JP2006011449A - 感光性ペースト組成物,プラズマディスプレイパネル電極,及びプラズマディスプレイパネル - Google Patents

感光性ペースト組成物,プラズマディスプレイパネル電極,及びプラズマディスプレイパネル Download PDF

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Abstract

【課題】導電性粉末の粒度分布で発生する、電極の主要特性である抵抗,及び耐電圧特性をいずれも満足することができる感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】ペースト組成物は,導電性粉末と,無機バインダーと,有機ビヒクルとを含む。但し、上記導電性粉末の10重量%に該当する粒径D10と,上記導電性粉末の90重量%に該当する粒径D90との差が,2.0μm以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は,感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルに関し,さらに具体的には,導電性粉末の粒径及び粒度分布を最適化して電極特性を改善した感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルに関する。
近年,ディスプレイ装置において,大型化,高密度化,高精密化,及び高信頼性の要求が高まるにつれて,様々なパターン加工技術の開発がなされつつあり,また,このような多様なパターン加工技術に適した各種の微細電極形成用組成物についての研究が活発に行われつつある。
プラズマディスプレイパネル(Plasma Displya Panel:PDP)は,液晶パネルと比較して応答速度が速く,大型化が容易で現在多様な分野に利用されている。従来,このようなPDP上に電極を形成する方法としては,一般的に,スクリーン印刷法を利用した電極材料のパターニング方法が使われてきた。しかし,従来のスクリーン印刷法は,高度の熟練度を要し,スクリーンによる精密度が落ちるために,スクリーン印刷法を利用してPDPに要求される高精密度の大画面パターンを得ることが難しい。また,従来のスクリーン印刷法では,印刷時にスクリーンによる短絡または断線が生じ,解像度に限界があるため,微細パターンの電極の形成において制限される場合がある。
したがって,最近では,大面積に適した高精度の電極回路を形成するために,感光性ペーストを利用したフォトリソグラフィ法が利用されることが多い(例えば,特許文献1および特許文献2を参照)。この方法は,感光性ペーストをガラス基板に全面印刷した後,所定の乾燥工程を経てから,フォトマスクが付着された紫外線露光装置を利用して露光させた後,フォトマスクで遮光されることによる未硬化部分を,所定の現像液で現像して除去させ,その後,硬化されて残っている硬化膜を所定の温度で焼成させることによって,パターン化された電極を形成する方法である。
かかる感光性ペーストは,導電性粉末,ガラスフリットなどの無機バインダー,共重合体バインダー,光開始剤及び溶媒などを含む。このうち,導電性粉末は,電極に導電性を付与するためのものであり,このような導電性粉末としては,例えば,金,銅,白金,パラジウム,アルミニウムまたはそれらの合金などが使われうるが,銀粉末が主に使われる。これは,銀粉末が優れた伝導性及び微細粉末への加工性を持ち,また,コスト面で有利なためである。
PDP用電極に使われる銀粉末としては,一般的に,平均粒径が0.1〜10.0μm,比表面積が0.3〜2.0m/gのものが使われる。また,平均粒径が約1.0μmである場合,最小粒径Dminは0.1〜0.3μm,最大粒径Dmaxは6.0〜8.0μmであり,平均粒径が約2.0μmである場合,最小粒径は0.3〜0.5μm,最大粒径は8.0〜10.0μmである。
特開平11−314937号公報 特開平11−335138号公報
しかしながら,このような従来において通常使われる銀粉末は,粒度分布が非常に広いために,抵抗,耐電圧特性のような電極の主要特性をいずれも満たせないという問題があった。
また,銀粉末の粒度分布が大きくなれば,このような銀粉末は,小さな粒度(0.5μm未満)の銀粒子と,大きい粒度(5.0μm超)の銀粒子とをいずれも有する。この場合に,0.5μm未満の粒度を持つ銀粉末は,露光感度を落として現像後にアンダーカット現象を発生させる。また,焼結特性が強いため焼成工程時に収縮率が激しく,結果的に焼成工程でエッジカールが増加し,耐電圧特性を低下させる原因となる。一方,5.0μm超の粒度を持つ銀粉末は,電極パターンの直進性を低下させ,特に,焼結特性が不良で焼成後に電極の緻密性が落ちるため抵抗を上昇させ,研磨工程で端子部電極が損傷,脱落または断線される原因となる。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的は,上述したような導電性粉末の大きな粒度分布により発生する問題点を解決して,電極の主要特性である抵抗,及び耐電圧特性をいずれも満足することができる,新規かつ改良された感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,導電性粉末と,無機バインダーと,有機ビヒクルとを含む感光性ペースト組成物において,上記導電性粉末の10重量%に該当する粒径D10と,上記導電性粉末の90重量%に該当する粒径D90との差が,2.0μm以下であることを特徴とする感光性ペースト組成物が提供される。
