JP2014228213A - 貯湯給湯装置 - Google Patents

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【課題】貯湯給湯装置において、製作コストを低減可能な構造を備えたもの、水抜き作業の簡易化が可能な構造を備えたもの等を提供する。【解決手段】貯湯給湯装置は、湯水を貯留する貯湯槽と、この貯湯槽の下部に接続された給水配管と、貯湯槽の上部に接続された出湯配管と、給水配管6から分岐して出湯配管に接続したバイパス配管と、このバイパス配管と出湯配管7との合流部に設置された混合弁21と、バイパス配管から分岐して混合弁21の下流側において出湯配管に接続した分岐配管18aと、分岐配管18aに設置された高温出湯回避用の開閉弁23と、分岐配管18あが分岐した分岐部25よりも上流側においてバイパス配管に設置された逆止弁22とを備え、分岐配管18aと開閉弁23は、逆止弁22より下方に位置するように設置されている。【選択図】図2

Description

本発明は貯湯給湯装置に関し、特に給水配管と出湯配管とを貯湯槽をバイパスして接続するバイパス配管及びバイパス配管と出湯配管とを接続する分岐配管の水抜き構造を改善したものに関する。
従来から、貯湯、給湯、床暖房パネル等の温水暖房端末への温水の供給、風呂への給湯及び追い焚き等の機能を備えた貯湯給湯装置が広く一般に普及している。この貯湯給湯装置は、外部熱源機により加熱された湯水を貯留する貯湯槽、この貯湯槽に低温の上水を供給する給水配管、貯湯槽に貯留された湯水を給湯栓等の所望の給湯先に供給する出湯配管、暖房水を床暖房パネル等の温水暖房機器に供給する温水暖房回路、風呂への給湯及び追い焚きを行う風呂給湯追焚回路、温水暖房回路や風呂給湯追焚回路を加熱する熱利用循環回路等を備えている。
さらに、上記の貯湯給湯装置は、給水配管と出湯配管とを貯湯槽をバイパスして接続するバイパス配管、このバイパス配管と出湯配管との合流部に設置された混合弁を備え、この混合弁を介して高温の湯水と水が混合されて給湯される。また、バイパス配管から分岐して混合弁を介さずに出湯配管に接続した分岐配管、この分岐配管に設置された高温出湯回避用の開閉弁を備え、停電時や混合弁が故障した場合等に、高温の湯水が給湯栓等から吐出されることを防止する。
上記のような高温出湯回避用の構造としては、例えば、特許文献1には、バイパス配管から分岐した分岐配管が混合弁の上流側において出湯配管に接続し、分岐配管にバイパス配管から出湯配管への流れを許容する逆止弁を設置し、混合弁に至る前に水と予め混合して湯水の温度を下げることで、高温の湯水が吐出されるのを防止する構造も開示されている。
ところで、従来の貯湯給湯装置や特許文献1の貯湯式温水器において、一般的にバイパス配管や給水配管には、上水源への水の逆流を防止する為の逆止弁が設置されている。このため、逆止弁より下流側の配管には、稼働休止状態への切換時やメンテナンス時に水抜きする場合に水が滞留してしまう。この問題を解決する為に、逆止弁より下流側の配管には、排水用に専用の排水配管が接続され、稼働休止状態への切換時やメンテナンス時には、排水配管の下流端の排水栓を操作して水抜き作業を行う必要がある。
特開2003−222407号公報
しかし、従来の貯湯給湯装置や特許文献1の貯湯式温水器において、バイパス配管に水抜き用の排水配管及び排水栓を設置すると、部品点数が増加する上、組み立てに手間が掛かるので、コスト高となる。また、排水栓の数が増加すると、水抜き作業に手間がかかって、メンテナンス作業に時間がかかるという問題もある。
本発明の目的は、貯湯給湯装置において、製作コストを低減可能な構造を備えたもの、水抜き作業の簡易化が可能な構造を備えたもの、等を提供することである。
請求項1の貯湯給湯装置は、湯水を貯留する貯湯槽と、この貯湯槽の下部に接続された給水配管と、前記貯湯槽の上部に接続された出湯配管と、前記給水配管から分岐して前記出湯配管に接続したバイパス配管と、このバイパス配管と前記出湯配管との合流部に設置された混合手段と、前記バイパス配管から分岐して前記混合手段の下流側において前記出湯配管に接続した分岐配管と、前記分岐配管に設置された高温出湯回避用の開閉弁と、前記分岐配管が分岐した分岐部よりも上流側において前記バイパス配管に設置された逆止弁とを備えた貯湯給湯装置において、前記分岐配管と前記開閉弁は、前記逆止弁より下方に位置するように設置されたことを特徴としている。
