JP2001069073A - 送信電力制御回路及び制御方法 - Google Patents

送信電力制御回路及び制御方法

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JP2001069073A JP23768999A JP23768999A JP2001069073A JP 2001069073 A JP2001069073 A JP 2001069073A JP 23768999 A JP23768999 A JP 23768999A JP 23768999 A JP23768999 A JP 23768999A JP 2001069073 A JP2001069073 A JP 2001069073A
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    • H04W52/228TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands using past power values or information

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力制御において、フェージング等によ
る受信レベルの低下や干渉によって送信電力制御チャネ
ルの情報に復号誤りが生じた場合でも、その誤りによる
誤動作を防止する。 【解決手段】 送信電力決定器116はフェージングタ
イミング推定器115により受信信号のレベル低下タイ
ミングと送信電力制御情報6の受信タイミングとが一致
したと判定された場合、送信電力制御情報6で計算した
送信電力Ptを無視し、前回の送信電力Ppreのまま
送信する。一致しなかった場合は送信電力制御情報6で
計算した送信電力Ptで送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA送信電力制
御回路及び制御方法に関し、特に直接拡散符号分割多元
接続(DS−CDMA: Direct Sequen
ce−CodeDivision Multiple
Access)方式を用いた移動電話システム(セルラ
ー移動電話システム)などに適用するCDMA送信電力
制御回路及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA伝送は、周知のように従来の変
調信号を高速レートの拡散符号で拡散する直接拡散(D
S:Direct Sequence)方式と、周波数
ホッピング(FH:Frequency Hoppin
g)方式に分類できる。FH方式では1シンボルをチッ
プと呼ばれる単位に分解して、チップ毎に異なる中心周
波数の信号に高速に切り替える必要があり、装置の実現
性が困難であるため、通常はDS方式が用いられる。ス
ペクトル拡散(SS:Spread Spectru
m)の無線機では、送信側では通常の変調の後に拡散符
号で2次変調を行ない、信号帯域を拡散して伝送する。
受信側では、まず広帯域の受信入力信号を逆拡散という
過程で元の狭帯域の信号に戻してから、従来の復調処理
を行なう。CDMAでは同一の周波数帯を用いるため所
要の誤り率を得るのに必要なSIR(Signal−t
o−Interference plus noise
power Ratio:希望波受信信号電力対干渉
電力比)でセル内の加入者容量が決まる。
【0003】ここで、移動通信にCDMA方式を適用す
る場合の問題点は、移動局の所在位置によって基地局受
信での各移動局からの受信信号レベルが大きく異なり、
電力の大きな信号が電力の小さな信号を干渉してマスク
する「遠近問題」が生じることである。CDMA方式で
は同一の周波数帯域を複数の通信者が共有するために他
の通信者の信号が干渉信号となって自分のチャネルの通
信品質を劣化させる。特にこの遠近問題における干渉
は、同一セル内の多重局数の減少につながる。
【0004】この遠近問題を解決する技術として、従来
から送信電力制御が検討されてきた。送信電力制御では
受信局が受信する受信電力、またはその受信電力から決
まる希望波受信信号電力対干渉電力比(SIR)が、移
動局の所在位置によらず一定になるように制御するもの
で、これによってサービスエリア内で均一の通信品質が
得られることになる。特に、上り(移動局から基地局方
向)チャネルに対しては基地局の受信入力において、各
移動局からの送信電力が一定になるように、各移動局は
送信電力の制御を行なう。この送信電力の誤差は干渉電
力白色化のCDMA方式においては、1セル当たりの加
入者容量を決める最も所要なファクタである。例えば1
dBの送信電力誤差があると、加入者容量は3割程度減
少する。
