JPH11145899A - 送受信装置及び無線伝送システム - Google Patents

送受信装置及び無線伝送システム

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JPH11145899A
JPH11145899A JP9323818A JP32381897A JPH11145899A JP H11145899 A JPH11145899 A JP H11145899A JP 9323818 A JP9323818 A JP 9323818A JP 32381897 A JP32381897 A JP 32381897A JP H11145899 A JPH11145899 A JP H11145899A
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transmission power
power value
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Takashi Kitade
崇 北出
Kazuyuki Miya
和行 宮
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自局において、相手局からの希望波信号
の受信電力の測定を大きく誤った場合、あるいは急激に
受信信号のレベルが小さくなった場合に、急激に送信電
力を増加させることを防ぎ、他のユーザーに対して大き
な干渉を与えることを防止できるようにすること。 【解決手段】 TDD伝送のオープンループを用いた送
信電力制御は、希望波信号の受信電力の測定が大きく誤
った場合、送信電力を急激に増加させ、他のユーザーに
対し干渉を与えてしまう。そこで送信電力制御の制御周
期における自局の送信電力の最大変化量を設定する送信
電力制限装置100と、その最大変化量に応じて送信電
力値を決定する送信電力制御装置101を設けることに
より、他のユーザーに対して大きな干渉を与えることが
防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同一の無線周波数で
送信/受信を時間分割して通信を行う送受信同一帯域方
式であるTDD(Time Division Duplex)伝送において
送信電力制御を行う送受信装置及び無線伝送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】割り当てられた周波数帯を利用して、多
数の局が相互に通信するマルチプルアクセス(多元接
続)方式としてスペクトル拡散通信方式を用いたCDM
A(符号分割多元接続)方式がある。
【0003】スペクトル拡散通信方式とは、送信側にお
いて、情報変調されたデータに対し拡散符号と呼ばれる
情報データよりも高速なレートの符号を乗算し、広帯域
に拡散して送信し、受信側において、送信側と同じ拡散
符号を送信側と同タイミングで乗算することにより逆拡
散を行って通信を行うものである。
【0004】CDMA方式は、このスペクトル拡散通信
方式を利用したアクセス方式であり、各ユーザーに対し
てそれぞれ異なった拡散符号が割り当てられ、複数のセ
ル間においても同一の周波数帯を各ユーザーが利用する
ことができるといった特徴がある。
【0005】ところで、CDMA方式を移動体通信で利
用する場合、遠近問題というものが発生する。これは、
複数の移動局が基地局に同じ送信電力で電波を送信する
と、基地局に近い移動局からの電波は、遠い移動局に比
べると大きな電力で受信される。
【0006】このときCDMA方式では、同一周波数帯
域を全ユーザーが共有するため、基地局に近い移動局か
らの電波が遠い移動局からの電波に対して大きな干渉を
与えてしまう。セル内に多くのユーザーを効率よく収容
するためには、基地局に到達する信号レベルを等しくす
る必要があり、それを行う方法が送信電力制御である。
【0007】さらに、移動体通信における特有の問題と
してフェージングという現象がある。これは、基地局か
らの電波が移動局に対して直接到達することはまれで、
周囲の建物等により反射、回折、散乱を起こした多数の
波が互いに干渉し合ったかたちで到達するため、受信信
号の振幅および位相がランダムに変動してしまう現象で
ある。
【0008】また、受信信号の変動の速さは移動体の速
度に比例する。送信電力制御は、ある程度の速さのフェ
ージングに対しても追従することが可能である。
【0009】従来のオープンループ型の送信電力制御を
行うTDD無線伝送システムの移動局のブロック図を図
5に示す。但し、オープンループ型とは、移動局が自律
的に基地局への送信パワーを決定して送信を行う方式で
ある。
【0010】この図5に示す無線伝送システムは、送信
するデータをフレーム構成するフレーム組立装置500
と、データを変調する変調器501と、変調された電波
を増幅する増幅器502と、TDDの送信/受信のタイ
ミングを切り換える送受切換スイッチ503と、電波の
送信/受信を行うアンテナ504と、受信したデータを
復調する復調器505と、復調データより希望波信号
(実際に通信を行う際の希望の信号)の電力を算出する
希望波信号算出装置506と、移動局の送信電力値を決
定する送信電力制御装置507と、フレーム構成された
データを分解してデータを取り出すフレーム分解装置5
08とから構成される。
【0011】以上のように構成されたTDD無線伝送シ
ステムの移動局のブロック図によりその動作を説明す
る。
【0012】まず、基地局から送信された電波は、アン
テナ504で受信され、送受切換スイッチ503を介し
て復調部505に入力される。復調部505では、伝搬
路推定が行われた上でデータが復調され、復調されたデ
ータがフレーム分解装置508と希望波信号算出装置5
06に入力される。
【0013】フレーム分解装置508に入力されたフレ
ーム構成データは、ここで分解され、必要なデータ成分
のみが取り出され、受信データとして出力される。
【0014】一方、希望波信号算出装置506では、復
調データをもとに希望波信号の受信信号電力の算出が行
われ、この算出された受信電力値が送信電力制御装置5
