JP2005518963A - 靴の甲上に靴底を成形する方法、ウェルト及び該方法を実施するための型 - Google Patents

靴の甲上に靴底を成形する方法、ウェルト及び該方法を実施するための型 Download PDF

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Abstract

靴の甲(1)上に、プラスチック材料からなる靴底及びウェルトを成形する方法において型(3)が使用される。型(3)は、靴の甲(1)がその上に配置される足型(2)と、長手中央面に沿って分割され、従って、型の開放位置と閉塞位置との間で下方型部分(4)に対して横方向に動くことができる2つの半体(5a、5b)を含んでいる上方型部分(5)と、型の開放位置と閉塞位置との間で上方型部分(5)に対して垂直方向に動くことができる下方型部分(4)とを含んでいる。この方法を実施するために、型の開放位置において、型内に環状の靴のウェルト(6)が提供され且つ配置される。上方型部分(5)の2つの半体(5a、5b)が閉じられ、下方型部分が閉塞位置へと動かされる。この結果、下方型部分(4)の上面に設けられた外周支持面(7)が上方型部分の各半体(5a、5b)上の突出部(15)の下面上の加圧面(17)と協働し、靴の甲(1)に対向しているウェルト(6)の部分が内方且つ下方へと傾斜せしめられて、ウェルト(6)の内側端面が靴の甲(1)の下方側部と密封係合状態とされる。次いで、型キャビティ内にプラスチック材料を供給することによって、靴底がそれ自体公知の方法で成形される。

Description

発明の分野
本発明は、ウェルト(靴の底革と甲革とをつなぐ細い革)が付けられた外観を完成した靴に付与するために、型によって、靴の甲に、プラスチック材料、例えば、ポリウレタンの靴底とウェルトとを成形する方法に関し、前記型は、靴の甲が配置される足型と、長手中心面に沿って分割され、従って、型開放位置と型閉塞位置との間で下方型に対して横方向に動くことができる2つの半体を含んでいる上方型部分と、型開放位置と型閉塞位置との間で前記上方型部分に対して垂直方向に動くことができる下方型部分と、を含んでいる。
フランス特許公報第2609874号は靴の製造方法を開示しており、この方法においては、靴にウェルトが付けられた外観を付与するために靴上にウェルトが取り付けられる。ウェルトは垂直方向に配置され、従って、ウェルトと靴の甲とを結合する靴底材料が靴の甲とウェルトとの間から見え、これは満足できるものではない。
米国特許第3,855,657号は、靴底の側部に、実際的なウェルトではない装飾革片を成形する上記のタイプの方法を開示している。この方法においては、2つの半体によって形成された2部分からなる装飾革片が使用されている。型開放位置において、装飾革片の半体は、上方型部材の2つの半体の各々に設けられた溝内に配置されている。溝は、径方向内方へ開口している。次いで型が閉じられ、靴底は、閉じられた型によって形成されたキャビティ内で成形される。成形過程中に、成形材料は、靴の甲と装飾革片との間に導入されて装飾革片を靴底、従って、靴の甲に固定する。
英国特許840.029は、靴の甲上にウェルトと靴底とを同時に成形する上記のタイプの方法を開示している。この方法においては、2部分からなるウェルトが使用され、各ウェルト半体は、完成した靴上のウェルトの半体にほぼ対応している。型開放位置においては、ウェルトの一方の半体が上方型部材の各々の内面に形成された溝内に挿入される。溝に隣接して、上方型部材の各々には、成形過程中にウェルトを支持するための保護部材が設けられている。次いで、型半体は、足型上に配列された靴の甲を取り囲むように閉じられ、それによって、ウェルトが靴の甲の下面に当接するようにされる。続いて、成形材料が靴の甲と上方型部材とによって形成されたキャビティ内に注入され、次いで、ピストンがキャビティ内に挿入され、靴底が靴の甲上に形成され且つ成形される。2部分からなるウェルトの使用は、靴の踵部分とつま先部分とにおけるウェルト半体の端部において靴底材料がウェルトと靴の甲との間に流れ込む虞れがある。上方型部材の半体の各々に1つのウェルト半体を配置することは更に時間を要する作業である。
