JP2006028667A - 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 - Google Patents
記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006028667A JP2006028667A JP2004206853A JP2004206853A JP2006028667A JP 2006028667 A JP2006028667 A JP 2006028667A JP 2004206853 A JP2004206853 A JP 2004206853A JP 2004206853 A JP2004206853 A JP 2004206853A JP 2006028667 A JP2006028667 A JP 2006028667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording
- mass
- recording paper
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくともセルロース繊維を含む用紙において、エポキシ基を一つ持つ物質を含むことを特徴とする記録用紙。
【選択図】 なし
Description
したがって、浸透性を高めているカラーインクを用い、記録密度の高い画像を記録用紙に印字した場合は、印字直後のカール、波打ち発生が大きく、プリンター内での用紙づまりや画像部のこすれが発生してしまう可能性がある。また、両面印字をする際には、印字直後の記録用紙に発生するカールが緩和する時間が必要なため、プリント生産性が極端に低下してしまう。更に、記録密度の高い画像を印字した場合は、放置乾燥後に発生するカール、波打ちが大きいといった問題点があり、高画質、カール抑制、及び波打ち抑制を高いレベルで両立させることができていない。
また、インク受理層が設けられた記録用紙の内部結合強度を一定以内に収めることで印字後のうねりを軽減する方法(特許文献6参照)が提案されている。しかし、内部結合強度を規定するだけではカールや波打ち、うねりに対し十分な効果が得られない。特に記録用紙内部への浸透性が速いインクを用いインクの吐出量が多い場合、すなわち印字速度が速く単位時間当たりに吐出されるインク量が多くなる場合には、波うちが大きく、ドキュメントとして使用に耐えられない。
すなわち、本発明は、インクジェット記録方式により印字した場合の印字直後に発生するカール及び波打ち、および、放置乾燥後に発生するカール及び波打ちを抑制すると共に、電子写真方式により画像を形成する場合の定着後に発生するカールを抑制することができる記録用紙、並びに、これを用いた画像記録方法を提供することを課題とする。
その結果、本発明者等は、印字直後に発生するカールや波打ちは、インク中の水を吸収した記録用紙のセルロース繊維層の急激な伸びにより発生していること確認した。また、放置乾燥後に発生するカールや波打ちは、インクを吸収したセルロース繊維層の脱湿による縮みにより発生し、さらに記録用紙の厚さ方向への微小時間でのインク浸透が早く、インクの浸透が深くなるほど大きくなることを確認した。
このような印字直後に発生するカールや波打ちの改善効果の違いについて更に調べたところ、十分な改善効果が得られる場合に用いたエポキシ基を持つ物質は、分子内のエポキシ基の数が1つであり、十分な改善効果が得られなかった場合に用いたエポキシ基を持つ物質は、分子内のエポキシ基の数が2つ以上であることを確認した。
即ち、2価以上の水溶性金属塩は色材の凝集効果を有するため、インクジェット方式における染料インクのフェザリング(滲み)や、顔料インクの発色性、フェザリングを改善することができる。
更に、2価以上の水溶性金属塩は電子写真方式に利用される記録用紙の導電剤としても作用するため、インクジェット方式により形成される画像の画質と両立できるように、導電剤として機能する2価以上の水溶性金属塩を適量用い、用紙の電気抵抗率を特定の範囲に調整すれば転写性をも改善できることを確認した。
すなわち、本発明は、
<1>
少なくともセルロース繊維を含む用紙において、エポキシ基を一つ持つ物質を含むことを特徴とする記録用紙である。
金属塩および/または酸を含むことを特徴とする<1>に記載の記録用紙である。
前記金属塩が酸性を示すことを特徴とする<1>または<2>に記載の記録用紙である。
前記金属塩が2価以上の水溶性金属塩であることを特徴とする<1>〜<3>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
ノニオン性の水溶性高分子を含むことを特徴とする<1>〜<4>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
前記ノニオン性の水溶性高分子がポリビニルアルコールであることを特徴とする<5>に記載の記録用紙である。
前記エポキシ基を一つ持つ物質を少なくとも配合した処理液を塗布または含浸させたことを特徴とする<1>〜<6>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
前記処理液が、金属塩、酸、または、ノニオン性の水溶性高分子から選択される少なくとも1種以上を含むことを特徴とする<1>〜<7>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
表面に顔料を含む塗工層を持たないことを特徴とする<1>〜<8>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
JIS P8111における環境下の表面電気抵抗率が1.0×109から1.0×1012Ω/□の範囲内であり、かつ、体積抵抗率が1.0×1010から1.0×1012Ω・cmの範囲内であることを特徴とする<1>〜<9>のいずれか1つに記載の記録用紙である。