【0005】従来の送信電力制御方法については、その
一例が特開平8−125604号公報(以下、文献1と
いう)及び特開平11−4213号公報(以下、文献2
という)に開示されている。この文献1開示の技術で
は、情報データのための通信チャネルと送信電力制御デ
ータのための送信電力制御チャネルとが直列に設けられ
ている場合に問題となるレイリーフェージングに起因す
るドップラー周波数に対する追従性を改善するために、
通信チャネルと送信電力制御チャネルとを並列に設けて
いる。但し、送信電力制御チャネルの拡散率は、通信チ
ャネルの拡散率のm倍にすることにより送信電力制御チ
ャネルを並列に設けたための1移動局に対する下り送信
電力の増大を約(1+1/m)倍の増大に抑えることが
できるので、システムの加入者容量の減少を最小限にす
ることができる、というものである。
【0006】一方、通信チャネルと送信電力制御チャネ
ルとが直列に設けられている場合、レイリフェージング
に起因するドップラ周波数に対する追従性はこの送信電
力制御チャネルの情報挿入周期により決定される。例え
ば1フレーム10ms、搬送波周波数2GHz、車速1
20km/hでは0.1msの周期で送信電力制御を行
う。従って前述の送信電力制御チャネルの情報を下り
(基地局から移動局方向)フレーム内に一定周期で挿入
する送信電力制御法では、高速フェージングに追従させ
て送信電力制御を行うために、フレーム内の送信電力制
御ビットを増やす必要があり、その結果フレーム効率が
低下し、オーバヘッドが増えて所要の伝送レートの情報
信号を伝送できなくなる。
【0007】次に、文献2開示の技術では、送信電力制
御チャネルの情報に着目し、その送信電力変位より相対
的送信電力を求めて、この相対的送信電力の履歴からフ
ェージング周期を計算するフェージング周期計算器を持
つ。フェージング周期計算器は、フェージング周期が短
く送信電力制御周期に近い場合には瞬時の送信電力更新
を無効とする。この技術は、情報データチャネルと送信
電力制御チャネルが直列に設けられている場合の例であ
る。
【0008】なお、この種の技術の他の例が特開平9−
284205号公報、特開平9−312609号公報、
特開平11−17593号公報及び特許第285619
8号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
ける第一の問題点は、フェージングにより受信信号レベ
ルが低下し、その受信信号レベル低下時に受信している
送信電力制御チャネルの情報を用いて送信電力制御を行
うと正常に動作しないことである。その理由は、送信電
力制御チャネルの情報は高速に処理することが要求され
るため、誤り訂正符号等の誤り耐性を向上させる処理が
施されていないため、受信レベルの低下により復号デー
タに誤りが混入し、その誤ったデータで送信電力制御を
行ってしまうため、送信電力の著しい増大や減少方向に
電力制御する可能性がある為である。送信レベルが著し
く低下した場合、通信相手の受信する信号レベルが低下
し、必然的にデータ伝送品質の劣化が生じる。また、過
大な電力で送信すると干渉を増やしてしまう。
【0010】第2の問題点は、通信チャネルと送信電力
制御チャネルが直列に設けられる特開平11−4213
号公報開示の技術のような構成ではフェージング周波数
を推定しようとしても、その送信電力制御チャネルの挿
入間隔で推定できる最小のフェージング周波数が決まっ
てしまい、高速フェージングの検出精度が落ちるため、
高速フェージングに送信電力更新を無効とするように制
御しようとしても、制御できないという点である。その
理由は、送信電力制御チャネルのデータを利用してフェ
ージング周期を推定しているのに、その挿入間隔以上の
精度でフェージング周波数を監視しようとしてもデータ
が不足して精度が得られない為である。また、送信電力
チャネルの制御の履歴情報をもとにフェージング周波数
を計算しようとしているが、この送信電力制御チャネル
の情報は環境に依存しており、干渉が定期的に増減して
いる場合などではその影響を受けフェージング周波数推
定の精度が落ちる。
【0011】そこで本発明の目的は、送信電力制御にお
いて、フェージング等による受信レベルの低下や干渉に
よって送信電力制御チャネルの情報に復号誤りが生じた
場合でも、その誤りによる誤動作を防止して、送信電力
の過剰な増加、減少により、基地局が受信する信号の干
渉量増加や伝送路品質が劣化することを低減すること
で、データの伝送品質とセル内の加入者容量を確保する
CDMA送信電力制御回路及び制御方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、送信電力制御を受けた情報データと、前記
