JP2006025637A - Dnaリガーゼによるライゲーション反応の促進方法およびdnaリガーゼ組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)DNAリガーゼ、(2)ベタイン、(3)2価金属イオン、動物血清タンパク質の内いずれか1つ以上、から成るDNA組成物。および前記組成物を用いたPCR産物のクローニング方法。
Description
できる。
即ち本発明は,(1)ベタインを含むことを特徴とするDNAリガーゼ組成物である。該組成においてさらに、2価金属イオン、動物血清タンパク質から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する緩衝液を含有しても良いし、動物血清タンパク質が牛血清タンパク質であってもよい。あるいは、該組成物は、ライゲーション反応用の組成物、下記(3)に記載のクローニング方法用の組成物、あるいは、LCR法用の組成物でありうる。
また本発明は、(2)ベタインの共存下でDNAリガーゼ反応を行うことを特徴とするDNAリガーゼによるライゲーション反応を促進させる方法である。該方法においてさらに、2価金属イオン,動物血清タンパク質から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する緩衝液を共存しても良いし、動物血清タンパク質が牛血清タンパク質であってもよい。あるいは、該方法は、下記(3)に記載のクローニング方法や、LCR法の一部を構成する方法でありうる。
また本発明は、(3)PCR産物を、プラスミドベクターあるいはファージベクターに直接クローニングする方法において、DNA連結反応時に、ベタインの共存下でDNAリガーゼ反応を行うことを特徴とする、PCR産物をクローニングする方法である。
また本発明は、(4)下記組成を含む、PCR産物をプラスミドベクターあるいはファージベクターに直接クローニングするキットである。
(a)DNAリガーゼ
(b)ベタインを含む緩衝液
(c)プラスミドベクターまたはファージベクター
DNAリガーゼとは,2本鎖DNAの5’リン酸末端と他の2本鎖DNAの5’水酸基末端との間でホスホジエステル結合を形成させる酵素であり,CofacforとしてATPを要求し、相補的塩基を持つDNAどうし、平滑末端(Blant End)どうしのいずれをも連結することができるT4 DNAリガーゼや,NADを要求し、相補的塩基を持つDNAどうしのみを連結する大腸菌DNAリガーゼなどが良く知られており、市販のものを容易に入手できる。そのほか耐熱性DNAリガーゼとしてストラタジーン社のPfu DNA Ligase、Epicentre社のAmpligase DNA Ligase(商品名)などが市販され、また、近年になって超好熱始原菌Aeropyrum pernix(アエロパイラム・ペルニックス)由来のものなどが報告されている。
本願発明はこのような用途にも適用できると思われるが、その場合は耐熱性DNAリガーゼを用いることが好ましい。
LCR法では、標的DNAの(+)鎖(センス鎖)および(−)鎖(アンチセンス鎖)にそれぞれアニーリングする2種類の隣りあったオリゴヌクレオチドプローブ、計4種類のプローブを用いて反応を行う。具体的には、まず、4種類のプローブと鋳型DNA、耐熱性DNAリガーゼを含む反応液を(加熱)変性させ、それぞれを1本鎖に分離させる。続く冷却操作により、1本鎖に分離した鋳型DNAに2種類の隣りあったオリゴヌクレオチドプローブがアニーリングする。さらに、耐熱性DNAリガーゼによって隣り合うオリゴヌクレオチドプローブが連結する。この一連の反応を繰り返すことによってライゲーション産物(オリゴヌクレオチドプローブの連結産物)、すなわち標的DNA配列が指数関数的に増幅される。
このとき、隣接するオリゴヌクレオチドプローブの3´末端が鋳型DNAと完全に相補的な場合にのみライゲーション反応が起こり、このライゲーション産物を鋳型にして標的DNAの特異的な増幅が起こるが、二つのオリゴヌクレオチドプローブの境界部位に鋳型とのミスマッチがあると、ライゲーションは起こらず、DNAの増幅は起こらない。
LCRで増幅した産物の確認は、DNA色素(エチジウムブロマイドなど)で染色する方法や免疫複合体反応を利用する方法など、種々の公知の方法を利用できる。
Proc.Natl.Acad.Sci.USA 88、(1991)、Barany,F.著、189頁〜193頁 PCR Methods Appl.1、(1991)、Barany,F.著、5頁〜16頁
例えば、挿入DNAとしてTaq DNAポリメラーゼによりλDNA由来の0.5kb、 1kb、 2kbのDNA断片を用いた実施例7の実験の場合、従来のTAクローニング効率より約11〜67%の効率を増大することが可能となる。