インクの液滴を記録用紙へ吐出させ、前記記録用紙表面に画像を記録するインクジェット記録方式の画像記録方法において、
前記記録用紙が<1>〜<10>のいずれか1つに記載の記録用紙であることを特徴とする画像記録方法である。
静電潜像担持体表面を帯電する帯電工程と、前記静電潜像担持体表面を露光し静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像担持体表面に形成された静電潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー画像を形成する現像工程と、前記トナー画像を記録用紙表面に転写する転写工程と、前記記録用紙表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、を含む電子写真方式の画像記録方法において、
前記記録用紙が、<1>〜<10>のいずれか1に記載の記録用紙であることを特徴とする画像記録方法である。
<記録用紙>
まず、本発明の記録用紙に用いられる原紙について説明する。
本発明の記録用紙に用いられる原紙は、パルプ繊維(セルロース繊維)と填料とを主体に含む。前記パルプ繊維としては、化学パルプ、具体的には広葉樹晒クラフトパルプ、広葉樹未晒クラフトパルプ、針葉樹晒クラフトパルプ、針葉樹未晒クラフトパルプ、広葉樹晒亜硫酸パルプ、広葉樹未晒亜硫酸パルプ、針葉樹晒亜硫酸パルプ、針葉樹未晒亜硫酸パルプ等の他、木材及び綿、麻、じん皮等の繊維原料を化学的に処理して作製されたパルプ等が好ましく挙げられる。
前記填料としては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、チョーク、カオリン、焼成クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、セリサイト、ホワイトカーボン、サポナイト、カルシウムモンモリロナイト、ソジウムモンモリロナイト、ベントナイト等の無機顔料、及び、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、尿素樹脂、等の有機顔料を挙げることができる。また、原紙に古紙パルプを配合する場合には、古紙パルプ原料に含まれる灰分を予め推定して添加量を調整する必要がある。
・式(1)
原紙の超音波伝播速度法による繊維配向比(T/Y比)
=MD方向超音波伝播速度÷CD方向超音波伝播速度
この超音波伝播速度法による繊維配向比は、SonicSheetTester(野村商事(株)社製)を使用して測定することができる。
従って、本発明の記録用紙は、インクジェット記録方式により印字した場合の印字直後に発生するカール及び波打ち、および、放置乾燥後に発生するカール及び波打ちを抑制すると共に、電子写真方式により画像を形成する場合に定着後に発生するカールも抑制することができる。
また、分子中におけるエポキシ基の位置も特に限定されるものではなく、例えば、鎖状分子の場合は、分子鎖の末端部分であっても末端でない部分であってもよい。また、環状分子の環の部分にエポキシ基が設けられていてもよい。なお、エポキシ基以外の部分の分子構造についても特に限定されるものではないが、処理液中への溶解性を確保できるように、全体として親水性を示すものであることが好ましい。
モノグリシジルエーテル類としては、例えば、Allyl Glycidyl Ether、2−Ethylhexyl Glycidyl Ether、フェニルグリシジルエーテル、Phenol (EO)5 Glycidyl Ether、p−tert−Butylphenyl Glycidyl Ether、、高級アルコールグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル、ブトキシポリエチレングリコールモノグリシジルエーテル等を使用することができる。
モノグリシジルエステル類としては、例えば、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート等を好適に挙げることができる。
処理量が0.05g/m2に満たないと、セルロース繊維の水酸基等の親水性基への反応効果が低く、記録用紙の寸法変化低減効果が低くなり、カール及び波打ちが大きくなる場合がある。また、1.5g/m2を超えると、記録用紙のインク吸収性が悪化する場合がある。
使用量が1質量%未満では、エポキシ基を一つだけ持つ物質のセルロース繊維への反応が鈍くなる場合がある。また、20質量%を超えると記録用紙の保存性が劣化する場合がある。
ノニオン性の水溶性樹脂としてはノニオン性ポリビニルアルコール、酵素変性デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどがあげられる。この中でもノニオン性のポリビニルアルコールが好ましい。
処理量が5g/m2を上回ると、表面サイズ剤の絶対量が多く、インクの乾燥性が悪化するため好ましくない。また、0.5/m2を下回ると、表面サイズ剤の絶対量が少なく、プリンター等で記録用紙を走行させた際、紙粉が発生し機械にトラブルを発生させてしまう場合があるため好ましくない。
次に、本発明のインクジェット記録方式の画像記録方法(以下、「インクジェット記録方法」という場合がある)について説明する。
本発明のインクジェット記録方法は、インクの液滴を記録用紙へ吐出させ、前記記録用紙表面に画像を記録するインクジェット記録方式の画像記録方法であり、記録用紙として本発明の記録用紙が用いられる。
インクに使用される色材としては、水溶性染料、有機顔料、無機顔料等が挙げられる。
