JP2006003793A - フレキシブル型ベルト状電子写真感光体およびこれを用いる湿式現像用画像形成装置 - Google Patents

フレキシブル型ベルト状電子写真感光体およびこれを用いる湿式現像用画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ベルト状感光体に張力や圧縮力が原因で生じる機械的ストレスが加わっても、そのストレスに耐え得るだけの感光層強度を維持し、機械的ストレスによって生じるクラックの発生を抑制したフレキシブル型ベルト状電子写真感光体およびこれを用いる湿式現像用画像形成装置を提供することである。
【解決手段】 支持体上に、少なくとも電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤およびバインダ樹脂を含有した単層型の感光層を形成してなるフレキシブル型のベルト状電子写真感光体において、前記正孔輸送剤は、分子量が900以上のポリマー構造を有しない化合物であることを特徴とするフレキシブル型ベルト状電子写真感光体である。
【選択図】なし

Description

本発明は、フレキシブル型ベルト状電子写真感光体およびこれを用いる湿式現像用画像形成装置に関する。
画像形成装置は、省スペース化に伴い小型化の傾向にあり、画像形成装置に搭載される感光体を、一定の形態を有するドラム状の感光体に代えて、フレキシブル型のベルト状感光体が用いられるようになっている。一般にフレキシブル型のベルト状感光体は、可撓性材料を支持体とするため、ドラム型の感光体と比較して、画像形成装置内の帯電器、露光光源、転写器などの配置設計の自由度が高く、装置の小型化が容易である。
しかしながら、ベルト状感光体は、一般に画像形成装置内の複数の円筒状ローラ間に張架された状態で搭載されるため、この状態で装置を繰り返し使用すると、回転する際に生じるストレス(ベルトにかかる張力や圧縮力)に感光層の強度が耐えられず、前記感光体の感光層表面にクラックが生じる問題がある。
このような問題を解決し、前記張架された状態で繰り返し使用してもクラックが生じにくい感光層として、特許文献1には、可撓性支持体上に、特定の電荷発生剤と、正孔輸送剤、電子輸送剤および特定のバインダ樹脂を主要構成材料とする感光層を形成してなるフレキシブル型単層正帯電有機感光体が記載されている。
一方、湿式現像方式は、一般にキャリヤーとして炭化水素系溶媒を用い、この炭化水素系溶媒にトナー粒子を分散させた現像液に、露光プロセスで静電潜像が形成された感光体を浸漬または接触させ、感光体の静電潜像と現像電極との間に形成される電界下で、トナーを電気泳動により静電潜像に付着させて現像する方式である。また、湿式現像方式に用いられるトナーは、粒径が0.1〜1μmと乾式現像方式のトナー(粒径3〜10μm)に比べて小さく、トナー粒子の総表面積が大きい。このため、トナー像の乱れが起きにくく、エッジ効果も減少するため、高解像度で、階調再現性のよい画像が得られるという利点がある。
しかしながら、湿式現像方式では、前述のように感光体は炭化水素系溶媒の現像液に浸漬または接触されるため、感光体の感光層に含有されている電荷輸送剤(正孔輸送剤や電子輸送剤)などの低分子物質が炭化水素系溶媒に溶出し、このため帯電が低下したり、感度が悪化するといった現象が発生し、良好な画像が得られにくくなるという問題がある。
従って、特許文献1記載の感光体を湿式現像方式に用いた場合には、前記感光層に含有される正孔輸送剤が炭化水素系溶媒に対する耐溶剤性が低いため、感光体の耐溶剤性が十分でないおそれがある。
特開2002−244313号公報
本発明の課題は、ベルト状感光体に張力や圧縮力が原因で生じる機械的ストレスが加わっても、そのストレスに耐え得るだけの感光層強度を維持し、機械的ストレスによって生じるクラックの発生を抑制したフレキシブル型ベルト状電子写真感光体およびこれを用いる湿式現像用画像形成装置を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、感光層に含まれる正孔輸送剤の分子量が900以上であり且つポリマー構造を有しない場合には、この正孔輸送剤を含有するフレキシブル型ベルト状感光体は繰り返し使用してもクラックの発生を抑制できると共に、正孔輸送剤が炭化水素系溶媒に対して高い耐溶剤性を有するという新たな事実を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明におけるフレキシブル型ベルト状電子写真感光体は、支持体上に、少なくとも電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤およびバインダ樹脂を含有した単層型の感光層を形成してなるものにおいて、前記正孔輸送剤は、分子量が900以上のポリマー構造を有しない化合物であることを特徴とする
