JP2006013766A - 動画記録方法、動画記録装置、動画再生方法および動画再生装置 - Google Patents

動画記録方法、動画記録装置、動画再生方法および動画再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動画記録時、1枚1枚をJPEG圧縮するが、動画記録時間を長くするために圧縮率を高くして圧縮データ量を少なくすると、JPEG圧縮特有のブロックノイズが目立つようになり、画質が劣化してしまう。
【解決手段】映像データを動画記録または動画再生するときに、JPEG方式で圧縮、伸張を行う画像処理装置であって、動画記録動作時は、第1のフレーム画像と第2のフレーム画像でブロックノイズの位置がずれるように画像圧縮を行って動画記録を行い、前記動画記録動作により記録された動画の動画再生動作は、JPEG伸張した後に、前記動画記録動作時のブロックノイズのずれ情報を基に画像を表示することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法、動画記録装置、符号化データを読み出して伸張し、再生する動画再生方法および動画再生装置に関する。
デジタルカメラ等に搭載する簡易な動画記録機能について、従来ではモーションJPEG形式が採用されている。これは、1枚1枚の映像データに対して画像圧縮を行い、動画再生するときは符号化データを1枚1枚連続的に画像伸張して表示することにより、動画記録再生機能を実現するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−333130号公報(第3−4頁、第2図)
上記従来技術の場合、1枚1枚をJPEG圧縮する。この場合、動画記録時間を長いものとするために圧縮率を高くすると、符号量が少なくなり、JPEG圧縮特有のブロックノイズが目立つ画質劣化を招いてしまう。
また、その欠点を解決しようとJPEG圧縮率を低くすると、符号量が大きくなり、メモリ容量の増加につながる。
本発明は上記の点に鑑みて創作したものであり、ブロックノイズが目立たなくなるようにし、高品質な動画画質を実現することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を講じる。
上記の課題を解決するために、映像データの動画記録動作時は、第1のフレーム画像と第2のフレーム画像でブロックノイズの位置がずれるように画像圧縮を行って動画記録を行う。また、動画再生動作時は、データ伸張した後に、動画記録動作時のブロックノイズのずれ情報を基に画像を表示する。
動画記録動作は、片フレームについてだけ、記録するデジタル画像の外側に幅N画素(N自然数)の余分なダミーデータ(ダミー枠)を含んだ画像を圧縮して動画記録を行う。また、動画再生動作時は、データ伸張した後にダミーデータが付加されている画像はダミーデータを除くように表示する。
また、動画記録動作時において、第1のフレームと第2のフレームで圧縮率を変え、いずれか一方のフレームを高品質な画像として記録する。
以下、より具体的レベルで展開する。
本発明による動画記録方法は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、前記第1のフレームと前記第2のフレームとでブロック間の境界位置をずらすことを特徴とする。
すなわち、本発明による動画記録方法は、
入力する映像データを記憶する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、ブロック間の境界位置を前記第1のフレームに対してずらし、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第2のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むものである。
また、本発明による動画記録方法は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、前記映像データを前記第1のフレームへと圧縮する際に、前記映像データの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加して圧縮することを特徴とする。
すなわち、本発明による動画記録方法は、
入力する映像データを記憶する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第1のフレームの映像データを、その外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第2のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むものである。
また、本発明による動画記録方法は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、前記映像データを前記第2のフレームへと圧縮する際に、前記映像データの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加して圧縮することを特徴とする。
すなわち、本発明による動画記録方法は、
入力する映像データを記憶する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第2のフレームの映像データを、その外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むものである。
上記の動画記録方法において、前記ブロックの大きさを8画素×8画素とし、前記Nを4の倍数とすることを代表例としてあげることができる。
また、前記ダミーデータとして、前記映像データ中の最も位置が近い画素と同一の画素データを割り当てることは好ましい。
また、本発明による動画記録方法は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、前記第1のフレームと前記第2のフレームとで圧縮率を変えて圧縮し記録することを特徴とする。
すなわち、本発明による動画記録方法は、
入力する映像データを記憶する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
読み出した前記第2のフレームの映像データを前記第1のフレームとは異なる圧縮率で圧縮して記録する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むものである。