DNAリガーゼ反応におけるベタイン添加によるクローニング効率に及ぼす影響を検討
T4 DNAリガーゼ(東洋紡績製)4単位を、6.6mM MgCl2、10mM DTT、 02mM ATP、 20μg/ml ウシ血清アルブミン(BSA)を含む66mM Tris−HCl(pH 7.6)緩衝液に溶解した組成物を調製した(ベタイン(−)組成物)。 次に、この組成物にベタインを終濃度1.0Mとなるように添加した組成物を調製した(ベタイン(+)組成物)。
一方、 Taq DNAポリメラーゼにて、プライマーλ−f(5’−GATGAGTTCGTGTCCGTACAACT−3’)とλ0.5−r(5’−GGTTATCGAAATCAGCCACAGCGCC−3’)を用いてPCRを行い、λDNAの0.5kb DNA断片を調製し、前記の2種類のDNAリガーゼ組成物を用いて自製化したTベクターと24℃、1時間反応させた。この反応物を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。その結果、ベタインを添加しないDNAリガーゼ組成物に対して、本発明によるDNAリガーゼ組成物を用いた場合は、クローニング効率が約30%向上していた(表1)。
ハイフィディリィティーPCR産物のDNAリガーゼ反応におけるベタイン添加によるクローニング効率に及ぼす影響を検討
KOD −Plus− DNAポリメラーゼ(東洋紡績製)にてプライマーλ−fとλ2−r(5’−GATAGCTGTCGTCATAGGACTC−3’)を用いてPCRを行い、λDNAの2kb断片を増幅した。増幅後の反応液にそのまま、KOD −Plus− DNAポリメラーゼを特異的に中和抑制する抗体(東洋紡績製)とTaq DNAポリメラーゼを添加して、60℃、 30分間反応させることにより、PCR産物の3’末端にdAを付加させた。次に、この反応液を実施例1に記載のベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物とベタインを含有するDNAリガーゼ組成物にて、24℃、1時間、Tベクターとのリガーゼ反応を行った後、この反応物を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。その結果、ベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物に対して、本発明によるDNAリガーゼ組成物を用いた場合は、クローニング効率が約20%向上していた(表2)。
DNAリガーゼ反応におけるベタイン添加による反応時間短縮の検討
実施例1に記載のベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物とベタインを含有するDNAリガーゼ組成物と、同様のλ0.5kb増幅DNA断片、Tベクターを用いて、反応温度16℃にて反応時間を変化して反応を行った。次に、この反応物を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB寒天培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。その結果、ベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物ではベタインを含有するDNAリガーゼ組成物と同レベルのクローニング効率を得るためには、2時間の反応時間が必要であった。これに対して、本発明によるベタインを含有するDNAリガーゼ組成物を用いた場合には、反応時間15〜30分で十分なリガーゼ反応が行われているようであり、既にクローニング効率が上限に達していた。(表3、図1)。
ベタイン添加によるリガーゼ反応時間の短縮の検討2
実施例1に記載のベタインを含有する緩衝液と、同様のλ0.5kb増幅DNA断片、Tベクターを用いて、反応温度16℃にて反応時間を変化してリガーゼ反応を行った。次に、この反応物を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB寒天培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。その結果、反応時間2分でも十分なリガーゼ反応が行われており、既にクローニング効率が上限に達していた(表4)。
ライゲーション反応におけるベタイン至適濃度検討