本発明におけるフレキシブル型ベルト状電子写真感光体は、炭化水素系溶媒に対して高い耐溶剤性を有するため、湿式現像方式に使用するのがよい。
前記正孔輸送剤は高い感度を示すうえで、分子内に少なくとも1つの下記一般式(1)または(2)で表されるスチリルアミン構造を有するのがよい。
Figure 2006003793
[各式中、R1〜R9は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよい炭素数6〜16のアリール基、または下記一般式(3)で表される基:
Figure 2006003793
(式中、R12およびR13は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子または無置換あるいは置換基を有するアリール基を示す。kは0〜3の整数を示す。)を示す。R10およびR11は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基または置換基を有していてもよい炭素数6〜16のアリール基を示し、さらにR10およびR11は互いに結合して環を形成してもよく、この環はアリールと縮合環を形成してもよい。]
前記電荷発生剤は、無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンおよびクロロガリウムフタロシアニンから選ばれる少なくとも1種を含有しているのがよい。前記バインダ樹脂は、高い耐溶剤性を示すうえで、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.38以上であるのがよい。
また、本発明の湿式現像用画像形成装置は、前記湿式現像用電子写真感光体の周りに少なくとも帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段が配設され、炭化水素系溶媒にトナーを分散させた液体現像剤を用いて画像形成を行うことを特徴とする。
本発明のフレキシブル型のベルト状電子写真感光体は、特定の正孔輸送剤を含有することで、繰り返し使用しても感光層表面にクラックが生じ難く、長期にわたり高画質の画像を得ることができるという効果がある。しかも、感光体を液体現像剤中に浸漬して画像形成を行う湿式現像方式であっても、耐溶剤性に優れ、かつ高い感度を示すという効果がある。
本発明のフレキシブル型のベルト状電子写真感光体は、支持体上に、少なくとも、電荷輸送剤(正孔輸送剤・電子輸送剤)、電荷発生剤およびバインダ樹脂を含有した感光層を設けたものである。
<電荷輸送剤>
本発明の感光体に使用される電荷輸送剤には正孔輸送剤と電子輸送剤とがある。
(正孔輸送剤)
本発明における正孔輸送剤は、分子量が900以上でありかつポリマー構造を有さない。これにより、この正孔輸送剤を含有するフレキシブル型のベルト状感光体は、繰り返し使用しても感光体表面にクラックが発生しにくく、長期にわたり高画質の画像を得ることができる。この理由は、分子量の大きな正孔輸送剤はバインダ樹脂に含有されてもバインダ樹脂の強度特性を損なわないためである。
さらに感光体を液体現像剤中に浸漬して画像形成を行う湿式現像方式であっても、前記正孔輸送剤が炭化水素系溶媒に対して高い耐溶剤性を有するために、正孔輸送剤の溶出量が少なく、感光体表面の正孔輸送剤の溶出による感度変化および外観変化を抑制することができる。正孔輸送剤の分子量は、2500以下であるのが電荷を輸送するという正孔輸送剤の性能上好ましい。
これに対して、前記分子量が900未満であると、前記感光体の機械的強度が低下し、さらに前記感光体の炭化水素系溶媒に対する耐溶剤性が低下する。また、正孔輸送剤がポリマー構造であると、十分な正孔輸送能を有さなくなるため、好ましくない。
なお、ここでいうポリマー構造を有さないとは、正孔輸送剤が重合体でないことをいう。また、正孔輸送剤の分子量は、構造式をもとに算出することができ、あるいは、質量分析計で得られたマススペクトルにより測定することができる。
