JP2005520737A - 船艇または他の構造のシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、少なくとも部分的に備品を提供する船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）のシステムに関し、システムは、幾つかのプレハブ式室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ）および船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）を有し、システムは、船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）に挿入すべき１つまたは幾つかの室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ）を有し、システムは室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ）を有し、その外側部分（９）は船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の外ボード（３）を有するか、内側部分（１０）が船艇またはその区間または他の構造またはその区間の開放内部区間（１２）の一部を形成する、あるいはその両方である。さらに、本発明は、請求の範囲によるシステムに少なくとも部分的に備品を提供する方法に関し、システムは、船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）および少なくとも１つのプレハブ式室ユニット（２ａ）を有し、この方法によると、少なくとも１つの室ユニット（２ａ）を船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）に挿入し、船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）上で所定の位置（８ａ）へと移動させる。

Description

本発明は、少なくとも部分的に備品を提供するために請求項１のプリアンブルによる船艇またはその区間または他の構造またはその区間のシステムに関し、システムは、幾つかのプレハブ式室ユニットおよび船艇またはその区間または別の構造またはその区間を有する。

本発明は、少なくとも部分的に備品を提供するために請求項９のプリアンブルによる方法にも関し、方法は船艇またはその区間または別の構造またはその区間および少なくとも１つのプレハブ式室ユニットを有する。

先行技術から、プレハブ式室ユニットを船艇または他の構造に運び込むよう船艇または別の構造に室ユニットを配置するシステムを有することが知られ、船艇または他の構造の外ボードは、室ユニットを船艇／他の構造に運び込む前に構築される。事前に少なくとも構造的外ボード、および一般的には外ボードの窓および断熱材が設けられている船艇または別の構造に室ユニットを挿入することも知られている。このようなシステムは米国特許第６，０１６，６３６号で開示され、ここではプレハブ式船室モジュールをクレーンによって甲板のほぼその最終位置に運び上げる。

先行技術から、特定の一時的に配置された開口を通してプレハブ式室ユニットを船艇／別の構造に挿入し、特殊な移送装置によってその最終位置へと移送することも知られている。このようなシステムは例えばドイツ特許第４，０２４，４９７号および米国特許第４，５２８，９２８号で開示されている。船室用の様々な移送システムおよび構造が、例えば米国特許第６，２６０，４９６号で開示されている。

さらに、船室を設置する前または設置後にバルコニ壁を船上に構築し、船室を船舶に運び込む前またはその後にバルコニを船体に固定するよう、バルコニを設けた船室を船舶に挿入することが知られている。

しかし、先行技術には重大な欠点がある。例えば、船室を船上に移送することは時間がかかり、一時的開口を配置することも時間がかかり、船舶の最終外装材に跡が残ってしまう。さらに、船室を船上に移送することは、支柱の配置構成に影響を及ぼすか、建設期間中に支柱の再配置または除去を招くことがある。上記で検討したケースの全てで、船舶の外装材には数人時の労働が必要であり、船上での作業状態は困難であり、それにより船舶の建設時間が延長することがある。

本発明の目的は、先行技術の欠点を解消し、全く新しい種類の配置構成を提供することである。

本発明は、１つまたは幾つかの室ユニットが、船艇またはその区間または別の構造またはその区間に挿入すべく配置構成され、システムが室ユニットを有し、その外側部分は船艇またはその区間または他の構造またはその区間の外ボードの一部を形成する、及び／又は、その内側部分が船艇またはその区間または他の構造またはその区間の開放内部区間の一部を形成する、という概念に基づく。

本発明の目的は、船艇またはその区間または別の構造またはその区間のそれぞれ構造的外面または内面の一部を形成する外側部分または内側部分を有するプレハブ式室ユニットを提供することである。この配置構成により、室ユニットの窓、窓壁、バルコニ、バルコニ・ドアなどを陸上の作業場で構築し、搬送して、１つのユニットとして船艇またはその区間または他の構造またはその区間に持ち上げることができ、それにより船艇またはその区間または他の構造またはその区間上で実行する作業が減少し、品質が改良され、建設時間を短縮することが可能である。

