JP2006010913A - ブザー調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両に搭載されたブザーの音色、音量、タイミングを任意に調整することができるブザー調整装置を提供する。
【解決手段】 音を発するブザー1と、ブザー1を鳴らすタイミング、音色、音量の各データをブザー1の設定項目として格納する記憶部2と、ブザー1の設定項目をブザー設定画面に表示する表示部3と、表示部3にブザー1の設定項目としてブザー1を鳴らす複数のタイミングの一覧、ブザー1の複数の音色の一覧、ブザー1の音量のうちいずれか1つをブザー設定画面に表示させ、所望のタイミングまたは音色もしくは音量を選択できるようにする操作部4と、複数のタイミング、複数の音色、音量の中から選択された所望のタイミングまたは音色もしくは音量を記憶すると共に、この記憶した内容に対応するデータを記憶部2から読み出し、記憶部2から読み出したデータに基づきブザー1を鳴らす制御部5と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 音を発するブザー1と、ブザー1を鳴らすタイミング、音色、音量の各データをブザー1の設定項目として格納する記憶部2と、ブザー1の設定項目をブザー設定画面に表示する表示部3と、表示部3にブザー1の設定項目としてブザー1を鳴らす複数のタイミングの一覧、ブザー1の複数の音色の一覧、ブザー1の音量のうちいずれか1つをブザー設定画面に表示させ、所望のタイミングまたは音色もしくは音量を選択できるようにする操作部4と、複数のタイミング、複数の音色、音量の中から選択された所望のタイミングまたは音色もしくは音量を記憶すると共に、この記憶した内容に対応するデータを記憶部2から読み出し、記憶部2から読み出したデータに基づきブザー1を鳴らす制御部5と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に搭載されるブザーの音色、音圧(音量)、吹鳴タイミングを任意に調整できるブザー調整装置に関する。
従来より、車載用コンビネーションメータ(以下、コンビメータという)にブザーが内蔵されている。このようなブザーは目的に応じて使い分けられ、例えば、ギアがリバースギアになっている時、シートベルトがなされていない時、キーシリンダにキーが差し込まれたままドアが開けられた時等にブザーが鳴るようになっている。このように、車両状態に応じてブザーを鳴らし、搭乗者に注意を促すようにしている。
しかしながら、上記従来の技術では、ブザーの音色や音量、さらには鳴るタイミングがあらかじめ決められている。このため、ブザーを介して上記のような車両状態を搭乗者に確実に認識させることが望まれるが、上記従来の技術ではそれが達成できない可能性がある。そして、搭乗者がブザーの音色や音量、さらには鳴らすタイミングを任意に調整できる装置は、今までに提案されていない。
本発明は、上記点に鑑み、車両に搭載されたブザーにおいて、ブザーを鳴らすタイミング、音色、音量を任意に調整することができるブザー調整装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、音を発するブザー(1)と、ブザーを鳴らすタイミング、ブザーの音色、ブザーの音量の各データをブザーの設定項目として格納する記憶手段(2)と、ブザーの設定項目をブザー設定画面に表示する表示手段(3)と、表示手段に、ブザーの設定項目として、ブザーを鳴らす複数のタイミングの一覧、ブザーの複数の音色の一覧、ブザーの音量のうちいずれか1つをブザー設定画面に表示させることで、複数のタイミングの中または複数の音色の中もしくは音量の中から所望のタイミングまたは音色もしくは音量を選択できるようにするブザー設定手段(4)と、複数のタイミング、複数の音色、音量の中から選択された所望のタイミングまたは音色もしくは音量を記憶すると共に、この記憶した内容に対応するデータを記憶手段から読み出し、記憶手段から読み出したデータに基づきブザーを鳴らす制御手段(5)と、を有することを特徴としている。
このように、ブザー設定手段を介してブザーの設定画面に表示されるブザーの設定項目を選択することにより、任意にブザーの音色や音量、ブザーを鳴らすタイミングを選択する。これにより、搭乗者がブザーを鳴らしたい時に鳴らしたい音色を鳴らしたい音量で鳴らすようにすることができる。このようにして、搭乗者がブザーを鳴らすタイミング、音色、音量を任意に調整することができる。
