JP2006002415A - 鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法及びアンカーボルト設置装置 - Google Patents

鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法及びアンカーボルト設置装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に設置できると共に、精度高く位置決めして設置できる鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法とすることである。
【解決手段】鋼管基礎杭20の上端部に複数の取付治具30を、その上端部を挟持して取付け、この取付治具30にレベル架台40を高さ調整して所定の高さで水平姿勢に取付ける。この後にレベル架台40に位置決め用横材50を位置決めして取付け、支持部材1にアンカーボルト2を設けたセットアンカー3に吊具10を取付け、その吊具10を吊り上げてセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に挿入し、その吊具10を位置決めして位置決め用横材50に固着することでセットアンカー3を仮固定し、この後にコンクリートを打設して固化した後に吊具10、取付治具30、レベル架台40、位置決め用横材50を取り外す。
【選択図】図13

Description

本発明は、高架橋、高架鉄道、ビル等の土木建築構造物に用いられる鋼管基礎杭内にアンカーボルトを設置する方法及び装置に関する。
土木建築構造物の鋼管柱を鋼管基礎杭にアンカーボルトを用いて接合して取付けることが特許文献1に開示されている。
すなわち、鋼管基礎杭内にアンカーボルトをコンクリートによって埋め込んで設置し、鋼管柱の脚部を鋼管基礎杭内に挿入して前述のアンカーボルトで固定し、その後に鋼管基礎杭内にコンクリートを打設して鋼管基礎杭と鋼管柱を接合して一本化することで取付けている。
特開平5−86630号公報
前述したようにアンカーボルトを鋼管基礎杭内に設置するには、アンカーボルトを打設したコンクリートで動くことがないように鋼管基礎杭内に仮固定し、その後にコンクリートを打設している。
例えば、鋼管基礎杭の内周面に支持フレームを溶接して固着し、アンカーボルトを備えたセットアンカーを支持フレームに載置して溶接して固着することでアンカーボルトを仮固定し、その後にコンクリートを打設している。
このように、従来のアンカーボルト設置方法は、溶接作業で仮固定しているから、アンカーボルトの設置作業が面倒である。
前述のようにして鋼管柱を取付ける場合には、その鋼管柱の取付け位置精度はアンカーボルトの設置位置精度によって決定されるので、アンカーボルトを精度高く位置決めして設置する必要がある。
しかしながら、前述のように狭隘な鋼管基礎杭内で溶接によってアンカーボルトを仮固定しているので、そのアンカーボルトを精度高く位置決めして仮固定することは大変困難であり、アンカーボルトを精度高く位置決めして設置することは事実上不可能であった。
本発明の目的は、アンカーボルトの設置作業が容易であると共に、アンカーボルトを精度高く位置決めして設置できるようにした鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法及びアンカーボルト設置装置を提供することである。
第1の発明は、鋼管基礎杭20に取付治具30を、その上端部を挟持して取付け、この取付治具30にレベル架台40を取付け、そのレベル架台40に位置決め用横材50を取付け、
支持部材1にアンカーボルト2を設けてセットアンカー3とし、このセットアンカー3に吊具10を着脱自在に取付け、
その吊具10を吊り上げてセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に挿入して吊具10をレベル架台40に載置し、かつ吊具10と位置決め用横材50を固着することで、セットアンカー3を位置決めして仮固定し、
この後に、鋼管基礎杭20内にコンクリートを打設してセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に固定し、前記吊具10と位置決め用横材50とレベル架台40と取付治具30を取り外して鋼管基礎杭20内にアンカーボルト2を設置することを特徴とする鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法である。
第2の発明は、第1の発明において、取付治具30は、X方向、Y方向に位置決めして4つ取付け、
2つの取付治具30に亘って一対のレベル架台40を、Y方向に向けて高さ調整して所定の同一高さで、水平にそれぞれ取付け、
この一対のレベル架台40に亘って一対の位置決め用横材50をY方向に位置決めして取付け、