ここで,「上記導電性粉末の10重量%に該当する粒径D10と,上記導電性粉末の90重量%に該当する粒径D90との差が,2.0μm以下である」とは,導電性粉末を構成する粒子を大きさ順に並べるとき,重量比で,上位10%に該当する粒子の平均粒径をD10とし,下位10%に該当する粒子の平均粒径をD90と定義するとすると,D10とD90との差が2.0μm以下であるということを意味している。これは,すなわち,導電性粉末粒子の粒径が均一に分布されているということを意味する。
上記導電性粉末の平均粒径は,1.0〜2.0μmであることが望ましい。
また,導電性粉末は,最小粒径Dminが0.5μm以上であり,最大粒径Dmaxが5.0μm以下であることが望ましい。
また,上記感光性ペースト組成物は,前記導電性粉末100重量部に対して,前記無機バインダー0.1〜10重量部,及び前記有機ビヒクル20〜100重量部を含むことが望ましい。
また,上記導電性粉末は,球形のAg粒子であることが望ましい。
また,上記無機バインダーは,PbO−SiO系の混合物,PbO−B−SiO系の混合物,ZnO−SiO系の混合物,ZnO−B−SiO系の混合物,Bi−SiO系の混合物,及びBi−B−SiO系の混合物からなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,上記無機バインダーは,軟化温度が400〜600℃であり,平均粒径が5.0μm以下であることが望ましい。
また,上記有機ビヒクルは,カルボキシル基を有するモノマーと少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとの共重合体と,架橋剤と,光開始剤と,溶媒と,を含んでいてもよい。
この場合に,有機ビヒクルは,カルボキシル基を有するモノマーと少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとの共重合体100重量部に対して,20〜150重量部の架橋剤と,5〜150重量部の光開始剤と,100〜500重量部の溶媒と,を含むことが望ましい。
また,カルボキシル基を有するモノマーは,アクリル酸,メタクリル酸,フマル酸,マレイン酸,ビニル酢酸,及びそれらの無水物からなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,エチレン性不飽和モノマーは,メチルアクリレート,メチルメタクリレート,エチルアクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルアクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルアクリレート,イソブチルメタクリレート,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,エチレングリコールモノメチルエーテルアクリレート,及びエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートからなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,上記共重合体は,共重合体のカルボキシル基とグリシジルメタクリレート,3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート,及び3,4−エポキシシクロヘキシルメチルアクリレートからなる群から選択されたエチレン性不飽和化合物との反応によって形成された架橋性基を有する。
また,上記共重合体は,重量平均分子量が5,000〜50,000g/molであり,酸価が20〜100mgKOH/gであることが望ましい。
また,上記架橋剤は,ジアクリレート系,トリアクリレート系,テトラアクリレート系,及びヘキサアクリレート系からなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,上記光開始剤は,ベンゾフェノン,o−ベンゾイル安息香酸メチル,4,4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン,4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン,2,2−ジエトキシアセトフェノン,2,2−ジメトキシ−2−フェニル−2−フェニルアセトフェノン,2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−1−ブタノン,ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド,及びビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシドからなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,上記溶媒は,エチルカルビトール,ブチルカルビトール,エチルカルビトールアセテート,ブチルカルビトールアセテート,テキサノール,テルピン油,ジプロピレングリコールメチルエーテル,ジプロピレングリコールエチルエーテル,ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート,γ−ブチロラクトン,セロソルブアセテート,ブチルセロソルブアセテート,及びトリプロピレングリコールからなる群から選択された1以上であることが望ましい。
また,上記有機ビヒクルは,セルロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキシエチルセルロース,及びカルボキシエチルメチルセルロースからなる群から選択された一つ以上の物質をさらに含んでいてもよい。
また,上記有機ビヒクルは,増感剤,重合禁止剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,消泡剤,分散剤,レベリング剤,及び可塑剤からなる群から選択された少なくとも1種類の添加剤をさらに含んでいてもよい。
上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,上述したような感光性ペースト組成物を利用して製造されるPDP電極が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,上記PDP電極を備えるPDPが提供される。
本発明によれば,銀粉末の粒度分布で発生する問題点を解決して,電極の主要特性である抵抗,及び耐電圧特性をいずれも満足できる感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態に係る感光性ペースト組成物は,導電性粉末と,無機バインダーと,有機ビヒクルとを備えるプラズマディスプレイパネル(PDP)電極形成用の感光性ペースト組成物において,上記導電性粉末の10重量%に該当する粒径D10と,上記導電性粉末の90重量%に該当する粒径D90との差が2.0μm以下であることを特徴とする。
本実施形態に係るPDP電極形成用の感光性ペースト組成物は,上述のように非常に狭い粒度分布を持つ導電性粉末を使用することによって,電極の抵抗を低減させ,耐電圧特性を向上させることができる。
通常の導電性粉末は,湿式法(一部は乾式法でも生産)で製造されるが,このように製造された導電性粉末は,粒度分布が非常に広い。しかし,本実施形態に係る導電性粉末は,10重量%に該当する粒径D10と,90重量%に該当する粒径D90との差が2.0μm以下であり,非常に狭い粒度分布を持つ。粒度分布が上記範囲を逸脱すれば,結果的に広い粒度分布度,すなわち,小さな粒度(0.5μm未満)の粒子と大きい粒度(5.0μm超過)の粒子とをいずれも持つので,上述したような問題点を持つ。
ここで,「10重量%に該当する粒径D10と,90重量%に該当する粒径D90との差が2.0μm以下である」とは,導電性粉末を構成する粒子を大きさ順に並べるとき,重量比で,上位10%に該当する粒子の平均粒径をD10とし,下位10%に該当する粒子の平均粒径をD90と定義するとすると,D10とD90との差が2.0μm以下であるということを意味している。これは,すなわち,導電性粉末粒子の粒径が均一に分布されているということを意味する。
望ましくは,本実施形態に係る導電性粉末は,平均粒径が1.0〜2.0μmであり,最小粒径Dminは0.5μm以上,最大粒径Dmaxは5.0μm以下である。
前記導電性粉末の平均粒径が1.0μmより小さいか,最小粒径Dminが0.5μmより小さければ,感光性ペーストの露光感度を低下させて,現像後にアンダーカットを発生させる。また,焼結特性が強いため焼成工程時に収縮率が激しく,結果的に,焼成工程でエッジカールが増加し,これは,直ちに,耐電圧特性を低下させる原因となる。一方,平均粒径が2.0μmより大きいか,最大粒径Dmaxが5.0μmより大きければ,電極パターンの直進性を低下させ,特に,焼結特性が不良で焼成後に電極の緻密性が低下し抵抗を上昇させ,研磨工程で,端子部電極が損傷,脱落,または断線される原因となる。
図1には,本実施形態に係る導電性粉末の粒度分布を示すグラフを概略的に示した。図1を参照すれば,本実施形態に係る導電性粉末は,D50が1.02μm,Dminが0.58μm,Dmaxが2.94μm,D10が0.87μm,D90が1.38μmであり,粒度分布が非常に狭いということが分かる。
本実施形態に係る組成物は,導電性粉末100重量部に対して,無機バインダー0.1〜10重量部と,有機ビヒクル20〜100重量部とを含むことが望ましい。
組成物中の導電性粉末の含有量が前記範囲に達していない場合には,焼成時に導電膜の線幅収縮が激しいため断線が発生し,前記範囲を超過する場合には,印刷性不良及び光透過の低下による不十分な架橋反応によって,所望のパターンを得られないという問題点がある。
