JP2005521596A - 駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに枢着された、ガラス特に自動車のガラスを清掃するためのワイパブレードとを備えたワイパレバー - Google Patents

Abstract

本発明は、駆動されるワイパアーム（１２）と、該ワイパアーム（１２）に枢着された、ガラス特に自動車のガラスを清掃するためのワイパブレード（１６）とを備えたワイパレバー（１０）であって、前記ワイパブレード（１６）が、帯状に細長いばね弾性的な、帯面にわたって湾曲した支持エレメント（３０）を備えており、該支持エレメント（３０）が、凹状に湾曲した下側の帯面（３１）に、細長いゴム弾性的なワイパ条片（２４）を有していて、凸状に湾曲した上側の帯面（２９）に特に支持エレメントの長手方向中央領域において、ワイパブレード（１６）をワイパアーム（１２）に接続するための連結部材（３２）を有しており、特に該連結部材の両側に、支持エレメントの両端部へ延びている風変向条片・部分区分（５２）が配置されており、弾性的に変位可能な係止手段（７４）を備えていてワイパブレード（１６）の支持エレメント（３０）において係止可能な、ワイパブレードとワイパアームとの間の接続領域をカバーするためのキャップ（６０）が、当該ワイパレバー（１０）に所属している形式のものに関する。ワイパブレードにおける規定通りの位置でカバーキャップをワイパブレードに組み付けることは、支持エレメント（３０）が、それぞれワイパブレード（１６）の、互いに反対の長手方向に向けられている少なくとも２つのストッパを備えており、これらのストッパに、カバーキャップ（６０）の相応の対向ストッパが対応配置されている場合、簡単に達成される。

Description

本発明は、独立請求項の上位概念部に記載した形式のワイパレバーに関する。

従来技術
独立請求項の上位概念部に記載した形式のワイパレバー（払拭レバー）では、ワイパブレード（払拭ブレード）の支持エレメントは、ワイパブレードによって払拭される全払拭領域にわたって、ワイパアームを起点とするワイパブレード・圧着圧力の、ガラスにおけるできるだけ均等な分配を保証することが望ましい。負荷されていない（つまりワイパブレードがガラスに当て付けられていない場合の）支持エレメントの相応の湾曲によって、ワイパブレードの運転中にガラスに完全に当て付けられるワイパ条片（払拭条片）の両端部は、球面状に湾曲した車両ガラスの曲率半径が各ワイパブレード位置で変化する場合でも、この場合緊張させられた支持エレメントによってガラスに対して負荷される。つまり、ワイパブレードの曲率は、払拭したいガラスの払拭領域において測定される最大の曲率よりも幾分大きくなければならない。したがって支持エレメントは、従来式のワイパブレードにおいて実施されるような（ドイツ連邦共和国特許第１２４７１６１号明細書）、ゴム弾性的なワイパ条片の横方向補強のために働く、ワイパ条片内に配置された２つのばねレールを備えた、圧着圧力を分配するために必要とされる高コストな支持湾曲構造体に代わるものである。

当該形式の公知のワイパレバー（Ｒ３９８３６（ＰＣＴ／ＤＥ０１／０４３０７））では、ワイパアームとワイパブレードとの間の継手結合部を覆うカバーキャップが、もっぱら力接続的（kraftschluessig）にワイパブレードに係止されている。ワイパブレードの長手方向におけるカバーキャップの特別な位置固定は、考えられていない。ワイパブレードにおけるカバーキャップの、必要な位置決定も含めた組付け時間をできるだけ短く維持するために、ワイパブレードの長手方向における貫通開口のための寸法には、ワイパアームとワイパブレードとの間の必要でかつ円滑な揺振運動が損なわれることのないように、大きいプラス許容差を備えなければならない。これにより生じる、ワイパアームとカバーキャップにおける貫通開口の縁部との間のギャップは、好ましくない走行風騒音を生ぜしめ、さらに、継手結合部の領域におけるワイパブレードとワイパアームとの間の、カバーキャップの配置によって達成しようとする調和した移行の妨げとなる。