前記レベル架台40、位置決め用横材50を基準として吊具10をX方向、Y方向に位置決めしてアンカーボルト2を高さ方向、X方向、Y方向に位置決めするようにしたアンカーボルト設置方法である。
第3の発明は、第2の発明において、鋼管基礎杭20に、その中心を通りX方向に向かうX方向通り心と合致する目印aを設け、この目印aにパネル定規21のX方向基準線23を合わせてパネル定規21をY方向に位置決めして鋼管基礎杭20に設け、
このパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて4つの取付治具30を取付けるようにしたアンカーボルト設置方法である。
第4の発明は、第1又は第2又は第3の発明において、アンカーボルト2の上端部2aを吊具10に挿通し、かつナット16を螺合してセットアンカー3に吊具10を着脱自在に取付けた鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法である。
第5の発明は、鋼管基礎杭20の上端部を挟持する取付部31と、この取付部31に設けた取付用ボルト32と、この取付用ボルト32に螺合した下ナット33、上ナット34を備えた取付治具30と、
前記取付用ボルト32に挿通して下ナット33に接して支持され、上ナット34と前記下ナット33で固定されるレベル架台40と、
このレベル架台40にボルト・ナットで固定される位置決め用横材50と、
支持部材1にアンカーボルト2を設けたセットアンカー3に、着脱自在に設けられる吊具10で構成したことを特徴とする鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置である。
第6の発明は、第5の発明において、X方向基準線23とY方向基準線24を有するパネル定規21を設けた鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置である。
第7の発明は、第5又は第6の発明において、吊具10は、アンカーボルト2が挿通し、かつナット16を螺合することでセットアンカー3に固着される鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置である。
請求項1に係る発明によれば、取付治具30を鋼管基礎杭20に簡単に取付け、取り外しできるし、支持部材1にアンカーボルト2を設けたセットアンカー3に吊具10を取付け、その吊具10で吊り上げ、吊り下げてセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に挿入し、その鋼管基礎杭20よりも上方において吊具10をレベル架台40、位置決め用横材50によってX方向、Y方向に位置決めできる。
よって、アンカーボルト2の設置作業が容易であると共に、アンカーボルト2を精度高く位置決めして設置できる。
請求項2に係る発明によれば、一対のベルト架台40、一対の位置決め用横材50を基準としてアンカーボルト2をX方向、Y方向に位置決めできるし、一対のベルト架台40によって高さ方向に位置決めできる。
請求項3に係る発明によれば、パネル定規21を用いて取付治具30をX方向、Y方向に位置決めして取付けできる。
請求項4に係る発明によれば、アンカーボルト2を利用してセットアンカー3に吊具10を取付けできる。
請求項5に係る発明によれば、取付治具30を簡単に鋼管基礎杭20に取付けできるし、その取付治具30にレベル架台40を高さ調整して取付けできる。
そして、セットアンカー3を吊具10を介して吊り上げることで鋼管基礎杭20内に挿入し、そのレベル架台40とレベル架台40に取付けた位置決め用横材50で吊具10を位置決めし、その吊具10を位置決め用横材50に固着することによって、セットアンカー3を位置決めして仮固定できる。
よって、アンカーボルト2の設置作業が容易であると共に、アンカーボルト2を精度高く位置決めして設置できる。
請求項6に係る発明によれば、パネル定規21を用いて取付治具30を位置決めできる。
請求項7に係る発明によれば、アンカーボルト2を利用してセットアンカー3に吊具10を取付けでき、吊具10を取付けるためのボルト等が不要で、構造が簡単である。
アンカーボルト設置装置について説明する。
図1と図2と図3に示すように、支持部材1にアンカーボルト2を固着してセットアンカー3としてある。
前記支持部材1は、上枠体4と下枠体5を縦材6で連結してある。この上枠体4と下枠体5に亘ってアンカーボルト2が固着され、このアンカーボルト2の上端部分2aは上枠体4よりも上方に突出している。
前述のセットアンカー3の好ましい形状を説明するが、セットアンカー3はこの形状に限ることはない。
前記上枠体4と下枠体5は4つの枠材4a,5aによって矩形状で、その各コーナー部に亘って4本の縦材6が溶接で固着されている。各枠材4a,5a、縦材6は断面鉤形状の長尺材であるが、これに限ることはない。