発明の説明
本発明の目的は、靴のウェルトと靴の甲との間に靴底材料が流れ込んで、完成した靴の上から見えさせることが無い比較的簡単で信頼性の高いウェルトの嵌合を可能にする上記のタイプの方法を提供することである。
本発明による方法は、以下の点を特徴としている。
A−完成した靴上のウェルトの位置に対応する靴の甲の下方側部の外側輪郭に実質的に対応する内側輪郭を有する環状のウェルト
B−ウェルトが型の開放位置で型内に配置される
C−上方型部分の2つの半体が閉じ合わせられ、それによって、各半体上の上方突出部が靴のウェルト上に延びる
D−下方型部分が閉塞位置へと動かされ、下方型部分の上面の外周支持面が、靴の甲に対向するウェルト部分が内方且つ下方へ傾斜され、ウェルトの内側端面が靴の甲の下方側部と密封係合状態となるような方法で、上方型半体の各々の突出部の下方面上の加圧面と協働する
E−靴底が、型のキャビティにプラスチック材料を供給することによって、それ自体公知の方法で成形される
型の上方型半体が靴の甲を取り囲むように閉じられ(すなわち、半体同士が閉じ合わせられ)、上方及び下方の型部分が閉じ合わせられつつあるとき(すなわち、閉塞位置へと動かされるとき)、靴のウェルトの一部分は、外周支持面の上方端縁の近くで傾斜し且つ靴の甲の全周に沿って靴の甲の側部と係合するように作られている。この結果、プラスチック材料(例えば、ポリウレタン)が靴のウェルトと靴の甲との間から流れ出るのが防止される。しかしながら、靴の甲に対するウェルトの確実な接着がなされる。本発明による方法は多くの靴の設計に適用可能であることもわかった。
靴の成形の後に、型部分は分離され、靴は型から取り出される。次いで、ウェルトの最も外側の部分が整えられ且つ適切に処理されて靴に完成した外観を付与する。
本発明に従って、靴の甲に対向するウェルトの内側端面には、アンダーカットが設けられているのが好ましいほぼ垂直な面が設けられても良い。この結果、垂直端面によって信頼性の高い取り付けが確保され、一方、アンダーカットは、ウェルトと靴の甲との間にプラスチック材料が流れ込んでウェルトの信頼性の高い取り付けを確実にしている。
更に、本発明に従って、上方型部分の半体及び/又は下方型部分は、前記端面の少なくとも最上部の10%が靴の甲に当接して密封するように、ウェルトを傾斜させるような圧力をウェルトにかけ、その内側端面が靴の甲に押し付けられる。このようにして、成形された靴及び靴の甲に対するウェルトの極めて信頼性の高い取り付けが得られる。
更に、本発明に従って、支持面は、下方型部分の上面の外周凹部の面であっても良く、断面において前記支持面は、水平面に対して20〜40°好ましくは25〜35°の角度vを形成している。この結果、閉塞位置へと動いたときに、上方型部分と下方型部分とは、ウェルトを凹部の径方向最も内側の端縁を中心に特に効率良く傾くように相互作用し、これによって、ウェルトは、靴の甲が凹部の外側傾斜面によって径方向内方への力を受けると同時に、靴の甲に対してより正確に位置決めされる。
本発明によれば、ウェルトは、型内に配置される前に、プラスチック材料に対して浸透性であり且つウェルトを靴の甲の近くに保持する助けとなる比較的薄い補助靴底の端縁に沿って取り付けられても良い。この方法は特に有利であることが判明している。
本発明に従って、補助靴底は、特に、浸透性の繊維、例えば、複数の打ち抜き穴が設けられ、この打ち抜き穴の直径が1.5〜6mmであるのが好ましく、打ち抜き穴間の間隔が3〜16mmであるのが好ましいプレスドプラスチック繊維又は接着剤で処理された繊維によって作られるのが有利である。
更に、本発明に従って、補助靴底は、プラスチック繊維メッシュによって作られるのが有利であるかも知れない。
本発明に従って、ウェルトは、なめし革、ゴム、プラスチック又は圧縮擬革繊維(レファ(lefa))のような比較的軟らかい材料で作られても良く、これらの材料は特に有利であることが分かっている。
更に、本発明に従って、ウェルトは、型開放位置において下方型部分の上面の外周支持面に配置されても良い。
