JP2005509314A - 無線通信システムにおける出力制御方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおける出力制御方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】有効なバンド幅を最適に利用する通信システムにおいて、効果的にかつ正確に情報を送信すること。
【解決手段】送信エネルギー設定点を送信品質に適用し、それにしたがって再送信エネルギー設定点を調整することによって、パケットデータ切り替えがなされた通信システムにおける出力を制御する。ある実施例では、再送信エネルギー設定点が、再送信品質の関数として調整される。

Description

本発明による方法および装置は、一般に、通信に係り、更に詳しくは、無線通信システムにおける出力制御に関する。
無線データ送信に対するますます増加する要求と、無線通信技術を介して有効となるサービスの拡張とは、音声およびデータのサービスを取り扱うことが可能なシステムの発展をもたらした。これら2つのサービスの様々な要求を取り扱うために設計された拡散スペクトルシステムがコード分割多元接続(CDMA)システムである。これはcdma2000と称され、「TIA/EIA/IS-2000 Standards for cdma2000 Spread Spectrum Systems」に明示されている。音声システムおよびデータシステムの別のタイプと同様に、cdma2000に対する改良技術もまた発展途上にある。
U.S. Pat. No. 4,901,307, entitled "SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATERS" U.S. Pat. No. 5,103,459, entitled "SYSTEM AND METHOD FOR GENERATING SIGNAL WAVEFORMS IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE SYSTEM" U.S. Pat. No. 5,504,773, entitled "METHOD AND APPARATUS FOR THE FORMATTING OF DATA FOR TRANSMISSION"
送信データの量、および送信数の増加に伴い、無線送信に限定された有効なバンド幅が、貴重なリソースとなっている。従って、有効なバンド幅を最適に利用する通信システムにおいて、効果的にかつ正確に情報を送信する方法が望まれている。
ここで開示された各実施例は、無線通信システムに出力制御方法を適用することによって、上述した要求に対処する。この出力制御方法は、送信フレームエラー割合を達成するためにエネルギー設定点を決定し、送信エラーの発生に基づいてエネルギー設定点を調整し、再送信フレームエラー割合を達成するために再送信エネルギー設定点を決定し、再送信エラーの発生に基づいて再送信エネルギー設定点を調整する。
ある局面では、基地局装置が、データの送信および再送信を制御するための動作が可能なプロセッサと、複数のコンピュータ読み取り可能な命令を格納するための動作が可能なメモリ格納デバイスとを備えている。この命令は、送信フレームエラー割合と再送信フレームエラー割合とを判定する第1の命令群と、送信フレームエラー割合と送信品質との関数として送信エネルギー設定点を決定する第2の命令群と、再送信フレームエラー割合と再送信品質との関数として再送信エネルギー設定点を決定する第3の命令群とを含んでいる。ある実施例では、送信品質が、受信したエラー表示信号によって測定される。なお、エラー表示信号は、エラー表示ビットであってよい。別の実施例では、この第3の命令群は、再送信フレームエラー割合、再送信品質、および送信エネルギー設定点の関数である再送信エネルギー設定点を、例えば、送信エネルギー設定点と再送信エネルギー設定点との間のデルタ値を維持することによって決定する。
別の局面では、無線通信システムにおける方法は、送信フレームエラー割合を達成するための送信エネルギー設定点を決定する段階と、送信エラーの発生に応じて送信エネルギー設定点を調整する段階と、再送信フレームエラー割合を達成するための再送信エネルギー設定点を決定する段階と、再送信エラーの発生に応じて再送信エネルギー設定点を調整する段階とを含む。ある実施例では、送信エネルギー設定点を調整する段階は、更に、送信エネルギー設定点の関数として再送信エネルギー設定点を調整する段階を含む。別の実施例では、再送信エネルギー設定点を調整する段階は、更に、再送信のための望ましいフレームエラー割合を達成するための再送信エネルギー設定点を調整する段階を含む。
本発明によれば、有効なバンド幅を最適に利用する通信システムにおいて、効果的にかつ正確に情報を送信することができる。
本明細書では、「典型的」という用語を、実施例、具体例、あるいは例示の説明に使用している。なお、「典型的」と記載された実施例には、必ずしも他の実施例よりも好適であったり有利な点がある訳ではないものと捉えて頂きたい。コード分割多元接続(CDMA)システムのような拡散スペクトル通信システムは、複数の信号がそれぞれ個別の疑似ランダムノイズPNシーケンスを有しながら、前記複数の信号が同一のチャンネル幅を占有するように信号を拡散する。なお、CDMAシステムは、以下の規格、すなわち、「TIA/EIA/IS-95 Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」(以下、「IS−95規格」と称する。)、「TIA/EIA/IS-2000 Standards for cdma2000 Spread Spectrum Systems」(以下、「cdma20000規格」と称する。)、及び/又は「TIA/EIA/IS-856 cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification」(以下、「HDR規格」と称する。)に詳細が記載されているが、これに限定される訳ではない。CDMAシステムの動作は特許文献1乃至3の米国特許で開示されている。特許文献1乃至3は、本願の譲受人に譲渡されており、本明細書では参考文献として組み込まれている。
拡散スペクトルシステムでは、多数のユーザが、同じチャンネルバンド幅を使って同時にメッセージを送信する。周波数スペクトルは限定された資源であるので、これらのシステムは、干渉が最も少ない条件で多くのユーザをサポートする一方、スペクトルを分配することによってこの資源を最大限に利用する方法を提供する。この方法を高速データ送信に拡張することによって、既存のハードウェアおよびソフトウェアを再利用することができる。このような規格および方法に既に精通している設計者であれば、この知識と経験を、これらのシステムを高速データ送信に拡張するために使用することができる。
拡散スペクトルシステムを含む無線通信システムでは、モバイルユニットは基地局を介して地上通信ネットワークと通信する。モバイルユニットは、移動局、遠隔局、加入者、アクセスターミナル等と称されうる。基地局は、アクセスネットワーク等と称されうる。移動局は、逆方向リンクRLと呼ばれる通信リンクを介して基地局に信号を送信する。基地局は、順方向リンクFLと呼ばれる通信リンクを介して移動局に信号を送信する。逆方向リンクRLでは、各送信移動局または遠隔局は、ネットワークにおける他の遠隔局へのインタフェースとして機能する。
各ユーザは、基地局へ信号を送信したり、基地局からの信号を受信するので、他のユーザもまたこの基地局と同時に通信する。逆方向リンクRLにおける各ユーザの送信は、他のユーザに対し干渉をもたらす。受信信号における干渉に打ち勝つために、復調器は、
許容できるエラー確率内で信号を復元するのに十分なE/N(干渉出力スペクトル密度に対するビットエネルギーの比)を確保するように努める。出力制御PCとは、順方向リンクFLおよび逆方向リンクRLのうちの何れか一方、または両方の送信出力を調整し、与えられたエラー基準を満足するようにする処理である。理想的には、この出力制御処理は、指定された受信器において少なくとも最小の要求E/Nを達成するように送信出力を調整する。更に、いかなる送信器であっても、望ましいサービス品質QOSを達成するためには、必要な最小E/Nを超えた使用をしないことが望ましい。これによって、出力制御処理を介してなされた一人のユーザに対する利益が、他のユーザに対し無用な損失をもたらさないことを保証する。