前記上枠体4の各枠材4aと下枠体5の各枠材5aとに亘ってアンカーボルト2が挿通して固着される。例えばアンカーボルト2の下端部分2bに上下のナット2c,2dを螺合し、その上下のナット2c,2dを下枠体5の枠材5aの上下面に押しつけ挟持して固着する。各アンカーボルト2の上端部分2aが上枠体4の枠材4aよりも上方に突出している。
前記アンカーボルト2は、図2に示すようにX方向両側部にY方向一対のアンカーボルト2、Y方向両側部にX方向一対のアンカーボルト2がそれぞれ設けられ、合計8本のアンカーボルト2が設けてある。
前記各アンカーボルト2の上端部分2aにテンプレート7が取付けてある。
例えば、各アンカーボルト2の上端部分2aに下ナット8aをそれぞれ螺合し、前記テンプレート7の孔7aを上端部分2aに嵌め込んで下ナット8aに当接してテンプレート7を上枠体4の上面と平行とし、各上端部分2aに上ナット8bをそれぞれ螺合してテンプレート7を下ナット8aと上ナット8bで挟持固定する。
前記テンプレート7は上枠体4と同じ大きさの矩形板状である。
前記セットアンカー3のXY方向の中心を通りX方向に向かうX方向中心線3aは、X方向両側部に設けられたY方向一対のアンカーボルト2の中心間を通る。
前記セットアンカー3のXY方向の中心を通りY方向に向かうY方向中心線3bは、Y方向両側部に設けられX方向一対のアンカーボルト2の中心間を通る。
そして、このX方向中心線3aが後述する鋼管基礎杭のX方向通り心に合致することでセットアンカー3がY方向に位置決めされ、Y方向中心線3bがY方向通り心に合致することでX方向に位置決めされる。
前記セットアンカー3は図4に示すように吊具10によって吊り下げ支持される。
前記吊具10は図5に示すように、一対の第1形材11と一対の第2形材12によってほぼ矩形状である。各形材は断面形状が上向きコ字状で、その各底壁11a,12aに孔13がそれぞれ形成されている。
前記一対の第1形材11の一方の縦壁11bにはフック取付用の穴14が形成されている。
前記各孔13に図4に示すように各アンカーボルト2の上端部分2aが挿通し、サヤパイプ15を嵌め込んで、ナット16を螺合することで各アンカーボルト2を各枠材に固着することによって、セットアンカー3の上部に吊具10を取付ける。
そして、各穴14にフック17を取付け、その各フック17にクレーン等の吊りワイヤ18を連結してクレーン等で吊り下げる。図4では1本のアンカーボルト2にのみサヤパイプ15とナット16が螺合してあり、他のアンカーボルト2にはサヤパイプ15とナット16の図示が省略してある。
このようであるから、セットアンカー3を吊具10を用いることで安定して吊り下げできる。
また、セットアンカー3に吊具10を取付けた状態では、そのセットアンカー3のX方向、Y方向の中心と吊具10のX方向、Y方向の中心が一致し、その吊具10を後述する鋼管基礎杭に対して位置決めすることで、セットアンカー3が鋼管基礎杭に対して位置決めされ、アンカーボルトがX方向、Y方向に位置決めされる。
特に、この実施の形態ではアンカーボルト2の上端部分2aに吊具10を固着してあるから、セットアンカー3のX方向、Y方向の中心と吊具10のX方向、Y方向の中心が正確に一致する。
前述のセットアンカー3を鋼管基礎杭内に位置決めして仮固定する位置決め治具について説明する。
図6と図7に示すように、鋼管基礎杭20の上端面20aに載置されるパネル定規21と、その鋼管基礎杭20の上端部(頭部)に取付けられる取付治具30と、この取付治具30に取付けられるレベル架台40と、このレベル架台40に取付けられる位置決め用横材50で位置決め治具を構成している。
好ましくは、鋼管基礎杭20のX方向両側にY方向に離隔してそれぞれ取付けた4つの取付治具30と、X方向両側に取付けた一対の取付治具30に亘ってそれぞれ取付けたY方向に向かう一対のレベル架台40と、この一対のレベル架台40のY方向両側寄りに亘ってそれぞれ取付けたX方向に向かう一対の位置決め用横材50を備えている。
前記パネル定規21は、主として取付治具30を位置決めするものであって、鋼管基礎杭20の直径より若干長い板状で、そのX方向の両端部分に切欠部22が形成され、この切欠部22によって鋼管基礎杭20の上端面20aが見えるようにしてある。
このパネル定規21の上面には、この切欠部22を基準としてX方向基準線23が設けてあり、このX方向基準線23と直角にX方向一対のY方向基準線24が設けてある。
前記取付治具30は、鋼管基礎杭20の上端部(頭部)を挟持して取付けできる取付部31と、この取付部31に設けた取付用ボルト32と、この取付用ボルト32に螺合した下ナット33、上ナット34を備えている。