更に、本発明に従って、ウェルトは、好ましくは、接着剤及び/又は中心決めピンによって補助靴底を介して靴の甲の下面に取り付けられ且つ下方型部分の閉塞位置への動きの際に下方型部分の支持面又は凹部と係合するように作られても良い。このようにして、靴底が成形される前にウェルトが靴の甲に対して正確な位置に適合することが確保される。
本発明はまた、本発明による方法において使用するためのウェルトに関する。この靴のウェルトは、実質的に環状で且つ完成した靴上の靴のウェルトの位置において靴の甲の下方側部の外側輪郭にほぼ対応する内側輪郭が付与され、靴の甲に対向する面はほぼ垂直であり且つ任意に少なくとも最も下方部分にアンダーカットが設けられている。この結果、特に有利な方法においては、ウェルトは、靴の甲に強く接着して、靴底材料が甲に対向しているウェルトの面と靴の甲との間の“楔部”内に流れ込むのを許容し、一方、靴底材料がウェルトの上方へ(完成した靴上へ)流れ出すのを阻止する。
ウェルトは、その外側面上に多数の好ましくは等距離の切り込みが設けられても良い。
本発明によれば、ウェルトは、接着及び/又は縫製によって支持補助靴底の端縁に沿って取り付けられても良く、前記補助靴底は、完成した成形された靴底の輪郭にほぼ対応する輪郭を有している。このように、ウェルトを靴の甲に対して正確に位置決めすることができ、完成した靴底は、ウェルトの上面にウェルトの代わりをするモックシームが設けられているときに、実際にウェルトが付けられた靴と非常に良く似ているであろう。
更に、本発明に従って、ウェルトは、台形、矩形又は短い補助縁を有する矩形に実質的に対応する断面形状を有していても良い。実際には、これらの断面形状は、特に好適であることが判明している。
本発明は更に、本発明による方法を実施するための型に関し、該型は、長手方向において分割された下方型部分と上方型部分とを含んでおり、上方型部分の2つの半体は、型の開放位置と閉塞位置との間で下方型部分に対して横方向に動くことができ、下方型部分は、型の開放位置と閉塞位置との間で上方型部分に対して垂直方向に動くことができ、前記型は更に、その上に靴の甲を備えた足型を含んでおり且つこの足型は下方型部分の上方に配置されており、上方型半体の各々には突出部が設けられている。この型は、下方型部分の上面に形成された外周支持面を有し且つ前記上面内の外周凹部に任意に形成され、前記支持面は、ウェルトを支持するように作用し、好ましくは靴の甲の下方部分に向かって上方に傾斜しており、各上方型部分の半体の下面上の突出部が、上方型部分と下方型部分とが係合するように作られたときにウェルトの少なくとも一部分を変形されるための加圧面と、ウェルトを保持するための保持面とを有していることを特徴としている。この型は、本発明による方法を実施するのに特に適していることが判明している。
本発明によれば、外周凹部は、頂部に、靴底の成形中にウェルトの径方向最も内側部分を支持するための水平頂面内へと支持面が続いているほぼV字形状断面を有していても良く、前記支持面は、水平面に対して20〜40°、好ましくは25〜35°の角度を形成している。支持面にこのような傾斜を設けることによって、靴底の成形と組み合わせたウェルトの特に信頼性が高く且つ正確な成形が確保される。
更に、本発明に従って、上方型半体の各々の突出部の幅は、靴の甲に対向する突出部の端縁が上方型部分と下方型部分の閉塞位置において下方型部分の側壁を越えて延びるのを許容し且つ靴底上に過剰な圧力がかかるのを防止するように選択されても良い。この結果、本発明による方法を実施しているときに、型は、靴の甲上に圧力マークを残さない。
更に、本発明によれば、成形加圧面及び保持面の各々の少なくとも一部分が、下方型部分の外周頂面及び支持面の各々にほぼ平行であっても良い。靴底が成形されると同時に、ウェルトの上面には、このようにして、完成された靴に高い魅力的な外観を付与するように寄与する特に満足な形状が付与される。