07に入力される。
【0015】送信電力制御装置507においては、基地
局での送信電力値を記憶しており、その送信電力値と希
望波信号受信電力値より基地局から移動局までの伝搬ロ
スを算出し、基地局でのターゲットレベル(基地局が電
波を正しく受信できるレベル)と、伝搬ロスとを足した
値が送信電力値とされる。この送信電力値は、次の式
(1)で計算される。
【0016】 PMS = PTG + (PBS - RMS) [dBm] …(1) 但し、PMS[dBm]は移動局の送信電力値、PTG[dBm]は基地
局でのターゲットレベル、PBS[dBm]は基地局の送信電力
値、RMS[dBm]は移動局での希望波信号受信電力である。
また、(PBS - RMS)は伝搬ロスである。
【0017】変調器501により変調された電波は、増
幅器502で、前述の式(1)により決定された送信電
力値に増幅され、送受切換スイッチ503を介して、ア
ンテナ504から送信される。以上のように送信電力制
御が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の無線伝送システムにおいては、移動局において、信号
対雑音電力比(SNR)、あるいは信号対干渉電力比
(SIR)が低いと、希望波信号の受信電力を精度よく
測定できず、このような理由によって、希望波信号の受
信電力の測定を大きく誤った場合、突発的に送信電力を
上げてしまうことがあり、また、セルラー電話システム
においての適用を考えた場合、移動局がビルの影などに
入った瞬間、突然受信信号のレベルが小さくなったとき
に、急激に大きなパワーで送信してしまうことがあり、
これらのことから、他のユーザー移動局の電波に大きな
干渉を与えてしまうことになる。
【0019】本発明は、自局において、相手局からの希
望波信号の受信電力の測定を大きく誤った場合、あるい
は急激に受信信号のレベルが小さくなった場合に、急激
に送信電力を増加させることを防ぎ、他のユーザーに対
して大きな干渉を与えることを防止することができる送
受信装置及び無線伝送システムを提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の構成とした。
【0021】請求項1記載の発明は、TDD伝送でオー
プンループ型の送信電力制御の制御周期における、自装
置の送信電力の最大変化量を設定する送信電力制限手段
と、相手装置でのターゲットレベルに相手装置から自装
置までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、前記送
信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、前記最
大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値に前記
最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする送信電
力制御手段と、を具備して送受信装置を構成した。
【0022】この構成により、自送受信装置において、
相手送受信装置からの希望波信号の受信電力の測定を大
きく誤った場合、あるいは急激に受信信号のレベルが小
さくなった場合においても急激に送信電力を増加させる
ことがなく、他のユーザーに対して大きな干渉を与える
ことを防止することができる。
【0023】また、請求項2記載の発明は、TDD伝送
でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自局の送信電力の最大変化量を設定する送信電力制
限手段と、相手局でのターゲットレベルに相手局から自
局までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、前記送
信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、前記最
大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値に前記
最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする送信電
力制御手段と、を具備して移動局装置を構成した。
【0024】この構成により、移動局装置において、基
地局からの希望波信号の受信電力の測定を大きく誤った
場合、あるいは急激に受信信号のレベルが小さくなった
場合においても急激に送信電力を増加させることがな
く、他のユーザーに対して大きな干渉を与えることを防
止することができる。
【0025】また、請求項3記載の発明は、TDD伝送
でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自局の送信電力の最大変化量を設定する送信電力制
限手段と、相手局でのターゲットレベルに相手局から自
局までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、前記送
信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、前記最
大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値に前記
最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする送信電
力制御手段とを備えた移動局と基地局とで通信を行う構
成とした。
【0026】この構成により、移動局において、基地局
からの希望波信号の受信電力の測定を大きく誤った場
合、あるいは急激に受信信号のレベルが小さくなった場
合においても急激に送信電力を増加させることがなく、
他のユーザーに対して大きな干渉を与えることを防止す
ることができる。
【0027】また、請求項4記載の発明は、TDD伝送
でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自装置の送信電力の最大変化量を、相手装置から認
識して設定する送信電力制限手段と、相手装置でのター
ゲットレベルに相手装置から自装置までの伝搬ロスを加