前記正孔輸送剤は、分子内に少なくとも1つの前記した一般式(1)または(2)で表されるスチリルアミン構造を含有するのがよい。これにより、前記正孔輸送剤は、分子量が900以上であっても、高い感度を示すことができる。
また、前記スチリルアミン構造は、具体的には下記一般式(4)または(5)で表される構造を有しているのがよい。
Figure 2006003793
(式中、R1〜R11は、前記と同じである。Aは基:
Figure 2006003793
を示す。)
前記炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基としては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチルなどが挙げられる。
前記フェノキシ基は置換基を有していてもよく、かかる置換基としては、例えばフェニル基、ハロゲン原子、アミノ基、ヒドロキシル基、エステル化されていてもよいカルボキシル基、シアノ基などの他、前記した炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基などが挙げられる。
前記炭素数6〜16のアリール基としては、例えばフェニル、トリル、キシリル、クメニル、メシチル、ナフチルなどが挙げられる。このアリール基は置換基を有していてもよく、かかる置換基としては、前記フェノキシ基で例示したものと同様の置換基が挙げられる。
また、前記一般式(3)中のR12およびR13のうち、少なくとも1つは、無置換あるいは置換基を有するアリール基であるのが好ましい。これによると、正孔輸送剤の分子量を大きくすることが出来るとともに、π共役平面が広がることで高感度化できる。無置換のアリール基としては、例えばフェニル、ナフチルなどが挙げられ、置換基を有するアリール基としては、例えばキシリル、トリル、クメニル、メシチル、フェニルなどが挙げられる。なお、kは0〜3の整数、好ましくは0〜1であるのがよい。前記一般式(3)で表される基の具体例としては、例えばスチリルビニル基、ジフェニルビニル基などが挙げられる。
前記R10およびR11は互いに結合して環、例えば3員環〜8員環を形成してもよく、この環はアリールと縮合環を形成してもよい。前記アリールとしては、例えばフェニル、トリル、キシリル、ビフェニル、ナフチルなどが挙げられる。また、前記縮合環としては、例えばテトラヒドロナフチル基、テトラヒドロインデニル基などが挙げられる。
上記のような正孔輸送剤としては、例えば、後述するHTM−1〜3および5〜7で示される化合物などが挙げられる。なお、これらの正孔輸送剤は単独でまたは2種以上をブレンドして用いてもよい。
(電子輸送剤)
本発明における電子輸送剤は、感光層中に正孔輸送剤と共に含有させる。電子輸送剤としては、例えばジフェノキノン誘導体、ベンゾキノン誘導体、ナフトキノン誘導体(例えば、後述する構造式ETM−1〜3で示されるナフトキノン誘導体)、キノンアゾ誘導体(例えば、後述する構造式ETM−4で示されるキノンアゾ誘導体)、アントラキノン誘導体、マロノニトリル誘導体、チオピラン誘導体、チオキサントン誘導体(2,4,8−トリニトロチオキサントン等)、フルオレノン誘導体(3,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン誘導体等)、アントラセン誘導体、アクリジン誘導体、ジニトロベンゼン、ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、無水コハク酸誘導体、無水マレイン酸誘導体、ジブロモ無水マレイン酸誘導体などの電子受容性を有する化合物が挙げられる。また、上記化合物中には少なくとも1つの基:−NO2、2つ以上の基:−CO−、−COO−を含有するのが炭化水素系溶剤に対する耐溶剤性を向上させる上でよい。なお、これらの電子輸送剤は単独でまたは2種以上をブレンドして用いてもよい。
また、前記電子輸送剤は、後述する無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.5以上であるのが感光体の炭化水素系溶媒に対する耐溶剤性の面で好ましい。これに対し、I/O値が0.5未満であると、感光体の耐溶剤性が低下する。また、前記電子輸送剤は、分子量が500以上であるのが、フレキシブル型のベルト状電子写真感光体の機械的強度の面よりより好ましい。