型キャビティに、流体成形材料、例えばPUを供給するための少なくとも1つの供給導管が、上方型部分、好ましくは踵部分及び2つの上方型半体間の結合面に提供されるとき、この供給導管は、型のキャビティへと開口する直前に2つの比較的小さい導管に分割されて、Y字形状の導管を形成し、型キャビティへのこの2つの導管の入口開口部は異なる高さにある。このようにして、型キャビティ内へ射出されたときに、靴底成形材料の一部分が型キャビティの前方部分へ供給され、一方、靴底成形材料の別の部分は、型キャビティの最も後方部分へ供給される。この結果、靴底内に空洞が形成される傾向が最少化される。
更に、分岐導管のうちの1つが、水平方向に対して上方に傾斜した角度y(50°<y<80°)で靴の甲に向かって靴底成形材料の噴流を押し出すようになされていても良く、一方、他方の分岐導管は、水平方向に対して50°<z<80°の角度zで型キャビティの底部に向かって下方へ成形材料の噴流を押し出すようになされていても良い。
更に、型は、成形過程中に85〜150℃の温度を有しているポリウレタンによって行うようになされても良く、上方型部分と下方型部分とは、0.4〜4t、好ましくは1.8tの圧縮力によって閉じ合わせられ、それによって、完成した靴底には、空洞がない満足な外観が付与される。
Y字導管の“幹”導管は5〜10mmの直径を有することができ、各分岐導管は3〜6mmの直径を有することができる。この型は、ポリウレタンの靴底の成形に特に適していることが判明している。
最後に、この型はアルミニウムによって作ることができ、それによって型の特に簡単な製造が確保される。
本発明を実施するための最良形態
添付図面を参考にして本発明をより詳細に説明する。
図1は、靴の甲上に、プラスチック材料、例えば、ポリウレタンの靴底を成形する方法が実施される型を示しており、図5のように、靴の甲1は足型2上に配置される。図1に示されているように、型3は、下方型部分4と、2つの上方型半体5a、5bを備えた上方型部分5とを有している。これらの上方型半体は、水平面内において相対的に近づく方向及び遠ざかる方向に動かすことができる。この型が前記方法のために使用されているとき、完成された靴は、実際にウェルトが付けられているように見えるであろう。図4によるウェルト6がこの方法において使用されている。ウェルトは、環状で且つ靴の甲の下方部分に完成された靴の外周にほぼ対応する輪郭を有している。
本発明による方法の第1の実施形態においては、靴の甲1上に靴底を形成するために、ウェルト6は、最初に下方型部分上の外周支持面7上に配置される。図3においては、ウェルトの断面は、参照符号6によって点線で示されており、ウェルト6はその内側端面6aから外方端面に向かって下方に傾斜している。ウェルトは、支持面7上に配置される代わりに、図2のように下方型部分の上面の外周凹部21内に配置されても良い。靴の甲1(関連する足型を備えている)が型内に挿入された後に、ウェルト6は、靴の甲を取り囲み且つ靴の甲1の下方部分に向かって上方に傾斜している。
この方法の次のステップにおいては、上方型部分の2つの半体5a、5bが靴の足型2を包囲するように閉じられ、靴底材料が、靴底を形成するための下方型部分内のキャビティ10に供給される。該キャビティは靴の甲によっても画成されている。次いで、靴のウェルトを備えた下方型部分が、靴の甲と上方型部分の閉じ合わせられた半体に向かって動かされる。これと同時に、上方型半体5a、5bの各々の突出部15によってウェルトが成形される。少量の靴底材料がウェルトの端面6aと靴の甲の下方部分との間に流れ込んで、ウェルトが靴の甲に強く接着するのを確実にする。図5は、(足型2上の)靴の甲が型内に挿入された型閉塞状態を示している。上方型部分の外周突出部15が、型キャビティ10内へと水平方向下方に延びているウェルト6の一部分を動かしてウェルトの型キャビティ内へ延びている部分の曲がり(又は、むしろ傾斜)が発生する態様もまた示されている。
上方型部分5の半体5a、5b及び/又は下方型部分4は、ウェルトを傾斜させる(又は曲がらせる)ような圧力をウェルト6にかけ、それによって、ウェルトの垂直端面6aは靴の甲に対して緊密に当接し、端面6aの少なくとも10%が靴の甲に対して緊密に密封される。図6に示されているように、端面6aの一部分には若干のアンダーカット6a’が設けられていても良い。
図2に示されているように、使用されている下方型部分4の外周凹部21内の支持面7’は、断面図における水平面に対して20〜40°好ましくは25〜35°の角度vを形成している。本実施形態の場合には、角度vは約30°である。
