JP2005513706A - データストリームの符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)を0に近づけ、可能なデータ値(Byte)のうち、少なくとも幾つかのデータ値の符号化には、2つの選択可能なコードワード(CWa、CWb)を使用できるデータストリーム(DS)の符号化方法に関する。本発明は、データストリーム(DS)の簡易な符号化と、同時にDSVを0に近づける符号化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の前記目的は、符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)を判定し、前記DSVを、符号化データストリーム(CS)の極性(Pol)に応じて、第1又は第2の境界値(BV)と比較し、受信したデータ値(Byte)を、前記比較の結果に応じて、各境界値(BV)に属する第1又は第2のコードワード(CWa、CWb)で符号化することで達成される。

Description

本発明は、符号化データストリームのDSV(Digital Sum Value)を0に近づけ、可能なデータ値のうち、少なくとも幾つかのデータ値の符号化には、2つの選択可能なコードワードを使用できるデータストリームの符号化方法及びデータストリームの符号化に前記方法を使用するデバイスに関する。
上記方法は、例えば、光記録媒体に保存されているデータストリームの符号化に用いられる。上記方法が使用される公知の光記録媒体としてはたくさんのものがあるが、一例として、ビデオ、音楽又はコンピュータデータのために使用されるDVD(Digital Versatile Disk)や、公知のCD(Compact Disk)の改良であり、特に音楽のために使用されるSACD(Super−Audio CD)等がある。
DVD及びSACD、その他の光記録媒体において、CDで用いられている8/14チャネル変調(EFM)の修正に相当するチャネル符号化法が、データストリームの符号化に用いられている。修正されたチャネル変調法はEFM+として知られており、8ビットのデータ値を直接16ビットのコードワードに変換する。データストリームの符号化には、16ビットコードワードが、EFM+の変換テーブルより選択される。8ビットのデータ値は、256の異なる値を取る。加えて4つのランレングス状態が存在する。ランレングスは、2つの論理1の間にある、連続する論理0の数である。データ値とランレングス状態の各組み合わせに対して、変換テーブルは、符号化される次のデータ値のために、16ビットのEFM+コードワードとランレングス状態を保持している。
符号化データストリームは、前記符号化データストリームの復号タイミングとして用いられる32ビットの同期コードワード(SYNCコード)を有し、規則的な間隔で提供される。同期コードワードには、8つの異なるカテゴリがあり、各カテゴリの中で、プライマリとセカンダリの同期コードワードが選択可能となっている。あるSYNCコードから次のSYNCコードまでの符号化データストリームは、同期フレーム又はSYNCフレームと呼ばれる。
光記録媒体からの読出し操作において、信頼性の高いトラッキング及びデータ信号の検出を行うためには、符号化データストリームの低周波成分を抑圧することが重要である。このため、符号化データストリームのDSV(論理1の数から論理0の数を引いた値)の絶対値は最小化、つまり、0に近づけられる。これは、EFM+変換テーブルが、主テーブル以外に、データ値とランレングス状態の組み合わせのうち、少なくとも幾つかのものに対して、選択可能なコードワードを提供する副テーブルを有することで可能となる。最小2で最大10であるランレングス制限(RLL(2、10))を考慮すると、351コードワードが、基本的に、ランレングス符号に利用できる。歴史的な経緯により、前記コードワードのうち7つは使用されず、残り344がコードワードに利用可能である。これらのうち、256が主テーブルに必要であり、その結果、88が副テーブルに利用可能である。副テーブルは、最も低い88のデータ値のために使用される。これら88のデータ値の符号化には、どちらのコードワードがDSVの絶対値を低くするかに応じて、主テーブル又は副テーブルからのコードワードを使用する。
もし符号化されるデータ値が88から255の間であり、ランレングス状態が1又は4であれば、ランレングス状態1又は4に属するコードワードが、状況に応じて、各々符号化に用いられる。DSVは、前記範囲のデータ値にも影響されるが、ランレングス制限を守ることにも注意しなければならない。符号化において、ランレングス制限を守るために、DSVの絶対値を増加させるコードワードを選択する必要がある場合がある。ランレングス状態が2又は3での、88から255の範囲のデータ値には、各場合でただ1つのコードワードが利用可能である。