CDMA通信システムでは、各ユーザは、ユーザ認証に使用される様々な拡散コードによって、システム内における他のユーザに対するランダムなノイズとして出現する。個々のユーザの出力を制御することによって、システム内における他のユーザに対する干渉が減少する。出力制御を行わないと、共通の基地局から異なる距離に位置する多数のユーザは、同じ出力レベルで送信することになる。すると、基地局に近いユーザからの送信が、基地局においてより高いエネルギーで受信されるので、ユーザ間でのS/N比(SNR)の不均衡が生じる。この不均衡は、「近遠問題」(near-far problem)と呼ばれている。各ユーザともに、必要なSNRレベルを達成する必要があるので、近遠問題は、システム能力を制限してしまう。出力制御は、拡散スペクトルシステムにおけるスムーズな動作を提供するために使用される。
出力制御は、各送信器が各ユーザに対してできる限り低い干渉量しか与えず、処理ゲインを増加させることを保証するので、システム能力に対してインパクトを与える。処理ゲインは、データ速度Rに対する送信バンド幅Wの割合(W/R)である。W/Rに対するE/Nの比は、SNRに相当する。処理ゲインは、他のユーザからの有限な干渉の量である総ノイズに打ち勝つ。従って、システム能力は、処理ゲインおよびSNRに比例する。フィードバック情報が、受信器から送信器に対してリンク品質測定値として提供される。フィードバックは、理想的には、待ち時間の少ない高速送信である。その後、出力制御は、リンク品質に関するフィードバック情報を使って、送信パラメータを調整する。
出力制御によって、システムは、環境内の条件変化に適応できるようになる。ここでいう環境とは、例えば位置条件や移動速度を含むが、これらに限定されるものではない。条件変化は通信リンクの品質にインパクトを与えるので、送信パラメータは、この変化に適応するための調整を行う。この処理は、「リンク適応」(link adaptation)と称されている。リンク適応は、可能な限り正確かつ迅速に条件を追跡することが望ましい。
ある実施例では、リンク適応は、通信リンクの品質によって制御される。ここで、リンクのSNRは、リンクを評価するための品質メトリックを提供する。リンクのSNRは、受信器におけるキャリア対干渉比(C/I:Carrier-to-Interference ratio)の関数として測定される。音声通信では、品質メトリックC/Iは、出力を増加させるかあるいは減少させるかを送信器に指令する出力制御コマンドを与えるために使用される。例えば「TIA-856 cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification」3GPPおよび3GPP2で明示されているHDRシステムで送信されるパケットデータ通信では、データ通信は、いつの時点においても、唯一のユーザのみがアクセスネットワークまたは基地局からデータを受信するように、多数のユーザの間でスケジュールされる。パケット切り替えされたデータシステムでは、SNRのような品質メトリック測定は、基地局あるいはアクセスネットワーク送信器に対して、データ通信における適切なデータ速度の決定、エンコード、変調およびスケジューリングを行う場合における貴重な情報を提供する。従って、遠隔局から基地局へ品質メトリックを効率的に提供することは有益である。
干渉を最低限に抑え、逆方向リンクRLの能力の最大化を図るために、各遠隔局の送信力は、3つの逆方向リンクRL出力制御ループによって制御される。「オープンループ」出力制御と称される第1の出力制御ループは、各ユーザからの受信出力が、基地局においてほぼ等しくなるように遠隔局の送信出力を調整する。1つの出力制御スキームは、順方向リンクFLにおける受信出力に対して逆比例するように送信出力を設定する。ある実施例に対応するシステムでは、送信出力poutは、−73−pinとして与えられる。ここで、PinはdBmに与えられた遠隔局で受信された出力、PoutはdBmに与えられた遠隔局の送信出力、−73は定数である。オープンループ出力制御は、遠隔局において行われ、基地局からの方向を考慮せずに行われる。オープンループ出力制御は、遠隔局が基地局へアクセスし、通信が確立された場合に開始される。動作環境は通信がアクティブである間は変化し続ける。従って、基地局と遠隔局との間の順方向リンクFLおよび逆方向リンクRLを経た経路喪失は、時間の関数として変化する。
オープンループ出力制御は、順方向リンクFLの減衰と、逆方向リンクRLの減衰との間に相関関係がある場合には、遅く変化するログノーマルシャドーイング効果を補償する。他の効果は、高速Rayleigh減衰等のように、周波数に依存する。特に、与えられた通信リンクでは、ユニークな周波数割り当てが順方向リンクFLに与えられる。これは、逆方向リンクRLの周波数割り当てとは異なる。1つのリンクのみからの受信信号を用いた出力制御は、他のリンクにおける周波数依存影響を補正するには十分ではない。例えば、遠隔局において受信された順方向リンクFL信号の挙動は、異なる周波数で処理される逆方向リンクRL送信を調整するために必ずしも十分な情報を与えない。言い換えると、孤立したオープンループ出力制御は、周波数に依存する影響を補償しない。
「クローズドループ」出力制御と称される別の、すなわち付加的な出力制御メカニズムは、他の周波数依存効果と同様に、Rayleigh減衰効果による出力変動を解決するために用いられ得る。呼出の設立後、クローズドループ出力制御は、オープンループ出力制御と協調して使用される。クローズドループ出力制御は、内部ループおよび外部ループを備えている。内部ループは、予め定められたSNR閾値または設定点を使用し、出力を上げるか、または下げるかを決定する。外部ループは、SNR閾値を動的に調整し、望ましいリンク品質を維持する。
クローズドループ出力制御の内部ループに関し、基地局は逆方向リンクRLを連続的に監視し、リンク品質を測定する。逆方向リンクRLでは、クローズドループ出力制御は、基地局において受信された逆方向リンクRL信号のE/Iによって測定されるリンク品質が予め定められたレベルを維持するように遠隔局の送信出力を調整する。このレベルは、E/I設定点と称される。基本局は、基地局で受信された逆方向リンクRL信号のE/Iを測定し、測定されたE/Iに応答して、順方向トラフィックチャンネルを使って遠隔局に逆方向リンクRL出力制御ビットを送信する。測定されたE/Iの値が大きすぎる場合には、基地局は、遠隔局に対して送信出力を減少するように命令する。万が一、測定されたE/Iの値が小さすぎる場合には、基地局は、遠隔局に対して送信出力を増加するように命令する。この命令は、順方向リンクFLのサブチャンネルによって送信される。ある実施例では、この出力制御命令は、出力制御ビットとして送信される。出力制御ビットでは、増加は+1dBステップ毎に、減少は−1dBステップ毎に行う。
この実施例によると、逆方向リンクRL出力制御ビットは、20ミリ秒フレーム毎に16回、すなわち800bpsの速度で送信される。順方向トラフィックチャンネルは、基地局からのデータともに逆方向リンクRL出力制御ビットを遠隔局に送る。
パケットデータ送信では、拡散スペクトルシステムは、離散的なデータフレームとして、データパケットを送信する。望ましい性能レベル、すなわちリンク品質は、一般に、フレームエラー割合FERの関数として測定される。FERの計算は、計算を行うための十分なビットを蓄積するために時間遅れをもたらす。
内部ループ出力制御は、FERによって測定される望ましい性能レベルが維持されるようにE/I設定点を調整する。与えられたFERを得るために必要なE/Iは、伝播条件に依存する。外部ループ出力制御は、システム内の変化に応じてE/I設定点を調整する。