上記の動画記録方法において、前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である場合を代表例としてあげることができる。
本発明を動画記録装置として、次のように展開することが可能である。
すなわち、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして、かつ、ブロック間の境界位置をフレームどうし間でずらす状態で読み出す映像データ読み出し手段と、
前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを圧縮して記録する圧縮手段
とを備えた構成である。
また、本発明による動画記録装置は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして読み出す映像データ読み出し手段と、
前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを、いずれか一方のフレームの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する圧縮手段
とを備えた構成である。
また、本発明による動画記録装置は、映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして読み出す映像データ読み出し手段と、
前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを、互いに異なる圧縮率で圧縮して記録する圧縮手段
とを備えた構成である。
上記の動画記録装置において、前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である場合を典型例としてあげることができる。
動画再生方法としての本発明は、複数のブロックから構成され外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませる状態で記録されている符号化データを読み出し、JPEG方式で伸張し、映像データとして再生する動画再生方法であって、前記第1のフレームを伸張した映像データを、その外側の前記ダミーデータを除去した上で再生し、前記第2のフレームを伸張した映像データをそのまま再生することを特徴とする。
すなわち、本発明による動画再生方法は、
外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームの符号化データを読み出す工程と、
読み出した第1のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
第2のフレームの符号化データを読み出す工程と、
読み出した第2のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
前記記憶した第1のフレームの前記表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する工程と、
前記記憶した第2のフレームの前記表示データを読み出して表示出力する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むものである。
また、本発明による動画再生方法は、複数のブロックから構成された第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続し外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームとを含ませる状態で記録されている符号化データを読み出し、JPEG方式で伸張し、映像データとして再生する動画再生方法であって、前記第1のフレームを伸張した映像データをそのまま再生し、前記第2のフレームを伸張した映像データを、その外側の前記ダミーデータを除去した上で再生することを特徴とする。
すなわち、本発明による動画再生方法は、
第1のフレームの符号化データを読み出す工程と、
読み出した第1のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームの符号化データを読み出す工程と、
読み出した第2のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
前記記憶した第1のフレームの前記表示データを読み出して表示出力する工程と、
前記記憶した第2のフレームの前記表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する工程と、
前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする。
上記の動画再生方法において、前記ブロックの大きさを8画素×8画素とし、前記Nを4の倍数とすることを代表例としてあげることができる。
また、前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である場合を典型例としてあげることができる。
本発明を動画再生装置として、次のように展開することが可能である。
本発明による動画再生装置は、
外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームの符号化データおよび前記第1のフレームに時系列的に連続しダミーデータ付加のない第2のフレームの符号化データを読み出して伸張するJPEG伸張手段と、
前記JPEG伸張手段によって伸張された前記第1のフレームおよび第2のフレームのデータを表示データとして記憶する表示データ記憶手段と、
前記表示データ記憶手段に記憶された前記第1のフレームの表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力するとともに、前記第2のフレームの表示データを読み出して表示出力する表示データ読み出し手段と
を備えた構成である。
また、本発明による動画再生装置は、
ダミーデータ付加のない第1のフレームの符号化データおよび前記第1のフレームに時系列的に連続し外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームの符号化データを読み出して伸張するJPEG伸張手段と、