請求項2の貯湯給湯装置は、請求項1の発明において、前記混合手段は、前記逆止弁よりも上方に位置するように設置されたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、貯湯給湯装置は、貯湯槽と、給水配管と、出湯配管と、バイパス配管と、このバイパス配管と前記出湯配管との合流部に設置された混合手段と、バイパス配管から分岐して混合手段の下流側において出湯配管に接続した分岐配管と、分岐配管に設置された高温出湯回避用の開閉弁と、分岐配管が分岐した分岐部よりも上流側においてバイパス配管に設置された逆止弁とを備え、分岐配管と開閉弁は、逆止弁より下方に位置するように設置されたので、水抜き時には、出湯運転中以外及び高温出湯検知時は開放状態になる高温出湯回避用の開閉弁を利用して、逆止弁より下流側のバイパス配管と分岐配管に滞留した水を高温出湯回避用の開閉弁を通して出湯配管に導き、この出湯配管に接続された給湯栓や排水栓を介して外部に排水することができる。
従って、従来のバイパス配管の逆止弁より下流側の水抜き作業を省略して、水抜き作業を簡易化してメンテナンス作業の時間を短縮することができると共に、バイパス配管に排水配管を接続する必要がないので、製作コストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、混合手段は、逆止弁よりも上方に位置するように設置されたので、混合手段近傍で自然対流が発生して高温の湯水が出湯配管から混合手段を介してバイパス配管の方へ流れるのを防ぐことで、出湯特性の悪化を防止することができる。
実施例に係る貯湯給湯装置の概略構成図である。 給水配管とバイパス配管と分岐配管の正面図である。 給水配管とバイパス配管と分岐配管の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
次に、本発明の貯湯給湯装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、貯湯、給湯、床暖房パネル等の温水暖房端末への温水の供給、風呂への給湯及び追い焚き等の機能を有するものであり、貯湯槽2、補助熱源機3、第1,第2熱交換器4,5、給水配管6、出湯配管7、加熱循環回路8、風呂給湯追焚回路9、温水暖房回路11、熱利用循環回路12、制御ユニット13、バイパス配管17、分岐配管18等を備え、これら大部分は外装ケース14内に一体的に収納されて構成されている。
尚、貯湯給湯装置1は、外部熱源機として貯湯槽2内の湯水を加熱可能な燃料電池発電装置と、この燃料電池発電装置と貯湯給湯装置1との間に湯水を循環させる為の加熱循環回路8等と組み合わせることで燃料電池コージェネレーションシステムが構成されるが、貯湯給湯装置1以外の構成の詳細な説明は省略する。
次に、貯湯槽2、補助熱源機3及び第1,第2熱交換器4,5について説明する。
図1に示すように、貯湯槽2は、外部熱源機で加熱された高温の温水(例えば、80〜90℃)を貯留可能な密閉タンクで構成され、貯留された湯水の放熱を防ぐ為にタンク周囲は断熱材で覆われている。
補助熱源機3は、熱利用循環回路12に設けられ、燃料ガスを燃焼して湯水の加熱を行う公知のガス給湯器で構成されている。補助熱源機3は、燃焼用空気を供給する為の送風ファン3aと、燃料ガスを燃焼させるバーナーユニット3bと、燃焼ガスの主として顕熱を回収する顕熱回収用熱交換器3cと、顕熱回収後の燃焼排気ガスの主として潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器3d等を備えている。
補助熱源機3は、貯湯槽2内の湯水温度が設定温度以下の場合や熱利用循環回路12を循環する湯水の温度が不足する等の特別な場合に限り、主制御ユニット13から指令が送信されて燃焼作動され、熱利用循環回路12を流れる湯水を再加熱するものである。
第1熱交換器4は、風呂給湯追焚回路9を流れる浴槽水を加熱するものであり、熱利用循環回路12の一部となる熱交換通路部4a、風呂給湯追焚回路9の一部となる内部通路部4bを有している。第1熱交換器4において、熱利用循環回路12を流れる高温の湯水と風呂給湯追焚回路9を流れる浴槽水との間で熱交換され、浴槽水は加熱される。
