JP2020067237A - 温水システム - Google Patents

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久貴 早瀬
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Abstract

【課題】点検修理作業の完了を早くすることができる温水システムを提供すること。【解決手段】浴槽の湯水を循環加熱するための温水装置と、温水装置を制御するための制御手段と、制御手段が通信ネットワークを介して接続された外部サーバを備え、温水装置の運転情報を外部サーバに送信すると共に外部サーバが送信する指令に従って温水装置を操作する機能を有する温水システムにおいて、外部サーバは、温水システムの点検修理に向かう作業員が有する通信ネットワークに接続された端末が全地球測位システムによって取得する位置情報及び移動速度を受信して作業員の到着時刻を予測する機能を有し、制御手段は、外部サーバが予測した到着時刻よりも所定時間前に作業前動作を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、温水装置を遠隔監視するように構成された温水システムに関する。
従来から、公衆浴場や福祉施設、運動施設、宿泊施設等の浴場の湯水を供給する給湯装置や浴槽の湯水の循環加熱を行う温水装置の保守業務のために、通信ネットワークを介して給湯装置や温水装置の運転状況等を遠隔監視する監視センター等が設けられている。給湯装置や温水装置に異常が発生した場合には、監視センターの指令に基づいて、その異常が発生した装置の所在地域を担当する保守拠点から作業員を派遣して点検や修理等の対応に当たる。
例えば特許文献1のように、給湯器を操作するリモートコントローラが全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)によって位置情報を取得して、その位置情報と異常発生情報を監視センターに送信する技術が知られている。
このような遠隔監視する温水システムでは、異常が発生すると業務に支障が出るので、異常の発生を予防するために保守拠点の作業員による定期点検を実施している場合が多い。異常発生時の対応や定期点検を行う際には、派遣された作業員が浴槽の湯水を排水させる等の作業前動作を実行させることがある。
特開2016−50691号公報
業務に使用される温水システムが設置された施設によって浴槽の大きさは異なるが、一般的な家庭の浴槽よりも大きいので、その湯水の排水が完了するまでにはある程度の時間を要する。そのため、作業員が到着してから作業前動作を開始すると、作業前動作によって点検修理作業の完了が遅くなり、給湯装置や温水装置の使用再開が遅くなる。
本発明の目的は、点検修理作業の完了を早くすることができる温水システムを提供することである。
請求項1の発明の温水システムは、浴槽の湯水を循環加熱するための温水装置と、前記温水装置を制御するための制御手段と、前記制御手段が通信ネットワークを介して接続された外部サーバを備え、前記温水装置の運転情報を前記外部サーバに送信すると共に前記外部サーバが送信する指令に従って前記温水装置を操作する機能を有する温水システムにおいて、前記外部サーバは、前記温水システムの点検修理に向かう作業員が有する前記通信ネットワークに接続された端末が全地球測位システムによって取得する位置情報及び移動速度を受信して前記作業員の到着時刻を予測する機能を有し、前記制御手段は、前記外部サーバが予測した到着時刻よりも所定時間前に作業前動作を実行することを特徴としている。
上記構成によれば、温水システムの点検修理に向かう作業員の位置情報及び移動速度に基づき予測された到着時刻に基づいて、作業員の到着前に作業前動作を開始させる。これにより、点検修理作業を早く完了でき、温水システムの使用再開を早くすることができる。
請求項2の発明の温水システムは、請求項1に記載の発明において、前記外部サーバは前記到着時刻よりも前記所定時間前に前記制御手段に作業前動作指令を送信し、前記制御手段は前記作業前指令に基づいて前記作業前動作を実行することを特徴としている。
上記構成によれば、外部サーバは、予測した作業員の到着時刻よりも所定時間前に作業前動作指令を制御手段に送信する。従って、制御手段は作業員の到着前に作業前動作を開始するので、作業員が点検修理作業を早く完了でき、温水システムの使用再開を早くすることができる。
請求項3の発明の温水システムは、請求項1に記載の発明において、前記外部サーバは前記到着時刻を前記制御手段に送信し、前記制御手段は前記到着時刻よりも前記所定時間前に前記作業前動作を実行することを特徴としている。