パケットデータ通信のために、拡散スペクトルシステムは、離散的なデータフレームとしてデータパケットを送信する。望ましい性能レベル、すなわちリンク品質は、一般に、FERの関数として測定される。FERの計算は、ビットを蓄えるために時間遅れをもたらす。その後、内部ループ出力制御は、FERによって測定されるような望ましい性能レベルを維持するようにE/I設定点を調整する。必要なE/Iは、伝播条件に依存する。ここで、E/Iは、与えられたFERを取得するために計算される。この出力制御は、しばしば外部ループと称される。
順方向リンクFLにおいて、基地局の送信出力は、いくつかの理由によって制御される。基地局からの高い送信出力は、他の遠隔局で受信された信号に対して過度な干渉をもたらす。少なくとも複数経路のいくつかは、成分信号に分解されない場合、移動局で受信された複数経路に対して別の問題が存在する。これら分解されない複数経路は、「自己干渉」(self-interference)を引き起こす。その代わり、万が一、基地局における送信出力が低すぎる場合には、遠隔局は、誤ったデータ送信を受信することも可能となる。全ての移動局、特に基地局に近くない移動局と通信する基地局にとって、十分なエネルギーにはならないかもしれない。地上におけるチャンネル減衰や、その他知られている要因は、遠隔局で受信された順方向リンクFL信号の品質に影響を与える可能性がある。結果として、各基地局は、遠隔局において望ましい性能レベルを維持するために、送信出力の調整を試みる。
順方向リンクFLにおける出力制御は、データ送信のために特に重要である。一般にデータ送信は、逆方向リンクRLよりも順方向リンクFLでより多くデータが送信されるため、非対称である。送信出力が、望ましい性能レベルを維持するために制御される場合、順方向リンクFLにおける効率的な出力制御メカニズムによって、全体の順方向リンクFL能力を改善することができる。
ある実施例では、送信されたデータフレームがエラー受信された場合、遠隔局は、エラー表示ビットEIBメッセージを基地局に送信する。EIBは、逆方向トラフィックチャンネルフレームに含まれるビットか、逆方向トラフィックチャンネルで送信された別のメッセージかの何れかとすることができる。EIBメッセージに応答して、基地局は、遠隔局への送信力を増加する。
この方法の1つの不利な点は、応答時間が長いことである。この時間遅れは、基地局が適切な出力でフレームを送信する時から、遠隔局からのエラーメッセージに応答して基地局が送信出力を調整する時までの時間間隔を含んでいる。この処理遅れは、以下の(1)から(4)に相当する時間を含んでいる。(1)基地局が、データフレームを適切な出力で送信する時間。(2)遠隔局が、データフレームを受信する時間。(3)遠隔局が、フレームエラー(例えば、フレーム消去)を検出する時間。(4)遠隔局が、エラーメッセージを基地局に送信する時間。(5)基地局がエラーメッセージを受信し、その送信出力を適切に調整する時間。順方向トラフィックチャンネルフレームは、EIBメッセージが生成される前に、受信され、変調され、デコードされねばならない。そして、EIBメッセージを送る逆方向トラフィックチャンネルフレームは、ビットが用いられ、順方向トラフィックチャンネルの送信出力が調整される前に生成され、エンコードされ、送信され、デコードされ、処理されねばならない。
一般に、望ましい性能レベルは、フレームエラー割合FERで1%である。従って、平均すると、遠隔局は、100のフレーム毎に、フレームエラーを表示するエラーメッセージを1つ送信する。IS−95−A規格に従うと、各フレームの長さは20ミリ秒である。EIBベースのこの種の出力制御は、順方向リンクFL送信出力の調整を良好に行い、シャドーイング条件を解決する。しかしながら、遅い速度によって、減衰条件を解決までには至らない。
順方向リンクFL送信出力を制御するための1つの方法は、遠隔局で受信された信号のE/Iを利用することである。FERは受信信号のE/Iに依存するので、出力制御メカニズムは、望ましいレベルでE/Iを維持するように設計することができる。仮に、データが可変速度で順方向リンクFLで送信される場合には、この設計は、困難に遭遇する。順方向リンクFLでは、送信出力は、データフレームのデータ速度に依存して調整される。低いデータ速度では、各データビットは、変調シンボルを繰り返すことによって、長時間にわたって送信される。ビットあたりのエネルギーEは、1ビット時間周期に対する受信出力の蓄積であり、各変調シンボルにおいてエネルギーを蓄積することによって取得される。Eが等しい場合、各データビットは、低いデータ速度において比較的小さな送信出力で送信されることが可能である。一般に、遠隔局は、送信速度を前もって知っておらず、データ速度がフレーム毎に1つの出力制御メッセージである場合には、全データフレームが復調され、デコードされ、データフレームのデータ速度が決定されるまで、受信したEを計算することができない。これは、ある実施例においてはフレーム毎に出力制御メッセージ(ビット)が16存在する逆方向リンクRLとは対照的である。
低い速度では、遠隔局は、連続的に送信しない。遠隔局が送信している場合、遠隔局は、送信速度にかかわらず同じ出力レベルでかつ同じ波形構造で送信する。基地局は、出力制御ビット値を決定し、決定したビットをフレーム毎に16回遠隔局に送信する。遠隔局は送信速度を知っているので、遠隔局は、送信されていない時間に対応する出力制御ビットを無視することができる。これは高速の逆方向リンクRL出力制御を可能とする。しかしながら、効果的な出力制御速度は、送信速度によって変化する。ある実施例では、この速度は、完全速度フレームに対して800bpsであり、1/8速度フレームに対して100bpsである。
オリジナルのCDMA規格は、可変速度の音声フレームの送信のために最適化されている。無線電話の応用に象徴されるような双方向による音声通信をサポートするために、通信システムは、公平にコンスタントであり、かつデータ遅延は最小であることが望ましい。この理由のため、多くのCDMAシステムは、音声フレームエラーに対して率直に応答するように設計された強力な順方向エラー修正FECプロトコルおよびボーコーダを用いて設計されている。フレーム再送信処理を行うエラー制御プロトコルは、音声送信に対して、許容されない遅延を追加してしまう。
パケット化データは、通信の速度を高め、より正確化を図るので、無線データ通信にとって望ましい。無線通信媒体と他の通信媒体とをインターネットを用いて統合する試みにおいては、標準的なインターネットプロトコルであるIPを用いて、ますます多くの数のアプリケーションが開発されつつある。IPは、インターネットワークアドレスをどう追跡し、メッセージをどうルーティングし、到来するメッセージをどう認識するかを記載したソフトウェア規格である。これによって、データパケットが、発信者から目的受信者までの経路上にある様々なネットワークを横断することを可能とする。この発信者は、通信を開始するモバイルユニットであり、目標受信者は、望ましくは加入者である。IPネットワーク内では、コンピュータのような各リソースは、認証用のIPアドレスが割り当てられる。
例えばIPデータの送信のように、音声以外の多くの利用においては、通信システムにおける遅延要求は、音声利用の場合ほど厳格ではない。IPネットワークではおそらく最も良く用いられているプロトコルである送信制御プロトコルTCPでは、エラーのない送信のために、実質的に無制限の送信遅延が許容される。TCPは、この送信時の信頼性を保証するために、IPデータグラム(IPパケットは通常こう呼ばれている)の再送信を利用する。
IPデータグラムは、フレームの型式で送信される。ここで各フレームは、予め定められた時間長さで定義される。一般に、IPデータグラムは大きすぎて、音声送信用に定義された単一のフレームには入りきらない。1組のフレームに入りきるようにIPデータグラムを十分小さいセグメントに分割した後であっても、単一のIPデータグラムがTCPに対して有益になるためには、全ての組のフレームが、エラー無く受信されなければならない。CDMA音声システムにおいて一般的な目標FERは、単一のデータグラムの全セグメントがエラー無く受信される確率を極めて低くする。