<電荷発生剤>
電荷発生剤としては、例えば無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニン、α−チタニルフタロシアニン、Y−チタニルフタロシアニン、V−ヒドロキシガリウムフタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ顔料、ジオケトピロロピロール顔料、無金属ナフタロシアニン顔料、金属ナフタロシアニン顔料、スクアライン顔料、トリスアゾ顔料、インジゴ顔料、アズレニウム顔料、シアニン顔料、ピリリウム顔料、アンサンスロン顔料、トリフェニルメタン系顔料、スレン顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、キナクリドン系顔料などが挙げられる。これらの電荷発生剤は、所望の領域に吸収波長を有するように、単独または2種以上をブレンドして使用することができる。
特に、本発明では、無金属フタロシアニン(後述する構造式CGM−1)、チタニルフタロシアニン(後述する構造式CGM−2)、ヒドロキシガリウムフタロシアニン(後述する構造式CGM−3)およびクロロガリウムフタロシアニン(後述する構造式CGM−4)から選ばれる少なくとも1種を電荷発生剤として用いるのが好ましい。
<バインダ樹脂>
本発明におけるバインダ樹脂は、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.38以上、より好ましくは0.38〜1.7の範囲内の値とするのが感光体の炭化水素系溶媒に対する耐溶剤性の面でよい。
ここで、無機性度を有機性度で割った値(以下、I/O値)とは、各種有機化合物の極性を有機概念的に取り扱った値であり、例えばKUMAMOTO PHARMACEUTICAL BULLETIN、第1号、第1〜16項(1954年);化学の領域、第11巻、第10号、719〜725頁(1957年);フレグランスジャーナル、第34号、第97〜111頁(1979年);フレグランスジャーナル、第50号、第79〜82頁(1981年);などの文献に詳細に説明されている。
これらの文献によると、I/O値は、炭素1個の有機性度を20とし、これに対する各種極性基の無機性度(I)および有機性度(O)の値を下記表1のように定め、ついで、化合物中の無機性度(I)の総和と有機性度(O)の総和との比から算出できる。
Figure 2006003793
なお、上記の表1において、R4は主にアルキル基を示し、Φは主にアルキル基もしくはアリール基を示す。
I/O値の概念は、有機化合物の性質を、イオン結合性を示す「無機性基」と、共有結合性を示す「有機性基」とに分別し、すべての有機化合物を有機軸および無機軸と名付けられた直行座標上に1点ずつ位置づけて表したものである。
上記無機性度は、有機化合物が有している種々の置換基や結合等の沸点への影響力の大小を、水酸基を基準に数値化したものである。具体的には、直鎖アルコールの沸点曲線と直鎖パラフィンの沸点曲線との距離を炭素数5の付近で取ると約100℃になるので、水酸基1個の影響力を数値で100と定め、この数値に基づいて、各種置換基あるいは各種結合などの沸点への影響力を数値化した値が、有機化合物が有している置換基の無機性度である。例えば、上記表1に示されているとおり、−COOH基の無機性度は150であり、2重結合の無機性度は2である。
一方、上記有機性度は、分子内のメチレン基を単位とし、そのメチレン基を代表する炭素原子の沸点への影響力を基準に定めたものである。すなわち、直鎖飽和炭化水素の炭素数5〜10付近では、炭素原子が1個加わることによる沸点上昇の平均値は20℃である。ついで、これを基準に炭素原子1個の有機性度を20と定め、この値に対する各種置換基や結合等の沸点への影響力を数値化した値が有機性度である。例えば、上記表1に示されているとおり、ニトロ基(−NO2)の有機性度は70である。
ついで、下記一般式Resin−1で表されるバインダ樹脂のI/O値を算出する例を示す。
Figure 2006003793
[有機性度(O)]
上記一般式Resin−1は、有機性度20の炭素原子を14.6個、有機性度−10のIso分岐を0.8個それぞれ有しており、これらの総和は20×14.6−10×0.8=284である。