上記構成によれば、制御手段は、外部サーバが予測した到着時刻よりも所定時間前に作業前動作を開始する。従って、作業員の到着前に作業前動作を開始するので、作業員が点検修理作業を早く完了でき、温水システムの使用再開を早くすることができる。
請求項4の発明の温水システムは、浴槽の湯水を循環加熱するための温水装置と、前記温水装置を制御するための制御手段と、前記制御手段が通信ネットワークを介して接続された外部サーバを備え、前記温水装置の運転情報を前記外部サーバに送信すると共に前記外部サーバが送信する指令に従って前記温水装置を操作する機能を有する温水システムにおいて、前記外部サーバは、前記温水システムの点検修理に向かう作業員が有する前記通信ネットワークに接続された端末から送信された指令に基づいて前記制御手段に作業前動作指令を送信し、前記制御手段は、受信した作業前動作指令に基づいて作業前動作を実行することを特徴としている。
上記構成によれば、温水システムの点検修理に向かう作業員による端末の操作によって、作業員の到着前に作業前動作を開始させる。これにより、点検修理作業を早く完了でき、温水システムの使用再開を早くすることができる。
請求項5の発明の温水システムは、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記作業前動作は、前記浴槽の湯水の排水動作であることを特徴としている。
上記構成によれば、時間を要する浴槽の湯水の排水を作業員の到着前に開始するので、点検修理作業を早く完了でき、温水システムの使用再開を早くすることができる。
本発明の温水システムによれば、点検修理作業の完了を早くすることができる。
本発明の実施例に係る温水システムの構成を示す図である。 本発明の実施例に係る給湯器及び風呂熱源機の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る浄化装置の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、温水システム1は、外部サーバ2と、外部サーバ2にインターネット等の通信ネットワーク3を介して接続された給湯装置4及び温水装置9を備え、浴槽8を備えた浴場で使用されている。外部サーバ2は、図示を省略するがCPUとメモリと記憶装置等を備えたコンピュータであり、通信ネットワーク3を介して給湯装置4及び温水装置9の運転状況等を監視する遠隔監視システムにおいて運転情報等の収集、保存、分析等を行い、各種動作の指令を温水システム1に送信する。この温水システム1以外にも遠隔監視される複数の給湯装置等が通信ネットワーク3を介して外部サーバ2に接続されている。
給湯装置4は、並列に接続された複数(例えば3台)の給湯器4a,4b,4cと、これら複数の給湯器4a〜4cの使用頻度を平準化するためにローテーション運転させると共に給湯使用状況に応じて連携運転させるためのシステムコントローラ5(制御手段)により構成されている。システムコントローラ5は通信ネットワーク3を介して外部サーバ2と通信を行い、外部サーバ2の指令に基づいて給湯装置4や温水装置9を操作する機能を備えている。
上水源に接続された給水配管6から複数の給湯器4a〜4cに給水通路11が夫々延び、複数の給湯器4a〜4cから夫々延びる給湯通路12が浴場のカラン等に給湯するための給湯配管7に接続されている。給湯配管7には複数のカラン7aやシャワー7bが配設されている。例えば複数のカラン7aから給湯が開始されて1台の給湯器では燃焼量が不足する場合には、システムコントローラ5が複数の給湯器4a〜4cを連携運転させて給湯に必要な燃焼量となるように制御する。
また、浴場に設置された浴槽8に湯水を供給するための補給水ユニット7cが配設され、補給水ユニット7cには給水配管6と、給湯配管7から分岐された注湯通路7dが接続されている。浴槽8には圧力検知式の水位センサ8aが配設され、浴槽8が所定の水位となるように補給水ユニット7cから湯水が供給される。
次に給湯装置4を構成する複数の給湯器4a〜4cについて説明するが、複数の給湯器4a〜4cは夫々同じ構成なので、給湯器4aについて説明して、他の給湯器4b,4cの説明を省略する。
図2に示すように、給湯器4aは、燃料ガスの燃焼熱を利用して湯水を加熱するガス給湯器であり、燃料ガスと空気を混合して燃焼させる複数の燃焼管を有する燃焼量可変のバーナ13、バーナ13の燃焼による燃焼ガスとの熱交換により上水を加熱する熱交換器14、中和器15、燃焼量等を制御する制御部16等を有する。