結局、DSVの絶対値を最小化するための選択枝としては以下ケースがある。
A)プライマリとセカンダリSYNCコードからのSYNCコードの選択。
B)総てのランレングス状態で、0から87の範囲のデータ値に対して、主テーブル又は副テーブルからのコードワードの選択。
C)現在のランレングス状態が1又は4である場合に、88から255の範囲内にあるデータ値のために、ランレングス状態1又は4のためのコードワードからのコードワードの選択。
EFM+チャネル変調法に基づくデータストリームの公知の符号化方法は、2つの符号化データストリームを発生させることからなる。第1のデータストリームはプライマリSYNCコードで始まり、第2のデータストリームは、同じカテゴリのセカンダリSYNCコードで始まる。プライマリとセカンダリのSYNCコードのビット列はお互い異なるため、2つのデータストリームは、異なるDSVを持つ。
上述した、ケースB)及びケースC)の各場合において、データ値の符号化には2つの選択枝が存在する。このため、DSVがまず、両符号化データストリームに対して、2つのコードワード候補の選択のために計算される。DSVの絶対値が低くなるデータストリームが選択され、第2のデータストリームにコピーされる。つまり、それは、第2データストリームあるいは第2のデータストリームの現在のSYNCフレームを置換する。続いて、第1候補コードワードが第1のデータストリームに追加され、第2候補コードワードが第2のデータストリームに追加されて、符号化が継続される。これは、ケースB)とケースC)が生じるたびに繰り返される。
ケースB)は、常に、両符号化データストリームの同じポイントで生じ、ケースC)は、符号化データストリームの一方でのみ生じる。この場合、3つのステップからなる手順を実行する必要がある。
1.両データストリームのDSVの絶対値を比較する。
2.DSVの絶対値の小さい方の符号化データストリームで、ケースC)が生じている場合、影響された符号化データストリームが選択され、他の符号化データストリームにコピーされる。2つの符号化データストリームのそれぞれに、2つのコードワード候補のうちの1つが追加される。
3.DSVの絶対値の大きい方の符号化データストリームで、ケースC)が生じている場合、ケースC)の発生は無視され、現在のランレングス状態に属するコードワードが、両データストリームの符号化に使用される。
ケースA)の場合、両符号化データストリームのDSVが、各SYNCフレームの終わりで、相互に比較される。DSVの絶対値の低い方の符号化データストリームが選択され、他のデータストリームに複写される。続いて、プライマリとセカンダリSYNCコードからの選択が、次のSYNCフレームにおいて続けて行われる。
公知の方法は、データストリームの符号化の間、2つの符号化データストリームを常に生成し、それぞれのDSVを繰り返し計算しなければならないという不都合がある。これにより、符号化がかなり複雑となり、そのためコストがかかることとなる。
従って、本発明は、上記不都合を回避したデータストリームの簡易な符号化と、同時にDSVを0に近づける符号化方法を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、以下のステップを有する方法により達成できる。
−符号化されるデータストリームのデータ値を受信する。
−既に符号化されたデータストリームの極性を判定する。
−既に符号化されたデータストリームのDSVを判定する。
−DSVを、既に符号化されたデータストリームの極性に応じて、第1又は第2の境界値と比較する。
−符号化されるデータ値を、前記比較の結果に応じて、各境界値に属する第1又は第2のコードワードで符号化をする。
−符号化されたデータ値を、既に符号化されたデータストリームに追加する。
本方法は、唯1つの符号化データストリームのみ発生させればよいという利点があり、それらのDSVと極性が判定される。極性とは、符号化データストリームの最後のチャネルビットが、論理0であるか、論理1であるかを意味する。符号化に使用するコードワードは、極性に応じた、境界値とDSVとの比較にのみ基づき選択される。
DSVが境界値より大きいか小さいかに応じて、第1又は第2のコードワードが符号化に使用される。これは、符号化に必要な複雑さをかなり減少させる。
第1及び第2の境界値は、各場合で符号化されるデータ値に特有のものである。これにより、DSVの絶対値を最小にする、個々のデータ値に境界値を適切に適応させることができる。
