JPH09218688A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH09218688A
JPH09218688A JP8023907A JP2390796A JPH09218688A JP H09218688 A JPH09218688 A JP H09218688A JP 8023907 A JP8023907 A JP 8023907A JP 2390796 A JP2390796 A JP 2390796A JP H09218688 A JPH09218688 A JP H09218688A
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JP
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bar code
music
karaoke
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data
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Application number
JP8023907A
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English (en)
Inventor
Toshinori Ichizawa
俊憲 市沢
Yuji Senba
祐二 仙場
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】選曲と好みの効果設定を簡略な操作で行うこと
ができるカラオケ装置を提供する。 【解決手段】カラオケ曲の曲名と曲番号を50音順に列
記した目次本に、曲番号入力用バーコード72と3つの
効果トラック選択用バーコード73a,73b,73c
を印刷する。3つの効果設定用バーコード73a,73
b,73cは、楽曲データの3つの音場制御トラックの
1つをそれぞれ選択する。利用者がリクエストする場
合、バーコードリーダで所望の曲の曲番号入力用バーコ
ード72をスキャンし、連続してその右側に印刷されて
いる効果トラック選択用バーコード73a,73b,7
3cのうち1つをスキャンする。曲番号入力用バーコー
ドと効果トラック選択用バーコードは左右にほぼ一列に
配置されているため、利用者は1連のスキャン動作で両
方のバーコードをスキャンすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バーコードによ
り簡略に曲の選択や効果の設定ができるカラオケ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカラオケ装置は、カラオケ演奏や
歌唱音声に付与する効果の多様化など多機能化・高機能
化が進んでいる。通常は利用者がカラオケ曲を選択する
とこれに合わせた機能が自動的に選択されるが、利用者
がこれらの機能を自己の好みの設定に合わせて利用でき
るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、利用者が、種
々の機能を自己の好みに合うように設定するためには、
カラオケの本体装置やアンプの多くのつまみ類を操作し
て機能設定する必要があり、慣れない利用者にとって適
当な設定値を出すことは困難であった。
【0004】この発明は、いわゆる目次本に効果設定用
バーコードを記載しておくことにより、利用者が簡略に
自己の好みにあった効果設定を行うことができるカラオ
ケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、カラオケ曲を指定する選曲用バーコードおよび該
カラオケ曲に対して設定可能な複数種類の効果に対応す
る複数の効果設定用バーコードとを隣接させて記載した
カラオケ曲目録を用いるカラオケ装置であって、前記選
曲用バーコードと前記複数の効果設定用バーコードのう
ち1つとを連続して読み取り読み取りそれぞれ分離して
認識するバーコード読取手段と、該バーコード読取手段
が読み取った選曲用バーコードで選択されたカラオケ曲
を演奏する演奏手段と、該カラオケ曲の演奏時に前記効
果設定用バーコードに基づいて前記演奏手段に効果を設
定する効果設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】この出願の請求項2の発明は、前記選曲用
バーコードで選択されるカラオケ曲の楽曲データは、複
数の効果制御データを含み、前記効果設定用バーコード
は、これら複数の効果制御データのうち1つを選択する
ものであることを特徴とする。
【0007】選曲用バーコードと効果設定用バーコード
は、たとえば、左右にほぼ一列になるように記載してお
けばよい。この場合、複数ある効果設定用バーコードは