算して送信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信
電力値を越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい
場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値
を今回の送信電力値とする送信電力制御手段とを備えた
第1送受信装置と、この第1送受信装置に対して前記最
大変化量を指示する送信電力制限値決定手段を備えた第
2送受信装置と、を具備する構成とした。
【0028】この構成により、第2送受信装置で、第1
送受信装置と他のユーザーの送受信装置との干渉を算出
した上で、送信電力制御の制御周期における第1送受信
装置の送信電力の最大変化量を指示することにより、他
のユーザーによる干渉を監視しながら各送受信装置間に
おいて干渉を与えることを防止することができる。
【0029】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の無線伝送システムにおいて、第2送受信装置は、他
装置からの送信信号より得た希望波信号対干渉電力比か
ら、他装置との干渉量を推定し、この推定干渉量により
他装置に与える干渉量として送信電力がどの程度許容で
きるかを推定して、送信電力制御の制御周期に変えられ
る送信電力の最大変化量を決定することを特徴とする構
成とした。
【0030】この構成により、第2送受信装置が、第1
送受信装置に対する送信電力の最大変化量の指示を適正
に行うことができる。
【0031】また、請求項6記載の発明は、TDD伝送
でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自局の送信電力の最大変化量を、相手局から認識し
て設定する送信電力制限手段と、相手局でのターゲット
レベルに相手局から自局までの伝搬ロスを加算して送信
電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信電力値を越
えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい場合に、前
回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値を今回の送
信電力値とする送信電力制御手段とを備えた移動局と、
この移動局に対して前記最大変化量を指示する送信電力
制限値決定手段を備えた基地局と、を具備する構成とし
た。
【0032】この構成により、基地局で、移動局と他の
ユーザーの移動局との干渉を算出した上で、送信電力制
御の制御周期における移動局の送信電力の最大変化量を
指示することにより、他のユーザーによる干渉を監視し
ながら各移動局間において干渉を与えることを防止する
ことができる。
【0033】また、請求項7記載の発明は、受信レベル
の変動を測定する受信レベル変動測定手段と、TDD伝
送でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自装置の送信電力の最大変化量を、前記測定された
受信レベル変動に応じて適応的に変化させて設定する送
信電力制限手段と、相手装置でのターゲットレベルに相
手装置から自装置までの伝搬ロスを加算して送信電力値
を求め、前記送信電力値が前回の送信電力値を越えた際
の差が、前記最大変化量よりも大きい場合に、前回の送
信電力値に前記最大変化量を加えた値を今回の送信電力
値とする送信電力制御手段とを具備する送受信装置を構
成した。
【0034】この構成により、自送受信装置の送信電力
の最大変化量が、測定された受信レベル変動に応じて適
応的に変化させられて設定され、この設定された最大変
化量に応じて送信電力が決定されるので、自律的に他の
ユーザーに対し大きな干渉を与えることを防止すること
ができる。
【0035】また、請求項8記載の発明は、受信レベル
の変動を測定する受信レベル変動測定手段と、TDD伝
送でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自局の送信電力の最大変化量を、前記測定された受
信レベル変動に応じて適応的に変化させて設定する送信
電力制限手段と、相手局でのターゲットレベルに相手局
から自局までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、
前記送信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、
前記最大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値
に前記最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする
送信電力制御手段とを具備する移動局装置を構成とし
た。
【0036】この構成により、移動局装置の送信電力の
最大変化量が、測定された受信レベル変動に応じて適応
的に変化させられて設定され、この設定された最大変化
量に応じて送信電力が決定されるので、自律的に他のユ
ーザーに対し大きな干渉を与えることを防止することが
できる。
【0037】また、請求項9記載の発明は、受信レベル
の変動を測定する受信レベル変動測定手段と、TDD伝
送でオープンループ型の送信電力制御の制御周期におけ
る、自局の送信電力の最大変化量を、前記測定された受
信レベル変動に応じて適応的に変化させて設定する送信
電力制限手段と、相手局でのターゲットレベルに相手局
から自局までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、
前記送信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、
前記最大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値
に前記最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする
送信電力制御手段とを備えた移動局と基地局とで通信を
行う構成とした。
【0038】この構成により、移動局の送信電力の最大
変化量が、測定された受信レベル変動に応じて適応的に
変化させられて設定され、この設定された最大変化量に
応じて送信電力が決定されるので、自律的に他のユーザ
ーに対し大きな干渉を与えることを防止することができ
る。
【0039】また、請求項10及び請求項11記載の発
明は、請求項1、4、又は7記載の発明において、送信
電力制御手段を、相手装置の送信電力値を記憶する第1
記憶手段と、相手装置でのターゲットレベルを記憶する
第2記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された送信電
力値から前記受信電力値を減算して相手装置から自装置
までの伝搬ロスを算出する第1算出手段と、前記ターゲ
ットレベルに前記伝搬ロスを加算して仮の送信電力値を
算出する第2算出手段と、前記算出した送信電力値が前
回の送信電力値を越えた際の差が、前記最大変化量より
も大きい場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を
加えた値を今回の送信電力値とし、小さい場合に、前記
算出した送信電力値を今回の送信電力値とする決定手段
とを具備する構成とした。
【0040】これらの構成により、送信電力の最大変化
量に応じた送信電力値の決定を適正に行うことができ
る。
【0041】また、請求項12、請求項13、請求項1
4記載の発明は、請求項1乃至請求項11記載の発明に
おいて、送信電力制限手段が、送信電力の最大変化量
を、送信電力を上げる場合と下げる場合とで、別々に制
限して設定する構成とした。
【0042】これらの構成により、他のユーザーに対し
て干渉を与える可能性のある送信電力を上げる場合に
は、送信電力を急激に増加させないように制限をもた
せ、干渉を与える可能性のない送信電力を下げる場合に
はある程度ダイナミックに送信電力を制御できるように
別々に制限を設け、他のユーザーに対して大きな干渉を
与えることを防止することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線伝送システム
の実施の形態を図面を用いて具体的に説明する。
【0044】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における無線伝送システムの移動局のブロック図
を示す。但し、図1(a)は移動局のブロック図、
(b)は(a)に示す送信電力制御装置101のブロッ
ク図であり、この図1(a)において図5に示した従来
例の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0045】この図1(a)に示す無線伝送システムの
特徴は、送信電力制御の最大変化量に制限をもたせる送
信電力制限装置100を、送信電力制御装置101に接
続して設けた点にある。
【0046】送信電力制御装置101は、図1(b)に
示すように、相手局(例えば基地局)の送信電力値を記
憶する相手局送信電力記憶手段110と、相手局でのタ
ーゲットレベルを記憶するターゲットレベル記憶手段1
11と、相手局送信電力記憶手段110に記憶された送
信電力値から、希望波信号レベル算出装置506で算出
された希望波信号の受信電力を減算することにより、相
手局から自局までの伝搬ロスを求める伝搬ロス算出手段
112と、ターゲットレベル記憶手段111に記憶され
たターゲットレベルに、伝搬ロスを加算して仮の送信電
力値を求める送信電力算出手段113と、前回の送信電
力値と仮の送信電力値とを比較し、仮の送信電力値が前
回の送信電力値を越えている場合に、その差が、送信電
力制限装置100から出力される最大変化量よりも大き
い場合は、前回の送信電力値に最大変化量を加えた値を
今回の送信電力値とし、小さい場合は、仮の送信電力値
を今回の送信電力値として決定する送信電力決定手段1
14とを備えて構成されている。
【0047】このような構成において、まず、アンテナ
504で受信された図示せぬ基地局からの電波は、送受
切換スイッチ503を介して復調器505に入力されて
復調される。この復調データは、フレーム分解装置50
8と、希望波信号算出装置506に入力される。
【0048】フレーム分解装置508では、復調データ
のフレームが分解され、それぞれのデータが取り出さ
れ、受信データとして出力される。希望波信号算出装置
506では、復調データをもとに希望波信号の受信信号
電力の算出が行われ、送信電力制御装置101に入力さ
れる。
【0049】ここで、送信電力制限装置100からは、
送信電力制御において他のユーザーの移動局に対して急
激な干渉を与えないように、1制御周期に変えられる送
信電力の最大変化量の制限値が送信電力制御装置101
に入力される。
【0050】送信電力制御装置101においては、相手
局から自局までの伝搬ロスが推定され、その伝搬ロスと
基地局に対するターゲットレベルとを足した値が送信電
力値の候補となる。送信電力値の候補が前回送信した電
力値に対して送信電力制限装置100から入力された最
大変化量以上に変化する場合は、前回の送信電力値に最
大変化量を加えて得た送信電力値を今回の送信電力値と
し、それ以外の場合については送信電力値の候補がその
まま今回の送信電力値として増幅器502に入力され
る。
【0051】ここで、送信電力制御装置101が行う計
算制御について式を参照して説明する。相手局でのター
ゲットレベルをPTG[dBm]、相手局の送信電力値をPBS[dB
m]、自局での希望波信号の受信電力をRMS[dBm]、1制御
周期に変えられる送信電力の最大制御量の制限値をL[d
B]、自局の送信電力をPMS[dBm]とすると、送信電力制御
は従来例の式(1)、即ち、PMS = PTG + (PBS -
PMS)となる。
【0052】ここで(PBS-PMS)の伝搬ロスをΔP[dB]と
し、時点n-1のときの送信電力PMS(n-1)を、次式(2)
とする。 PMS(n-1) = PTG + ΔP(n-1) …(2) 次の時点nにおける送信電力PMS(n)の候補は、次式