発明の利点
請求項１の特徴部に記載した特徴を有するワイパレバーでは、ワイパブレードにおけるカバーキャップの組付けが著しく簡単化される。なぜならば、ワイパブレードの、互いに反対の長手方向に向けられている少なくとも２つのストッパの配置によって、カバーキャップが、ワイパブレードにおける前記ストッパと協働する相応に形成された対向ストッパを備えている場合、カバーキャップの規定通りの位置が強制的に確定されているからである。これにより、貫通開口の長手方向寸法のための許容差が最小化され得るので、ワイパアームと貫通開口の縁部との間に僅かなギャップ寸法しか存在しないことによって、欠点はもはや見込まれない。

カバーキャップの、特別に簡単でかつ低コストの対向ストッパは、これらの対向ストッパが、カバーキャップの、既に設けられた係止ノーズに形成されている場合に得られる。

支持エレメントに、この支持エレメントの凸状に湾曲した帯面に座着している、ワイパブレードをワイパアームに接続するための構成部材が所属している場合、支持エレメントのストッパは直接的に前記構成部材に形成されていてよいので、特別なストッパは配置されなくてよい。

ワイパブレードの簡単化された組付けを顧慮して、構成部材は、支持エレメントの長手方向エッジを保持鉤爪によって挟持している。この場合、ストッパは保持鉤爪に形成されている。

構成部材およびひいてはカバーキャップをもコンパクトに維持するために、構成部材は、ワイパブレードの長手方向で互いに間隔を置いて存在する２つの保持鉤爪を有しており、両保持鉤爪の、互いに向かい合った側面（Wangen）が、カバーキャップの、両保持鉤爪間に存在する係止ノーズのためのストッパを成している。

所定の使用事例において、支持エレメントが、共通の平面において互いに間隔を置いて同じ向きで配置された２つのばねレール（Federschienen）を備えて有利に形成されている場合、両ばねレールの、互いに反対の側に向けられた外側の長手方向エッジは、支持エレメントのストッパを備えた、構成部材の保持鉤爪によって挟持されている。ここでも、有利には、構成部材の保持鉤爪に、支持エレメントのストッパが形成される。

カバーキャップを弾性的なプラスチックから製作すると、特別に有利である。これにより、カバーキャップに一体成形された係止ノーズが、相応の形状付与部によって支援されて弾性的に変位可能となる。