あるいは、１つまたは幾つかの室ユニットが、船艇またはその区間または別の構造またはその区間に挿入すべく配置構成され、その配置構成は室ユニットを有し、その外側部分および／または内側部分は、船艇またはその区間または他の構造またはその区間内への移送時に開放され、実際のボード区間をその後に船艇またはその区間または他の構造またはその区間に取り付ける。この場合は、取り付け、密封および他の同様の作業も、船艇などの外ボードまたは開放内部区間を介して実行することができる。

この目的は、本発明によると、船艇またはその区間または他の構造またはその区間に備品を提供するために、少なくとも１つの室ユニットを船艇またはその区間または他の構造またはその区間に挿入し、船艇またはその区間または他の構造またはその区間上で所定の位置まで移動させるよう、船艇またはその区間または他の構造またはその区間および少なくとも１つのプレハブ式室ユニットを有する方法を提供することにより達成することができる。

より厳密には、本発明によるシステムおよび方法は、それぞれ請求項１および９の特徴付けの部分で開示されたものを特徴とする。

本発明によるシステムの好ましい実施形態によると、船艇またはその区間または別の構造またはその区間において備品を提供するために、システムは幾つかのプレハブ式室ユニットと、船艇またはその区間または別の構造またはその区間とを有し、したがって１つまたは幾つかの室ユニットは、船艇またはその区間または他の構造またはその区間に挿入すべく配置構成され、システムは室ユニットを有し、その外側部分は船艇またはその区間または他の構造またはその区間の外ボードの一部を形成するか、及び／又は、その内側部分が船艇またはその区間または他の構造またはその区間の開放内部区間の一部を形成する。システムによる室ユニットは、１つまたは幾つかの船室、室または同様のユニットで構成され、外側部分および／または内側部分は窓および／または壁および／またはバルコニで構成される。船艇の区間とは、例えば船艇の区画を指し、それにより船艇が複数の区画で構成されている場合に、システムも適用される。したがって、船艇は、既にいわゆる区画組立段階にて上述した方法を使用することにより備え付けられることができるか、あるいは船艇が幾つかの区画を有する場合に備え付けられることができる、または船艇が区画で構成されているか否かに関係なく１つの要素としてある。

本発明の第２の好ましい実施形態によると、船体またはその区間または別の構造またはその区画のボードはほぼ開放され、その上にある甲板が１つ／複数の支持構造で支持され、これは船室の設置段階にて、１つおきの室ユニットの間に配置されるか、それより長い距離だけ隔置される。開放ボードとは、この文脈では単に船艇またはその区間または別の構造またはその区間のいわゆる骨組構造と単なる鋼製支柱および鋼製ビーム（はり）を指す。したがって、支持構造は支柱、フレーム構造または他の同様の構造を有し、支柱間の距離は、上述した距離よりさらに長くてもよい。次に、１つ／複数の室ユニットを船艇または他の構造内に移動させた後、船艇またはその区間または他の構造またはその区間のボード区間を設置する。

上述した両方のシステムにおいて、室ユニットを船艇または他の構造に挿入している時、船艇またはその区間または別の構造またはその区間のボードに配置された開口の幅は、２つまたは幾つかの室ユニットの総幅より小さい。次に、１つ／複数の室ユニットの密封は、側部分を船艇またはその区間または他の構造またはその区間の船体に密封せずに、別個のカバー細片によって、または別の密封方法によって外側部分または内側部分を別の外側部分または内側部分に直接接続することによって少なくとも部分的に実行する。また、側部分は、別個に設置して船艇またはその区間または他の構造またはその区間の船体に取り付けるべき床および／または天井部分を含む。