[無極性度(I)]
一般式Resin−1は、無極性度15のベンゼン環を2個、無極性度80の基:O−COOを1個、無極性度20の基:−O−を0.2個それぞれ有しており、これらの総和は15×2+80+20×0.2=114である。
[I/O値]
上記有機性度と無機性度より、一般式Resin−1のI/O値は114/284=0.4014となる。
上記のようにして算出されるI/O値は、値が0に近いほど非極性(疎水性、有機性の大きな)の有機化合物であることを示し、逆に値が大きいほど極性(親水性、無機性の大きな)の有機化合物であることを示す。
本発明に用いられるバインダ樹脂は、I/O値が0.38以上であれば、従来から湿式現像用の感光層に使用されている樹脂を用いることができ、特に、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアリレート、ポリスチレンおよびポリメタクリル酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂をバインダ樹脂として使用するのが、前記した電子輸送剤、正孔輸送剤等との相溶性や、感光層の強度、耐磨耗性等の特性をより一層良好なものにするという観点から好ましい。なお、前記バインダ樹脂は、ホモポリマーまたはコーポリマー(共重合体)であってもよく、共重合体の場合には、ランダム共重合体、ブロック共重合体およびグラフト共重合体のいずれであってもよい。
上記例示したバインダ樹脂は、電荷輸送剤の電荷輸送能を妨害するような部位をその分子内に有しないものであることから、かかるバインダ樹脂を用いることによって、より一層高感度な電子写真感光体を得ることができる。なお、上記I/O値が0.38未満であると、感光体の炭化水素系溶媒に対する耐溶剤性が低下する傾向にあり、好ましくない。
また、本発明における感光層のバインダ樹脂として、前記バインダ樹脂を他のバインダ樹脂と併用して用いることもできる。この場合、本発明における前記バインダ樹脂は、感光層のバインダ樹脂のI/O値が0.38以上となる割合で含有させる。I/O値が0.38以上のバインダ樹脂としては、上記Resin−1の他、以下の化合物が例示される。
Figure 2006003793
Figure 2006003793
Figure 2006003793
Figure 2006003793
Figure 2006003793
Figure 2006003793
<感光層>
本発明における感光層は単層型である。この単層型感光層は、上記した電荷輸送剤、電荷発生剤およびバインダ樹脂を同一層に含有した単一の感光層で構成されるものである。この単層型感光層は、層構成が簡単で生産性に優れており、層を形成する際の被膜欠陥を抑制でき、相間の界面が少なく光学的特性を向上できるという利点がある。
前記単層型感光層の膜厚は5〜100μm、好ましくは10〜50μmである。電荷発生剤はバインダ樹脂総量に対して0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜30重量%の割合で含有させるのがよい。また、正孔輸送剤はバインダ樹脂総量に対して5〜500重量%、好ましくは25〜200重量%の割合で含有させるのがよい。電子輸送剤はバインダ樹脂総量に対して1〜100重量%、好ましくは5〜80重量%の割合で含有させるのがよい。電子輸送剤と正孔輸送剤とを併用する場合には、これらの総量が、バインダ樹脂総量に対して20〜500重量%、好ましくは30〜200重量%の割合で含有させるのがよい。
感光層には、前記した成分のほかに、画像形成に悪影響を与えない範囲で、種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、一重項クエンチャー、紫外線吸収剤などの劣化防止剤、軟化剤、可塑剤、表面改質剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワックス、アクセプター、ドナーなどが挙げられる。また、感度を向上させるために、例えばテルフェニル、ハロナフトキノン類、アセナフチレン等の公知の増感剤を電荷発生剤と併用してもよい。
<支持体>