ウェルトの端面6aと靴の甲1との間の密封が図6によって明確にわかる。ウェルトの端面6aは、上記したように、図5及び6に示された靴の甲から隔置された状態で示されても、実際には、靴の甲と密封係合している。
図示されたウェルトは、なめし革、ゴム、プラスチック又は圧縮擬似革繊維(lsfa)によって作ることができる。
図7及び8に示されているように、下方型部分4の凹部21内に配置される前に、ウェルトは、比較的薄い補助靴底16上に取り付けられても良く、このウェルトは、補助靴底の端縁に沿って取り付けられている。補助靴底16に対するウェルト6の取り付けと組み合わせて、取り付けは接着及び/又は縫製によって行うことができ、図示されているように、ウェルトには、図7及び8のように、ウェルトの縁飾り用の透明な絹網を付与するために、モックシーム14を設けても良いことは注目されるべきである。補助靴底16は、取り付け過程に先立って下方型部分4上に配置されたときに、ウェルトを支持面7’(任意的には支持面7)に対して定位置に保持して、ウェルトを完成された靴上の意図した位置に配置するように寄与する。
補助靴底16は、浸透性の繊維、例えば、圧縮プラスチック繊維又は複数の打ち抜き穴を備えた接着剤処理された繊維によって作られても良い。打ち抜き穴の直径は1.5〜6mmであるのが好ましく、打ち抜き穴間の間隔は3〜16mmであるのが好ましい。打ち抜き穴11a、11b、11cは、明確化のために、図8において過度に大きく示されている。実際には、補助靴底全体に打ち抜き穴が設けられている。任意的には、打ち抜き穴は、打ち抜き穴11d、11eのように、ウェルト6のすぐ隣に設けても良い。打ち抜き穴は、成形中に、靴底材料が補助靴底と靴の甲の下方部分との間のキャビティ内へ容易に流れ込むことができるのを確保する役目を果たす。補助靴底16もまた、プラスチック繊維のメッシュによって作ることができる。
靴底の成形に先立って靴のウェルト(補助靴底を備えているか又は備えていない)を凹部21に直に配置する代わりに、本発明の第2の実施形態に従って、補助靴底上に配置されているときに、ウェルト6は、好ましくは接着及び/又は補助靴底を打ち抜き穴11a、11b、11c、11d、11eのうちの1以上と協働することができる中心決めピン(図示せず)によって靴の甲の下方面に取り付けることによって、補助靴底によって靴の甲の下方面に取り付けることができる。
靴の成形に関して、成形材料、例えば、PU発泡材は、型の上方型部分5と下方型部分4とが、例えば0.4〜4t好ましくは1.8tの圧縮力で閉じ合わせられる前に(図5に示すように)型キャビティ10に供給されても良い。任意的には、上方型部分5と下方型部分4とは、成形材料例えばPVCがキャビティ10に供給される前に閉じ合わせられていも良い。
上記したように、本発明による方法を実施するために使用されるウェルト6は、実質的に環状であり且つ完成した靴底にほぼ対応する輪郭を有している。図6及び7に示されているように、靴の甲1に対向すべきである面6aはほぼ垂直である。しかしながら、少なくとも最も下方部分にはアンダーカット部が設けられ、面6a’を付与している。典型的には5mmずつ隔てられている多数の好ましくは等距離の切り込み13a、13b、13cが、靴の甲から離れる方向に面しているウェルトの外面に設けられても良い。
図8に示されているように、ウェルトは、台形又は図9に示されているように矩形又は図10に示されているような矩形であっても良く且つ短い補助縁27が設けられていても良い。
以下に、本発明による方法を実施するための型を詳細に説明する。上記し且つ図1及び5に示されているように、型は、下方型部分4と上方型部分5とを含んでおり、上方型部分は長手方向において2つの半体5a、5bに分割されており、これらの半体は、下方型部分4に対して横方向に動くことができる。靴の甲が上部に配置されている足型が、上方型部分の2つの半体間で下方型部分の上方に配置することができる。図5及び6に示されているように、上方型半体5a、5bの各々には、その下面に成形加圧面17を有する突出部15が設けられている。