黒インクの場合は顔料を主体としたものが一般的であり、黒色の顔料としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック顔料等が挙げられ、具体的な例としては、Raven7000、Raven5750、Raven5250、Raven5000 ULTRA II、Raven3500、Raven2000、Raven1500、Raven1250、Raven1200、Raven1190 ULTRA II、Raven1170、Raven1255、Raven1080、Raven1060(以上コロンビアンDカーボン社製)、Regal 400R、Regal 330R、Regal 660R、Mogul L、Black Pearls L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400(以上キャボット社製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black 18、Color Black FW200、Color Black S150、ColorBlack S160、Color Black S170、Pritex35、PritexU、Pritex Vrintex140U、Printex140V、Special Black6、Special Black 5、Special、Black 4A、Special Black4(以上デグッサ社製)、No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上、三菱化学社製)等が挙げられる。
前記水溶性染料としては、公知のもの、あるいは新規に合成したものを用いることができる。中でも、鮮やかな色彩の得られる、直接染料あるいは酸性染料が好ましい。具体的には、C.I.ダイレクトブルー−1、−2、−6、−8、−22、−34、−70、−71、−76、−78、−86、−142、−199、−200、−201、−202、−203、−207、−218、−236及び287、C.I.ダイレクトレッド−1、−2、−4、−8、−9、−11、−13、−20、−28、−31、−33、−37、−39、−51、−59、−62、−63、−73、−75、−80、−81、−83、−87、−90、−94、−95、−99、−101、−110及び189、C.I.ダイレクトイエロー−1、−2、−4、−8、−11、−12、−26、−27、−28、−33、−34、−41、−44、−48、−86、−87、−88、−135、−142及び144、C.I.アシッドブルー−1、−7、−9、−15、−22、−23、−27、−29、−40、−43、−55、−59、−62、−78、−80、−81、−90、−102、−104、−111、−185及び254、C.I.アシッドレッド−1、−4、−8、−13、−14、−15、−18、−21、−26、−35、−37、−249及び257、C.I.アシッドイエロー−1、−3、−4、−7、−11、−12、−13、−14、−19、−23、−25、−34、−38、−41、−42、−44、−53、−55、−61、−71、−76及び79等が用いられる。これらは単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。
インクに使用される前記アニオン性化合物としては、例えば、カルボン酸、スルホン酸等の酸及びこれらの誘導体、アニオン性水溶性高分子、アニオン性ポリマーのエマルジョン等が挙げられ、後記するアニオン性の顔料分散剤であってもよい。
なお、インクに含まれるアニオン性水溶性高分子は、親水性部と疎水性部とからなる構造を持つことが好ましく、さらに、親水性部を構成する官能基としてカルボン酸またはカルボン酸の塩を含むことが好ましい。
インクに用いられる水溶性有機溶媒としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセリン等の多価アルコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等の多価アルコール誘導体、ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、トリエタノールアミン等の含窒素溶媒、エタノール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール等のアルコール類、チオジエタノール、チオジグリセロール、スルホラン、ジメチルスルホキシド等の含硫黄溶媒、炭酸プロピレン、炭酸エチレン等が挙げられる。水溶性有機溶媒は、単独で使用しても2種以上を混合して使用してもよい。
インクに用いられる水は、イオン交換水、蒸留水、純水、超純水等を用いることができる。
インクに含まれる水の含有量は、15〜98質量%の範囲、特に45〜90質量%の範囲とすることが好ましい。15質量%未満となると、吐出安定性が低下する場合があり、正常に吐出しない場合がある。また、98質量%を超えると、長期保存安定性で劣る場合がある。
インクに含まれる色材として顔料を用いる場合には、顔料の分散性を確保するために、顔料分散剤を用いることができる。顔料分散剤の具体例としては、高分子分散剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。
これらの顔料分散剤の中で、水中にて電離した場合に有機陰イオンとなる顔料分散剤を、本発明においてはアニオン性顔料分散剤と称する。このアニオン性顔料分散剤は、既述したアニオン性水溶性高分子を用いることができる。
なお、特に限定するわけではないが、顔料分散剤の親水基はカルボン酸またはカルボン酸の塩であることが好ましい。
前記インクは、界面活性剤を含有することもできる。顔料インクの顔料分散剤及びインクの表面張力や濡れ性を調整するため、または、有機不純物を可溶化し、インクのノズルから噴射する際の信頼性を向上するためである。