前記導電性粉末としては,銀,金,銅,白金,パラジウム,アルミニウムまたはそれらの合金が使われ,望ましくは,銀粉末が使われうる。また,前記導電性粉末は,粒子の形状が球形であることが望ましいが,これは,球形の粒子が,充填率及び紫外線透過度において,板状や無定形より優秀な特性を持つためである。
本実施形態に係る組成物はまた,無機バインダーを含み,前記無機バインダーは,焼成工程で導電性粉末の焼結特性を向上させ,また導電膜とガラス基板との間に接着力を付与する役割を行う。前記無機バインダーの含有量は,導電性粉末100重量部に対して0.1〜10重量部であることが望ましい。無機バインダーの含有量が0.1重量部未満である場合には,導電性粉末の焼結が正常に起きず,導電膜とガラス基板との接着力が低下して後工程を経る過程で導電膜が剥がれるという問題点が発生し,10重量部を超過する場合には,導電膜の抵抗が増加するという問題点があって望ましくない。
前記無機バインダーとしては,以下に制限されるものではないが,PbO−SiO系の混合物,PbO−B−SiO系の混合物,ZnO−SiO系の混合物,ZnO−B−SiO系の混合物,Bi−SiO系の混合物及びBi−B−SiO系の混合物からなる群から選択された1以上のものが使われうる。無機バインダーの粒子の外形は特に限定されないが,球形であるほど良く,平均粒径は5.0μm以下であることが望ましい。平均粒径が5.0μmを超過する場合には,焼成膜が不均一で直進性が悪くなるという問題点があって望ましくない。
また,前記無機バインダーは,軟化温度は400〜600℃であることが望ましい。軟化温度が400℃未満である場合には,焼成時に有機物分解を妨害し,軟化温度が600℃を超過する場合には,焼成温度が600℃を超過するとガラス基板が曲がるために,焼成温度を600℃以上にしてバインダーを使用できず,無機バインダーが軟化されないという問題点がある。
本実施形態に係るペースト組成物はまた,有機ビヒクルを含み,有機ビヒクルの含有量は前記導電性粉末100重量部に対して20〜100重量部であることが望ましい。有機ビヒクルの含有量が20重量部に達していない場合には,ペーストの印刷性不良及び露光感度低下の問題点があり,100重量部を超過する場合には,相対的に導電性粉末の含有量比が低くなって,焼成時に導電膜の線幅収縮が激しく,断線が発生するという問題点があって望ましくない。
前記有機ビヒクルは,カルボキシル基を有するモノマーと1つ以上のエチレン性不飽和モノマーとの共重合体と,架橋剤と,光開始剤と,溶媒とを含む。
前記有機ビヒクルは,カルボキシル基を有するモノマーと1つ以上のエチレン性不飽和モノマーとの共重合体100重量部に対して,20〜150重量部の架橋剤と,5〜150重量部の光開始剤と,100〜500重量部の溶媒とを含むことが望ましい。
前記カルボキシル基を有するモノマーと1つ以上のエチレン性不飽和モノマーとの共重合体は,本実施形態に係るペースト組成物をアルカリ水溶液で現像させるという役割を行う。有機ビヒクル中のバインダーの含有量が前記範囲に達していない場合には,印刷性が落ち,前記範囲を超過する場合には,現像性不良及び焼成膜の周辺に残留物を発生させる恐れがあって望ましくない。
前記カルボキシル基を有するモノマーは,アクリル酸,メタクリル酸,フマル酸,マレイン酸,ビニル酢酸及びそれらの無水物からなる群から選択された1以上のものが望ましく,前記エチレン性不飽和モノマーは,メチルアクリレート(MAA),メチルメタクリレート(MMA),エチルアクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルアクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルアクリレート,イソブチルメタクリレート,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,エチレングリコールモノメチルエーテルアクリレート,及びエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートからなる群から選択された1以上のものが望ましい。
バインダーとしては,前記共重合体のカルボキシル基とエチレン性不飽和化合物とを反応させることによって,結果的に,バインダー内に架橋反応を起こす成分が付加されたものを利用することもできる。前記エチレン性不飽和化合物としては,グリシジルメタクリレート,3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート,及び3,4−エポキシシクロヘキシルメチルアクリレートからなる群から選択されたものが使われうる。
また,バインダーとしては,前記共重合体を単独で使用することもできるが,膜レベリングや揺変特性向上などの目的でセルロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキシエチルセルロース,及びカルボキシエチルメチルセルロースからなる群から選択された一つ以上の物質を混合して使用することもできる。