前記JPEG伸張手段によって伸張された前記第1のフレームおよび第2のフレームのデータを表示データとして記憶する表示データ記憶手段と、
前記表示データ記憶手段に記憶された前記第1のフレームの表示データを読み出して表示出力するとともに、前記第2のフレームの表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する表示データ読み出し手段と
を備えた構成である。
上記構成において、前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式であることが好ましい。
本発明によれば、動画再生時にブロックノイズが目立たなくなり、高品質な動画画質を実現することができる。
以下、本発明にかかわる動画記録再生の方法および装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における動画記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は入力した映像データを記憶する映像データ記憶手段、2は映像データ記憶手段1から画像圧縮すべき映像データを読み出す映像データ読み出し手段、3は映像データを圧縮または伸張するためのJPEG圧縮伸張手段、4はJPEG圧縮伸張手段3により画像圧縮された符号化データを記憶する符号化データ記録手段、5はJPEG圧縮伸張手段3により伸張されて生成された表示データを記憶する表示データ記憶手段、6は表示データ記憶手段5から記憶されている表示データを読み出す表示データ読み出し手段、7は表示データ読み出し手段6により読み出された表示データを表示する表示装置である。
次に、以上のように構成された動画記録再生装置の動画記録動作について説明する。
映像データ記憶手段1に記憶されていく映像データは、映像データ読み出し手段2により読み出され、JPEG圧縮伸張手段3によって画像圧縮されて符号化され、符号化データ記録手段4に記憶される。このとき、映像データ読み出し手段2は、第1のフレームについては、記録したい映像に対して、縦横N画素(Nは自然数)のダミーデータを入れた大きめの画角サイズで読み出す。ここでは、一例として、N=4とする。これを第1のフレーム圧縮動作とする。次に、第2のフレームについては、記録したい映像データそのままの画角サイズで読み出す。これを第2のフレーム圧縮動作とする。
図2(a)は第1のフレーム圧縮動作時に映像データ読み出し手段2によって読み出された画像を示す。図2(b)は第2のフレーム圧縮動作時に映像データ読み出し手段2によって読み出された画像を示す。このように、第1のフレーム圧縮動作と第2のフレーム圧縮動作を交互に繰り返しながら動画記録を行う。
次に、動画再生動作について説明する。
前記動画記録動作によって圧縮され、符号化データ記録手段4に記憶された符号化データは、JPEG圧縮伸張手段3によって画像伸張され、表示データ記憶手段5に表示データとして次々と記憶される。表示データ記憶手段5に記憶された表示データは表示データ読み出し手段6によって読み出され、表示装置7によって表示される。
このとき、表示データ記憶手段5に記憶される表示データについて、第1のフレーム圧縮動作で圧縮を行った映像データを伸張した場合の表示データはダミーデータを含んでいる。これを第1のフレーム伸張データとする。そして、第2のフレーム圧縮動作で圧縮を行った映像データを伸張した場合は、ダミーデータのない表示データとなる。これを第2のフレーム伸張データとする。
図3(a)は第1のフレーム伸張データであり、図3(b)は第2のフレーム伸張データである。
図3(a),(b)のように、第1のフレーム伸張データと第2のフレーム伸張データは、縦8画素、横8画素のブロックごとに筋のようなノイズが現れる。このノイズは、JPEG圧縮時に圧縮率を上げると、伸張したときに目立つようになるJPEG特有の現象である。
表示データ記憶手段5は、ブロックノイズの目立つ第1のフレーム伸張データと第2のフレーム伸張データを交互に記憶していく。
そして、表示データ読み出し手段6は、第1のフレーム伸張データを読み出すときは、ダミーデータを避けて映像データのみを読み出す。これを第1のフレーム表示データとする。第2のフレーム伸張データを読み出すときは、そのまま画像の先頭から読み出す。これを第2のフレーム表示データとする。
図4(a)は第1のフレーム表示データであり、図4(b)は第2のフレーム表示データである。また、図5(a),(b)は図4(a),(b)の太陽の部分を拡大したものである。図5から分かるように、第1のフレーム表示データのブロックノイズの位置と、第2のフレーム表示データのブロックノイズの位置が互いにずれている。互いのブロックノイズの位置は互いを相殺する関係にあることが分かる。
このことから、第1のフレーム表示データと第2のフレーム表示データを交互に表示装置7によって高速に表示することによって、人間の目で映像を見た状態で、互いのブロックノイズが相殺され、ブロックノイズが目立たなくなり、高品質な画像と認識させる。
また、第1のフレーム圧縮動作のときに使用するダミーデータを、記録したい映像の一番近い画素と同等にしておけば、相関がとれ、圧縮時の符号量を小さくすることができる。
また、JPEG圧縮の量子化テーブルを操作して第1のフレーム圧縮動作と第2のフレーム圧縮動作の圧縮率を変える方式もある。この場合、どちらか一つのフレームは圧縮率を低くし、もう一つのフレームは圧縮率を高くする。これにより、符号量について、第1のフレーム圧縮動作と第2のフレーム圧縮動作を同じ圧縮率とした場合と同等の大きさにしながら、圧縮率を高くした方のフレームにおいて高品質な画像を得られる。動画再生動作時において、高い圧縮率で圧縮された表示データのブロックノイズは低い圧縮率で圧縮された映像データに相殺される。そして、動画の一時停止動作において、高品質な表示データを表示した状態で停止させることで、さらに高品質な映像として認識できる。また、その表示データを一つの高品質な画像として、別用途で活用することもできる。
本発明にかかる画像処理装置は、動画再生時にブロックノイズが目立たなくなり、高品質な動画画質を実現する効果を有するもので、簡易な動画記録再生の機能を搭載するディジタルカメラ等として有用である。
