JP3940737B2 - 湿式現像用画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は湿式現像用画像形成装置に関し、より詳しくは湿式(液体)現像に用いられる炭化水素系溶媒に対する耐久性(耐溶媒性、耐溶出性等)に優れた電子写真感光体を備え、感度劣化の少ない湿式現像用画像形成装置に関する。
湿式現像方式は、一般にキャリヤーとして炭化水素系溶媒を用い、この炭化水素系溶媒に帯電したトナー粒子を分散させた現像液に、露光プロセスで静電潜像が形成された感光体を浸漬または接触させ、感光体の静電潜像と、現像電極との間に形成される電界下でトナーを電気泳動により静電潜像に付着させ現像する方式である。湿式現像方式に用いられるトナーは粒径が0.1〜1μmと乾式現像方式のトナー(粒径3〜10μm)に比べて小さく、トナー粒子の総表面積が大きい。このため、トナー像の乱れが起きにくく、エッジ効果も減少するため、高解像度で、階調再現性のよい画像が得られるという利点がある。このような利点から、湿式現像方式は、高画質が求められるフルカラープリントへの適用が検討されており、湿式現像用画像形成装置の開発も進められている。
湿式現像用画像形成装置では、感光体は炭化水素系溶媒の現像液に浸漬または接触されるため、炭化水素系溶媒に対する耐久性に優れたセレン、アモルファスシリコンなどの無機感光体を使用するのが一般的である。一方、有機感光体は、無機感光体に比べて製造が容易であり安価に製造でき、電荷輸送剤、電荷発生剤、バインダ樹脂などの材料の選択肢が多く、機能設計の自由度が高く、毒性がないという利点を有することから、有機感光体が多く使用されるようになっている。
しかし、湿式現像用画像形成装置では、前述のように感光体は炭化水素系溶媒の現像液に浸漬または接触されるため、有機感光体表面にクラック等の外観変化が発生したり、感光体の感光層に含有されている電荷輸送剤(正孔輸送剤や電子輸送剤)などの低分子物質が炭化水素系溶媒に溶出し、このため帯電が低下したり、感度が悪化するといった現象が発生し、良好な画像が得られ難くなる。
このため、感光層の表面にシリコーン樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂からなるオーバーコート(表面保護層)を設けることが提案されているが、オーバーコートを設けることにより感度が著しく悪化し、また製造コストも高くなるという問題がある。
下記特許文献1には、このような問題を解決し、オーバーコートを施さずに炭化水素系溶媒に対する有機感光体の耐久性を向上させるために、バインダ樹脂としてシロキサン結合を含む特定のポリカーボネート樹脂を感光層に含有させることが提案されている。すなわち、上記ポリカーボネート樹脂は、炭化水素系溶媒に難溶であり、炭化水素系溶媒に対する撥油性も高いという性質を有する。
しかし、上記ポリカーボネート樹脂の炭化水素系溶媒に対する耐久性は、通常の有機感光体に使用されるバインダ樹脂と比べると改善されているものの、より一層高い耐久性が要望されている。
特開2002−116560号公報
本発明の課題は、炭化水素系溶媒に対する耐久性(耐溶媒性、耐溶出性等)に優れた電子写真感光体を備え、感度劣化の少ない湿式現像用画像形成装置を提供することである。
本発明の湿式現像用画像形成装置は、少なくとも、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記感光体への印字パターンの露光手段、現像液を用いて前記印字パターンのトナー像を形成する湿式現像手段、および前記トナー像を転写材に転写させる転写手段を備え、前記現像液がトナーを炭化水素系溶媒に分散させたものであって、前記電子写真感光体が、導電性基体上に、少なくとも電荷発生剤、電荷輸送剤、バインダ樹脂を含有した感光層が設けられたものであり、前記バインダ樹脂が、下記一般式(A)で表されるビフェノールを含むモノマーから合成される下記一般式(I)で表されるポリカーボネート樹脂であり、かつ一般式(A)で表される前記ビフェノールの融点が160℃以下であることを特徴とする。
Figure 0003940737
Figure 0003940737
