JP4883243B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転を支援する装置に関するものである。
従来、運転支援装置として、出会い頭での衝突を防止するものが知られている。例えば、特許文献1記載の装置は、路側インフラ装置により優先道路を走行する車両の有無や歩道上の歩行者の有無に関する情報を取得し、取得した情報を非優先道路の車両へ提供する運転支援を実施するものである。この装置は、車両がサービス区間に存在する場合には当該車両に対して運転支援を実行し、当該車両がサービス区間を通過すると運転支援を終了するものである。
特開2003−288694号公報
しかしながら、従来の運転支援装置にあっては、運転者に必要な運転支援を行うことができない場合がある。例えば、停止線又は優先道路と非優先道路との境界等で運転支援を終了すると、優先道路に路上駐車等がある状況下においては非優先道路の車両の運転者にとって必要な情報が提供されずに運転支援が終了するおそれがある。
そこで、本発明はこのような技術課題を解決するためになされたものであって、優先道路の車両状況に応じて適切な情報提供の運転支援を行うことができる運転支援装置を提供することを目的とする。
すなわち本発明に係る運転支援装置は、非優先道路を走行し優先道路へ合流しようとする支援対象車両に対し、前記優先道路を走行する車両の存在に基づいて運転支援を行う運転支援装置であって、前記優先道路の車線のうち前記非優先道路側に最も近い第1車線の車両状況に基づいて前記運転支援の終了位置を変更する支援終了位置変更部を備えることを特徴として構成される。
この発明によれば、優先道路へ合流しようとする支援対象車両に対し、優先道路を走行する車両の存在に基づいて運転支援を行う場合に、支援終了位置変更部により、優先道路の車線のうち非優先道路側に最も近い第1車線の車両状況に基づいて運転支援の終了位置(支援終了タイミング)を変更することができる。運転支援の終了位置が、優先道路の第1車線の車両状況に基づいて変更されるので、例えば支援対象車両の運転者が目視により安全を確認できる位置に移動するまで支援タイミングを変更することが可能となる。このため、運転者にとって必要な情報を提供した後で運転支援を終了することができる。よって適切な情報提供の運転支援を行うことができる。
ここで、前記支援終了位置変更部は、前記第1車線に停止した車両が存在する車両状況、又は前記第1車線を走行する車両が停止する予定である車両状況に基づいて前記終了位置を変更することが好適である。
このように構成することで、支援終了位置変更部により、優先道路の第1車線に停止又は停止しようとする車両が存在する車両状況である場合には、当該車両状況に基づいて運転支援の終了位置が変更される。優先道路の第1車線に停止又は停止しようとする車両が存在する車両状況は、支援対象車両の運転者が合流地点へ走行する優先道路の後続車両を確認しづらい状況といえるので、例えば支援対象車両の運転者が優先道路を走行する車両を目視できる位置に移動するまで支援終了位置が変更されることで、運転者にとって必要な支援を継続することができる。
また、前記支援終了位置変更部は、合流前の前記支援対象車両からみて右方向及び左方向の前記第1車線の車両状況に基づいて前記終了位置を変更することが好適である。このように構成することで、支援対象車両の運転者に対して適切な運転支援を行うことができる。
さらに、前記支援終了位置変更部は、前記支援対象車両が前記第1車線の交通流と同一の方向へ進行するように前記優先道路へ合流しようとする場合には、前記非優先道路から前記優先道路へ前記第1車線の交通流と逆の方向へ進行するように合流しようとする車両の存在に基づいて前記終了位置を変更することが好適である。
このように構成することで、例えば左側走行の道路において、支援対象車両が左折して優先道路に合流しようとする場合には、優先道路に右折で合流しようとする右折車両の存在に基づいて運転支援の終了位置を変更することができるので、適切な運転支援を行うことが可能となる。
本発明によれば、優先道路の車両状況に応じて適切な情報提供の運転支援を行うことができる。
第1実施形態に係る運転支援装置が支援する支援場面を説明する概要図である。 第1実施形態に係る運転支援装置を備える車両の構成図である。 第1実施形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る運転支援装置の動作を説明する概要図である。 第3実施形態に係る運転支援装置が支援する支援場面を説明する概要図である。 第3実施形態に係る運転支援装置の動作を説明する概要図である。 第4実施形態に係る運転支援装置が支援する支援場面を説明する概要図である。 第5実施形態に係る運転支援装置が支援する支援場面を説明する概要図である。