本発明による方法の好ましい実施形態によると、以上で検討した請求項によりシステム内に備品を少なくとも部分的に設けるシステムを適用する方法が提供され、システムは、船艇またはその区間または他の構造またはその区間、および少なくとも１つのプレハブ式室ユニットを有し、したがって少なくとも１つの室ユニットを船艇またはその区間または他の構造またはその区間に挿入し、船艇またはその区間または他の構造またはその区間上で所定の位置へと移動させる。その後、次の室ユニットをその時点で船艇またはその区間または他の構造またはその区間のボードに配置した開口を通して、またはその端部を通して１つまたは幾つかのユニットに持ち込み、室ユニットを所定の位置に移動し、１つ／複数の室ユニットがその最終位置に到達した後、その外側部分をボードに配置かつ／または取り付けかつ／または密封する、及び／又は、その内側部分をボードに配置かつ／または取り付けかつ／または密封する。しかし、室ユニットに前もって外側部分および／または内側部分を設けていない場合は、代替方法を適用し、それによると、別個の側部分を室ユニットまたはボードに配置かつ／または取り付けかつ／または密封する。

上記で検討した両方のケースで、室ユニットが１つまたは複数の船室、室などを有する、及び／又は、側部分が１つまたは複数の窓および／または壁および／またはバルコニを有する。また、室ユニットは、船艇またはその区間または他の構造またはその区間の横方向で、船艇またはその区間または他の構造またはその区間のボードを通して運び込まれ、船艇またはその区間または他の構造またはその区間の長手方向にはほぼ動作がなく、したがって前記動作は室ユニットの幅より小さいことが好ましい。

本発明により、多大な利点が提供される。したがって、船艇などの構造の設置時間は短縮され、かつ単純化され、それにより船艇または他の構造の全体的費用が大幅に削減される。さらに、本発明によるシステムは、船艇または他の構造上にいわゆる大型外ボード室以上のものを提供し、この室は顧客によって通常の室より高価である。したがって船艇または他の構造の所有者は、現在の構成より高い価格も入手し、顧客は室ユニットへの滞在期間が延長する。その快適性が改善されているからである。

本発明による室ユニットは、外側部分を設けた内ボード船室および船室を適正な甲板上または適正な床上に、および適正な位置へと開口を通して直接挿入されるよう、船艇またはその区間または他の構造またはその区間上に持ち上げ、開口は２つの船室、室などとほぼ同じ幅である。開口を通して、船艇の長手方向にて開口に面した内ボードおよび外ボード船室を挿入し、第１の船室は船舶の横方向にて開口を通してほぼその最終位置へと挿入され、その後に船室を支柱または同様の構造の背後で船舶の長手方向に移動させる。第２の船室は、船舶の長手方向に一切移動せず、ほぼその位置へと直接移動する。したがって、船舶の全ての船室はプレハブ式でよい。第１外ボード船室が支柱の背後に位置する空間を使用するからである。

１つおきの船室で船艇の外ボードにより船艇の甲板を支持することにより、外側または内側部分を設けた船室を、最終サイズの開口を通して挿入することができ、開口の幅は、２つの船室の総幅とほぼ同じである。船舶の内ボード船室は、特定の一時的開口を配置せずに、同じ開口を通して船舶に挿入することができる。これによって達成される利点は、船舶上での搬送距離が非常に短く、一時的開口または支柱の除去が必要なく、船舶の建設時間が短縮できることである。本発明による側部分を設けたプレハブ式船室は、船上にて直接ボードを通して持ち上げることにより、船舶の長手方向にてその最終位置へとほぼ直接運搬することができる。支柱は、必要に応じて船室を船舶上へ持ち上げた後に、船室間に設置することができる。