前記共重合体の分子量は5,000〜50,000g/molであることが望ましく,酸価は20〜100mgKOH/gであることが望ましい。共重合体の分子量が5,000g/mol未満である場合にはペーストの印刷性が落ち,50,000g/molを超過する場合には,現像時に非露光部が除去されないという問題点があって望ましくない。また,共重合体の酸価が20mgKOH/g未満である場合には現像性が落ち,100mgKOH/gを超過する場合には,露光された部分まで現像されるという問題点があって望ましくない。
架橋剤としては,単官能性及び多官能性モノマーを利用できるが,一般的には,露光感度の良い多官能性モノマーを利用する。このような多官能性モノマーとしては,以下に制限されるものではないが,エチレングリコールジアクリレート(EGDA)のようなジアクリレート系;トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA),トリメチロールプロパンエトキシレートトリアクリレート(TMPEOTA),またはペンタエリトリトールトリアクリレート(PETA)のようなトリアクリレート系;テトラメチロールプロパンテトラアクリレート,またはペンタエリトリトールテトラアクリレートのようなテトラアクリレート系;ジペンタエリトリトールヘキサアクリレート(DPHA)のようなヘキサアクリレート系からなる群から選択された1以上のものが使われうる。前記架橋剤の含有量は,前記共重合体バインダー100重量部に対して20〜150重量部であることが望ましい。架橋剤の含有量が20重量部未満である場合には,露光感度が落ちて所望の大きさの焼成膜線幅を得られず,150重量部を超過する場合には,焼成膜に残留物を発生させるため望ましくない。
前記光開始剤としては,以下に制限されるものではないが,ベンゾフェノン,o−ベンゾイル安息香酸メチル,4,4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン,4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン,2,2−ジエトキシアセトフェノン,2,2−ジメトキシ−2−フェニル−2−フェニルアセトフェノン,2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−1−ブタノン,ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド,及びビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシドからなる群から選択された1以上のものが使われうる。前記光開始剤の含有量は,前記共重合体バインダー100重量部に対して5〜100重量部であることが望ましい。光開始剤の含有量が5重量部未満である場合には,ペーストの露光感度が落ちて所望の大きさの焼成膜線幅を得られず,100重量部を超過する場合には,焼成膜の線幅が大きくなるか,または焼成膜の周辺に残留物が発生するという問題点があるため望ましくない。
前記溶媒としては,バインダー及び光開始剤を溶解させることができ,架橋剤及びその他の添加剤とよく混合され,かつ,沸点が150℃以上であるものが望ましい。沸点が150℃未満である場合には,組成物の製造過程,特に3ロールミル工程で揮発される傾向が大きいため問題になり,また,印刷時に,溶媒があまりに速く揮発されて印刷状態が悪くなるので望ましくない。前記条件を満足できる望ましい溶媒としては,以下に制限されるものではないが,エチルカルビトール,ブチルカルビトール,エチルカルビトールアセテート,ブチルカルビトールアセテート,テキサノール,テルピン油,ジプロピレングリコールメチルエーテル,ジプロピレングリコールエチルエーテル,ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート,γ−ブチロラクトン,セロソルブアセテート,ブチルセロソルブアセテート,及びトリプロピレングリコールからなる群から選択された1以上のものが使われうる。前記溶媒の含有量は,共重合体バインダー100重量部に対して100〜500重量部であることが望ましい。溶媒の含有量が100重量部未満である場合には,ペーストの粘度が高すぎて印刷が正常にならない問題点があって望ましくなく,500重量部を超過する場合には,粘度が低すぎて印刷できないという問題点があって望ましくない。
また,前記有機ビヒクルは,感度を向上させる増感剤,組成物の保存性を向上させる重合禁止剤及び酸化防止剤,解像度を向上させる紫外線吸収剤,組成物内の気泡を減らす消泡剤,分散性を向上させる分散剤,印刷時に膜の平坦性を向上させるレベリング剤,及び揺変特性を付与する可塑剤のような添加剤をさらに含むこともできる。
本発明の他の観点によれば,上述した感光性ペースト組成物を利用して製造されたPDP電極が提供される。電極は,微細パターンの形成過程及び焼成過程を通じて製造される。