本発明によると、符号化データストリームは、以下の方法により決定される同期コードワードを有し、規則的な間隔で供給される。
−既に符号化されたデータストリームの極性を判定する。
−既に符号化されたデータストリームのDSVを判定する。
−DSVを、既に符号化されたデータストリームの極性に応じて、第1又は第2の境界値と比較する。
−前記比較の結果に応じて、各境界値が属する第1又は第2の同期コードワードを選択する。
−同期コードワードを、既に符号化されたデータストリームに追加する。
本方法により、2つの符号化データストリームを発生させ、それぞれのDSVを互いに比較することなく、カテゴリの2つの可能な同期コードワードのうちの1つをもつ、符号化データストリームを提供することが可能となる。同期コードワードは、符号化データストリームの復号の際に、簡単なタイミングを与える。
境界値、コードワード及び同期コードワードは、テーブルに、有利に保存される。これにより、要求されている境界値、コードワード及び同期コードワードを素早くそして簡単に決定することが可能となる。境界値、コードワード及び同期コードワードは、別のテーブル又は共通のテーブルに保存することができる。
本発明によると、コードワード及び同期コードワードのそれぞれに起因する、DSVの正負符号つき変更値もまた、1又は複数のテーブルに保存される。変更値は、関連する境界値と同じテーブルに保存されることが望ましいが、コードワードを有するテーブル、別のテーブル又は1つの共通テーブルに保存されることも可能である。変更値は、正負の値又は0であり、もし当該コードワードを既に符号化されたデータストリームに追加した場合の、DSVの変化する値で定義される。変更値の正負もまたテーブルで特定できる。変更値は正負の符号と共に利用可能であるため、符号化されたデータ値を追加した後のDSVを計算するには、既に求められたDSVに、追加したコードワードの変更値を加算するだけでよい。これにより、DSVの計算は簡単となる。
境界値に属するコードワードの1つは、他のコードワードより小さい変更値を有利にもつ。これには、変更値の正負を考慮しなければならず、従って、−4の変更値は、+2の変更値より小さい。このように、考慮されるのは変更値の絶対値ではない。概して、あるコードワードは負の変更値であり、他のコードワードは正の変更値をもつ。これにより、DSVを減らすことも増加させることも可能となり、その結果、DSVの絶対値を総ての場合において減らすことができる。個々の場合においては、両コードワードが、変更値の絶対値のみ異なる、それぞれ正の値、又は負の値となり得る。この場合、DSVの絶対値を減らすことはできないが、その増加を最小とできる。
本発明によると、DSVの絶対値が閾値より小さいか又は等しい場合、DSVは第1又は第2の境界値とのみ比較される。これにより、境界値との比較は、比較が適切であるDSVの値の範囲に制限される。特に、DSVが0に近い場合が該当する。これにより、符号化の複雑さをさらに減らすことになる。DVDへのデータストリームへの符号化の場合、適切な閾値は、例えば10である。
本発明によると、符号化データストリームのDSVが閾値より大きいときには、小さい変更値を持つコードワードがデータ値の符号化に使用され、符号化データストリームのDSVが負の閾値より小さいときには、大きい変更値を持つコードワードがデータ値の符号化に使用される。これにより、DSVの絶対値は、符号化されたデータ値を追加することにより、常に、最大の範囲で減少させられ、データストリームのDSVの絶対値が閾値より大きいときでも最小範囲の増加とする。
符号化データストリームは、常に、複数の状態の1つにあり、それぞれの状態は、追加された最後のコードワードにより決定され、さらなるコードワードが追加されることで再計算される。状態は、符号化データストリームの現在のランレングスにより決定される。しかし、符号化データストリームの他のパラメータにより、状態を特定することも可能である。複数の状態を用いることで、DSVの絶対値を最小化するばかりでなく、同時に、データストリームの符号化において、ランレングス制限を守ることを確実に行うことを可能とする。
特定の第1及び第2の境界値と、関連する第1及び第2のコードワードは、各場合において、可能なデータ値と状態の組み合わせのうち、少なくとも幾つかのために提供される。可能なデータ値の符号化のために利用可能なコードワードには制限があるため、総てのデータ値及び状態にたいして、2つの選択可能なコードワードを提供することは可能ではない。しかし、少なくとも幾つかのデータ値と状態の組み合わせに対して、選択可能なコードワードを提供することができれば、符号化データストリームのDSVの絶対値を最小とすることは、依然可能であり、ランレングス制限を守ることも可能である。