上下に並べて配置する。これにより、選曲用バーコード
をスキャンしたのち、スキャンのコースを好みのバーコ
ードに合わせて行うことにより、一連の動作で選曲用バ
ーコードと効果設定用バーコードの読み取りをすること
ができる。連続して読み取られた選曲用バーコードおよ
び効果設定用バーコードは、バーコード読取手段によっ
て分離して認識され、選曲用バーコードで選択された曲
を演奏手段が演奏し、効果設定用バーコードに基づく効
果を効果設定手段が設定する。
【0008】また、別方式として、選曲用バーコードと
効果設定用バーコードを一体化したバーコードを記載し
てもよい。この場合には、複数の効果に対応して複数の
一体化バーコードが記載されることになる。これによれ
ば、1本のバーコードをスキャンするのみで選曲と効果
設定の両方をすることができ、より操作を簡略化するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施例
であるカラオケ装置について説明する。カラオケ装置
は、利用者がリクエストした曲のカラオケ演奏音を発生
するとともに、このカラオケ演奏音や歌唱者の歌唱音声
に対してエコーやリバーブなど種々の効果を付与する。
また、カラオケ装置は、カラオケ演奏時にモニタに歌詞
と背景映像を表示するが、利用者の指示により、歌詞を
消したり背景画像を切り換えることができる。
【0010】図1は同カラオケ装置の機器構成を示す図
である。カラオケ装置は、本体装置1,アンプ2,LD
チェンジャ3,モニタ4,スピーカ5,2本のマイク6
およびコマンダ7(図2参照)からなっている。本体装
置1は、マイコン制御部を内蔵しカラオケ演奏を制御す
るとともに、上記周辺機器を制御する。アンプ2はDS
P40(図2参照)を内蔵しており、本体装置1が発生
するカラオケ演奏音やマイク6から入力されるカラオケ
歌唱音に対して種々の効果を付与する。また、本体装置
1は設定によりカラオケ演奏音のピッチを上下したりテ
ンポを速くまたは遅くすることができる。また、モニタ
4には、本体装置1から入力される画像データにより歌
詞や背景映像が表示されるが、設定により歌詞の表示を
消したり背景映像を切り換えたりすることができる。こ
れらの設定は、利用者が前記コマンダ7から行うことが
できる。
【0011】図2は同カラオケ装置のブロック図であ
る。本体装置1の動作を制御するCPU10には、バス
を介してROM11,RAM12,ハードディスク記憶
装置(HDD)17,ISDNコントローラ16,コマ
ンダ受信部13,表示パネル14,パネルスイッチ1
5,音源19,音声データ処理部20,DSP21,文
字表示部25,表示制御部27および前記LDチェンジ
ャ3が接続されている。なお、前記効果用DSP40は
アンプ2に内蔵されている。
【0012】ROM11には、システムプログラム,ア
プリケーションプログラム,ローダおよびフォントデー
タが記憶されている。システムプログラムは、この装置
の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログ
ラムである。アプリケーションプログラムは周辺機器制
御プログラム,シーケンスプログラムなどである。シー
ケンスプログラムはカラオケ演奏時に実行されるプログ
ラムであり、RAM12の予約曲読出エリアに読み出さ
れた楽曲データをテンポクロックに応じて読み進んでゆ
き楽音の発生や映像の再生を行うプログラムである。ロ
ーダは、センタから楽曲データをダウンロードするため
のプログラムである。フォントデータは、歌詞や曲名な
どを表示するためのものであり、明朝体やゴジック体な
どの複数種類の文字種のフォントが記憶されている。ま
た、RAM12には、リクエストされたカラオケ曲の曲
番号や効果選択コードを記憶する予約リスト、カラオケ
演奏に際して楽曲データを読み出すための予約曲読出エ
リアが設定される。HDD17には約1万曲分の楽曲デ
ータ記憶エリアが設けられる。
【0013】ISDNコントローラ16は、ISDNタ
ーミナルアダプタ18を制御してセンタと交信するため
のコントローラである。ISDNコントローラ16はセ
ンタと交信して楽曲データなどをダウンロードする。I
SDNコントローラ16はDMA回路を内蔵しており、
ダウンロードされた楽曲データをCPU10を介さずに
直接HDD17に書き込む。
【0014】また、このカラオケ装置に付属しているコ
マンダ7は、図4に示すようにテンキー40や予約キー
41など種々のキースイッチを備えており、これらキー
スイッチがオンされたとき、そのキースイッチに対応す
るコードをコードROM62(図5参照)から読み出
し、カラオケ本体装置1に対して赤外線信号として送信
する。また、このコマンダ7は目次本に印刷されている
バーコードを読み取って、そのバーコードのキャラクタ
に対応するコードを送信することがきる。そして、本体
装置1のコマンダ受信部13はコマンダ7から送られて
