成された時刻とを含む情報である。
監視情報取得部202は、第一通信部201を介して、監視対象機器10それぞれに対して監視情報を定期的に要求する。監視情報取得部202は、取得した監視情報を時系列に監視情報記憶部203に記憶させる。監視情報取得部202は、要求に応じて監視情報が得られない場合、欠測を表す情報を含む監視情報を監視情報記憶部203に記憶させる。
通知条件記憶部204には、設備における異常の有無を判定する際の条件と閾値とを含む通知条件が記憶されている。例えば、通知条件記憶部204には、条件「監視対象機器10における電圧値が閾値より大きい」を示す情報が通知条件として記憶されている。
通知情報生成部205は、通知条件記憶部204に記憶されている通知条件と、監視情報記憶部203に記憶されている監視情報の時系列とを用いて、設備における異常の有無を判定する。通知情報生成部205は、異常があると判定した場合、通知情報を生成する。通知情報は、前述したように、通知IDと機器IDと異常検出時刻と通知テキストを含む。通知情報生成部205は、通知情報を生成する都度、一意な通知IDを通知情報に割り当てる。通知情報生成部205は、監視情報記憶部203に監視情報が追加される都度、又は定期的に異常の有無を判定する。
通知情報に含まれる機器IDは、通知条件を満たした監視情報に含まれる機器IDである。通知条件が一つの監視対象機器10の監視情報に関する条件である場合には、通知情報に含まれる機器IDは一つである。一方、通知条件が複数の監視対象機器10の監視情報に関する情報である場合には、通知情報に含まれる機器IDは複数である。
通知情報に含まれる異常検出時刻は、通知情報生成部205が異常と判定した際に用いた監視情報に含まれる時刻である。通知情報生成部205が複数の監視情報に基づいて異常と判定した際には、いずれかの監視情報に含まれる時刻が選択される。時刻の選択方法は、通知条件に含まれていてもよい。選択方法として、例えば、最も古い時刻を選択する方法や、最も新しい時刻を選択する方法、平均値又は中央値を選択する方法などが用いられる。
通知情報に含まれる通知テキストは、異常検出時刻と通知条件とを組み合わせたテキスト情報である。例えば、前述の通知条件「監視対象機器10における電圧値が閾値より大きい」が満たされた場合に生成される通知テキストは、「20XX年X月X日XX時XX分XX秒に、装置(ID#1)の電圧が閾値を超えました。」となる。
通知情報生成部205は、通知情報を生成すると、通知情報記憶部206に記憶させる。通知情報記憶部206には、通知テーブルが記憶されている。通知テーブルは、通知情報と確認者IDとを組み合わせて時系列に記憶する。確認者IDは、通知情報に対して応答したユーザを示す情報である。通知情報記憶部206が記憶する通知テーブルの各行は、CSV(Comma-Separated Values)形式のテキストデータとしてもよい。すなわち、通知情報は、テキストデータとしてもよい。
図3は、通知情報記憶部206が記憶する通知テーブルの一例を示す表である。通知テーブルは、通知ID、日時、機器ID、通知テキスト、及び確認者IDそれぞれの項目の列を有する。通知テーブルの行は通知情報ごとに存在する。通知ID、日時、機器ID、通知テキストの項目は、通知情報に含まれる通知ID、異常検出時刻、機器ID、通知テキストがそれぞれ記憶される。確認者IDの項目には、通知情報に対する確認情報が得られた場合に、通知情報を確認したユーザを示すユーザIDが記憶される。確認者IDの項目には、一つ又は複数のユーザIDが記憶される。なお、ユーザIDは、ユーザが所持する端末装置50に割り当てられた識別情報や、ユーザの電子メールアドレスなどであってもよい。図3に示す例では、通知ID「Message#1」と日時「YYMMDD HH:MM」と機器ID「id#4」と通知テキスト「XXXX」とを含む通知情報と、確認者ID「user#2」とを組み合わせた情報が、1行目に記憶されている。
図2に戻り、監視制御サーバ20についての説明を続ける。第二通信部208は、情報取得装置30と通信する。第二通信部208と情報取得装置30とが通信に用いる回線は、監視制御サーバ20と情報取得装置30との組に対して設けられる専用回線又は仮想プライベートネットワーク(VPN)である。