熱交換器14は、燃焼ガスの顕熱を回収して上水を加熱する1次熱交換器14aと燃焼ガスの潜熱を回収して上水を加熱する2次熱交換器14bを有する。上水を供給する給水通路11が2次熱交換器14bに接続され、給湯通路12が1次熱交換器14aに接続され、1次熱交換器14aと2次熱交換器14bが中間通路14cにより接続されて熱交換器14が構成されている。
燃焼ガスは、熱交換器14で熱交換を終えると、給湯器4aの外部に排気される。燃焼ガスに含まれる水蒸気の一部は、2次熱交換器14bにおいて凝縮して酸性のドレン水になる。ドレン水は、ドレンパン14dに集められて中和器15に流入し、中和器15で中和されて外部へ排出される。
給水通路11には、熱交換器14に上水を供給すると共に、熱交換器14をバイパスするバイパス通路17にも上水を供給するための分配比率を調整可能な分配弁18が配設されている。また、給水通路11には、上水の温度を検知する給水温度センサ11aが配設されている。
給湯通路12は、熱交換器14で加熱された湯水にバイパス通路17の上水を混合して温度を調整した湯水を給湯配管7に供給する。給湯通路12には、その温度調整された湯水の温度を検知する給湯温度センサ12aと流量を検知する流量センサ12bが配設されている。
制御部16は給湯器4aの給湯運転を制御する。例えば、システムコントローラ5で設定された給湯目標温度等に応じて、給水温度センサ11a等センサ類の検知信号に基づいてバーナ13の燃焼量や分配弁18の分配比率を調整して、給湯目標温度の湯水を供給する。給湯器4aに何らかの異常が発生した場合には、制御部16はその異常発生情報をシステムコントローラ5に送信する。
制御部16から異常発生情報を受信したシステムコントローラ5は、その異常発生情報を外部サーバ2に送信する。外部サーバ2は、異常発生情報を送信した給湯装置4の所在地域を担当する保守拠点に、通信ネットワーク3を介して異常発生情報を送信する。そして保守担当者は、受信した異常発生情報に基づいて対応に当たる。
また、制御部16は、給湯運転におけるバーナ13の燃焼時間、燃焼回数、燃焼量等を含む給湯運転情報をシステムコントローラ5に送信する。システムコントローラ5は給湯器4a,4b,4cから夫々受信した給湯運転情報を外部サーバ2に送信する。外部サーバ2はシステムコントローラ5から受信した給湯運転情報を保存する。
次に、浴槽8の湯水の衛生状態を維持するために湯水を循環させる循環運転を行うと共に、浴槽8の湯水の温度を維持するための加熱運転を行う温水装置9について説明する。
図1に示すように、温水装置9は、浄化装置21と薬剤ユニット22と風呂熱源機23を備えている。風呂戻り通路24a及び風呂往き通路24bによって浄化装置21が浴槽8に接続されている。また、熱源機往き通路25a及び熱源機戻り通路25bによって風呂熱源機23が浄化装置21に接続されている。
浄化装置21は、図3に示すように、5方弁21aと、大きい異物を捕捉するフィルタ21bと、浴槽8の湯水を循環させるための循環ポンプ21cと、浴槽8の湯水の濁り等の原因となる不純物を除去するための濾過槽21dと、浴槽8の湯水を加熱するための風呂熱交換器21eを備えている。
フィルタ21bと循環ポンプ21cは、5方弁21aに接続された風呂戻り通路24aに配設されている。風呂熱交換器21eは、5方弁21aから延びた風呂往き通路24bに配設されている。また、5方弁21aから延びて濾過槽21dの上部に接続された濾過往き通路21fと、濾過槽21dの下部から延びて5方弁21aに接続された濾過戻り通路21gと、5方弁21aから外部の排水管(図示略)に延びる排水通路21hが設けられている。濾過往き通路21fには、薬剤ユニット22から延びる薬剤通路22aが接続されている。また、浄化装置21は、5方弁21aや循環ポンプ21c等を駆動して循環運転と加熱運転を制御するための循環加熱制御部21i等を備えている。
薬剤ユニット22は、浴槽8の湯水に含まれる環境や人体に由来する細菌を殺菌するための塩素系の薬剤(例えば次亜塩素酸ナトリウム水溶液等)を収容した薬剤容器22bと、循環加熱制御部21iの指令に基づいて薬剤を供給する薬剤弁22c等を備えている。浴槽8の湯水中の遊離残留塩素濃度が条例等で定められた基準を満たすように、循環運転中に薬剤通路22aから濾過往き通路21fに薬剤が供給される。図示を省略するが、薬剤ユニット22には、例えば液面センサ等によって薬剤残量を測定する測定装置が配設され、この測定値は循環加熱制御部21iに送信される。
循環加熱制御部21iは補給水ユニット7cに通信可能に接続され、補給水ユニット7cを介して水位センサ8aが検知した浴槽8の水位を取得する。そして、例えば浴槽8の水位が所定値を超えているときには常時、又は所定の時間間隔で断続的に循環ポンプ21cを駆動して薬剤ユニット22から殺菌用の薬剤を注入する循環運転を行う。循環運転のときの5方弁21aは、風呂戻り通路24aから供給される浴槽8の湯水を濾過往き通路21fに供給すると共に、濾過槽21dを通過した濾過戻り通路21gからの湯水を風呂往き通路24bに供給するように調整されている。
