JP2005517056A - 結合剤ならびにレオロジ改質剤 - Google Patents
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Abstract
Description
a)3%〜75%の、好ましくは4%〜70%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)97%〜25%の、好ましくは96%〜30%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とする。
a)10%〜75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)90%〜25%の、アクリルまたはビニルエステルまたはアミドを有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とし、
および、5ml/g〜20ml/g、好ましくは7ml/g〜15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする。
固有粘度=濃度がゼロに近付く場合の(比粘度の濃度に対する比の)極限値。(Chimie macromoleculaire II, 1972 Edition, Chaper IV, p.211-259)。
a)30%〜75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)70%〜25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とし、および、
本コポリマーが、方法(A)により測定して、5ml/g〜20ml/g、好ましくは7ml/g〜15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することも特徴とする。
a)カルボキシル官能基を有するモノマーは、エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸または(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、エチレン性不飽和を有し、ジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物さえなどのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される。
b)アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または、分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中から選択されるか、または、酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される。
c)硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または、エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または、エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される。
d)少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、限定することなく、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエステルからなる群から選択される。
a)3%〜75%の、好ましくは4%〜70%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)97%〜25%の、好ましくは96%〜30%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とし、
上記コポリマーは、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%〜10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とし、および
凝集された粒を熱可塑性樹脂、特にPVC樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細か粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒が3粒未満存在することを特徴とする。
a)10%〜75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)90%〜25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とし、
上記コポリマーは、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%〜10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とし、および
上記コポリマーは、方法(A)により測定して5ml/g〜20ml/g、好ましくは7ml/g〜15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とし、および
顔料および/または無機充填材の凝集された粒を熱可塑性樹脂、特にPVC樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細か粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒3個未満が存在することを特徴としている。
a)30%〜75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)70%〜25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とし、
上記コポリマーは、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%〜10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とし、および
前述のコポリマーは、方法(A)により測定して5ml/g〜20ml/g、好ましくは7ml/g〜15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とし、および
顔料および/または無機充填材の凝集された粒を熱可塑性樹脂、特にPVC樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細か粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒3個未満が存在することを特徴とする。
従来技術を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して、61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定して4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%のメチルポリメタクリレートとの水性懸濁液を使用する。
従来技術を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定して4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、Clariant社によりMowilith(商標)LDMの名称のもとに販売されているポリ酢酸ビニルとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定して4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和した、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての15.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての10.0重量%のアクリル酸メチル、
c)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての40.0重量%のアクリル酸エチル、および
d)ビニルエステル官能基を有するモノマーとしての35.0重量%の酢酸ビニル
からなるコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定して4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和した、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、および
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
からなるコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定し4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和した、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての15.0重量%のメタクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての10.0重量%のメタクリル酸メチル、および
c)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての75.0重量%のアクリル酸エチル
からなるコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定し4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、炭酸ナトリウムにより80モル%中和した、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての4.0重量%のアクリル酸、および