くる赤外線信号を受信してコードを復元する。
【0015】音源19は、カラオケ演奏時にCPU10
から入力されるイベントデータに基づいて楽音信号を形
成する。イベントデータは、図3に示す楽曲データの楽
音トラックに記憶されているものである。音声データ処
理部20は、楽曲ファイルに含まれるADPCMデータ
である音声データに基づき、指定された長さ,指定され
た音高の音声信号を形成する。音声データは、音源19
で電子的に発生しにくいバックコーラスなどの音声信号
を自然音のサンプリングデータとして記憶したものであ
る。
【0016】歌唱用のマイク6から入力された歌唱音声
信号はプリアンプ30で増幅されA/Dコンバータ31
でディジタル信号に変換されたのちアンプ2のDSP2
1に入力される。DSP21には、歌唱音声信号のほか
音源19が形成した楽音信号および音声データ処理部2
0が再生した音声信号が入力される。DSP21は、こ
れら入力された音声信号や楽音信号に対してリバーブや
エコーなどの効果を付与する。リバーブ・エコーの効果
は1種類ではなく、種々の部屋の反響・残響状態(音
場)をシミューレートした「チェンバー1〜3」,「ホ
ール1〜3」や「スタジアム」など複数種類のリバーブ
・エコーを選択的に設定することができる。DSP21
によって効果が付与された楽音信号,音声信号はD/A
コンバータ22でアナログ信号に変換されたのちメイン
アンプ23に入力される。メインアンプ23は、この信
号を増幅したのちスピーカ5に出力する。
【0017】なお、カラオケ演奏においてDSP21が
付与する効果の種類や程度は、楽曲データの効果制御ト
ラックに基づいて制御される。
【0018】文字表示部25は歌詞トラックから入力さ
れる文字データに基づいて、曲名や歌詞などの文字パタ
ーンを生成する。また、LDチェンジャ3には、5枚の
レーザディスクが内蔵されており約120シーンの背景
映像を再生することができる。LDチェンジャ3は入力
された映像選択データ(チャプタナンバ)に基づき、対
応するLDの背景映像を再生する。該画像選択データ
は、当該カラオケ曲のジャンルデータなどに基づいて決
定される。ジャンルデータは楽曲ファイルのヘッダに書
き込まれており、カラオケ演奏スタート時にCPU10
によって読み出される。文字表示部25によって生成さ
れた文字パターンおよびLDチェンジャ3によって再生
された映像データは表示制御部27に入力される。表示
制御部27ではこれらのデータをスーパーインポーズで
合成してモニタ4に表示する。なお、歌詞の表示は歌唱
者の設定によりオン/オフすることができる。
【0019】図3は前記HDD17に記憶される楽曲デ
ータの概略構成を示す図である。同図(A)において、
楽曲データは、ヘッダ部、トラック部、音声データ部で
構成されている。ヘッダ部はこの曲の発表日やジャンル
などの書誌事項を記録した部分である。音声データ部は
バックコーラスなどの音声信号をPCM化したものであ
る。トラック部は、前記音源19を制御する楽音トラッ
ク、モニタ4にタイトルや歌詞を表示するための歌詞ト
ラック、前記音声データの再生タイミングや再生ピッチ
などを制御する音声データ制御トラック、効果制御トラ
ックなどで構成されている。
【0020】楽音トラックには、カラオケ演奏の楽音を
発生するためのデータがインプリメントされており、ピ
アノ,弦楽器,リズムパートなど複数のパートを担当す
る複数のトラックで構成されている。楽音トラックは、
楽音の発音や消音などを指示するイベントデータとこの
イベントデータの読出タイミングを各イベントデータ間
の時間的間隔で表したデルタタイムデータで構成されて
いる。イベントデータは、上記楽音の発音や消音を指示
するもの(ノートオンデータ,ノートオフデータ)のほ
か、音色の調整や変更のためのデータ(パラメータチェ
ンジ,プログラムチェンジなど)が含まれる。
【0021】歌詞トラックは、当該カラオケ曲の曲名や
歌詞をインプリメントしたシーケンスデータであり、文
字表示データ(イベントデータ)と各イベントデータの
時間的間隔を示すデルタタイムデータで構成されてい
る。なお、この文字表示トラックのデータは汎用のMI
DIデータではないが、インプリンメンテーションの統
一をとり作業工程を容易にするため、このトラックを含
めて音声データ制御トラック,効果制御トラックなどは
全てMIDI形式で記述されている。この歌詞トラック
のデータは、前記文字表示部25に出力される。文字表
示部45はこのデータに基づいて文字パターンを生成す
る。
【0022】音声データ制御トラックは、音声データ部
に記憶されているバックコーラスなどのPCMデータを
どのタイミングにどのピッチで再生するかを制御するた
めのトラックである。イベントデータである音声制御デ
ータは、再生すべき音声データの番号やそのピッチなど
を指示するデータであり、各音声制御データの時間的間