前記取付部31は、コ字状の取付材35と、その取付材35の一方の縦片35aに螺合した押え用ボルト36を備え、その取付材35の横片35cの下面を鋼管基礎杭20の上端面20aに当接し、他方の縦片35bと押え用ボルト36で鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられる。
このようであるから、溶接などせずに押え用ボルト36を締め付け、弛めることで取付治具30を取付け、取り外しでき、その取付治具30を容易に取付け、取り外しできる。
前記取付用ボルト32は横片35cの上面に上向きに固着され、取付用ボルト32は鋼管基礎杭20よりも上方に突出する。
前記一対のレベル架台40には、その長手方向両端寄りにボルト挿通部、例えば長手方向の長孔41がそれぞれ形成してある。
この長孔41に取付用ボルト32が挿通し、レベル架台40の下面が下ナット33に当接し、上ナット34をレベル架台40の上面に押しつけてレベル架台40を取付用ボルト32に固定する。このレベル架台40は鋼管基礎杭20よりも上方に位置する。
このようであるから、下ナット33の位置を調整することで横材40の取付け高さを調整して高さ方向に位置決めできる。この操作は鋼管基礎杭20よりも上方で行うので、その操作が容易で高精度に高さ方向に位置決めできる。
前記位置決め用横材50は、レベル架台40にY方向に位置決めして固着される。例えば、位置決め用横材50は横片50aと縦片50bで鉤形の断面形状で、その横片50aに第1孔51、縦片50bに第2孔52が形成してある。
この第1孔51と前記横材40の孔41に亘ってボルト53を挿通し、ナット54を螺合して横材40に位置決め用横材50を取付ける。
この位置決め用横材50は鋼管基礎杭20よりも上方に位置し、前述の位置決め、固着作業がやり易い。
次にアンカーボルトの設置方法の一例を説明する。
まず、鋼管基礎杭20の上端部に、取付治具30をパネル定規21を用いて位置決めして取付ける。
例えば、図8(a),(b)に示すように鋼管基礎杭20の上端面20aにX方向の通り心と合致する目印aを付す。
そして、図9(a),(b)に示すように、鋼管基礎杭20の上端面20aにパネル定規21を載置し、そのX方向基準線23を前記目印aに合わせてパネル定規21をY方向に位置決めする。
この後にパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて取付治具30を取付ける。これによって、取付治具30はX方向、Y方向に位置決めされる。
前述のX方向の通り心とは、鋼管基礎杭20の中心を通りX方向に向かう中心線で、光波トランシットなどを用いて求め、目印aを付す。なお、鋼管基礎杭20がX方向に複数ある場合には、各鋼管基礎杭20に亘ってX方向中心線を連続させる。
前記取付治具30は、その取付用ボルト32がY方向基準線24に合致するように、パネル定規21よりも両側方にそれぞれ取付ける。
なお、パネル定規21のX方向基準線23は一対の切欠部22を通るようにしてあるので、その一対の切欠部22を目印aに合致することでパネル定規21を位置決めでき、X方向基準線23をパネル定規21の表面に連続して付すことなしに一対の切欠部22の切欠面22aによってX方向基準線23とすることもできる。
また、一対のY方向基準線24は、パネル定規21を位置決めして載置した後に、付すようにしても良い。
前述のようにして取付治具30を取付け完了したら、図10(a),(b)に示すように、その取付治具30に一対のレベル架台40を所定の同一高さで、水平姿勢としてそれぞれ取付ける。
例えば、X方向両側においてY方向に隣接した2つの取付治具30の取付用ボルト32にレベル架台40の長孔41をそれぞれ挿通して下ナット33に接し、その下ナット33を締め付け、弛めて上下に移動することでレベル架台40の高さを調整して所定の同一高さで水平とし、上ナット34を螺合して固定する。
これによって、一対のレベル架台40はX方向に位置決めされる。
前記レベル架台40の所定の高さとは、セットアンカー3の取付け高さに対応した高さである。
前述のレベル架台40の長孔41に取付用ボルト32が挿通するからレベル架台40の長手方向に異なる位置に取付用ボルト32を挿通できると共に、取付治具30は鋼管基礎杭20の上端部を挟持して取付けられるから、その取付治具30は鋼管基礎杭20の任意の位置に取付けできる。
よって、レベル架台40の取付位置を任意に変更できるし、大きさの異なる鋼管基礎杭20にレベル架台40を取付け可能である。
図11(a),(b)に示すように、一対のレベル架台40に鋼管基礎杭20のX方向通り心(前述の目印a)に合致する目印bを付す。例えば、前述のパネル定規21を用い、そのX方向基準線23に合致した位置に目印bをつける。
前記一対のレベル架台40に、その目印bを中心として左右にX方向の第1位置決め用目印c、第2位置決め用目印dを付す。これらの目印b,c,dは前述のパネル定規21を用いて付しても良いし、前述のように光波トランシットを用いて付しても良い。