{各式中、R1,R2,R3,R4はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のフルオロアルキル基またはアリール基を示す。Xは−O−、−S−、−CO−、−COO−、−(CH2)2−、−SO−、−SO2−、−CR1112−、−SiR1112−、−SiR1112−O−(R11、R12はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基またはトリフルオロメチル基を示し、R11とR12は環を形成して炭素数5〜12の置換基を有してもよいシクロアルキリデン基となっても良い。)を示し、qは0または1を示し、R7〜R10はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数3以下のアルキル基、炭素数3以下のフルオロアルキル基、ハロゲン原子またはフェニル基を示す。0.4 < m/(m+n) < 1}
前記感光層は、電荷発生剤を含有した電荷発生層と、この電荷発生層上に積層され電荷輸送剤を含有した電荷輸送層とを備えた積層型、および電荷発生剤および電荷輸送剤を同一層に含有する単層型のいずれであってもよいが、単層型感光層であるのが好ましい。
前記感光層は、電荷輸送剤として下記一般式(B)または(C)で表されるスチリルアミン構造部位を有する正孔輸送剤を含有しているのが好ましい。
Figure 0003940737
(各式中、R51〜R59はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数1〜8のアルコキシ基または炭素数2〜8のアルケニル基を示す。)
さらに、前記感光層は、電荷輸送剤として、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.5以上である電子輸送剤を含有しているのがよい。
前記電荷発生剤は、無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンおよびクロロガリウムフタロシアニンから選ばれる少なくとも1種を含有しているのがよい。
本発明の湿式現像用画像形成装置によれば、融点が160℃以下である特定のビフェノール(A)を含むモノマーから合成したポリカーボネート樹脂をバインダ樹脂として使用することにより、前記一般式(I)で表されるのと同じ基本骨格を有する他のポリカーボネート樹脂に比べて、炭化水素系溶媒に対する耐久性(耐溶媒性、耐溶出性等)に優れており、感度劣化が少ないという効果がある。
本発明の湿式現像用画像形成装置は、図1に示すように、矢印方向に回転する電子写真感光体1の回転方向に沿って電子写真プロセスが行われる。すなわち、感光体1は、帯電器2により帯電し、露光光源3による印字パターンの露光が行われ、湿式現像器4による現像、つまり印字パターンのトナー像が形成され、転写器5により転写材(紙等)6へトナー像が転写され、クリーニングブレード7によるトナーの掻き落としが行われ、ついで除電光源8による除電が行われる。
印字パターンの露光は、複写画像の反射光をレンズやミラーを介して照射するアナログイメージ露光、コンピューター等からの電気信号、あるいは複写原稿をCCD等の画像センサで読み取り変換した電気信号等をレーザー光やLEDアレイ等により光源として再現するデジタルイメージ露光のいずれであってもよい。
トナーが炭化水素系溶媒に分散されてなる現像液4bは、現像ローラ4aに現像バイアスを印加することによって感光体1の表面にトナーが引き付けられて現像される。炭化水素系溶媒としては、例えばヘキサン、シクロヘキサン、アイソパーなどの脂肪族炭化水素、パラフィン系炭化水素などが挙げられる。現像液のトナー濃度は5〜25質量%であるのが好ましい。
トナーは、樹脂および着色剤を主成分とする。トナー用の樹脂としては、例えばアルキド樹脂、ロジン変性フェノールホルムアルデヒド樹脂、水素添加ロジンの多価アルコールエステル、ポリアクリルエステル樹脂、ポリメタクリルエステル樹脂、スチレン樹脂、塩化ゴムなどが挙げられる。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコックブルーレーキ、ナフトグリーンレーキB、ナフトールグリーンY,ナフトールイエローS、リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレッド、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3B、ボルドー10R、ナフトールレッドなどが挙げられる。
本発明における電子写真感光体1は、感光層にバインダ樹脂として前記一般式(I)で示されるポリカーボネート樹脂を含有したものである限り、特に制限されるものではない。従って、電荷発生剤と電荷輸送剤とを単一感光層中に含有する単層型感光体であってもよく、あるいは電荷発生層と電荷輸送層とを積層した積層型感光体であってもよい。