本発明による側部分は、船舶へと持ち上げる前に船室に取り付け、したがって船室と側部分との両方を同時に持ち上げ得る。側部分は、例えば以下で構成される。
１．窓。船室に端壁を設け、これに外向きまたは内向きの船舶の窓、さらに端壁の外装材を取り付ける。したがって、船艇には、船舶の構造によって囲まれた窓の開口を設ける。船室は、従来の方法で船舶に挿入する。
２．端壁。船室に、船舶の外表面に位置する端壁を設ける。この場合、船舶には、ほぼ船室の端部または船室の２つの端部のサイズの開口を設ける。船室は、従来の方法で、または外ボードの開口を通して直接その位置へと搬送することができる。端壁は、船舶のボードより先まで延在することが好ましく、それにより船舶構造に取り付けた別個の床または天井を壁の下および／または上に配置し、床または天井は、船室構造の一体部品で構成することができる。したがって、船室が取得する床面積が大きくなり、船室からの眺めが広くなる。船室を開口の内部区間を通して搬送することによっても、つまりいわゆるプロムナード船室の場合も、同様の利点が達成される。
３．バルコニ。船室に、船艇に搬入している時に前もって設置したバルコニ・モジュールを設ける。船室には、バルコニ・ドアおよび窓を設けるか、これを後に設置することができる。船室は、従来の方法で、またはボードの開口を通して直接所定の位置に配置することができる。

以下で、本発明を添付図面に関して説明する。

船艇または他の建造物は、図１の実施形態による船舶１を有する。図は、室ユニット２ａ、２ｂ、２ｃおよび２ｄも示し、この場合これは船室であることが好ましい。船室２ａ、２ｂ、２ｃおよび２ｄはプレハブであり、外側部分９または内側部分１０が設けられる。図２によると、船室２ａは矢印Ａで示したように、つまり船艇の横方向で、最初にボード３ａ、３ｂの開口４を通して船艇１に挿入する。船室２ａを所定の位置８ａに到達させるため、矢印Ｂで示したように船艇１の長手方向にも移動させる。船室には、事前に形成部分１３も設けてあり、この部分に支柱４が填る。次に、船室２ｂを矢印Ａで示すように開口４を通して挿入し、所定の位置８ｂへと移動させる。その後、船室２ｃを最初に矢印ａで示したようにボード３ａ、３ｂの開口４を通してその位置８ｃへと移動させる。この場合は、船室と船室の間に細い通路部分５を残す。

図２は、船室２ａ、２ｂおよび２ｃが既にその最終位置８ａ、８ｂおよび８ｃにあり、したがって船室２ｃが矢印Ｂの方向で船艇の長手方向に移動した後、船室２ｃの形成部分１３が支柱１４に面している状況を示す。最後に、船室２ｄを矢印Ａの方向でその最終位置８ｄへと挿入し、これにより外側部分９、１０がこの場合は船艇の外ボードを形成する。同様に、船室を例えば船艇の中央に位置するいわゆるプロムナードから移動した場合、これは船艇上で内壁区間を形成することもできる。あるいは、船室２ａおよび２ｂは、ボード３ａ、３ｂの開口を通して船上に持ち上げられた場合でも、図に示していない船艇の内壁区間を形成することもできる。船室が図に示した形状を有する必要はないが、船艇における位置に関係なく、または船室の所定の位置に支柱が位置していない場合は、形成部分１３が全く必要ないか否かに関係なく、全てが例えば同じ形状を有することができる。

これは、図３に関してさらによく説明することができ、ここで参照番号１は船艇または別の構造を示し、数字２ａ、２ｂ、２ｃおよび２ｄはその中の室ユニットを指す。本出願では、数字３ａは船艇１の外ボードを表し、数字３ｂは、船艇または他の構造の開放内部区間１２を囲む内ボードを表す。この場合、内区間はいわゆる歩道、つまり船舶のプロムナードで構成される。内部ボード３ｂは船室２ａ、２ｂなどで構成され、これはこの実施形態では、図１および図２で示したような外ボード３ａを通して船舶上に移動させてある。あるいは、これはプロムナード１２の側からも、つまり内ボード３ｂを介しても入れることができ、例えば船室２ｃおよび２ｄの場合、これは最初および最後に船室２ａおよび２ｂを挿入している。言うまでもなく、船室は外ボード３ａおよび内ボード３ｂの両方を介して船舶に上げ、船艇の横方向には５つ以上の船室、都合良くは例えば８つの船室があり、これにより図３で示した２つより多くの歩道５を設けることが可能である。船艇の、その区間または区画の端部３ｃも図にはマークされ、したがって代替的にこの端部を通して船室を船艇に挿入することができる。

