JPH11196456A - 送信電力制御装置 - Google Patents

送信電力制御装置

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JPH11196456A
JPH11196456A JP10000144A JP14498A JPH11196456A JP H11196456 A JPH11196456 A JP H11196456A JP 10000144 A JP10000144 A JP 10000144A JP 14498 A JP14498 A JP 14498A JP H11196456 A JPH11196456 A JP H11196456A
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JP
Japan
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power control
control information
power
transmission power
station
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JP10000144A
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Katsutoshi Ito
克俊 伊東
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/08Closed loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B2001/0408Circuits with power amplifiers
    • H04B2001/0416Circuits with power amplifiers having gain or transmission power control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力が期待値と一致した場合でも、その
後の送信電力に電力偏差が現れるのを避け得ない。 【解決手段】 他局から与えられる電力制御情報の信号
列から低周波成分を抽出し、抽出された低周波成分に基
づいて、送信アンプの利得を可変制御するフィルタ手段
を備えるようにする。そして、送信電力と期待値とが一
致する場合に、フィルタ手段から送信アンプに与えられ
る利得変動幅をほぼ0とし、この場合における送信アン
プの利得変動を無くすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信電力制御装置
に関し、例えば、符号分割マルチプルアクセス(以下
「CDMA(code division multiple access )」とい
う。)通信システムの送信電力制御に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】現在用いられている通信技術の一つに、
送信データを、その帯域よりも十分広い帯域をもつ信号
に拡散し送信するスペクトラム拡散通信方式がある。そ
して、この種の通信方式を移動通信に応用したシステム
に、北米で標準化されているTIA/EIA/IS−9
5A CDMA移動通信システムがある。
【0003】図2に、CDMA通信システムとして用い
られる一般構成例を示す。このCDMA通信システム
は、基地局100と、移動局200と、基地局制御局3
00とからなる。
【0004】(1)基地局の構成 基地局100は、復調器101と、S/N(電力)測定
器102と、電力アップダウン(UpDown)判定回
路103と、電力制御情報挿入回路104と、変調部1
05とからなる。ここで、復調器101は、受信アンプ
を介し入力される受信信号を復調する手段である。S/
N測定器102は、復調器101に入力された受信信号
の受信電力を測定する手段である。電力アップダウン判
定回路103は、S/N測定回路102で測定された受
信電力と基地局制御局300から与えられるしきい値と
を比較することにより、受信電力の適否を常に判定して
いる手段である。例えば、受信電力がしきい値を上回っ
た場合、電力アップダウン判定回路103は、自局が必
要とする電力以上の信号が移動局200から届いている