請求項2に記載の発明では、ブザーの設定項目には作曲が含まれ、表示部にブザー設定画面として作曲を行うための編集画面が表示されると共に、編集画面に表示される音符カーソルがブザー設定手段により移動され、符号コンテンツの中から所望の符号が選択されることにより曲が作成されるようになっており、制御手段は、作成された曲のデータを記憶部に記憶すると共に、作成された曲をブザーの音色の1つとするようになっていることを特徴としている。
このように、ブザー設定手段にて搭乗者が作曲できるようにする。これにより、搭乗者が自ら作曲した音を、鳴らしたいタイミングおよび音量で鳴らすようにすることができる。したがって、搭乗者に車両に対する親近感を持たせるようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るブザー調整装置のブロック構成図である。また、図2は、図1に示されるブザー調整装置を車両のインストルメントパネルに備えられたコンビメータに内蔵した設置例を示した図である。このブザー調整装置は、メータ機能とブザー調整機能とを有するものであり、共通の構成要素において、メータ表示およびブザー調整を行うことができるものである。
なお、メータ機能とは、例えば積算走行距離、燃費等を計算および表示する機能を指し、周知のメータ機能として実施されているものを指す。
図1に示されるように、ブザー調整装置は、ブザー1と、記憶部2と、表示部3と、操作部4と、制御部5と、を備えて構成されている。
ブザー1は音を発する周知の音発生手段であり、図2に示されるように、コンビメータ6のパネルの裏面に設置されている。このコンビメータ6のパネルには、後述する表示部3の左側部にこのパネルを貫通する孔7が設けられており、この孔7にブザー1の音発生部位が対向するように配置されている。このブザー1は、後述する制御部5からの音信号を受け取り、その音信号に応じて音を発するようになっている。
記憶部2は、電源が供給されていない状態であっても、データを記憶し続けることができる不揮発性メモリであり、例えばEEPROMを備えて構成されている。また、記憶部2は、図2に示されるように、コンビメータ6のパネルの裏面に配置されている。このような記憶部2には、音色、音量、ブザー1を鳴らすタイミングなど、ブザー1の設定値が保存されている。さらに、記憶部2には、データが記憶されていないメモリ領域が備えられており、新たなデータの書き込みが可能になっている。
ここで、音色とは曲のことである。また、音量とは音のレベルであり、例えば音量が5段階で表される。ブザー1を鳴らすタイミングとは、後で詳しく述べるが、例えば車両のイグニッションスイッチのオン時やオフ時、所定走行距離到達時等を指す。また、記憶部2に格納されているデータは、必要に応じて制御部5にて読み出されるようになっている。なお、記憶部2は本発明の記憶手段に相当する。
表示部3は、ブザー1の設定画面または車両情報画面を表示するものであり、本実施形態では、TFT型液晶パネルが採用される。表示部3は、図2に示されるように、コンビメータ6において中央および下部に位置するように設置されている。このような表示部3においては、表示する画面に対応する信号を制御部5から受け取り、この信号に基づきブザー1の設定画面や車両情報画面を表示する。なお、表示部3は本発明の表示手段に相当する。
操作部4は、ブザー1を鳴らすタイミング等を搭乗者が任意に設定するための操作ボタンであり、十字キー4aと、ボタン4bとを備えて構成されている。十字キー4aは、上記表示部3に表示される設定画面のカーソルを移動させるものであり、ボタン4bは、十字キー4aで選択した項目を決定するものである。
操作部4のこれら十字キー4aおよびボタン4bは、図2に示されるように、コンビメータ6に設置された表示部3の右側部に備えられている。したがって、搭乗者は、表示部3に表示される設定画面を見ながら、これら十字キー4aおよびボタン4bを操作することにより、ブザー1の音色や音量を設定できるようになっている。
搭乗者にて十字キー4aやボタン4bが操作されると、その操作に対応した信号が出力されるようになっている。例えば、十字キー4aの右が押されると十字キー4aから右信号が出力され、ボタン4bが押されるとボタン信号が出力される。なお、操作部4は、本発明のブザー設定手段に相当する。
