JP2006011607A - 見逃し防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 接近する車両があることを、再発進する一時停止車両の運転者に通知する。
【解決手段】 非優先道路110から交差点100に進入しようとする車両1が、交差点100の直前において所定の停止位置116に一時停止したことを第1の通信処理装置100により検知し、優先道路120に直進車両2が接近していることを第2の通信処理装置20により検知する。直進車両2の運転者には一時停止中の車両1があることを通知し、車両1の運転者には直進車両2が接近していることを通知する。また、一時停止している車両1に後続する後続車6には、前方に車両が停止していることを通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交差点における車両同士の交通事故防止のための技術に関する。特に、信号が設置されていない交差点での一時停止車両の発進時や、交差点での右折車両の一時停止後の発進時における通過車両の見逃しによる事故を防止するための技術に関する。
従来、特許文献1および特許文献2に示すような交差点における車両同士の交通事故防止のための技術が知られている。特許文献1には、道路側装置と車両側装置の間(路車間)の通信を利用して、概略の車両の位置と進行方向を把握し、もう一方の車両へ情報を伝える技術が開示されている。また、特許文献2には、優先道路の車両の存在、位置、速度を検知する技術が開示されている。
特開2002−324300号公報 特開2003−288694号公報
しかし、上記特許文献1が開示する技術においては、何れの対象車両との危険を評価しつづけるべきか絞り込むことが困難である。また、上記特許文献2が開示する技術においては、優先道路の車両の存在、車両の位置、速度の検知が必ずしも確実には行なえず、検出手段が高価であり、しかも、非優先道路へのサービスに限定されているという問題がある。通知システムの動作開始の条件として、路側の通信装置と移動している車両とが無線等によって通信を行なうことが前提となっているような場合には、交通状況等により通信が途切れる可能性がある。したがって、警報システムの動作が適切に開始されないことがあるという問題がある。また、従来の技術では、出会い頭の事故、右折車両と直進車両の事故(右直事故)、追突事故といった事故の各類型にあわせて、全く異なる装置で対応をする必要があり、設備の普及の妨げとなっている。
本発明は、上記問題点の少なくともいくつかを解決することを課題とする。
本願発明者は、見落としを防止したい対象車両を絞り込み、停止車両の検知に基づいて動作を開始することにより上記課題が解決可能であることを見出した。
即ち、本発明においては、優先道と非優先道とが平面的に交差する交差点までの該非優先道の所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置において第1の車両が一時停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記優先道において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けると、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置とを備え、前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて停止車両用通知信号を生成して前記所定の停止位置に向けられた送信機により送信するものである、交差点における接近通知システムが提供される。
また、本発明の別の態様として、二つの道路が平面的に交差する交差点の右折車両が停止すべき所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置に第1の車両が停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記第1の車両の右折進路と平面交差する道路において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けて、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置とを備え、前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて停止車両用通知信号を生成して前記所定の停止位置に向けられた送信機により送信するものである、交差点における接近通知システムが提供される。
これらの構成によれば、例えば、一時停止線の直前といった所定の位置に車両が停止したことを検知する。ここで、車両の停止は実質的に停止していることが検出できればよい。このためには、車両が存在することを超音波で検知する超音波センサーや、光(赤外線を含む)により検知する光センサー等を用いて所定の位置に車両が存在していることを検知することができる。また、車両が例えばDSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信システム)やETC(Electronic Toll Collection:道路通行料自動徴収システム)等の車載機を搭載している場合には、当該車載機の送信機の発する信号を車両存在信号として受ける。これらの技術により停止している車両を確実に検知できるため、通知システムの起動が確実に行なえる。なお、本発明では車両が進行方向に向って左側を通行する交通体系に基づいて記載しているが、車両が右側を通行する交通体系では、右折との記載は左折と解釈すべきである。