符号の説明
1 運転支援装置
10 ECU
11 自車両位置入力部
12 道路線形情報入力部
13 走行車両情報入力部
14 駐車車両情報入力部
15 支援要否判定部
16 支援処理部(支援終了位置変更部)
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、特に明示した場合を除き、全て左側通行の道路を用いて説明する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る運転支援装置は、車両の運転を支援する装置であって、例えば車両が優先道路へ合流する際の運転支援に好適に採用されるものである。
最初に、本実施形態に係る運転支援装置が支援する支援場面について説明する。図1は、本実施形態に係る運転支援装置の運転支援が行われる支援場面の例である。図1に示す支援場面では、左側通行の優先道路50と、優先道路50に合流する非優先道路40が存在する。優先道路50は、非優先道路40に比べて交通が優先される道路である。この優先道路50は、例えば複数の車線51〜53から構成されている。また、非優先道路40には、優先道路50の交通を優先させるべく、例えば優先道路50への合流前の地点Pに一時停止道路標識41が設けられている。本実施形態に係る運転支援装置は、非優先道路40を走行し、優先道路50へ合流しようとする車両Aに対して、優先道路50を走行する車両Bの存在に基づいて、合流するための運転支援を行うものである。なお、以下では車両Aに本実施形態に係る走行支援装置が車載されている場合を例に説明する。
図2は、本実施形態に係る運転支援装置1を搭載した車両Aの構成を示すものである。図2に示すように、車両Aは、ナビゲーション装置20、通信装置21、センサ22、ECU(Electronic Control Unit)10及び報知装置30を備えている。ここで、ECUは、電子制御する自動車デバイスのコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ、及び入出力インターフェイスなどを備えて構成されている。
ナビゲーション装置20は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機を備え、車両Aの位置情報を取得する機能を備えている。また、ナビゲーション装置20は、例えば、道路線形や標高等の地図情報、施設情報等が格納された地図情報DBを参照可能に構成されており、車両Aの周辺の道路線形情報を取得する機能を有している。道路線形情報には、例えば、交差点における接続角度や、交差又は接続する道路の車線数が含まれる。また、ナビゲーション装置20は、取得した情報をECU10へ出力する機能を有している。
通信装置21は、車車間通信又は路車間通信可能に構成されており、車両A周囲に存在する車両の情報を取得する機能を有している。例えば、通信装置21は、優先道路50を走行する車両Bに関する情報を受信可能に構成されている。例えば、通信装置21は、車両Bとの車車間通信により、走行する車両Bの存在及び車両Bの走行状態を受信する機能を有している。ここで走行状態とは、例えば速度、加速度、走行位置等である。あるいは、例えば、図1に示すように、優先道路50及び非優先道路40には路側支援装置R(n:整数)が設置されており、優先道路50に設置された路側支援装置Rが車両Bを検出し、路側支援装置Rへ車両Bの存在及び車両Bの走行状態を送信可能に構成されている場合には、通信装置21は、路側支援装置Rから車両Bの存在及び車両Bの走行状態を受信可能に構成されていてもよい。通信装置21は、受信した車両Bの存在及び車両Bの走行状態をECU10へ出力する機能を有している。
センサ22は、車両Aの側方の物体を検出可能に構成されている。例えば、センサ22として、車両Aの側方を撮像可能なフロントカメラや、車両Aの側方に電磁波を送信して受信する側方レーダ等が用いられる。センサ22は、検出した結果をECU10へ出力する機能を有している。
ECU10は、自車両位置入力部11、道路線形情報入力部12、走行車両情報入力部13、駐車車両情報入力部14、支援要否判定部15及び支援処理部(支援終了位置変更部)16を備えている。なお、運転支援装部(運転支援装置)1は、自車両位置入力部11、道路線形情報入力部12、走行車両情報入力部13、駐車車両情報入力部14、支援要否判定部15及び支援処理部16を備えて構成されている。