通知情報制御部207は、通知情報記憶部206における通知テーブルに通知情報が追加されると、その通知情報を警報として監視制御サーバ20に備えられるユーザインターフェイスに出力する。ユーザが使用する端末が監視制御サーバ20又は監視制御ネットワーク11に接続されている場合、通知情報制御部207は、第一通信部201を介して通知情報を警報として端末へ送信し、その端末のユーザインターフェイスに警報を出力させる。
通知情報制御部207は、第二通信部208を介して情報取得装置30から通知情報の要求を受け付けると、通知情報記憶部206が記憶する通知テーブルにおいて、確認者IDの項目が空である通知情報が存在するか否かを判定する。すなわち、通知情報制御部207は、ユーザによる確認がなされていない異常が存在するか否かを判定する。通知情報制御部207は、確認者IDの項目が空である通知情報が存在する場合、その通知情報を第二通信部208へ出力する。第二通信部208は、通知情報制御部207から出力された通知情報を、情報取得装置30へ送信する。
通知情報制御部207は、第二通信部208を介して情報取得装置30から確認情報を受け付けると、確認情報に基づいて通知情報記憶部206に記憶されている通知テーブルを更新する。具体的には、通知情報制御部207は、確認情報に含まれる通知IDと同じ通知IDを含む行を通知テーブルにおいて検索する。通知情報制御部207は、検出した行における確認者IDの項目に、確認情報に含まれるユーザIDを記憶させる。
通知情報制御部207は、通知テーブルにおいて確認者IDを記憶させることにより、通知情報で示される異常に対する確認がユーザにより行われたと判定する。通知情報制御部207は、ユーザにより異常の確認がなされると、確認された異常を示す通知情報による警報を停止させる。監視制御サーバ20又は監視制御ネットワーク11に接続された端末に警報を出力させている場合、通知情報制御部207は、第一通信部201を介して、端末による警報の出力を停止させる。
図4は、本実施形態による情報取得装置30の構成例を示すブロック図である。情報取得装置30は、第一通信部301、通知情報取得部302、通知情報記憶部303、通知先情報記憶部304、通知制御部305、及び第二通信部306を備える。
第一通信部301は、監視制御サーバ20と通信する。第一通信部301と監視制御サーバ20とが通信に用いる回線は、前述したように、監視制御サーバ20と情報取得装置30との組に対して設けられる専用回線又は仮想プライベートネットワークである。
通知情報取得部302は、通知情報の要求を第一通信部301へ定期的に出力する。第一通信部301は、通知情報取得部302から通知情報の要求が出力される都度、通知情報の要求を監視制御サーバ20へ送信する。通知情報取得部302は、要求に対する応答として通知情報を、第一通信部301を介して取得する。通知情報取得部302は、取得した通知情報を通知情報記憶部303に記憶させる。
通知情報記憶部303は、監視制御サーバ20に備えられる通知情報記憶部206と同様に、通知テーブルを記憶する。通知情報記憶部303が記憶する通知テーブルは、図3に示した通知テーブルと同じ項目を有する。通知情報記憶部303における通知テーブルの行は、通知情報取得部302が取得する通知情報ごとに存在する。
通知先情報記憶部304は、通知先テーブルを記憶する。通知先テーブルには、監視制御システムにおける監視対象機器10ごとに、当該監視対象機器10に関する異常の通知先が記憶されている。通知先には、ユーザIDが用いられる。通知先テーブルは、情報取得装置30に接続される監視制御システムごとに予め作成される。
図5は、通知先情報記憶部304が記憶する通知先テーブルの一例を示す表である。通知テーブルは、機器IDと宛先との項目の列を有する。通知先テーブルの行は、監視制御システムに備えられた監視対象機器10ごとに存在する。機器IDの項目には、監視対象機器10を識別する機器IDが記憶される。宛先には、機器IDで特定される監視対象機器10の異常を通知すべきユーザのユーザIDが記憶される。宛先には、少なくとも一つのユーザIDが記憶される。すなわち、通知先情報記憶部304における通知先テーブルには、機器IDに対応付けられたユーザIDが通知先として記憶されている。図5に示す例では、機器ID「id#1」に対して、ユーザID「user#1」と「user#3」とが対応付けられている。また、機器ID「id#2」に対して、ユーザID「user#1」と「user#2」と「user#3」とが対応付けられている。