図４は、船艇または別の構造の側面図を示し、図３による船艇を外側から見ると船室２ｃおよび２ｄが見え、同様に船艇を開放内部の側、つまりプロムナードの側から見ると、船室２ａおよび２ｂが見える。さらに、外側から見ると、ボード３ａおよび場合によっては支柱１４が見え、内側から見ると、内ボード３ｂが見え、場合によっては構造の光学的概念により、支柱１４も見える。内側では、側部分は、例えば単に窓９ａで、または壁９ｂおよびバルコニ９ｃまたは単なる窓９ａいずれかの外側区間で構成することができる。

図５は、代替装備の概念を示し、ここでは船室２ａ、２ｂ、２ｃおよび２ｄを図１および図２による船艇または別の構造に搬入する。図５は、室ユニット２ｃを矢印Ｂで示すように移動すると形成部分１３に填る支柱１４、さらに鋼構造３も示す。このタイプの例外は、室ユニットに事前に側部分９、１０を設けず、室ユニットを矢印Ａにより船艇上に移動させるまで、側部分を配置、取り付けかつ／または密封しないことである。側部分は、室ユニットを設置する前に取り付けて、室ユニットを従来の方法で船艇に搬入することもできる。

図６は、船室ユニット２ｂを船艇の鋼構造３に載るよう移動させる段階で下から斜めに見た単純化した図５の状況を示す。鋼構造は、垂直および水平支柱１４で構成され、この場合は甲板構造１１でも構成される。また、図はボード３ａおよび開口４を示し、これを通して船室ユニットを船艇に挿入する。

図７は密封構成を示し、これにより室ユニット２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄなどを船艇または他の構造の船体３に形材１６およびシール１９によって密封し、この構成から詳細ＶＩＩを取り出して、図７ａで示す。当然、この構成は固定手段も含み、これは図には図示されていない。側部分９、１０も図には明白に図示され、この部分は、直角形状以外の形状、例えばいわゆる出窓も有することができる。この場合、側部分は、別個に装着され、参照番号１７で指示された床および／または天井部分を含む。

図８は、図７の断面Ａ−Ａを示し。この図では、シムなどを使用して室ユニットの下ビーム１５を船艇の甲板１１に溶接により取り付けることが好ましい。側部分９、１０のフレーム１８は、形材１６によって船艇のボード３ａ、３ｂに密封され、形材は、室ユニットを船艇に挿入する前、またはその後にねじなどの固定手段によって側部分に固定される。形材は、図７で示すようなゴム・シールなどによって側部分に密封され、シールは固定手段を締め付けることによって押し込められる。形材は、例えば封止用コンパウンド、または形材を通してボードに到達するスタッドなどの締め付け手段によってボードに締め付けられる。形材をねじによって第１側部分に、次にスタッドによって第２側部分に取り付けるよう、外ボードを担持する支柱３などに側部分を取り付ける場合に、または隣接する２つの側部分の間に、同様の締め付け具を使用することができる。

本発明は本発明の例示によって説明した上述の実施形態に制限されず、請求の範囲によって定義された本発明の概念の範囲内で本発明の様々な応用が考えられることが、当業者には明白である。

上から見た船艇または別の構造の断面として、備品を設ける方法を示す。 上から見た船艇または別の構造の断面として、備品を設ける後続の段階を示す。 上から見た船艇または別の構造の断面図を示す。 側方から見た船艇または別の構造の側面図を示す。 上から見た船艇または別の構造の断面図として、本発明の第２の実施形態により備品を設ける方法を示す。 図５の状況の単純化した図を斜視図で示す。 上から見た取り付けかつ／または密封構成を示す。 図７で示した詳細ＶＩＩの拡大図を示す。 図７で示した断面図ＶＩＩＩ−ＶＩＩＩを示す。

Claims (14)