微細パターンの形成過程は,前記のように製造された感光性ペースト組成物を,SUS 325メッシュやSUS 400メッシュのようなスクリーンマスクを使用したスクリーン印刷機を利用して基板表面に印刷し,コーティングされた試片を対流オーブンまたはIRオーブンで80〜150℃の温度で5〜30分間乾燥させた後,形成されたペーストコーティング膜上に適当な光源を使用して300〜450nmの光でパターンが形成されるように露光を行い,NaCO溶液,KOH,TMAH(Tetramethyl Ammonium Hydroxide)のような適当なアルカリ現像液で30℃前後の温度で現像することにより行われる。また,焼成過程は,前記のように形成された微細パターンを電気炉で500〜600℃で10〜30分焼成することによって行われる。
本発明のさらに他の観点によれば,前記のように製造されたPDP電極を備えるPDPが提供される。
図2には,本実施形態に係るPDP電極を備えるPDPの具体的な構造が示されている。本実施形態に係るペースト組成物を用いて製造されたPDP電極は,下記PDP構造のうちバス電極の白色電極及びアドレス電極などの製造に使われうる。
本実施形態に係るPDPは,前方パネル210と後方パネル220とを備える構造からなっている。前記前方パネル210は,前面基板211と,前面基板211の背面211aに形成されたY電極212及びX電極213を具備した維持電極対214と,前記維持電極対を覆う前方誘電体層215と,前方誘電体層215を覆う保護膜216とを具備する。前記Y電極212とX電極213のそれぞれは,ITO(Indium Tin Oxide)で形成された透明電極212b,213bと,明暗向上のための黒色電極(図示せず)と,導電性を付与する白色電極(図示せず)で構成されるバス電極212a,213aとを具備する。前記バス電極212a,213aは,PDPの左右両側に配置された連結ケーブルと連結される。
前記後方パネル220は,背面基板221と,背面基板の前面221aに前記維持電極対と交差するように形成されたアドレス電極222と,アドレス電極222を覆う後方誘電体層223と,後方誘電体層223上に形成されて発光セル226を区画する隔壁224と,発光セル226内に配置された蛍光体層225とを具備する。前記アドレス電極222は,PDPの上下両側に配置された連結ケーブルと連結される。
以下,本発明を実施例を通じてさらに詳細に説明するが,本発明の範囲が下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1.感光性ペースト組成物の製造)
銀粉末(球形,比表面積0.75m/g,D50=1.02μm,Dmin=0.58μm,Dmax=2.94μm,D10=0.87μm,D90=1.38μm)65重量%,ガラスフリット(Dmax=3.6μm,無定形,PbO−SiO−B系の混合物)3.0重量%,共重合体バインダーとしてpolyMMA−co−MAA(分子量15,000g/mol,酸価52mgKOH/g)6.0重量%,光開始剤(2−ベンジル−2−ジエチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−1−ブタノン)0.5重量%,架橋剤(トリメチロールプロパントリエトキシトリアクリレート)6.0重量%,溶媒(テキサノール)19.4重量%及びその他の添加剤(マロン酸)0.1重量%を配合して攪拌器によって攪拌した後,3ロールミルを利用して混練することにより,実施例1による感光性ペースト組成物を製造した。前記組成物の製造においては,共重合体バインダー,光開始剤,架橋剤及び溶媒をまず配合して有機ビヒクルを製造した後,ガラスフリット及び銀粉末を添加した。
(実施例2.感光性ペースト組成物の製造)
銀粉末として,球形,比表面積0.58m/g,D50=1.24μm,Dmin=0.72μm,Dmax=3.43μm,D10=0.94μm,D90=2.23μmのものを使用した点を除いては,実施例1と同じ方法によって,実施例2による感光性ペースト組成物を製造した。
(比較例1.感光性ペースト組成物の製造)
銀粉末として,球形,比表面積0.78m/g,D50=1.12μm,Dmin=0.34μm,Dmax=5.44μm,D10=0.92μm,D90=4.12μmのものを使用した点を除いては,実施例1と同じ方法によって比較例1による感光性ペースト組成物を製造した。
(比較例2.感光性ペースト組成物の製造)
銀粉末として,球形,比表面積0.64m/g,D50=1.27μm,Dmin=0.45μm,Dmax=6.13μm,D10=1.04μm,D90=5.56μmのものを使用した点を除いては,実施例1と同じ方法によって,比較例2による感光性ペースト組成物を製造した。
<性能評価試験>
前記実施例1,2及び比較例1,2の組成物を利用して,下記工程条件でPDP電極を製造した後,その特性を評価した。
i)印刷:20cm×20cmガラス基板上にスクリーン印刷法で印刷した。
ii)乾燥:ドライオーブンで100℃で15分間乾燥した。
iii)露光:高圧水銀ランプが装着された紫外線露光装置を利用して,500mJ/cmで照射した。