<バインダ樹脂>
前記一般式(I)において、炭素数1〜12のアルキル基としては、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ペプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル等の直鎖または分岐したアルキル基が挙げられる。
炭素数1〜12のフルオロアルキル基としては、例えばモノフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルなどのフルオロメチル、モノフルオロエチル、ジフルオロエチル、トリフルオロエチルなどのフルオロエチル、フルオロプロピル、フルオロブチル、フルオロヘキシル、フルオロオクチル、フルオロドデシル等のフルオロ基で置換された炭素数1〜12のアルキル基が挙げられる。
アリール基としては、例えばフェニル、トリル、キシリル、クメニル、メシチル、ビフェニリル、ナフチル、アントリル、フェナントリルなどが挙げられる。
基R11とR12が環を形成したシクロアルキリデン基としては、例えばシクロペンチリデン基、シクロヘキシリデン基、シクロヘプチリデン基、シクロオクチリデン基、シクロノニリデン基、シクロデシリデン基、シクロウンデシリデン基などの炭素数5〜12のシクロアルキリデン基が挙げられる。
一般式(I)で示されるポリカーボネート樹脂の合成法は特に制限されるものではなく、従来公知の方法を採用することができる。例えば、一般式(A)で表されるビフェノールと、下記一般式(D)で表される2価フェノールとを原料モノマーとし、ホスゲン法(界面重縮合法、ピリジン法)、エステル交換法(溶融法、固相重合法)等で製造することができる。得られる共重合ポリカーボネートは、ポリヒドロキシ化合物などの適当な分岐剤を用いて分岐していてもよい。また、バインダ樹脂としての性能を損なわない範囲において、原料モノマーとして、上記以外の2価フェノールを添加してもよい。
Figure 0003940737
(式中、X、R7〜R10およびqは前記と同じである。)
一般式(I)および(D)において、炭素数3以下のアルキル基としては、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル等が挙げられる。炭素数3以下のフルオロアルキル基としては、例えばフルオロメチル、フルオロエチル、フルオロプロピル等が挙げられる。
一般式(A)で表されるビフェノールは融点が160℃以下であることが必要であって、融点がこれよりも大きいビフェノールを使用すると、感光層塗布液の調製時に溶媒に溶解しなくなるおそれがある。また、耐摩耗性などの機械的強度も低下するおそれがある。
融点が160℃以下のビフェノールを使用すると、炭化水素系溶媒に対する耐久性が向上する理由としては、該ビフェノールは融点が160℃を越えるビフェノールと比較して置換基が大きいため、これによって感光層が緻密になり、炭化水素系溶媒の感光層内への浸入や感光層からの電荷発生剤や電荷輸送剤の溶出が抑制されるためではないかと推測される。
一般式(A)で表されるビフェノールと、上記一般式(D)で表される2価フェノールとの比(モル比)は、前記一般式(I)で示されるように、0.4 < m/(m+n) < 1であり、好ましくは0.4< m/(m+n) <0.8であるのがよい。このとき、一般式(A)で表されるビフェノールの割合は0.4より大きいことが必要であって、0.4以下のときには炭化水素系溶媒に対する耐久性が劣るようになる。また、一般式(I)で示されるポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は5,000〜200,000、好ましくは15,000〜100,000である。
一般式(I)で示されるポリカーボネート樹脂は、積層型感光体の場合、表面側の層に使用するのがよい。単層型および積層型のいずれの場合でも、一般式(I)で示されるポリカーボネート樹脂はバインダ樹脂として単独で使用してもよく、他の樹脂と混合して使用してもよい。このような他の樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリエステル、ポリアリレート、スチレン‐ブタジエン共重合体、スチレン‐アクリロニトリル共重合体、スチレン‐マレイン酸共重合体、アクリル共重合体、スチレン‐アクリル酸共重合体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、アイオノマー、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アルキド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルアセタール、ポリエーテルなどの熱可塑性樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、その他架橋性の熱硬化性樹脂、エポキシアクリレート、ウレタン-アクリレートなどの光硬化型樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は単独でまたは2種以上をブレンドして用いてもよい。積層型感光体の場合、導電性基体面側の層には上記他の樹脂を単独でまたは2種以上をブレンドして使用してもよい。
<電荷発生剤>
本発明の電子写真感光体に使用可能な電荷発生剤としては、例えば無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニン、クロロガリウムフタロシアニン、α-チタニルフタロシアニン、Y-チタニルフタロシアニン、V-ヒドロキシガリウムフタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ顔料、ジオケトピロロピロール顔料、無金属ナフタロシアニン顔料、金属ナフタロシアニン顔料、スクアライン顔料、トリスアゾ顔料、インジゴ顔料、アズレニウム顔料、シアニン顔料、ピリリウム顔料、アンサンスロン顔料、トリフェニルメタン系顔料、スレン顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、キナクリドン系顔料といった有機光導電体、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、硫化カドミニウム、アモルファスシリコンといった無機光導電材料などが挙げられる。これらの電荷発生剤は単独でまたは2種以上をブレンドして用いてもよい。
これらの電荷発生剤は、所望の領域に吸収波長を有するように、単独または2種以上をブレンドして使用することができる。
本発明では、特にフタロシアニン系顔料、とりわけ無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンおよびクロロガリウムフタロシアニンから選ばれる少なくとも1種を電荷発生剤として用いるのが好ましい。
<電荷輸送剤>
本発明の感光体に使用される電荷輸送剤には、電子輸送剤および正孔輸送剤が挙げられる。特に単層型感光体においては、感光層中に電子輸送剤および正孔輸送剤を含有させておくのが好ましい。
(電子輸送剤)
電子輸送剤としては、例えばジフェノキノン誘導体、ベンゾキノン誘導体、ナフトキノン誘導体、アントラキノン誘導体、マロノニトリル誘導体、チオピラン誘導体、チオキサントン誘導体(2,4,8−トリニトロチオキサントン等)、フルオレノン誘導体(3,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン誘導体等)、アントラセン誘導体、アクリジン誘導体、ジニトロベンゼン、ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、無水コハク酸誘導体、無水マレイン酸誘導体、ジブロモ無水マレイン酸誘導体などの、電子受容性を有する化合物が挙げられる。これらの電子輸送剤は単独でまたは2種以上をブレンドして用いてもよい。
本発明では、特に下記一般式で表されるジフェノキノン誘導体、スチルベンキノン誘導体、ジナフトキノン誘導体、ナフトキノン誘導体、アゾキノン誘導体を電子輸送剤として使用するのが単層型感光体の電気特性を満足するうえで好ましい。
Figure 0003940737
(式中、R34、R36及びR38を除くR16〜R46は同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基または炭素数1〜12のアルコキシ基を示す。pは0〜5の整数である。R34,、R36,及びR38は同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルコキシ基、ハロゲン原子、またはニトロ基を示す。)