送信電力制御を受けない送信電力制御情報とが基地局よ
り移動局に同時に送信され、前記移動局において前記送
信電力制御情報に基づき前記基地局へ返送する信号の送
信電力を決定する送信電力制御回路であって、その回路
は前記基地局からの信号の受信レベルが低下するタイミ
ングを推定する受信レベル低下タイミング推定手段と、
この受信レベル低下タイミング推定手段からの推定結果
に基づき前記基地局へ返送する信号の送信電力を選択す
る送信電力選択手段とを含むことを特徴とする。
【0013】又、本発明による他の発明は、送信電力制
御を受けた情報データと、前記送信電力制御を受けない
送信電力制御情報とが基地局より移動局に同時に送信さ
れ、前記移動局において前記送信電力制御情報に基づき
前記基地局へ返送する信号の送信電力を決定する送信電
力制御方法であって、その方法は前記基地局からの信号
の受信レベルが低下するタイミングを推定する受信レベ
ル低下タイミング推定ステップと、この受信レベル低下
タイミング推定ステップにおける推定結果に基づき前記
基地局へ返送する信号の送信電力を選択する送信電力選
択ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】本発明及び本発明による他の発明によれ
ば、受信レベル低下タイミングに基づき前記基地局へ返
送する信号の送信電力を選択するよう構成したため、送
信電力制御において、フェージング等による受信レベル
の低下や干渉によって送信電力制御チャネルの情報に復
号誤りが生じた場合でも、その誤りによる誤動作を防止
して、送信電力の過剰な増加、減少により、基地局が受
信する信号の干渉量増加や伝送路品質が劣化することを
低減することで、データの伝送品質とセル内の加入者容
量を確保することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、本発明が適
用される通信システムについて説明しておく。図4は本
発明が適用される通信システムの一例の構成図である。
図4を参照すると、本発明が適用される通信システムは
基地局1と、移動局2とから構成され、両局1,2間は
無線で接続されている。又、本通信システムはスペクト
ル拡散を用いる符号分割多重アクセス(CDMA)移動
通信システムであって、一定時間間隔毎の送信電力を制
御する通信チャネル3と、一定時間間隔毎の送信電力制
御を行わず、所定の送信電力で常時送信される制御チャ
ネル4とが基地局1より移動局2に同時に送信されるシ
ステムである。
【0016】図1は本発明に係るCDMA送信電力制御
回路の最良の実施の形態の構成図である。同図を参照す
ると、本発明によるCDMA送信電力制御回路は、受信
信号9を直交検波する直交検波器103と、直交検波器
103からの出力信号を逆拡散する逆拡散器104と、
逆拡散器104からの出力をフレーム分離するフレーム
分離部105,106と、逆拡散器104からの出力に
基づき受信SIRを計算する受信SIR計算部107〜
110と、直交検波器103からの出力信号を逆拡散す
る逆拡散器112と、逆拡散器112にて逆拡散後の受
信信号のレベル変動を監視して、ドップラー周波数の周
期と位相を検出するドップラー周波数検出部113,1
14と、このドップラー周波数部113,114から出
力される推定ドップラー周波数と位相の情報を入力し、
次にフェージングで受信レベルが低下する受信タイミン
グを推定するフェージングタイミング推定器115と、
このフェージングタイミング推定器115からのタイミ
ング信号と、受信SIR計算部107〜110から得ら
れる信頼度情報(SIR8)を入力し、通常時の動作で
は送信電力制御チャネル(又は制御チャネル、以下同
様)4の復号結果により送信電力を制御し、フェージン
グにより受信信号レベルが低下するタイミングの場合、
送信電力制御チャネル4の復号結果を無視し、前回の送
信電力で送信するように制御する送信電力決定器116
とを含んで構成される。
【0017】ここに、逆拡散器104で使用される拡散
符号は必要とする情報データを得るための拡散符号であ
るが、逆拡散器112で使用される拡散符号は逆拡散器
104で使用されるものとは異なるものとする。
【0018】このドップラー周波数の周期と位相を検出
するドップラー周波数検出部113,114は、通信チ
ャネル3と拡散符号が異なるチャネルの受信信号の逆拡
散信号から受信信号のレベルを監視するため、送信電力
制御のフィードバックがかかっていない。よって、フェ
ージングによる受信信号レベル変動を正確に監視するこ
とが出来る。この監視結果から、ドップラー周波数を推
定し、ドップラー周波数とその受信信号レベル低下から
のタイミングずれ量(位相情報)を推定できる。フェー
ジングタイミング推定器115はそのドップラー周波数