隔を定めるデルタタイムデータが該音声データの再生タ
イミングを決定する。
【0023】効果制御トラックは、同図(B)に示すよ
うに複数のアレンジトラックからなっている。同図では
アレンジトラックとして、DSP21でシミュレートす
るエコー・リバーブの状態(音場)を切り換えるための
音場制御トラック(ノーマルトラック、アレンジ1トラ
ック、アレンジ2トラック)のみを示している。カラオ
ケ装置の利用者はコマンダ7で効果選択コードを入力す
ることによって複数のアレンジトラックのうち1つを選
択することができる。
【0024】図4は前記コマンダ7の外観図、図5は同
コマンダ7のブロック図である。このコマンダ7はキー
入力された数値をリモコンコード化して本体装置1に送
信するほか、バーコードリーダの機能を備え、読み取っ
たバーコードをリモコンコード化して本体装置1に送信
する機能を備えている。コマンダ7には曲番号や効果選
択コードを入力するためのテンキー40が設けられてい
るほか、曲番号を登録するための予約キー41,入力し
た数値を取り消すための取消キー45,バーコードを読
み取るときオンされるバーコード読取スイッチ43,読
み取ったバーコードを送信するときオンされるバーコー
ド送信キー44が設けられている。また、このコマンダ
7の先端部は尖塔形に形成されており、その先端部には
バーコードを読み取るためのフォトトランジスタ65が
設けられており、その両側には本体装置1に対してリモ
コンコードを送信するとともにバーコード読取時には照
光器として機能する高輝度赤外線LED67が設けられ
ている。
【0025】図5において、マイクロコンピュータで構
成される制御部60には、上記各種キーやスイッチで構
成されるキースイッチ群61、各キーに対応するリモコ
ンコードを記憶したコードROM62、入力されたコー
ド信号に応じて前記高輝度赤外線LED65を点灯させ
るLEDドライバ64、前記フォトトランジスタ67の
受光信号を1/0の信号に整形する読取回路66、およ
び、フォトトランジスタ67で読み取ったバーコードを
記憶するバーコードレジスタ63が接続されている。テ
ンキーなどのキーがオンされると、制御部60はそのキ
ーに対応するリモコンコードをコードROM62から読
み出し、LEDドライバ64に出力する。LEDドライ
バ64はこのリモコンコードをPPM(パルス位置変
調)方式で変調し、電力増幅をして高輝度赤外線LED
65をドライブする。
【0026】上記テンキー40,予約キー41,取消キ
ー45およびバーコード送信キー44は、トリガキーで
あり、このキーがオンされたことをトリガとしてある動
作を1回実行するが、バーコード読取スイッチ43はプ
ッシュスイッチとして機能し、このスイッチがオンされ
ている間バーコード読取動作を継続する。すなわち、バ
ーコード読取スイッチ43がオンされている間、制御部
60は読取回路66を介してフォトトランジスタ67の
入力信号からバーコードを解析し、解析されたコードを
バーコードレジスタ63に書き込む、という動作を継続
する。また、制御部60は、このとき同時にLEDドラ
イバ64に対して100パーセントデューティの点灯信
号を出力することによってLED65を継続点灯させ、
バーコードに照射して読み取り精度を向上させている。
【0027】また、バーコード送信キー44がオンされ
た場合には、バーコードレジスタ43に記憶されている
コード、すなわち、バーコードとして読み取られた曲番
号や効果選択コードなどのコードを1キャラクタずつ読
み出し、これに対応するリモコンコードをコードROM
62から読み出してLEDドライバ64に出力する。す
なわち、バーコード読取スイッチ43をオンしてバーコ
ードを読み取ることにより、テンキーなどをオンするこ
となく複数のキャラクタを一度に入力することができ、
バーコード送信スイッチ44をオンすることにより、こ
の入力されたキャラクタをまとめて送信することができ
る。
【0028】図6は同カラオケ装置に付属する目次本の
一部を示す図である。目次本とはカラオケ曲の曲名を5
0音順でその曲番号とともに列記した冊子であり、この
発明のカラオケ曲目録に対応する。同図は「お」で始ま
る曲名を記載したページの一部を示している。各曲毎に
タイトル(曲名)70、リクエストNo(曲番号)71
の記載欄が設けられており、その右側に曲番号入力用バ
ーコード72、および、3つの効果トラック選択用バー
コード73a,73b,73cが印刷されている。これ
ら3つの効果設定用バーコードは、それぞれ図3に示す
3つの音場制御トラックの1つを選択するためのバーコ
ードである。効果トラック選択用バーコード73a,7
3b,73cは、縦3段に印刷されており、曲番号入力
用バーコード72は、3段の効果トラック選択用バーコ
ード73と同じ幅で印刷されている。
【0029】利用者がバーコード入力でリクエストをす
る場合は、前記コマンダ7のバーコード読取スイッチ4