自車両位置入力部11は、車両Aの位置情報を入力する機能を有している。例えば、自車両位置入力部11は、ナビゲーション装置20が出力する車両Aの位置情報を入力可能に構成されている。また、自車両位置入力部11は、入力した車両Aの位置情報を支援要否判定部15へ出力する機能を有している。
道路線形情報入力部12は、車両Aの周辺の道路線形情報を入力する機能を有している。例えば、道路線形情報入力部12は、ナビゲーション装置20が出力する道路線形情報を入力可能に構成されている。また、道路線形情報入力部12は、入力した道路線形情報を支援要否判定部15へ出力する機能を有している。
走行車両情報入力部13は、優先道路50を走行する車両Bの存在の有無及び車両Bの走行状態に関する情報を入力する機能を有している。例えば、走行車両情報入力部13は、通信装置21が出力する車両Bの存在の有無及び車両Bの走行状態に関する情報を入力可能に構成されている。また、走行車両情報入力部13は、入力した車両Bの存在の有無及び車両Bの走行状態に関する情報を支援要否判定部15へ出力する機能を有している。
駐車車両情報入力部14は優先道路50の車両状況を取得する機能を有している。例えば、駐車車両情報入力部14は、優先道路50に駐車している車両に関する情報を入力する機能を有している。例えば、駐車車両情報入力部14は、センサ22が出力する信号に基づいて、優先道路50の車線51〜53のうち、非優先道路40に最も近い第1車線51に駐車している車両が存在するか否かを取得する機能を有している。ここで、駐車車両情報入力部14は、センサ22の検出結果に基づいて、例えば、検出した車両の車速が閾値V1以下であったり、検出した車両の交差点までの距離が閾値L1以下であったりする場合には、当該車両を駐車車両とみなす機能を有している。閾値V1として、例えば20km/hが用いられる。すなわち、以下で用いる「駐車車両」には、完全に停止している車両のみでなく、駐車しているとみなすことができる車両を含んでいる。また、駐車車両情報入力部14は、駐車車両に関する情報を支援要否判定部15へ出力する機能を有している。
支援要否判定部15は、車両Aへの運転支援の要否を判定する機能を有している。例えば、支援要否判定部15は、自車両位置入力部11が出力した車両Aの位置情報、道路線形情報入力部12が出力した道路線形情報に基づいて、運転支援の要否を判定する機能を有している。また、支援要否判定部15は、走行車両情報入力部13が出力した車両Bの存在の有無及び車両Bの走行状態に関する情報、及び駐車車両情報入力部14が出力した駐車車両に関する情報を考慮して運転支援の要否を判定する機能を備えていてもよい。また、支援要否判定部15は、入力した情報及び運転支援の要否の判断結果を支援処理部16へ出力する機能を有している。
支援処理部16は、車両Aへの運転支援区間を決定し、報知装置30に運転支援を実行させる機能を有している。例えば、支援処理部16は、駐車車両情報入力部14が出力した第1車線51の駐車車両に関する情報に基づいて、運転支援区間を変更する機能を有している。具体的には、支援処理部16は、運転支援の終了位置(支援終了タイミング)を変更する機能を有している。例えば、支援処理部16は、第1車線51に駐車車両が存在する場合には、通常の運転支援区間よりも長い運転支援区間となるように、運転支援の終了位置を変更する機能を有している。そして、支援処理部16は、決定した運転支援区間において、優先道路50へ合流するために必要な運転支援を報知装置30に実行させるべく、制御信号を報知装置30へ出力する機能を有している。
報知装置30は、支援処理部16からの制御信号に基づいて、車両Aの運転者に対して報知による運転支援を行う機能を有している。例えば、報知装置30として、ディスプレイやスピーカ等が用いられる。
次に、本実施形態に係る運転支援装置1の動作を説明する。図3は、本実施形態に係る運転支援装置1の動作を示すフローチャートである。図3に示す制御処理は、例えばイグニッションONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮して、図4に示す支援場面を用いて運転支援装置1の動作を説明する。図4は、第1実施形態に係る運転支援装置1の動作を説明する概要図であり、図1と同様の部分は同一記号を付している。図4において、車両Bは走行車両、車両BPL、BPRは駐車車両である。また、車両Aが優先道路50へ左折で合流する場合において、車両Aに搭載された運転支援装置が車両Aの運転支援を行う例に説明する。