炭素数1〜12のアルキル基としては、前記と同様のアルキル基が挙げられる。炭素数5〜12のシクロアルキル基としては、例えばシクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。炭素数1〜12のアルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ、ドデシルオキシ等が挙げられる。炭素数6〜12のアリール基としては、例えばフェニル、トリル、キシリル、クメニル、メシチル、ビフェニリル、ナフチルなどが挙げられる。
特に、電子輸送剤は、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.5以上であるのが感光体の炭化水素系溶媒に対する耐久性の面で好ましい。ここで、無機性値/有機性値(以下、I/O値と呼ぶことがある)とは、各種有機化合物の極性を有機概念的に取り扱った値であり、例えばKUMAMOTO PHARMACEUTICAL BULLETIN、第1号、第1〜16項(1954年);化学の領域、第11巻、第10号、719〜725頁(1957年);フレグランスジャーナル、第34号、第97〜111頁(1979年);フレグランスジャーナル、第50号、第79〜82頁(1981年);などの文献に詳細に説明されており、炭素(C)1個を有機性20とし、それに対し各種極性基の無機性、有機性の値を下記の表1の如く定め、無機性値の和と有機性値の和を求め両者の比をとった値を意味する。
Figure 0003940737
なお、上記の表1において、Rは、主にアルキル基を示し、Φは、主にアルキル基もしくはアリール基を示す。
I/O値の概念を説明すると、化合物の性質を、共有結合性を表す有機性基と、イオン結合性を表す無機性基とに分け、すべての有機化合物を有機軸と無機軸と名付けた直行座標上の1点ずつに位置づけて示すものである。
この場合において、無機性値とは、有機化合物が有している種々の置換基や結合等の沸点への影響力の大小を、水酸基を基準に数値化したものである。具体的には、直鎖アルコールの沸点曲線と直鎖パラフィンの沸点曲線との距離を炭素数5の付近で取ると約100℃となるので、水酸基1個の影響力を数値で100と定め、この数値に基づいて、各種置換基あるいは各種結合などの沸点への影響力を数値化した値が、有機化合物が有している置換基の無機性値である。例えば、上記表1に示されているとおり、−COOH基の無機性値は150であり、2重結合の無機性値は2である。従って、ある種の有機化合物の無機性値とは、該化合物が有している各種置換基や結合等の無機性値の総和を意味する。
一方、有機性値とは、分子内のメチレン基を単位とし、そのメチレン基を代表する炭素原子の沸点への影響力を基準にして定めたものである。すなわち、直鎖飽和炭化水素の炭素数5〜10付近での炭素が1個加わるごとに沸点上昇の平均値は20℃であるから、これを基準に、炭素原子1個の有機性値を20と定め、これを基準として、各種置換基や結合等の沸点への影響力を数値化した値が有機性値である。例えば、上記表1に示されているとおり、ニトロ基(−NO2)の有機性値は70である。従って、ある種の有機化合物の無機性値とは、該化合物が有している各種置換基や結合等の総和を意味する。
次に、一般式ETM−1で表されるナフトキノン誘導体のI/O値を算出する例を示す。
Figure 0003940737
有機性因子
・ 有機性が20の炭素原子を23個有している。
・ 有機性が70のニトロ基を1個有している。
よって、有機性値は20×23+70×1=530となる。
無極性因子
・ 無極性が60のナフタレン環を1個有している。
・ 無極性が15のベンゼン環を2個有している。
・ 無極性が65のケトン基を3個有している。
・ 無極性が70のニトロ基を1個有している。
よって、無極性値は60×1+15×2+65×3+70×1=355となる。
従って、この化合物のI/O値は、355/530=0.6698 である。
以上の用に、上記I/O値は電子輸送剤の極性を示す指標となるものである。よって、I/O値が0.5未満では、感光体の炭化水素系溶媒に対する耐久性が低下する傾向にあり、好ましくない。
(正孔輸送剤)
正孔輸送剤としては、例えばN,N,N’,N’‐テトラフェニルベンジジン誘導体、N,N,N’,N’‐テトラフェニルフェニレンジアミン誘導体、N,N,N’,N’‐テトラフェニルナフチレンジアミン誘導体、N,N,N’,N’‐テトラフェニルフェナントリレンジアミン誘導体、2,5‐ジ(4−メチルアミノフェニル)‐1,3,4‐オキサジアゾールなどのオキサジアゾール系化合物、9−(4−ジエチルアミノスチリル)アントラセンなどのスチリル系化合物、ポリビニルカルバゾールなどのカルバゾール系化合物、有機ポリシラン化合物、1−フェニル−3−(p−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリンなどのピラゾリン系化合物、ヒドラゾン系化合物、インドール系化合物、オキサゾール系化合物、イソオキサゾール系化合物、チアゾール系化合物、チアジゾール系化合物、イミダゾール系化合物、ピラゾール系化合物、トリアゾール系化合物などの含窒素環式化合物や、縮合多環式化合物が挙げられる。