一方の位置決め用横材50を第1位置決め用目印cに合わせて一対のレベル架台40,40間に亘って取付ける。
他方の位置決め用横材50は、第2位置決め用目印dよりも離れた位置で一対のレベル架台40間に亘って仮に載置する。
前述の第1・第2位置決め目印c,dは、例えば、前述の吊具10の一対の第1形材11間の左右寸法に合わせて付す。
具体的には、一対の第1形材11間の左右寸法の半分を、目印bから第1・第2位置決め目印c,dまでの距離とする。
前述の図4に示すように、セットアンカー3に吊具10を取付け、そのセットアンカー3をクレーン等で吊り上げ支持し、クレーン等を操作して下降することでセットアンカー3を、一対のレベル架台40間と一対の位置決め用横材50間から鋼管基礎杭20内に挿入する。
そして、図12(a),(b)に示すように、吊具10の一対の第1形材11を一対のレベル架台40上に接して載置すると共に、一方の第1形材11を一方の位置決め用横材50に当接する。
つまり、前記支持部材1は一対のレベル架台40と一対の位置決め用横材50で囲まれた空間よりも小さい大きさである。
この実施の形態では、他方の位置決め用横材50が第2位置決め用目印dと離れた位置に載置してあるだけであるから、前述のようにセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に挿入する際に邪魔にならない。
図13(a),(b)に示すように、一方の第1形材11と一方の位置決め用横材50をボルト55とナット56で固着し、他方の位置決め用横材50を他方の第1形材11に押しつけてボルト53とナット54でレベル架台40に固着し、かつボルト55とナット56で他方の第1形材11に固着する。
これによって、セットアンカー3を鋼管基礎杭20内に位置決めして挿入して仮固定できる。
前述のようにセットアンカー3を固定する際に、そのセットアンカー3の位置を確認するようにしても良い。
例えば、図13(a),(b)に仮想線で示すように、X方向の両側に位置するY方向一対のアンカーボルト2間にプレート60を設け、そのプレート60を基準としてY方向一対のアンカーボルト2の中心間を通るX方向中心線3aと鋼管基礎杭20のX方向の通り心(目印a,aを結ぶ直線)が一致しているかをチェックする。つまり、セットアンカー3が鋼管基礎杭20のX方向の通り心に一致しているかをチェックする。
このチェックは、光波トランシットで行うことが好ましいが、他の手段でも良い。
前述の中心線3aとX方向の通り心が一致していない場合には、一対の位置決め用横材50をレベル架台40に沿って移動してセットアンカー3を移動して中心線3aとX方向の通り心を一致させる。
このようにセットアンカー3の位置を確認する場合には、一対の位置決め用横材50をレベル架台40に仮固定してセットアンカー3を固定し、位置が一致していない場合に簡単に位置決め用横材50を移動できるので好ましい。
また、セットアンカー3のY方向中心線3bが鋼管基礎杭20のY方向の通り心に一致しているかをチェックする。
例えば、前述の光波トランシットを用いて前記一対のアンカーボルト2の中心までの距離Lを検出し、その距離Lが所定の値であれば一致しているとし、所定の値と異なる場合には一致していないとする。
そして、セットアンカー3が鋼管基礎杭20のY方向の通り心に一致していない場合には、ボルト55とナット56を弛めて吊具10の一対の第1形材11を一対の位置決め用横材50に沿って移動して一致させ、再びボルト55とナット56を締め付けて固定する。
この場合にも前述と同様にボルト55とナット56は仮締めしておくことが好ましい。
前述のようにセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に位置決めして固定した後に、鋼管基礎杭20内にコンクリートを打設してセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に設置する。
この時、セットアンカー3のアンカーボルト20の上端部20aにはサヤパイプ15が嵌め込んであるから、コンクリートが付着したりしない。
そして、打設したコンクリートが固まった後に、各アンカーボルト20の上端部20aに螺合したナット16を弛めて吊具10を取り外しすると共に、位置決め用横材50、レベル架台40、取付治具30をそれぞれ取り外しする。