支持体としては、導電性を有する各種の可撓性材料が使用可能であり、例えば鉄、アルミニウム、銅、スズ、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼、真鍮などの金属が蒸着もしくはラミネートされたプラスチック材料、ニッケルやステンレスなどの金属薄膜、ポリイミド、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂にカーボンブラックなどの導電性フィラーを含有させたものなどが挙げられる。
なお、この可撓性支持体の厚さは、0.2〜100mmであるのが充分な機械的強度を得るうえで好ましい。また、この可撓性支持体と感光層との間には、感光体の特性を阻害しない範囲でバリア層が形成されていてもよい。さらに、感光層の表面には保護層が形成されていてもよい。
単層型の感光層を前記支持体上に形成するには、前記した電荷輸送剤、電荷発生剤およびバインダ樹脂をそれぞれ適当な溶媒と共に、ロールミル、ボールミル、アトライタ、ペイントシェーカー、超音波分散機などを用いて混合して分散液を調製し、これを公知の手段により塗布して乾燥させればよい。
前記分散液を調製するための溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類、n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジオキサン、ジオキソランなどのエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられる。これらの溶媒は単独で使用するほか、2種以上を混合して用いてもよい。さらに、電荷発生剤および電荷輸送剤の分散性、感光体表面の平滑性を良くするために、界面活性剤、レベリング剤などを使用してもよい。
<感光体>
本発明の感光体は、エンドレスのベルト状の形態であるのが好ましい。このエンドレスのベルト状の形態は特に限定されるものではなく、例えば上記可撓性材料をシート状に形成し、このシートの端部同士を超音波融着などの方法で接合してエンドレス状とした継ぎ目(シーム)を有するタイプ、ニッケルなどを所定の径および膜厚に形成した継ぎ目のない(シームレス)タイプ、前記可撓性材料を溶融後、押出し機でチューブ状に押出し、所定の長さで輪切りにして形成するシームレスタイプなどが挙げられる。
また、本発明の感光体は、上記エンドレスのベルト状の形態で使用されるほか、ドラムやロールなどに直接巻き付けたり、被覆して用いてもよい。
本発明の湿式現像用画像形成装置を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す概略説明図である。同図に示すように、本発明の湿式現像用画像形成装置は、矢印方向に回転するベルト状の電子写真感光体1の回転方向に沿って電子写真プロセスが行われる。すなわち、円筒状ローラ10、10、10に張架されて搭載された感光体1は、帯電器2により帯電し、露光光源3による印字パターンの露光が行われ、湿式現像器4による現像、つまり印字パターンのトナー像が形成され、転写器5により転写材(紙等)6へトナー像が転写され、クリーニングブレード7によるトナーの掻き落としが行われ、ついで除電光源8による除電が行われる。
印字パターンの露光は、複写画像の反射光をレンズやミラーを介して照射するアナログイメージ露光、コンピューター等からの電気信号、あるいは複写原稿をCCD等の画像センサで読み取り変換した電気信号等をレーザー光やLEDアレイ等により光源として再現するデジタルイメージ露光のいずれであってもよい。
トナーが炭化水素系溶媒に分散されてなる現像液4bは、現像ローラ4aに現像バイアスを印加することによって感光体1の表面にトナーが引き付けられて現像される。炭化水素系溶媒としては、例えばヘキサン、シクロヘキサン、アイソパーなどの脂肪族炭化水素、ノルマルパラフィン、イソパラフィンなどのパラフィン系炭化水素、ナフテン系炭化水素などが挙げられる。現像液のトナー濃度は5〜25重量%であるのが好ましい。
トナーは、樹脂および着色剤を主成分とする。トナー用の樹脂としては、例えばアルキド樹脂、ロジン変性フェノールホルムアルデヒド樹脂、水素添加ロジンの多価アルコールエステル、ポリアクリルエステル樹脂、ポリメタクリルエステル樹脂、スチレン樹脂、塩化ゴムなどが挙げられる。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコックブルーレーキ、ナフトグリーンレーキB、ナフトールグリーンY,ナフトールイエローS、リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレッド、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3B、ボルドー10R、ナフトールレッドなどが挙げられる。