第2熱交換器5は、温水暖房回路11を流れる暖房水を加熱するものであり、熱利用循環回路12の一部となる熱交換通路部5a、温水暖房回路11の一部となる熱交換通路部5bを有している。第2熱交換器5において、熱利用循環回路12を流れる高温の湯水と温水暖房回路11を流れる暖房水との間で熱交換され、暖房水が加熱される。
次に、加熱循環回路8について説明する。
図1に示すように、加熱循環回路8は、貯湯槽2と外部熱源機との間に湯水を循環させる閉回路であり、往き側循環通路部8a、戻り側循環通路部8bを有し、貯湯槽2の下部に上流端が接続され、途中部分が外部熱源機を経由して、貯湯槽2の上部に下流端が接続されている。往き側循環通路部8aから戻り側循環通路部8bに接続するバイパス通路部8cが分岐され、この分岐部には、貯湯切換弁8dが設置されている。
通常の加熱循環運転では、図1に示すように、貯湯切換弁8dはバイパス通路部8cを遮断する側に切り換えられ、貯湯槽2から循環ポンプ(図示略)を介して湯水が、往き側循環通路部8aを通り、外部熱源機に送られ加熱され、加熱された湯水は、戻り側循環通路部8bを通って貯湯槽2に戻される(図1の矢印参照)。
次に、給水配管6と出湯配管7について説明する。
給水配管6は、上水源から低温の上水を貯湯槽2に供給するものであり、上流給水通路部6a、中間給水通路部6b、下流給水通路部6cを有し、上水源に上流端が接続され、貯湯槽2の下部に下流端が接続されている。上流給水通路部6aには、減圧弁6d(減圧装置)が設置され、中間給水通路部6bには、逆止弁6eが設置されている。
中間給水通路部6bと下流給水通路部6cとの間から熱利用循環回路12に接続するバイパス通路部16が分岐され、この分岐部には、蓄熱切換弁6gが設置されている。このバイパス通路部16により、低温の上水を熱利用循環回路12に供給することができ、また逆に、熱利用循環回路12から湯水を貯湯槽2に戻すことができる。
出湯配管7は、貯湯槽2内に貯湯された湯水を給湯栓等の所望の給湯先に供給するものであり、高温の湯水が流れる上流出湯通路部7a、混合湯水が流れる下流出湯通路部7bを有し、貯湯槽2の上部に上流端が接続され、給湯栓に下流端が接続されている。上流出湯通路部7aと下流出湯通路部7bとの間には、混合弁21が設置されている。
出湯配管7の下流出湯通路部7bの途中部には、出湯水比例弁19aが設置され、この出湯水比例弁19aの下流側から風呂給湯追焚回路9へ接続する風呂出湯通路19が分岐されている。風呂出湯通路19には、注湯電磁弁19b、逆止弁19c等が順に一体的に設置されている。
次に、風呂給湯追焚回路9と温水暖房回路11について説明する。
図1に示すように、風呂給湯追焚回路9は、風呂のお湯を追い焚きする回路であり、風呂戻り通路部9a、風呂往き通路部9bを有している。風呂戻り通路部9aと風呂往き通路部9bとの間には、第1熱交換器4の内部通路部4bが接続され、風呂戻り通路部9aには、風呂循環ポンプ9cが設置されている。
温水暖房回路11は、床暖房パネルや浴室乾燥機等の温水暖房端末に供給される暖房水を循環させる回路であり、暖房戻り通路部11a、暖房高温往き通路部11b、暖房低温往き通路部11cを有している。暖房戻り通路部11aには、膨張タンク11dと暖房循環ポンプ11eとが設置されている。暖房高温往き通路部11bには、第2熱交換器5の熱交換通路部5bが介装されている。
次に、熱利用循環回路12について説明する。
熱利用循環回路12は、湯水を循環させて温水暖房回路11や風呂給湯追焚回路9との間で熱交換を行う閉回路であり、湯水往き通路部12a、補助熱源機往き通路部12b、熱交換器往き通路部12c、湯水戻り通路部12dを有している。
湯水往き通路部12aの上流端が貯湯槽2の上部に接続され、湯水往き通路部12aの下流端と補助熱源機往き通路部12bの上流端と湯水戻り通路部12dの下流端との合流部には、三方弁12eが設置されている。湯水往き通路部12aには、逆止弁12fが設置され、補助熱源機往き通路部12bには、潜熱回収用熱交換器3dへ湯水を送る為の加圧ポンプ12gが設置されている。