制御部5は、搭乗者が操作部4を操作することにより、表示部3に表示されるブザー1の設定画面において、音色や音量を変更できるようにするものである。制御部5は、CPUを備えて構成されている。すなわち、制御部5のCPUにはブザー設定プログラムが記憶されており、このプログラムに従った処理がなされることで、ブザー1を鳴らすタイミング、音色、音量を選択できるようになっている。なお、制御部5は本発明の制御手段に相当する。
具体的には、制御部5は、ブザー1の音量を調整するブザー音量調整機能、どんな音色のブザー1をどのタイミングで鳴らすのかを調整するブザー音設定機能、搭乗者がブザー音を作曲できるオリジナルブザー作成機能、そしてブザー設定を行わない場合において積算走行距離や車両の現在の燃費等を表示する車両情報表示機能を有する。このような機能についてはブザー調整装置の作動として以下で詳しく説明する。
なお、上述のように、本装置はメータ機能も有するため、この機能を実現するために車両に搭載されている図示しないセンサ・スイッチ類、例えばイグニッションスイッチ、車速センサ、車輪速度センサ、エンジン回転数センサ等にて検出される信号が上記制御部5に入力されるようになっている。
以上が本実施形態におけるブザー調整装置の構成である。このブザー調整装置は、車両に搭載されたバッテリから電力を供給されているため、常時稼働できるようになっている。
次に、ブザー調整装置が行うブザー吹鳴処理について、図3〜図8に示されるブザー設定画面を参照して説明する。この処理は、ブザー調整装置によって実行され、制御部5のCPUに記録されているプログラム、すなわち、ブザー設定プログラムにより実行されるものである。このブザー設定プログラムは、本装置に電源が供給されると共に実行される。以下では、このブザー設定プログラムが実行されることによって表示部3に表示される設定画面を追うこととする。
また、以下で説明する作動は、操作部4、制御部5、記憶部2、表示部3のそれぞれにて信号が授受されることによりなされる。具体的には、表示部3に表示される設定画面に基づき操作部4にて十字キー4aまたはボタン4bが操作されると、その旨を示す信号が制御部5に入力される。続いて、制御部5において、先に選択された設定画面および設定項目に関するデータが記憶部2から読み出され、表示部3に表示される。そして、操作部4にて決定された項目(タイミング、曲、吹鳴時間)は制御部5に記憶され、設定された条件にてブザー1が鳴らされる。
ブザー設定について、図3〜図8に示される遷移画面を参照して説明する。なお、図3〜図8に示される画面は、すべて表示部3に表示されるものである。また、各設定の選択および決定は、操作部4の十字キー4aにてカーソルを移動させ、選択した項目においてボタン4bを押すことによりなされる。
図3は、画面表示例を示した図である。図3(a)は、車両走行中に表示される積算走行距離を表示した図である。図3(b)は、ブザー機能設定画面の設定項目を表示した図である。
図3(a)に示されるように、ブザー機能設定を行わない場合には、例えば車両の積算走行距離(航続可能距離)や車両の現在の燃費等が表示される。また、図3(a)において、画面右下に示される「ブザー設定画面→」に示されるように、操作部4の十字キー4aの「右」を押すと、ブザー設定画面、すなわち図3(b)に示される画面に遷移する。
図4は、図3(b)に示されるブザー設定画面の具体的な遷移画面を示した図である。図4(a)は、図3(b)に示されるブザー機能設定画面である。ここで、図4(a)に示されるブザー機能設定、すなわちブザー吹鳴音量調整画面、吹鳴ブザー音設定画面、オリジナルブザー作成画面のうち、所望の画面を選択する。
ここで、ブザー吹鳴音量調整画面を選択すると、図4(b)に示されるブザー吹鳴音量調整に進む。そして、図4(b)のブザー吹鳴音量調整において、各ウォーニング音量設定、オリジナルブザー音量設定のいずれか一方の設定を選択する。各ウォーニング音量設定を選択した場合には図4(e)に進み、オリジナルブザー音量設定を選択した場合には図4(f)に進む。
図4(e)に示されるウォーニングブザー音量調整では、搭乗者に注意を促すためのウォーニング項目、例えばリバースブザー、キー忘れ、シートベルトブザー等、いずれか1つの項目の音量を変更する旨を選択する。ここで、例えばリバースブザーを選択すると、図4(g)の音量調整画面に進む。そして、十字キー4aの左右を押して所望の音量に調整し、決定する。すると、図4(h)に示されるように、リバースブザーの音量が決定された旨が表示される。この後、再び図4(e)に示されるウォーニングブザー音量調整画面に戻る。
