JPH03141902A - 射出成形靴の製造方法 - Google Patents

射出成形靴の製造方法

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JPH03141902A
JPH03141902A JP1279659A JP27965989A JPH03141902A JP H03141902 A JPH03141902 A JP H03141902A JP 1279659 A JP1279659 A JP 1279659A JP 27965989 A JP27965989 A JP 27965989A JP H03141902 A JPH03141902 A JP H03141902A
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JP
Japan
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tape
sole
forming
peripheral
gap
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JP1279659A
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English (en)
Inventor
Masao Tamura
田村 昌雄
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、靴底の側面に周設される周縁テープが、この
靴底と一体底形された射出成形靴の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば、射出成形により製造されるスポーツ靴またはカ
ジュアル靴などにおいて、靴底の側面に周縁テープが周
設されたものがある。
従来、この周縁テープは、例えばボトムモールドなどの
靴成形用金型を使用して靴を成形した後に、手作業によ
り靴底の側面に接着剤を介して周設されている。
また、近年における多様な靴のデザイン性に応えるため
に、この周縁テープの幅方向の中央部あたりに、この周
縁テープと色相が異なる飾りテープを周設させたものが
ある。
なお、この飾りテープは、従来、周縁テープに刻設され
た飾りテープの埋設用の溝内に、接着剤を介して飾りテ
ープを埋設させて設けられており、またこの飾りテープ
を使用しないで同様のデザイン的な効果を出すものとし
て、この飾りテープに代えて前記溝内に手作業で塗料を
塗って色付けするものなどもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の射出成形靴の製造方法では、このよう
にこの周縁テープが靴の成形後に、手作業により靴底の
側面に接着剤を介して周設されているため、製造にあた
り手間がかかって作業性が悪く、かつ周縁テープの周設
位置の位置ずれや、接着剤の塗布位置からのはみ出しな
どを原因とする不良品も発生し易いとともに、例えば接
着剤の経時的劣化などにより靴底から周縁テープが剥離
する恐れもあった。
また、飾りテープの形成にあたっても、従来の方法では
、周縁テープに刻設された飾りテープの埋設用の溝内に
、接着剤を介して飾りテープを埋設させたり、またこの
飾りテープに代えてこの溝内に手作業で塗料を塗って色
付けするため、形成にあたり手間がかかって作業性が悪
く、かつこれらの接着剤または塗料の塗布位置からのは
み出しなどを原因とする不良品も発生し易いとともに、
例えばこれらの接着剤または塗料の経時的劣化などによ
り周縁テープから飾りテープが剥離する恐れもあった。
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、靴底の側面へ周縁テープを周設する作業の作業性の
向上、周縁テープの周設位置の位置ずれや、周縁テープ
周設用の接着剤の塗布位置からのはみ出しなどを原因と
する不良品の発生防止および靴底の側面からの周縁テー
プの剥離防止ができる射出成形靴の製造方法を提供する
