JP3980888B2 - 電子楽器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネル上に演奏データを楽譜形式で表示する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子楽器では、表示された楽譜上の演奏位置を、その演奏進行とともにポインタで順次指し示すことも行われている(例えば、特開平11−259065号「表示変更装置、表示変更方法及び記憶媒体」)。
【0003】
このような従来の電子楽器では、演奏の進行位置に対応する楽譜上の符号がポインタで示されるため、演奏と楽譜上の位置が容易に判明できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、初心者にとっては、楽譜に表示されている符号と、その符号により生成する楽音との関係が理解できない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、楽譜上の符号と楽音との関係が、より一層容易に判明するようになる電子楽器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の電子楽器のうちの第1の電子楽器は、発音タイミングと音高情報とを含む演奏情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された演奏情報に基づく楽譜が表示される表示機能と、この表示された楽譜の中の楽譜符号に対応する場所を指等でタッチした位置が検出される機能を備えたタッチセンサとを有する表示画面と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音を生成する楽音生成部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
ここで上記の「楽譜符号」は、楽譜上の様々の符号の総称であり、少なくとも音符を含むものであり、コード情報などを含んでいても良い。
【0008】
このような第1の電子楽器では、タッチパネルで指し示した楽譜符号と楽音との関係が容易に判明するようになる。すなわち、音符と再生される楽音との関係が、指と目及び耳の感覚によって、直接的かつ体感的に確認できるようになる。
【0009】
ここで上記第1の電子楽器は、各鍵に対応する各発光器が配備された鍵盤と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する鍵の発光器の発光態様を他の鍵の発光器の発光態様とは異ならせる発光制御部とを備えることが好ましい。
【0010】
この好ましい形態では、音符と再生される楽音との関係が、聴覚的に把握できるとともに、さらに、鍵盤の鍵との関係も視覚的に確認できるようになる。
【0011】
さらに、上記第1の電子楽器は、各鍵の押鍵動作及び離鍵動作を行なわせる鍵駆動部を備えた鍵盤と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する鍵が押下されるように前記鍵駆動部を制御する鍵駆動制御部とを備えることも好ましい形態である。
【0012】
この形態によっても、音符と再生される楽音との関係に加え、鍵盤の鍵との関係も視覚的に確認できるようになる。
【0013】
また、上記目的を達成する本発明の電子楽器のうちの第2の電子楽器は、発音タイミングと音高情報とを含む演奏情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された演奏情報に基づく楽譜が表示される表示機能と、この表示された楽譜の中の指等でタッチした位置が検出される機能を備えたタッチセンサとを有する表示画面と、
前記表示画面に表示された楽譜中の検出されたタッチ開始位置と、タッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域に対応する演奏情報を自動演奏する自動演奏部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
ここで上記第2の電子楽器は、前記自動演奏部が前記表示画面に表示された楽譜中のタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了を受けて自動演奏を開始するものであることが好ましい。
【0015】
この第2の電子楽器では、タッチパネルで指定した楽譜上の範囲が自動演奏される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態の構成及び各部の動作)
図1は、本発明の電子楽器の一実施形態における構成例を示すブロック図である。
【0017】