1. 少なくとも部分的に備品を提供する船艇またはその区間または別の構造またはその区間のシステムで、幾つかのプレハブ式室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）および船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）を有するシステムであって、１つまたは幾つかの室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）が、船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）に挿入されるべく構成され、システムが室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）を有し、その外側部分（９）が船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の外ボード（３）の一部を形成する、及び／又は、その内側部分（１０）が船艇またはその区間または他の構造またはその区間の開放内部区間（１２）の一部を形成する、ことを特徴とするシステム。
2. 室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）が１つまたは幾つかの船室、室または同様のユニットで構成されることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
3. 外側部分（９）および内側部分（１０）が、窓（９ａ）および／または壁（９ｂ）および／またはバルコニ（９ｃ）で構成されることを特徴とする、請求項１から２いずれか１項に記載のシステム。
4. 船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）のボード（３ａ、３ｂ）がほぼ開放し、上にある甲板（１１）が１つ／複数の支持構造（１４）によって支持され、これは少なくとも室ユニットの設置段階では、１つおきの室ユニットの間に位置するか、それより長い距離だけ隔置されることを特徴とする、請求項１または２に記載のシステム。
5. １つ／複数の室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）を船艇または他の構造（１）に入れた後に、船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の側部分（９ａ、９ｂ）を設置することを特徴とする、請求項１から４いずれか１項に記載のシステム。
6. ボード（３ａ、３ｂ）に配置された開口（４）の幅が、室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）を船艇または他の構造（１）に入れる時に、２つまたは幾つかの室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）の総幅より小さいことを特徴とする、請求項１から５いずれか１項に記載のシステム。
7. １つ／複数の室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）の密封が、側部分（９、１０）を船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の船体（５）に密封せずに、または密封することに追加して、外側部分（９）または内側部分（１０）を別の外側部分（９）または内側部分（１０）に別個のカバー細片（１５）または別の密封構成によって接続することにより少なくとも部分的に実行されることを特徴とする、請求項１から６いずれか１項に記載のシステム。
8. 側部分（９ａ、９ｂ）が、別個に設置すべき床および／または天井部分（１７）を含み、１つ／複数の区間を船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の船体（５）に取り付けることを特徴とする、請求項１から７いずれか１項に記載のシステム。
9. 請求項１から８いずれか１項に記載のシステムに少なくとも部分的に備品を提供する方法で、システムが船艇またはその区間または別の構造またはその区間（１）および少なくとも１つのプレハブ式室ユニット（２ａ）を有する方法であって、少なくとも１つの室ユニット（２ａ）を船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）に挿入し、船艇またはその区間または他の構造またはその区間上で所定の位置（８ａ）へと移動させることを特徴とする方法。
10. 次の室ユニット（２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）を、この時点で船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）のボード（３ａ、３ｂ）に配置した開口（４）を通して、またはその端部（３ｃ）を通して挿入し、室ユニットを所定の位置（８ｂ、８ｃ、８ｄ・・・）に移動させることを特徴とする、請求項９に記載の方法。
11. １つ／複数の室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）がその最終位置（８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄ・・・）に到達した後、外側部分（９）をボード（３ａ）に配置かつ／または取り付けかつ／または密封する、及び／又は、内側部分（１０）をボード（３ｂ）に配置かつ／または取り付けかつ／または密封する、ことを特徴とする、請求項９または１０に記載の方法。
12. 別個の側部分（９、１０）を室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）またはボード（３ａ、３ｂ）に配置かつ／または取り付けかつ／または密封することを特徴とする、請求項９または１０に記載の方法。
13. 室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）が１つまたは複数の船室、室または同様のものを有する、及び／又は、側部分（９、１０）が１つまたは複数の窓（９ａ）および／または壁（９ｂ）および／またはバルコニ（９ｃ）を有する、ことを特徴とする、請求項９から１２いずれか１項に記載の方法。
14. 室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ・・・）を船上で、船艇またはその区間または他の構造またはその区間の長手方向（Ｂ）にほぼ移動させずに、船艇またはその区間または他の構造またはその区間（１）の横方向（Ａ）にて船艇またはその区間または他の構造またはその区間のボード（３ａ、３ｂ）を通して移動させ、したがって前記移動が室ユニット（２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ）の幅より小さいことが好ましいことを特徴とする、請求項９から１３いずれか１項に記載の方法。
    

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