本発明においては、特に前記一般式(B)または(C)で表されるスチリルアミン構造部位を有する正孔輸送剤を使用するのが電気特性を満足するうえで好ましい。このような正孔輸送剤は、具体的には、例えば下記一般式(B1)または(C1)で表されるものが挙げられる。
Figure 0003940737
Figure 0003940737
(式中、R51〜R59は、前記と同じである。Aは基:
Figure 0003940737
を示す。)
一般式(B),(C),(B1),(C1)において、炭素数8以下のアルキル基としては、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ペプチル、オクチル等の直鎖または分岐したアルキル基が挙げられる。炭素数6〜20のアリール基としては、例えばフェニル、トリル、キシリル、クメニル、メシチル、ビフェニリル、ナフチル、アントリル、フェナントリルなどが挙げられる。炭素数8以下のアルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ等が挙げられる。炭素数8以下のアルケニル基としては、例えばビニル、アリル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、2−ペンテニルなどが挙げられる。
感光層が単層型の場合、感光層の膜厚は5〜100μm、好ましくは10〜50μmである。電荷発生剤はバインダ樹脂総量に対して0.1〜50質量%、好ましくは0.5〜30質量%である。また、電子輸送剤はバインダ樹脂総量に対して1〜100質量%、好ましくは5〜80質量%である。正孔輸送剤はバインダ樹脂総量に対して5〜500質量%、好ましくは25〜200質量%である。電子輸送剤と正孔輸送剤とを併用する場合、電子輸送剤と正孔輸送剤の総量は、バインダ樹脂総量に対して20〜500質量%、好ましくは30〜200質量%である。
感光層が積層型の場合、電荷発生層の膜厚は0.01〜5μm、好ましくは0.1〜3μmであり、電荷輸送層の膜厚は2〜100μm、好ましくは5〜50μmである。電荷発生層には電荷発生剤をバインダ樹脂総量に対して1〜500質量%、好ましくは10〜300質量%である。電荷輸送層には電荷輸送剤をバインダ樹脂総量に対して20〜500質量%、好ましくは30〜300質量%である。
感光層には、前記した成分のほかに、画像形成に悪影響を与えない範囲で、種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、一重項クエンチャー、紫外線吸収剤などの劣化防止剤、軟化剤、可塑剤、表面改質剤、増量剤,増粘剤、分散安定剤、ワックス、アクセプター、ドナーなどが挙げられる。また、感度を向上させるために、例えばテルフェニル、ハロナフトキノン類、アセナフチレン等の公知の増感剤を電荷発生剤と併用してもよい。
導電性基体と感光層との間には、感光体の特性を阻害しない範囲でバリア層が形成されていてもよい。また、感光層の表面には保護層が形成されていてもよい。
導電性基体としては、導電性を有する各種の材料が使用可能であり、例えば鉄、アルミニウム、銅、スズ、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼、真鍮などの金属単体、上記金属が蒸着もしくはラミネートされたプラスチック材料、さらにヨウ化アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウムなどで被覆されたガラスなどが挙げられる。
導電性基体は、使用する画像形成装置の構造に合わせてドラム状、シート状などの形態で使用される。この導電性基体は充分な機械的強度を有しているのが好ましい。
積層型感光体の電荷発生層および電荷輸送層を形成するには、電荷発生剤および電荷輸送剤をそれぞれ適当なバインダ樹脂および溶媒と共に、ロールミル、ボールミル、アトライタ、ペイントシェーカー、超音波分散機などを用いて混合して分散液を調製し、これを公知の手段により塗布して乾燥させればよい。また、単層型の感光層を形成するには、電荷発生剤、電荷輸送剤を適当なバインダ樹脂および溶媒と共に上記と同一の方法で分散液を調製し、これを公知の手段により塗布して乾燥させればよい。