図1を参照すると、この例は、当該電子楽器の各部を制御する制御部1と、楽音を生成する楽音生成部2を備え、さらに、楽音生成部2で生成された楽音を放音する発音器2aと、表示器4と、この表示器4の全面又は一部前面に配置されたタッチパネル5を備えている。さらに、この電子楽器は、鍵盤3と、この鍵盤3における、楽譜上の音符に対応する鍵を内部から発光して示す発光器6と、楽譜上の音符に対応する鍵を磁力で押鍵状態に駆動するソレノイド7(本発明にいう鍵駆動部に対応)と、演奏情報を格納したメモリ9(本発明の記憶部に対応)を備えている。これらの各部は、その処理データ、アドレスデータ及び制御データを転送するバスラインに接続されている。
【0018】
制御部1は、本装置の各部の制御を行なうCPU1aと、制御プログラムが記憶されているROM1b、及びCPU1aにおける処理のためのデータを一時的に記憶するワーキング処理用のRAM1cからなる。
【0019】
楽音生成部2は、その内部に楽音波形を記憶しておき、鍵盤3により生成された演奏情報やメモリ9から読み出した演奏情報に基づく楽音生成を行う。タッチパネル5は、タッチ位置を制御部1に出力する。制御部1は,入力したタッチ位置上に表示している内容に基づき演奏情報を生成する。鍵盤3は、押鍵や離鍵による演奏操作が行なわれ、制御部1では、その演奏操作に応じた演奏情報が生成される。この鍵盤3では、自動演奏時には演奏情報に対応する鍵が、ソレノイド7で押鍵状態に駆動され、さらに、発光器6が発光する。
【0020】
図2は表示器4上に表示する表示内容(楽譜)を示す図で、メモリ9に記憶した演奏情報のうちの、4小節分の演奏情報を2小節づつ2段にわたって楽譜形式で表示するとともに、コード情報を示す記号「Am7,G,F,G,C,G」、ドラッグ操作して指定する自動演奏の演奏範囲L、自動演奏中の演奏位置Pを表示する。ここで、表示した音符及びコードを、表示位置を対応付けRAM1cに記憶する。
【0021】
以上が、本実施形態の構成及び各部の動作である。以下、本実施形態の全体動作について説明する。
【0022】
〈全体動作〉
図3は、本実施形態の動作におけるメイン処理のフローチャートである。
【0023】
このメイン処理は、電源投入から電源切断まで、CPU1aにおいて実行される。まず、各部の初期化が行われる(ステップS11)。次に、鍵盤3の操作状態に変化があったか否かが判定される(ステップS12)。この判定で操作状態に変化があった場合(Yes)、鍵盤3における押鍵又は離鍵に基づき演奏情報を生成し、楽音生成器2に出力する押離鍵処理が行われる(ステップS13)。
【0024】
この発音開始又は停止指示の後、又はステップS12の判定で操作状態に変化がなかった場合(No)、タッチパネル5の操作状態に変化があったか否かが判定される。ここでのタッチパネル5における操作状態変化とは、操作開始、操作終了、又は操作位置の変化である(ステップS14)。タッチパネル5の操作状態に変化があった場合(ステップS14:Yes)、以降で詳細に説明するタッチパネル5への操作位置に対する処理(適宜、タッチパネル処理と表記)が行われる(ステップS15)。次にその他の処理を実行してステップS12にリターンする(ステップS16)。
【0025】
図4は本実施形態の動作におけるタッチパネル処理のフローチャートである。
【0026】
まず、「操作開始」という操作が行われたか否かが判定される(ステップS20)。
【0027】
ステップS20の判定で「操作開始」の場合(Yes)、自動演奏の開始時刻を規定する「演奏開始時刻」、及び終了時刻を規定する「演奏終了時刻」に操作位置に応じた時刻を設定する(ステップS21)。次に、操作位置に音符又はコードが表示されているか否か、RAM1cに記憶した音符及びコードと表示位置との対応付けを参照して判定される(ステップS22)。
【0028】
その操作位置に音符あるいはコードが表示されていたときは、その表示されている音符、コードの演奏情報が楽音生成部2に出力される。ここで、出力される演奏情報の音高は、表示されている音符又はコードに基づくが、音長及び音量は予め決めた値とする。楽音生成部2は、その演奏情報を受け取ると、その演奏情報に対応する楽音を生成する。さらに、その演奏情報に対応する鍵の発光器6の発光が行われ、かつ、鍵盤3の対応するソレノイド7によって押鍵状態に駆動された後に、図3のメイン処理にリターンする(ステップS23)。
【0029】
ステップS20の「操作開始」ではない場合(No)、CPU1aでは、「操作終了」か否かが判定される(ステップS24)。この判定で「操作終了」ではない場合(No)、タッチパネルの操作はドラッグ操作であって、ここでは、まず、現在の操作位置(時刻)が演奏開始時刻よりも後か否かの「操作位置>演奏開始時刻」が判定される(ステップS25)。ここで「操作位置>演奏開始時刻」の場合(Yes)、次に、「演奏終了時刻」に現在の操作位置が設定される。このとき「演奏開始時刻」及び「演奏終了時刻」によって、タッチパネル5における演奏範囲の表示Lが変更される。この範囲表示は、例えば、図2に示すように画面上における五線譜の下方に表示される。次いで、図3のメイン処理にリターンする(ステップS26)。