風呂熱源機23は、風呂熱交換器21eとの間で加熱した湯水を循環させるための例えば図2に示すような燃焼式熱源機であり、制御部23aと燃焼量可変のバーナ23bと、燃焼ガスの顕熱及び潜熱を回収する熱交換器23cと中和器23dと、湯水を循環させる熱源機ポンプ23e(図1参照)等を備えている。風呂熱源機23で加熱された湯水は、熱源機戻り通路25bを流通して風呂熱交換器21eで浴槽8の湯水を加熱し、熱源機往き通路25aを通って風呂熱源機23に戻る。風呂熱源機23の制御部23aは、循環加熱制御部21iに通信可能に接続されている。
循環加熱制御部21iは、循環運転中に例えば浄化装置21に設けられた浴槽8の湯水の温度を検知する浴槽温度センサ21jによって浴槽8の湯水の温度が所定温度よりも下がったことを検知すると、風呂熱源機23を作動させ、風呂熱交換器21eで循環する浴槽8の湯水を加熱する。そして、浴槽温度センサ21jによって浴槽8の湯水の温度が所定温度以上になったことを検知すると、風呂熱源機23を停止させる。このように浴槽8の湯水が循環しているときに、風呂熱源機23の作動と停止を繰り返して浴槽8の湯水の温度を維持する。温水装置9に何らかの異常が発生した場合には、循環加熱制御部21iはその異常発生情報をシステムコントローラ5に送信し、給湯装置4の異常発生の場合と同様に保守担当者の対応を受ける。
循環加熱制御部21iは、循環運転時間と循環運転回数、及び風呂熱源機23の作動時間と作動回数、薬剤ユニット22の薬剤残量等を含む循環加熱運転情報をシステムコントローラ5に送信する。システムコントローラ5は受信した循環加熱運転情報を外部サーバ2に送信する。外部サーバ2はシステムコントローラ5から受信した循環加熱運転情報を保存する。
次に、点検修理の作業前動作について説明する。
点検修理作業では、フィルタ21b等の洗浄や交換、各種センサやポンプ、弁等の動作確認を行い、破損や消耗等によって交換が必要な部品を交換する。定期点検の場合、定期点検の予定日時が外部サーバ2に入力され、その予定日時には運転を停止しているが、浴槽8や温水装置9内に湯水が残っていることがある。一方、給湯運転や循環運転等の実行中に異常が発生して運転が停止した場合にも、浴槽8や温水装置9内に湯水が残っていることが多い。
浴槽8や温水装置9内に湯水が残っていると点検修理作業に支障がある場合があるので、点検修理の作業前動作として、5方弁21aを調整し循環ポンプ21cを駆動して排水通路21hから浴槽8の湯水を排水する排水動作を行う。このとき温水装置9内の湯水の排水も行ってもよく、薬剤ユニット22から供給される薬剤と浴槽8の湯水を利用して濾過槽21dの洗浄等を行ってから排水するようにしてもよい。浴槽8は一般家庭のものと比べて大きいので、作業前動作による浴槽8の排水には時間を要する。そこで、点検修理に向かう作業員が到着する前に作業前動作を実行させる。
例えば、点検修理に向かう作業員が有する通信ネットワーク3に接続された端末が取得する位置情報等に基づいて作業前動作を実行させる。端末は、点検修理に向かう作業員が所持しているスマートフォン30やタブレットPC(図示略)、作業員が乗車するサービスカーに搭載されたGPS発信機(図示略)等である。この端末には、図1の全地球測位システムS(GPS)の電波によって位置情報と移動速度を取得し、これらの情報を携帯電話基地局BS及び通信ネットワーク3を介して外部サーバ2に送信する機能及び作業前動作等の指令を外部サーバ2に送信する機能を提供するプログラムが導入されている。点検修理する温水システム1と点検修理に向かう作業員が有する端末の対応付けは、例えばその作業員が外部サーバ2に入力することによって行われる。
外部サーバ2は、保有している又は通信ネットワーク3を介して入手した地図等の地理情報と、取得した位置情報及び移動速度に基づいて、作業員の到着時刻を算出(予測)する。例えば、取得した位置情報と保有している温水システム1の所在地情報と地理情報から残りの移動距離が分かり、この距離と移動速度から到着時刻が算出される。この到着時刻の算出の際には、通信ネットワーク3を介して入手した交通情報等を加味してもよい。
算出した到着時刻よりも所定時間前(例えば30分前)になると、外部サーバ2はシステムコントローラ5に作業前動作指令を送信する。この作業前動作指令を受信したシステムコントローラ5は、温水装置9に作業前動作を実行させる。また、外部サーバ2は算出した到着時刻をシステムコントローラ5に送信し、システムコントローラ5はその到着時刻よりも所定時間前になったときに温水装置9に作業前動作を実行させるようにしてもよい。これにより作業員の到着前に作業前動作が開始される。