図4に戻り、情報取得装置30についての説明を続ける。第二通信部306は、外部ネットワーク45に接続されている。第二通信部306は、外部ネットワーク45を介して、通知装置40及び端末装置50と通信する。
通知制御部305は、通知情報記憶部303に通知情報が記憶される都度、追加された通知情報を読み出す。通知制御部305は、通知情報に含まれる機器IDに対応するユーザIDを通知先テーブルから読み出す。通知制御部305は、読み出したユーザIDと通知情報とを含むメッセージ情報を生成する。メッセージ情報に含まれるユーザIDは、通知先を示す情報として扱われる。すなわち、通知制御部305は、通知情報に含まれる機器IDに基づいて通知先を決定する。通知制御部305は、メッセージ情報を第二通信部306へ出力する。第二通信部306は、通知制御部305から出力されるメッセージ情報を通知装置40へ送信する。
通知制御部305は、第二通信部306を介して端末装置50から確認情報を受け付けると、確認情報に基づいて通知情報記憶部303に記憶されている通知テーブルを更新する。具体的には、通知制御部305は、確認情報に含まれる通知IDと同じ通知IDを含む行を通知テーブルにおいて検索する。通知制御部305は、検出した行における確認者IDの項目に、確認情報に含まれるユーザIDを記憶させる。通知制御部305は、確認情報を第一通信部301へ出力する。第一通信部301は、通知制御部305から出力された確認情報を監視制御サーバ20へ送信する。
通知制御部305は、通知情報記憶部303が記憶する通知テーブルにおいて、確認者IDの項目が空である通知情報が存在するか否かを判定する。すなわち、通知制御部305は、ユーザによる確認がなされていない異常が存在するか否かを判定する。通知制御部305は、確認者IDの項目が空である通知情報が存在する場合、その通知情報に含まれる機器IDに対応するユーザIDを通知先テーブルから読み出す。通知制御部305は、読み出したユーザIDと通知情報とを含むメッセージ情報を再び生成する。通知制御部305は、第二通信部306を介して通知装置40へメッセージ情報を再送する。ユーザによる確認がなされていない異常が存在するか否かの判定は、定期的に行われる。
図6は、本実施形態による端末装置50の構成例を示すブロック図である。端末装置50は、通信部501、入力部502、表示部503、及び通知制御部504を備える。通信部501は、外部ネットワーク45を介して、通知装置40及び情報取得装置30と通信する。入力部502は、ユーザの操作を受け付ける。入力部502には、例えば、ボタンやタッチセンサが用いられる。表示部503は、表示スクリーンを備え、ユーザに通知すべき情報を表示する。
通知制御部504は、通信部501が通知装置40から受信したメッセージ情報を取得する。通知制御部504は、メッセージ情報に含まれる通知テキストを表示部503に表示させる。入力部502として表示スクリーン上に設けられたタッチセンサが用いられる場合、通知制御部504は、通知テキストをユーザが確認した際に操作するボタンを通知テキストとともに表示部503に表示させてもよい。
図7は、表示部503における表示例を示す図である。図7に示す表示例には、通知テキストをユーザが確認した際に操作するボタン91が通知テキストと組み合わせて表示されている。端末装置50が通知テキストを表示することにより、ユーザは監視制御システムにおける異常の発生を知ることができる。ユーザは、この通知を受けて、監視制御システムにおいて異常が検出された監視対象機器10又はその近傍を確認し、対応を完了した後にボタン91を操作する。
通知制御部504は、ユーザが通知テキストで示される異常の確認及び対応を完了したことを示す操作を入力部502が受け付けると、確認情報を生成する。確認情報には、メッセージ情報に含まれる通知IDと、端末装置50に紐付けられたユーザのユーザIDとが含まれる。確認情報に含まれるユーザIDは、情報取得装置30及び監視制御サーバ20において確認者IDとして扱われる。通知制御部504は、確認情報を通信部501に出力する。通信部501は、外部ネットワーク45を介して、確認情報を情報取得装置30へ送信する。