iV)現像:0.4%炭酸ナトリウム水溶液を,ノズル圧力1.5kgf/cmで噴射して現像させた。
V)焼成:電気焼成炉を利用して580℃で12分間焼成した。
Vi)焼成膜厚の測定:膜厚測定装置を利用して焼成後の膜厚を測定した。
Vii)エッジカールの評価:3次元測定装置及び電子光学顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)を利用して焼成膜の断面を観察することによって,エッジカールを評価した。
Viii)誘電体膜の形成:焼成膜上に誘電体を印刷,乾燥及び焼成して誘電体膜を形成させた。
iX)耐電圧の評価:耐電圧評価装置を利用して耐電圧数値を測定した。
前記評価結果を下記の表1に表した。
Figure 2006011449
焼成収縮率(%):(乾燥膜厚−焼成膜厚/乾燥膜厚)×100
エッジカール(%):(エッジ部の高さ−焼成膜厚/焼成膜厚)×100
上記表1の結果から分かるように,狭い粒度分布の銀粉末を含む実施例1及び2による感光性ペースト組成物を使用する場合,比較例1及び2による感光性ペースト組成物を使用する場合に比べて,電極の主要特性である抵抗,エッジカールにおいて優秀な結果を得ることができた。一方,実施例1の組成物を使用した場合と実施例2の組成物を使用した場合とを相互比較すれば,実施例1で使用した銀粉末の粒度が,実施例2で使用した銀粉末の粒度よりさらに小さいために,抵抗にはさらに有利な結果を得られるが,焼成時に収縮率が高く,エッジカールが大きくなって耐電圧特性が落ちる結果を招くということが分かった。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルに適用可能であり,特に,導電性粉末の粒径及び粒度分布を最適化して電極特性を改善した感光性ペースト組成物,それを利用して製造されたプラズマディスプレイパネル電極,及びそれを備えるプラズマディスプレイパネルに適用可能である。
本発明の一実施形態による導電性粉末の粒度分布を概略的に示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るPDP電極を備えるPDPを示す部分切欠分解斜視図である。
符号の説明
210 前方パネル
211 前面基板
212 Y電極
213 X電極
214 維持電極対
215 前方誘電体層
216 保護膜
220 後方パネル
221 背面基板
222 アドレス電極
223 後方誘電体層
224 隔壁
225 蛍光体層
226 発光セル

Claims (20)

  1. 導電性粉末と,無機バインダーと,有機ビヒクルとを含む感光性ペースト組成物において:
    前記導電性粉末の10重量%に該当する粒径D10と,前記導電性粉末の90重量%に該当する粒径D90との差が,2.0μm以下であることを特徴とする,感光性ペースト組成物。
  2. 前記導電性粉末の平均粒径は,1.0〜2.0μmであることを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  3. 前記導電性粉末は,最小粒径Dminが0.5μm以上であり,最大粒径Dmaxが5.0μm以下であることを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  4. 前記感光性ペースト組成物は,前記導電性粉末100重量部に対して,前記無機バインダー0.1〜10重量部,及び前記有機ビヒクル20〜100重量部を含むことを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  5. 前記導電性粉末は,球形のAg粒子であることを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  6. 前記無機バインダーは,PbO−SiO系の混合物,PbO−B−SiO系の混合物,ZnO−SiO系の混合物,ZnO−B−SiO系の混合物,Bi−SiO系の混合物,及びBi−B−SiO系の混合物からなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  7. 前記無機バインダーは,軟化温度が400〜600℃であり,平均粒径が5.0μm以下であることを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  8. 前記有機ビヒクルは,カルボキシル基を有するモノマーと少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとの共重合体と,架橋剤と,光開始剤と,溶媒と,を含むことを特徴とする,請求項1に記載の感光性ペースト組成物。