次に実施例および比較例を挙げて本発明の湿式現像用電子写真感光体を説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。以下の実施例および比較例で使用した正孔輸送剤、電子輸送剤、電荷発生剤(分散補助剤含む)およびバインダ樹脂は以下の通りである。
<正孔輸送剤(HTM)>
Figure 2006003793
Figure 2006003793
<電子輸送剤(ETM)>
Figure 2006003793
<電荷発生剤(CGM)>
Figure 2006003793
<バインダ樹脂>
前記したResin−1、2、3を使用した。
[実施例1〜14]
[比較例1〜3]
(単層型感光体の作製)
バインダ樹脂、電荷発生剤および電子輸送剤を表2に示す組み合わせで用いた。すなわち、表2に示す電荷発生剤(CGM−1〜4)を下記に示す所定量で用い、これに表2に示す正孔輸送剤(HTM−1〜9)を40重量部、電子輸送剤(ETM−1〜4)を50重量部、バインダ樹脂として粘度平均分子量50,000の共重合ポリカーボネート樹脂(Resin−1)を100重量部、レベリング剤としてジメチルシリコンオイル(信越化学工業社製の商品名「KF−96−50CS」)を0.1重量部および溶媒としてテトラヒドロフランを750重量部の割合で加え、超音波分散機にて混合分散して単層型感光層用塗布液を調製した。ついで、この塗布液を、アルミ蒸着したポリエチレンフィルム上に塗布した後、130℃で30分間熱風乾燥することにより膜厚22μmの単層型電子写真用感光体を作製した。
(電荷発生剤の添加量)
CGM−1(X型無金属フタロシアニン):4重量部
CGM−2(Y型チタニルフタロシアニン):2重量部
CGM−3(V型ヒドロキシガリウムフタロシアニン):4重量部
CGM−4(クロロガリウムフタロシアニンII型):4重量部
なお、チタニルフタロシアニン(CGM−2)を使用する場合には、該チタニルフタロシアニン2重量部に分散補助剤としてピグメントオレンジ(Pigment Orange)16を2重量部の割合で添加した。
次に、得られた感光体を引っ張り試験、繰り返し試験および耐溶剤試験についてそれぞれ評価した。評価方法を以下に示し、結果を表2に示す。
(引っ張り試験)
上記電子写真感光体を所定の大きさ(長さ10mm、幅50mm)に切り抜いた。ついで、この感光体の両端を引っ張り試験機を用いて引っ張り、感光体表面にクラックが発生しはじめた張力値について目視観察で評価した。
(繰り返し試験)
上記電子写真感光体を所定の大きさ(長さ360mm、幅560mm)に切り抜いた。ついで、この感光体を市販のベルト状感光体を搭載した負帯電型のカラープリンタに搭載し、40,000サイクルの連続駆動を行った後、感光体の感度変化および感光体表面の外観変化について評価した。評価方法を以下に示す。
<感度変化>
GENTEC社製のドラム感度試験機を用いて、外径60mmのアルミ製のドラムに前記感光体を巻付け、ついでこの感光体表面を700Vに帯電させた後、ハロゲンランプの光からハンドパルスフィルターを用いて取り出した波長780nmの単色光(半値幅:20nm、光量:1.0μJ/cm2)を露光(照射時間:50msec)した。そして、露光開始から330msec経過した時点での表面電位(残留電位)を測定し、これを感度とした。感度は初期の電位(700V)と露光後の残留電位との差が大きいほど、感光体が高感度であることを示している。この感度は駆動前と駆動後にそれぞれ測定し、これらの差(駆動後の感度−駆動前の感度)を感度変化とした。
<外観変化>
連続駆動後の感光体表面の外観変化を以下の基準で目視にて評価した。
◎:外観変化は見られない。
○:目立った外観変化は見られない。
△:外観変化(クラック・折れ曲がり)が見られる。
×:外観変化(クラック・折れ曲がり)が顕著に見られる。
(耐溶剤試験)