ことを目的とするものであり、また周縁テープに飾りテ
ープを周設する作業の作業性の向上、飾りテープ周設用
の接着剤または塗料の塗布位置からのはみ出しなどを原
因とする不良品の発生防止、周縁テープからの飾りテー
プの剥離防止、靴の意匠性の向上およびボトムモールド
から周縁テープ成形用ダミーラストを離脱する際におけ
るボトムモールドの周縁テープ成形空隙用凹部からの周
縁テープの離脱防止もできる射出成形靴の製造方法を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、まず周縁テープ成形空隙用凹部を有するボト
ムモールドと、周縁テープ成形用ダミーラストとを、内
部に周縁テープ成形用空隙を形成して嵌合させ、 そののち、この周縁テープ成形用空隙内に周縁テープ成
形材料を充填して周縁テープを成形させ、次にまた、こ
の成形された周縁テープをボトムモールドの周縁テープ
成形空隙用凹部内に残して、このボトムモールドからr
iniテープ戒形用底形−ラストを離脱させ、 次にまた、このボトムモールドと、サイドモールドと、
胛被を吊り込んだ本体ラストとを、内部に靴底成形用空
隙を形成して嵌合させ、次にまた、この靴底成形用空隙
内に靴底成形材料を充填して周縁テープと一体化した靴
底を成形させることを特徴とする射出成形靴の製造方法
を提供するものである。
また、周縁テープに飾りテープを周設する作業の作業性
の向上、飾りテープ周設用の接着剤または塗料の塗布位
置からのはみ出しなどを原因とする不良品の発生防止お
よび周縁テープからの飾りテープの剥離防止のために、
まずこの周縁テープ成形空隙用凹部内に前記成形後の周
縁テープを残したボトムモールドと、この周縁テープ上
に周設され、かつ下部靴底と一体化する下部飾りテープ
の成形用の下部靴底および下部飾りテープ成形用ダミー
ラストとを、内部に下部靴底および下部飾りテープ成形
用空隙を形成して嵌合させ、次にまた、この下部靴底お
よび下部飾りテープ成形用空隙内に、周縁テープ成形材
料と色相の異なる下部靴底および下部飾りテープ成形材
料を充填して下部靴底および下部飾りテープを成形させ
、次にまた、これらの周縁テープと、下部靴底および下
部飾りテープとをボトムモールドに残して、このボトム
モールドから下部靴底および下部飾りテープ成形用ダミ
ーラストを離脱させ、次にまた、このボトムモールドと
、サイドモールドと、胛被を吊り込んだ本体ラストとを
、内部にこれらの下部靴底上に積層される上部靴底およ
び下部飾りテープ上に周設される上部飾りテープの成形
用の上部靴底および上部飾りテープ成形用空隙を形成し
て嵌合させ、 次にまた、この上部靴底および上部飾りテープ成形用空
隙内に下部靴底および下部飾りテープ成形材料と色相の
異なる上部靴底および上部飾りテープ成形材料を充填し
て下部靴底、上部靴底、周縁テープ、下部飾りテープお
よび上部飾りテープを一体化した靴の製造方法をも提供
するものである。
さらに、靴の意匠性の向上のために、この上部靴底およ
び上部飾りテープ成形材料として、周縁テープ成形材料
の色相と褪色関係にある色相を有するものを使用した射
出成形靴の製造方法をも提供するものでもある。
さらにまた、ボトムモールドから周縁テープ成形用ダミ
ーラストを離脱する際におけるボトムモールドの周縁テ
ープ成形空隙用凹部からの周縁テープの離脱防止のため
に、このボトムモールドの周縁テープ成形空隙用凹部の
側面に、凹部の内方へ広がるテーバを設けた射出成形靴
の製造方法をも提供するものでもある。
〔作用〕
本発明の射出成形靴の製造方法は、まず、周縁テープ成
形空隙用凹部を有するボトムモールドと、周縁テープ成
形用ダミーラストとを、内部に周縁テープ成形用空隙を
形成して嵌合させる。
そののち、この周縁テープ成形用空隙内に周縁テープ成
形材料を充填して周縁テープを成形させ、次にまた、こ
の成形された周縁テープをボトムモールドの周縁テープ
成形空隙用凹部内に残して、このボトムモールドから周
縁テープ成形用ダミーラストを離脱させる。
次にまた、このボトムモールドと、サイドモールドと、