と判断し、「−1」を出力する。これに対し、受信電力
がしきい値を下回った場合、電力アップダウン判定回路
103は、自局が必要とする電力以下の信号が移動局2
00から届いていると判断し、「+1」を出力する。電
力制御情報挿入回路104は、電力アップダウン判定回
路103の判断結果を基地局送信情報に付加する手段で
ある。変調部105は、基地局送信情報を拡散・RF変
調し、送信アンプを介して無線伝送路に送信する手段で
ある。
【0005】(2)移動局200の構成 移動局200は、復調器201と、電力制御情報抽出回
路202と、復号器203と、電力アップダウン判定回
路204と、送信アンプ205と、送信データ処理器2
06とからなる。
【0006】ここで、復調器201は、受信アンプを介
して入力された基地局100からの受信信号を復調する
手段である。この復調器201は、実際上、図4に示す
回路構成を有する手段である。電力制御情報抽出回路2
02は、復調後の受信信号から電力制御情報を抽出する
手段である。復号器203は、復調後の受信信号を復号
する手段である。電力アップダウン判定回路204は、
抽出された電力制御情報が「+1」の場合、自局の送信
電力を「1dB」上げると判定し、「−1」の場合は
「1dB」下げるとの判定をする手段である。送信アン
プ205は、可変利得アンプであり、電力アップダウン
判定回路204の判定結果に基づいて、送信データ処理
器206から入力される送信信号の送信電力を増減制御
する回路である。なお、一連の制御は、1.25〔ms
ec〕毎に行われ、移動局200の送信電力の調整は小
刻みに素早く行われる。
【0007】(3)基地局制御局300の構成 基地局制御局300は、復号器301と、誤り率測定器
302と、S/Nしきい値設定回路303と、符号化器
304とからなる。
【0008】ここで、復号器301は、基地局100の
復調器101で復調された受信信号を復号する手段であ
る。誤り率測定器302は、復号結果から誤り率を測定
する手段である。S/Nしきい値設定回路303は、測
定された誤り率を基に、移動局200に期待する送信電
力をしきい値として設定する手段である。符号化器30
4は、移動局200に対して送信するデータを符号化
し、基地局100に与える手段である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、かかる構成のC
DMA通信システムでは、本来、基地局100で受信さ
れた受信電力が期待値(しきい値)と一致した時点で、
移動局200が送出する送信信号の電力制御が終了され
ることが望まれるが、上述の制御方式では、たとえ移動
局200からの受信電力が、基地局100の期待する電
力と一致していても、常に、送信電力アップ命令又はダ
ウン命令が移動局200に対して送出されることにな
り、移動局200の送信電力が常に変動し続けるのを避
け得なかった。
【0010】図3に、かかる送信電力の変動の様子を示
す。図3に示す鋸波形は、各期待値(図中波線で示す)
と、移動局200からの受信波の受信電力が一致してい
るにも関わらず、以後1dBの偏差でアップダウンを繰
り返している様子を表している。このように、移動局2
00から受信される受信波の受信電力は均一でなくな
り、システム容量を劣化させる要因となる問題があっ
た。
【0011】本発明は、以上の課題を考慮してなされた
もので、送信機の送信電力偏差を抑制し、受信機側から
見た送信機の受信電力を均一化と、システム容量の向上
を図ることができる送信電力制御装置を提案しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、他局から与えられる電力制御情報に基づいて、自局
の送信電力を制御し、当該送信電力を他局の期待値に近
づけるよう調整する方式の送信電力制御装置において、
それぞれ以下の手段を備えるようにする。
【0013】(A)すなわち、第1の発明においては、
(1) 他局から与えられる電力制御情報の信号列から低周
波成分を抽出し、抽出された低周波成分に基づいて、送
信アンプの利得を可変制御するフィルタ手段を備えるよ
うにする。
【0014】送信電力と期待値とが一致する場合、フィ
ルタ手段を介して出力される低周波成分はほぼ0となる
ため、この場合に送信アンプに与えられる利得変動幅も
ほぼ0となり、電力偏差の抑圧が実現される。