さらに、本発明の別の態様によれば、前記所定の停止位置にある停止中の前記第1の車両の運転者に前記第2の車両が接近していることを通知する通知手段をさらに備えており、前記第1の通信処理装置が、前記第1の通信処理装置が、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて通知信号を生成して送信するものであり、前記通知手段は、前記第1の通信処理装置から前記通知信号を受信して前記第1の車両の運転者に通知するものである交差点における通知システムとする事ができる。
運転者への通知手段を本通知システムに備えることにより、車両の通知手段を用いることなく通知を行なえるために、停止する車両(第1の車両)が必ずしも通知手段を備えていない場合であっても、適切に通知を行なうことができる。
本発明においては、前記第1の通信処理装置から前記停止車両存在信号を受けて、該停止車両存在信号に応じて前記第1の車両が前記所定の停止位置に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を前記第1の車両の後方の所定の位置に向けられた送信機により送信する第3の通信処理装置をさらに備えることが好ましい。
後続車両に、後続車両用通知信号を送信すれば、後続車両の運転者は、前方に一時停止車両があることについての通知をその停止車両に近づく前に受け取ることができる。これにより、例えば、交差点直前の見通しが悪い道路の状況であっても、後続車両が一時停止車両に追突する事故が未然に防止できる。
本発明の通知システムにおいては、好ましくは、前記第1の車両には、運転者に車両が接近していることを通知する接近車両通知手段が備えられており、前記接近車両通知手段は、前記停止車両用通知信号を受信して、接近車両が存在することを該運転者に通知するものとすることができる。また、好ましくは、前記第2の車両には、運転者に車両が停止していることを通知する停止車両通知手段が備えられており、前記停止車両通知手段は、前記接近車両用通知信号を受信して、停止車両が存在することを該運転者に通知するものとする事ができる。
停止している第1の車両や進行している第2の車両に接近車両通知手段や停止車両通知手段が備えられていれば、各車両の運転者に確実に通知を伝えることができる。これらの通知手段は、音声により運転者に通知するものとする事ができる。
また、通知手段による運転者への通知のほかに、第1の車両や第2の車両に車載受信装置が備えられていれば、その受信装置からブレーキ等の安全装置に信号を与えて、ブレーキ等を運転者の操作を補助したり、運転者の操作を補うことが好ましい。
また、本発明の他の態様として、交差点における第1の車両と第2の車両の互いの接近を通知する方法であって、停止車両検出手段または車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための受信手段の少なくとも何れかの手段であって、第1の通信処理装置と通信可能にされた手段を、第1の所定の位置に一時停止する停止車両の検知ができるように起動させ、車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための、第2の通信処理装置と通信可能にされた受信機を、第2の所定の位置に到達する接近車両の検知ができるように起動させるステップと、前記第1の所定の位置に前記第1の車両が停止していることを前記停止車両検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかの手段により検知する停止車両検知ステップと、次いで、停止車両存在信号を、前記第1の通信処理装置により生成して送信し、第2の通信処理装置により受信するステップと、次いで、前記第2の所定の位置または該第2の所定の位置より交差点に近い何れかの位置に向けられ、前記第2の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により接近車両用通知信号を送信するステップと、第2の車両に備えられた車載送信機からの車両存在信号を第2の通信処理装置の前記受信機が受け取ることにより、前記第2の所定の位置に接近車両が到達したことを検知するステップと、次いで、車両接近信号を、前記第2の通信処理装置により生成して送信し、第1の通信処理装置により受信するステップと、次いで、前記第1の通信処理装置に通信可能に接続され、前記第1の所定の位置に向けられた送信機により停止車両用通知信号を送信するステップとを有している通知方法が提供される。
また、他の態様として、車両接近信号を第2の通信処理装置により受信した後において、前記第1の通信処理装置により通知信号を送信するステップと、次いで、前記第1の通信処理装置に通信可能に接続された通知手段が通知信号を受けて第1の車両の運転者のための通知を実施するステップとを有している通知方法も提供される。
これらの方法において、前記第1の所定の位置は、優先道と非優先道とが平面的に交差する交差点までの該交差点に進入する該非優先道の車両が停止すべき所定の停止位置であり、前記第2の所定の位置は、前記交差点から所定の距離にあり、優先道から前記交差点に接近する接近車両を検知する位置とすることも好適である。また、前記第1の所定の位置は、二つの道路が平面的に交差する交差点の右折車両が停止すべき所定の停止位置であり、前記第2の所定の位置は、前記右折車両の右折進路と平面交差する道路において該交差点まで所定の距離にある接近位置とすることも好適である。
前記第1の通信処理装置から前記停止車両存在信号を受けると、該停止車両存在信号に応じて、前記第1の車両が前記所定の位置に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を前記第1の車両の後方の所定の位置に向けられた送信機により第3の通信処理装置が送信するステップをさらに有するものとすることも好適である。