一方、図4(b)に示されるブザー吹鳴音量調整画面においてオリジナルブザー音量設定を選択すると図4(f)に進む。図4(f)に示されるオリジナルブザー音量調整では、搭乗者が所望のタイミングにてブザーを鳴らす項目、例えばイグニッションスイッチオン(IG−ON)、エンジンオン(ENG−ON)、イグニッションスイッチオフ(IG−OFF)等、いずれか1つの項目の音量を変更するかを選択する。この後、図示しないが、図4(g)に示される音量調整と同様の音量調整を行う。
なお、図4(b)〜(f)の各設定画面の左下に表示される「←戻る」のように、十字キー4aの左を押すことにより、一つ前の画面に戻ることができる。
次に、図4(c)における吹鳴ブザー音設定について、図5を参照して説明する。図5は、吹鳴ブザー音設定画面を示した図であり、図5(a)は図4(c)に示される画面と同じである。まず、図5(a)に示される吹鳴ブザー音設定項目を選択および決定する。
ここで、吹鳴ブザー音設定項目について説明する。吹鳴ブザー音設定項目とは、搭乗者がブザーを所望のタイミングにて鳴らす項目を指し、例えば、イグニッションスイッチオン、エンジンオン、イグニッションスイッチオフ、最高燃費記録更新、記念走行距離、記念日、連続運転警告等が該当する。なお、記念走行距離や記念日は、複数設定可能である。
図5(a)において、例えばイグニッションスイッチオンを選択した場合、図5(b)に進む。そして、図5(b)において、イグニッションスイッチオン時にどの曲を鳴らすのかを選択(例えば「オリジナル音II」)、決定する。この後、図5(c)の吹鳴時間設定画面に進み、何秒間吹鳴させるかを設定(例えば11秒)する。これは、十字キー4aの上下を押して数字を変更することにより設定する。このようにして、曲および時間を設定すると、図5(d)に示されるようにイグニッションスイッチオン時にオリジナル音IIが設定されたことが表示される。この設定により、イグニッションスイッチオン時には、オリジナル音IIが11秒間鳴ることとなる。こうして設定されると、吹鳴ブザー音設定画面に戻る。
また、図5(a)に示される吹鳴ブザー音設定画面において、記念走行距離Iを選択、決定すると、図5(e)に進む。そして、図5(e)において、記念走行距離I時にどの曲を鳴らすのかを選択(例えばオリジナル音II)、決定する。この後、図5(f)に進み、所定距離ごとに曲が鳴るように、距離を設定する。すなわち、上下キー4aを上下させて数字を変更すると共に所望の距離を選択(例えば1000km)、決定する。この後、図5(c)、(d)と同様に、図5(g)、(h)にて吹鳴時間の設定および設定確認表示を行う。この設定により、走行距離が1000kmに達するごとに、オリジナル音IIが10秒間鳴ることとなる。こうして設定されると、図5(a)に示される吹鳴ブザー音設定画面に戻る。
なお、他の吹鳴ブザー音設定項目も同様に設定する。このようにして、搭乗者がブザーを鳴らしたい項目を鳴らしたい曲で鳴らしたいタイミングにて鳴るように設定する。
次に、図4(d)に示されるオリジナルブザー作成について図6〜図8を参照して説明する。図6は、オリジナルブザー設定画面を示した図であり、図6(a)は、図4(d)に示される画面と同じである。まず、図6(a)に示されるオリジナル項目のうち、編集する項目を選択(例えばオリジナルI)、決定する。なお、図6(a)において、あらかじめ曲が設定されている項目は「オリジナル」と表示され、曲が設定されていない場合には空欄(「NOTITLE」)になっている。
図6(a)において、「オリジナルI」を選択、決定すると、図6(b)において「オリジナルI」の編集を行う。すなわち、「オリジナルI」に対して「消去」または「編集」のいずれか一方を選択、決定する。
図6(b)において、「編集」を選択、決定した場合には図6(c)に進む。図6(c)に進むと、「オリジナルI」を編集するか否かの確認を行う。編集をしない場合(NG)には、図6(b)の画面に戻る。編集する場合(OK)には、図6(d)に進む。
図6(d)においては、楽譜の選択を行う。つまり、3拍子または4拍子のいずれか一方を選択、決定する。この後、図6(e)に進み、オリジナルブザーを編集する。このオリジナルブザーの編集については、図7を参照して後で詳しく説明する。
