JP2005521916A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 配向ビニルアルコールポリマーフィルム層と、
   熱酸発生剤を含む酸供与体層と、
   を含んで成り、前記熱酸発生剤が２００℃以下の活性化温度を有することを特徴とする、Ｋ型偏光性物品の前駆体。
2. 熱エネルギーへの暴露により、ポリ（ビニルアルコール）／ポリ（アセチレン）コポリマーへの前記ビニルアルコールポリマーの部分脱水が起こり、偏光性物品となる、請求項１に記載の前駆体。
3. 前記酸供与体層が、前記熱酸発生剤と２５℃未満のガラス転移温度を有するポリマーとの混合物を含む、請求項１に記載の前駆体。
4. 前記酸供与体層が、前記熱酸発生剤とアモルファスポリマーとの混合物を含む、請求項１に記載の前駆体。
5. 前記酸供与体層が、前記熱酸発生剤と疎水性ポリマーとの混合物を含む、請求項１に記載の前駆体。
6. 前記供与体ポリマー層が接着剤層である、請求項３に記載の前駆体。
7. 前記ビニルアルコールポリマーが、ポリ（ビニルアルコール）およびエチレン／ビニルアルコールコポリマーよりなる群から選択される、請求項１に記載の前駆体。
8. 前記前駆体がバリヤー層をさらに含む、請求項１に記載の前駆体。
9. 前記熱酸発生剤が、
   ハロトリアジン類；及び
   促進剤を含むハロゲン化ビニルポリマー類；
   とからなる群から選択される、請求項１に記載の前駆体。
10. 前記熱酸発生剤が、ビニルアルコールポリマーの量を基準にして少なくとも０．１重量％の量で使用される、請求項１に記載の前駆体。
11. 前記前駆体が拡散バリヤー層をさらに含む、請求項１に記載の前駆体。
12. 前記ポリ（ビニルアルコール）／ポリ（アセチレン）コポリマー層が多塩基酸またはその誘導体で安定化されている、請求項２に記載の前駆体。
13. 前記配向ビニルアルコールポリマーフィルム層が、２倍〜１０倍の倍率で一軸延伸されたものである、請求項１に記載の前駆体。
14. 前記供与体層が、あらかじめ選択されたパターンで前記ビニルアルコールポリマー層上に配設されている、請求項１に記載の前駆体。
15. 前記供与体層が、
    ａ）ポリマーマトリックス中に分散されたハロトリアジン及びヒドロキシ官能性化合物；
    ｂ）ヒドロキシル官能性ポリマーマトリックス中に分散されたハロトリアジン；
    ｃ）ペンダントハロトリアジン基とペンダントヒドロキシル基とを有するポリマー；
    を含む、請求項１に記載の前駆体。
16. 前記供与体層が、式：
    

    

    （式中、Ｘはハロゲンであり、ｘはこの化合物が高分子であるような数である）
    で示されるポリマーまたはコポリマーを含む、請求項１に記載の前駆体。
17. 請求項１に記載のＫ型偏光性物品の前駆体を加熱することにより製造される、配向ポリ（ビニルアルコール）／ポリ（アセチレン）コポリマーの少なくとも１層と熱酸発生剤に由来する残留物を含有する酸供与体層とを含んで成るＫ型偏光子。
18. 前記酸供与体層が、前記残留物と２５℃未満のガラス転移温度を有するポリマーとの混合物を含む、請求項１７に記載の偏光子。
19. 前記酸供与体層が、前記残留物とアモルファスポリマーとの混合物を含む、請求項１７に記載の偏光子。
20. 前記供与体ポリマー層が、前記残留物と疎水性ポリマーとの混合物を含む、請求項１７に記載の偏光子。
21. 前記供与体層が、前記残留物と接着剤との混合物を含む、請求項１７に記載の偏光子。