CDMA規格は、例えばデータサービスのような他のサービスオプションを提供し、音声フレームの場所における他の型式のデータの送信を可能とする。ある実施例では、無線リンクプロトコルRLPが、CDMAフレーム層を介したフレーム再送信処理に、エラー制御プロトコルを組み込む。RLPは、Negative Acknowledgeベース、NAKベース、Automatic Repeat Request、あるいはARQで知られた当該技術では良く知られたエラー制御プロトコルのクラスをもつ。RLPは、CDMA通信システムを介して、一連の音声フレームよりもむしろバイトストリームでの送信を容易にする。
図1は、無線システムプロトコルの典型的な実施例における層10の構造を示している。物理層12は、チャンネル構造、周波数、出力、変調型式、順方向リンクFLおよび逆方向リンクRLに対するエンコード仕様を示している。媒体アクセスコントロールMAC14は、物理層12を介した受信および送信に用いられる処理を定義する。HDRシステムでは、MAC層14は、ユーザまたは接続の均衡を図るための機能のスケジューリングを含む。この均衡処理は、一般には、貧弱にカバーされたチャンネルに対して低いスループットをスケジューリングする。したがって、良好な接続のチャンネルに対しては、リソースを解放し、高いスループットを可能としている。また、チャンネルが良好に接続している場合、MAC層は、送信処理を行う。次の層であるリンクアクセス制御LAC層16は、無線リンクに対してアクセス手順を与える。ある実施例によると、無線リンクプロトコルRLP層18は、再送信と、2重検出とをオクテット状に整列したデータストリームに与える。RLPは、当該技術では良く知られたNAKベースのARQのエラー制御プロトコルのクラスをもつ。ある実施例では、RLPは、通信システムを介し、一連の音声フレームよりむしろバイトストリームの送信を容易にする。
パケットサービスのコンテキスト内で、LAC層16は、PPP(Point-to-Point Protocol)パケットを搬送する。高レベルデータリンク制御HDLC層20は、PPP通信のためのリンク層である。制御情報は、特定パターンに置き換えられる。特定パターンは、エラーを減少するためにデータとは著しく異なっている。HDLC層20は、PPP処理に先立ちデータをフレーム化する。その後、PPP層22は、圧縮、認証、暗号化、およびマルチプロトコルサポートを行う。IP層24は、異なるノードについてのインターネットワークアドレスの追跡を継続し、発信メッセージをルーティングし、到来するメッセージを認識する。
IP層24のようにPPPの先頭で動作するプロトコルは、ユーザトラフィックを運ぶ。各層は、1つ以上のプロトコルを含みうることに留意されたい。プロトコルは、信号メッセージ及び/又はヘッダを使い、空間インタフェースの他の側にあるピアエンティティに情報を送る。例えば、高データ速度HDRシステムでは、プロトコルは、デフォルト信号アプリケーションとともにメッセージを送る。
層構造10は、インターネットのようなIPネットワークと、無線モバイルユニットを含むアクセスターミナルとの間のデータ接続のため、アクセスネットワークANに対して適用することが可能である。アクセスターミナルATは、ユーザに対してデータ接続性を提供する。アクセスターミナルATは、ラップトップパーソナルコンピュータのような計算デバイスに接続されうる。または、パーソナルデジタルアシスタントのような自己完結型のデータデバイスに接続されうる。様々な種類の無線応用機器がある。また、IP機器またはウェブ機器と称されている数多くのデバイスもますます増えつつある。
図1に示すように、RLP層18の上の層はサービスネットワーク層であり、HDLC層20の下の層は無線ネットワーク層である。言い換えると、無線ネットワーク層は、空気インタフェースプロトコルに影響を与える。典型的な実施例の無線ネットワーク層は、HDRシステム内で適用可能なものと一致している。一般にHDRは、無線通信システムにおける効率的なデータ送信方法である。他の実施例は、cdma2000規格、IS−95規格、またはW−CDMAと称される「ANSI J-STD-01 Draft Standard for W-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access) Air Interface Compatibility Standard for 1.85 to 1.99 GHz PCS Applications」のようなその他のユーザ毎接続システムに適用しうる。
図1に示すように、無線プロトコルのある実施例では、一般的に幾つかのプロトコル層がRLP層の上部にある。例えば、IPデータグラムは一般的に、RLPプロトコル層にバイトストリームとして表示される前にPPPバイトストリームに変換される。RLP層はより高いプロトコル層のプロトコルおよびフレーミングを無視するので、RLPによって送られたデータストリームは、「特徴のないバイトストリーム」と呼ばれる。
RLPは、元々、CDMAチャンネルを介して、大きなデータグラムを送る要求を満足するために設計された。例えば、仮に、500バイトのIPデータグラムが、おのおの20バイトを送るフレームによって単純に送られる場合、IPデータグラムは、25の連続したフレームを一杯にする。いくつかの種類のエラー制御層が無いと、RLPの全25のフレームは、IPデータグラムが高プロトコル層に対して有益であるように、エラー無く受信される。1%のFERのCDMAチャンネルでは、IPデータグラム配信の効果的なエラー割合は、(1−(0.99)25)、すなわち22%となる。これは、IPトラフィックに使用されるほとんどのネットワークに比べて極めて高いエラー割合である。RLPは、
IPトラフィックのエラー割合を、一般的に10−2であるイーサネット(登録商標)チャンネルのエラー割合に相当する値まで減少させるリンク層プロトコルとして設計された。
cdma2000システムのような拡散スペクトル無線通信システムでは、多数のユーザが、多くは基地局である受信器に対して、同時に同じバンド幅で送信する。この基地局は、無線チャンネルや、例えば光ファイバーケーブルや、同軸ケーブルを用いた有線チャンネルを介して通信を行うあらゆるデータデバイスでありうる。ユーザは、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、あるいは無線電話や有線電話のようなあらゆる種類のモバイルデバイス及び/又は固定式デバイスでありうるが、これらに限られるものではない。ユーザはまた、遠隔局とも称される。その他の拡散スペクトルシステムは、パケットスイッチデータサービスのようなシステム、第3世代パートナーシッププロジェクト3GPPで規定されたワイドバンドCDMAおよびW−CDMAシステム、第3世代パートナーシッププロジェクト2 3GPP2で規定された音声及びデータシステムを含みうるが、これらに限られるものではない。
図2は、無線通信システム30におけるある実施例を示す図である。ここで、システム30は、音声およびデータの送信が可能な拡散スペクトルCDMAシステムである。システム30は2つのセグメント、すなわち有線サブシステムと無線サブシステムとを含む。有線サブシステムは、公衆スイッチ電話網PSTN(Public Switched Telephone Network)36と、インターネット32である。この有線サブシステムにおけるインターネット32部は、相互動作機能インターネットIWF34(Inter-Working Function Internet)を介して無線サブシステムと接続する。データ通信に対する常に増加している要求は、一般には、インターネットと、そこで有効なデータへのアクセスの容易さに関連する。しかしながら、進化しているビデオアプリケーションおよびオーディオアプリケーションは、送信バンド幅に対する要求を増大させる。
有線サブシステムは、ビデオユニット等の機器ユニットのような他のモジュールを含みうるが、これに限定されるものではない。無線サブシステムは、モバイルスイッチングセンタMSC38、基地局コントローラBSC40、基地トランシーバ局BTS42、移動局MS46,48を含む基地局サブシステムを含む。MSC38は、無線サブシステムと有線サブシステムとの間のインタフェースである。これは、種々の無線装置と通話するスイッチである。BSC40は、1つ以上のBTS42,44のための制御およびマネジメントを行うシステムである。BSC40は、BTS42,44とMSC38との間のメッセージを交換する。各BTS42,44は、単一の位置に配置された1つ以上のトランシーバから成っている。各BTS42,44で、ネットワーク側の無線経路が終了する。BTS42,44は、BSC40と一体的に配置されるか、または独立して配置される。