以上に説明したようなインクは、水溶液に所定量の色材を添加し、十分に撹拌した後、分散機を用いて分散を行い、遠心分離等で粗大粒子を除いた後、所定の溶媒、添加剤等を加えて撹拌混合し、次いで濾過を行って得ることができる。
前記インクのpHは、3〜11の範囲とすることが好ましく、特に4.5〜9.5の範囲とすることが好ましい。また、顔料表面にアニオン性遊離基を持つインクにおいては、インクのpHは6〜11の範囲とすることが好ましく、6〜9.5の範囲とすることがより好ましく、7.5〜9.0の範囲とすることがさらに好ましい。一方、顔料表面にカチオン性遊離基を持つインクにおいて、インクのpHは4.5〜8.0の範囲とすることが好ましく、4.5〜7.0の範囲とすることがより好ましい。
さらに体積平均粒径が500nm以上の粗大粒子数がインク2μl中に5×105個より多くなると、同様に記録ヘッド内で目詰まりが発生しやすく、安定してインクを吐出できない場合がある。この粗大粒子数は、3×105個以下であることがより好ましく、2×105個以下であることがさらに好ましい。
本発明におけるインクジェット記録方法において用いられるインクジェット記録装置においては、ノズルからインクを吐出する方式は前記いずれの方式であってもよく、またこれらの方式に限定されるものではない。この点は以下同様である。
さらに、これらの各記録ヘッドには、信号ケーブルが接続されている。この信号ケーブルは、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色について、画素処理部で処理された後の画像情報を、各記録ヘッドに伝達する。
なお、記録ヘッド走査速度とは、記録ヘッドが記録用紙排出方向に対して垂直に走行する、いわゆる前記マルチパス方式において、記録ヘッドが記録用紙表面を複数回走査して印字を行う場合の、記録ヘッドの移動速度をいう。
従って、このような問題に対応するには、下記のワンパス方式を採用することが好ましい。
前記インク打ち込み量とは、1色以上のインクを用いてベタ画像を形成する場合に、1回の走査で吐出される単位面積あたりのインク量のことである。
なお、前記インク打ち込み量は7〜20ml/m2の範囲であることが好ましく、7.5〜10ml/m2の範囲であることがより好ましい。
本発明における電子写真方式の画像記録方法は、静電潜像担持体表面を帯電する帯電工程と、前記静電潜像担持体表面を露光し静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像担持体表面に形成された静電潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー画像を形成する現像工程と、前記トナー画像を記録用紙表面に転写する転写工程と、前記記録用紙表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程とを含み、前記記録用紙が既述の本発明の記録用紙であることを特徴とする。
濾水度450mlになるよう叩解調整した広葉樹クラフトパルプ100質量部に対して軽質炭酸カルシウム填料を10質量部と、無水コハク酸(ASA)内添サイズ剤(日本エヌエスシー(株)製Fibran−81)を0.3質量部と、カチオン化澱粉(日本エヌエスシー(株)製Cato−304)0.5質量部とを配合して抄紙し、坪量80g/m2の原紙を作製した。
<記録用紙1>
水93.5質量部、酸化澱粉(王子コーンスターチ製 エースA)5質量部、エポキシ基を一つ持つ物質(以下、「モノエポキシ化合物」と略す場合がある)であるブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部、金属塩(CaSO4)0.5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(1)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水93.5質量部、酸化澱粉(王子コーンスターチ製 エースA)5質量部、モノエポキシ化合物のブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(2)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水93.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物のブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部、金属塩(MgSO4)0.5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(3)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水93.5質量部、酸化澱粉(王子コーンスターチ(株)製 エースA)2.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)2.5質量部、モノエポキシ化合物のブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(4)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水88.