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての96.0重量%のメタクリル酸メチル
からなるコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、乾燥物濃度が69.1%に等しく、および粒度分析が、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して61.8%の粒子の直径が2μm以下であり、および21.7%の粒子の直径が1μm以下であるようなものである、ISO規格9277により測定し4.5m2/gのBET比表面積を有する白亜と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和した、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての71.3重量%のアクリル酸、および
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての28.7重量%のアクリル酸ブチル
からなるコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示しているこの試験では、アンモニアにより100%中和した、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gに等しい固有粘度を有する、かつ
a)カルボキシル官能基を有するアニオンモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸と、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチルと、
からなるポリマーを、白亜の乾燥重量に比較して、0.2乾燥重量%使用する。
−シャンパーニュ白亜の濃度:56.2%、
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=100mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=70mPa.s、
−2μm以下の粒子%=89.4%、
−1μm以下の粒子%=45.2%、
−ISO規格9277により測定し、BET比表面積は6.4m2/gに等しい。
本発明を例示しているこの試験は、アンモニア100%で中和した、前述の方法(A)により測定して11.2ml/gに等しい固有粘度を有する、かつ
a)カルボキシル官能基を有するアニオンモノマーとしての71.3重量%のアクリル酸と、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての28.7重量%のアクリル酸ブチルと、
からなるポリマーを、白亜の乾燥重量に比較して、0.15乾燥重量%使用する。
−シャンパーニュ白亜の濃度:58.8%、
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=125mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=70mPa.s、
−2μm以下の粒子%=91.3%、
−1μm以下の粒子%=62%、
−ISO規格9277により測定し、BET比表面積は6.5m2/gに等しい。
−1.5部の三塩基性硫酸鉛、
−1.3部の二塩基性ステアリン酸鉛、
−0.6部のステアリン酸カルシウム、
−0.05部の、Clariant GmbH社により商品化されているEワックス。
−スクリュ回転速度;30rpm、
−押出帯域1の温度:160℃、
−押出帯域2の温度:170℃、
−押出帯域3の温度:180℃、
−押出機ヘッドの温度:180℃、
ただし、供給ホッパを水の循環により冷却し、スクリュに手動で供給する。
この試験では、従来技術を例示しており、固有粘度8ml/gを有するアクリル酸のホモポリマーを使用することにより得られた、炭酸カルシウム懸濁液を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.3の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.4の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.5の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.6の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.7の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.8の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この試験では、本発明を例示しており、試験No.9の水性懸濁液から再構成された粒を使用する。
この対照標準試験は、15pcrの、工業的品質のステアリン酸で処理したシャンパーニュ白亜を使用する。処理前にこの白亜のBET比表面積は、ISO規格9277により測定し5m2/gであり、また粒度分析は、Sedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定し、60%の粒子の直径が2マイクロメートル以下であるものである。
−1.5部の三塩基性硫酸鉛、
−1.3部の二塩基性ステアリン酸鉛、
−0.6部のステアリン酸カルシウム、
−0.05部の、Clariant GmbH社により商品化されているEワックス、
−15部の供試無機充填材。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して2.2m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して32.5%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、先ず、白亜の乾燥重量に比較して0.2乾燥重量%の、試験No.7で使用したポリマーを導入することにより、実施例2で使用した手順と同一の手順により粉砕する。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して2.2m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して32.5%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、先ず、白亜の乾燥重量に比較して0.2乾燥重量%の、試験No.7で使用したポリマーを導入することにより、実施例2で使用した手順と同一の手順により粉砕する。
この対照標準試験において、すなわち、ISO規格9277により測定して処理前に8.5m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して90%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、試験No.18で使用した手順と同一の手順でシャルピ衝撃性を測定する。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して2.2m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して32.5%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、先ず、白亜の乾燥重量に比較して0.4乾燥重量%の、試験No.7で使用したポリマーを導入することにより、実施例2で使用した手順と同一の手順により粉砕する。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して2.2m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して32.5%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、先ず、白亜の乾燥重量に比較して0.4乾燥重量%の、試験No.7で使用したポリマーを導入することにより、実施例2で使用した手順と同一の手順により粉砕する。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して2.2m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して32.5%の粒子の直径が2マイクロメートル以下である粒度分析を有するシャンパーニュ白亜を、先ず、白亜の乾燥重量に比較して0.4乾燥重量%の、試験No.7で使用したポリマーを導入することにより、実施例2で使用した手順と同一の手順により粉砕する。
−スクリュ回転速度;80rpm、
−押出帯域1の温度:180℃、
−押出帯域2の温度:190℃、
−押出帯域3〜9の温度:200℃。