停止している車両を検知することは確実に行なえるため、この検知により動作を開始する本発明の構成によれば、通知システム全体の起動が確実に行なえる。通知手段を本通知システムに備えた場合には、停止する車両が必ずしも通知手段を備えていない場合であっても、適切に通知を行なうことができる。後続車両に、後続車両用通知信号を送信する場合には、例えば、交差点直前で見通しが悪い道路の状況であっても、後続車両が一時停止車両に追突する事故が未然に防止できる。
また、停止している車両の検知のための構成が共通であることから、出会い頭の事故、右直事故、追突事故といった複数の事故類型に対しても共通の構成要素を多く用いた通知システムを構成することができる。
以下、図面を参照して本願の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す説明図である。本実施形態は、信号によって交通整理がされていない交差点100において、一時停止した非優先道路110の車両が、再発進する際の接近車両を見落とすことによる出会い頭事故の防止に用いられる。図1においては、1当車1(第1の車両)と2当車2(第2の車両)とが交差点100付近を通行しているある瞬間の状況を示している。交差点100は、非優先道路110と優先道路120が平面交差する交差点である。
該非優先道110の交差点100までのところには、一時停止が義務付けられた交差点であることを示す「とまれ」の標識112が設けられ、その停止位置116を示す停止線114が路上に設けられている。図1において1当車1は、停止線114の直前に停止している。この停止位置116において、停止車両が存在することを検出するためのセンサー(停止車両検出手段)を内蔵している第1の通信処理装置10がこの付近に備えられている。第1の通信処理装置10は、このセンサーの代わりに、あるいはこのセンサーと共に、車両に備えられた車載送信機(図示しない)が停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段を備えていることができる。
第1の通信処理装置10は、センサーまたは受信手段からの信号に応じて、非優先道110の交差点100までの停止位置116において第1の車両が一時停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する。
優先道路120の近くには、第2の通信処理装置20が配置されている。第2の通信処理装置20は、第1の通信処理装置10が送信した停止車両存在信号を受ける。この通信は、第1の通信処理装置10と第2の通信処理装置を繋ぐ通信ケーブル(図示しない)により行なわれる。
第2の通信処理装置20は、優先道120において交差点100まで所定の距離にある接近位置126に向けられた送信機を有している。この送信機は、接近位置126より交差点100に近いいずれかの位置に向けられていても良い。第2の通信処理装置20は、この送信機により、1当車1が停止位置116に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信する。この信号は、接近位置126に車両が存在するかしないかにかかわらず送信される。
2当車2には車載送信機が備えられている。第2の通信処理装置20は、この車載送信機が接近位置126において送信する車両存在信号を受けると、交差点100に接近する2当車2の存在を示す車両接近信号を生成して第1の通信処理装置10に通信ケーブルを通じて送信する。そして、第1の通信処理装置10は、停止位置116に向けられた送信機を有していて、第2の通信処理装置20からの車両接近信号に応じて停止車両用通知信号を生成して送信する。
このような動作をする通知システムが備えられた交差点100では、2当車2が車載受信機を備えており停止車両通知手段をさらに備えていれば、1当車1が停止位置116に存在しているとき、2当車2の運転者に、例えば音声により「左方から接近車あり、注意」と停止車両が存在することを通知することができる。
また、このような交差点100では、1当車1が車載受信機を備えており接近車両通知手段をさらに備えていれば、停止位置116で停車している1当車1の運転者に対して、例えば音声により「右方から接近車、注意」と接近車両が存在することを通知することができる。
本発明では、1当車1が接近車両通知手段を備えていない場合も通知を行なうことができる。このような場合には、例えば、停止位置116にある車両の運転者から見える位置に設置された電光掲示板による通知手段などを用いることができる。そして、その電光掲示板は、例えば、「接近車」「注意」と交互に表示を切替えて運転者に通知を与えることができる。
これらの構成により、例えば、カーブミラー150によっては互いの車両が見えない場合や、2当車2から1当車1の先端部が見えない場合であっても、互いの車両が存在することの注意を促すことができる。
図2は、交差点で一時停止している車両に後続車が追突することを防止するために、第1の実施の形態を変形した例を示す説明図である。図2の構成では、図1の構成にさらに第3の通信処理装置30を設けている。
第3の通信処理装置30は、第1の車両の後方の所定の位置に向けられた送信機を有している。第3の通信処理装置30は、第1の通信処理装置10から、通信ケーブル(図示しない)を通じて停止車両存在信号を受ける。そして、第3の通信処理装置30は、停止車両存在信号に応じて1当車1が停止位置116に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を送信機により送信する。