システム30は、BTS42,44とMS46,48との間の無線空間インタフェース物理チャンネル50,52を含む。物理チャネンル50,52は、デジタルコード化とRF特徴の項で記載した通信経路である。
上述したように、順方向リンクFLは、BTS42,44のうちの1つから、MS46,48のうちの1つへの送信のための通信リンクとして定義される。逆方向リンクRLは、MS46,48のうちの1つから、BTS42,44のうちの1つへの送信のための通信リンクとして定義される。ある実施例では、システム30内の出力制御は、逆方向リンクRLと順方向リンクFLとの両方に対する送信出力の制御を含む。逆方向オープンループ出力制御、逆方向クローズドループ出力制御、順方向クローズドループ出力制御等を含む多数の出力制御メカニズムは、システム30内における順方向リンクFLおよび逆方向リンクRLに適用されうる。逆方向オープンループ出力制御は、MS46,48の初期アクセスチャンネル送信出力を調整し、逆方向リンクRLの経路喪失減衰における変化を補う。逆方向リンクRLは、2タイプのコードチャンネル、すなわちトラフィックチャンネルおよびアクセスチャンネルを使用する。
データサービスについて、遠隔局は、ユーザに対するデータ接続性を提供するデバイスであるATと称されることに留意願いたい。ATは、ラップトップパーソナルコンピュータのような計算機デバイスに接続されるか、またはパーソナルデジタルアシスタントのような自己完結型のデータデバイスでありうる。さらに、基地局も、インターネットや、少なくも1つのATのようなパケットスイッチデータネットワーク間のデータ接続性を与えるネットワーク機器であるANと称されうる。逆方向アクセスチャンネルは、トラフィックチャンネルが割り当てられていない場合、ATによって、ANと通信するために使用される。ある実施例では、ANの各セクタに、個別のアクセスチャンネルが存在する。
図2を参照すると、各通信チャンネル50,52は、BTS42,44からMS46,48への伝送情報を含んだ順方向リンクFLと、MS46,48からBTS42,44への伝送情報を含んだ逆方向リンクRLとを含んでいる。BTS42,44とMS46,48との間で通信された情報は、予め定められた信頼度レベルを満足しなくてはならない。典型的な実施例では、順方向リンクFLにおける情報は、フレームによって送信され、必要とされる信頼度レベルは、MS46,48において受信された目標FERとして表現される。
システム30のようなシステムにおいて必要とされるFERを達成する1つの方法は、送信された情報を再送信することである。送信局は、フレームに含まれる情報を、第1のエネルギーEで送信する。この送信された情報は、受信局によって、下付き文字1が1番目、すなわちオリジナルの送信を示す第1のフレームエラー割合FERで受信される。この受信局は、第1のFERと、エラー受信されたフレームの識別子とを送信局に返信する。この送信局は、第2の送信エネルギーEを選択し、エラー受信されたフレームを再送信する。受信局は、下付き文字2が2番目の送信を示す第2のフレームエラー割合FERのフレームを受信する。別の実施例は、あらゆる回数の再送信を含みうる。ここで、各送信iの送信エネルギーはEで、フレームエラー割合はFERである。エネルギーEとEとが適切に選択された場合には、第2の送信後の実効的FERは、目標FERに等しくなる。言い換えると、送信および再送信の結果生じる総エラーフレーム割合は、目標FERに等しくなる。目標FERと等しい実効的FERを達成するエネルギーEとEとの組み合わせ数は無限である。
通信システム、特にCDMA通信システムはノイズが限定されるので、最小の総送信エネルギーとなるようなエネルギーE,Eを選ぶことが有利である。総送信エネルギー<E>は、第1の送信に使用されたエネルギーと、初めにエラーで受信されたフレームの再送信のエネルギーとの和に等しい。ここで、<E>=E+f(E)・Eである。Eは第1の送信エネルギー、Eは再送信エネルギー、f(E)はエネルギーEの送信に対するフレームエラー割合である。実効的FERが目標FERに等しいことを、目標フレームエラー割合TFERを用いて、TFER=f(E)・f(E)と表現することができる。実効的フレームエラー割合は、エネルギーEの送信に対するフレームエラー割合であるf(E)と、エネルギーEの送信に対するフレームエラー割合であるf(E)との積である。
第2の送信後における実効的FERが目標FERに等しくなるように、最小の総エネルギーを満足するEとEとを選択するタスクは、TFERの解決に等しい。このような解決は、FER=f(E)のように、エネルギーの関数またはエネルギーの測定値としてのFERの情報を必要とする。例えば、エネルギー測定値Eは、ノイズ割合に対するビット毎エネルギーである。この関係は、減衰、衰え、複数経路の数、基地局に対する遠隔局の相対速度等といったいくつかの変数の関数となる。ただし、これらに制限されるものではない。
再送信は、無線通信システムにおいてエラー補正を与える。それは、パケットデータ送信にも適用できる。再送信は、オリジナルの送信のエネルギーレベルに対して増大したエネルギーレベルにおいて実行されうる。送信に使用されたエネルギーレベルを増加させる処理は、「出力ブースト」と称される。ある実施例では、出力ブーストは、第1の送信のエネルギーレベルが、目標フレームエラー割合を達成するのに十分ではないということを想定しているので、増加したエネルギーは次の送信に適用される。出力ブーストは、オリジナルの送信と同じエネルギーレベル(すなわち、等エネルギーの場合)での再送信と比較して、目標FERを達成すべく使用された総エネルギーを減少させうる。
図3に示すように、目標FERを満足する単一送信の場合、FERは、出力レベルEにおける1つの送信に一致する。エネルギーレベルEでは、送信されたフレームは、更なる処理を許容するために十分なFERが受信される。単一送信のシナリオでは、出力制御外部ループは、受信した送信のFERに応答してエネルギーレベルEを調整する。FERは、受信器から基地局へとFERメッセージを介して与えられる。ある実施例において、移動局は、エラー表示ビットEIBを、フィードバックとして基地局に与える。
図4は、送信および再送信の詳細を示す図である。ある実施例では、等しいエネルギーが、送信および再送信に使用される。目標FERは、FERが送信に適用され、FERが再送信に適用されることによって達成される。トータルの実効的FERは、FER*FERに等しい。第1の送信では、エネルギーレベルがEに設定される。一方、再送信は、エネルギーレベルEを適用する。
等出力となるシナリオにしたがうと、FERはFERに等しく、対応するエネルギーレベルも等しく、E=Eとなる。目標FERはFER*FERとして与えられる。この場合、個々のエネルギーレベル、EおよびEは、図3に示す単一送信の場合のエネルギーレベルEよりも低い。
ある実施例では、指定されたFER値は等しくなく、FERはFERよりも低い。送信出力を減少するために、オリジナルの送信にはより低いエネルギーが適用される。そしてまた、より低いエネルギーは、目標FERを達成するためにも用いられる。仮に、第1の送信が目標FERを達成した場合には、データの再送信はない。それに対し、仮に、第1の送信が目標FERを達成しない場合には、増加されたエネルギーレベルEで再送信がなされる。エネルギーの増加は、目標FERを達成するために、Eが不十分であったものと仮定するからである。
ある実施例では、EとEとは、予め定められた関係に維持される。図5に示す出力制御は、指定されたFERを達成するためにEを調整するために用いられる。それに応答して、Eの値が、予め定められた関係を維持するように、調整されたEの値に基づいて計算される。エネルギー設定点間の関係を維持することは、ソフトウェア手順によって容易に実現される。