図8は、本実施形態による監視システム100の動作例を示すシーケンス図である。監視制御サーバ20において、通知情報生成部205が通知情報を生成し、通知情報を通知情報記憶部206に記憶させる(ステップS101)。通知情報制御部207が、通知情報が通知情報記憶部206に追加されたことに応じて、警報を出力する(ステップS102)。
情報取得装置30において、通知情報取得部302が第一通信部301を介して監視制御サーバ20へ通知情報を要求する(ステップS201)。ステップS201の動作は定期的に行われる。監視制御サーバ20の通知情報制御部207は、要求に応じて通知情報を情報取得装置30へ送信する(ステップS202)。
情報取得装置30において、監視制御サーバ20から送信された通知情報は、通知情報取得部302によって監視情報記憶部203に記憶される。通知制御部305は、通知情報に含まれる機器IDに基づいて、通知情報の通知先を決定する(ステップS203)。通知制御部305は、通知先と通知情報とを含むメッセージ情報を生成する(ステップS204)。通知制御部305は、第二通信部306を介してメッセージ情報を通知装置40へ送信する(ステップS205)。
通知装置40は、所定のプロトコルを用いて、情報取得装置30から受信したメッセージ情報を通知先の端末装置50へプッシュ通知する(ステップS206)。
通知先の端末装置50において、通知制御部504は、通信部501が受信したメッセージ情報に含まれる通知テキストを表示部503に表示させる(ステップS207)。通知テキストが示す異常に関して確認と対応とが完了したことを示すユーザの操作を入力部502が受け付けると(ステップS208)、通知制御部504は確認情報を生成する(ステップS209)。通知制御部504は、確認情報を通信部501に出力し、通信部501に確認情報を情報取得装置30へ送信させる(ステップS210)。
情報取得装置30において、通知制御部305は、第二通信部306が受信した確認情報に含まれるユーザIDを確認者IDとして通知情報記憶部303における通知テーブルに記録する(ステップS211)。通知制御部305は、確認情報を、第一通信部301を介して監視制御サーバ20へ送信する(ステップS212)。
監視制御サーバ20において、通知情報制御部207は、第二通信部208が受信した確認情報に含まれるユーザIDを確認者IDとして通知情報記憶部206における通知テーブルに記録する。通知情報制御部207は、確認情報に含まれる通知IDに対応する警報を停止させる(ステップS213)。
本実施形態の通知システムを適用した監視システム100では、監視制御サーバ20において異常が検出されると、監視制御サーバ20と異なる装置として設けられた情報取得装置30が、ユーザの端末装置50へ異常の検出を通知する。情報取得装置30が設けられることにより、異常の検出を端末装置50へ通知する際であっても、監視制御サーバ20が外部ネットワーク45に接続する必要がなくなる。これにより、監視制御サーバ20にセキュリティ・システムを導入せずとも、監視制御サーバ20におけるセキュリティを維持しつつ、監視制御システムから離れた端末装置50へのリアルタイムな通知が可能となる。また、監視制御サーバ20におけるセキュリティに関する処理が、情報取得装置30との接続及び監視制御ネットワーク11に限定されるので、監視制御サーバ20に対する負荷を抑えることができる。
情報取得装置30を用いることにより、監視制御サーバ20が異常を電子メールにて端末装置50へ通知を行う場合や、監視制御サーバ20に接続させた端末装置50を用いてユーザが異常を確認する場合に比べ、監視制御システムのネットワーク・セキュリティの維持が容易になる。具体的には、ネットワーク・セキュリティに関して注意を払うべき箇所を情報取得装置30に限定することができるので、監視システム100におけるネットワーク・セキュリティの維持が容易になる。また、情報取得装置30におけるセキュリティ処理の負荷を増加させたとしても、情報取得装置30は監視制御システムと独立した装置であるため、監視制御システムに対する影響は生じない。