図3に示すように、運転支援装置1は、支援要否判定処理から実行する(S10)。S10の処理は、支援要否判定部15が実行し、運転支援の要否を判定する処理である。支援要否判定部15は、自車両位置入力部11が出力した車両Aの位置情報、道路線形情報入力部12が出力した道路線形情報に基づいて、運転支援の要否を判定する。支援要否判定部15は、例えば、車両Aの現在位置及び道路線形情報に基づいて、車両Aの進行方向に交差道路が存在し、かつ、交差する相手側の道路が優先道路である場合には、運転支援が必要であると判定する。例えば、図4に示すように、車両Aが非優先道路40を走行している場合において、車両Aの進行方向で非優先道路40と交差する優先道路50が存在するため、支援要否判定部15は、運転支援が必要であると判定する。S10の処理において、支援要否判定部15が、運転支援が必要であると判定した場合には、車両状況判定処理へ移行する(S12)。
S12の処理は、支援処理部16が実行し、運転支援区間を決定するために優先道路50の車両状況を判定する処理である。支援処理部16は、例えば、道路線形情報入力部12が出力した道路線形情報に基づいて優先道路50が複数車線であるか否かを判定する。そして、支援処理部16は、駐車車両情報入力部14が出力した第1車線51の駐車車両に関する情報に基づいて、第1車線51に駐車車両が存在するか否かを判定する。例えば、図4に示す支援場面であれば、支援処理部16は、優先道路50が3車線であるので複数車線であると判定するとともに、第1車線51に駐車車両BPL、BPRが存在しているので、駐車車両が存在すると判定する。S12の処理において、支援処理部16が、優先道路50が複数車線であって、駐車車両BPL、BPRが第1車線51に存在すると判定した場合には、支援終了位置決定処理へ移行する(S14)。
S14の処理は、支援処理部16が実行し、運転支援区間を決定する処理である。例えば、図4に示すように、支援処理部16が通常行う運転支援区間を、一時停止道路標識41の支援開始地点Pから優先道路50に進入する地点Pまでの区間であるとする。この場合、支援処理部16は、通常の運転支援区間よりも長い運転支援区間となるように、運転支援区間の終了位置を変更する。例えば、運転支援区間の終了位置を、第1車線51を通過する地点Pに変更する。S14の処理が終了すると、支援実行処理へ移行する(S16)。
一方、S12の処理において、支援処理部16が、優先道路50が複数車線でない場合、又は、駐車車両BPL、BPRが第1車線51に存在しないと判定した場合には、通常の支援終了位置決定処理へ移行する(S18)。S18の処理は、支援処理部16が実行し、通常の支援区間を運転支援区間とする処理である。例えば、図4に示すように、一時停止道路標識41の支援開始地点Pから優先道路50に進入する地点Pまでを支援区間として設定する。S18の処理が終了すると、支援実行処理へ移行する(S16)。
S16の処理は、支援処理部16が実行し、S14又はS18の処理で設定した運転支援区間で運転支援を行う処理である。支援処理部16は、例えば、優先道路50を走行する車両Bの存在や走行状態、合流タイミング等を運転者に報知するように報知装置30を動作させる。S16の処理が終了すると、図3に示す制御処理を終了する。
以上で図3に示す制御処理を終了する。図3に示す制御処理を実行することで、合流する優先道路50の第1車線51に駐車された車両BPL、BPRが存在する場合には、運転支援の終了位置が第1車線51を通過する地点Pに変更され、車両Aの運転者にとって目視により車両Bを確認できる位置まで運転支援が実行される。このため、運転者にとって必要な情報を適切に提供することができる。
上述したように、第1実施形態に係る運転支援装置1によれば、優先道路50へ合流しようとする支援対象の車両Aに対し、優先道路50を走行する車両Bの存在に基づいて運転支援を行う場合に、支援処理部16により、優先道路50の車線51〜53のうち非優先道路40側に最も近い第1車線51の駐車車両BPL、BPRの存在に基づいて運転支援の終了位置を通常支援時の終了位置である地点Pからさらに優先道路に進入した地点Pへ変更することができる。運転支援の終了位置が、優先道路50の第1車線51の駐車車両BPL、BPRの存在に基づいて変更されるので、例えば車両Aの運転者が優先道路50を走行する車両Bを、駐車車両BPL、BPRの死角とならず目視により確認できる位置に移動するまで、支援タイミングを変更することが可能となる。このため、運転者にとって必要な情報を提供した後で運転支援を終了することができる。