補助熱源機往き通路部12bと熱交換器往き通路部12cとの間に、補助熱源機3の潜熱回収用熱交換器3dと顕熱回収用熱交換器3cとが接続されている。熱交換器往き通路部12cの下流側部分の1対の分岐通路と湯水戻り通路部12dの上流側部分の1対の分岐通路との間に、第1,第2熱交換器4,5の熱交換通路部4a,5aが夫々接続されている。湯水戻り通路部12dの1対の分岐通路に第1熱交出口電磁弁12hと第2熱交出口電磁弁12iが夫々設置されている。
熱交換器往き通路部12cから出湯配管7に接続する出湯通路部12jが分岐され、出湯通路部12jには、タンク水比例弁12kが設置されている。この出湯通路部12jによって補助熱源機3で加熱した湯水を出湯配管7に供給することができる。
次に、バイパス配管17と分岐配管18について説明する。
図1〜図3に示すように、バイパス配管17は、上流給水通路部6aと中間給水通路部6bとの間(分岐部20)から分岐されて貯湯槽2をバイパスして出湯配管7に接続されている。バイパス配管17には、上水源への水の逆流を防止する為の逆止弁22が設置されている。バイパス配管17は、逆止弁22より上流側の上流バイパス通路部17a、逆止弁22より下流側の下流バイパス通路部17bを有し、正面視略コ字状に構成されている。
バイパス配管17と出湯配管7との合流部には、混合弁21(混合手段に相当する)が設置されている。即ち、混合弁21には、出湯配管7の上流出湯通路部7aの下流端と下流出湯通路部7bの上流端が接続されると共に、バイパス配管17の下流バイパス通路部17bの下流端が接続されている。
分岐配管18は、下流バイパス通路部17bの分岐部25から分岐されて混合弁21の下流側の下流出湯通路部7bに接続されている。分岐部25は、クランク状の下流バイパス通路部17bの上流側部分(下側部分)に設けられている。分岐配管18には、高温出湯回避用の開閉弁23が設置されている。分岐配管18は、開閉弁23より上流側の上流分岐通路部18a、開閉弁23より下流側の下流分岐通路部18bを有している。上流分岐通路部18aは、正面視略L字状に構成されている。分岐配管18によって、下流出湯通路部7bに上水源から低温の上水を供給することができる。
高温出湯回避用の開閉弁23は、主制御ユニット13から指令が送信されて開閉駆動される電磁弁で構成され、通常の出湯運転中には閉止状態に設定され、出湯運転中以外及び高温出湯検知時は開放状態に設定されることで、停電時や混合弁21が故障した場合等に高温の湯水に水を混ぜることで高温の湯水が給湯栓等から吐出されることを防止する。
次に、本発明に係るバイパス配管17及び分岐配管18の近傍部の具体的な設置構造について説明する。
図2,図3に示すように、給水配管6の分岐部20から分岐したバイパス配管17の上流バイパス通路部17aは、右方に水平方向に延び、上方に直角に屈曲して鉛直方向に延び、左方に直角に屈曲して軸心22Aが左右方向に向いた逆止弁22の導入口に接続されている。
下流バイパス通路部17bは、逆止弁22の吐出口からクランク状に延び、弁軸の軸心21Aが前後方向に延びる混合弁21の低温上水用の導入口に接続されている。下流バイパス通路部17bの分岐部25から分岐された分岐配管18の上流分岐通路部18aは、下方に鉛直方向に延びて左方に直角に屈曲し、左方に水平方向に延び、弁軸の軸心23Aが前後方向に延びる開閉弁23の導入口に接続されている。
ここで、分岐配管18、混合弁21、逆止弁22及び開閉弁23の高さ位置関係においては、図2,図3に示すように、混合弁21が、逆止弁22よりも上方に位置するように設置され、分岐配管18と開閉弁23が、逆止弁22より下方に位置するように設置されている。
即ち、混合弁21の軸心21Aを含む水平面31が、逆止弁22の軸心22Aを含む水平面32に対して高さα上方に位置するように設定され、逆止弁22の軸心22Aを含む水平面32が、開閉弁23の軸心23Aを含む水平面33に対して高さβ上方に位置するように設定されている。尚、高さα,βは、高さαより高さβの方が大きく設定されているが、特にこの高さ位置関係に限定する必要はない。
このように、上記の各種の配管17,18及び各種の弁21〜23の配列関係は、高い方から低い方に向って、混合弁21の低温上水用の導入口及び下流バイパス通路部17bの下流端、下流バイパス通路部17bの上流端及び逆止弁22の吐出口、上流分岐通路部18aの上流端、上流分岐通路部18aの下流端及び開閉弁23の導入口となり、水抜き時、開閉弁23が開弁状態の場合には、下流バイパス通路部17bと上流分岐通路部18aに滞留した水は、開閉弁23を通って下流分岐通路部18bへ流れることで、上方から下方に向う下降流を形成する。