図2及び3に示されているように、下方型部分4の上面には、外周支持面7、任意的には下方型部分4の外周凹部21に形成されている支持面7’が設けられている。この支持面は、靴1の下方部分に向かって上方に傾斜しており且つウェルトを正しい位置に支持し且つ保持する役目を果たす。突出部15の下面上の上方型半体の成形加圧面17は、上方型部分5と下方型部分4とが閉じ合わせられると、支持面7によって協働してウェルト6の少なくとも一部分を規定し且つ形成する。下方面上の各突出部15には更に、下方型部分4上のウェルト6の径方向最も外側の部分をクランプする保持面18が設けられている。クランプ作用もまた、下方型部分の上面上の狭い水平頂面26によってなされても良い。頂面26は、支持面7’に隣接して配置されている。
外周凹部21は、ほぼV字形状の断面を有することができる。凹部内の支持面7’は、靴の甲の上に靴底を形成する際に、ウェルトの径方向最も外側の部分を支持するのみであり、上記したように、この支持面は、水平面に対して20〜40°好ましくは25〜35°の角度vを形成している。
上方型部分5の突出部15の幅に関して、この幅は、靴の甲1に対向している突出部15の端縁面17aが(型部分の閉じ合わせられた状態において)下方型部分の側壁19を越えて延びるようにさせるように選択され、前記端縁面は、靴の甲1が端縁面17aから過剰な圧力を受けないように靴の甲1からほんの少し離れている。靴の甲に対する端縁面17aの余りに緊密な係合は靴の甲上に外周の圧力によるマークを生じさせ、これは、完成された靴の外観を悪くする。このような圧力によるマークは、本発明によって避けられる。
上方型部分の突出部15の加圧面17の少なくとも一部分は、下方型部分の外周支持面7’にほぼ平行であっても良い。
靴底成形流体材料は、上方型部分及び下方型部分が閉じ合わせられる前か後に、種々の方法で型の成形キャビティ10に供給されても良い。上方及び下方型部分が閉じ合わせられる前に、流体成形材料例えばポリウレタンを供給することによって、この供給は、好ましくは踵部分及び好ましくは2つの上方型部分間の接合面において上方部分及び下方部分によって行うことができ、供給導管22は、例えば、図12のように前記接合面に設けられている。キャビティ10内へと開口する直前に、導管は、2つの比較的小さな導管22aと22bとに分けられ、これによって、供給導管はほぼY字形状となる。図示されているように、分岐導管22a及び22bのオリフィス22a’及び22b’は、型キャビティ10内の2つの異なる高さに配置されている。
図12及び13に示されているように、成形中に、分岐導管22aは、好ましくは40〜80°の水平面に対して上方に傾斜した角度Yで成形材料の噴流を射出する。他方の分岐導管22bは、好ましくは40〜80°の(水平方向に対して測定した)角度zで、型キャビティに向かって下方へ成形材料の噴流を射出する。分岐導管はまた、2つの噴流が型の中央面内へ射出されないが、この面が0°と異なる角度を形成するように形成されても良い。しかしながら、この特徴は示されていない。
供給導管22の直径に関して、Y字形状の供給導管は5〜10mmの直径を有することができ、各分岐導管22a、22bは3〜6mmの直径を有していても良いことは注目されるべきである。
流体成形材料が、上方及び下方型部分が閉じ合わせられた後に、型キャビティに供給されるとき、供給は、例えば、上方型部分と下方型部分との両方の中に延びている供給導管を介してなされても良い。
図1は、本発明を実施するための型の斜視図であり、前記型は、足型と靴の甲とが無い開放された状態で示されている。 図2は、図1の線II−IIに沿った下方型部分の断面図である。 図3は、図2のような断面図であるが、下方型部分の別の実施形態を示している。 図4は、本発明による方法において使用するためのウェルトの傾斜した頂面図である。 図5は、靴底の成形中に靴底の上に配置された上方型部分、下方型部分及び足型の一部分の断面図である。 図6は、図5内の小さな円内に示されている詳細部分の拡大図である。 図7は、補助靴底に取り付けられたウェルトの斜視頂面図である。 図8は、本発明によるウェルトの小さい部分の図であり、補助靴底の小さな部分も見ることができる。 図9は、本発明によるウェルトの第2の実施形態の断面図である。 図10は、本発明によるウェルトの第3の実施形態の断面図である。 図11は、本発明によるウェルトの第4の実施形態の断面図である。 図12は、上方型半体の1つの接合面の一部分を示す図であり、靴底成形流体材料のためのY字形状の供給導管の1つの分岐導管が明確に見えている。 図13は、他の上方型半体の1つの接合面の一部分を示す図であり、Y字形状の供給導管の他方の分岐導管が明確に見えている。