よって適切な運転支援を行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る運転支援装置(運転支援部)は、第1実施形態に係る運転支援装置1とほぼ同様に構成されるものであって、第1実施形態に係る運転支援装置1と比べ、優先道路50の車両状況をより詳細に解析して運転支援の終了位置を変更する機能を有する点が相違する。なお、第2実施形態においては、第1実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態に係る車両Aは、第1実施形態に係る車両Aと同様に構成される。また、第2実施形態に係る運転支援装置の支援処理部16は、第1実施形態に係る運転支援装置1の支援処理部16とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る運転支援装置1の支援処理部16と比べて、合流前の車両Aからみて右方向及び左方向の第1車線51の車両状況に基づいて運転支援の終了位置を変更する機能を有している。すなわち、本実施形態に係る支援処理部16は、例えば図4に示すように、車両Aからみて右方向の第1車線51に駐車された駐車車両BPRの存在、車両Aからみて左方向の第1車線51に駐車された駐車車両BPLの存在に基づいて、運転支援の終了位置を変更する機能を有している。例えば、支援処理部16は、以下の表1に従って、運転支援の終了位置を変更する機能を有している。
Figure 0004883243
表1に示すように、車両Aからみて右方向の第1車線51に駐車車両BPRが存在し、かつ、車両Aからみて左方向の第1車線51に駐車車両BPLが存在する場合のみ、支援処理部16は、運転支援の終了位置を、優先道路50に進入する地点P(通常支援での終了位置)から第1車線51を通過する地点Pに変更する機能を有している。なお、その他の支援処理部16の機能は第1実施形態に係る運転支援装置1の支援処理部16と同様である。
次に、第2実施形態に係る運転支援装置の動作について説明する。本実施形態に係る運転支援装置は第1実施形態に係る運転支援装置の動作とほぼ同様であり、図3のS12の判定処理のみが相違する。S12の処理において、本実施形態に係る運転支援装置は、駐車車両の有無だけでなく、上記表1に示すように、左右方向いずれも駐車車両が存在する場合のみ、図3のS14の処理へ移行し、その他の場合には図3のS18の処理へ移行する。その他の動作は第1実施形態に係る運転支援装置1と同様である。
以上、第2実施形態に係る運転支援装置によれば、第1実施形態に係る運転支援装置1と同様の作用効果を奏するとともに、合流前の支援対象である車両Aからみて、右方向及び左方向の優先道路50の第1車線51の駐車車両BPL、BPRの存在に基づいて運転支援の終了位置が変更されるので、第1実施形態に比べてきめ細やかに制御することができる。例えば、右方向の視界が駐車車両BPRにより遮られていても、車両Aが優先道路50へ左折で進入する場合には、そのまま優先道路50の第1車線51に進入できることが支援なしでも容易に理解できるので、支援終了位置を変更しないことで運転者がわずらわしく感じることを回避することが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る運転支援装置(運転支援部)は、第1、2実施形態に係る運転支援装置とほぼ同様に構成されるものであって、第1、2実施形態に係る運転支援装置と比べ、優先道路50への合流待ち車両を考慮して運転支援の終了位置を変更する機能を有する点が相違する。なお、第3実施形態においては、第1、2実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第3実施形態に係る車両Aは、第1実施形態に係る車両Aと同様に構成される。また、第3実施形態に係る運転支援装置は、第1実施形態に係る運転支援装置1とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る運転支援装置1と比べて、合流待ち車両入力部(不図示)を備える点が相違する。合流待ち車両入力部は、非優先道路40側で合流待ちをする車両に関する情報を入力する機能を有している。例えば、車両Aが第1車線51の交通流と同一の方向へ進行するように優先道路50へ合流しようとする場合には、非優先道路40から優先道路50へ第1車線51の交通流と逆の方向へ進行するように合流しようとする合流待ち車両の存在に関する情報を入力する機能を有している。具体的に、図5を用いて説明する。図5は、第3実施形態に係る運転支援装置の支援場面を説明する概要図であり、図1、図4と同様の部分は同一記号を付している。図5に示すように、車両Aが優先道路50へ左折で合流しようとする場合において、非優先道路40を走行し優先道路50へ右折で合流しようとする車両Aが存在するものとする(右ウィンカー点灯)。この場合、合流待ち車両入力部は、例えば、センサ22又は車車間通信を行う通信装置21から合流待ち車両Aの存在、速度、加速度、位置情報等を入力する機能を有している。また、合流待ち車両入力部は、合流待ち車両Aに関する情報を支援要否判定部15へ出力する機能を有している。