胛被を吊り込んだ本体ラストとを、内部に靴底成形用空
隙を形成して嵌合させる。
次にまた、この靴底成形用空隙内に靴底成形材料を充填
して周縁テープと一体化した靴底を成形させる。
このようにすることで、靴底の側面へ周縁テープを周設
する作業の作業性の向上、周縁テープの周設位置の位置
ずれや、周縁テープ周設用の接着剤の塗布位置からのは
み出しなどを原因とする不良品の発生防止および靴底の
側面からの周縁テープの剥離防止ができる。
また、まずこの周縁テープ成形空隙用凹部内に前記成形
後の周縁テープを残したボトムモールドと、この周縁テ
ープ上に周設され、かつ下部靴底と一体化する下部飾り
テープの成形用の下部靴底および下部飾りテープ成形用
ダミーラストとを、内部に下部靴底および下部飾りテー
プ成形用空隙を形成して嵌合させる。
次にまた、この下部靴底および下部飾りテープ成形用空
隙内に、周縁テープ成形材料と色相の異なる下部靴底お
よび下部飾りテープ成形材料を充填して下部靴底および
下部飾りテープを成形させる。
次にまた、これらの周縁テープと、下部靴底および下部
飾りテープとをボトムモールドに残して、このボトムモ
ールドから下部靴底および下部飾りテープ成形用ダミー
ラストを離脱させる。
次にまた、このボトムモールドと、サイドモールドと、
胛被を吊り込んだ本体ラストとを、内部にこれらの下部
靴底上に積層される上部靴底および下部飾りテープ上に
周設される上部飾りテープの成形用の上部靴底および上
部飾りテープ成形用空隙を形成して嵌合させる。
次にまた、この上部靴底および上部飾りテープ成形用空
隙内に下部靴底および下部飾りテープ成形材料と色相の
異なる上部靴底および上部飾りテープ成形材料を充填し
て下部靴底、上部靴底、周縁テープ、下部飾りテープお
よび上部飾りテープを一体化した靴を製造する。
このようにすることで、周縁テープに飾りテープを周設
する作業の作業性の向上、飾りテープ周設用の接着剤ま
たは塗料の塗布位置からのはみ出しなどを原因とする不
良品の発生防止および周縁テープからの飾りテープの剥
離防止もできる。
さらに、この上部靴底および上部飾りテープ成形材料と
して、周縁テープ成形材料の色相と褪色関係にある色相
を有するものを使用することで、視覚的に下部飾りテー
プを含む周縁テープと上部周縁テープとの総幅を、幅広
になりがちな実際の幅より視覚的に狭く感しさせて靴の
意匠性の向上もできる。
さらにまた、このボトムモールドの周縁テープ成形空隙
用凹部の側面に、四部の内方へ広がるテーバを設けるこ
とで、ボトムモールドから周縁テープ成形用ダミーラス
トを離脱する際におけるボトムモールドの周縁テープ成
形空隙用凹部からの周縁テープの離脱防止もできる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例の射出成形靴の製造方法を図面に
基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されない。
なお、本実施例においては、射出成形により製造される
子供用カジュアル靴の製造方法を例にとる。
まず、第1図〜第4図に示す本発明の第1実施例の射出
成形靴の製造方法を説明する。
本発明の射出成形靴の製造方法は、まず第1図に示すよ
うにボトムモールド10と、第2図に示す靴底にの側面
に周設される周縁テープに1を成形させるためのラスト
である第1図に示す周縁テープ成形用ダミーラスト20
とを、内部に周縁テープ成形用空隙30を形成して嵌合
させる。
なお、このボトムモールドlOの意匠面10aの側面に
は、第1図および第3図に示すように周縁テープ成形空
隙用凹部11が全周にわたって刻設され、またこのボト
ムモールド10の内部には、第3図に示すように周縁テ
ープに1の射出成形材料である周縁テープ成形材料Zl
の注入孔12と、第2図に示す靴底にの射出成形材料で
ある第3図に示す靴底成形材料Z2の注入孔13とが各
々形成されている。
そののち、同じく第3図に示すようにこの周縁テープ成
形用空隙30内に注入孔12を介して周縁テープ成形材