本発明を例示するこの試験では、100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度225mPa.sを有するとともにその乾燥物濃度が35%であり、かつその粒度分布がSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して粒子の50%が2μm未満の直径を有するようなものである、ISO規格9277により測定して3m2/gのBET比表面積を有する白亜と、0.5乾燥重量%の、炭酸ナトリウムにより80モル%中和された、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての4.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての96.0重量%のメタクリル酸メチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示するこの試験では、100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度166mPa.sを有するとともにその乾燥物濃度が30%であり、かつその粒度分布がSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して粒子の50%が2μm未満の直径を有するようなものである、ISO規格9277により測定して3m2/gのBET比表面積を有する白亜と、0.8乾燥重量%の、炭酸ナトリウムにより80モル%中和された、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての4.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての96.0重量%のメタクリル酸メチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
本発明を例示するこの試験では、その乾燥物濃度が64%であり、かつその粒度分布がCilas(商標)920型粒度分析計により測定して25%の粒子が2μm未満の直径を有するようなものである、ISO規格9277により測定して1m2/gのBET比表面積を有する方解石と、10.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和された、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
結合剤の添加前:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=1712mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=298mPa.s。
結合剤の添加後:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=32mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=58mPa.s。
本発明を例示するこの試験では、その乾燥物濃度が55%であり、かつその粒度分布がMalvern Mastersizer(商標)X型粒度分析計により測定して40%の粒子が2μm未満の直径を有するものである、ISO規格9277により測定して3.3m2/gのBET比表面積を有する大理石と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和された、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
結合剤の添加前:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=8352mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=1350mPa.s。
結合剤の添加後:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=96mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=70mPa.s。
本発明を例示するこの試験では、その乾燥物濃度が55%であり、かつそのメジアン直径が透過性により測定して0.18μmである、ISO規格9277により測定して10m2/gのBET比表面積を有する沈降炭酸カルシウムと、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和され、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
結合剤の添加前:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=3744mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=1434mPa.s。
結合剤の添加後:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=32mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=12.8mPa.s。
本発明を例示するこの試験では、その乾燥物濃度が43%に等しく、かつSedigraph(商標)5100型粒度分析計を使用して測定したその21%の粒子が2μm未満の直径を有するタルクと、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和され、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
結合剤の添加前:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=9152mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=2122mPa.s。
結合剤の添加後:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=160mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=233mPa.s。
本発明を例示するこの試験では、その乾燥物濃度が50%であり、かつその粒度分布がSedigraph(商標)5100型粒度分析計により測定して80%の粒子が1μm未満の直径を有するものである、ISO規格9277により測定して15m2/gのBET比表面積を有する方解石と、1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和され、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーとの水性懸濁液を使用する。
結合剤の添加前:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=9000mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=3000mPa.s。
結合剤の添加後:
−10rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=750mPa.s、
−100rpmにおけるBrookfield(商標)粘度=500mPa.s。
−スクリュ回転速度;80rpm、
−押出帯域1の温度:175℃、
−押出帯域2の温度:190℃。
本発明を例示するこの試験では、ISO規格9277により測定して10m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計を使用して測定して41%の粒子が2μmm未満の直径を有する粒度分布のタルクと、ISO規格9277により測定して5m2/gのBET比表面積を有し、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計を使用して測定して65%の粒子が2μmm未満の直径を有する粒度分布の炭酸カルシウムとによる、重量比50/50のタルクと炭酸カルシウムとの混合物の水性懸濁液を使用する。この懸濁液は、乾燥物濃度20%、およびSedigraph(商標)5100型粒度分析計を使用して測定して60%の粒子が2μmm未満の直径を有するような粒度分布を有し、および1.0乾燥重量%の、アンモニアにより100モル%中和された、前述の方法(A)により測定して8.1ml/gの固有粘度を有し、および
a)カルボキシル官能基を有するモノマーとしての30.0重量%のアクリル酸、
b)アクリルエステル官能基を有するモノマーとしての70.0重量%のアクリル酸エチル
から構成されたコポリマーを有する。
Claims (36)
- 顔料および/または無機材料の粒を得るために使用される、前記粒は、ISO規格9277により測定して0.5m2/gから200m2/gの範囲のBET比表面積を有する基本粒子から再構成されおよび形成されたものであり、前記粒は熱可塑性樹脂中に再分散させ易いものである、
重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)3%から75%の、好ましくは4%から70%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)97%から25%の、好ましくは96%から30%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択される少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とする、
顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための結合剤の機能およびレオロジ改質剤の機能を同時に有する
コポリマー。 - 重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)10%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)90%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択される少なくとも1種の架橋モノマーと
を含むことを特徴とする、および
方法(A)により測定して5ml/gから20ml/gの範囲、好ましくは7ml/gから15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、
顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための結合剤の機能および粘性低下剤の機能を同時に有する、請求項1に記載のコポリマー。 - 重量で表して、モノマーa)、b)、c)、およびd)の合計が100%に等しい、