【0030】
また、ステップS24で「操作終了」の場合(Yes)、「演奏開始時刻」と「演奏終了時刻」が等しいか否かが判定される。この判定で等しい場合(Yes)、図3に示すメイン処理にリターンする(ステップS27)。この処理で「演奏開始時刻」と「演奏終了時刻」が等しくない場合(No)は、ドラッグ操作が行なわれ、かつ、そのドラッグ操作が終了したことを意味する。ドラッグ操作が行われた場合は、自動演奏を行う範囲が指定されると同時に、その範囲の自動演奏が開始される。その自動演奏を行うために、自動演奏の開始時刻である「時刻」に、「演奏開始時刻」が、自動演奏を終了する「終了時刻」に、「演奏終了時刻」を、それぞれ設定し、さらに、自動演奏データのポインタを開始時刻以降で最初の音符に設定し、自動演奏フラグを自動演奏を行うことを指示することを示す1を設定して、図3のメイン処理にリターンする(ステップS28)。
【0031】
図5はタイマインタラプトにより起動される自動演奏処理のフローチャートである。
【0032】
自動演奏フラグが1の場合、このタイマインタラプトがイネーブルに設定され、1ティック(本実施形態では一例として、4分音符を96分割した時間であって、予め設定したテンポに依存した時間である)ごとに、この図5に示す自動演奏処理が起動される。まず、時刻(ティック)を歩進する(ステップS30)。次に、「時刻」と「終了時刻」が等しいか否かが判定される(ステップS31)。この判定で「時刻」と「終了時刻」が等しくない場合(No)、さらに、ポインタ(ステップS35参照)が現在指し示している演奏情報の演奏時刻と「時刻」が等しいか否かが判定される(ステップS32)。この判定で演奏時刻と「時刻」が等しくない場合(No)、楽譜の表示が変更される。この表示変更は、楽譜めくりや演奏位置の表示Pの表示位置の変更である。この表示変更により、今回のティックにおける処理は終了する(ステップS33)。
【0033】
ステップS32の判定で演奏時刻と「時刻」が等しい場合(Yes)、CPU1aの制御で、その「時刻」と等しい演奏時刻の演奏情報を楽音生成器2に出力するとともに、この演奏情報に対応する鍵盤3の発光器6を発光させ、かつ、その演奏情報に対応する鍵盤3の鍵がソレノイド7によって押鍵状態となる(ステップS34)。この後、演奏情報のポインタを、次に出力する演奏情報を指し示すように歩進する(ステップS35)。
【0034】
次に、ポインタを歩進した先の演奏情報が「END」か否かが判定される。ENDは、演奏終了を示す演奏情報である(ステップS36)。この判定で演奏情報が「END」ではないと判定された場合(No)、ステップS32にリターンして演奏情報の演奏時刻と「時刻」の比較から再度処理を実行する。ステップS36の判定で演奏情報がENDの場合(Yes)、自動演奏フラグが0に設定されて終了する(ステップS38)。自動演奏フラグが0の場合、自動演奏処理を行うタイマインタラプトがディスエーブルに設定され、自動演奏が停止する。 また、ステップS31で「時刻」と「終了時刻」が等しい場合(Yes)、自動演奏フラグが0に設定される(ステップS38)。
【0035】
次に、上記の実施形態の変形例について説明する。
(1)発音態様について
図4中のステップS23において、音長及び音量は予め決めた値であったが、押し操作の時間に応じた音長による演奏情報を発音するようにも出来る。また、タッチパネル5上での押し圧力に対応した検出値によって音量設定を行うようにも出来る。
また、図4中のステップS23で生成する楽音は、音階名を示す人声の「ドレミ…」を生成しても良い。この場合、楽譜と音階の関係が一層明確になる。
さらに、図4中のステップS23において、楽音の生成は、以下の演奏情報であっても良い。
(a)タッチパネル5上での操作位置で本来発音される演奏情報
これは操作位置に対応する時刻と同一時刻の全ての演奏情報である。
(b)タッチパネル5上での操作位置から最も近い位置に表示されている演奏情報(楽音符号)
この場合、多少ずれた位置の操作位置においても、この位置情報に最も近い位置の演奏情報(楽音符号)の楽音生成が可能になる。
(c)タイで連結された音符のうちのいずれかの音符が表示された位置が操作された場合に、タイで連結された最初の音符の表示位置が操作されたものとして、そのタイで結ばれた音符を先頭から発音しても良い。
(d)操作位置を含む所定の時間内の演奏情報
この所定の時間内の演奏情報とは、例えば、拍内、小節内である。なお、この時間内の演奏情報は、予め設定したテンポで順次出力すれば良い。
(2)画面態様について
図4中のステップS23、図5中のステップS34では、タッチパネル5での表示において、演奏時に、その演奏中の音符の表示状態を変更させても良い。この表示処理の変更としては、点灯又は点滅、表示色、表示の大きさがある。また、表示器4に鍵盤を表示し、演奏情報の音高に対応する鍵の表示状態が変化するようにしても良い。