料Z1を充填して周縁テープに1を成形させる。
なお、この実施例における周縁テープ成形材料Z1およ
び靴底成形材料Z2の素材としては、靴底材料として一
般使用されているポリ塩化ビニルが採用されているが、
必ずしもこれに限定させる必要はなく、例えばポリウレ
タン樹脂などのそのほかの靴用の射出成形材料であって
もよい。
また、この第1実施例における周縁テープ戒形材RZI
は白色、靴底成形材料Z2は紺色であるが、必ずしもこ
れに限定させる必要はない。
次にまた、この成形された第1図および第3図に示す周
縁テープに1をボトムモールドlOの周縁テープ成形空
隙用凹部11内に残して、このボトムモールド10から
周縁テープ成形用ダミーラスト20を離脱させる。
次にまた、第4図に示すようにこのボトムモールド10
と、サイドモールド40と、胛被Rを吊り込んだ本体ラ
スト50とを、内部に靴底成形用空隙60を形成して嵌
合させる。
なお、この実施例における胛被Rの素材としては、天然
皮革、人工皮革、合成皮革ならびに織布、不織布および
編布からなる布帛などが使用できる。
次にまた、この靴底成形用空隙60内に注入孔13を介
して靴底成形材料Z2を充填して第2図に示す周縁テー
プに1と一体化した靴底Kを成形させる。
このようにすることで、従来のように靴底にの側面へ周
縁テープKlを手作業により周設するものに比べて作業
性の向上ができ、また金型により機械的に周縁テープに
1を製造できるため、周縁テープに1の周設位置の位置
ずれが防止でき、さらにこの周縁テープに1の周設には
接着剤を使用しないために、接着剤の塗布位置からのは
み出しが解消でき、従ってこれらの周縁テープに1の周
設位置の位置ずれおよび接着剤の塗布位置からのはみ出
しなどを原因とする不良品の発生防止もでき、さらにこ
れらの靴底におよび周縁テープKlが一体成形されるた
め、靴底にの側面からの周縁テープKlの剥離防止もで
きる。
次に、第5図〜第12図に示す本発明の第2実施例の射
出成形靴の製造方法を説明する。
本発明の第2実施例の射出成形靴の製造方法は、まず第
5図に示すような周縁テープ成形空隙用凹部11′を有
するボトムモールド10’とダミーラスト20′を内部
に周縁テープ成形用空隙30’を形成して嵌合させ、そ
ののちこの周縁テープ成形用空隙30′内に、第6図に
示す周縁テープKl’の成形材料である周縁テープ成形
材料Zl’の注入孔12′ (第7図参照)からこの周
縁テープ成形材料Zl’を注入して周縁テープKl’を
成形させ、そののちこの周縁テープKl’をボトムモー
ルド10′の周縁テープ成形空隙用凹部11’内に残し
て、このボトムモールド10’がら周縁テープ成形用ダ
ミーラス)20’を離脱させる。
このとき、この第2実施例のボトムモールド10′の周
縁テープ成形空隙用凹部11’の側面には、第8図に示
すこの凹部11′の内方へ広がるテーパ111′、11
1’が形成されているため、ボトムモールド10’から
周縁テープ成形用ダミーラスト20′を離脱する際に、
これらのテーパ111’   111’に周縁テープK
l’が引っ掛かってボトムモールド10’の周縁テープ
成形空隙用凹部11’からのfil縁テープKL’の離
脱を防止することができる。
なお、このテーパ111’、111’の角度は、θ=8
51〜45°、特にθ=80@〜70”が好ましく、θ
=45°未満では周縁テープ成形材料Zl’がテーパ部
で未充填となり、一方θ=85°を超えると成形された
周縁テープKl’がボトムモールド10’から離脱し易
くなり、このため次工程の靴底に′および下部飾りテー
プに2の成形特において、この靴底および下部飾りテー
プ成形材料Z3がこれらの周縁テープKl’と周縁テー
プ成形空隙用凹部11’との隙間に入り込んで不良品が
発生する恐れがある。
そののち、第9図および第10図に示すようにこの第1
実施例の周縁テープ成形空隙用凹部11’内に成形後の
周縁テープKl’を残したボトムモールド10′と、こ
の周縁テープKl’上に周設され、かつ下部靴底に′と
一体化する下部飾りテープに2の成形用の下部靴底およ