【0015】(B)第2の発明においては、(1) 他局か
ら自局に与えられた電力制御情報が入力されるとき、当
該電力制御情報の信号列から低周波成分を抽出し、抽出
された低周波成分に基づいて、送信アンプの利得を制御
するフィルタ手段と、(2) 過去の所定期間内に与えられ
た電力制御情報の信号列に基づいて、現在の送信電力が
他局の期待値に一致しているのか否か推定し、一致して
いると推定された場合には、現時点の電力制御情報をフ
ィルタ手段に与え、一致していないと推定された場合に
は、現時点の電力制御情報を直接的に送信アンプに与
え、当該送信アンプの利得を制御する選択手段とを備え
るようにする。
【0016】送信電力と期待値とが一致していると推定
された場合における送信アンプの利得変動を無くし電力
偏差の抑圧を実現できる一方、一致していないと推定さ
れた場合における利得調整幅を、フィルタ手段を介する
場合に比して大きくでき、レスポンスの良い送信電力の
変更を実現できる。
【0017】(C)第3の発明においては、(1) 他局か
ら与えられる電力制御情報の信号列から所定帯域の成分
を抽出し、抽出された帯域成分に基づいて、送信アンプ
の利得を制御するフィルタ手段と、(2) 過去の所定期間
内に与えられた電力制御情報に基づいて、現在の送信電
力と他局の期待値との一致度を推定し、推定結果に基づ
いて、フィルタ手段のフィルタ係数を更新するフィルタ
係数更新手段とを備えるようにする。
【0018】他局から与えられる電力制御情報の信号列
から推定される現在の送信電力と期待値との一致度に基
づいて、フィルタ手段のフィルタ係数を更新し、フィル
タ特性を変更し得るため、送信電力制御の応答性を多段
階で調整できる。
【0019】(D)第4の発明においては、(1) 他局か
ら与えられる電力制御情報の信号列から現在の送信電力
と他局の期待値との一致度を推定し、推定結果に基づい
て、送信アンプの利得調整幅を可変制御する一致度推定
手段を備えるようにする。
【0020】他局から与えられる電力制御情報の信号列
から推定される現在の送信電力と期待値との一致度に基
づいて、送信アンプの利得調整幅を可変制御できるた
め、細かい電力調整を実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る送信電力制御装置を、CDMA通信
システムで用いる場合の第1の実施形態を説明する。
【0022】(A−1)第1の実施形態の構成 図1に、第1の実施形態に係るCDMA通信システムの
基本構成要素となる基地局100、移動局200A、基
地局制御局300の内部構成を表す。なお、図1は、図
2との対応同一部分に、対応同一符号を付して示す図で
あり、本発明に関連する機能部分を機能ブロック構成で
表したものである。
【0023】ここで、第1の実施形態に係るCDMA通
信システムと、従来例との違いは、移動局200Aの部
分である。この移動局200Aは、復調器201と、電
力制御情報抽出回路202と、復号器203と、電力ア
ップダウン判定回路204と、送信アンプ205と、送
信データ処理器206と、フィルタ回路207とからな
り、フィルタ207が追加された点が従来例と異なって
いる。かくして、送信アンプ205は、フィルタ207
から与えられるフィルタ出力に基づいてアンプの利得を
増減制御するようになっている。
【0024】フィルタ207は、電力アップダウン判定
回路204から出力される制御信号から主に直流成分を
抽出し、フィルタ出力として出力する低域通過フィルタ
である。なお、かかる電力制御には、高速制御が要求さ
れるため、ここでは、フィルタ207として、処理遅延
の抑圧及びフィルタレスポンスの高速化を考慮して、例
えば、Y[n]=0.5*(X[n]+X[n−1])
等の単純なものを用いている。
【0025】(A−2)第1の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有するCDMA通信システムにお
ける通信動作、特に、移動局200Aにおける送信電力
の制御動作について説明する。
【0026】基地局100は、基地局及び移動局それぞ
れにおける消費電力の節減と通話チャネルの干渉の低減
を図るべく、各移動局200Aから受信される受信電力
を監視している。そして、基地局100は、S/N測定
器102で測定された受信電力がしきい値より小さい場