本発明のさらなる有利な構成および実施態様は、以下に、付属の図面に示した実施例の説明に記載してある。

実施例の説明
本発明によるワイパレバー１０（図１）には、一端を自動車（図示せず）において案内された、駆動されるワイパアーム１２が所属する。このワイパアームの駆動される端部は、図１に参照符号１１で示してある。ワイパアームの他方の自由端部１４には、ワイパレバー１０に所属する細長いワイパブレード１６が枢着されている。ワイパアーム１２はその駆動端部１１に、払拭運転中に、図平面上に直立している平面において旋回軸線２０（Pendelachse）を中心として反転位置間で往復旋回可能（pendelbar）であるように支承されている。この場合、ワイパブレード１６は、その長手方向延在長さに対して横方向に、払拭したいガラスにわたって運動させられ、しかもワイパブレード１６は、ゴム弾性的なワイパ条片２４によって、払拭したいガラスの表面２８に当て付けられる。ワイパ条片２４は長手方向軸線平行に、帯状に細長いばね弾性的な支持エレメント３０に結合されている。この支持エレメント３０の、ガラスとは反対の側に向けられた上側の帯面２９には、構成部材３２が座着している（図３および図５）。この構成部材３２を介してワイパブレード１６は、ワイパレバー１０を形成するためにワイパアーム１２にヒンジ結合されている。したがってワイパ条片２４は、支持エレメント３０の、ガラスに向けられた下側の帯面３１に配置されている。部分的に横断面で見てＴ字形の、継手部材とも称したい構成部材３２は、そのＴ頭部３４が支持エレメント３０に向けられていて、Ｔ頭部に配置された鉤爪３８によって、支持エレメント３０の、互いに反対の側に向けられた外側の長手方向ストリップ４０を挟持している。継手部材３２は、前記鉤爪において支持エレメント３０に堅固に結合、例えば溶接され、かつ／または鉤爪の押合わせによって支持エレメント３０に固定される。支持エレメント３０は、本実施例では２つのばねレール４２を有している。両ばねレールは、共通の平面に位置していて、少なくとも互いにほぼ平行に延びている。支持エレメント３０はその帯面２９，３１にわたって湾曲しているので（図１）、支持エレメントの凹状に湾曲した帯面３１にワイパ条片２４が存在し、支持エレメントの凸状に湾曲した帯面２９に継手部材３２が座着している（図１）。ばねエール４２の、互いに向かい合った内側の長手方向ストリップ４１は、ワイパ条片２４の、縁部開放した（randoffen）長手方向溝４４内に位置している。連結部材３２のＴ足部３６は、支持エレメント３０から離れるように延びていて、継手ピン４６によって貫通されている。この継手ピン４６は、図３および図５に、Ｔ足部から突出している両端部を示してある。この継手ピンもしくはこの継手ピンの自由になっている両端部に、ワイパアーム１２（図３に１点鎖線で示す）が、対応するように形成された支承切欠によって係合している。Ｔ足部３６とワイパアーム１２との間には、さらに、有利にはプラスチックから製作されたアダプタ４８が存在する。このアダプタ４８を介して、ワイパレバー１０を形成するための、ワイパアーム１２とワイパブレード１６との間の運転確実な、解離可能な結合部が保証されている。図３には、継手ピン４６もしくはこの継手ピン４６の継手軸線４７が、実質的に、ワイパレバー１０の往復旋回運動または作業運動の方向に延びていることを示してある。図１に示すように、払拭したいガラスの表面２８は湾曲している。線２８はガラス表面の最も強い湾曲を表そうとするものであるので、両端部１８でガラス表面２８に当て付けられているまだ負荷されていないワイパブレード１６の曲率が、最大のガラス曲率よりも大きいことは明らかである。ワイパアーム１２を介して加えられる、矢印２２（図１）の方向に作用する圧着圧力のもとで、ワイパブレード１６は、支持エレメントの下側の帯面３１に配置されたゴム弾性的なワイパ条片２４によって、その全長にわたってガラス表面２８に当て付けられる。この場合、金属から製作されたばね弾性的な支持エレメント３０内に、ワイパ条片２４をその全長にわたってガラスに規則的に当て付けるように働き、かつ圧着圧力２２を均等に分配するように働く応力が形成される。さらに、支持エレメント３０はそのばねレール４２によって、ゴム弾性的なワイパ条片２４の必要な横方向安定化のために働く。通常、球面状に湾曲したガラスは、球表面の１区分を成してはいないので、ワイパブレード１６はワイパアーム１２に対して、その払拭運動中、ガラス表面２８のその都度の位置および経過に常時適合され得なければならない。したがって、ワイパアーム１２とワイパブレード１６との間には、継手ピン軸線４７を中心とする揺振運動（図１の矢印２６）を可能にする円滑な継手結合が必要である。さらに、図１および図４には、継手軸線４７が当付け力の方向（矢印２２）に対して横方向に向けられていることも示してある。図１および図２には、ワイパブレードが支持エレメント３０の上側の帯面２９に、例えばワイパ条片２４結合された風変向条片（Windabseisleiste）５０を備えていることを示してある。この風変向条片５０は２つの部分区分５２を有しており、両部分区分５２は、ワイパブレードの長手方向で見て互いに間隔５４を置いて位置している（図１）。したがって、風変向条片５０には凹設部５６が得られ、この凹設部５６によって、支持エレメント３０に継手部材３２を配置することが可能となる。風変向条片５０は、主として走行風によって流過される長手方向側面に、流過・溝彫り成形部（Anstroemkehlung）を備えている。ワイパアーム１２とワイパブレード１６との間もしくはその継手部材３２との間の継手結合部をカバーするために、かつ風変向条片５０の部分区分５２の、互いに向かい合った両端部間の調和した移行を達成するために、ワイパレバー１０には、さらにカバーキャップ６０が所属する。このカバーキャップ６０の構造については、特に図３、図４および図６を用いて説明したい。カバーキャップ６０は、トラフ状の中央区分６２を有している。この中央区分６２のトラフ底部は十分に除かれているので、ワイパアームの自由端部１４のための貫通開口６４が生ぜしめられる。したがって、カバーキャップは２つの長手方向壁６６，６７を有している。両長手方向壁６６，６７は、一方の端部で端面壁６８によって互いに結合されていて、他方の端部で横方向ステー７０によって互いに結合されている。弾性的なプラスチックから製作されたカバーキャップ６０の両長手方向壁６６，６７は、支持エレメント３０に向けられた長手方向縁部７２に、弾性的に変位可能な係止手段を備えている。これらの係止手段は、本実施例では係止ノーズ７４として形成されている。この場合、一方の長手方向壁６６には、互いに間隔７５を置いて存在する２つの係止ノーズ７４が配置されている。他方の長手方向壁６７の長手方向縁部７２には、１つの係止ノーズ７４が存在し、この係止ノーズ７４は、長手方向壁６６における両係止ノーズに関して、長手方向壁６６の両係止ノーズ７４の間に存在する。さらに、各長手方向壁には支持または補強リブ７６が配置されている。これらの支持または補強リブ７６は、実質的に、前記貫通開口６４から長手方向壁６６，６７の長手方向縁部７２の近くまで延びている。支持リブ７６の、縁部７２に向けられた端部において、この支持リブ７６は支持エレメント３０の幅に合わせて切り欠かれているので、支持部７８が得られる。

