JPH05347755A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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Publication number
JPH05347755A
JPH05347755A JP15655592A JP15655592A JPH05347755A JP H05347755 A JPH05347755 A JP H05347755A JP 15655592 A JP15655592 A JP 15655592A JP 15655592 A JP15655592 A JP 15655592A JP H05347755 A JPH05347755 A JP H05347755A
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JP
Japan
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image
pixel
converter
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP15655592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mizuta
貴士 水田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15655592A priority Critical patent/JPH05347755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種通信機器、情報機器、AV機器に使用さ
れる動画像符号化装置において、高能率符号化にともな
う画素ブロック歪が目立つことによって起こる再生画質
の劣化を簡単なハードウエアの追加によって解決し、優
れた画質の動画像符号化装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 AD変換器11はアナログ動画像信号を量子
化し、画像メモリ13に画像データとして格納する。ア
ドレス発生器15は各画面ごとに画素ブロック抽出開始
の初期値を変化させて発生させ、ブロック抽出器14は
その抽出開始画素を始点として画素ブロックを画像メモ
リ13より読みだし、高能率符号化器16に転送する。
したがって高能率符号化でデータ圧縮にともなうブロッ
ク歪が発生しても、動画像再生時にブロック歪位置が画
面毎に変化するのでブロック歪を目立たなくすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ動画像信号を
量子化し、高能率符号化処理によりデータ圧縮する動画
像符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像符号化装置は、動画像を少
ない所要帯域のディジタルデータに変換する装置とし
て、通信メディア、蓄積メディア、マルチメディア等へ
の利用がさかんに検討されている。
【0003】以下に従来の動画像符号化装置について説
明する。図5は従来の動画像符号化装置の構成を示すも
のである。図5において、1はアナログ動画像信号を量
子化するAD変換器、2はAD変換のタイミング信号を
発生するタイミング発生器、3は動画像の1画面分の量
子化された画像データを蓄える画像メモリ、4は画像メ
モリの画像データから有限の大きさの画素ブロックを読
み出す画素ブロック抽出器、5は画素ブロックをデータ
圧縮する高能率符号化器、6は圧縮データをフレーミン
グし、装置外部に送出する出力インタフェースである。
図6は従来の画素ブロック抽出の状態を示すものであ
る。図6において7a、7b、7cは連続する各画面の
量子化された画像データ、8a、8b、8cは各画面の
画像データの1つの画素データ、9a、9b、9cは各
画面の画像データの1つの画素ブロックである。
【0004】以上のように構成された動画像符号化装置
について、以下その動作を説明する。まず、AD変換器
1は入力されたアナログ動画像信号をタイミング信号発
生器2からのAD変換タイミング信号に従って量子化
し、画像メモリ3に画像データとして順次格納する。画
素ブロック抽出器4は画像メモリ3より有限の大きさの
画素ブロックを読みだし、高能率符号化器5に転送して
データ圧縮の後、出力インタフェース6にて装置外部に
出力される。ここでの画素ブロック抽出は、図6に示す
ように1画面分の量子化された画像データ7aを画素ブ
ロック9aの単位で抽出するのだが、各画面の画素ブロ
ック9a、9b、9cの抽出場所はいつも同一である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、各画面における画素ブロックの位置が同
一であるため、高能率符号化器で高い圧縮率にてデータ
圧縮した際に発生するモザイク模様状の画素ブロック歪
が動画像の再生時に画面の同一位置に出現し、視覚上、
画素ブロック歪が認められ易くなり、動画像の再生画質
を劣化させるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、動画像再生時に画素ブロック歪を目立たなくし、動
画像の再生画質を向上させる動画像符号化装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の動画像符号化装置は、アナログ動画像信号を
量子化するAD変換器と、前記AD変換器のAD変換の
タイミング信号を発生するタイミング発生器と、前記A
D変換器で量子化された動画像の1画面分の画像データ
を蓄える画像メモリと、前記画像メモリの画像データか
ら有限の大きさの画素ブロックを読み出す画素ブロック
抽出器と、前記画素ブロック抽出開始の初期値を画面ご
とに変化させながら発生するアドレス発生器と、前記画
素ブロックをデータ圧縮し圧縮データを生成する高能率