合には、電力制御情報として「+1」を移動局200に
送信し、受信電力がしきい値より大きい場合には、電力
制御情報として「−1」を移動局200Aに送信する。
【0027】一方、移動局200Aは、かかる電力制御
情報を電力制御情報抽出回路202で抽出し、その判定
結果を、電力アップダウン判定回路204からフィルタ
207を介して送信アンプ2205に与えることによ
り、その送信電力を適切な値に調整している。
【0028】ところで、上述したように、送信電力の制
御動作は、基地局100で受信された受信信号の受信電
力が、基地局100の期待値(しきい値)と一致した時
点で終了されることになるが、上述の制御方式の場合に
は、たとえ基地局100で受信された受信信号の受信電
力が期待値と一致していても、その電力制御情報は、ア
ップダウン(+1,−1,+1,−1,+1、−1…)
を繰り返すことになる。
【0029】このため、従来構成の場合には、移動局2
00Aの送信電力が基地局100の期待値と一致してい
るにも関わらず、それ以降も、移動局200Aの送信電
力はアップダウンされることになっていたが、本実施形
態の場合には、電力アップ/ダウン判定回路204と送
信アンプ205の間に、フィルタ207がかかる電力制
御信号から直流成分を抽出するように動作するので、こ
の場合でも、フィルタ出力はほぼ0となり、送信アンプ
205の利得はほぼ一定値に固定されることになる。
【0030】なお、基地局100における受信電力が期
待値(しきい値)と一致していない場合、フィルタ出力
は0以外の値をもつことになるが、そのレスポンス特性
は高速であるので、送信電力は基地局100側から送信
されてくる電力制御情報に高速度で追従し変化する。
【0031】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように、第1の実施形態によれば、移動局200
Aの送信電力が、基地局100の要求する期待値と一致
した場合における、移動局200Aの送信電力偏差の抑
圧を可能とできることにより、基地局100から見た受
信電力の均一化と、システム容量の向上を実現できる。
【0032】(B)第2の実施形態 以下、本発明に係る送信電力制御方法及び装置を、CD
MA通信システムで用いる場合の第2の実施形態を説明
する。
【0033】(B−1)第2の実施形態の構成 図4に、第2の実施形態に係るCDMA通信システムの
基本構成要素となる基地局100、移動局200B、基
地局制御局300の内部構成を表す。なお、図4は、第
1の実施形態に係る図1との対応部分に同一符号を付し
て示したものであり、移動局200Bの一部構成を除
き、図1の構成と同一の構成を有している。
【0034】この第2の実施形態に係る移動局200B
と第1の実施形態に係る移動局200Aとの違いは、電
力アップダウン判定回路204とフィルタ207の間
に、選択回路208が追加されている点である。
【0035】この選択回路208は、電力アップダウン
判定回路204から入力された過去の電力制御情報のシ
ーケンスと、移動局200の送信電力が基地局100の
期待値と一致するときに現れる基本シーケンス(+1,
−1,+1,−1…)との相関関係から現在の制御状態
を判定し、その判定結果に基づいて、入力信号の出力先
を切り替えることを特徴とするものである。
【0036】ここで、選択回路208は、過去複数時点
から求まるシーケンスと基本シーケンスとの間に高い相
関が得られた場合には、電力アップダウン判定回路20
4の判定結果をフィルタ207に与えるのに対し、余り
高い相関が得られない場合には、電力アップダウン判定
回路204の判定結果を送信アンプ205に直接与える
ものである。
【0037】(B−2)第2の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有するCDMA通信システムにお
ける通信動作、特に、移動局200Bにおける送信電力
の制御動作について説明する。なお、基本的な動作は、
第1の実施形態と同様であるため、ここでは、相違点の
みについて説明する。
【0038】この実施形態の場合、電力アップダウン判
定回路204の出力から観察される、過去複数時点にお
ける電力制御情報の状態が、+1、−1、+1、−1…
のシーケンスと一致するとき、選択回路208は、その
相関値から、現在の送信電力は基地局100の期待値と