また、情報取得装置30における動作は、通知情報を監視制御サーバ20から取得する動作、通知情報を含むメッセージ情報を通知装置40へ送信する動作、確認情報を監視制御サーバ20へ転送する動作などの比較的シンプルな動作であるため、セキュリティ処理の負荷による影響を受けにくく、情報取得装置30における充分なセキュリティ処理を行うことが容易である。また、監視制御サーバ20と情報取得装置30との間のセキュリティを高めるために、監視制御サーバ20と情報取得装置30との間における通信のプロトコルやポートを限定してもよい。例えば、監視制御サーバ20と情報取得装置30との通信をFTP(File Transfer Protocol)による通信に限定してもよい。
また、仮想プライベートネットワークによる接続などの秘匿性の高い通信を行うことなく、端末装置50は異常の通知を受けることができるので、端末装置50に要求される機能及び性能を抑えることができる。
また、本実施形態の監視システム100によれば、ユーザが異常に対する確認と対処とを完了した後に端末装置50への入力操作を行うことにより、監視制御サーバ20における警報の出力を停止させることができる。これにより、ユーザは、監視制御サーバ20又は監視制御サーバ20に接続された端末を操作せずとも、異常に対する確認と対処との完了を記憶させることができ、ユーザの負担を軽減することができる。
また、情報取得装置30とのインターフェイス、すなわち通知情報制御部207及び第二通信部208を設けることにより、様々な監視制御システムにおいても外部ネットワーク45を介して端末装置50への通知ができる。
なお、本実施形態では、外部ネットワーク45を介して通知装置40と通信できる端末装置50において、通知テキストが表示される構成を説明した。しかし、端末装置50と一対一に通信可能なウェアラブル・デバイス、例えばスマート・ウォッチに通知テキストが表示されるようにしてもよい。この場合、スマート・ウォッチが異常の確認及び対応を完了したことを示す操作を受け付けてもよい。端末装置50は、入力部502が操作を受け付けたことに代えて、スマート・ウォッチが操作を受け付けたことにより、確認情報を情報取得装置30へ送信する。
また、本実施形態では、異常の確認及び対応を完了したことを示す操作を端末装置50が受け付ける動作を説明した。この操作以外に、ユーザが監視対象機器10のある場所又は近傍に赴いて異常の確認を行うことが可能であることを示す操作、ユーザが監視対象機器10のある場所又は近傍に赴いて異常の確認を行うことが不可能であることを示す操作を端末装置50が受け付けてもよい。端末装置50において、入力部502がこれらの操作を受け付けると、通知制御部504は対応可否情報を生成する。対応可否情報は、通知IDと、ユーザIDと、対応が可能であるか否かを示す可否情報とを含む。通知制御部504は、対応可否情報を通信部501に出力し、通信部501に対応可否情報を情報取得装置30へ送信させる。
情報取得装置30において、第二通信部306が対応可否情報を受信すると、通知制御部305は、対応可否情報に含まれる通知IDと同じ通知IDを含む通知情報を通知情報記憶部303の通知テーブルから読み出す。通知制御部305は、読み出した通知情報の機器IDに基づいて応答可否情報の通知先を決定する。通知制御部305は、対応可否情報に含まれる可否情報と通知先と通知情報とを含むメッセージ情報を生成し、第二通信部306にメッセージ情報を通知装置40へ送信させる。このように、可否情報が端末装置50に通知されることにより、複数のユーザ間で対応の可否を共有することができる。
また、情報取得装置30は、端末装置50から確認情報を受信した際に、異常の確認及び対応を行ったユーザを端末装置50へ通知してもよい。具体的には、第二通信部306が確認情報を受信すると、通知制御部305は、確認情報に含まれる通知IDと同じ通知IDを含む通知情報を通知情報記憶部303の通知テーブルから読み出す。通知制御部305は、読み出した通知情報の機器IDに基づいて送信先を決定する。通知制御部305は、異常に対する対応が行われたことを示す情報と、確認情報に含まれるユーザIDと通知先と、通知情報とを含む完了情報を生成し、第二通信部306に完了情報を通知装置40へ送信させる。このように、ユーザIDが端末装置50へ通知されることにより、複数のユーザ間で異常に対応したユーザの情報を共有することができる。