  9. 前記有機ビヒクルは,前記カルボキシル基を有するモノマーと少なくとも1つの前記エチレン性不飽和モノマーとの前記共重合体100重量部に対して,20〜150重量部の前記架橋剤と,5〜150重量部の前記光開始剤と,100〜500重量部の前記溶媒と,を含むことを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  10. 前記カルボキシル基を有するモノマーは,アクリル酸,メタクリル酸,フマル酸,マレイン酸,ビニル酢酸,及びそれらの無水物からなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  11. 前記エチレン性不飽和モノマーは,メチルアクリレート,メチルメタクリレート,エチルアクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルアクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルアクリレート,イソブチルメタクリレート,2−ヒドロキシエチルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,エチレングリコールモノメチルエーテルアクリレート,及びエチレングリコールモノメチルエーテルメタクリレートからなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  12. 前記共重合体は,前記共重合体のカルボキシル基とグリシジルメタクリレート,3,4−エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレート,及び3,4−エポキシシクロヘキシルメチルアクリレートからなる群から選択されたエチレン性不飽和化合物との反応によって形成された架橋性基を有することを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  13. 前記共重合体は,重量平均分子量が5,000〜50,000g/molであり,酸価が20〜100mgKOH/gであることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  14. 前記架橋剤は,ジアクリレート系,トリアクリレート系,テトラアクリレート系,及びヘキサアクリレート系からなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  15. 前記光開始剤は,ベンゾフェノン,o−ベンゾイル安息香酸メチル,4,4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン,4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン,2,2−ジエトキシアセトフェノン,2,2−ジメトキシ−2−フェニル−2−フェニルアセトフェノン,2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−1−ブタノン,ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド,及びビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシドからなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  16. 前記溶媒は,エチルカルビトール,ブチルカルビトール,エチルカルビトールアセテート,ブチルカルビトールアセテート,テキサノール,テルピン油,ジプロピレングリコールメチルエーテル,ジプロピレングリコールエチルエーテル,ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート,γ−ブチロラクトン,セロソルブアセテート,ブチルセロソルブアセテート,及びトリプロピレングリコールからなる群から選択された1以上であることを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  17. 前記有機ビヒクルは,セルロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキシエチルセルロース,及びカルボキシエチルメチルセルロースからなる群から選択された一つ以上の物質をさらに含むことを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  18. 前記有機ビヒクルは,増感剤,重合禁止剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,消泡剤,分散剤,レベリング剤,及び可塑剤からなる群から選択された少なくとも1種類の添加剤をさらに含むことを特徴とする,請求項8に記載の感光性ペースト組成物。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の感光性ペースト組成物を利用して製造される,プラズマディスプレイパネル電極。
  20. 請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル電極を備える,プラズマディスプレイパネル。

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