JP2005526769A5 - - Google Patents

Claims (38)

1. 治療剤を全身搬送するための組成物であって：
   中央肺区域／末梢肺区域沈着比（C/P比）が少なくとも0.7であるように、肺に投与される、治療剤およびFcRn結合パートナーのコンジュゲートのエアロゾルの有効量を含んでなる、前記組成物。
2. C/P比が少なくとも1.0である、請求項1の組成物。
3. C/P比が少なくとも1.5である、請求項1の組成物。
4. C/P比が少なくとも2.0である、請求項1の組成物。
5. 治療剤がポリペプチドである、請求項1の組成物。
6. 治療剤が抗原である、請求項1の組成物。
7. 抗原が腫瘍抗原である、請求項6の組成物。
8. 治療剤がオリゴヌクレオチドである、請求項1の組成物。
9. オリゴヌクレオチドがアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項8の組成物。
10. 治療剤が、エリスロポエチン（EPO）、成長ホルモン、インターフェロン・アルファ（IFN-α）、インターフェロン・ベータ（IFN-β）、または卵胞刺激ホルモン（FSH）である、請求項1の組成物。
11. 治療剤がEPOである、請求項1の組成物。
12. 治療剤がIFN-βである、請求項1の組成物。
13. 治療剤が因子IXである、請求項1の組成物。
14. 治療剤を全身搬送するための組成物であって：
    肺に投与される治療剤およびFcRn結合パートナーのコンジュゲートのエアロゾルの有効量を含んでなり、エアロゾル中の粒子が、少なくとも3マイクロメートル（μm）の空気動力学的粒径（MMAD）を有する、前記組成物。
15. 粒子のMMADが3μm〜約8μmの間である、請求項14の組成物。
16. 粒子のMMADが4μmを越える、請求項14の組成物。
17. 粒子の大部分が呼吸不適である、請求項14の組成物。
18. 治療剤がポリペプチドである、請求項14の組成物。
19. 治療剤が抗原である、請求項14の組成物。
20. 抗原が腫瘍抗原である、請求項19の組成物。
21. 治療剤がオリゴヌクレオチドである、請求項14の組成物。
22. オリゴヌクレオチドがアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項21の組成物。
23. 治療剤が、EPO、成長ホルモン、IFN-α、IFN-β、またはFSHである、請求項14の組成物。
24. 治療剤がEPOである、請求項14の組成物。
25. 治療剤がIFN-βである、請求項14の組成物。
26. 治療剤が因子IXである、請求項14の組成物。
27. 容器、容器に連結されたエアロゾル生成装置、並びに容器内に配置された治療剤およびFcRn結合パートナーのコンジュゲート、を含んでなる、エアロゾル搬送系であって、エアロゾル生成装置が、少なくとも3μmのMMADを持つ粒子を有するコンジュゲートのエアロゾルを生成するように構築され、そして配置されている、前記エアロゾル搬送系。
28. 粒子のMMADが4μmを越える、請求項27のエアロゾル搬送系。
29. 粒子の大部分が呼吸不適である、請求項27のエアロゾル搬送系。
30. エアロゾル生成装置が、コンジュゲートを含有する溶液と流体連結している（in fluid connection）振動要素を含んでなる、請求項27のエアロゾル搬送系。
31. エアロゾル生成装置がネブライザーである、請求項27のエアロゾル搬送系。
32. エアロゾル生成装置が機械的ポンプである、請求項27のエアロゾル搬送系。
33. 容器が加圧容器である、請求項27のエアロゾル搬送系。
34. 請求項27のエアロゾル搬送系を製造する方法であって：
    容器を用意し；
    容器に連結されたエアロゾル生成装置を用意し；そして
    有効量のコンジュゲートを容器に入れる
    ことを含んでなる、前記方法。
35. エアロゾル生成装置が、コンジュゲートを含有する溶液と流体連結している振動要素を含んでなる、請求項34の方法。
36. エアロゾル生成装置がネブライザーである、請求項34の方法。
37. エアロゾル生成装置が機械的ポンプである、請求項34の方法。
38. 容器が加圧容器である、請求項34の方法。