こうして曲の編集が終了すると、図6(f)に進み、編集の終了を確認する。図6(f)において、曲の編集を終了しない場合(NG)には図6(e)に戻り、再び曲の編集を行う。図6(f)において、曲の編集を終了する場合(OK)には、図6(g)に進み、オリジナルIの曲編集を終了する。こうして曲の編集が終了すると、図6(a)に示されるオリジナルブザー作成画面に戻る。
一方、図6(b)において「消去」を選択、決定した場合には図6(h)に進む。そして、例えば「オリジナルI」を消去する場合には「OK」を選択すると図6(i)に進む。そして、図6(i)に示されるように、「オリジナルI」が消去された確認画面が表示され、図6(a)に示されるオリジナルブザー作成画面に戻る。また、図6(h)において、「オリジナルI」を消去しない場合には「NG」を選択すると図6(b)のオリジナルブザー編集画面に戻る。
ここで、図6(c)における曲編集について説明する。図7は、オリジナルブザー編集画面を示した図である。図7(a)は、図6(c)と同様である。図7(a)、(b)に示されるように、十字キー4aの上下を押すことにより、音符カーソルを移動させて符号(音符)の音程を選択する。このとき、音符カーソルは点滅して表示される。なお、本実施形態では、図7の画面において下部に表示される音符は、「全・2分・4分・8分・16分音符・3連符」、「全・2分・4分・8分・16分休符」、「終止線」が用意されており、十字キー4aを左右に移動させることにより選択できるようになっている(図7においては上記のうち一部のみが表示された状態になっている)。この後、図7(c)に示されるように、十字キー4aの左右を押すことにより、符号コンテンツの中から所望の音符を選択する。そして、ボタン4bを押して決定する。
すると、図7(d)に示されるように、音符カーソルが右横に移動し、次の符号が編集できるようになる。なお、十字キー4aにおいて左右を押すことにより、先に決定した符号を再度編集できるようになっている。こうして、図7(e)に示されるように次々と符号を編集していく。そして、編集の最後に「終止線」を選択して決定すると曲編集は終了し、図6(f)に示される編集終了の確認画面に進む。
以上は、あらかじめ設定されているオリジナルIを編集する場合についての説明であるが、例えば図6(a)において、空欄(「NOTITLE」)を選択し、新規に曲を編集することもできる。そして、曲編集後に曲名を設定する。このことについて、図8を参照して説明する。
図8は、曲名の編集画面を示した図である。図7において、「終止線」が選択されて曲編集が終了すると、図8(a)に示される曲名設定画面に移行する。そして、十字キー4aを上下させて文字を選択し、ボタン4bにて決定する。図8(b)に示されるように、これを繰り返して所望の曲名を入力する。曲名を入力した後、十字キー4aの上下ボタンにて「END」を選択し、図8(c)に示される編集終了の確認画面に進む。
図8(c)において、「OK」の場合には図6(f)、(g)に示される画面に進み、先に作成した曲が保存、設定される。一方、図8(c)において、「NG」の場合には再び図8(b)の画面に戻り、編集を続けることとなる。なお、十字キー4aにてカーソルを移動させることにより、移動させたカーソル位置の文字を書き換えおよび消去することにより編集を行う。
以上、説明したブザー機能設定は、車両のギアが「P」または「N」レンジになっている場合にのみ操作することができるようになっている。また、ブザー機能設定において、設定中に例えば10秒以上操作部4による操作が行われない場合には、車両情報画面に移行する。なお、車両情報画面の設定は、上記ブザー機能設定と同様に、操作部4を操作することにより設定可能となっている。
以上説明したように、本実施形態では、車両に搭載されるブザー1において、その音色、音量、鳴るタイミングを任意に設定している。すなわち、表示部3に表示されるブザー1の設定画面に示されるブザー1の設定項目にて、任意にブザー1の音色や音量、そしてブザー1を鳴らすタイミングを選択および決定する。これにより、搭乗者がブザー1を鳴らしたい時に鳴らしたい音色を鳴らしたい音量で鳴らすようにすることができる。このようにして、搭乗者がブザー1を鳴らすタイミング、音色、音量を任意に調整することができる。