このような動作をする通知システムが備えられた交差点100の非優先道路では、車載受信機を備えている後続車6が前方停止車両通知手段を備えていれば、1当車1が停止位置116に存在しているとき、後続車6の運転者に、例えば音声により「停止中の車あり、注意」と前方に停止車両が存在することを通知することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態の構成を示す説明図である。本実施の形態は、信号40によって交通整理がされている平面的に二つの道路が交差する交差点200において、右折のために一時停止した右折車3の運転手が、再発進する際に直進車両4を見落とすことによる右直事故を防止する実施形態である。図3においては、右折車3(第1の車両)と直進車4(第2の車両)とが交差点200付近を通行しているある瞬間の状況を示している。
交差点200には、右折車両が停止すべき所定の停止位置118がある。この停止位118置に停止車両が存在することは、第1の通信処理手段10に備えられたセンサーか、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かによって検出できる。
第1の通信処理手段10は、センサーまたは受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、停止位置118に右折車両3が停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する。
第2の通信処理手段20は、右折車両3が右折する前に進んできた道路の進行方向が反対の車線において交差点に近づくところに設けられており、交差点200まで所定の距離にある接近位置128に向けられた送信機を有している。この送信機は、接近位置128より交差点200に近いいずれかの位置に向けられていても良い。第2の通信処理手段20は、第1の通信処理装置10から停止車両存在信号を受けて、右折車両3が停止位置118に存在していることを示す接近車両用通知信号をその送信機により送信する。この信号は、接近位置128に車両が存在するかしないかにかかわらず送信される。
第2の通信処理手段20は、直進車両4に備えられた車載送信機が接近位置128において送信する車両存在信号を受けて、交差点200に接近する直進車両4の存在を示す車両接近信号を生成し、第1の通信処理装置10に送信する。
第1の通信処理装置10は停止位置118に向けられた送信機を有していて、この送信機により、第2の通信処理装置20からの車両接近信号に応じて、停止車両用通知信号を生成して送信する。
第2の通信処理装置20と第1の通信処理装置10とは、第1の通信処理装置10と第2の通信処理装置を繋ぐ通信ケーブル(図示しない)により行なわれる。
このような動作をする通知システムが備えられた交差点200では、車載受信機を備えている直進車4が停止車両通知手段を備えていれば、右折車3が停止位置118に存在しているとき、例えば、直進車4の運転者の視界が右折車5の存在によって妨げられているような場合であっても、直進車4の運転者に、例えば音声により「右折待ち車あり、注意」と停止車両が存在することを通知することができる。
また、このような交差点200では、車載受信機を備えている右折車3が接近車両通知手段を備えていれば、右折車3の運転者の視界が右折車5の存在によって妨げられているような場合であっても、停止位置118で停車している右折車3の運転者に対して、例えば音声により「直進車、注意」と直進車両が存在することを通知することができる。
図4には、図2に示した場合と同様に、第3の通信処理装置を用いて、追突を防止する場合を示している。第3の通信処理装置30は、図2の場合と同様に構成されている。第3の通信処理装置30は、停止車両存在信号に応じて右折車3が停止位置118に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を送信機により送信する。
このような動作をする通知システムが備えられた交差点200の道路では、車載受信機を備えている後続車6が前方停止車両通知手段を備えていれば、右折車3が停止位置118に存在しているとき、後続車6の運転者に、例えば音声により「停止中の車あり、注意」と前方に停止車両が存在することを通知することができる。
図5は、本発明の通知システムにおいて実際に処理が行なわれる処理フローを示す。ここでは、第1の車両と、第1の通信処理装置、第2の通信処理装置、第2の車両との動作を記載している。第1の車両は、図1および2における1当車1、図3および4における右折車両3に当たり、第2の車両は、図1および2における2当車2、図3および4における直進車両4に当たる。また、第1の通信処理装置および第2の通信処理装置は、図1〜4に関連して説明した構成のものである。
最初に、停止車両を検出するセンサーまたは車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための受信機を起動して待機させる(ステップS152)。センサーや受信機は、第1の通信処理装置と通信可能にされている。これにより、図1における停止位置116や図3における停止位置118のような第1の所定の位置に停止車両が一時停止すると、センサーや受信機により停止車両の存在を検知する事ができる。
また、第2の通信処理装置と通信可能にされた受信機を起動して待機させる(ステップ252)。これにより、第2の所定の位置において車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取ることができ、図1における接近位置126や接近位置128に到達する接近車両の検知ができるようになる。
第1の車両に車載送信機が備えられている場合には、第1の車両では車両存在信号を連続的に、或いは一定間隔で(即ち、継続的に)送信させる(S102)。車載送信機が備えられている第2の車両では、車両存在信号を継続的に送信させる(S202)。なお、本発明の通知方法では、必ずしも第1の車両が車両存在信号を発していなくても良い。