既に述べたように、継手部材３２の鉤爪３８は、長手方向で見て互いに間隔を置いて配置されている。これにより継手部材３２の、同じ側に存在する両鉤爪の間に、スペース８０が生ぜしめられる。つまりこのスペース８０は、保持鉤爪３８の、互いに向かい合った側板状（wangenartig）の端面８２によって、制限もしくは画成される（図５）。このことは図６にも示してあり、ここでは、本発明のより十分な理解のために鉤爪３８の端部を図示してある。支持エレメント３０におけるカバーキャップ６０の簡単で正確な位置決めを達成するために、本発明は、本実施例では保持鉤爪３８の、互いに向かい合った端面８２を、位置決めショルダまたは位置決め補助手段として利用する。これらの端面８２は、係止ノーズ７４の、互いに反対の側に向けられた端面８４と協働して、支持エレメント３０もしくはワイパブレード１６におけるカバーキャップの規定通りの組付け位置を確定する。このことは、既に述べたように継手部材３２が支持エレメント３０もしくはその支持エレメント３０のばねレール４２に堅固に結合されているので可能となる。したがって、係止ノーズ７４の、互いに反対の側に向けられた端面８４は、相互に間隔８１を有している。この間隔８１は、鉤爪３８の端面または側面（Wangen）８２間のスペース８０の寸法に合わせて調和させられている。したがって、鉤爪３８の端面８２は、ワイパブレードの、互いに反対の長手方向に向けられている２つのストッパを成している。これらの両ストッパには、キャップ・係止ノーズ７４の、対向ストッパとして働く端面８４が、適合ショルダ（Passschultern）として対応配置されている。