と位相情報の推定値から現フレームの送信電力制御チャ
ネル4の受信タイミングとフェージングによりレベル低
下するタイミングが一致する場合、レベル低下を示すデ
ータを送信電力決定器116に出力する。
【0019】送信電力決定器116においては、基本的
な動作として、供給された送信電力制御情報6に応じて
送信電力Ptを決定すると共に、最大電力Pmaxを参
照して、送信電力Ptが最大電力Pmax未満である場
合は送信電力Ptに該当する値を出力し、逆の場合、即
ち送信電力Ptが最大電力Pmax以上である場合は最
大電力Pmaxに該当する値を出力する。
【0020】例外の処理として、フェージングタイミン
グ推定器115からの情報(レベル低下タイミングデー
タ7)がレベル低下を示すデータの場合、又は受信SI
R計算部107〜110からの信頼度情報(SIR8)
より信頼度が低いと判断した場合、受信した送信電力制
御情報6で計算した送信電力Ptは無視し、前回の送信
電力Ppreのまま送信する様に動作する。
【0021】従って、フェージング等により受信信号9
のレベルが低下した場合においても、受信信号9の信頼
度情報とフェージングタイミング信号により、誤りが混
入されると想定される信頼度が低い場合の送信電力制御
チャネル4の送信電力制御情報6では電力制御せず、信
頼度が高い場合に設定した電力値を出力するので、送信
電力の著しい増加、減少なしに通信することができ、こ
れによって送信電力によるサービスエリア内の干渉量を
一定の値に保つことができ、加入者容量の低減を抑える
ことができるという効果が得られる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
2は本発明に係るCDMA送信電力制御回路の実施例の
構成図である。なお、前述した実施の形態の構成図(図
1)と同様の構成部分については同一番号を付し、その
説明を省略する。
【0023】図2を参照すると、CDMA送信電力制御
回路は無線電波を受信した受信信号(高周波)9を高周
波(RF)帯域からベースバンド帯域へ変換するRF部
ダウンコンバータ101と、RF部ダウンコンバータ1
01から出力される信号レベルを一定の信号レベルが得
られるように制御するAGC(automaticga
in control)増幅器102と、AGC増幅器
102からの出力信号を直交検波する直交検波器103
と、直交検波器103からの信号を逆拡散する逆拡散器
104(例えば、マッチドフィルタまたはスライディン
グ相関器)と、逆拡散器104からの出力信号が入力さ
れる復調器及びRake合成器105と、復調器及びR
ake合成器105からの出力信号を通信チャネル3か
らの情報データ5と送信電力制御チャネル4からの送信
電力制御情報6とに分離するフレーム分離器106とを
含んでいる。
【0024】また、逆拡散器104の出力信号は、復調
器及びRake合成器105の他に、タイミング生成器
107と、希望波信号電力検出器108と、干渉波電力
検出器109とに入力される。タイミング生成器107
は、入力信号から同期信号を検出し、この検出した同期
信号に基づいて、希望波受信信号電力検出器108及び
干渉信号電力検出器109にタイミングクロックを供給
する。希望波受信信号電力検出器108は前述のタイミ
ングクロックに基づいて入力信号から希望波受信信号電
力を検出し、干渉信号電力検出部109は前述のタイミ
ングクロックに基づいて入力信号から干渉信号電力を検
出し、これらの検出出力から、受信SIR計算器110
において受信SIR8を計算し、その計算結果である受
信SIR8を送信電力制御情報生成器111において、
所要の受信品質を満たすためにあらかじめ定めた所定S
IRと比較して、基地局1に情報として与えるための送
信電力制御情報を決定する。
【0025】直交検波器103の出力は、前述の逆拡散
器104と並列に設けられた逆拡散器112に入力さ
れ、逆拡散器104とは別の拡散符号で逆拡散される。
この逆拡散に用いる拡散符号として、止まり木チャネル
に代表されるような報知情報、即ち電力制御が行われず
連続送信を行うチャネルの符号を使用する。逆拡散器1
12からの出力信号は、受信信号レベル記録器113に
入力される。受信信号レベル記録器113からの出力デ
ータは、ドップラー周波数検出器114に入力される。
ドップラー周波数検出器114の出力は、フェージング
タイミング推定器115に入力される。フェージングタ
イミング推定器115の出力は、送信電力決定器116
へ供給される。送信電力決定器116にはフレーム分離
器106から出力される送信電力制御チャネル4の送信
電力制御情報6と、受信SIR計算器110から出力さ
れるSIR8と、フェージングタイミング推定器115