所定時間は、作業前動作がその所定時間で完了するように、予め各施設の浴槽の大きさに基づいて設定されてもよく、給湯運転情報と循環加熱運転情報に基づいて浴槽8に入っている湯水量を算定して設定してもよい。これにより作業員は、到着後すぐに点検修理作業を開始できる。尚、給湯運転情報等に基づいて作業前動作が不要である場合には、作業前動作を実行しないようにすることもできる。
点検修理に向かう作業員が、例えば自身の到着時刻を予測して又は点検開始予定時刻に基づいて、その作業員が有する端末から外部サーバ2に作業前動作の指令を送信することもできる。この指令を受信した外部サーバ2はシステムコントローラ5に作業前動作指令を送信し、システムコントローラ5は温水装置9に作業前動作を実行させる。これにより作業員の到着前に作業前動作が開始される。
本発明の作用、効果について説明する。
点検修理作業に向かう作業員の算出された到着時刻に基づいて、又は点検修理作業に向かう作業員の操作によって、作業員の到着前に作業前動作を開始させるので、その分だけ早く点検修理作業を完了でき、温水システム1の使用再開を早くすることができる。また、作業員の到着前に作業前動作として時間を要する浴槽8の湯水の排水を開始するので、点検修理作業の完了を早めることができ、温水システム1の使用再開を早くすることができる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく上記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 :温水システム
2 :外部サーバ
3 :通信ネットワーク
4 :給湯装置
5 :システムコントローラ(制御手段)
8 :浴槽
9 :温水装置
21 :浄化装置
21a :5方弁
21c :循環ポンプ
21d :濾過槽
21e :風呂熱交換器
21f :濾過往き通路
21g :濾過戻り通路
21h :排水通路
21i :循環加熱制御部
22 :薬剤ユニット
22a :薬剤通路
23 :風呂熱源機
24a :風呂戻り通路
24b :風呂往き通路
30 :スマートフォン(端末)

Claims (5)

  1. 浴槽の湯水を循環加熱するための温水装置と、前記温水装置を制御するための制御手段と、前記制御手段が通信ネットワークを介して接続された外部サーバを備え、前記温水装置の運転情報を前記外部サーバに送信すると共に前記外部サーバが送信する指令に従って前記温水装置を操作する機能を有する温水システムにおいて、
    前記外部サーバは、前記温水システムの点検修理に向かう作業員が有する前記通信ネットワークに接続された端末が全地球測位システムによって取得する位置情報及び移動速度を受信して前記作業員の到着時刻を予測する機能を有し、
    前記制御手段は、前記外部サーバが予測した到着時刻よりも所定時間前に作業前動作を実行することを特徴とする温水システム。
  2. 前記外部サーバは前記到着時刻よりも前記所定時間前に前記制御手段に作業前動作指令を送信し、前記制御手段は前記作業前動作指令に基づいて前記作業前動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の温水システム。
  3. 前記外部サーバは前記到着時刻を前記制御手段に送信し、前記制御手段は前記到着時刻よりも前記所定時間前に前記作業前動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の温水システム。
  4. 浴槽の湯水を循環加熱するための温水装置と、前記温水装置を制御するための制御手段と、前記制御手段が通信ネットワークを介して接続された外部サーバを備え、前記温水装置の運転情報を前記外部サーバに送信すると共に前記外部サーバが送信する指令に従って前記温水装置を操作する機能を有する温水システムにおいて、
    前記外部サーバは、前記温水システムの点検修理に向かう作業員が有する前記通信ネットワークに接続された端末から送信された指令に基づいて前記制御手段に作業前動作指令を送信し、
    前記制御手段は、受信した作業前動作指令に基づいて作業前動作を実行することを特徴とする温水システム。
  5. 前記作業前動作は、前記浴槽の湯水の排水動作であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の温水システム。
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