一致していると推定して、電力アップダウン判定回路2
04の出力をフィルタ207へ出力する。このとき、フ
ィルタ出力は、ほぼ0となり、送信アンプ205の利得
はほぼ一定に制御されることになる。この点は、第1の
実施形態の場合と同じである。
【0039】これに対し、過去複数時点における電力制
御情報の状態が、基本シーケンスと一致していない場合
には、選択回路208は、その相関値から、現在の送信
電力は基地局100の期待値と一致していないと推定し
て、電力アップダウン判定回路204の出力を送信アン
プ205に直接出力する。このとき、送信アンプ205
には、第1の実施形態とは異なり、「+1」又は「−
1」の信号が直接与えられることになるので、送信電力
が期待値と一致しない場合における利得の変化量を大き
くでき、より高速に送信電力を期待値に近づけることが
できる。
【0040】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、この第2の実施形態によれば、過去の電
力制御情報から、現在の移動局200Aの送信電力が基
地局100の期待値と一致していると推定された場合に
は、電力制御情報を、フィルタ207を介して送信アン
プ205に与えるように制御するので、第1の実施形態
と同様、電力偏差を抑圧できる。
【0041】また、この第2の実施形態によれば、過去
の電力制御情報から、現在の移動局200Aの送信電力
が基地局100の期待値と一致していないと判定された
場合には、フィルタ207を介さず直接に電力制御情報
を送信アンプ205に与えるように制御するため、フィ
ルタ207によるレスポンス遅延の影響無く、送信電力
の電力制御を可能とすることができる。
【0042】(C)第3の実施形態 以下、本発明に係る送信電力制御方法及び装置を、CD
MA通信システムで用いる場合の第3の実施形態を説明
する。
【0043】(C−1)第3の実施形態の構成 図5に、第3の実施形態に係るCDMA通信システムの
基本構成要素となる基地局100、移動局200C、基
地局制御局300の内部構成を表す。なお、図5は、第
1の実施形態に係る図1との対応部分に同一符号を付し
て示したものであり、移動局200Cの一部構成を除
き、図1の構成と同一の構成を有している。
【0044】この第3の実施形態に係る移動局200C
と第1の実施形態に係る移動局200Aとの違いは、電
力アップダウン判定回路204の判定出力を入力するフ
ィルタ係数更新部209を新たに設けている点である。
【0045】このフィルタ係数更新部209は、電力ア
ップダウン判定回路204から入力された過去の電力制
御情報のシーケンスと、移動局200の送信電力が基地
局100の期待値と一致するときに現れる基本シーケン
ス(+1,−1,+1,−1…)との相関関係から現在
の制御状態を判定し、その判定結果に基づいて、フィル
タ207のフィルタ係数を制御することにより、フィル
タ特性を変更することを特徴とするものである。
【0046】ここで、フィルタ係数更新部209は、相
関値のレベルに応じて、通過帯域を設定する手段であ
り、相関値レベルが最大のとき通過帯域を最小とし、相
関値レベルがやや大きいとき通過帯域をやや広めに設定
し、相関値レベルが最小のとき通過帯域を最大に設定す
るものである。
【0047】(C−2)第3の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有するCDMA通信システムにお
ける通信動作、特に、移動局200Cにおける送信電力
の制御動作について説明する。なお、基本的な動作は、
第1の実施形態と同様であるため、ここでは、相違点の
みについて説明する。
【0048】この実施形態の場合、電力アップダウン判
定回路204の出力から観察される、過去複数時点にお
ける電力制御情報の状態が、+1、−1、+1、−1…
のシーケンスと一致するとき、フィルタ係数更新部20
9は、その相関値から、現在の送信電力は基地局100
の期待値と一致していると推定して、フィルタ係数更新
部209が設定し得る一番狭い帯域にフィルタ係数を設
定する。このとき、フィルタ出力は、ほぼ0となり、送
信アンプ205の利得はほぼ一定に制御されることにな
る。この点は、第1の実施形態の場合と同じである。
【0049】これに対し、過去複数時点における電力制
御情報の状態が、+1、−1、+1、−1、+1、+