a)30%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)70%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択される少なくとも1種の架橋モノマーと
を含むことを特徴とする、および
方法(A)により測定して5ml/gから20ml/g、好ましくは7ml/gから15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、
結合剤の機能および粉砕助剤の機能を同時に有する、請求項1に記載のコポリマー。 - カルボキシル官能基を有するモノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸または(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、ジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物などのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される、
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のコポリマー。 - アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、
置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または
分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中さえから選択されるか、または
酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のコポリマー。 - 硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中さえから選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコポリマー。 - 少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエステルからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のコポリマー。
- 結合剤の機能を同時に有する、顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための、
顔料および/または無機充填材の粒を得るために使用される、
ISO規格9277により測定して0.5m2/gから200m2/gの範囲のBET比表面積を有する基本粒子から再構成されおよび形成された、
前記粒は熱可塑性樹脂中に容易に再分散させることができる、
重量で表して、モノマーa)、b)、c)、およびd)の合計が100%に等しい、
e)3%から75%の、好ましくは4%から70%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
f)97%から25%の、好ましくは96%から30%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
g)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
h)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなりことを特徴とする、
レオロジ改質剤。 - カルボキシル官能基を有する前記モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸または(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物さえなどのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される、
ことを特徴とする、請求項8に記載のレオロジ改質剤。 - アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、
置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または
分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中さえから選択されるか、または
酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される
ことを特徴とする、請求項8に記載のレオロジ改質剤。 - 硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中さえから選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される
ことを特徴とする、請求項8に記載のレオロジ改質剤。 - 少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエーテルからなる群から選択されることを特徴とする、請求項8に記載のレオロジ改質剤。
- 結合剤の機能を同時に有する、顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための、
重量で表して、モノマーa)、b)、c)、およびd)の合計が100%に等しい、
a)10%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)90%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択される少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とする、および
方法(A)により測定して5ml/gから20ml/g、好ましくは7ml/gから15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、
粘性低下剤。 - カルボキシル官能基を有するモノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸または(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物などのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される、
ことを特徴とする請求項13に記載の粘性低下剤。 - アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、
置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または
分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中さえから選択されるか、または
酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される
ことを特徴とする請求項13に記載の粘性低下剤。 - 硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中さえから選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される
ことを特徴とする請求項13に記載の粘性低下剤。 - 少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエステルからなる群から選択されることを特徴とする、請求項13に記載の粘性低下剤。
- 結合剤の機能を同時に有する
重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)30%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)70%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミドアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
を含むことを特徴とする、および
方法(A)により測定して5ml/gから20ml/g、好ましくは7ml/gから15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、
粉砕助剤。 - カルボキシル官能基を有するモノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸もしくは(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、および、ジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物などのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される、
ことを特徴とする、請求項18に記載の粉砕助剤。 - アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、
置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または
分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中さえから選択されるか、または
酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される
ことを特徴とする請求項18に記載の粉砕助剤。 - 硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中さえから選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される
ことを特徴とする請求項18に記載の粉砕助剤。 - 少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエステルからなる群から選択されることを特徴とする、請求項18に記載の粉砕助剤。