からのレベル低下タイミングデータ7とが供給され、送
信電力決定器116はこれらに基づき送信電力を決定
し、増幅器120へ送信電力の指定を出力する。
【0026】これまでは受信系について述べてきたが、
ここからは送信系について説明する。フレーム生成器1
17は、送信電力制御情報生成器111から出力された
送信電力制御チャネル4の情報と、音声データ、パケッ
トデータ等の情報データと伝送路のパラメータを推定す
るためのパイロットデータおよび制御データが入力され
る。フレーム生成器117からの出力信号は、拡散部1
18で符号拡散され、直交変調器119に入力される。
直交変調器119から出力された変調信号は、増幅器1
20で送信電力決定器116から指定される電力で送信
されるように電力を増幅する。増幅器120でレベル調
整された変調信号は、RF部アップコンバータ121で
高周波帯域信号に周波数変換され、電力増幅器122で
電力増幅され、不図示のアンテナに出力される。
【0027】以下、本実施例の動作につき説明する。ま
ず、図2及び図3を参照しながら送信電力決定器116
の動作について説明する。図3は送信電力決定器116
の動作を示すフローチャートである。図2を参照する
と、送信電力決定器116は、復号器及びRake合成
器105で復調した信号をフレーム分離器106で通信
チャネル3の情報データ5と送信電力制御チャネル4の
送信電力制御情報6とに分離して出力するので、その送
信電力制御チャネル4の送信電力制御情報6と、フェー
ジングタイミング推定器115から出力される受信信号
レベル低下タイミングを示すレベル低下タイミングデー
タ7と、受信SIR計算器110から出力されるSIR
8を入力して動作する。
【0028】この送信電力決定器116においては、基
本的な動作としては、供給された送信電力制御情報6に
応じて送信電力Ptを決定すると共に、最大電力Pma
xを参照して、送信電力Ptが最大電力Pmax未満の
場合は送信電力Ptに該当する値を出力し、逆の場合、
即ち送信電力Ptが最大電力Pmax以上の場合には最
大電力Pmaxに該当する値を出力する。
【0029】例外の処理として、フェージングタイミン
グ推定器115からのレベル低下タイミングデータ7が
レベル低下を示すデータの場合と受信SIR計算器11
0から出力されるSIR8と閾値とを比較し、SIR8
の値が閾値よりも小さく、信頼度低い場合、受信した送
信電力制御情報6で計算した送信電力Ptは無視し、前
回の送信電力Ppreのまま送信する。これにより、フ
ェージングにより受信レベルが低下し、信頼度の低い
(エラーの混入の可能性がある)送信電力制御情報6で
送信電力制御を行わないため、送信電力の著しいレベル
低下や上昇をさせることなく送信電力制御を行うことが
できる。この制御により、フェージングによるレベル低
下で送信電力制御チャネル4にエラーが混入しても、干
渉量の増加や、伝送路品質の著しい劣化を起こす事はな
くなる。
【0030】なお、本実施例では信頼度情報として受信
信号のSIR8の例を挙げているが、この信頼度情報
は、既知のデータパターン(パイロットパターン)のビ
ット誤り率を用いても同様の効果が得られる。
【0031】図3を参照すると、まず、ステップ201
にてフレーム分離器106からの送信電力制御チャネル
4の送信電力制御情報6を取得する。その次に、ステッ
プ202にてフェージングタイミング推定器115から
出力される受信信号レベル低下タイミングを示すレベル
低下タイミングデータ7と、受信SIR計算器110か
ら得られる信頼度情報(SIR8)を入力して、現在が
レベル低下のタイミングであるか、又は信頼度情報(S
IR8)に示される信頼度が低いか否かを判定する。そ
して、現在がレベル低下のタイミングであるか、又は信
頼度情報(SIR8)に示される信頼度が低い場合(ス
テップ202にてYesの場合)は、ステップ203の
処理を行う。つまり、送信電力制御チャネル4の送信電
力制御情報6に誤りが混入されている可能性があるた
め、前回設定した送信電力Ppreを送信電力Ptとし
て増幅器120へ出力する。一方、ステップ202の判
定条件を満足しない場合(ステップ202にてNoの場
合)は、ステップ204の処理を行う。つまり、取得し
た送信電力制御チャネル4の送信電力制御情報6に従
い、送信電力Ptを計算する。計算結果は、ステップ2
05で送信電力の最大値Pmaxと比較する。そして、
送信電力Ptが最大値Pmax以上の場合(ステップ2
05にてYesの場合)、ステップ206の処理を行い
送信電力Ptは最大値Pmaxとして増幅器120へ出
力される。ステップ205で条件を満たさない場合(ス
テップ205にてNoの場合)は、計算結果の送信電力