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物のブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部、二価の水溶性金属塩(Ca(SCN)2)5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(5)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水89質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物の高級アルコールグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 SY−25L)1質量部、二価の水溶性金属塩(CaCl2)5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(6)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水92質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物の高級アルコールグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 SY−25L)1質量部、0.2Nの塩酸2質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(7)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水90質量部、酸化澱粉(王子コーンスターチ製 エースA)5質量部、二価の水溶性金属塩(Ca(SCN)2)5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(8)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水94質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物のブチルグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 BGE−C)1質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(9)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水88.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、エポキシ基を2つ以上持つ物質(以下、「ポリエポキシ化合物」と略す場合がある)であるトリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 SR−TMP)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部、二価の水溶性金属塩(Ca(SCN)2)5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(10)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水88.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、ポリエポキシ化合物であるトリプロピレングリコールジグリシジルエーテル(阪本薬品工業製 SR−TPG)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部、二価の水溶性金属塩(Ca(SCN)2)5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(11)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
水93.5質量部、PVA(クラレ製 PVA110)5質量部、モノエポキシ化合物でモノグリシジルエステル類であるグリシジルメタクリレート(阪本薬品工業製 SYモノマーG)1質量部、金属塩(Al2SO4)0.5質量部を含む処理液を調整し、前記で得られた原紙に熊谷理機製試験用サイズプレス機でサイズプレスした後、熊谷理機製KRK回転型乾燥機で120℃、0.5m/min条件で乾燥し記録用紙(12)を得た。
なお、原紙に処理した処理液の塗布量は乾燥質量で片面あたりそれぞれ1.0g/m2である。
後述する実施例、および、比較例において使用するインクは、以下のようにして調製した。
(インクセット(1)(カラー染料インク))
−Magenta インク−
・ダイレクトレッド227(10質量%水溶液):30質量部
・エチレングリコール:25質量部
・尿素:5質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):2質量部
以上の組成に脱イオン水を加えて全量を100質量部とし、30分間攪拌した。この後、目開き1μmのメンブランフィルターを通過させた。このインクの表面張力は31mN/m、粘度は2.0mPa・sであった。
・ダイレクトブルー142(10質量%水溶液):30質量部
・エチレングリコール:25質量部
・尿素:5質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):2質量部
以上の組成に脱イオン水を加えて全量を100質量部とし、30分間攪拌した。この後、目開き1μmのメンブランフィルターを通過させた。このインクの表面張力は31mN/m、粘度は2.0mPa・sであった。
・ダイレクトイエロー144(10質量%水溶液):30質量部
・エチレングリコール:25質量部
・尿素:5質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):2質量部
以上の組成に脱イオン水を加えて全量を100質量部とし、30分間攪拌した。この後、目開き1μmのメンブランフィルターを通過させた。このインクの表面張力は31mN/m、粘度は2.0mPa・sであった。
−Magentaインク−