び下部飾りテープ成形用ダミーラスト70とを、内部に
下部靴底および下部飾りテープ成形用空隙80を形成し
て嵌合させる。
次にまた、この下部靴底および下部飾りテープ成形用空
隙80内に、周縁テープ成形材料Zl’と色相の異なる
下部靴底および下部飾りテープ成形材料Z3を充填して
下部靴底に′および下部飾りテープに2を成形させる。
なお、この第2実施例における下部靴底および下部飾り
テープ酸形材料Z3の色相は紺色であるが、必ずしもこ
れに限定させる必要はない。
次にまた、第10図に示すこれらの成形された周縁テー
プKl’と、下部靴底に′および下部飾りテープに2と
をボトムモールド10’に残して、このボトムモールド
10′から下部靴底および下部飾りテープ成形用ダく−
ラスト80を離脱させる。
次にまた、第11図および第12図に示すようにこのボ
トムモールド10′と、サイドモールド40′と、胛被
R′を吊り込んだ本体ラスト50′とを、内部にこれら
の下部靴底に′上に積層される上部靴底に″および下部
飾りテープに2上に周設される上部飾りテープに3の成
形用の上部靴底および上部飾りテープ成形用空隙90を
形成して嵌合させる。なお、このサイドモールド40′
の嵌合部には、上部靴底および上部周縁テープ成形材料
Z4の注入孔14が形成されている。
次にまた、この上部靴底および上部飾りテープ成形用空
隙90内に下部靴底および下部飾りテープ成形材料z3
と色相の異なる上部靴底および上部周縁テープ成形材料
Z4を充填して下部靴底に′上部靴底に″、周縁テープ
に1′、下部飾りテープに2および上部飾りテープに3
を一体化した靴を製造する。なお、この第2実施例の上
部靴底および上部周縁テープ成形材料z4としては、発
泡剤が添加さた発泡性のポリ塩化ビニルが採用されてい
るが、必ずしもこれに限定させる必要はなく、そのほか
例えばポリウレタン樹脂などの射出成形靴材料として一
般使用されている材料が採用できる。また、この第2実
施例では白色の周縁テープ成形材料Zl’に対してクリ
ーム色の上部靴底および上部周縁テープ成形材料Z4が
使用され、このように上部靴底および上部飾りテープ酸
形材料Z4として、周縁テープ成形材料Zl’の色相と
褪色関係にある色相を有するものを使用することで、視
覚的に下部飾りテープに2を含む周縁テープKl’と上
部周縁テープに3との総幅を、幅広になりがちな実際の
幅より狭く感じさせて靴の意匠性の向上を図ることがで
きる。
なお、例えば本願出願人の出願による特開昭63〜46
102号公報あるいは特開昭63−234901号公報
に記載された技術思想のように、下部靴底に′の底面に
、上部靴底に#の一部をほぼ面を揃え、かつ若干の遊動
が可能なように突出させることもできる。
また、この第2実施例では下部周縁テープKl’上に上
部周縁テープに3を周設する際に、下部靴底に′上に積
層される上部靴底に′をも同時に際に成形しているが、
必ずしもこれに限定させる必要はなく、例えば上部靴底
に′を成形しないで上部周縁テープに3のみを設けても
よい。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
での構成および作用の変更があっても本発明に含まれる
例えば、実施例では、射出成形により製造される子供用
カジュアル靴の製造方法を例にとったが、必ずしもこれ
に限定させる必要はなく、例えばスポーツ靴などどのよ
うな靴にも採用できる。
〔発明の効果〕
本発明は、このようにまず周縁テープ成形空隙用凹部を
有するボトムモールドと、周縁テープ成形用ダミーラス
トとを、内部に周縁テープ成形用空隙を形成して嵌合さ
せ、そののちこの周縁テープ成形用空隙内に周縁テープ
成形材料を充填して周縁テープを成形させ、次にまたこ
の成形された周縁テープをボトムモールドの周縁テープ
成形空隙用凹部内に残して、このボトムモールドから周
縁テープ成形用ダξ−ラストを離脱させ、次にまたこの
ボトムモールドと、サイドモールドと、胛被を吊り込ん
だ本体ラストとを、内部に靴底成形用空隙を形成して嵌
合させ、次にまたこの靴底威形用空隙内に靴底成形材料