符号化器と、前記圧縮データおよび前記前記画素ブロッ
ク抽出開始の初期値をフレーミングし、装置外部に送出
する出力インタフェースを備えた構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、画素ブロック位置を各画面
ごとに変化させながら抽出して高能率符号化器でデータ
圧縮するので、各画面を連続して再生する動画像におい
て画素ブロック位置を動的に変動させることができ、画
素ブロック歪を目立たなくすることができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1において、11はアナログ動画像信号
を量子化するAD変換器、12はAD変換器11へAD
変換のタイミング信号を発生するタイミング発生器、1
3はAD変換器11で量子化された動画像の1画面分の
画像データを蓄える画像メモリ、14は画像メモリ13
の画像データから有限の大きさの画素ブロックを読み出
す画素ブロック抽出器、15は画素ブロック抽出器14
と出力インタフェース17へ画素ブロック抽出開始の初
期値を各画面ごとに変化させながら発生するアドレス発
生器、16は画素ブロック抽出器14の抽出した画素ブ
ロックをデータ圧縮する高能率符号化器、17は高能率
符号化器16が生成した圧縮データとアドレス発生器1
5が発生した画素ブロック抽出開始の初期値をフレーミ
ングし、装置外部に送出する出力インタフェースであ
る。
【0011】以上のように構成された動画像符号化装置
について、図2および図3を用いて以下その動作を説明
する。説明に際して画素ブロックの大きさを画面の水平
方向に8画素、垂直方向に8画素の8×8画素ブロック
とする。画素ブロックの大きさは、大きいほど画面あた
りの処理回数が少なくなるので高速処理が可能だが、画
素間の相関が低くなるので圧縮効率が悪くなる。従っ
て、8×8画素程度がもっとも広く用いられている。図
2は本発明の画素ブロック抽出の状態を示す図であり、
これについて説明する。20a、20b、20cは連続
する各画面の量子化された画像データ、21a、21
b、21cは各画面の画像データの1つの画素データ、
22a、22b、22cは各画面の画像データの1つの
画素ブロックである。図3は本発明の画素ブロック抽出
開始の初期値が変化する状態を示す図であり、これにつ
いて説明する。23は画素ブロック抽出開始の初期値が
指す一つの抽出開始画素であり、24は抽出開始画素が
変化してゆく変化経路である。22は抽出開始画素を始
点として抽出された一つの画素ブロックである。まず、
AD変換器11は入力されたアナログ動画像信号をタイ
ミング信号発生器12からのAD変換タイミング信号に
従って量子化し、画像メモリ13に画像データとして順
次格納する。次に、アドレス発生器15は各画面ごとに
画素ブロック抽出開始の初期値を変化させて発生させ、
抽出開始画素23をブロック抽出器14に指示する。発
生の順序は、変化経路24が示すように8×8画素領域
内でランダムに行われ、一定場所に抽出開始画素23が
片寄らないようになっている。ブロック抽出器14は、
指示された抽出開始画素23を始点として8×8画素の
大きさの画素ブロックを読みだし、高能率符号化器16
に転送する。ここでの画素ブロック抽出は、図2に示す
ように1画面分の量子化された画像データ20aを画素
ブロック22aの単位で抽出するのだが、各画面の画像
データ20a、20b、20cにおける画素ブロック2
2a、22b、22cの抽出場所はいずれも変化してい
る。出力インタフェース17は、高能率符号化器16が
生成した圧縮データと、アドレス発生器15が生成した
抽出開始画素の初期値、および同期符号、誤り検出訂正
符号等を多重化してフレーミングした後、装置外部に送
出する。
【0012】したがって、装置外部の復号化装置におい
ては、本装置より伝送された圧縮データを伸長し、抽出
開始画素の初期値に従って8×8画素ブロックを再生
し、1枚の画面を再生することになる。
【0013】以上のように本実施例によれば、画像メモ
リ13から画素ブロック抽出器14が8×8画素ブロッ
クを抽出する際、アドレス発生器15が8×8画素領域
内すなわち画素ブロックと同面積の領域内でランダムに
指示する抽出開始画素23を始点として抽出するので、
各画面の画素ブロック抽出場所が変化する。したがって
高能率符号化器16でデータ圧縮にともなうブロック歪
が発生しても、動画像再生時にブロック歪がランダムに
変動するのでブロック歪を目立たなくすることができ
る。しかるに、再生動画像の画質向上をアドレス発生器
という非常に簡単なハードウエアの追加のみで実現でき
る。
【0014】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。
【0015】図4において、13は量子化された動画像
の1画面分の画像データを蓄える画像メモリ、14は画
像メモリ13の画像データから有限の大きさの画素ブロ
ックを読み出す画素ブロック抽出器、15は画素ブロッ
ク抽出器14と出力インタフェース17へ画素ブロック
抽出開始の初期値を各画面ごとに変化させながら発生す
るアドレス発生器、16は画素ブロック抽出器14の抽
出した画素ブロックをデータ圧縮する高能率符号化器、
17は高能率符号化器16が生成した圧縮データおよび
アドレス発生器15が発生した画素ブロック抽出開始の
初期値をフレーミングし、装置外部に送出する出力イン
タフェースで、以上は図1の構成と同様なものである。
図1の構成と異なるのは、アナログ動画像信号を量子化
するAD変換器11およびAD変換器11へAD変換の
タイミング信号を発生するタイミング発生器12をディ
ジタル動画像データ入力インタフェース31に置き換え
た点である。
【0016】上記のように構成された動画像符号化装置
について、以下その動作を説明する。まず、ディジタル
動画像データ入力インタフェース31は入力されたディ
ジタル動画像データを画像メモリ13に順次格納する。
その後の動作は(実施例1)と同様である。この構成に