3をオンしながら所望の曲の曲番号入力用バーコード7
2をスキャンし、続いてそのバーコードの右側に印刷さ
れている効果トラック選択用バーコード73a,73
b,73cのうち1つをスキャンする。効果トラック選
択用バーコードにはノーマル、アレンジ1、アレンジ2
など効果の説明が付記されているため、利用者はこれに
基づいて効果トラック選択用バーコードを選べばよい。
曲番号入力用バーコードと効果トラック選択用バーコー
ドは左右に一列に配置され、どの効果トラック選択用バ
ーコード73をスキャンする場合でも曲番号入力用バー
コード72から真っ直ぐにスキャンしてゆくことができ
るため、利用者は1連のスキャン動作で両方のバーコー
ドをスキャンすることができる。こののちコマンダ7を
本体装置1に向けてバーコード送信キー44をオンする
ことにより、カラオケ装置に対して所望の曲をリクエス
トするとともに、所望の効果を設定することができる。
【0030】図7は前記コマンダ7のキースイッチ操作
対応処理動作を示すフローチャートである。制御部60
はキースイッチ群61の操作があるか否かを常時監視し
ている(s1,s2,s3)。テンキー40,予約キー
41,取消キー45がオンされた場合には、s1からs
4に進み、コードROM62から対応するリモコンコー
ドを検索して(s4)、このコードをLEDドライバ6
4に出力する(s5)。これにより、LEDドライバ6
4はこのコードの信号で高輝度赤外線LED65を点灯
させコードを送信する。
【0031】バーコード読取スイッチ43がオンされた
場合には、s2の判断でs6に進む。s6でLEDドラ
イバ64に対して100パーセントデューティの信号を
送ってLED65を継続点灯させる。これにより、バー
コードの読み取りを容易にする。そしてこのバーコード
読取スイッチ43がオンされている間、以下の動作を行
う。フォトトランジスタ67(読取回路66)から入力
される信号をバッファに取り込み(s7)、バーコード
として成立すれば(s8)このキャラクタを解析して曲
番号としてバーコードレジスタ63に記憶する(s1
0)。バーコードの成立はそのバーコードのフォーマッ
トに応じて判断することができる。たとえば、NW−7
フォーマットの場合にはコードの先頭と末尾に“a”の
コードが付されているため、これを認識したときバーコ
ードの成立を判断することができる。続いて、フォトト
ランジスタ67から入力される信号をバッファに取り込
み(s11)、バーコードとして成立すれば(s12)
このキャラクタを解析して効果選択コードとしてバーコ
ードレジスタ63に記憶する(s14)。効果選択コー
ドの読み取りが終了すると(s14)、LED65を消
灯して(s15)監視ルーチンに戻る。一方、読取途中
にバーコード読取スイッチ43がオフされた場合には
(s9,s13)、不完全なデータが記憶されているバ
ーコードレジスタをクリアし(s16)、LED65を
消灯して(s15)監視ルーチンに戻る。このように、
バーコード読取スイッチ43がオンされている間は、バ
ーコードリーダとしてのみ機能しており他のキー入力は
受け付けない。
【0032】また、バーコード送信キー44がオンされ
ると、s3の判断でs17以下の処理を実行する。ま
ず、バーコードレジスタ63に記憶されているキャラク
タコードを1つ読み出し(s17)、このキャラクタに
対応するリモコンコードをコードROM62から検索す
る(s18)。そしてこのリモコンコードをLEDドラ
イバ64に出力する(s19)。以上の動作をバーコー
ドレジスタ63に記憶されているキャラクタが終了する
まで繰り返し実行する(s20)。キャラクタが終了す
ると、最後に予約キー41に対応するリモコンコード
(予約コード)をLEDドライバ64に出力して(s2
1)、監視ルーチンに戻る。これにより、曲番号入力用
バーコード、効果トラック選択用バーコードを読み取っ
たのち、バーコード送信キー44をオンするのみで曲の
予約をすることができる。なお、バーコードレジスタ6
3に記憶されているキャラクタの消去は、上記送信後即
座に行ってもよく、読取後一定時間で行ってもよく、次
回バーコード読取スイッチ43がオンされたとき行うよ
うにしてもよい。
【0033】図8,図9は前記カラオケ本体装置1の動
作を示すフローチャートである。図8は、コマンダ7か
ら送られてくるコード信号の受信動作を示すフローチャ
ートである。この動作は他の動作(たとえばカラオケ演
奏動作)と並行して常時機能している。本体装置1はコ
マンダ7から何らかのコード信号が送信されて来るか否
かを常時監視している(s30,s31,s32)。テ
ンキー40のコード信号が送られてきた場合には(s3
0)、そのコード信号に対応する数値を置数バッファに
記憶する(s33)。また、取消キー45に対応するコ
ード信号が送られてきた場合には(s31)、置数バッ
ファの内容をクリアする(s34)。さらに、予約キー