保持鉤爪に関する係止ノーズの、本実施例において示した配置形式が、本発明を実現するための複数の可能な手段のうちの１つの可能な手段しか意味しないことは、自明のことである。当然のことながら、カバーキャップの係止ノーズを、保持鉤爪の、互いに反対の側に向けられた両端面において位置決めすることも可能である。さらに、カバーキャップの少なくとも２つの係止ノーズをただ１つの保持鉤爪に、このような保持鉤爪の両側にそれぞれ１つの係止ノーズを配置することによって作用結合することが考えられ得る。さらに、長手方向壁６７においてもただ１つの係止ノーズの代わりに、やはり位置決め補助手段として使用することができる複数の係止ノーズを配置することも、当然のことながら考えられ得る。カバーキャップ６０の両長手方向縁部７２にそれぞれ、長手方向延在長さがスペース８０の寸法に調和させられている係止ノーズをただ１つしか備えないことも、有利であり得る。つまり、支持エレメントもしくはワイパブレードにおけるカバーキャップの規則的な位置決めは、支持エレメントが、それぞれワイパブレードの、互いに反対の長手方向に向けられている少なくとも２つのストッパを有していて、これらのストッパに、カバーキャップの相応の対向ストッパが対応配置されていることによって、常時達成される。

支持エレメントへの取付けのためにカバーキャップは、ワイパブレードに関して、図４および図５に示してある位置にもたらされる。この前組付け位置から、カバーキャップ６０は矢印８６の方向でワイパブレードに装着される。この装着運動中、係止ノーズ７４はその形状付与、例えば当接斜面（Anlaufschraege）の成形に基づいて、この当接斜面が支持エレメント３０の外側の長手方向ストリップ４０に衝突した時、図３における矢印８８の方向に変位する。この変位は、当業者にとって公知の、係止ノーズの所定の横断面変化によって、かつ／またはカバーキャップ６０の長手方向壁６６，６７の弾性的な変位によって達成することができる。カバーキャップの組付け運動（矢印８６）は、支持リブ７６における支持部７８が支持エレメント３０の上側の帯面２９に座着した時に終了する。この位置において係止ノーズ７４は、再びその初期位置にばね弾性的に戻ることができる。なぜならば、支持エレメント３０の外側の長手方向ストリップ４０が、係止ノーズのアンダカット部内に到達することができるからである。この場合、係止ノーズは支持エレメントに下方から係合し、ひいてはワイパブレード１６におけるカバーキャップ６０の確実な座着をもたらす。

カバーキャップをワイパブレードに結合した後、ワイパレバー１０のさらなる組付けを行うことができ、この場合、ワイパアーム１２の自由端部１４が貫通開口６４を通るように案内され、かつワイパアーム１２とワイパブレード１６との間の継手結合部が形成される。

ワイパブレードが風変向条片を備えているワイパレバーを、縮尺を合わせずに示す側面図である。

図１において符号ＩＩで示した部分を斜視図で示す拡大図である。

図２による装置をＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿って切断して示す横断面図である。

ワイパレバーに所属するカバーキャップを上方から見て斜視図的に示す図である。

ワイパブレードに所属する構成部材と、この構成部材の、支持エレメント（１点鎖線で示す）における配置形式とを示す斜視図である。

２つのばねレールを有している支持エレメントの配置形式を１点鎖線で示し、かつ図５による構成部材の保持鉤爪の端部片を備えて、図４によるカバーキャップを下方から見て縮尺を合わせずに示す斜視図である。

Claims (9)