また、端末装置50は、端末装置50の位置から監視制御システムの監視室までの距離が閾値以上である場合、通知テキストが示す異常に関して確認と対応とが完了したことを示すユーザの操作を受け付けないようにしてもよい。監視制御システムの監視室は、例えば、監視制御サーバ20又は監視制御サーバ20に接続された端末が備えられている部屋である。端末装置50において、通知制御部504は、端末装置50の位置と、予め記憶している監視室との位置との距離を算出し、算出した距離が閾値以上である場合に、確認情報の生成及び送信を行わないようにしてもよい。このとき、通知制御部504は、表示部503に通知テキストのみを表示させ、図7に示したボタン91を表示させないようにしてもよい。端末装置50の位置の取得には、例えば、衛星測位システムや、端末装置50が接続している無線基地局装置の位置などが利用される。また、端末装置50は、端末装置50の位置から監視制御システムの監視室までの距離が閾値以上である場合、通知テキストを表示部503に表示しないように構成されてもよい。
また、情報取得装置30が監視制御サーバ20から通知情報を取得する動作を説明した。しかし、情報取得装置30が、監視対象機器10から監視情報を取得し、監視情報に基づいて通知情報を生成し、端末装置50を通知先として通知情報を送信してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、監視制御サーバ20と外部ネットワーク45との間に、監視制御サーバ20において検出された異常を通知する通知情報を端末装置50へ送信する情報取得装置30を持つことにより、監視制御サーバ20におけるセキュリティの維持を容易にしつつ、監視制御サーバ20から離れた端末装置への通知をすることができる。
情報取得装置30は、監視制御ネットワーク11におけるゲートウェイとして機能する中継部をさらに備えてもよい。このように構成された上で、セキュリティ機能を情報取得装置30に対して設けることで、監視制御ネットワーク11におけるセキュリティを容易に維持することが可能となる。すなわち、監視制御ネットワーク11に接続される監視制御サーバ20等の装置に比べて、情報取得装置30は相対的により簡易な装置として構成できる。そのため、監視制御サーバ20等の装置に対してセキュリティ機能を導入するよりも、情報取得装置30にセキュリティ機能を導入する方がより簡易に実現できる。したがって、より低いコストや低い労力で監視制御ネットワーク11におけるセキュリティを維持することが可能となる。
図1の例では、情報取得装置30は、監視制御サーバ20を介して監視制御ネットワーク11に接続されている。しかしながら、情報取得装置30は、監視制御ネットワーク11に対して直接接続されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…監視対象機器、11…監視制御ネットワーク、20…監視制御サーバ、30…情報取得装置、40…通知装置、45…外部ネットワーク、50…端末装置、91…ボタン、100…監視システム、201…第一通信部、202…監視情報取得部、203…監視情報記憶部、204…通知条件記憶部、205…通知情報生成部、206…通知情報記憶部、207…通知情報制御部、208…第二通信部、301…第一通信部、302…通知情報取得部、303…通知情報記憶部、304…通知先情報記憶部、305…通知制御部、306…第二通信部、501…通信部、502…入力部、503…表示部、504…通知制御部

Claims (11)

  1. 監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能な情報取得装置と、一つ又は複数の端末装置とを備える通知システムであって、
    前記情報取得装置は、
    前記監視制御システムから前記機器に関する情報と前記機器の識別子とを含む通知情報を取得する情報取得部と、
    前記通知情報に含まれる前記機器の識別子に基づいて前記複数の端末装置のうちいずれかの端末装置を通知先に決定し、決定した前記通知先と前記通知情報とを含むメッセージ情報を生成する通知制御部と、
    前記メッセージ情報を、前記端末装置へ前記通知情報を送信する通知装置に対して送信する通信部と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記通知装置から受信した前記通知情報を表示する表示部と、