Claims (16)

  1. ウェルトが付けられた外観を有する完成された靴を提供するために、プラスチック材料例えばポリウレタンの靴底と、靴の甲上の靴ウェルトとを、型(3)によって成形する方法であって、前記型(3)は、靴の甲がその上に配置される足型(2)と、長手中央面に沿って分割され、従って、型開放位置と閉塞位置との間で、下方型部分(4)に対して動くことが出来る2つの半体(5a、5b)を含んでいる上方型部分(5)と、型開放位置と閉塞位置との間で上方型部分(5)に対して垂直方向に動くことができる下方型部分(4)とを含んでいる方法であって、
    A−環状のウェルト(6)が、完成した靴上のウェルトの位置に対応する靴の甲の下方側部の外側輪郭に実質的に対応する内側輪郭を有し、
    B−ウェルト(6)が型の開放位置で型内に配置され、
    C−上方型部分の2つの半体(5a、5b)が閉じ合わせられ、それによって、各半体上の上方突出部(15)がウェルト(6)の上に延び、
    D−下方型部分(4)が閉塞位置へと動かされ、下方型部分(4)の上面の外周支持面(7、7’)が、靴の甲に対向するウェルト(6)の部分が内方且つ下方へ傾斜され、ウェルト(6)の内側端面が靴の甲(1)の下方側部と密封係合状態となるような方法で、上方型半体(5a、5b)の各々の突出部(15)の下方面上の加圧面(17)と協働し、
    E−靴底が、型のキャビティにプラスチック材料を供給することによって、それ自体公知の方法で成形される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    靴の甲(1)に対向しているウェルト(6)の内側端面(6)が、好ましくはアンダーカット(6a’)が設けられたほぼ平らな面(6a)を有している、ことを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、
    上方型部分(5)の半体(5a、5b)により及び/又は下方型部分により、ウェルト(6)に圧力がかけられて、前記ウェルトが傾斜せしめられ、その内側端面(6a)が靴の甲(1)に押し付けられ、それによって、前記端面(6a)の少なくとも最も上方10%が靴の甲(1)に対して当接されて密封される、方法。
  4. 請求項1ないし3のうちの一の項に記載の方法であって、
    前記支持面(7’)が、下方型部分(4)の上面に外周凹部(21)内の一つの面であり、該面は、断面において、水平面に対して20〜40°好ましくは25〜35°の角度vを形成している、ことを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4のうちの一の項に記載の方法であって、
    ウェルト(6)が、型内に配置される前に、プラスチック材料に対して浸透性であり且つ靴底の成形中にウェルト(6)を定位置に保持する助けとなる比較的薄い補助靴底(16)の端縁に沿って取り付けられる、ことを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至5のうちの一の項に記載の方法であって、
    使用済みの補助靴底(16)が複数の打ち抜き穴(11a、11b、11c)を備え、該打ち抜き穴の直径が好ましくは1.5〜6mmであり、打ち抜き穴間の間隔が好ましくは3〜16mmである浸透性の繊維、例えば、圧縮プラスチック繊維又は接着剤処理された繊維によって作られている、ことを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6のうちの一の項に記載の方法であって、