前記分散液を調製するための溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類、n‐ヘキサン、オクタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジオキサン、ジオキソランなどのエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられる。これらの溶媒は単独で使用するほか、2種以上を混合して用いてもよい。
さらに、電荷発生剤および電荷輸送剤の分散性、感光体表面の平滑性を良くするために、界面活性剤、レベリング剤などを使用してもよい。
次に実施例および比較例を挙げて本発明の湿式現像用画像形成装置を説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
以下の実施例および比較例で使用したバインダ樹脂、電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤は以下の通りである。
<バインダ樹脂>
(1)実施例で使用したバインダ樹脂
Figure 0003940737
これらのバインダ樹脂はそれぞれ以下のビフェノール誘導体を使用して合成した。
Figure 0003940737
(2)比較例で使用したバインダ樹脂
Figure 0003940737
これらのバインダ樹脂はそれぞれ以下のビフェノール誘導体を使用して合成した。
Figure 0003940737
<電荷発生剤(CGM)>
Figure 0003940737
<正孔輸送剤(HTM)>
Figure 0003940737
<電子輸送剤(ETM)>
Figure 0003940737
[実施例1〜8]
[比較例1〜5]
(単層型感光体の作製)
上記の電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤およびバインダ樹脂を表2に示す組み合わせで用いた。すなわち、表2に示す電荷発生剤(CGM-1〜5)を下記に示す所定量で用い、これに正孔輸送剤(HTM-1、2)50質量部、電子輸送剤 (ETM-1〜5)を50質量部、バインダ樹脂 (Resin-1〜4、比較Resin-1〜5)を100質量部、レベリング剤としてジメチルシリコンオイル(信越化学工業社製のKF-96-50CS)を0.1質量部および溶媒としてテトラヒドロフランを750質量部の割合で加え、超音波分散機にて50分間混合分散して単層型感光層用塗布液を調製した。この塗布液を長さ254mm、直径30mmのアルミニウム素管上の全面に塗布した後、130℃で30分間熱風乾燥することにより膜厚22μmの感光層を有する単層型電子写真用感光体を作製した。
(電荷発生剤の添加量)
CGM−1(X型無金属フタロシアニン):4質量部
CGM−2(Y型チタニルフタロシアニン):2質量部
CGM−3(V型ヒドロキシガリウムフタロシアニン):2.5質量部
CGM−4(クロロガリウムフタロシアニンII型):3.5質量部
なお、チタニルフタロシアニン(CGM-2)を使用する場合には、該チタニルフタロシアニン2.0質量部に分散補助剤としてPigment Orange 16(CGM−5)2.0質量部を混合した。
得られた感光体の耐溶媒性試験、正帯電感度および耐磨耗性を評価した。試験法は以下の通りである。
1.耐溶媒性試験法
上記方法にて得られた感光体を100gのアイソパーG(湿式画像形成装置の現像液に使用される脂肪族系炭化水素)中に密閉系にて、暗所、50℃で3500時間、感光層全面を浸漬させた。一方、正孔輸送剤を所定濃度にてアイソパーG中に溶解させ、UV測定により、前記正孔輸送剤のピーク波長での、濃度−吸光度検量線を作製した。そして、感光体を浸漬したアイソパーGのUV測定を行い、前記検量線を用いて正孔輸送剤のピーク波長での吸光度から、溶出量を算出した。溶出量が少ないほど感光体の耐溶媒性は高い。
2.感光体の電気特性・耐摩耗性評価
上記実施例、比較例で得られた単層型感光体を、780nmのレーザを露光光源とする、現像溶液にアイソパーG (エクソン化学)を使用した、図1と類似の湿式現像プロセスを有する画像形成装置(京セラミタ株式会社製KM−5530改造機)に搭載し、初期表面電位を全ての単層型感光体について+700Vに設定した際の残留電位(感度)をプローブ9(図1)により測定した。その後、駆動時間1200分のA4横単発複写を行い、複写前後の感光層の膜厚差を測定して、摩耗量を求めた。