また、第3実施形態に係る運転支援装置の支援処理部16は、第1実施形態に係る運転支援装置1の支援処理部16とほぼ同様に構成され、優先道路50の駐車車両BPL、BPRに関する情報、及び支援要否判定部15を介して入力した合流待ち車両Aに関する情報に基づいて、運転支援の終了位置を変更する機能を有している。例えば、支援処理部16は、第1実施形態の支援処理部16又は第2実施形態の支援処理部16と同様に、駐車車両BPL、BPRに関する情報に基づいて運転支援の終了位置を変更するとともに、合流待ち車両Aに関する情報に基づいて、さらに運転支援の終了位置を変更する機能を有している。例えば、支援処理部16は、図6(A)に示すように、合流待ち車両Aが優先道路50にはみ出さずに合流待ちしている場合には、運転支援の終了位置を通常の運転支援の終了位置である地点Pとする機能を有している。一方、支援処理部16は、図6(B)に示すように、合流待ち車両Aが優先道路50にはみ出して合流待ちしている場合には、運転支援期間が通常の運転支援期間に比べて長くなるように、運転支援の終了位置を、第1車線51を通過する地点Pへ変更する機能を有している。すなわち、支援処理部16は、第1実施形態又は第2実施形態の支援処理部16と同様の処理により、運転支援の終了位置を通常の運転支援の終了位置である地点Pとした場合であっても、合流待ち車両Aの位置に応じて運転支援の終了位置を変更する機能を有している。
次に、第3実施形態に係る運転支援装置の動作について説明する。本実施形態に係る運転支援装置は第1実施形態に係る運転支援装置1の動作とほぼ同様であり、図3のS12の判定処理のみが相違する。本実施形態に係る運転支援装置は、駐車車両が存在するか等の条件を判定し、合流待ち車両Aの位置が優先道路50にはみだしているか否かを判定する。そして、S12の処理において、運転支援装置は、例えば左右方向いずれも駐車車両が存在する場合以外であっても、合流待ち車両Aの位置が優先道路50にはみだしている場合には、図3のS14の処理へ移行し、左右方向いずれも駐車車両が存在する場合以外であって、かつ、合流待ち車両Aの位置が優先道路50にはみだしていない場合のみ、図3のS18の処理へ移行する。その他の動作は第1実施形態に係る運転支援装置1と同様である。
以上、第3実施形態に係る運転支援装置によれば、第1、2実施形態に係る運転支援装置と同様の作用効果を奏するとともに、例えば左側走行の道路において、支援対象の車両Aが左折して優先道路50に合流しようとする場合には、優先道路50に右折で合流しようとする右折車両Aの位置に基づいて運転支援の終了位置を変更することができるので、車両Aの運転者が優先道路50を走行する車両Bを目視できる位置Pまで、支援終了位置を変更することが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る運転支援装置(運転支援部)は、第1〜3実施形態に係る運転支援装置とほぼ同様に構成されるものであって、第1〜3実施形態に係る運転支援装置と比べ、優先道路50の路上駐車の判定をより詳細に行う機能を有する点が相違する。なお、第4実施形態においては、第1〜3実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第4実施形態に係る車両Aは、第1実施形態に係る車両Aと同様に構成される。また、第4実施形態に係る運転支援装置は、第1実施形態に係る運転支援装置1とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る運転支援装置1と比べて、駐車車両情報入力部14の一部機能が相違する。本実施形態に係る駐車車両情報入力部14は、例えば、図7に示すように、非優先道路40に横断歩道42がある場合には、優先道路50の車両Bのウィンカーの状態、又は横断歩道42を横断する歩行者Hの存在に基づいて、車両Bを駐車車両とみなすか否かを判定する機能を有している。