Ptを増幅器120へ出力する。最後にステップ208
で、現時点の送信電力PtをPpreとして保持する。
【0032】次に、受信信号レベル記録器113の動作
について説明する。図2を参照すると、受信信号レベル
記録器113は、逆拡散器112でチップレートからシ
ンボルレートのデータに逆拡散され、その各シンボルデ
ータに対して電力を計算し、結果を記録する。各シンボ
ルでの受信電力の履歴を取る事により、フェージングで
受信レベルが落ち込む時の周波数推定精度を上げる事が
出来る。
【0033】続いて、ドップラー周波数検出器114の
動作について説明する。図2を参照すると、ドップラー
周波数検出器114は、受信信号レベル記録器113で
記録した受信信号レベルの履歴を入力し、その履歴情報
から、信号レベルの低下する間隔からドップラー周波数
を推定する。つまり、レベル低下が起きる間隔を平均化
することで、周波数を求めることが出来る。又、その受
信信号レベルの低下する間隔から現受信タイミングの受
信信号レベル低下に対するタイミングずれ量(位相情
報)を計算し、それらドップラー周波数と位相情報とを
フェージングタイミング推定器115へ出力する。
【0034】最後に、フェージングタイミング推定器1
15の動作について説明する。図2を参照すると、フェ
ージングタイミング推定器115は、ドップラー周波数
検出器114から出力される現受信タイミングの受信信
号レベル低下に対するタイミングずれ量(位相情報)と
ドップラー周波数とを入力し、ドップラー周波数と位相
情報より、レベル低下を起こすタイミングを推定する。
そして、レベル低下を起こすタイミングと通信チャネル
3における送信電力制御チャネル4の送信電力制御情報
6の受信タイミングと比較し、送信電力制御チャネル4
の送信電力制御情報6の受信タイミングとレベル低下が
起きると推定されるタイミングが一致する場合、レベル
低下を示すデータをレベル低下タイミングデータ7とし
て送信電力決定器116へ出力し、一致しない場合は、
通常のレベルが入力されている事を示すデータをレベル
低下タイミングデータ7として送信電力決定器116へ
出力する。
【0035】又、フェージングタイミング推定回路11
5におけるフェージングタイミング推定精度を上げる方
法として、受信信号レベルの情報を使用することが考え
られる。その場合の動作を説明する。フェージングタイ
ミング推定器115は、ドップラー周波数検出器114
から出力される現受信タイミングの受信信号レベル低下
に対するタイミングずれ量(位相情報)とドップラー周
波数を入力し、ドップラー周波数と位相情報より、レベ
ル低下を起こすタイミングを推定する。更に、受信信号
レベル記録器113から入力した各シンボルでの受信電
力の履歴情報を参照し、閾値判定により実際に受信した
信号がレベル低下を起こしているタイミングを判定す
る。これら2つのタイミングを、通信チャネル3におけ
る送信電力制御チャネル4の受信タイミングと比較し、
送信電力制御チャネル4の送信電力制御情報6の受信タ
イミングとレベル低下が起きると推定されるタイミング
とが一致する場合、レベル低下を示すデータをレベル低
下タイミングデータ7として送信電力決定器116へ出
力し、一致しない場合は、通常のレベルが入力されてい
る事を示すデータをレベル低下タイミングデータ7とし
て送信電力決定器116へ出力する。
【0036】以上説明したように、実際の受信信号レベ
ルの低下の影響を考慮することにより、伝播路が変わる
ことによる突発的な受信レベル低下においても送信電力
制御が誤動作することを防ぐことが出来る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、送信電力制御を受けた
情報データと、前記送信電力制御を受けない送信電力制
御情報とが基地局より移動局に同時に送信され、前記移
動局において前記送信電力制御情報に基づき前記基地局
へ返送する信号の送信電力を決定する送信電力制御回路
であって、その回路は前記基地局からの信号の受信レベ
ルが低下するタイミングを推定する受信レベル低下タイ
ミング推定手段と、この受信レベル低下タイミング推定
手段からの推定結果に基づき前記基地局へ返送する信号
の送信電力を選択する送信電力選択手段とを含んで構成
されるため、送信電力制御において、フェージング等に
よる受信レベルの低下や干渉によって送信電力制御チャ
ネルの情報に復号誤りが生じた場合でも、その誤りによ
る誤動作を防止して、送信電力の過剰な増加、減少によ
り、基地局が受信する信号の干渉量増加や伝送路品質が
劣化することを低減することで、データの伝送品質とセ
ル内の加入者容量を確保することが可能となる。
【0038】又、本発明による他の発明によれば、送信