・表面処理顔料(IJX−266 キャボット社製):5質量部
・スチレン−マレイン酸−マレイン酸ナトリウム共重合体:0.5質量部
・ジエチレングリコール:20質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):0.5質量部
・尿素:5質量部
・イオン交換水:70質量部
上記組成を攪拌した。このインクの表面張力は33mN/m、粘度は2.7mPa・sであった。
・表面処理顔料(IJX−253 キャボット社製):5質量部
・スチレン−マレイン酸−マレイン酸ナトリウム共重合体:0.5質量部
・ジエチレングリコール:20質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):0.5質量部
・尿素:5質量部
・イオン交換水:70質量部
上記組成を攪拌した。このインクの表面張力は32mN/m、粘度は2.5mPa・sであった。
・表面処理顔料(IJX−273 キャボット社製):5質量部
・スチレン−マレイン酸−マレイン酸ナトリウム共重合体:0.5質量部
・ジエチレングリコール:20質量部
・界面活性剤(サーフィノール465:日信化学社製):0.5質量部
・尿素:5質量部
・イオン交換水:70質量部
上記組成を攪拌した。このインクの表面張力は33mN/m、粘度は2.7mPa・sであった。
記録用紙を23℃、50%RHの環境下に8時間以上放置して調湿し、JIS−K−6911に準拠した方法で測定した。測定器としては、アドバンテスト製 デジタル超高抵抗計R8340およびレジスティビティ・チャンバーR12704を使用し、印加電圧を100Vにて測定した。評価結果を表1,2に示す。
記録用紙を23℃、50%RHの環境に8時間以上放置して調湿し、はがきサイズ(100×148mm)に裁断したサンプルに、余白を5mm取って染料インクのマゼンタ100%ベタ画像を印字し、印字後に装置から排出された直後に発生する印字面とは逆のハンギングカール発生量をノギスにより測定した。得られた測定値はカール曲率に換算し評価を行った。評価基準は以下の通りで、◎、○が許容レベルである。
◎:20m-1未満
○:20m-1以上35m-1未満
△:35m-1以上50m-1未満
×:50m-1以上
はがきサイズ(100×148mm)に裁断した記録用紙に2cm×2cmの染料インクの2次色100%ベタ(Blue)画像をはがきの中央に印字し、印字直後に発生する波打ちの最大高さをレーザー変位計(キーエンス社製、LK085)にて測定した。評価基準は以下の通りで、○が許容レベルである。
◎:1.5mm未満
○:1.5mm以上2mm未満
△:2mm以上3mm未満
×:3mm以上
23℃、50%RHの環境に8時間以上調湿したはがきサイズの記録紙に余白を5mm取り、染料インクのマゼンタ100%ベタ画像を印字し、23℃、50%RHの環境に印字面を上に平置きに放置し、印字後50時間放置した後に発生するハンギングカール発生量を印字直後カール評価と同様にして測定した。得られた測定値はカール曲率に換算し評価を行った。評価基準は以下の通りで、◎、○が許容レベルである。
◎:20m-1未満
○:20m-1以上35m-1未満
△:35m-1以上50m-1未満
×:50m-1以上
上記プリンタを使用し、A4サイズ(210×297mm)に裁断した記録用紙に染料インクのマゼンタ100%ベタ画像を印字し、23℃、50%RHの環境に印字面を上に平置きに放置し、放置から50時間後に発生する波打ち状態を目視にて評価した。評価基準は以下の通りで、◎、○が許容レベルである。
◎:波打ちなし
○:波打ちは少しあるが許容できる
△:波打ちの発生が気になる
×:波打ちが大きく発生
8ポイントの文字をMagentaインクにより印字した。印字品質については目視試験を行った。評価基準は以下の通りである。
◎:漢字、ひらがな全てに滲みが全く観察されない。
○:漢字、ひらがなの極一部に滲みが観察される。実用上問題はない。
△:漢字、ひらがなの一部に滲みが観察される。実用上問題がある。
×:漢字、ひらがなに滲みが観察される。
印字1日後のCyan、Mageta、Yellowのカラーソリッドパッチ部の濃度をX−Rite D50光源2度視野にてL*a*b*(JISZ8729に規定されるL*a*b*表色系)を測定し、色再現領域を計算し評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:色再現領域が8000以上。
○:色再現領域が7000以上8000未満
△:色再現領域が6000以上7000未満
×:色再現領域が6000未満
電子写真記録装置として、富士ゼロックス(株)製のDocuCentreColor400CPを使用して、23℃50%RH環境下でトナー転写性の評価を実施した。
ブルーの2次色、及びイエロー、マゼンタ、シアンからなる3次色があり、かつ網点面積率が0〜100%まで10%刻みで出力できるチャートを使用し、上記記録紙(1)〜(11)を上記プリンターにて出力し、下記の評価基準でトナーの転写ムラを目視評価した。
◎:トナー転写むらがなく極めて優れている。実用上問題ない。
○:極一部でトナー転写むらが確認されるが、実用上問題ない。
△:トナー転写むらが目立ち、実用上問題がある。
×:トナー転写むらが全面で発生し、実用上問題がある。
A4サイズ(210×297mm)の記録用紙に画像を形成せず、白紙にて印字し、印字直後のハンギングカール発生量を測定した。測定値を曲率に換算し評価を行った。評価基準は以下の通りで、◎、○が許容レベルである。
◎:10m-1未満
○:10m-1以上20m-1未満
△:20m-1以上35m-1未満
×:35m-1以上
Claims (4)
- 少なくともセルロース繊維を含む用紙において、エポキシ基を一つ持つ物質を含むことを特徴とする記録用紙。