本発明によると、コードワード候補が符号化データストリームのランレングスに与える影響についての情報が、少なくとも幾つかのデータ値のためにテーブルの1つに保存され、保存された情報に基づき、本発明の方法により決定されたコードワードによるデータ値の符号化が、ランレングス制限違反になるか否かが判定され、もし、そのような違反が生ずる場合には、他の選択可能なコードワードが符号化に使用される。
データストリームを符号化する本発明による方法は、光記録媒体からの読出し及び/又は光記録媒体への書込みのためのデバイスにより有利に使用される。これは、光記録媒体へ書き込むことが必要なデータストリームの符号化を、符号化の複雑さ無く実装することができるという利点がある。
有利な特徴の組み合わせもまた、当然に、本発明の範囲内である。
本発明のより良い理解のため、以下では、図1及び図2を用いて詳細に説明する。同一の要素には同一の参照符号をつける。
図1は、従来技術によるデータストリーム(DS)の符号化方法を示す図である。既に述べたように、プライマリとセカンダリSYNCコードが選択された後、2つの符号化データが生成される。両符号化データストリームは同じ方法で生成され、SYNCフレームが終わった後にDSVの絶対値が小さい符号化データストリームのみが選択されるので、SYNCコードの選択完了後まで、単一の符号化データストリーム(CS)の生成は制限される。
データ値(Byte)は、符号化されるデータストリーム(DS)から受信される。もしデータ値(Byte)が0〜87の範囲内であれば、主テーブル(Main)及び副テーブル(Sub)からのコードワード(CW_M、CW_S)が、符号化に利用できる。これらのコードワード(CW_M、CW_S)により、2つの符号化データストリーム(CS_M、CS_S)が生成され、主テーブル(Main)からのコードワード(CW_M)は、第1のデータストリーム(CS_M)の、副テーブル(Sub)からのコードワード(CW_S)は、第2のデータストリーム(CS_S)の符号化に使用される。続いて、2つの符号化データストリーム(CS_M、CS_S)のDSV(DSV)の絶対値(|DSV|)が計算され、比較される。DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)が小さいコードワード(CW_M、CW_S)が、最終的に符号化に使用される。これは、DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)の小さい符号化データストリーム(CS_M、CS_S)を、他のデータストリーム(CS_M、CS_S)にコピーすることにより行われ、2つの同一の符号化データストリーム(CS)が得られる。
もし符号化されるデータ値(Byte)が87より大きければ、主テーブル(Main)からの値(CW1、CW2、CW3、CW4)のみが符号化に使用できる。この場合、既に符号化されたデータストリーム(CS)のランレングス状態(State)が符号化に考慮される。もし、ランレングス状態(State)が2又は3であれば、当該データ値(Byte)及び当該ランレングス状態(State)についてのただ1つのコードワード(CW2、CW3)が符号化に使用できる。このコードワード(CW2、CW3)を用いて、当該データ値(Byte)は符号化され、既に符号化されたデータストリーム(CS)に追加される。対して、符号化データストリーム(CS)がランレングス状態(State)1又は4の場合、当該データ値(Byte)及びランレングス状態(State)1又は4に属するコードワード(CW1、CW4)がそれぞれ符号化に使用できる。よって、2つの符号化データストリーム(CS1、CS4)が生成され、ランレングス状態(State)1に割り当てられたコードワード(CW1)は、第1のデータストリーム(CS1)の、ランレングス状態(State)4に割り当てられたコードワード(CW4)は、第2のデータストリーム(CS4)の符号化に使用される。続いて、DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)が、両符号化データストリーム(CS1、CS4)に対して計算され、互いに比較される。最終的に、DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)が小さいコードワード(CW1、CW4)が、符号化に使用される。この場合においても、DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)の小さい符号化データストリーム(CS1、CS4)は、他のデータストリーム(CS1、CS4)にコピーされ、2つの同一の符号化データストリーム(CS)が提供される。