1、−1のように、基本シーケンスと非常に似通ってい
る場合、フィルタ係数更新部209は、その相関値か
ら、送信電力が基地局の期待値とおそらく一致したであ
ろうと判断して、やや狭い帯域を与えるフィルタ係数を
設定する。このとき、フィルタ出力は、振幅の小さい値
となり、送信アンプ205の変化は、ごくわずかかつ低
速に変化に抑圧される。
【0050】そして、過去複数時点における電力制御情
報の状態が、基本シーケンスと似ていない場合には、フ
ィルタ係数変更部209は、通過帯域が広くなるように
フィルタ係数を設定する。このとき、電力アップダウン
判定回路4の出力は、ほぼそのままの波形かつタイミン
グで、送信アンプ205に与えられ、その送信電力が急
速に期待値に追い込まれる。
【0051】(C−3)第3の実施形態の効果 以上のように、第3の実施形態によれば、過去の電力制
御情報から、現在の移動局200Aの送信電力が基地局
100の期待値と一致していると推定された場合には、
電力制御情報を、フィルタ207を介して送信アンプ2
05に与えるように制御するので、第1の実施形態と同
様、電力偏差を抑圧できる。
【0052】また、この第3の実施形態によれば、その
相関値に基づくフィルタ係数の制御により、レスポンス
特性を多段階で制御でき、第1及び第2の実施形態の場
合に比して、より細かい電力制御を実現できる。
【0053】(D)第4の実施形態 以下、本発明に係る送信電力制御方法及び装置を、CD
MA通信システムで用いる場合の第4の実施形態を説明
する。
【0054】(D−1)第4の実施形態の構成 図6に、第4の実施形態に係るCDMA通信システムの
基本構成要素となる基地局100、移動局200D、基
地局制御局300の内部構成を表す。なお、図6は、第
1の実施形態に係る図1との対応部分に同一符号を付し
て示したものであり、移動局200Dの一部構成を除
き、図1の構成と同一の構成を有している。
【0055】この第4の実施形態に係る移動局200D
と第1の実施形態に係る移動局200Aとの違いは、フ
ィルタ207に代えて軟判定出力回路210を用いる点
である。
【0056】この軟判定出力回路210は、電力アップ
ダウン判定回路204から入力された過去の電力制御情
報のシーケンスと、移動局200の送信電力が基地局1
00の期待値と一致するときに現れる基本シーケンス
(+1,−1,+1,−1…)との相関関係からその一
致度合いの信頼性を求め、当該信頼性に基づいて、電力
アップダウン判定回路204の判定出力を重み付けする
ように動作する手段である。
【0057】ここで、軟判定出力回路210は、過去の
電力制御情報のシーケンスに+1,−1,+1,−1が
現れる場合には、現在の送信電力が基地局100の期待
値に一致していると判断して判定出力に与える重みを少
し小さな値に変更し、さらに、一致していると判断され
るシーケンスが連続する場合には、さらに重みを小さく
することにより、期待値に一致している期間が長いほど
その送信電力に変化が現れ難くなるように制御する。
【0058】(D−2)第4の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有するCDMA通信システムにお
ける通信動作、特に、移動局200Cにおける送信電力
の制御動作について説明する。なお、基本的な動作は、
第1の実施形態と同様であるため、ここでは、相違点の
みについて説明する。
【0059】この実施形態の場合、電力アップダウン判
定回路204の出力から観察される、過去複数時点にお
ける電力制御情報の状態が、+1、−1、+1、−1で
あるとき、軟判定出力回路210は、現在の送信電力は
基地局100の期待値と一致していると推定して、送信
アンプ205に与えられる電力制御情報の振幅をやや小
さくする。例えば、通常モードの振幅が+1dB,−1
dBで動作していたとすると、−0.75dB,+0.
75dBに変更する。
【0060】さらに引き続き、電力アップダウン判定回
路204の出力から+1、−1、+1、−1のシーケン
スが現れた場合、軟判定出力回路210は、さらに送信
アンプ205に与える電力制御情報の振幅をさらに小さ
くし、例えば、+0.5dB,−0.5dBとする。
【0061】同様に、さらに現在の送信電力が期待値と
一致していると判断される期間が継続すると、例えば、
送信アンプ205に与える電力制御情報の振幅を+0.