- 金属塩および/又は酸を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録用紙。
- インクの液滴を記録用紙へ吐出させ、前記記録用紙表面に画像を記録するインクジェット記録方式の画像記録方法において、
前記記録用紙が請求項1または2に記載の記録用紙であることを特徴とする画像記録方法。 - 静電潜像担持体表面を帯電する帯電工程と、前記静電潜像担持体表面を露光し静電潜像を形成する露光工程と、前記静電潜像担持体表面に形成された静電潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー画像を形成する現像工程と、前記トナー画像を記録用紙表面に転写する転写工程と、前記記録用紙表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、を含む電子写真方式の画像記録方法において、
前記記録用紙が、請求項1または2に記載の記録用紙であることを特徴とする画像記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004206853A JP2006028667A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004206853A JP2006028667A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006028667A true JP2006028667A (ja) | 2006-02-02 |
JP2006028667A5 JP2006028667A5 (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=35895366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004206853A Pending JP2006028667A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006028667A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012526678A (ja) * | 2009-05-11 | 2012-11-01 | ケミラ ユルキネン オサケイティエ | インクジェット印刷特性を改良するための組成物の使用及びインクジェット記録紙 |
US8546185B2 (en) | 2011-03-30 | 2013-10-01 | Tokyo Electron Limited | Method for manufacturing semiconductor device |
JP2015147421A (ja) * | 2008-11-27 | 2015-08-20 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 高品質インクジェット印刷用の光学増白剤組成物 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54103353A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-14 | Oji Paper Co Ltd | Manufacture of toner transfer paper |
JPS62278080A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-02 | Denki Kagaku Kogyo Kk | インクジエツト記録材料 |
JPH04142552A (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-15 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 電子写真用転写紙 |
JPH07156535A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-20 | Daio Paper Corp | インクジェット記録シート |
JP2000071603A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-03-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録用シート及びその製造方法 |
JP2002088214A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Unitika Chem Co Ltd | 樹脂組成物および紙コート剤 |
JP2003076051A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録用紙、及びそれを用いた画像記録方法 |
-
2004
- 2004-07-14 JP JP2004206853A patent/JP2006028667A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54103353A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-14 | Oji Paper Co Ltd | Manufacture of toner transfer paper |
JPS62278080A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-02 | Denki Kagaku Kogyo Kk | インクジエツト記録材料 |