次に、本発明の貯湯給湯装置1の作用及び効果について説明する。
貯湯給湯装置1の給湯運転は給湯栓の開栓と共に開始される。上水源の水圧により上水が給水配管6から貯湯槽5内の下部に入り込み、これにより、高温の湯水が貯湯槽5内の上部から上流出湯通路部7aに押し出されて混合弁21に導入され、上水はバイパス配管17を介して混合弁21に導入される。出湯温度が指令温度になるように、混合弁21を介して混合される高温の湯水と水の流量比が制御され、混合湯水が下流出湯通路部7bを通って給湯栓から出湯される。
貯湯給湯装置1においては、定期的なメンテナンスが必要となり、このメンテナンス時には、貯湯槽2に貯留されている湯水や各種の配管類に滞留している水を外部に排水する為の水抜き作業を行う必要がある。逆止弁22の下流側においてバイパス配管17の下流バイパス通路部17b及び分岐配管18の水抜きにおいては、上述したように、開閉弁23が開弁状態の場合、上方から下方に向って下降流が形成されるので、逆止弁22より下流側に滞留した水は下流出湯通路部7bを通って自動的に外部に排水される。
以上説明したように、貯湯給湯装置1は、貯湯槽2と、給水配管6と、出湯配管7と、バイパス配管17と、このバイパス配管17と出湯配管7との合流部に設置された混合弁21と、バイパス配管17から分岐して混合弁21の下流側において出湯配管7に接続した分岐配管18と、分岐配管18に設置された高温出湯回避用の開閉弁23と、分岐配管18が分岐した分岐部25よりも上流側においてバイパス配管17に設置された逆止弁22とを備え、分岐配管18と開閉弁23は、逆止弁22より下方に位置するように設置されたので、水抜き時には、出湯運転中以外及び高温出湯検知時は開放状態になる高温出湯回避用の開閉弁23を利用して、逆止弁22より下流側のバイパス配管17と分岐配管18に滞留した水を高温出湯回避用の開閉弁23を通して出湯配管7に導き、この出湯配管7に接続された給湯栓や排水栓を介して外部に排水することができる。
従って、従来のバイパス配管17の逆止弁22より下流側の水抜き作業を省略して、水抜き作業を簡易化してメンテナンス作業の時間を短縮することができると共に、バイパス配管17に排水配管を接続する必要がないので、製作コストを低減することができる。
また、混合弁21は、逆止弁22よりも上方に位置するように設置されたので、混合弁21近傍で自然対流が発生して高温の湯水が出湯配管7から混合弁21を介してバイパス配管17の方へ流れるのを防ぐことで、出湯特性の悪化を防止することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した形態について説明する。
[1]前記実施例において、外部熱源機として、燃料電池発電装置について説明したが、これに限定する必要はなく、ヒートポンプ式加熱装置、ガスエンジン等を採用しても良いし、これら以外にも種々の公知なものを採用可能である。
[2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 貯湯給湯装置
2 貯湯槽
6 給水配管
7 出湯配管
17 バイパス配管
18 分岐配管
21 混合弁
22 逆止弁
23 開閉弁

Claims (2)

  1. 湯水を貯留する貯湯槽と、この貯湯槽の下部に接続された給水配管と、前記貯湯槽の上部に接続された出湯配管と、前記給水配管から分岐して前記出湯配管に接続したバイパス配管と、このバイパス配管と前記出湯配管との合流部に設置された混合手段と、前記バイパス配管から分岐して前記混合手段の下流側において前記出湯配管に接続した分岐配管と、前記分岐配管に設置された高温出湯回避用の開閉弁と、前記分岐配管が分岐した分岐部よりも上流側において前記バイパス配管に設置された逆止弁とを備えた貯湯給湯装置において、
    前記分岐配管と前記開閉弁は、前記逆止弁より下方に位置するように設置されたことを特徴とする貯湯給湯装置。
  2. 前記混合手段は、前記逆止弁よりも上方に位置するように設置されたことを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
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