本発明の実施の形態における動画記録再生装置の構成を示すブロック図 実施の形態の動画記録再生装置における動画記録動作時の第1のフレーム圧縮動作と第2のフレーム圧縮動作で圧縮される映像データの図 実施の形態の動画記録再生装置における動画再生動作時の第1のフレーム伸張データと第2のフレーム伸張データの図 実施の形態の動画記録再生装置における動画再生動作時の第1のフレーム表示データと第2のフレーム表示データの図 図4の第1のフレーム表示データと第2のフレーム表示データの一部を拡大して示す図
符号の説明
1 映像データ記憶手段
2 映像データ読み出し手段
3 JPEG圧縮伸張手段
4 符号化データ記録手段
5 表示データ記憶手段
6 表示データ読み出し手段
7 表示装置

Claims (24)

  1. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームとでブロック間の境界位置をずらすことを特徴とする動画記録方法。
  2. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    入力する映像データを記憶する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、ブロック間の境界位置を前記第1のフレームに対してずらし、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第2のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画記録方法。
  3. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、
    前記映像データを前記第1のフレームへと圧縮する際に、前記映像データの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加して圧縮することを特徴とする動画記録方法。
  4. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    入力する映像データを記憶する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第1のフレームの映像データを、その外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第2のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画記録方法。
  5. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、
    前記映像データを前記第2のフレームへと圧縮する際に、前記映像データの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加して圧縮することを特徴とする動画記録方法。
  6. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    入力する映像データを記憶する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第2のフレームの映像データを、その外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画記録方法。
  7. 前記ブロックの大きさを8画素×8画素とし、前記Nを4の倍数とすることを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれかに記載の動画記録方法。
  8. 前記ダミーデータとして、前記映像データ中の最も位置が近い画素と同一の画素データを割り当てることを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれかに記載の動画記録方法。
  9. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    前記符号化データに、複数のブロックから構成される第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませ、
    前記第1のフレームと前記第2のフレームとで圧縮率を変えて圧縮し記録することを特徴とする動画記録方法。
  10. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録方法であって、
    入力する映像データを記憶する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成される第1のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第1のフレームの映像データを圧縮して記録する工程と、
    記憶した前記映像データを、複数のブロックから構成され、かつ前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとして読み出す工程と、
    読み出した前記第2のフレームの映像データを前記第1のフレームとは異なる圧縮率で圧縮して記録する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画記録方法。
  11. 前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である請求項1から請求項10までのいずれかに記載の動画記録方法。
  12. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
    入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
    前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして、かつ、ブロック間の境界位置をフレームどうし間でずらす状態で読み出す映像データ読み出し手段と、
    前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを圧縮して記録する圧縮手段
    とを備えた動画記録装置。
  13. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
    入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