より、ディジタルTVカメラ、ディジタルVTR等のデ
ィジタル動画像インタフェースを持つ外部装置より直接
ディジタル入力が可能となるので、AD変換器での画質
劣化を無くすることができる。
【0017】なお、第1の実施例において、画素ブロッ
クの大きさを8×8画素としているが、画面サイズ内の
大きさであれば何を用いてもよい。また、画素ブロック
の縦と横の長さも同じでなくてもよい。また、画素ブロ
ックの縦軸と横軸が画面の縦軸と横軸に平行でなくても
よい。また、アドレス発生器15が指示する抽出開始画
素23は、画素ブロックが固有の場所に集中しないのな
らば、その指示はランダムで無くともよい。また、画素
ブロックの抽出場所を画素単位で変化させるので、画面
のエッジ部に端数の画素が出現するが、その数が数画素
であれば一般的に有効画面外であるので切り捨てても問
題はないし、切り捨てが不可能な場合は画素ブロックの
大きさを小さくして抽出すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、アドレス発生器
の指示によって画素ブロックを各画面ごとにその抽出位
置を変化させながら画像メモリより抽出し、高能率符号
化器でデータ圧縮するので、各画面を連続して再生する
動画像において画素ブロック位置を動的に変動させるこ
とができ、画素ブロック歪を目立たなくすることができ
る。しかるに、再生動画像の画質を向上させることがで
きる優れた動画像符号化装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動画像符号化装
置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における動画像符号化装
置の動作説明のための画素ブロック抽出の状態を示す図
【図3】本発明の第1の実施例における動画像符号化装
置の動作説明のための画素ブロック抽出開始の初期値が
変化する状態を示す図
【図4】本発明の第2の実施例における動画像符号化装
置の構成図
【図5】従来の動画像符号化装置の構成図
【図6】従来の動画像符号化装置の動作説明のための画
素ブロック抽出の状態を示す図
【符号の説明】
11 AD変換器 12 タイミング発生器 13 画像メモリ 14 画素ブロック抽出器 15 アドレス発生器 16 高能率符号化器 17 出力インタフェース 22 画素ブロック 23 抽出開始画素 31 ディジタル動画像データ入力インタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ動画像信号を量子化するAD変換
    器と、前記AD変換器のAD変換のタイミング信号を発
    生するタイミング発生器と、前記AD変換器で量子化さ
    れた動画像の1画面分の画像データを蓄える画像メモリ
    と、前記画像メモリの前記画像データから有限の大きさ
    の画素ブロックを読み出す画素ブロック抽出器と、前記
    画素ブロック抽出開始の初期値を各画面ごとに変化させ
    ながら発生するアドレス発生器と、前記画素ブロックを
    データ圧縮し圧縮データを生成する高能率符号化器と、
    前記圧縮データと前記画素ブロック抽出開始の初期値を
    フレーミングし、装置外部に送出する出力インタフェー
    スを備えた動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】アナログ動画像信号を量子化するAD変換
    器および前記AD変換器のAD変換のタイミング信号を
    発生するタイミング発生器に代えてディジタル動画像デ
    ータ入力インタフェースを備えた請求項1記載の動画像
    符号化装置。
JP15655592A 1992-06-16 1992-06-16 動画像符号化装置 Pending JPH05347755A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15655592A JPH05347755A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 動画像符号化装置

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JP15655592A JPH05347755A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 動画像符号化装置

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JPH05347755A true JPH05347755A (ja) 1993-12-27

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ID=15630359

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JP (1) JPH05347755A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100289590B1 (ko) * 1993-06-17 2001-05-02 이데이 노부유끼 아날로그/디지탈 변환기
JP2017509188A (ja) * 2014-01-01 2017-03-30 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ブロッキングアーチファクトの可視性を減少させるためのビデオ信号処理方法および装置

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KR100289590B1 (ko) * 1993-06-17 2001-05-02 이데이 노부유끼 아날로그/디지탈 변환기
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