    ユーザによる操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部におけるユーザの操作に応じて前記情報取得装置へ通知する端末通知制御部と、を備え、
    前記端末通知制御部は、前記表示部に表示した前記メッセージ情報に関して前記ユーザによる対応の可否を示す操作を前記入力部が受け付けると、前記ユーザによる対応の可否を示す情報と前記ユーザIDとを含む対応可否情報を前記メッセージ情報に対する応答として前記情報取得装置へ通知し、
    前記通知制御部は、前記対応可否情報に含まれる前記通知情報に対する対応の可否を示す情報及び前記ユーザIDと、前記通知情報の通知先とを含む対応可否情報を生成し、
    前記通信部は、前記対応可否情報を送信し、
    前記表示部は、他の端末装置において前記情報取得装置へ通知された対応可否情報を表示する、
    通知システム。
  2. 前記端末通知制御部は、前記表示部に表示した前記メッセージ情報に関するユーザの操作を前記入力部が受け付けると、前記ユーザのユーザIDを含む確認情報を前記メッセージ情報に対する応答として前記情報取得装置へ通知する、請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記端末装置は、前記監視制御システムの外部に設けられた通知装置を介したプッシュ通知により、前記メッセージ情報を受信する、
    請求項に記載の通知システム。
  4. 前記通知制御部は、前記確認情報が通知されていない前記メッセージ情報を前記通信部に再送させる、
    請求項2又は3に記載の通知システム。
  5. 前記通知制御部は、前記確認情報が通知された前記メッセージ情報について、対応が行われたことを示す情報と、前記確認情報に含まれるユーザIDと、前記通知情報の通知先とを含む完了情報を生成し、
    前記通信部は、前記完了情報を送信し、
    前記表示部は、前記完了情報を表示する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の通知システム。
  6. 前記端末通知制御部は、前記監視制御システムが設けられた場所から自装置までの距離が閾値以上である場合、前記確認情報を前記情報取得装置へ通知しない、
    請求項から請求項のいずれか一項に記載の通知システム。
  7. 前記表示部は、前記監視制御システムが設けられた場所から自装置までの距離が閾値以上である場合、前記通知装置から受信した前記通知情報を表示しない、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の通知システム。
  8. 監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能な情報取得装置と、一つ又は複数の端末装置とを備える通知システムであって、
    前記情報取得装置は、
    前記監視制御システムから前記機器に関する情報と前記機器の識別子とを含む通知情報を取得する情報取得部と、
    前記通知情報に含まれる前記機器の識別子に基づいて前記複数の端末装置のうちいずれかの端末装置を通知先に決定し、決定した前記通知先と前記通知情報とを含むメッセージ情報を生成する通知制御部と、
    前記メッセージ情報を、前記端末装置へ前記通知情報を送信する通知装置に対して送信する通信部と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記通知装置から受信した前記通知情報を表示する表示部と、
    ユーザによる操作を受け付ける入力部と、
    前記表示部に表示した前記メッセージ情報に関するユーザの操作を前記入力部が受け付けると、前記ユーザのユーザIDを含む確認情報を前記メッセージ情報に対する応答として前記情報取得装置へ通知する端末通知制御部と、を備え、
    前記端末通知制御部は、前記監視制御システムが設けられた場所から自装置までの距離が閾値以上である場合、前記確認情報を前記情報取得装置へ通知しない、
    通知システム。