(3)となる。 PMS(n) = PTG + ΔP(n) …(3) ここで次式(4)と(5)の条件式が考えられる。 |PMS(n)-PMS(n-1)|<L …(4) |PMS(n)-PMS(n-1)|≧L …(5) 式(4)の条件のときの送信電力は、次式(6)とな
る。 PMS(n) = PTG + ΔP(n) …(6) 式(5)の条件のときの送信電力は、次式(7)とな
る。 PMS(n) = PTG + L …(7) PTGが変化しないとき、条件式(4)と(5)は、次式
(8)と(9)でもよい。 |ΔP(n)-ΔP(n-1)|<L …(8) |ΔP(n)-ΔP(n-1)|≧L …(9) 但し、PTGおよびPBSは時間的に変化することもあり、そ
のときは条件式(4)、(5)で送信電力値を決定す
る。
【0053】このように決定された送信電力値で、増幅
器502が変調器501から入力された信号を増幅し、
この増幅された信号が、送受切換スイッチ503を介し
てアンテナ504から送信される。
【0054】なお、以上では、図1を移動局の構成とし
て説明したが、この構成を基地局に適用することもでき
る。
【0055】このように、実施の形態1によれば、TD
D伝送でオープンループ型の送信電力制御を行う無線伝
送システムにおいて、送信電力制限装置100で、送信
電力制御の制御周期における自局の送信電力最大変化量
を設定しておき、送信電力制御装置101で、仮に自局
の送信電力値を求めた後、送信電力最大変化量と比較
し、仮の送信電力値が送信電力最大変化量以上の場合
に、送信電力最大変化量を正規の送信電力値とし、この
送信電力値で送信電力制御を行うようにしたので、自局
において、相手局からの希望波信号の受信電力の測定値
が大きく誤った場合、あるいは急激に受信信号のレベル
が小さくなった場合においても急激に送信電力を増加さ
せることがなく、他のユーザーに対して大きな干渉を与
えることを防止することができる。
【0056】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における無線伝送システムのブロック図を示す。
但し、図2(a)は基地局、(b)は移動局のブロック
図であり、図2(b)に示す移動局において図1に示し
た実施の形態1の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0057】図2(a)に示す基地局は、送信データを
フレーム単位のデータに構成するフレーム組立装置20
0と、フレーム組立された送信データを変調する変調器
201と、変調波の電力を増幅する増幅器202と、送
受を切り換えるスイッチ203と、送信受信を行うアン
テナ204と、受信データを復調する復調器205と、
希望波信号対干渉電力比(SIR)を測定するSIR測
定装置206と、SIRの結果により送信電力制御の送
信電力の最大変化量の制限値を決定する送信電力制限値
決定装置207と、フレーム構成されたデータからデー
タを取り出すフレーム分解装置208とから構成され
る。
【0058】このような構成における本実施の形態2の
基地局の特徴は、送信電力制限値決定装置207で、S
IRの結果により送信電力制御の送信電力の最大変化量
を決定し、この最大変化量を移動局へ送信するようにし
た点にある。
【0059】また、図2(b)に示す移動局の特徴は、
復調器505で、基地局から送信されてきた最大変化量
を復調して送信電力制限装置210へ出力し、送信電力
制限装置210が、その最大変化量を、1制御周期に変
えられる自局の送信電力の最大変化量として設定し、こ
の設定された最大変化量を送信電力制御装置101へ出
力するようにした点にある。
【0060】このように構成された基地局および移動局
の無線伝送システムの動作を説明する。まず、基地局に
おいて、移動局からの電波がアンテナ204により受信
されると、送受切換スイッチ203を介して復調器20
5に入力される。この復調器205で復調されたデータ
がSIR測定装置206に入力され、ここで、このユー
ザーに関するSIRが測定される。
【0061】この測定されたSIRの値が、送信電力制
限値決定装置207に入力される。送信電力制限値決定
装置207では、基地局でのターゲット電力に対してS
IRの結果が低く変化してきていると、他のユーザーか
らの干渉が多い状況になってきていると推定できるの
で、この干渉量により他のユーザーに与える干渉量とし
てどの程度許容できるかを推定し、送信電力制御の1制
御周期に変えられる送信電力の最大変化量を決定する。
なお、ここではSIRの結果により他のユーザーからの
干渉量を推定しているが、基地局で認識しているトラヒ
ック量より干渉量を推定し、送信電力制御の1制御周期に
変えられる送信電力の最大変化量を決定してもよい。
【0062】すなわち、測定したSIRをSIRM[dB]、S
IRのしきい値をSIRTH*[dB]とすると、 SIRTH1≦SIRM<SIRTH2のときL1 SIRTH2≦SIRM<SIRTH3のときL2 : SIRTHn≦SIRM<SIRTHn+1のときLn というように、送信電力制限値L*[dB]を決定する。
【0063】このL*の情報が制御チャネルなどにのせら
れ、フレーム組立装置200によりフレーム組立され、
変調器201、増幅器202、送受切換スイッチ20
3、アンテナ204を介して送信される。
【0064】移動局においては、アンテナ214により
受信された電波が送受切換スイッチ213を介して復調
器に入力され、ここで基地局より送信された最大変化量
が復調される。
【0065】送信電力制限装置210では、その送信電
力制限値を基に、1制御周期に変えられる送信電力の最
大変化量が決定され、これが、送信電力制御装置101
へ出力される。送信電力制御装置101では、実施の形
態1と同様に、送信電力の最大変化量が制限され送信電
力を決定し、送信電力制御を行う。
【0066】なお、以上では、図2(a)を基地局、
(b)を移動局の構成として説明したが、その逆の構成
であってもよい。
【0067】このように、実施の形態2によれば、TD
D伝送でオープンループ型の送信電力制御を行う無線伝
送システムである移動局に、送信電力の制御周期におけ