図2は、本発明によるデータストリーム(DS)の符号化方法の典型的な実施形態を表す図である。データ値(Byte)が、符号化されるデータストリーム(DS)から受信されると、既に符号化されたデータストリーム(CS)の極性(Pol)が判定される。符号化データストリーム(CS)の最後のビットが論理0の場合、極性(Pol)は−1であり、最後のビットが論理1の場合、極性(Pol)は1である。判定された極性(Pol)によって、第1のテーブル(Tab1)又は第2のテーブル(Tab2)が、符号化に使用される。典型的な実施形態において、3つの値(Da_DSV、Db_DSV、BV)が、データ値(Byte)とランレングス状態(State)の各組み合わせに対して特定され、符号化に2つのコードワード(CWa、CWb)から選択することを可能としている。第1の値(Da_DSV)は、第1のコードワード(CWa)を符号化に使用した場合のDSV(DSV)の変更値を表す。第2の値(Db_DSV)は、第2のコードワード(CWb)を符号化に使用した場合のDSV(DSV)の変更値を表し、第3の値(BV)は、どちらのコードワード(CWa、CWb)を符号化に使用するかを決定するために、符号化データストリーム(CS)の現在のDSV(DSV)と比較される境界値を表す。第1及び第2の値(Da_DSV、Db_DSV)は正負の符号付きである。まず、DSV(DSV)は、閾値(TH)と比較される。DSV(DSV)が、負の閾値(−TH)より小さければ、変更値(Da_DSV、Db_DSV)の大きい方のコードワード(CWa、CWb)が符号化に使用される。DSV(DSV)が、閾値(TH)より大きければ、変更値(Da_DSV、Db_DSV)の小さい方のコードワード(CWa、CWb)が符号化に使用される。DSV(DSV)が、負の閾値(−TH)と閾値(TH)間であれば、DSVは境界値(BV)と比較される。DSV(DSV)が境界値より小さければ、第1のコードワード(CWa)が符号化に使用される。DSV(DSV)が境界値より大きければ、第2のコードワード(CWb)が符号化に使用される。最終的に、この方法により明確に決定されたコードワード(CWa、CWb)が、主テーブル(Main)又は副テーブル(Sub)から読み出され、既に符号化されたデータストリーム(CS)に追加される。図2には、データ値(Byte)とランレングス状態(State)のある組み合わせに対して、ただ1つのコードワード候補しかない場合は、表してはいない。原理的に、前記場合では、極性(Pol)の決定及びDSV(DSV)の閾値(TH)又は境界値(BV)との比較を省略すればよい。
SYNCコードが、あるカテゴリのプライマリ及びセカンダリSYNCコードから同様の方法で選択されるが、より詳細な説明は行わない。
従来技術によるデータストリームの符号化を示す図である。 本発明によるデータストリームの符号化を示す図である。

Claims (12)

  1. 符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)を0に近づけ、可能なデータ値(Byte)のうち、少なくとも幾つかのデータ値の符号化には、2つの選択可能なコードワード(CWa、CWb)を使用できるデータストリーム(DS)の符号化方法において、
    データストリーム(DS)のデータ値(Byte)を受信するステップと、
    符号化データストリーム(CS)の極性(Pol)を判定するステップと、
    符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)を判定するステップと、
    DSV(DSV)を、符号化データストリーム(CS)の極性(Pol)に応じて、第1又は第2の境界値(BV)と比較するステップと、
    受信したデータ値(Byte)を、前記比較の結果に応じて、各境界値(BV)に属する第1又は第2のコードワード(CWa、CWb)で符号化をするステップと、
    符号化されたデータ値(CWa、CWb)を、符号化データストリーム(CS)に追加するステップとを有することを特徴とする符号化方法。
  2. 第1及び第2の境界値(BV)並びにそれぞれに関連する第1及び第2のコードワード(CWa、CWb)は、符号化されるデータ値に特有であることを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  3. 符号化データストリーム(CS)は、同期コードワードを有し、規則的な間隔で提供され、前記同期コードワードは、