1. 駆動されるワイパアーム（１２）と、該ワイパアーム（１２）に枢着された、ガラス特に自動車のガラスを清掃するためのワイパブレード（１６）とを備えたワイパレバー（１０）であって、前記ワイパブレード（１６）が、帯状に細長いばね弾性的な、帯面にわたって湾曲した支持エレメント（３０）を備えており、該支持エレメント（３０）が、凹状に湾曲した帯面（３１）に、細長いゴム弾性的なワイパ条片（２４）を有していて、凸状に湾曲した帯面（２９）に、ワイパブレード（１６）をワイパアーム（１２）に接続するための構成部材（３２）を有しており、弾性的に変位可能な係止手段（７４）を備えていてワイパブレード（１６）の支持エレメント（３０）において係止可能な、ワイパブレードとワイパアームとの間の接続領域をカバーするためのキャップ（６０）が、当該ワイパレバー（１０）に所属している形式のものにおいて、支持エレメント（３０）が、それぞれワイパブレード（１６）の、互いに反対の長手方向に向けられている少なくとも２つのストッパを備えており、これらのストッパに、カバーキャップ（６０）の相応の対向ストッパが対応配置されていることを特徴とする、駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに枢着された、ガラス特に自動車のガラスを清掃するためのワイパブレードとを備えたワイパレバー。
2. カバーキャップ（６０）の対向ストッパが、係止ノーズ（７４）に形成されている、請求項１記載のワイパレバー。
3. 支持エレメント（３０）に、該支持エレメント（３０）の凸状に湾曲した帯面（２９）に座着している、ワイパブレード（１６）をワイパアーム（１２）に接続するための構成部材（３２）が所属しており、前記構成部材（３２）に、支持エレメントのストッパ（８２）が形成されている、請求項１または２記載のワイパレバー。
4. 構成部材（３２）が、支持エレメント（３０）の長手方向エッジ（４０）を、保持鉤爪（３８）によって挟持しており、ストッパが、構成部材の保持鉤爪に形成されている、請求項３記載のワイパレバー。
5. 構成部材（３２）が、ワイパブレードの長手方向で互いに間隔（８０）を置いて存在する２つの保持鉤爪（３８）を有しており、両保持鉤爪（３８）の、互いに向かい合った側面（８２）が、カバーキャップ（６０）の、両保持鉤爪間に存在する係止ノーズ（７４）のためのストッパを成している、請求項４記載のワイパレバー。
6. 支持エレメント（３０）が、共通の平面において互いに間隔を置いて同じ向きで配置された２つのばねレール（４２）を有しており、両ばねレール（４２）の、互いに反対の側に向けられた外側の長手方向エッジ（４０）が、支持エレメント（３０）のストッパ（８２）を備えた、構成部材（３２）の保持鉤爪（３８）によって挟持されている、請求項４または５記載のワイパレバー。
7. カバーキャップ（６０）が、弾性的なプラスチックから成っている、請求項１から６までのいずれか１項記載のワイパレバー。
8. 構成部材（３２）が、支持エレメント（３０）の長手方向中央領域に配置されており、構成部材の両側に、支持エレメントの両端部へ延びている風変向条片・区分（５２）が配置されている、請求項１から７までのいずれか１項記載のワイパレバー。
9. 往復旋回するように駆動されるワイパアーム（１２）と、ワイパブレード（１６）、特に自動車のガラスを清掃するためのワイパブレードとの間に設けられた継手結合部をカバーするためのキャップであって、前記継手結合部に、ワイパアームに設けられた継手案内が所属しており、該継手案内に、ワイパブレードのワイパ条片（２４）のための帯状に細長い支持エレメント（３０）において配置された継手片（３２）が対応配置されており、両継手部材もしくは継手部分が、アダプタ（４８）を介して、解離可能に互いに結合されており、カバーキャップ（６０）がワイパブレードに結合され得るようになっている係止手段（７４）またはこれに類するものを、カバーキャップ（６０）が有しており、係止手段に、適合ショルダ（８４）が形成されており、該適合ショルダ（８４）が、ワイパブレード（１６）に設けられた位置決めショルダ（８２）と協働し得ることを特徴とする、継手結合部をカバーするためのキャップ。

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