を充填して周縁テープと一体化した靴底を成形させる。
このようにすることで、靴底の側面へ周縁テープを周設
する作業の作業性の向上、周縁テープの周設位置の位置
ずれや、周縁テープ周設用の接着剤の塗布位置からのは
み出しなどを原因とする不良品の発生防止および靴底の
側面からの周縁テープの剥離防止ができるという効果が
得られる。
また、まずこの周縁テープ成形空隙用凹部内に前記成形
後の周縁テープを残したボトムモールドと、この周縁テ
ープ上に周設され、かつ下部靴底と一体化する下部飾り
テープの成形用の下部靴底および下部飾りテープ成形用
ダミーラストとを、内部に下部靴底および下部飾りテー
プ成形用空隙を形成して嵌合させ、次にまたこの下部靴
底および下部飾りテープ成形用空隙内に、周縁テープ成
形材料と色相の異なる下部靴底および下部飾りテープ成
形材料を充填して下部靴底および下部飾りテープを成形
させ、次にまたこれらの周縁テープと、下部靴底および
下部飾りテープとをボトムモールドに残して、このボト
ムモールドから下部靴底および下部飾りテープ成形用ダ
ミーラストを離脱させ、次にまたこのボトムモールドと
、サイドモールドと、胛被を吊り込んだ本体ラストとを
、内部にこれらの下部靴底上に積層される上部靴底およ
び下部飾りテープ上に周設される上部飾りテープの成形
用の上部靴底および上部飾りテープ成形用空隙を形成し
て嵌合させ、次にまたこの上部靴底および上部飾りテー
プ成形用空隙内に下部靴底および下部飾りテープ成形材
料と色相の異なる上部靴底および上部飾りテープ成形材
料を充填して下部靴底、上部靴底、周縁テープ、下部飾
りテープおよび上部飾りテープを一体化した靴を製造す
る。
このようにした場合には、周縁テープに飾りテープを周
設する作業の作業性の向上、飾りテープ周設用の接着剤
または塗料の塗布位置からのはみ出しなどを原因とする
不良品の発生防止および周縁テープからの飾りテープの
剥離防止もできるという効果が得られる。
さらに、この上部靴底および上部飾りテープ成形材料と
して、周縁テープ成形材料の色相と褪色関係にある色相
を有するものを使用した場合には、視覚的に下部飾りテ
ープを含む周縁テープと上部周縁テープとの総幅を、幅
広になりがちな実際の幅より狭く感じさせて靴の意匠性
の向上もできるという効果が得られる。
さらにまた、このボトムモールドの周縁テープ成形空隙
用凹部の側面に、凹部の内方へ広がるテーバを設けた場
合には、ボトムモールドから周縁テープ成形用ダミーラ
ストを離脱する際におけるボトムモールドの周縁テープ
成形空隙用凹部からの周縁テープの難脱防止もできると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例の射出成形靴の製
造方法を示し、第1図は周縁テープの成形工程の成形前
状態を示す拡大断面図、第2図は製造された靴の正面図
、第3図は周縁テープの成形工程の成形後状態を示す断
面図、第4図は靴底の成形工程を示す断面図であり、ま
た第5図〜第12図は本発明の第2実施例の射出成形靴
の製造方法を示し、第5図は周縁テープの成形工程の成
形前状態を示す拡大断面図、第6図は製造された靴の正
面図、第7図は周縁テープの成形工程の成形後状態を示
す断面図、第8図は周縁テープの成形工程における要部
拡大断面図、第9図は下部飾りテープの成形工程の成形
前状態を示す拡大断面図、第10図は下部飾りテープの
成形工程の成形後を示す断面図、第11図は上部周縁テ
ープの成形工程の成形前状態を示す断面図、第12図は
上部周縁テープの成形工程の成形後状態を示す断面図で
ある。 ZL Zl’  i周縁テープ成形材料Z2;靴底成形
材料 Z3;下部靴底および下部飾りテープ成形材料Z4;上
部靴底および上部周縁テープ成形材料に;靴底 Kl、下部靴底 に″;上部靴底 に1、K1′ ;周縁テープ に2;下部飾りテープ に3;上部周縁テープ R,R’  、胛被 10.10’  iボトムモールド 11.11′ ;周縁テープ成形空隙用凹部111’ 
  111’;テーバ 20.20′ ;周縁テープ底形用ダミーラスト30.