図7は、第4実施形態に係る運転支援装置の支援場面を説明する概要図であり、図1、図4、図5と同様の部分は同一記号を付している。駐車車両情報入力部14は、例えば、車両Aに備えられたバック方向の撮像装置が撮像した画像、又はナビゲーション装置20が有する道路情報を入力して、非優先道路40に横断歩道42があるか否かを判定する機能を有している。また、駐車車両情報入力部14は、センサ22又は車車間通信を行う通信装置21により、優先道路50の第1車線51に存在する車両のウィンカー点灯状態を入力し、当該車両のウィンカーの点灯時間に基づいて当該車両が駐車車両とみなすことができるか否かを判定する機能を有している。その他の構成は、第1実施形態に係る運転支援装置と同様である。
次に、第4実施形態に係る運転支援装置の動作について説明する。本実施形態に係る運転支援装置は第1実施形態に係る運転支援装置の動作とほぼ同様であり、図3のS12の判定処理のみが相違する。支援処理部16は、例えば、当該車両の左ウィンカーの点灯時間が閾値T1以上である場合、横断歩道42に歩行者Hが存在する場合の何れか又は全てが満たされる場合には、当該車両を駐車車両とみなして、第1実施形態又は第2実施形態の支援処理部16と同様にS12の判定処理を実行する。なお、支援処理部16は、さらに、当該車両の車速がV1以下である場合、当該車両の交差点までの距離がL1以下である場合という判定条件を加えて当該車両を駐車車両とみなすか否かを判定してもよい。例えば、図7に示すように、車両Aが優先道路50へ左折で合流する場合において、優先道路50を走行し非優先道路40へ左折で合流する車両Bが存在するものとする(左ウィンカー点灯状態)。車両Bの点灯時間は閾値T1以上、車両Bの車速はV1以下、車両Bの交差点までの距離がL1以下であるとする。また、横断歩道42に歩行者Hが存在するものとする。この場合、駐車車両情報入力部14は、車両Bが駐車車両であるとみなし、図3のS14の処理へ移行する。その他の動作は第1実施形態に係る運転支援装置1と同様である。
以上、第4実施形態に係る運転支援装置によれば、第1〜3実施形態に係る運転支援装置と同様の作用効果を奏するとともに、例えば左側走行の道路において、支援対象の車両Aが左折して優先道路50に合流しようとする場合には、優先道路50から非優先道路40へ左折で合流しようとする車両Bの走行状態やウィンカー点灯状態に基づいて車両Bを駐車車両とみなすか否かを判定することができる。また、横断歩道42を横断する歩行者Hの有無に基づいて車両Bを駐車車両とみなすか否かを判定することができる。このように、優先道路50から非優先道路40へ左折する場合には減速することが予測されるため、車両Bを駐車車両とみなすことにより、車両Aに対して適切な運転支援を実行することができる。また、車両Bが歩行者Hの横断待ちとなることが想定される場合には、当該車両Bを駐車車両とみなすことにより、車両Aに対して適切な運転支援を実行することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る運転支援装置(運転支援部)は、第1〜4施形態に係る運転支援装置とほぼ同様に構成されるものであって、第1〜4実施形態に係る運転支援装置と比べ、優先道路50の路上駐車の判定を車種等に基づいて行う機能を有する点が相違する。なお、第5実施形態においては、第1〜4実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第5実施形態に係る車両Aは、第1実施形態に係る車両Aと同様に構成される。また、第5実施形態に係る運転支援装置は、第1実施形態に係る運転支援装置1とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る運転支援装置1と比べて、駐車車両情報入力部14の一部機能が相違する。本実施形態に係る駐車車両情報入力部14は、例えば、図8に示すように、優先道路50の交差点手前にバス停60が存在する場合において、車両Bの車種がバスであると判定した場合には、車両Bを駐車車両とみなす機能を有している。図8は、第5実施形態に係る運転支援装置の支援場面を説明する概要図であり、図1、図4、図5、図7と同様の部分は同一記号を付している。駐車車両情報入力部14は、例えば、車両Aのセンサ22の検出情報、又はナビゲーション装置20が有する施設情報等を入力して、優先道路50の交差点手前にバス停60が存在するか否かを判定する機能を有している。また、駐車車両情報入力部14は、センサ22又は通信装置21により、車両Bがバスであるか否かを判定し、車両Bがバスである場合には、車両Bを駐車車両とみなす機能を有している。なお、駐車車両情報入力部14は、車両Bのウィンカー状態、車速等と組み合わせて車両Bをバスと判定する機能を有していても良い。その他の構成は、第1実施形態に係る運転支援装置と同様である。