第1の所定の位置に第1の車両が停止すると(S104)、センサーまたは受信機の少なくとも何れかのにより検知する(S154)。この検知は、センサーまたは受信機の検知可能な範囲に第1の車両が進入して停止したことにより検知される。なお、ここでの第1の車両の停止は、必ずしも完全に停止していなくても良い。
第1の所定の位置に停止車両を検知すると、第1の所定の位置に停止車両が存在することを示す信号(停止車両存在信号)を、前記第1の通信処理装置により生成して送信し(S156)、第2の通信処理装置により受信する(S254)。
第2の通信処理装置が停止車両存在信号を受信すると、第2の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により接近車両用通知信号を送信する(S256)。この送信機は、第2の所定の位置または該第2の所定の位置より交差点に近い何れかの位置に向けられており、第2の接近位置に到達した車両や、その位置を通過してさらに交差点に接近する車両に接近車両用通知信号を伝えることができるようにされている。この接近車両用通知信号は、必ずしも車両が近づいてから発する必要は無く、継続的に送信していても良い。
そして、第2の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により接近車両用通知信号が送信されている範囲に車両(第2の車両)が到達すると、第2の車両に備えられた車載送信機からの車両存在信号を第2の通信処理装置の前記受信機が受け取る(S258)。これにより、前記第2の所定の位置に接近車両が到達したことが検知される。このとき、第2の車両は、接近車両用通知信号を受信する(S204)。第2の車両では、停止車両通知手段により運転者に通知を行なう(S206)。
前記第2の通信処理装置は、交差点に接近する第2の車両が存在することを示す車両接近信号を生成して送信し(S260)、第1の通信処理装置により受信する(S158)。
そして、停止車両用通知信号を、前記第1の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により生成して送信する(S160)。この送信機は、第1の車両が停止する位置などの第1の所定の位置に向けられている。第1の車両に接近車両通知手段が備えられている場合には、停止車両用通知信号を受信し(S106)、運転者に通知を行なう(S108)。
他の態様として、第1の車両に接近車両通知手段が備えられていない場合には、第1の通信処理装置が通知信号を生成して送信し(S162)、例えば、電光掲示板による通知手段などがこれを受信して(S302)、第1の車両の運転者に通知を行なう(S304)。
なお、上記の説明においては、最初に第1の車両が停止し、それを検知してから第2の車両が接近位置に到達した場合の順番により説明を行なったが、逆に、既に第2の車両が接近位置に到達して交差点までの間を走行しており、その間に第1の車両が停止する場合においても、本発明の通知方法を用いることができる。そして、第1の通信処理装置と第2の通信処理装置の処理は独立して行なわれていて、第1の所定の位置における車両の検知や、第2の所定の位置における車両の検知といったイベントに基づくイベントドリブン型の処理が行なわれている。
図6に第1の通信処理装置の処理について説明する。図6aは、図5のステップS154とS156の処理フローを実現するプログラムのフローの例である。一時停止車両を検出するまで、アイドル状態になるように、一時停止車両を検知しない場合に待機するループが形成されている(S182)。そして、一時停止車両を検知すると、停止車両存在信号を送信する(S184)。このステップは、図5のS156と同じである。そして、一時停止車両が第1の所定の位置に検知され続けているかを判定し、検知している場合には、再び停止車両存在信号を送信する(S184)。存在しなくなると、待機するループに戻る(S182)。なお、停止車両存在信号は、連続信号であっても、独立した信号であっても良い。第1の通信処理装置はこの信号を受ける装置(第2の通信処理装置、存在する場合には、第3の通信処理装置)とは通信ケーブルにより通信しており、安定した通信が可能であるためである。上記説明は、停止車両存在信号が独立した信号であることを前提に説明しているが、停止車両存在信号が連続信号である場合には、ステップS186で一時停止車両を検知しなくなった場合に停止車両存在信号を停止する処理、或いは、停止車両存在信号と排他的に用いられる信号(停止車両不存在信号)を送信する処理を加えることができる。
図6bは、図5のステップS158とS160とS162の処理フローを実現するプログラムのフローの例である。車両接近信号を受信するまではアイドル状態になるように、車両接近信号を受信しない場合に待機するループが形成されている(S188)。そして、車両接近信号を受信すると、停止車両用通知信号を生成して送信する(S190)。ステップS190は図5のステップS160と同じである。さらに、通知信号を生成して送信する(S192)。ステップS192は図5のステップS162と同じである。そして、接近車両が存在しなくなっていれば、再びアイドル状態に戻る(S188)。接近車両が依然存在する場合には、停止車両用通知信号および通知信号を再び送信する(S190、S192)。なお、接近車両が検知された後、同一または他の接近車両が依然存在しているかどうかの判定は、第2の通信処理装置の信号体系に依存する。即ち、車両接近信号が独立した信号である場合には、一定時間車両接近信号が受信されないことをもって接近車両が存在しないと判定することができる。また、車両接近信号が連続信号である場合において、第2の通信処理装置が接近車両を検知しなくなったときに車両接近信号を停止する処理を行なうものであれば、一定時間車両接近信号が受信されないことをもって接近車両が存在しないと判定することができる。また、車両接近信号が連続信号である場合において、第2の通信処理装置が接近車両を検知しなくなったときに車両接近信号と排他的に用いられる信号(接近車両不存在信号)を送信する処理を行なうものであれば、接近車両不存在信号が受信されることをもって接近車両が存在しないと判定することができる。