る移動局の送信電力の最大変化量の指示を基地局から知
る送信電力制限装置210と、この送信電力制限装置2
10からの最大変化量に基づき、送信電力値を決定する
送信電力制御装置101とを備え、基地局に、送信電力
制御の制御周期における送信電力の最大変化量を指示す
る送信電力制限値決定装置207を備え、基地局で移動
局と他のユーザーの移動局との干渉を算出した上で、各
局の送信電力制御の制御周期における移動局の送信電力
の最大変化量を指示することにより、他のユーザーによ
る干渉を監視しながら各局間において干渉を与えること
を防止することができる。
【0068】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3による無線伝送システムの移動局のブロック図を
示す。但し、この図3に示す実施の形態3において図1
に示した実施の形態1の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0069】図3に示す実施の形態3の移動局の特徴
は、受信レベル変動測定装置300で、受信レベルの変
動を測定し、送信電力制限装置210が1制御周期に変
えられる自局の送信電力の最大変化量を、先に測定され
た受信レベル変動に応じて適応的に変化させて設定し、
この設定された最大変化量を送信電力制御装置101へ
出力するようにした点にある。
【0070】このように構成された移動局の動作を説明
する。基地局からの電波をアンテナ504により受信
し、送受切換スイッチ503を介して復調器505に入
力する。受信レベル変動測定装置300において、受信
レベルの変動の周期からフェージングのドップラー周波
数fDを推定する。ただし、ここでの受信レベル変動測定
装置はドップラー周波数を推定する一例であり、ドップ
ラー周波数に相当するものが測定できれば他の手段でも
かまわない。送信電力制御の制御周期Tに対して最大ど
のくらいの送信電力を変化させることにより追従できる
かが推定できるので、送信電力制御の最大変化量をL[d
B]とすると次式(10)の L = g(fD, T) …(10) により、その最大変化量Lを送信電力制限装置301が
決定する。ここで、関数g(x, y)はドップラー周波数に
追従するために1制御周期あたりどの程度送信電力を変
化させればよいかを決定する関数である。この最大変化
量が送信電力制御装置101に入力され実施の形態1と
同様に送信電力を決定する。
【0071】なお、以上では、図3を移動局の構成とし
て説明したが、この構成を基地局に適用することもでき
る。
【0072】このように、実施の形態3によれば、受信
レベル変動測定装置300で、受信レベルの変動を測定
し、送信電力制限装置210が1制御周期に変えられる
自局の送信電力の最大変化量を、先に測定された受信レ
ベル変動に応じて適応的に変化させて設定し、この設定
された最大変化量を送信電力制御装置101へ出力して
送信電力を決定することにより、自律的に他のユーザー
に対し大きな干渉を与えることを防止することができ
る。
【0073】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4における無線伝送システムの送信電力制御装置の
ブロック図を示す。
【0074】この図4に示す送信電力制限装置400
は、図1〜図3に符号100、210、301で示した
何れかの送信電力制限装置に適応するものとする。
【0075】図4に示す送信電力制限装置400は、オ
ープンループ送信電力制御時の送信電力の最大変化量に
制限を与えるものであり、送信電力を上げる場合の制限
を与える送信電力増加制限装置401と、送信電力を下
げる場合の制限を与える送信電力減少制限装置402と
で構成される。
【0076】このような構成の送信電力制御装置の動作
を説明する。実施の形態1〜3に示した送信電力制御装
置では、送信電力を上げる場合も、下げる場合でも送信
電力の制御周期における最大制御量は同一であった。
【0077】しかし、送信電力制限装置400では、送
信電力を上げる場合は送信電力増加制限装置401から
指定された電力値以上は上げないように、送信電力を下
げる場合は送信電力減少制限装置402から指定された
電力値以下には下げないように別々に制限を設定したも
のが送信電力制御装置101に入力される。
【0078】ここで、送信電力の最大変化量の上限をLU
P、下限をLDOWNとし、時点n-1のときの自局の送信電力P
MS(n-1)を PMS(n-1) = PTG + ΔP(n-1) …(11) 時点nのときの自局の送信電力の候補を PMS(n) = PTG +ΔP(n) …(12) で表すと、 ΔP(n)-ΔP(n-1)>LUP …(13) のときの送信電力は PMS(n) = PTG +LUP …(14) となる。一方 ΔP(n)-ΔP(n-1)<LDOWN …(15) のときの送信電力は PMS(n) = PTG +LDOWN …(16) となる。したがって、以下の式(17)の条件のときの
送信電力は式(18)になる。 LDOWN <ΔP(n)-ΔP(n-1) < LUP …(17) PMS(n) = PTG +ΔP(n) …(18) このように送信電力制御を行う。
【0079】このように、実施の形態4によれば、送信
電力の制御周期における最大変化量について、送信電力
を上げる場合と下げる場合とで、別々に制限を設定する
送信電力制限装置400を備えることにより、他のユー
ザーに対して干渉を与える可能性のある送信電力を上げ
る場合には、送信電力を急激に増加させないように制限
をもたせ、干渉を与える可能性のない送信電力を下げる
場合にはある程度ダイナミックに送信電力を制御できる
ように別々に制限を設け、他のユーザーに対して大きな
干渉を与えることを防止することができる。
【0080】なお、以上説明した全ての実施の形態1〜
4について、TDMA(Time Division Multiple Acc
ess)、CDMA(Code Division Multiple Access)
において実施が可能である。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、自局に