    ウェルト(6)が、なめし革、ゴム、プラスチック又は圧縮擬似革繊維(lefa)によって作られている、ことを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至7のうちの一の項に記載の方法であって、
    ウェルト(6)が、型開放位置において、下方型部分(4)の上側の外周支持面(7、7’)上に配置される、ことを特徴とする方法。
  9. 請求項5乃至7のうちの一の項に記載の方法であって、
    ウェルト(6)が、好ましくは接着剤又は中心決めピンによって、補助靴底(16)を介して靴の甲(1)の下面に取り付けられ且つ下方型部分(4)をその閉塞位置へと移動させる間に支持面(7、7’)と係合するようになるか又は下方型部分(4)内の凹部(21)内に受け入れられる、ことを特徴とする方法。
  10. 請求項1乃至9のうちの一の項に記載の方法において使用するためのウェルト(6)であって、
    該ウェルトが、ほぼ環状であり且つ完成した靴の甲上の靴のウェルトの位置において靴の甲の下方側部の外側輪郭にほぼ対応する内側輪郭が付与され、靴の甲に対向する面は、ほぼ垂直であり且つ任意に少なくともその最も下方部分にアンダーカット(6a’)が付与されている、ことを特徴とするウェルト。
  11. 請求項10に記載のウェルトであって、
    接着又は縫製によって補助靴底(16)の端縁に沿って取り付けられ、前記補助靴底(16)は、完成された成形された靴底の輪郭にほぼ対応する輪郭を有している、ことを特徴とするウェルト。
  12. 請求項9又は10に記載のウェルトであって、
    その断面形状が、台形、矩形又は短い補助縁(27)を備えた矩形にほぼ対応している、ことを特徴とするウェルト。
  13. 請求項1乃至9のうちの一の項に記載の方法において使用するための型であって、下方型部分(4)と、長手方向に分割された上方型部分(5)とを含み、上方型部分の2つの半体(5a、5b)が、型開放位置と型閉塞位置との間で下方型部分(4)に対して横方向に移動可能であり、下方型部分(4)は、型開放位置と型閉塞位置との間で上方型部分(5)に対して垂直方向に移動可能であり、該型は更に、下方型部分の上方に配置された靴の甲(1)が取り付けられる足型を含み、上方型部分(5)の各半体(5a、5b)には突出部(15)が設けられている型であって、
    下方型部分(4)の上面に形成された外周支持面(7、7’)を有し、前記上面には任意に外周凹部(21)が形成されており、前記支持面(7、7’)は、ウェルト(6)を支持するように作用し且つ好ましくは靴の甲(1)の下方部分に向かって傾斜しており、上方型半体の下面上の突出部(15)は、上方型部分と下方型部分との閉塞中に、ウェルト(6)の少なくとも一部分を変形させるための成形加圧面(17)を有し、更に、ウェルト(6)を保持するための保持面(18)が設けられている、ことを特徴とする型。
  14. 請求項13に記載の型であって、
    外周凹部(21)がほぼV字形状の断面を有し、支持面(7’)が、靴底を靴の甲上に成形する際にウェルトの径方向最も内側の部分を支持するために、頂部において水平方向頂面内へと続いており、支持面(7’)が水平面に対して20〜40°好ましくは25〜35°の角度vを形成している、ことを特徴とする型。
  15. 請求項13又は14に記載の型であって、
    上方型部分の半体(5a、5b)の各々に設けられた突出部(15)の幅が、型部分が閉じられたときに、靴の甲に対向している突出部の端縁(17a)が、下方型部分(4)の側壁を越えて延びているが、靴の甲(1)に過剰な力がかかるのを防止するように選択されている、ことを特徴とする型。
  16. 請求項13、14又は15に記載の型であって、
    成形加圧面(17)及び上方型部分の突出部(15)の保持面(18)の少なくとも一部分が、下方型部分の外周頂面及び支持面(7、7’)の各々にほぼ平行である、ことを特徴とする型。
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