これらの試験結果を表2に示す。
Figure 0003940737
表2に示すように、比較例1〜4では、バインダ樹脂が溶媒に溶解しなかったために、感光層を得ることができなかった。また、比較例5では、感光層を作製できたものの、アイソパーGへの浸漬により、表面にクラックが発生し、また正孔輸送剤の溶出量も大きかった。これに対して、実施例1〜12では、感光層からの正孔輸送剤および電子輸送剤の溶出量が抑制されており、かつ高い感度を維持していた。
本発明の湿式現像用画像形成装置の一実施形態を示す概略説明図である。
符号の説明
1 電子写真感光体
2 帯電器
3 露光光源
4 湿式現像器
5 転写器
6 転写材
7 クリーニングブレード

Claims (5)

  1. 少なくとも、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、前記感光体への印字パターンの露光手段、現像液を用いて前記印字パターンのトナー像を形成する湿式現像手段、および前記トナー像を転写材に転写させる転写手段を備え、前記現像液がトナーを炭化水素系溶媒に分散させたものである湿式現像用画像形成装置であって、
    前記電子写真感光体が、導電性基体上に、少なくとも電荷発生剤、電荷輸送剤、バインダ樹脂を含有した感光層が設けられたものであり、前記バインダ樹脂が、下記一般式(A)で表されるビフェノールを含むモノマーから合成される下記一般式(I)で表されるポリカーボネート樹脂であり、かつ一般式(A)で表される前記ビフェノールの融点が160℃以下であることを特徴とする湿式現像用画像形成装置。
    Figure 0003940737
    Figure 0003940737
    {各式中、R1,R2,R3,R4はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のフルオロアルキル基またはアリール基を示す。Xは−O−、−S−、−CO−、−COO−、−(CH2)2−、−SO−、−SO2−、−CR1112−、−SiR1112−、−SiR1112−O−(R11、R12はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基またはトリフルオロメチル基を示し、R11とR12は環を形成して置換基として炭素数1〜7のアルキル基を有することのある炭素数5〜12のシクロアルキリデン基となっても良い。)を示し、qは0または1を示し、R7〜R10はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数3以下のアルキル基、炭素数3以下のフルオロアルキル基、ハロゲン原子またはフェニル基を示す。0.4 < m/(m+n) < 1}
  2. 前記感光層が、電荷発生剤および電荷輸送剤を同一層に含有する単層型感光層であることを特徴とする請求項1記載の湿式現像用画像形成装置。
  3. 前記電荷輸送剤として、下記一般式(B)または(C)で表されるスチリルアミン構造部位を有する正孔輸送剤を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の湿式現像用画像形成装置。
    Figure 0003940737
    (各式中、R51〜R59はそれぞれ同一または異なる基であって、水素原子、炭素数8以下のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数8以下のアルコキシ基、炭素数8以下のアルケニル基を示す。)
  4. 前記電荷輸送剤として、無機性度を有機性度で割った値(I/O値)が0.5以上である電子輸送剤を含有したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の湿式現像用画像形成装置。
  5. 前記電荷発生剤が、無金属フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、ヒドロキシガリウムフタロシアニンおよびクロロガリウムフタロシアニンから選ばれる少なくとも1種を含有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の湿式現像用画像形成装置。

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