【0036】
さらに、図4中のステップS26において、自動演奏範囲の表示は、演奏範囲の楽譜を白黒反転するように表示しても良い。
(3)自動演奏処理について
ドラッグ範囲を自動演奏する場合、ドラッグの操作速度に応じて決定されたテンポ、例えば、ゆっくりドラッグ操作すれば、ゆっくりしたテンポで再生を行なうようにも出来る。
【0037】
また、自動演奏においては、表示器4上に表示した楽譜以外のトラックが存在する。この場合次のような処理も可能である。
(a)表示器4で表示する楽譜のトラックを複数中のトラックから選択することも出来る。
(b)上記した(a)で選択されるトラックごとに音色が異なるようにしても良い。図4中のステップS23で生成される楽音の音色は、現在表示されている楽譜のトラックの音色としても良い。
(c)図4中のステップS23において、現在表示されている楽譜のトラックにおける演奏情報と同一時刻における他のトラックの演奏情報を発音するようにも出来る。
【0038】
また、ドラッグ操作による自動演奏範囲を次のように指定することも出来る。
(a)範囲指定を所定の区間単位(例えば、拍、小節)で行なっても良い。
(b)楽譜の段をまたいで(上下段)ドラッグ操作することによって、複数段を自動演奏の範囲として指定するようにも出来る。
【0039】
なお、上記説明では、自動演奏の領域指定を操作開始位置(時刻)以降に操作終了位置がある場合のみ可能としたが、操作開始位置以前に操作終了があっても良い。この場合、「時刻」に操作終了位置を、「終了時刻」に操作開始位置を設定する。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の電子楽器によれば、楽譜上の符号と楽音との関係が、より一層容易に判明できるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の実施形態における構成例を示すブロック図である。
【図2】図1中の表示器のタッチパネル上に表示された演奏情報を示す図である。
【図3】実施形態の動作におけるメイン処理のフローチャートである。
【図4】実施形態の動作におけるタッチパネル処理のフローチャートである。
【図5】実施形態の動作におけるタイマインタラプトにより起動される自動演奏処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部
1a CPU
2 楽音生成部
3 鍵盤
4 表示器
5 タッチパネル
6 発光器
7 ソレノイド
9 メモリ
Claims (17)
- 発音タイミングと音高情報とを含む演奏情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された演奏情報に基づく楽譜が表示される表示機能と、この表示された楽譜の中の楽譜符号に対応する場所を指等でタッチした位置が検出される機能を備えたタッチセンサとを有する表示画面と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音を生成する楽音生成部とを備えたことを特徴とする電子楽器。 - 各鍵に対応する各発光器が配備された鍵盤と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する鍵の発光器の発光態様を他の鍵の発光器の発光態様とは異ならせる発光制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 各鍵の押鍵動作及び離鍵動作を行なわせる鍵駆動部を備えた鍵盤と、
前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する鍵が押下されるように前記鍵駆動部を制御する鍵駆動制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 発音タイミングと音高情報とを含む演奏情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された演奏情報に基づく楽譜が表示される表示機能と、この表示された楽譜の中の指等でタッチした位置が検出される機能を備えたタッチセンサとを有する表示画面と、
前記表示画面に表示された楽譜中の検出されたタッチ開始位置と、タッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域に対応する演奏情報を自動演奏する自動演奏部とを備えたことを特徴とする電子楽器。 - 前記自動演奏部は、前記表示画面に表示された楽譜中のタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了を受けて自動演奏を開始するものであることを特徴とする請求項4記載の電子楽器。