図7に第2の通信処理装置の処理について説明する。図7aは、図5のステップS254とS256の処理フローを実現するプログラムのフローの例である。停止車両存在信号を受信するまで、アイドル状態になるように、停止車両存在信号を検知しない場合に待機するループが形成されている(S282)。そして、停止車両存在信号を受信すると、接近車両用通知信号を送信する(S284)。このステップは、図5のS256と同じである。そして、一時停止車両が第1の所定の位置に存在し続けているかを判定し(S286)、存在している場合には、再び接近車両用通知信号を送信し(S284)、存在しなくなると、待機するループに戻る(S282)。ここで、図5においては、接近位置に車両が事後的に進入してくる場合にも動作するように、この接近車両用通知信号は継続して送信するものとしている。
この継続した送信は、接近車両用通知信号が独立した信号であった場合であっても、ステップS284とS286のループにより実現することができる。接近車両用通知信号は、連続信号であっても、独立した信号であっても良い。何れであっても、ステップS284とS286のループにより適切に接近車両に通知を伝えることができる。ステップS286の一時停止車両が第1の所定の位置に存在し続けているかどうかの判定は、第1の通信処理装置の信号体系に依存する。即ち、停止車両存在信号が独立した信号である場合には、一定時間停止車両存在信号が受信されないことをもって停止車両が存在しないと判定することができる。また、停止車両存在信号が連続信号である場合において、第1の通信処理装置が停止車両を検知しなくなったときに停止車両存在信号を停止する処理を行なうものであれば、一定時間停止車両存在信号が受信されないことをもって停止車両が存在しないと判定することができる。また、停止車両存在信号が連続信号である場合において、第2の通信処理装置が停止車両を検知しなくなったときに停止車両存在信号と排他的に用いられる信号(停止車両不存在信号)を送信する処理を行なうものであれば、停止車両不存在信号が受信されることをもって停止車両が存在しないと判定することができる。
図7bは、図5のステップS258とS260の処理フローを実現するプログラムのフローの例である。接近車両の車両存在信号を受信するまではアイドル状態になるように、接近車両の車両存在信号を受信しない場合に待機するループが形成されている(S288)。そして、接近車両の車両存在信号を受信すると、車両接近信号を生成して送信する(S290)。ステップS290は図5のステップS260と同じである。そして、接近車両の車両存在信号を受信しなくなっていれば、再びアイドル状態に戻る(S288)。接近車両が依然存在して、接近車両の車両存在信号が受信される場合には、車両接近信号を再び送信する(S290)。
以上のように、いくつかの例示的な実施形態が本発明に関して詳細に説明された。当業者には、本発明の新規な開示および効果から実質的に離れることなくこれら実施形態を様々に改良することが可能であることが分るであろう。したがって、そのような改良も全て本発明の範囲に含められるべきことが意図されている。
本発明の第1の実施の形態における、一時停止した非優先道路の車両が、再発進する際の接近車両を見落とすことによる出会い頭事故を防止するための構成を示す説明図。 交差点で一時停止している車両に後続車が追突することを防止するために、第1の実施の形態を変形した例を示す説明図。 平面的に二つの道路が交差する交差点において、一時停止した右折車の運転者が再発進する際に直進車両を見落とすことによる右直事故を防止するための第2の実施形態の構成を示す説明図。 交差点で一時停止している右折車両に後続車が追突することを防止するために、第2の実施の形態を変形した例を示す説明図。 本発明の通知システムにおける全体の処理を示すフローチャート。 本発明の通知システムにおける第1の通信処理装置の処理を示すフローチャート。 本発明の通知システムにおける第2の通信処理装置の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 1当車(第1の車両)
2 2当車(第2の車両)
3 右折車(第1の車両)
4 直進車(第2の車両)
5 右折車
6 後続車
10 第1の通信処理装置
20 第2の通信処理装置
30 第3の通信処理装置
100、200 交差点
110 非優先道
120 優先道
114、118 所定の停止位置
126、128 接近位置

Claims (14)

  1. 優先道と非優先道とが平面的に交差する交差点までの該非優先道の所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、
    前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置において第1の車両が一時停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、
    該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記優先道において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けると、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置と