次に、第5実施形態に係る運転支援装置の動作について説明する。本実施形態に係る運転支援装置は第1実施形態に係る運転支援装置の動作とほぼ同様であり、図3のS12の判定処理のみが相違する。支援処理部16は、例えば、優先道路50の交差点手前にバス停60が存在する場合、車両Bの車種がバスであると判定した場合の全てが満たされる場合には、当該車両Bを駐車車両とみなして、第1実施形態又は第2実施形態の支援処理部16と同様にS12の判定処理を実行する。例えば、図8に示すように、車両Aが優先道路50へ左折で合流する場合において、優先道路50を走行する車両Bが存在するものとする(左ウィンカー点灯状態)。優先道路50にはバス停60が存在し、走行する車両Bはバスであるとする。この場合、駐車車両情報入力部14は、車両Bが駐車車両であるとみなし、図3のS14の処理へ移行する。その他の動作は第1実施形態に係る運転支援装置1と同様である。
以上、第5実施形態に係る運転支援装置によれば、第1〜4実施形態に係る運転支援装置と同様の作用効果を奏するとともに、優先道路50の路上駐車の判定を車種等に基づいて行う機能を有するため、停止する蓋然性が高い車種は駐車車両とみなすことにより、車両Aに対して適切な運転支援を実行することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明に係る運転支援装置の一例を示すものである。本発明に係る運転支援装置は、各実施形態に係る運転支援装置に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、各実施形態に係る運転支援装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上述した各実施形態では、運転支援装置が車載される例を説明したが、これに限られるわけではなく、車外に設置されてもよい。
また、例えば、上述した各実施形態では、左側通行の道路を用いて説明したが、右側通行であってもよい。
また、例えば、上述した各実施形態では、駐車車両情報入力部14がセンサ22により検出した駐車車両情報を入力する例を説明したが、ナビゲーション装置20や通信装置21から駐車車両情報を入力してもよい。また、例えば、過去の道路交通調査や統計DBを利用して、路上駐車が頻繁な道路においては、あたかも路上駐車車両が検出されたものとみなしてもよい。すなわち、駐車車両情報は、リアルタイムの情報に限られるものではない。
また、例えば、上述した各実施形態では、優先道路50が複数車線である場合を説明したが、優先道路50が片側車線であっても、追い越し可能車線である場合や、比較的幅が広い車線であれば適用可能である。
また、例えば、上述した第5実施形態では、優先道路50にバス停60が存在し、車両Bがバスである場合には駐車車両とみなす例を説明したが、例えば、優先道路50にタクシー乗り場が存在し、車両Bがタクシーである場合に適用してもよい。

Claims (3)

  1. 非優先道路を走行し優先道路へ合流しようとする支援対象車両に対し、前記優先道路を走行する車両の存在に基づいて運転支援を行う運転支援装置であって、
    前記優先道路の車線のうち前記非優先道路側に最も近い第1車線の車両状況に基づいて前記運転支援の終了位置を変更する支援終了位置変更部を備え、
    前記支援終了位置変更部は、前記第1車線に停止した車両が存在する車両状況、又は前記第1車線を走行する車両が停止する予定である車両状況に基づいて前記終了位置を変更すること、
    を特徴とする運転支援装置。
  2. 前記支援終了位置変更部は、合流前の前記支援対象車両からみて右方向及び左方向の前記第1車線の車両状況に基づいて前記終了位置を変更する請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記支援終了位置変更部は、前記支援対象車両が前記第1車線の交通流と同一の方向へ進行するように前記優先道路へ合流しようとする場合には、前記非優先道路から前記優先道路へ前記第1車線の交通流と逆の方向へ進行するように合流しようとする車両の存在に基づいて前記終了位置を変更する請求項1又は3に記載の運転支援装置。
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