また、本装置においては、制御部5に作曲機能を持たせ、操作部4を操作することにより搭乗者が作曲できるようにする。これにより、搭乗者が自ら作曲した音を、鳴らしたいタイミングおよび音量で鳴らすようにすることができる。したがって、搭乗者が車両に対して親近感を得るようにすることができる。
(他の実施形態)
本装置は、上記第1実施形態に示される構成以外で構成されても構わないことは言うまでもない。また、コンビメータ6に配置される表示部3、ブザー1の孔7、操作部4の位置は、上記第1実施形態に限るものではない。
本装置は、上記第1実施形態に示される構成以外で構成されても構わないことは言うまでもない。また、コンビメータ6に配置される表示部3、ブザー1の孔7、操作部4の位置は、上記第1実施形態に限るものではない。
上記第1実施形態では、1つのブザー1のみから音を発するようにしているが、複数個のブザー1を用意して、これら複数個のブザー1から音を発するようにしても良い。これにより、厚みのある音を発することができ、搭乗者に音を容易に認識させることができる。
上記第1実施形態では、表示部4にTFT型液晶パネルが採用されているが、ドット型液晶パネルを採用しても構わない。このように、本装置の基本機能を画面表示できるものであればどんな表示手段を用いても構わない。
上記第1実施形態では、記憶部2に記憶されている曲があらかじめ決められているが、例えば、曲を配信する基地局と車両との間で無線通信を行うことにより、記憶部2に記憶されていない曲をダウンロードすることも可能である。
また、記憶部2に記憶されている曲においては、削除できる曲と削除できない曲とを設定することで、記憶部2からすべての曲が削除されることを防止できる。
上記装置にリセット機能を持たせることもできる。すなわち、搭乗者が様々なタイミングにおいて音色や音量を設定したが、すべての設定をやり直したい場合に、このリセット機能により搭乗者によって設定された項目を初期状態に戻すことができる。このような機能は、あらかじめブザー1の設定項目に含めることで実現できる。
上記第1実施形態では、搭乗者が表示部3に表示される設定画面を見ながら、操作部4の十字キー4aおよびボタン4bを操作することにより、ブザー1を設定しているが、ブザー1の設定方法はこれに限るものではない。例えば、表示部3をタッチパネルとし、搭乗者がこのタッチパネルを直接触れることで表示部3に表示される設定画面の項目を選択できるようにしても良い。また、操作部4をリモコンとし、無線通信により、表示部3に表示されるブザー1の設定を変更するようにしても構わない。
1…ブザー、2…記憶部、3…表示部、4…操作部、4a…十字キー、4b…ボタン、
5…制御部、6…コンビメータ、7…孔。
5…制御部、6…コンビメータ、7…孔。
Claims (2)
- 音を発するブザー(1)と、
前記ブザーを鳴らすタイミング、前記ブザーの音色、前記ブザーの音量の各データを前記ブザーの設定項目として格納する記憶手段(2)と、
前記ブザーの設定項目をブザー設定画面に表示する表示手段(3)と、
前記表示手段に、前記ブザーの設定項目として、前記ブザーを鳴らす複数のタイミングの一覧、前記ブザーの複数の音色の一覧、前記ブザーの音量のうちいずれか1つをブザー設定画面に表示させることで、前記複数のタイミングの中または前記複数の音色の中もしくは前記音量の中から所望のタイミングまたは音色もしくは音量を選択できるようにするブザー設定手段(4)と、
前記複数のタイミング、前記複数の音色、前記音量の中から選択された所望のタイミングまたは音色もしくは音量を記憶すると共に、この記憶した内容に対応するデータを前記記憶手段から読み出し、前記記憶手段から読み出したデータに基づき前記ブザーを鳴らす制御手段(5)と、を有することを特徴とするブザー調整装置。 - 前記ブザーの設定項目には作曲が含まれ、
前記表示部に前記ブザー設定画面として前記作曲を行うための編集画面が表示されると共に、前記編集画面に表示される音符カーソルが前記ブザー設定手段により移動され、符号コンテンツの中から所望の符号が選択されることにより曲が作成されるようになっており、
前記制御手段は、前記作成された曲のデータを前記記憶部に記憶すると共に、前記作成された曲を前記ブザーの音色の1つとするようになっていることを特徴とする請求項1に記載のブザー調整装置。
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