    を備え、
    前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて停止車両用通知信号を生成して前記所定の停止位置に向けられた送信機により送信するものである、交差点における接近通知システム。
  2. 優先道と非優先道とが平面的に交差する交差点までの該非優先道の所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、
    前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置において第1の車両が一時停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、
    該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記優先道において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けると、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置と、
    前記所定の停止位置にある停止中の前記第1の車両の運転者に前記第2の車両が接近していることを通知する通知手段と
    を備え、
    前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて通知信号を生成して送信するものであり、
    前記通知手段は、前記第1の通信処理装置から前記通知信号を受信して前記第1の車両の運転者に通知するものである、交差点における接近通知システム。
  3. 二つの道路が平面的に交差する交差点の右折車両が停止すべき所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、
    前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置に第1の車両が停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、
    該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記第1の車両の右折進路と平面交差する道路において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けて、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置と
    を備え、
    前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて停止車両用通知信号を生成して前記所定の停止位置に向けられた送信機により送信するものである、交差点における接近通知システム。
  4. 二つの道路が平面的に交差する交差点の右折車両が停止すべき所定の停止位置に停止車両が存在することを検出する停止車両検出手段か、車両に備えられた車載送信機が前記所定の停止位置において送信する車両存在信号を受け取るための受信手段かの少なくとも何れかの手段を備え、
    前記検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかからの信号に応じて、前記所定の停止位置に第1の車両が停止していることを示す停止車両存在信号を生成して送信する第1の通信処理装置と、
    該第1の通信処理装置から該停止車両存在信号を受けて、前記第1の車両の右折進路と平面交差する道路において該交差点まで所定の距離にある接近位置または該接近位置より前記交差点に近いいずれかの位置に向けられた送信機により、前記第1の車両が前記所定の停止位置に存在していることを示す接近車両用通知信号を送信するとともに、第2の車両に備えられた車載送信機が前記接近位置において送信する車両存在信号を受けて、前記交差点に接近する前記第2の車両の存在を示す車両接近信号を生成して前記第1の通信処理装置に送信する第2の通信処理装置と、
    右折中に前記所定の停止位置にある前記第1の車両の運転者に前記第2の車両が接近していることを通知する通知手段と
    を備え、
    前記第1の通信処理装置は、前記第2の通信処理装置からの前記車両接近信号に応じて通知信号を生成して送信するものであり、
    前記通知手段は、前記第1の通信処理装置から前記通知信号を受信して前記第1の車両の運転者に通知するものである、交差点における接近通知システム。
  5. 前記第1の車両には、運転者に車両が接近していることを通知する接近車両通知手段が備えられており、前記接近車両通知手段は、前記停止車両用通知信号を受信して、接近車両が存在することを該運転者に通知するものである、請求項1または3に記載の接近通知システム。
  6. 前記第2の車両には、運転者に車両が停止していることを通知する停止車両通知手段が備えられており、前記停止車両通知手段は、前記接近車両用通知信号を受信して、停止車両が存在することを該運転者に通知するものである、請求項1〜5の何れかに記載の接近通知システム。
  7. 前記第1の通信処理装置から前記停止車両存在信号を受けて、該停止車両存在信号に応じて前記第1の車両が前記所定の停止位置に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を前記第1の車両の後方の所定の位置に向けられた送信機により送信する第3の通信処理装置をさらに備える請求項1〜6のいずれかに記載の接近通知システム。
  8. 交差点における第1の車両と第2の車両の互いの接近を通知する方法であって、