41に対応するコード信号が送られてきた場合には(s
32)、置数バッファに記憶されている数値を曲番号お
よび効果選択コードとして予約リストに書き込むことに
よって演奏予約を行う(s35,s36)。
【0034】コマンダ7のバーコード送信キー44がオ
ンされた場合には、バーコードレジスタ63に記憶され
ているキャラクタ(テンキーに対応する)のコードが連
続して送信されるため、上記s30→s33の動作が繰
り返し行われることになる。なお、曲番号と効果選択コ
ードが連続して送られてきた場合でも、曲番号は数字の
みのデータであり、効果選択コードはa〜dのアルファ
ベットから始まるコードであるため容易に分離識別する
ことができる。
【0035】図9は同カラオケ装置のカラオケ演奏スタ
ート時の動作を示すフローチャートである。まず、予約
曲リストから先頭の曲番号を読み出し(s40)、その
曲番号で指定される楽曲データをHDD17からRAM
12の予約曲読出エリアに読み出す(s41)。続い
て、予約曲リストから同曲の効果選択コードを読み出し
(s42)、その効果選択コードで指定された音場制御
トラックを選択し(s43)、演奏スタートに先立つセ
ットアップ用のパラメータを音場制御トラックや楽音ト
ラックから読み出して、音源19,DSP21などをセ
ットアップする(s44)、このセットアップにより演
奏の準備が整えば演奏をスタートする(s45)。演奏
スタートののち予約リストから当該曲番号および効果選
択コードを消去する(s46)。
【0036】図9の動作がこの発明の演奏手段に対応
し、そのうちのs43,s44がこの発明の効果設定手
段に対応する。
【0037】上記実施形態では、バーコードを曲番号と
効果選択コードに分割したが、これを一体としてもよ
い。この場合には、異なる効果毎に曲番号を含むバーコ
ードが形成・印刷されることになる。この場合には、ど
の効果を選択する場合でも1つのバーコードのみをスキ
ャンすればよいため、操作がより簡略になる。
【0038】また、バーコードの効果選択コードで選択
可能な効果の種類は音場制御に限定されるものではな
く、上述した歌詞の表示/消去の選択や背景映像の切り
換え、照明の切り換えなど様々なものに適用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、一連の
バーコードスキャン操作でカラオケ曲の選曲と効果の設
定を同時に行うことができるため、多機能のカラオケ装
置でも容易に自己の好みにあった効果を設定することが
できる。また、各カラオケ曲毎に複数の効果設定データ
を記憶し、そのなかから好みのものを選択することによ
り、その曲に適し、且つ、自己の好みにあった効果を選
択することできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置の機器
構成を示す図
【図2】同カラオケ装置のブロック図
【図3】同カラオケ装置の楽曲データを示す図
【図4】同カラオケ装置に付属するコマンダの外観図
【図5】同コマンダのブロック図
【図6】同カラオケ装置に付属する目次本の構成を示す
【図7】前記コマンダの動作を示すフローチャート
【図8】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図9】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
7…コマンダ、43…バーコード読取スイッチ、44…
バーコード送信キー、63…バーコードレジスタ、66
…読取回路、67…フォトトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ曲を指定する選曲用バーコード
    および該カラオケ曲に対して設定可能な複数種類の効果
    に対応する複数の効果設定用バーコードを隣接させて記
    載したカラオケ曲目録を用いるカラオケ装置であって、 前記選曲用バーコードと、前記複数の効果設定用バーコ
    ードのうち1つを連続して読み取りそれぞれ分離して認
    識するバーコード読取手段と、 該バーコード読取手段が読み取った選曲用バーコードで
    選択されたカラオケ曲を演奏する演奏手段と、 該カラオケ曲の演奏時に、前記効果設定用バーコードに
    基づいて前記演奏手段に効果を設定する効果設定手段
    と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記選曲用バーコードで選択されるカラ
    オケ曲の楽曲データは、複数の効果制御データを含み、
    前記効果設定用バーコードは、これら複数の効果制御デ
    ータのうち1つを選択するものである請求項1に記載の
    カラオケ装置。
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