別の実施例では、図5に示すような並列出力制御ループがEおよびEを調整するために用いられる。送信フレームエラーは、エネルギーレベルEを調整するために用いられる。一方、再送信フレームエラーは、エネルギーレベルEを調整するために用いられる。異なるFER値を動的に調整することにより、出力制御を改善する。この場合、FER値を更新するための例えば更新トリガのような基準が適用される。ある実施例では、FERの調整は、エラーの発生をトリガとして行われる。別の実施例では、予め定めた回数のエラーが発生した場合にFERの調整が行われる。更に、EとEとの調整は、それらの比率の変化を許容する異なったものともなりうる。ある実施例では、Eを増加するために第1の値が用いられ、Eを増加するために第2の値が用いられる場合、EとEとを調整するための増加調整のステップ値に方向性がある。同様に、ある実施例によれば、Eを減少するために第3の値が用いられ、Eを減少するために第4の値が用いられる。別の実施例では、あらゆる増加ステップに対して同じ値を用いたり、あるいは、増加ステップの任意の組み合わせ値を用いる。同様に、増加値は、システム性能に基づいて動的に調整される場合もある。
図5は、出力制御外部ループを示している。ここで、基地局は、鋸刃状の調整を、移動局からのフィードバックに応答した送信エネルギーレベルに対する調整に適用している。この処理は、時間の関数として表される。基地局と移動局との間の与えられた送信に対し、基地局は、受信したEIB(図示せず)に応答して送信エネルギーを調整する。EIBの出現は、フレームエラーの表示に相当する。一方、EIBが出現しないことは、フレームエラーが無いことに相当する。EIBが出現する場合、送信エネルギーは、予め定められた増加値、すなわちステップサイズで増加される。EIBが出現しない場合、送信エネルギーは、予め定められた減少値、すなわちステップサイズで減少される。時間tでは、EIBの出現によって第1のフレームエラーが表示される。それに応答して、基地局は、次の再送信のためにエネルギーレベルを増加する。図示するように、時間t,t,tでは、受信したフレームのフレームエラーは目標FERの下にあり、対応するEIBは出現しない。どのEIBも出現しない場合には、送信エネルギーレベルは、予め定められた量によって減少される。時間tでは、第2のフレームエラーが検出され、対応するEIBが出現している。それに応答して、基地局は、送信エネルギーを増加させる。ある実施例では、ステップサイズの比は、1/FERに等しい。エラーメッセージはEIBであるか、さもなければNegative Acknowlege信号か、あるいはNAK信号でありうる。別の実施例では、送信の有効性を認識したり、送信が不正受信されたことを認識したりするように、送信及び/又は再送信の品質に関し、基地局に対して情報を提供するあらゆる信号を適用しうる。
図6は、ある実施例に従い、トラフィック信号強度とパイロット信号強度との間の関係を示している。図示するように、動作の初めの部分では、パイロットに対するトラフィックの比率は、第1の比率RATIO1に維持されている。送信器は、相互周波数ハードハンドオフあるいは他のイベントに応答してこの比率をRATIO2に引き上げる。ある実施例では、無線通信システムは、RLパイロット信号のようなパイロット信号の出力制御を行う。フレームエラー割合が発生すると、図6に示すように、TR/P比率は調整される。出力制御に応答してパイロット信号がいったん調整されると、パイロットが一定レベルに維持されたまま、送信エネルギーおよび再送信エネルギーが、TR/P比率としてそれぞれ計算される。図6に示すように、RATIO1は送信に対応し、RATIO2は再送信に対応している。パイロットが一定のエネルギーレベルを維持する一方、送信エネルギーおよび再送信エネルギーは、パイロットエネルギーレベルとの関係に基づいて決定される。ある実施例では、出力制御は、RLのパイロット信号に基づいて実行され、それに応答して送信エネルギーおよび再送信エネルギーが調整される。送信および再送信に関連しているTR/P比率は、システムの動作に応答して、お互いに動的に調整される。TR/P比率は、目標FERを達成するために決定される。
外部ループ出力制御を適用するために、送信および再送信のための目標FERが、種々の動作環境にわたって粗く、首尾一貫した性能を与えるシミュレーションを行うことによってオフラインで頻繁に決定される。一般に、送信FER、またはFERは、再送信FER、またはFERと等しくはない。
図7は、基地局において外部ループ出力制御を適用した方法100を示す図である。この処理は、ステップ102において、送信に先立って、EとEとを初期化することによって始まる。EおよびEと同様に、FERおよびFERに対するデフォルト値は、送信に先立って決定される。これは、システムの性能を最適化するシミュレーションに基づいている。デフォルト値を決定するために様々な基準が適用されうる。ある実施例では、デフォルト値は、送信を初期化するために用いられる。ここで、デフォルト値は、受信されたフレームエラーに関連する移動局からのフィードバックに基づいて更新される。判定部104では、基地局は、フレームエラーメッセージが移動局から送信されたか否かを判定する。そして、エラーメッセージが受信されなかった場合には、この処理は、ステップ108に進み、エネルギーレベルEを減少させる。一方、判定部104においてエラーメッセージが受信された場合には、基地局は、ステップ106において、エネルギーレベルEを増加する。Eの調整後、処理はステップ110に進み、Eにデルタ値を加えることによってEを設定する。予め定められた時間期間後、処理は、判定部104に戻り、エラーメッセージの受信をチェックする。ある実施例では、フレームエラーメッセージはEIBメッセージである。ここで、Eの調整は、図5に示すような鋸刃状のパターンに従う。このような方法で、再送信エネルギーレベルEをEの関数として計算しながら、第1の送信のエネルギーレベルEを作成するための鋸刃状の調整がなされる。ほとんどのエラーは、第1の送信において発生するので、EとEとの差を維持しながら、まずEレベルを調整する。EとEとの差は、予め定めた固定値となりうる。あるいは、性能の関数として動的に調整される。ある実施例では、EはEの関数である。ここで、EとEとの差は、リンクの性能にしたがって変わる。
図8は、別の方法150を示している。ここで、E、Eは、目標FER、FERを与えるためにそれぞれ更新される。EおよびEの値は、ステップ152で初期化される。ある実施例によると、FERおよびFERの値は、システムの動作と、送信されたデータのタイプに関連した統計的な情報を用いたコンピュータシミュレーションによって、オフラインで決定される。EおよびEの初期設定値もまた、それぞれFERおよびFERの値の関数としてオフラインで決定される。判定部154では、現在の通信が送信であるか再送信であるかを判定する。第1の送信の場合、判定部156まで処理が続く。判定部156において、フレームエラーが判定部156において検出された場合には、ステップ158において、エネルギー設定点Eは増加、すなわちインクリメントされる。検出されない場合には、ステップ160においてエネルギー設定点は減少、すなわちデクリメントされる。この実施例は、図5に示すものと同様な鋸刃状の調整を効果的に適用している。インクリメント値およびデクリメント値は、予め定められた固定値でありうる。あるいは、システムの動作に基づいて動的に調整されうる。ある実施例では、インクリメント値およびデクリメント値は、等しい絶対値を持つ。ステップ158およびステップ160から、ステップ162ではエネルギー設定点Eが更新される。そして、予め定めた時間期間の後、次の通信のために判定部154の処理に戻る。ある実施例では、次の通信は、次のフレームである。
図8に示す方法150において、再送信の場合の処理は、判定部154から判定部164への経路へと進む。判定部164において、フレームエラーが検出された場合には、エネルギー設定点Eはステップ166において増加すなわちインクリメントされる。一方、検出されない場合には、エネルギー設定点は、ステップ168において減少、すなわちデクリメントされる。この実施例は、エネルギー設定点Eに対し、図5に示すものと同様な別の鋸刃状の調整を効果的に適用している。インクリメント値およびデクリメント値は、予め定めた固定値でありうる。あるいは、システムの動作に基づいて動的に調整されうる。ある実施例では、インクリメント値およびデクリメント値は、等しい絶対値を持つ。ステップ166およびステップ168から、ステップ170ではエネルギー設定点Eが更新される。そして、予め定めた時間期間の後、次の通信のために判定部154の処理に戻る。