30′ ;周縁テープ成形用空隙40.40′ ;サイ
ドモールド 50.50’  ;本体ラスト 60;靴底成形用空隙 70;下部靴底および下部飾りテープ成形用ダ旦−ラス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)まず、周縁テープ成形空隙用凹部を有するボトム
    モールドと、周縁テープ成形用ダミーラストとを、内部
    に周縁テープ成形用空隙を形成して嵌合させ、 そののち、この周縁テープ成形用空隙内に周縁テープ成
    形材料を充填して周縁テープを成形させ、次にまた、こ
    の成形された周縁テープをボトムモールドの周縁テープ
    成形空隙用凹部内に残して、このボトムモールドから周
    縁テープ成形用ダミーラストを離脱させ、 次にまた、このボトムモールドと、サイドモールドと、
    胛被を吊り込んだ本体ラストとを、内部に靴底成形用空
    隙を形成して嵌合させ、 次にまた、この靴底成形用空隙内に靴底成形材料を充填
    して周縁テープと一体化した靴底を成形させることを特
    徴とする射出成形靴の製造方法。
  2. (2)まず、この周縁テープ成形空隙用凹部内に前記成
    形後の周縁テープを残したボトムモールドと、この周縁
    テープ上に周設され、かつ下部靴底と一体化する下部飾
    りテープの成形用の下部靴底および下部飾りテープ成形
    用ダミーラストとを、内部に下部靴底および下部飾りテ
    ープ成形用空隙を形成して嵌合させ、 次にまた、この下部靴底および下部飾りテープ成形用空
    隙内に、周縁テープ成形材料と色相の異なる下部靴底お
    よび下部飾りテープ成形材料を充填して下部靴底および
    下部飾りテープを成形させ、次にまた、これらの周縁テ
    ープと、下部靴底および下部飾りテープとをボトムモー
    ルドに残して、このボトムモールドから下部靴底および
    下部飾りテープ成形用ダミーラストを離脱させ、 次にまた、このボトムモールドと、サイドモールドと、
    胛被を吊り込んだ本体ラストとを、内部にこれらの下部
    靴底上に積層される上部靴底および下部飾りテープ上に
    周設される上部飾りテープの成形用の上部靴底および上
    部飾りテープ成形用空隙を形成して嵌合させ、 次にまた、この上部靴底および上部飾りテープ成形用空
    隙内に下部靴底および下部飾りテープ成形材料と色相の
    異なる上部靴底および上部飾りテープ成形材料を充填し
    て下部靴底、上部靴底、周縁テープ、下部飾りテープお
    よび上部飾りテープを一体化した靴を製造する請求項1
    記載の射出成形靴の製造方法。
  3. (3)この上部靴底および上部飾りテープ成形材料とし
    て、周縁テープ成形材料の色相と褪色関係にある色相を
    有するものを使用した請求項2記載の射出成形靴の製造
    方法。
  4. (4)このボトムモールドの周縁テープ成形空隙用凹部
    の側面に、凹部の内方へ広がるテーパを設けた請求項1
    〜3の何れか1項記載の射出成形靴の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11151101A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Achilles Corp 合成樹脂製靴底およびその製造方法
KR100913570B1 (ko) * 2002-03-04 2009-08-26 에코 에스코 에이/에스 갑피에 밑창을 몰딩하는 방법, 상기 방법을 수행하기 위한대다리 및 주형

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