- コポリマーが顔料および/または無機充填材の粒を得るために使用される、
前記粒は、ISO規格9277により測定して0.5m2/gから200m2/gの範囲のBET比表面積を有する基本粒子から再構成されおよび形成されたものであり、熱可塑性樹脂中に容易に再分散させることができる、
コポリマーが、重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)3%から75%の、好ましくは4%から70%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)97%から25%の、好ましくは96%から30%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
を含むことを特徴とする、
コポリマーが、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%から10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とする、および
顔料および/または無機充填材の凝集された粒をPVC樹脂中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細顆粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒が3粒未満存在することを特徴とする、
結合剤としてのおよびレオロジ改質剤としてのコポリマーの使用。 - コポリマーが、重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)10%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)90%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%〜5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%〜5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
を含むことを特徴とする、
コポリマーが、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%から10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とする、および
コポリマーが、方法(A)により測定して5ml/gから20ml/g、好ましくは7ml/g〜15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、および
顔料および/または無機充填材の凝集された粒がPVC樹脂中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細か粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒が3粒未満存在することを特徴とする
顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための、結合剤としておよび粘度低下剤としての、請求項23に記載のコポリマーの使用。 - コポリマーが、重量で表して、モノマーa)、b)、c)およびd)の合計が100%に等しい、
a)30%から75%の、カルボキシル官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
b)70%から25%の、アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有する少なくとも1種のモノマーと、
c)0%から5%の、硫黄原子またはリン原子またはそれらの混合物を含有する少なくとも1種の酸モノマーと、
d)0重量%から5重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーの中から選択した少なくとも1種の架橋モノマーと
からなることを特徴とする、および
コポリマーが、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に比較して0.1乾燥重量%から10乾燥重量%の割合で使用されることを特徴とする、および
コポリマーが、方法(A)により測定して5ml/gから20ml/g、好ましくは7ml/gから15ml/gの範囲にある固有粘度に対応する分子量を有することを特徴とする、および
顔料および/または無機充填材の凝集された粒をPVC樹脂中に再分散させることができること、すなわち、PVC樹脂中の微細か粒の分散力を測定するプロトコルに基づく再分散性試験において0.2mm以上の直径を有する粒が3粒未満存在することを特徴とする
顔料および/または無機充填材の水性懸濁液のための、結合剤としてのまた粉砕助剤としての、請求項23に記載のコポリマーの使用。 - カルボキシル官能基を有するモノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリル酸もしくはメタクリル酸もしくは(マレイン酸もしくはイタコン酸のC1〜C4モノエステルなどの)二酸のヘミエステルさえまたはこれら混合物などのモノカルボン酸官能基を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびジカルボン酸官能基もしくはスルホン酸官能基もしくはリン酸官能基もしくはホスホン酸官能基またはこれらの混合を有するアニオンモノマーの中から選択されるか、
エチレン性不飽和を有し、およびイタコン酸、マレイン酸または(無水マレイン酸などの)カルボン酸無水物などのジカルボン酸官能基を有するモノマーから選択される
ことを特徴とする、請求項23から25のいずれかに記載のコポリマーの使用。 - アクリルエステル官能基もしくはビニルエステル官能基またはアクリルアミド官能基もしくはビニルアミド官能基を有するモノマーが、
置換されているかもしくは置換されていないアクリルアミドもしくはメタクリルアミドまたはそれらの誘導体およびこれらの混合物の中から選択されるか、または
分枝状もしくは線状のアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルなどの1つもしくはいくつかの非水溶性モノマーの中さえから選択されるか、または
酢酸ビニルなどのビニルエステルの中から選択される
特徴とする請求項23から25のいずれかに記載のコポリマーの使用。 - 硫黄原子またはリン原子またはこれらの混合物を含有する酸モノマーが、
エチレン性不飽和を有し、およびアクリルアミド−メチル−プロパン−スルホン酸、メタアリルスルホン酸ナトリウム、ビニルスルホン酸およびスチレンスルホン酸などのスルホン酸官能基を有するモノマーの中から選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびエチレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールメタクリレートのリン酸エステル、エチレングリコールアクリレートのリン酸エステル、プロピレングリコールアクリレートのリン酸エステルおよびそれらのエトキシレートなどのリン酸官能基を有するモノマーの中さえから選択されるか、または
エチレン性不飽和を有し、およびビニルホスホン酸などのホスホン酸官能基またはこれらの混合物を有するモノマーの中からさえ選択される
ことを特徴とする、請求項23から25のいずれかに記載のコポリマーの使用。 - 少なくとも2つのエチレン性不飽和を有するモノマーが、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アクリル酸アリル、マレイン酸アリル、メチレン−ビス−アクリルアミド、メチレン−ビス−メタクリルアミド、テトラアリルオキシエタン、トリアリルシアヌレート、(ペンタエリトリトール、ソルビトール、スクロースなどの多価アルコールから得られる)アリルエステルからなる群から選択されることを特徴とする、請求項23から25のいずれかに記載のコポリマーの使用。
- ISO規格9277により測定して0.5m2/g〜200m2/gの範囲のBET比表面積を有する基本粒子から再構成されおよび形成されたものであり
熱可塑性樹脂中に容易に再分散させることができる、
請求項1から7のいずれかに記載のコポリマーを、顔料および/または無機充填材の乾燥重量に対して0.1重量%から10重量%含有することを特徴とする、
顔料および/または無機充填材の粒。 - 充填材および/または顔料が、方解石、白亜もしくは大理石さえなどの天然炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウムとなお呼ばれる合成炭酸カルシウム、ドロマイト、水酸化マグネシウム、カオリン、タルク、石膏、酸化チタン、ハイドロタルサイトまたはこれらの混合物の中から選択されることを特徴とする、
請求項30に記載の、再構成された顔料および/または無機充填材の粒。 - 微粉末を使用する領域における、特にペイントの領域における、および熱可塑性樹脂の領域における、およびさらに特にPVC樹脂およびポリオレフィン樹脂の領域における、請求項31に記載の顔料および/または無機充填材の粒の使用。
- 請求項32に記載の顔料および/または無機充填材の粒の使用によって製造される熱可塑性樹脂。
- 樹脂の合計重量に対して、1乾燥重量%から85乾燥重量%、好ましくは2乾燥重量%から40乾燥重量%の、請求項30または31のいずれかに記載の顔料および/または無機充填材の粒を含有することを特徴とする、請求項33に記載の熱可塑性樹脂。
- 請求項33または34のいずれかに記載の顔料および/または無機充填材の粒の使用により製造されるPVC樹脂およびポリオレフィン樹脂。
- 請求項35に記載の熱可塑性樹脂、特にPVC樹脂から射出され、成形され、または押出しされた物品。
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