別の実施例では、各々がFERのような対応するFERと、対応するエネルギー設定点Eを有する多数の再送信を実行できることに留意されたい。各Eの値は、調整されたEの値と同じになりうる。あるいは、判定部164と同様な処理経路で個別に計算されうる。ある実施例では、Eの値は、たとえば、Eとの予め定めた比率を維持するようにしてEの関数として計算される。
図9は、無線通信システムにおいて動作可能な送信局の実施例を示すブロック図である。送信される情報は、データソース302で生成され、チャンネル素子304へ与えられる。チャンネル素子は、データを区切り、CRCエンコードし、システムが要求するようにコードテイルビットを挿入する。その後、チャンネル素子304は、データ、CRCパリティビット、コードテイルビットのエンコードを重畳的に行い、エンコードされたデータをインタリーブし、インタリーブされたデータをユーザロングPNシーケンスでスクランブルし、スクランブルされたデータをWalshシーケンスを用いてカバーする。その後、チャンネル素子304は、カバーされたデータをゲインステージ306に与える。ゲインステージは、必要なエネルギーEを持つデータが送信器310に与えられるように、プロセッサ308からの信号に応答してデータのスケールを行う。送信器310は、ショートPNシーケンスおよびショートPNシーケンスを用いて、スケールされたデータを拡散する。その後、拡散されたデータは、位相内正弦曲線および求積法正弦曲線で変調される。この変調された信号はフィルタをかけられ、アップコンバートされ、増幅される。この信号は、仮に送信局が基地局である場合には順方向チャンネルで、送信局が遠隔局である場合には逆方向チャンネルで送信される。
受信局からのフィードバック信号はアンテナ314によって受信され、受信器316に与えられる。受信器316は、この信号をフィルタにかけ、ダウンコンバートし、求積法復調し、量子化する。デジタル化されたデータは、復調器318に与えられる。復調器は、このデータを、ショートPNシーケンスおよびPNシーケンスを用いて逆拡散し、逆拡散された逆拡散データをWalshシーケンスを用いてデカバする。復調器318内における異なるコリレータからの逆拡散データは結合され、ユーザロングPNシーケンスを用いて逆スクランブルされる。逆スクランブルされた(あるいは復調された)データは、デコーダ320に与えられる。デコーダは、チャンネル素子304内で行われたエンコードの逆処理を行う。デコードされたデータは、データシンク322およびプロセッサ308に与えられる。
プロセッサ308は、送信されるデータを出力にスケールするようゲインステージ306を制御するように構成されている。プロセッサ308は、デコーダ320によって与えられた情報や、この送信がエラー無く受信局で受信されたか否かに敏感である。プロセッサ308は、チャンネル素子304およびゲインステージ306とともにデータソース302を制御し、エラー受信された情報フレームを、次の有効なエネルギーで再送信する。
図10は、図9に示すようなある無線システムに対応した負荷評価を示すフローチャートである。フローは、送信局が、エネルギーの関数としてFERを評価するブロック202から始まる。ある実施例では、送信局は、受信局から受信したフィードバック情報の適応性評価を行う。別の実施例では、送信局は、例えば、減衰、フェード、複数経路の数、RSやBSの相対速度、データ速度等の送信チャンネル条件を評価する。その後、送信局は、全ての潜在的なチャンネル条件に対するエネルギーの関数として模擬されたFERを含むルックアップテーブルを使用し、与えられた条件における適切な関係を選択する。
ブロック204では、送信局は、必要とされるFERを読み取る。ブロック206では、送信局は、初期送信Eと潜在的な再送信E,・・・,Eを前述した原理にしたがって評価する。従って、送信局は、適切である場合にはルックアップテーブルの型式で事前計算された解、あるいは解析や数値的な手法によって解かれたアルゴリズムを用いることができる。
ブロック208では、送信局は、E値に設定された送信エネルギーで、情報フレームを送信する。ブロック210では、送信局は、送信されたこの情報フレームが、エラー無く受信されたか否かを評価する。受信局からの報告がポジティブである場合、フローは、ブロック202から再スタートする。受信局からの報告がネガティブである場合、送信局は、判定部212において、別の送信エネルギーE,・・・,Eが有るか否かを評価する。判定部212における評価結果がポジティブである場合、ブロック214に進み、送信局は、エラー受信された情報フレームを次に有効なエネルギーで再送信し、その後ブロック210の処理に戻る。判定部212における評価結果がネガティブである場合、ブロック216に進み、送信局は、より高レベルのアルゴリズムへの失敗を報告し、その後ブロック202の処理に移行する。
図7および図8に示す方法は、図9で示すようなシステムにも適用可能であることを留意頂きたい。エネルギー設定点を調整するソフトウェアは、プロセッサ308に格納されうる。あるいは、別のメモリ格納位置(図示せず)にも格納されうる。調整されたエネルギー設定点は、送信器310およびアンテナ312を経由して遠隔局へと送信される。EIBメッセージあるいはフレームエラー表示等のエラーメッセージは、アンテナ314を経由して受信器316によって受信される。
ある実施例によると、送信エネルギー設定点Eと再送信エネルギー設定点Eの初期化は、プロセッサ308によってなされる。同様に、プロセッサ308は、遠隔局からのエラーメッセージが受信されたか否かを判定し、それに応答してEを増加または減少する。プロセッサ308は、Eに応答してEも調整する。デルタ値は、プロセッサ308によって決定されるか、あるいはメモリ記憶デバイス(図示せず)に格納されている。
別の実施例では、プロセッサ308は、第1の送信における送信設定点Eを調整し、再送信における再送信設定点Eを調整する。この実施例では、プロセッサ308は、現在の通信が送信であるか再送信であるかを判定する。送信において、フレームエラーが受信された場合には、プロセッサはEを増加するか、あるいはEを減少させる。再送信において、フレームエラーが受信された場合には、プロセッサ308はEを増加するか、あるいはEを減少させる。インクリメント値およびデクリメント値は、固定値に予め設定されるか、あるいは、システム性能または他の基準に基づいて動的に調整されうる。この実施例では、プロセッサ308は、各エネルギー設定点E,Eを別々に調整する。ここで、Eの調整は、必ずしもE調整の関数ではない。ある実施例では、EとEとは、図5に示すような鋸刃状の調整にしたがってなされる。
ある実施例では、出力制御は、物理層において実行される。物理層は、再送信調整に対してスピードを与える。物理層は、高次の層によって指示された処理を実行するので、送信及び/又は再送信の品質を追跡し続けることは容易ではない。別の実施例では、出力制御は、RLP層において行われる。RLP層は、送信及び/又は再送信の品質の追跡を含むブックキーピングに対して良く調整されている。RLP層は、この処理に遅れをもたらすので、エネルギー設定点を正確に調整することはできない。
当業者であれば、これら情報および信号が、種々異なった技術や技法を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上述した記載で引用されているデータ、手順、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学微粒子、あるいはこれら何れかの結合によって表現されうる。