25dB,−0.25dBなどと徐々に小さくする。
【0062】ただし、電力アップダウン判定回路204
の出力から+1、−1、+1、−1のシーケンス以外の
シーケンスが現れた場合には、軟判定出力回路210
は、送信アンプ205に与える電力制御情報の振幅をわ
ずかに大きな値に変更する。
【0063】(D−3)第4の実施形態の効果 以上のように、第4の実施形態によれば、現在の送信電
力の期待値に対する一致度に応じて送信アンプ205に
与える電力制御情報の振幅を制御するようにしたことに
より、移動局200Dの送信電力が基地局100の期待
値と一致するほど、送信電力の電力偏差を抑圧できる。
【0064】また、その際の制御幅を細かく制御するこ
とにより、より厳密な送信電力制御を実現できる。
【0065】(E)他の実施形態 なお、上述の第2及び第3の実施形態においては、電力
アップダウン判定回路204から出力された過去複数時
点の判定出力と基本シーケンス(+1,−1,+1,−
1)との相関関係から、現在の送信電力と期待値との一
致度を判定し、その判定結果に基づいて送信アンプ20
5の利得を制御する場合について述べたが、測定時間内
に現れる符号の反転回数等に基づいて一致度を判定する
方法その他の方法により測定するようにしても良い。
【0066】上述の第3の実施形態においては、現在の
送信電力と期待値との一致度の判定結果に基づいてフィ
ルタ係数を更新し、その結果として、送信アンプ205
の利得を制御する場合について述べたが、フィルタ特性
を異にする複数のフィルタを用意しておき、それらの中
から電力制御情報を入力させるフィルタを選択するよう
にしても良い。
【0067】上述の第4の実施形態においては、電力制
御情報が指示する利得の変更幅の絶対値を1dBとする
とき、送信アンプ205に与える電力制御情報を、現在
の送信電力と期待値との一致度に応じて、0.75d
B、0.5dB、0.25dB…と変化させる場合につ
いて述べたが、その変化幅についてはこれに限られるも
のではなく、他の値を用いても良い。勿論、その際の変
化幅については、固定値に限るものでなく、一致度の高
さに応じて変更幅が変わるようにしても良い。
【0068】上述の実施形態においては、電力制御機能
を移動局側に設ける場合について述べたが、無線送信機
能を有する装置であれば、基地局等の固定局側に設けて
も良い。
【0069】上述の実施形態においては、電力制御情報
が2値信号として送られてくる場合について述べたが、
この電力制御情報は3値以上の多値信号で送られてくる
ものであっても良い。また、電力制御情報の内容も、送
信電力のアップダウンだけでなく、その際の変化幅等も
与えるものであっても良い。
【0070】上述の実施形態においては、電力制御の必
要性の高いCDMA通信システムを例に説明したが、そ
れ以外に無線通信システムについても適用し得る。
【0071】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、他局から
与えられる電力制御情報の信号列から低周波成分を抽出
し、抽出された低周波成分に基づいて、送信アンプの利
得を可変制御するようにしたことにより、現在の送信電
力と期待値とが一致する場合の利得変動を無くし、電力
偏差の抑圧を実現できる。
【0072】また、本発明によれば、過去の所定期間内
に与えられた電力制御情報の信号列に基づいて、現在の
送信電力が他局の期待値に一致しているのか否か推定
し、一致していると推定された場合には、現時点の電力
制御情報をフィルタ手段に与え、一致していないと推定
された場合には、現時点の電力制御情報を直接的に送信
アンプに与えて送信アンプの利得を制御するようにした
ことにより、送信電力と期待値とが一致していると推定
された場合における電力偏差の抑圧を実現できると共
に、一致していないと推定された場合における利得調整
幅を送信電力変化のレスポンス特性を向上させることが
できる。
【0073】また、本発明によれば、他局から与えられ
る電力制御情報の信号列から所定帯域の成分を抽出する
フィルタ手段のフィルタ係数を、過去の所定期間内に与
えられた電力制御情報に基づいて推定される、現在の送
信電力と他局の期待値との一致度に基づいて更新可能と
したことにより、送信電力制御の応答性の多段階制御を
実現できる。
【0074】また、本発明によれば、他局から与えられ
る電力制御情報の信号列から現在の送信電力と他局の期
待値との一致度を推定し、推定結果に基づいて、送信ア