テンプレートを備えたセットアンカーの正面図である。 テンプレートを備えたセットアンカーの平面図である。 セットアンカーの斜視図である。 吊具を取付けたセットアンカーの斜視図である。 吊具の斜視図である。 (a)レベル架台と位置決め用横材の取付け状態の平面図である。 (b)レベル架台と位置決め用横材の取付け状態の正面図である。 パネル定規、取付治具、レベル架台、位置決め用横材の分解斜視図である。 (a)目印を付した鋼管基礎杭の平面図である。 (b)目印を付した鋼管基礎杭の正面図である。 (a)パネル定規と取付治具を設けた状態の鋼管基礎杭の平面図である。 (b)パネル定規と取付治具を設けた状態の鋼管基礎杭の正面図である。 (a)レベル架台を取付けた状態の鋼管基礎杭の平面図である。 (b)レベル架台を取付けた状態の鋼管基礎杭の正面図である。 (a)レベル架台と位置決め用横材を取付けた状態の鋼管基礎杭の平面図である。 (b)レベル架台と位置決め用横材を取付けた状態の鋼管基礎杭の正面図である。 (a)吊具とセットアンカーを挿入した状態の鋼管基礎杭の平面図である。 (b)吊具とセットアンカーを挿入した状態の鋼管基礎杭の正面図である。 (a)セットアンカーを取付け固定した状態の鋼管基礎杭の平面図である。 (b)セットアンカーを取付け固定した状態の鋼管基礎杭の正面図である。
符号の説明
1…支持部材、2…アンカーボルト、3…セットアンカー、10…吊具、11…第1形材、12…第2形材、20…鋼管基礎杭、20a…上端面、21…パネル定規、22…切欠部、23…X方向基準線、24…Y方向基準線、30…取付治具、31…取付部、32…取付用ボルト、33…下ナット、34…上ナット、40…レベル架台、50…位置決め用横材。

Claims (7)

  1. 鋼管基礎杭20に取付治具30を、その上端部を挟持して取付け、この取付治具30にレベル架台40を取付け、そのレベル架台40に位置決め用横材50を取付け、
    支持部材1にアンカーボルト2を設けてセットアンカー3とし、このセットアンカー3に吊具10を着脱自在に取付け、
    その吊具10を吊り上げてセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に挿入して吊具10をレベル架台40に載置し、かつ吊具10と位置決め用横材50を固着することで、セットアンカー3を位置決めして仮固定し、
    この後に、鋼管基礎杭20内にコンクリートを打設してセットアンカー3を鋼管基礎杭20内に固定し、前記吊具10と位置決め用横材50とレベル架台40と取付治具30を取り外して鋼管基礎杭20内にアンカーボルト2を設置することを特徴とする鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法。
  2. 取付治具30は、X方向、Y方向に位置決めして4つ取付け、
    2つの取付治具30に亘って一対のレベル架台40を、Y方向に向けて高さ調整して所定の同一高さで、水平にそれぞれ取付け、
    この一対のレベル架台40に亘って一対の位置決め用横材50をY方向に位置決めして取付け、
    前記レベル架台40、位置決め用横材50を基準として吊具10をX方向、Y方向に位置決めしてアンカーボルト2を高さ方向、X方向、Y方向に位置決めするようにした請求項1記載の鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法。
  3. 鋼管基礎杭20に、その中心を通りX方向に向かうX方向通り心と合致する目印aを設け、この目印aにパネル定規21のX方向基準線23を合わせてパネル定規21をY方向に位置決めして鋼管基礎杭20に設け、
    このパネル定規21の一対のY方向基準線24に合わせて4つの取付治具30を取付けるようにした請求項2記載の鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法。
  4. アンカーボルト2の上端部2aを吊具10に挿通し、かつナット16を螺合してセットアンカー3に吊具10を着脱自在に取付けた請求項1又は2又は3記載の鋼管基礎杭のアンカーボルト設置方法。
  5. 鋼管基礎杭20の上端部を挟持する取付部31と、この取付部31に設けた取付用ボルト32と、この取付用ボルト32に螺合した下ナット33、上ナット34を備えた取付治具30と、
    前記取付用ボルト32に挿通して下ナット33に接して支持され、上ナット34と前記下ナット33で固定されるレベル架台40と、
    このレベル架台40にボルト・ナットで固定される位置決め用横材50と、
    支持部材1にアンカーボルト2を設けたセットアンカー3に、着脱自在に設けられる吊具10で構成したことを特徴とする鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置。
  6. X方向基準線23とY方向基準線24を有するパネル定規21を設けた請求項5記載の鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置。
  7. 吊具10は、アンカーボルト2が挿通し、かつナット16を螺合することでセットアンカー3に固着される請求項5又は6記載の鋼管基礎杭のアンカーボルト設置装置。

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