電力制御を受けた情報データと、前記送信電力制御を受
けない送信電力制御情報とが基地局より移動局に同時に
送信され、前記移動局において前記送信電力制御情報に
基づき前記基地局へ返送する信号の送信電力を決定する
送信電力制御方法であって、その方法は前記基地局から
の信号の受信レベルが低下するタイミングを推定する受
信レベル低下タイミング推定ステップと、この受信レベ
ル低下タイミング推定ステップにおける推定結果に基づ
き前記基地局へ返送する信号の送信電力を選択する送信
電力選択ステップとを含んで構成されるため、前述の本
発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCDMA送信電力制御回路の最良
の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明に係るCDMA送信電力制御回路の実施
例の構成図である。
【図3】送信電力決定器116の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明が適用される通信システムの一例の構成
図である。
【符号の説明】
1 基地局 2 移動局 3 通信チャネル 4 制御チャネル 104,112 逆拡散器 106 フレーム分離器 110 受信SIR計算器 115 フェージングタイミング推定器 116 送信電力決定器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信電力制御を受けた情報データと、前
    記送信電力制御を受けない送信電力制御情報とが基地局
    より移動局に同時に送信され、前記移動局において前記
    送信電力制御情報に基づき前記基地局へ返送する信号の
    送信電力を決定する送信電力制御回路であって、 前記基地局からの信号の受信レベルが低下するタイミン
    グを推定する受信レベル低下タイミング推定手段と、こ
    の受信レベル低下タイミング推定手段からの推定結果に
    基づき前記基地局へ返送する信号の送信電力を選択する
    送信電力選択手段とを含むことを特徴とする送信電力制
    御回路。
  2. 【請求項2】 前記送信電力選択手段は前記受信レベル
    低下タイミング推定手段により前記基地局からの信号の
    受信レベルが低下しかつその低下タイミングと前記送信
    電力制御情報の受信タイミングとが一致した場合、前記
    基地局へ返送する信号の送信電力として前回返送した送
    信電力を選択することを特徴とする請求項1記載の送信
    電力制御回路。
  3. 【請求項3】 前記送信電力選択手段は前記受信レベル
    低下タイミング推定手段により前記基地局からの信号の
    受信レベルが低下しかつその低下タイミングと前記送信
    電力制御情報の受信タイミングとが一致した場合を除
    き、前記基地局へ返送する信号の送信電力として前記送
    信電力制御情報に基づき決定された送信電力を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の送信電力制御回路。
  4. 【請求項4】 さらに前記基地局からの信号の信頼度を
    計算する信頼度計算手段を含み、前記送信電力選択手段
    は前記信頼度計算手段で計算された信頼度に基づき前記
    基地局へ返送する信号の送信電力を選択することを特徴
    とする請求項1乃至3いずれかに記載の送信電力制御回
    路。
  5. 【請求項5】 前記送信電力選択手段は前記信頼度計算
    手段により前記基地局からの信号の信頼度が所定閾値未
    満と判定された場合、前記基地局へ返送する信号の送信
    電力として前回返送した送信電力を選択することを特徴
    とする請求項4記載の送信電力制御回路。
  6. 【請求項6】 前記送信電力選択手段は前記信頼度計算
    手段により前記基地局からの信号の信頼度が所定閾値未
    満と判定された場合を除き、前記基地局へ返送する信号
    の送信電力として前記送信電力制御情報に基づき決定さ
    れた送信電力を選択することを特徴とする請求項4記載
    の送信電力制御回路。
  7. 【請求項7】 さらに前記基地局からの信号を直交検波
    する直交検波手段と、この直交検波手段で検波された2
    つの信号のうちの一方を逆拡散する第1逆拡散手段と、
    他方を逆拡散する第2逆拡散手段とを含み、前記第1逆
    拡散手段にて逆拡散された結果として前記情報データと
    前記送信電力制御情報とが得られ、前記第2逆拡散手段
    にて逆拡散された結果として前記受信レベル低下タイミ
    ング推定手段により受信レベルが低下するタイミングが