- 前記楽音生成部による、前記表示画面に示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音の生成中、前記タッチされた位置に表示されている楽譜符号の表示態様を異ならせる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
- 前記自動演奏部による、前記表示画面に表示された楽譜中の検出されたタッチ開始位置とタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域に対応する演奏情報を自動演奏中、その自動演奏中の楽音に対応する楽譜符号の表示態様を異ならせる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の電子楽器。
- 前記表示画面に鍵盤を表示して、前記楽音生成部による、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音の生成中、その生成中の楽音の音高に対応する鍵の表示態様を異ならせる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
- 前記表示画面に鍵盤を表示して、前記自動演奏部による、前記表示画面に表示された楽譜虫の、検出されたタッチ開始位置とタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域に対応する演奏情報を自動演奏中、その自動演奏中の楽音の音高に対応する鍵の表示態様を異ならせる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の電子楽器。
- 前記表示画面に表示された楽譜中の検出されたタッチ開始位置とタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域を白黒反転する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の電子楽器。
- 前記楽音生成部が生成する楽音の音長を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応して生成される楽音の音長を、あらかじめ決められた値で制御するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 前記楽音生成部が生成する楽音の音量を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応して生成される音の音量を、あらかじめ決められた値で制御するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 前記楽音生成部が生成する楽音の音長を制御する制御部と、
前記表示画面に表示された楽譜のタッチ時間を検出するタッチ時間検出手段とを備え、
前記制御部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応して生成される楽音の音長を、前記検出されたタッチ時間に対応した値で制御するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 前記楽音生成部が生成する楽音の音量を制御する制御部と、
前記表示画面に表示された楽譜のタッチ圧力を検出するタッチ圧力検出手段とを備え、
前記制御部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応して生成される楽音の音量を、前記検出されたタッチ圧力に対応した値で制御するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。 - 前記楽音生成部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音を生成するにあたり、該楽譜符号の音高に対応する音階名を示す人声を生成するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
- 前記表示画面に表示された楽譜のタッチ移動速度を検出するタッチ速度検出手段を備え、
前記自動演奏部は、前記表示画面に表示された楽譜中の検出されたタッチ開始位置とタッチ開始後タッチ位置を連続的に移動させてタッチを終了したときのタッチ終了位置とに挟まれた領域に対応する演奏情報を、前記領域をタッチする際に前記タッチ速度検出手段で検出されたタッチ移動速度に対応したテンポで自動演奏するものであることを特徴とする請求項4記載の電子楽器。 - 前記楽音生成部は、前記表示画面に表示されている楽譜が指等でタッチされた位置に最も近い位置に表示されている楽譜符号に対応する楽音を生成するものであることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
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