おいて、相手局からの希望波信号の受信電力の測定値が
大きく誤った場合、あるいは急激に受信信号のレベルが
小さくなった場合においても急激に送信電力を増加させ
ることがなく、他のユーザーに対して大きな干渉を与え
ることを防止することができる。
【0082】基地局で移動局と他のユーザーの移動局と
の干渉を算出した上で、各局の送信電力制御の制御周期
における移動局の送信電力の最大変化量を指示すること
により、他のユーザーによる干渉を監視しながら各局間
において干渉を与えることを防止することができる。
【0083】制御周期に変えられる自局の送信電力の最
大変化量を、先に測定された受信レベル変動に応じて適
応的に変化させて設定し、この設定された最大変化量に
応じて送信電力を決定することにより、自律的に他のユ
ーザーに対し大きな干渉を与えることを防止することが
できる。
【0084】送信電力を上げる場合と下げる場合におい
て、他のユーザーに対して干渉を与える可能性のある送
信電力を上げる場合には、送信電力を急激に増加させな
いように制限をもたせ、干渉を与える可能性のない送信
電力を下げる場合にはある程度ダイナミックに送信電力
を制御できるように別々に制限を設け、他のユーザーに
対して大きな干渉を与えることを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線伝送システム
のブロック図。
【図2】本発明の実施の形態2に係る無線伝送システム
のブロック図。
【図3】本発明の実施の形態3に係る無線伝送システム
のブロック図。
【図4】本発明の実施の形態4に係る無線伝送システム
における送信電力制限装置のブロック図。
【図5】従来の無線伝送システムのブロック図。
【符号の説明】
100、210,301,400 送信電力制限装置 101 送信電力制御装置 207 送信電力制限値決定装置 300 受信レベル変動測定装置 401 送信電力増加制限装置 402 送信電力減少制限装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TDD伝送でオープンループ型の送信電
    力制御の制御周期における、自装置の送信電力の最大変
    化量を設定する送信電力制限手段と、相手装置でのター
    ゲットレベルに相手装置から自装置までの伝搬ロスを加
    算して送信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信
    電力値を越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい
    場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値
    を今回の送信電力値とする送信電力制御手段と、を具備
    することを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 TDD伝送でオープンループ型の送信電
    力制御の制御周期における、自局の送信電力の最大変化
    量を設定する送信電力制限手段と、相手局でのターゲッ
    トレベルに相手局から自局までの伝搬ロスを加算して送
    信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信電力値を
    越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい場合に、
    前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値を今回の
    送信電力値とする送信電力制御手段と、を具備すること
    を特徴とする移動局装置。
  3. 【請求項3】 TDD伝送でオープンループ型の送信電
    力制御の制御周期における、自局の送信電力の最大変化
    量を設定する送信電力制限手段と、相手局でのターゲッ
    トレベルに相手局から自局までの伝搬ロスを加算して送
    信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信電力値を
    越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい場合に、
    前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値を今回の
    送信電力値とする送信電力制御手段とを備えた移動局と
    基地局とで通信を行うことを特徴とする無線伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 TDD伝送でオープンループ型の送信電
    力制御の制御周期における、自装置の送信電力の最大変
    化量を、相手装置から認識して設定する送信電力制限手
    段と、相手装置でのターゲットレベルに相手装置から自
    装置までの伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、前記
    送信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差が、前記
    最大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電力値に前
    記最大変化量を加えた値を今回の送信電力値とする送信
    電力制御手段とを備えた第1送受信装置と、この第1送
    受信装置に対して前記最大変化量を指示する送信電力制
    限値決定手段を備えた第2送受信装置と、を具備するこ
    とを特徴とする無線伝送システム。
  5. 【請求項5】 第2送受信装置は、他装置からの送信信
    号より得た希望波信号対干渉電力比から、他装置との干
    渉量を推定し、この推定干渉量により他装置に与える干
    渉量として送信電力がどの程度許容できるかを推定し
    て、送信電力制御の制御周期に変えられる送信電力の最
    大変化量を決定することを特徴とする請求項4記載の無