Taq DNAポリメラーゼにて増幅したPCR産物と自製化したTベクターを用いて、実施例1に記載のベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物に一定量のベタインを添加して、16℃、 5分間ライゲーション反応を行った。なお、λ1kb DNA断片の増幅では、プライマーλ−fとλ1−r(5’−GCGTACCTTTGTCTCACGGGCAA−3’)を使用した。次に、この反応物を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB寒天培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。その結果、λDNA由来の0.5kb、λ1kbのいずれの増幅産物を挿入DNAにした場合でも、終濃度0.5〜3Mのベタイン濃度でクローニング効率を増大する効果が見られた。そして、いずれの挿入DNAを用いた場合でも、その至適濃度は1Mであった。(表5、表6)。
ポリエチレングリコール含有ライゲーションバッファーにおけるベタイン添加によるクローニング効率向上の検討
プロメガ社pGEM−T Vector System添付の2x バッファー(60mM Tris−HCl(pH7.8)、20mM MgCl2、20mM DTT、2mM ATP、10% polyethylen glycol)に1M ベタインを添加することにより、クローニング効率に変化が見られるか、実施例5と同様のTaq DNAポリメラーゼにて増幅したλ1kbのPCR産物と自製化したTベクターを用いて検討した。ライゲーション反応は24℃、5分あるいは24℃、60分行ない、その反応液を用いて大腸菌JM109を形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−gal、 1mM IPTGを含むLB寒天培地にて培養して、生成するコロニーを観察した。添付の2x バッファーだけを用いた場合でも、反応時間5分でライゲーション反応は最大に達しているようであり、反応時間を伸ばすことによるクローニング効率の増大は見られなかった。一方、添付の2x バッファーに1Mベタインを添加した場合には、クローニング効率が1.3倍〜1.5倍増大していた。以上の結果から、従来よりライゲーション効率を高める効果が明らかにされているアルコール類に加え、ベタインの様なアミノ酸類似体を添加することによりクローニング効率が更に増大できることが明らかとなった。(表7)。
市販Tベクターを用いたTAクローニングにおけるベタイン添加による効率への影響
Taq DNAポリメラーゼにてPCRを行い、先の実施例と同じプライマーを用いてλDNAの0.5kb、1kb、2kbのDNA断片を調製し、実施例1と同様のライゲーション反応液組成にて、市販Tベクター(プロメガ社、pGEM−T)と24℃、1時間反応させた。この反応物を用いて大腸菌DH5αを形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−galを含むLB寒天培地にて培養して、生育するコロニーを観察した。その結果、ベタインを添加しないDNAリガーゼ組成物に対して、本発明によるベタインを含有するDNAリガーゼ組成物を用いた場合には、クローニング効率がそれぞれ45%、 67%、11%向上していた(表8)。
市販Tベクターを用いたTAクローニングにおけるベタイン添加による反応時間への影響
実施例1に記載のベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物とベタインを含有するDNAリガーゼ組成物と、同様のλ0.5kb増幅DNA断片、市販Tベクター(プロメガ社、pGEM−T)を用いて、反応温度24℃にて反応時間を変化して反応を行った。次に、この反応物を用いて大腸菌DH5αを形質転換し、200μg/ml アンピシリン、 0.01% X−galを含むLB寒天培地にて培養して、生育するコロニーを観察した。その結果、ベタインを含有しないDNAリガーゼ組成物では、反応時間を延長することにより、クローニング効率が増大する傾向が見られた。一方、本発明によるベタインを含有するDNAリガーゼ組成物を用いた場合には、反応時間5分でも十分なリガーゼ反応が行われているようであり、既にクローニング効率が上限に達していた。(表9、図2)。
Claims (4)
- ベタインを含むことを特徴とするDNAリガーゼ含有組成物
- ベタインの共存下でDNAリガーゼ反応を行うことを特徴とするDNAリガーゼによるライゲーション反応を促進させる方法
- PCR産物を、プラスミドベクターあるいはファージベクターに直接クローニングする方法において、DNA連結反応時に、ベタインの共存下でDNAリガーゼ反応を行うことを特徴とする、PCR産物をクローニングする方法
- 下記組成を含む,PCR産物をプラスミドベクターあるいはファージベクターに直接クローニングするためのキット.
(a)DNAリガーゼ
(b)ベタインを含む緩衝液
(c)プラスミドベクターまたはファージベクター
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