    前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして読み出す映像データ読み出し手段と、
    前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを、いずれか一方のフレームの外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータを付加した上で圧縮して記録する圧縮手段
    とを備えた動画記録装置。
  14. 映像データを圧縮し、符号化データとして記録する動画記録装置であって、
    入力する映像データを記憶する映像データ記憶手段と、
    前記映像データ記憶手段に記憶されている前記映像データを、複数のブロックから構成されかつ時系列的に連続する第1のフレームおよび第2のフレームとして読み出す映像データ読み出し手段と、
    前記映像データ読み出し手段により読み出された前記第1のフレームおよび第2のフレームの映像データを、互いに異なる圧縮率で圧縮して記録する圧縮手段
    とを備えた動画記録装置。
  15. 前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である請求項12から請求項14までのいずれかに記載の動画記録装置。
  16. 複数のブロックから構成され外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続する第2のフレームとを含ませる状態で記録されている符号化データを読み出し、JPEG方式で伸張し、映像データとして再生する動画再生方法であって、
    前記第1のフレームを伸張した映像データを、その外側の前記ダミーデータを除去した上で再生し、前記第2のフレームを伸張した映像データをそのまま再生することを特徴とする動画再生方法。
  17. 外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームの符号化データを読み出す工程と、
    読み出した第1のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
    第2のフレームの符号化データを読み出す工程と、
    読み出した第2のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
    前記記憶した第1のフレームの前記表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する工程と、
    前記記憶した第2のフレームの前記表示データを読み出して表示出力する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画再生方法。
  18. 複数のブロックから構成された第1のフレームと、複数のブロックから構成されて前記第1のフレームに時系列的に連続し外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームとを含ませる状態で記録されている符号化データを読み出し、JPEG方式で伸張し、映像データとして再生する動画再生方法であって、
    前記第1のフレームを伸張した映像データをそのまま再生し、前記第2のフレームを伸張した映像データを、その外側の前記ダミーデータを除去した上で再生することを特徴とする動画再生方法。
  19. 第1のフレームの符号化データを読み出す工程と、
    読み出した第1のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
    外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームの符号化データを読み出す工程と、
    読み出した第2のフレームの符号化データを伸張し表示データとして記憶する工程と、
    前記記憶した第1のフレームの前記表示データを読み出して表示出力する工程と、
    前記記憶した第2のフレームの前記表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する工程と、
    前記各工程を交互に繰り返す工程とを含むことを特徴とする動画再生方法。
  20. 前記ブロックの大きさを8画素×8画素とし、前記Nを4の倍数とすることを特徴とする請求項14から請求項17までのいずれかに記載の動画再生方法。
  21. 前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である請求項16から請求項20までのいずれかに記載の動画再生方法。
  22. 外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第1のフレームの符号化データおよび前記第1のフレームに時系列的に連続しダミーデータ付加のない第2のフレームの符号化データを読み出して伸張するJPEG伸張手段と、
    前記JPEG伸張手段によって伸張された前記第1のフレームおよび第2のフレームのデータを表示データとして記憶する表示データ記憶手段と、
    前記表示データ記憶手段に記憶された前記第1のフレームの表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力するとともに、前記第2のフレームの表示データを読み出して表示出力する表示データ読み出し手段と
    を備えた動画再生装置。
  23. ダミーデータ付加のない第1のフレームの符号化データおよび前記第1のフレームに時系列的に連続し外側に幅N画素(N:自然数)のダミーデータが付加された第2のフレームの符号化データを読み出して伸張するJPEG伸張手段と、
    前記JPEG伸張手段によって伸張された前記第1のフレームおよび第2のフレームのデータを表示データとして記憶する表示データ記憶手段と、
    前記表示データ記憶手段に記憶された前記第1のフレームの表示データを読み出して表示出力するとともに、前記第2のフレームの表示データを、その外側の前記ダミーデータを除去する状態で読み出して表示出力する表示データ読み出し手段と
    を備えた動画再生装置。
  24. 前記映像データの圧縮形式がモーションJPEG形式である請求項22または請求項23に記載の動画再生装置。


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