上記連続駆動後の感光体を所定の大きさ(長さ130mm、幅180mm)に切り抜いた。次に、炭化水素系溶媒(エクソン化学社製の商品名「アイソパーL」)を500mLのメスシリンダーに入れ、ついで、この炭化水素系溶媒中に前記感光体を2,000時間浸漬した後、上記した繰り返し試験と同様にして、この感光体の感度変化および感光体ドラム表面の外観変化を評価した。
また、浸漬後の炭化水素系溶媒の吸光度を測定して、炭化水素系溶媒中の正孔輸送剤の溶出量を評価した。評価方法を以下に示す。
<溶出量>
正孔輸送剤を所定濃度にて炭化水素系溶媒に溶解させ、UV測定により、前記正孔輸送剤のピーク波長での濃度−吸光度検量線を作成した。ついで、感光体を浸漬した炭化水素系溶媒のUV測定を行い、前記検量線を用いて正孔輸送剤のピーク波長での吸光度から溶出量を算出した。溶出量は、値が小さいほど感光体の耐溶剤性が高いことを示している。
Figure 2006003793
表2から明らかなように、実施例1〜14では本発明の正孔輸送剤およびバインダ樹脂を用いることにより、引っ張り試験での張力が高く、繰り返し試験および耐溶剤試験での感度変化が極めて小さく、感光体の外観変化が無く、正孔輸送剤の溶出も極めて少ないことがわかる。これに対して比較例1〜3では、張力が低く、著しい感度変化、外観変化および溶出が生じており、耐繰り返しおよび耐溶剤性に劣ることがわかる。
本発明の湿式現像用画像形成装置の一実施形態を示す概略説明図である。
符号の説明
1 ベルト状電子写真感光体
2 帯電器
3 露光光源
4 湿式現像器
4a 現像ローラ
4b 現像液
5 転写器
6 転写材
7 クリーニングブレード
8 除電光源
10 円筒状ローラ

Claims (6)

  1. 支持体上に、少なくとも電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤およびバインダ樹脂を含有した単層型の感光層を形成してなるフレキシブル型のベルト状電子写真感光体において、前記正孔輸送剤は、分子量が900以上のポリマー構造を有しない化合物であることを特徴とするフレキシブル型ベルト状電子写真感光体。
  2. 湿式現像方式に使用される請求項1記載のフレキシブル型ベルト状電子写真感光体。
  3. 前記正孔輸送剤は、分子内に少なくとも1つの下記一般式(1)または(2)で表されるスチリルアミン構造を含有する請求項1または2記載のフレキシブル型ベルト状電子写真感光体。
    Figure 2006003793
    [各式中、R1〜R9は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよい炭素数6〜16のアリール基、または下記一般式(3)で表される基:
    Figure 2006003793
    (式中、R12およびR13は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子または無置換あるいは置換基を有するアリール基を示す。kは0〜3の整数を示す。)を示す。R10およびR11は、それぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐したアルキル基または置換基を有していてもよい炭素数6〜16のアリール基を示し、さらにR10およびR11は互いに結合して環を形成してもよく、この環はアリールと縮合環を形成してもよい。]
  4. 前記電荷発生剤は、無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンおよびクロロガリウムフタロシアニンから選ばれる少なくとも1種を含有している請求項1〜3のいずれかに記載のフレキシブル型ベルト状電子写真感光体。
  5. 前記バインダ樹脂は、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.38以上である請求項1〜4のいずれかに記載のフレキシブル型ベルト状電子写真感光体。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のフレキシブル型ベルト状電子写真感光体の周りに少なくとも帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段が配設され、炭化水素系溶媒にトナーを分散させた液体現像剤を用いて画像形成を行うことを特徴とする湿式現像用画像形成装置。
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