    停止車両検出手段または車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための受信手段の少なくとも何れかの手段であって、第1の通信処理装置と通信可能にされた手段を、第1の所定の位置に一時停止する停止車両の検知ができるように起動させ、車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための、第2の通信処理装置と通信可能にされた受信機を、第2の所定の位置に到達する接近車両の検知ができるように起動させるステップと、
    前記第1の所定の位置に前記第1の車両が停止していることを前記停止車両検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかの手段により検知する停止車両検知ステップと、
    次いで、停止車両存在信号を、前記第1の通信処理装置により生成して送信し、第2の通信処理装置により受信するステップと、
    次いで、前記第2の所定の位置または該第2の所定の位置より交差点に近い何れかの位置に向けられ、前記第2の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により接近車両用通知信号を送信するステップと、
    第2の車両に備えられた車載送信機からの車両存在信号を第2の通信処理装置の前記受信機が受け取ることにより、前記第2の所定の位置に接近車両が到達したことを検知するステップと、
    次いで、車両接近信号を、前記第2の通信処理装置により生成して送信し、第1の通信処理装置により受信するステップと、
    次いで、前記第1の通信処理装置に通信可能に接続され、前記第1の所定の位置に向けられた送信機により停止車両用通知信号を送信するステップと
    を有している通知方法。
  9. 交差点における第1の車両と第2の車両の互いの接近を通知する方法であって、
    停止車両検出手段または車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための受信手段の少なくとも何れかの第1の通信処理装置と通信可能にされた手段を、第1の所定の位置に一時停止する停止車両の検知ができるように起動させ、車両に備えられた車載送信機が送信する車両存在信号を受け取るための、第2の通信処理装置と通信可能にされた受信機を、第2の所定の位置に到達する接近車両の検知ができるように起動させるステップと、
    前記第1の所定の位置に前記第1の車両が停止していることを前記停止車両検出手段または前記受信手段の少なくとも何れかの手段により検知する停止車両検知ステップと、
    次いで、停止車両存在信号を、前記第1の通信処理装置により生成して送信し、第2の通信処理装置により受信するステップと、
    次いで、接近車両用通知信号を、前記第2の所定の位置または該第2の所定の位置より交差点に近い何れかの位置に向けられ、前記第2の通信処理装置に通信可能に接続された送信機により送信するステップと、
    第2の車両に備えられた車載送信機からの車両存在信号を第2の通信処理装置の前記受信機が受け取ることにより、前記第2の所定の位置に接近車両が到達したことを検知するステップと、
    次いで、車両接近信号を、前記第2の通信処理装置により生成して送信し、第1の通信処理装置により受信するステップと、
    次いで、前記第1の通信処理装置により通知信号を送信するステップと、
    次いで、前記第1の通信処理装置に通信可能に接続された通知手段が通知信号を受けて第1の車両の運転者のための通知を実施するステップと
    を有している通知方法。
  10. 前記第1の所定の位置は、優先道と非優先道とが平面的に交差する交差点までの該交差点に進入する該非優先道の車両が停止すべき所定の停止位置であり、
    前記第2の所定の位置は、前記交差点から所定の距離にあり、優先道から前記交差点に接近する接近車両を検知する位置である、請求項8または9に記載の通知方法。
  11. 前記第1の所定の位置は、二つの道路が平面的に交差する交差点の右折車両が停止すべき所定の停止位置であり、
    前記第2の所定の位置は、前記右折車両の右折進路と平面交差する道路において該交差点まで所定の距離にある接近位置である、請求項8または9に記載の通知方法。
  12. 前記第1の車両には、車両が接近していることを運転者に通知する接近車両通知手段が備えられており、
    前記第1の車両が、前記第1の所定の位置に向けられた送信機から、停止車両用通知信号を受けるステップと
    次いで、第1の車両に備えられた接近車両通知手段が接近車両が存在することを該運転者に通知するステップと
    をさらに有する請求項8に記載の通知方法。
  13. 前記第2の車両には、車両が停止していることを運転者に通知する停止車両通知手段が備えられており、
    前記第2の車両が、前記第2の所定の位置または該第2の所定の位置より交差点に近い何れかの位置に向けられた送信機から、接近車両用通知信号を受けるステップと、
    次いで、第2の車両に備えられた停止車両通知手段が停止車両が存在することを該運転者に通知するステップと
    をさらに有する請求項8または9に記載の通知方法。
  14. 前記第1の通信処理装置から前記停止車両存在信号を受けると、該停止車両存在信号に応じて、前記第1の車両が前記所定の位置に一時停止していることを示す後続車両用通知信号を前記第1の車両の後方の所定の位置に向けられた送信機により第3の通信処理装置が送信するステップをさらに有する請求項8〜13のいずれかに記載の通知方法。
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