ンプの利得調整幅を可変制御するようにしたことによ
り、一致度に応じた細かい電力調整を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るCDMA通信システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】従来構成例を示すブロック図である。
【図3】送信電力が期待値と一致した状態での送信電力
の変動を表した図である。
【図4】第2の実施形態に係るCDMA通信システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図5】第3の実施形態に係るCDMA通信システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図6】第4の実施形態に係るCDMA通信システムの
全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100…基地局、101…復調器、102…S/N(電
力)測定器、103…電力アップダウン(UpDow
n)判定回路、104…電力制御情報挿入回路、105
…変調部、200、200A、200B、200C、2
00D…移動局、201…復調器、202…電力制御情
報抽出回路、203…復号器、204…電力アップダウ
ン判定回路、205…送信アンプ、206…送信データ
処理器、207…フィルタ回路、208…選択回路、2
09…フィルタ係数更新部、210…軟判定出力回路、
300…基地局制御局、301…復号器、302…誤り
率測定器、303…S/Nしきい値設定回路、304…
符号化器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他局から与えられる電力制御情報に基づ
    いて、自局の送信電力を制御し、当該送信電力を他局の
    期待値に近づけるよう調整する方式の送信電力制御装置
    において、 他局から与えられる電力制御情報の信号列から低周波成
    分を抽出し、抽出された低周波成分に基づいて、送信ア
    ンプの利得を可変制御するフィルタ手段を備えることを
    特徴とする送信電力制御装置。
  2. 【請求項2】 他局から与えられる電力制御情報に基づ
    いて、自局の送信電力を制御し、当該送信電力を他局の
    期待値に近づけるよう調整する方式の送信電力制御装置
    において、 他局から自局に与えられた電力制御情報が入力されると
    き、当該電力制御情報の信号列から低周波成分を抽出
    し、抽出された低周波成分に基づいて、送信アンプの利
    得を制御するフィルタ手段と、 過去の所定期間内に与えられた電力制御情報の信号列に
    基づいて、現在の送信電力が他局の期待値に一致してい
    るのか否か推定し、一致していると推定された場合に
    は、現時点の電力制御情報を上記フィルタ手段に与え、
    一致していないと推定された場合には、現時点の電力制
    御情報を直接的に送信アンプに与え、当該送信アンプの
    利得を制御する選択手段とを備えることを特徴とする送
    信電力制御装置。
  3. 【請求項3】 他局から与えられる電力制御情報に基づ
    いて、自局の送信電力を制御し、当該送信電力を他局の
    期待値に近づけるよう調整する方式の送信電力制御装置
    において、 他局から与えられる電力制御情報の信号列から所定帯域
    の成分を抽出し、抽出された帯域成分に基づいて、送信
    アンプの利得を制御するフィルタ手段と、 過去の所定期間内に与えられた電力制御情報に基づい
    て、現在の送信電力と他局の期待値との一致度を推定
    し、推定結果に基づいて、上記フィルタ手段のフィルタ
    係数を更新するフィルタ係数更新手段とを備えることを
    特徴とする送信電力制御装置。
  4. 【請求項4】 他局から与えられる電力制御情報に基づ
    いて、自局の送信電力を制御し、当該送信電力を他局の
    期待値に近づけるよう調整する方式の送信電力制御装置
    において、 他局から与えられる電力制御情報の信号列から現在の送
    信電力と他局の期待値との一致度を推定し、推定結果に
    基づいて、送信アンプの利得調整幅を可変制御する一致
    度推定手段を備えることを特徴とする送信電力制御装
    置。
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