これらの知識によって、ここで開示された実施例に関連する様々に例示された論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして適用されることが更に理解されよう。ハードウェアとソフトウェアとの相互互換性を明確に説明するために、様々に例示された部品、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能に関して一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてあるいはソフトウェアとして適用されているかは、特有の応用例および全体システムに課せられている設計条件による。熟練した技術者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変更することによって上述した機能を実施しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲から逸脱したものと解釈すべきではない。
様々に示された論理ブロック、モジュール、および上述された実施例に関連して記載された回路もまた実装され、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、アプリケーションに固有の集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア部品、あるいは上述された機能を実現するために設計された何れかの組み合わせとともに実行されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、たとえばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他の配置のような計算デバイスの組み合わせとして実装することも可能である。
ここで開示された実施例に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアや、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールや、これらの組み合わせによって直接的に具現化される。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。好適な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。または、記憶媒体はプロセッサに不可欠となりうる。このプロセッサと記憶媒体は、ASICに収納することができる。ASICは、ユーザ端末内に収納することもできる。または、このプロセッサと記憶媒体が、ユーザ端末におけるディスクリートな部品として収納されることもある。
開示された実施例における上述の記載は、いかなる当業者であっても、本発明の活用または利用を可能とするようになされている。これらの実施例への様々な変形例もまた、当業者に対しては明らかであって、ここで定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲を逸脱しない他の実施例にも適用されうる。このように、本発明は、上記で示された実施例に制限されるものではなく、ここで記載された原理と新規の特徴に一致した広い範囲に相当するものを意図している。
無線通信システムにおけるチャンネル構造を示す図。 無線通信システムを示す図。 無線通信システムにおける送信シナリオを示す図。 無線通信システムにおける送信シナリオおよび再送信シナリオを示す図。 無線システムの閉ループ出力制御方法における外部ループ調整を説明するためのタイミング図。 無線システムにおけるパイロット信号強度に対するトラフィック信号強度の比率を示すタイミング図。 無線通信システムにおけるエネルギー設定点の調整方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるエネルギー設定点の別の調整方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるトランシーバを示す図。 無線通信システムにおけるエネルギー設定点の調整方法を示すフローチャート。
符号の説明
10…層構造、12…物理層、14…媒体アクセスコントロール(MAC)層、16…リンクアクセス制御(LAC)層、18…無線リンクプロトコル(RLP)層、20…高レベルデータリンク制御(HDLC)層、22…PPP層、24…IP層、30…無線通信システム、32…インターネット、34…相互動作機能インターネット(IWF)、36…公衆スイッチ電話網(PSTN)、38…モバイルスイッチングセンタ(MSC)、40…基地局コントローラ(BSC)、42,44…基地トランシーバ局(BTS)、46,48…移動局(MS)、50,52…通信チャンネル、302…データソース、304…チャンネル素子、306…ゲインステージ、308…プロセッサ、310…送信器、312,314…アンテナ、316…受信器、318…復調器、320…デコーダ、322…データシンク

Claims (13)

  1. 基地局装置であって、
    データの送信および再送信を制御するための動作が可能なプロセッサと、
    コンピュータ読み取り可能な複数の手順を格納するための動作が可能なメモリ格納デバイスとを備え、
    前記手順は、
    送信フレームエラー割合と再送信フレームエラー割合とを決定する第1の命令群と、
    前記送信フレームエラー割合と送信品質との関数として送信エネルギー設定点を決定する第2の命令群と、
    前記再送信フレームエラー割合と再送信品質との関数として再送信エネルギー設定点を決定する第3の命令群と
    を備えている基地局装置。
  2. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記送信品質は、受信されたエラー表示信号によって測定される基地局装置。
  3. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記送信エネルギー設定点と前記再送信エネルギー設定点は、パイロットに対するトラフィックの比率として決定される基地局装置。
  4. 請求項1に記載の基地局装置において、
    前記第3の命令群は、
    前記再送信フレームエラー割合、再送信品質、および送信エネルギー設定点の関数として前記再送信エネルギー設定点を決定する基地局装置。
  5. 請求項4に記載の基地局装置において、
    前記第3の命令群は、
    前記送信エネルギー設定点にデルタ値を加算することによって前記再送信エネルギー設定点を決定する基地局装置。
  6. 無線通信システムにおける方法であって、
    送信フレームエラー割合を達成するために送信エネルギー設定点を決定する段階と、
    送信エラーの発生に基づいて前記送信エネルギー設定点を調整する段階と、
    再送信フレームエラー割合を達成するために再送信エネルギー設定点を決定する段階と、
    再送信エラーの発生に基づいて再送信エネルギー設定点を調整する段階と
    を備えた方法。
  7. 請求項6に記載の方法において、
    前記再送信エネルギー設定点を調整する段階は更に、前記送信エネルギー設定点の関数として前記再送信エネルギー設定点を調整する段階を備えた方法。
  8. 請求項6に記載の方法において、
    前記再送信エネルギー設定点を調整する段階は更に、再送信のための望ましいフレームエラー割合を達成するために前記再送信エネルギー設定点を調整する段階を備えた方法。
  9. 請求項6に記載の方法において、
    前記送信エネルギー設定点を調整する段階は更に、送信のための望ましいフレームエラー割合を達成するために送信エネルギー設定点を調整する段階を備えた方法。
  10. 請求項6に記載の方法において、
    前記送信フレームエラー割合は、前記再送信フレームエラー割合よりも大きい方法。
  11. 請求項6に記載の方法において、
    前記送信フレームエラー割合と前記再送信フレームエラー割合とは、望ましい総フレームエラー割合になる方法。
  12. 請求項6に記載の方法において、
    前記送信フレームエラー割合と、前記再送信フレームエラー割合とは、予め定められた値である方法。
  13. 請求項6に記載の方法において、
    前記送信フレームエラー割合と、前記再送信フレームエラー割合とは、動的な値である方法。
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