    推定される対象の信号が得られ、さらに前記第1及び第
    2逆拡散手段で用いられる拡散符号は異なることを特徴
    とする請求項1乃至6いずれかに記載の送信電力制御回
    路。
  8. 【請求項8】 前記第1逆拡散手段にて逆拡散された結
    果として前記信頼度計算手段により信頼度が計算される
    対象の信号が得られることを特徴とする請求項7記載の
    送信電力制御回路。
  9. 【請求項9】 送信電力制御を受けた情報データと、前
    記送信電力制御を受けない送信電力制御情報とが基地局
    より移動局に同時に送信され、前記移動局において前記
    送信電力制御情報に基づき前記基地局へ返送する信号の
    送信電力を決定する送信電力制御方法であって、 前記基地局からの信号の受信レベルが低下するタイミン
    グを推定する受信レベル低下タイミング推定ステップ
    と、この受信レベル低下タイミング推定ステップにおけ
    る推定結果に基づき前記基地局へ返送する信号の送信電
    力を選択する送信電力選択ステップとを含むことを特徴
    とする送信電力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記送信電力選択ステップでは前記受
    信レベル低下タイミング推定ステップにて前記基地局か
    らの信号の受信レベルが低下しかつその低下タイミング
    と前記送信電力制御情報の受信タイミングとが一致した
    場合、前記基地局へ返送する信号の送信電力として前回
    返送した送信電力が選択されることを特徴とする請求項
    9記載の送信電力制御方法。
  11. 【請求項11】 前記送信電力選択ステップでは前記受
    信レベル低下タイミング推定ステップにて前記基地局か
    らの信号の受信レベルが低下しかつその低下タイミング
    と前記送信電力制御情報の受信タイミングとが一致した
    場合を除き、前記基地局へ返送する信号の送信電力とし
    て前記送信電力制御情報に基づき決定された送信電力が
    選択されることを特徴とする請求項9記載の送信電力制
    御回路。
  12. 【請求項12】 さらに前記基地局からの信号の信頼度
    を計算する信頼度計算ステップを含み、前記送信電力選
    択ステップでは前記信頼度計算ステップで計算された信
    頼度に基づき前記基地局へ返送する信号の送信電力が選
    択されることを特徴とする請求項9乃至11いずれかに
    記載の送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 前記送信電力選択ステップでは前記信
    頼度計算ステップにより前記基地局からの信号の信頼度
    が所定閾値未満と判定された場合、前記基地局へ返送す
    る信号の送信電力として前回返送した送信電力が選択さ
    れることを特徴とする請求項12記載の送信電力制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記送信電力選択ステップでは前記信
    頼度計算ステップにより前記基地局からの信号の信頼度
    が所定閾値未満と判定された場合を除き、前記基地局へ
    返送する信号の送信電力として前記送信電力制御情報に
    基づき決定された送信電力が選択されることを特徴とす
    る請求項12記載の送信電力制御方法。
  15. 【請求項15】 さらに前記基地局からの信号を直交検
    波する直交検波ステップと、この直交検波ステップで検
    波された2つの信号のうちの一方を逆拡散する第1逆拡
    散ステップと、他方を逆拡散する第2逆拡散ステップと
    を含み、前記第1逆拡散ステップにて逆拡散された結果
    として前記情報データと前記送信電力制御情報とが得ら
    れ、前記第2逆拡散ステップにて逆拡散された結果とし
    て前記受信レベル低下タイミング推定ステップにより受
    信レベルが低下するタイミングが推定される対象の信号
    が得られ、さらに前記第1及び第2逆拡散ステップで用
    いられる拡散符号は異なることを特徴とする請求項9乃
    至14いずれかに記載の送信電力制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第1逆拡散ステップにて逆拡散さ
    れた結果として前記信頼度計算ステップにより信頼度が
    計算される対象の信号が得られることを特徴とする請求
    項15記載の送信電力制御方法。
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