  9. 監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能な情報取得装置と、一つ又は複数の端末装置とを備える通知システムにおける情報取得装置であって、
    前記監視制御システムから前記機器に関する情報と前記機器の識別子とを含む通知情報を取得する情報取得部と、
    前記通知情報に含まれる前記機器の識別子に基づいて前記複数の端末装置のうちいずれかの端末装置を通知先に決定し、決定した前記通知先と前記通知情報とを含むメッセージ情報を生成する通知制御部と、
    前記メッセージ情報を、前記端末装置へ前記通知情報を送信する通知装置に対して送信する通信部と、を備え、
    前記通知制御部は、前記端末装置において、表示部に表示した前記メッセージ情報に関して前記ユーザによる対応の可否を示す操作を入力部が受け付けたことに応じて送信される、前記ユーザによる対応の可否を示す情報と前記ユーザIDとを含む対応可否情報を受信し、前記対応可否情報に含まれる前記通知情報に対する対応の可否を示す情報及び前記ユーザIDと、前記通知情報の通知先とを含む対応可否情報を生成し、
    前記通信部は、他の端末装置において生成された対応可否情報を表示する端末装置に対し、前記対応可否情報を送信する、
    情報取得装置。
  10. 監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能な情報取得装置と、一つ又は複数の端末装置とを備える通知システムにおける端末装置であって、
    前記監視制御システムから前記機器に関して通知すべき情報を含む通知情報を、プッシュ通知により通知装置を介して受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記通知情報を表示する表示部と、
    ユーザによる操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部におけるユーザの操作に応じて前記情報取得装置へ通知する端末通知制御部と、を備え、
    前記端末通知制御部は、前記機器に関する情報と前記機器の識別子とを含む通知情報を含むメッセージ情報を受信し、前記表示部に表示した前記メッセージ情報に関して前記ユーザによる対応の可否を示す操作を前記入力部が受け付けると、前記ユーザによる対応の可否を示す情報と前記ユーザIDとを含む対応可否情報を前記メッセージ情報に対する応答として前記情報取得装置へ通知し、
    前記表示部は、他の端末装置において前記情報取得装置へ通知された対応可否情報を表示する、端末装置。
  11. 監視対象となる複数の機器を監視する監視制御システムと通信可能な情報取得装置と、一つ又は複数の端末装置とを備える通知システムで行われる通知方法であって、
    前記情報取得装置が、前記監視制御システムから前記機器に関する情報と前記機器の識別情報とを含む通知情報を取得する取得ステップと、
    前記通知情報に含まれる前記機器の識別子に基づいて前記複数の端末装置のうちいずれかの端末装置を通知先に決定し、決定した前記通知先と前記通知情報とを含むメッセージ情報を生成する通知制御ステップと、
    前記情報取得装置が、前記メッセージ情報を、前記端末装置へ前記通知情報を送信する通知装置に対して送信する送信ステップと、
    前記端末装置の表示部が、前記通知装置から受信した前記通知情報を表示する表示ステップと、
    前記端末装置の入力部が、ユーザによる操作を受け付ける入力ステップと、
    前記端末装置が、前記表示部に表示した前記メッセージ情報に関して前記ユーザによる対応の可否を示す操作を前記入力部が受け付けると、前記ユーザによる対応の可否を示す情報と前記ユーザIDとを含む対応可否情報を前記メッセージ情報に対する応答として前記情報取得装置へ通知する通知ステップと、
    前記情報取得装置が、前記対応可否情報に含まれる前記通知情報に対する対応の可否を示す情報及び前記ユーザIDと、前記通知情報の通知先とを含む対応可否情報を生成し、前記対応可否情報を送信するステップと、
    前記端末装置の前記表示部が、他の端末装置において前記情報取得装置へ通知された対応可否情報を表示するステップと、
    を有する通知方法。
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