    線伝送システム。
  6. 【請求項6】 TDD伝送でオープンループ型の送信電
    力制御の制御周期における、自局の送信電力の最大変化
    量を、相手局から認識して設定する送信電力制限手段
    と、相手局でのターゲットレベルに相手局から自局まで
    の伝搬ロスを加算して送信電力値を求め、前記送信電力
    値が前回の送信電力値を越えた際の差が、前記最大変化
    量よりも大きい場合に、前回の送信電力値に前記最大変
    化量を加えた値を今回の送信電力値とする送信電力制御
    手段とを備えた移動局と、この移動局に対して前記最大
    変化量を指示する送信電力制限値決定手段を備えた基地
    局とで通信を行うことを特徴とする無線伝送システム。
  7. 【請求項7】 受信レベルの変動を測定する受信レベル
    変動測定手段と、TDD伝送でオープンループ型の送信
    電力制御の制御周期における、自装置の送信電力の最大
    変化量を、前記測定された受信レベル変動に応じて適応
    的に変化させて設定する送信電力制限手段と、相手装置
    でのターゲットレベルに相手装置から自装置までの伝搬
    ロスを加算して送信電力値を求め、前記送信電力値が前
    回の送信電力値を越えた際の差が、前記最大変化量より
    も大きい場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を
    加えた値を今回の送信電力値とする送信電力制御手段
    と、を具備することを特徴とする送受信装置。
  8. 【請求項8】 受信レベルの変動を測定する受信レベル
    変動測定手段と、TDD伝送でオープンループ型の送信
    電力制御の制御周期における、自局の送信電力の最大変
    化量を、前記測定された受信レベル変動に応じて適応的
    に変化させて設定する送信電力制限手段と、相手局での
    ターゲットレベルに相手局から自局までの伝搬ロスを加
    算して送信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信
    電力値を越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい
    場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値
    を今回の送信電力値とする送信電力制御手段と、を具備
    することを特徴とする移動局装置。
  9. 【請求項9】 受信レベルの変動を測定する受信レベル
    変動測定手段と、TDD伝送でオープンループ型の送信
    電力制御の制御周期における、自局の送信電力の最大変
    化量を、前記測定された受信レベル変動に応じて適応的
    に変化させて設定する送信電力制限手段と、相手局での
    ターゲットレベルに相手局から自局までの伝搬ロスを加
    算して送信電力値を求め、前記送信電力値が前回の送信
    電力値を越えた際の差が、前記最大変化量よりも大きい
    場合に、前回の送信電力値に前記最大変化量を加えた値
    を今回の送信電力値とする送信電力制御手段とを備えた
    移動局と基地局とで通信を行うことを特徴とする無線伝
    送システム。
  10. 【請求項10】 送信電力制御手段が、相手装置の送信
    電力値を記憶する第1記憶手段と、相手装置でのターゲ
    ットレベルを記憶する第2記憶手段と、前記第1記憶手
    段に記憶された送信電力値から前記受信電力値を減算し
    て相手装置から自装置までの伝搬ロスを算出する第1算
    出手段と、前記ターゲットレベルに前記伝搬ロスを加算
    して仮の送信電力値を算出する第2算出手段と、前記算
    出した送信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差
    が、前記最大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電
    力値に前記最大変化量を加えた値を今回の送信電力値と
    し、小さい場合に、前記算出した送信電力値を今回の送
    信電力値とする決定手段とを具備して構成されたことを
    特徴とする請求項1又は7記載の送受信装置。
  11. 【請求項11】 送信電力制御手段が、相手装置の送信
    電力値を記憶する第1記憶手段と、相手装置でのターゲ
    ットレベルを記憶する第2記憶手段と、前記第1記憶手
    段に記憶された送信電力値から前記受信電力値を減算し
    て相手装置から自装置までの伝搬ロスを算出する第1算
    出手段と、前記ターゲットレベルに前記伝搬ロスを加算
    して仮の送信電力値を算出する第2算出手段と、前記算
    出した送信電力値が前回の送信電力値を越えた際の差
    が、前記最大変化量よりも大きい場合に、前回の送信電
    力値に前記最大変化量を加えた値を今回の送信電力値と
    し、小さい場合に、前記算出した送信電力値を今回の送
    信電力値とする決定手段とを具備して構成されたことを
    特徴とする請求項4記載の無線伝送システム。
  12. 【請求項12】 送信電力制限手段が、送信電力の最大
    変化量を、送信電力を上げる場合と下げる場合とで、別
    々に制限して設定することを特徴とする請求項1、7、
    又は請求項10記載の送受信装置。
  13. 【請求項13】 送信電力制限手段が、送信電力の最大
    変化量を、送信電力を上げる場合と下げる場合とで、別
    々に制限して設定することを特徴とする請求項2又は請
    求項8記載の移動局装置。
  14. 【請求項14】 送信電力制限手段が、送信電力の最大
    変化量を、送信電力を上げる場合と下げる場合とで、別
    々に制限して設定することを特徴とする請求項3、4、
    5、6、9、又は請求項11のいずれかに記載の無線伝
    送システム。
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