    符号化データストリーム(CS)の極性(Pol)を判定するステップと、
    符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)を判定するステップと、
    DSV(DSV)を、符号化データストリーム(CS)の極性(Pol)に応じて、第1又は第2の境界値(BV)と比較するステップと、
    前記比較の結果に応じて、各境界値(BV)に属する第1又は第2の同期コードワードを選択するステップと、
    前記同期コードワードを、符号化データストリーム(CS)に追加するステップとにより決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の符号化方法。
  4. 境界値(BV),コードワード(CWa、CWb)及び同期コードワードはテーブル(Tab1、Tab2、Main、Subs)に保存されることを特徴とする請求項3に記載の符号化方法。
  5. コードワード(CWa、CWb)及び同期コードワードのそれぞれに起因する、DSVの正負符号つき変更値(Da_DSV、Db_DSV)が、テーブル(Tab1、Tab2、Main、Subs)の1つに保存されていることを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
  6. 境界値(BV)に属するコードワード(CWa、CWb)の1つは、正負符号をも考慮し、他のコードワード(CWa、CWb)より小さい変更値(Da_DSV、Db_DSV)を持つことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の符号化方法。
  7. DSV(DSV)の絶対値(|DSV|)が閾値(TH)より小さいか又は等しい場合、DSV(DSV)は、第1又は第2の境界値(BV)とのみ比較されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の符号化方法。
  8. 符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)が閾値(TH)より大きい場合、変更値(Da_DSV、Db_DSV)の小さい方のコードワード(CWa、CWb)が符号化に使用され、符号化データストリーム(CS)のDSV(DSV)が負の閾値(−TH)より小さい場合、変更値(Da_DSV、Db_DSV)の大きい方のコードワード(CWa、CWb)が符号化に使用されることを特徴とする請求項7に記載の符号化方法。
  9. 符号化データストリーム(CS)は、複数の状態(State)の1つにあり、それぞれの状態(State)は、追加された最後のコードワード(CWa、CWb)により決定され、他のコードワード(CWa、CWb)が追加されることにより再定義されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の符号化方法。
  10. データ値(Byte)と状態(State)の可能な組み合わせのうち、少なくとも幾つかのために、特定の第1及び第2の境界値(BV)並びに関連する第1及び第2のコードワード(CWa、CWb)が各場合において存在することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. コードワード候補(CWa、CWb)が符号化データストリーム(CS)のランレングスに与える影響についての情報が、少なくとも幾つかのデータ値(Byte)のために、テーブル(Tab1、Tab2、Main、Subs)の1つに保存され、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の方法により決定したコードワード(CWa、CWb)によるデータ値(Byte)の符号化が、ランレングス制限違反の原因となるか否かを、前記保存された情報により検査し、
    もし、違反となる場合には、選択可能なコードワード(CWa、CWb)が符号化に使用されることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の符号化方法。
  12. 光記録媒体からの読出し及び/又は光記録媒体への書込みのためのデバイスにおいて、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を使用することを特徴とするデバイス。
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