JPH04142552A (ja) * | 1990-10-03 | 1992-05-15 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 電子写真用転写紙 |
JPH07156535A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-20 | Daio Paper Corp | インクジェット記録シート |
JP2000071603A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-03-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録用シート及びその製造方法 |
JP2002088214A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Unitika Chem Co Ltd | 樹脂組成物および紙コート剤 |
JP2003076051A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録用紙、及びそれを用いた画像記録方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147421A (ja) * | 2008-11-27 | 2015-08-20 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 高品質インクジェット印刷用の光学増白剤組成物 |
JP2017165106A (ja) * | 2008-11-27 | 2017-09-21 | アルフローマ アイピー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 高品質インクジェット印刷用の光学増白剤組成物 |
JP2012526678A (ja) * | 2009-05-11 | 2012-11-01 | ケミラ ユルキネン オサケイティエ | インクジェット印刷特性を改良するための組成物の使用及びインクジェット記録紙 |
US8546185B2 (en) | 2011-03-30 | 2013-10-01 | Tokyo Electron Limited | Method for manufacturing semiconductor device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3925316B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
US7883200B2 (en) | Recording sheet and image recording method using the same | |
JP2004017569A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP4797416B2 (ja) | 記録用紙、及びこれを用いる画像記録方法 | |
JP3966176B2 (ja) | 記録用紙およびこれを用いた記録方法 | |
US7314656B2 (en) | Recording paper and method for recording images using the same | |
JP4292875B2 (ja) | 記録用紙の製造方法 | |
JP2005313454A (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP4556522B2 (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP4254346B2 (ja) | 記録用紙及びそれを用いた記録方法 | |
JP4289209B2 (ja) | 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 | |
JP4742530B2 (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP4352772B2 (ja) | 記録用紙、該記録用紙の製造方法、及び、これを用いた記録方法 | |
JP2006028667A (ja) | 記録用紙およびこれを用いた画像形成方法 | |
JP3925402B2 (ja) | インクジェット用普通紙及びインクジェット記録方法 | |
JP2006240249A (ja) | 記録用紙、及びインクジェット記録装置 | |
JP2005320651A (ja) | 記録用紙、及びそれを用いる画像記録方法 | |
JP4604486B2 (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP2006027130A (ja) | 記録用紙、及びそれを用いる画像記録方法 | |
JP4062174B2 (ja) | インクジェット用及び電子写真兼用の記録用紙、並びにそれを用いた記録方法 | |
JP2006028687A (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP2005186573A (ja) | インクジェット用及び/又は電子写真用記録用紙、並びにこれを用いた画像記録方法 | |
JP3925400B2 (ja) | インクジェット記録用普通紙及びインクジェット記録方法 | |
JP2006028661A (ja) | 記録用紙及びこれを用いた画像記録方法 | |
JP2005015927A (ja) | 記録用紙、及びそれを用いる画像記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100316 |