JP2005508417A - 透過性ポリチオウレタン基材とりわけ光学基材の製造方法 - Google Patents

透過性ポリチオウレタン基材とりわけ光学基材の製造方法 Download PDF

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Abstract

次の段階からなる、眼科用レンズなどの光学的物品の製造に利用可能なポリチオウレタン透明キャスト基材の迅速な加硫方法: 1)イソシアナートあるいはイソチオシアナート末端基を有し、25℃における粘度が0.02〜0.4Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーを含む第1成分Aの供給; 2)チオール(SH)末端基を有し、25℃における粘度が0.2から2.0Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーを含む第2成分Bの供給; 3)第1および第2成分AおよびBとを一緒に混合し、それにより得られた混合物で組み立てた鋳型の成形キャビティーを充填する; 4)透明な固形基材を得るため、前記混合物を加硫する。該加硫段階は以下のように構成される: a)1〜10分間以内にゲルを得るために前記混合物の重合を行う第1段階; b)前記透明な固形基材を得るためにゲルの後加硫を行う第2段階; 5)前記鋳型から透明な固形基材を回収する。

Description

【技術分野】
【0001】
発明の背景
発明の技術分野
本発明は、透過性ポリチオウレタン基材とりわけ眼科用レンズなどの光学基材の製造方法に関する。
より詳細には、本発明は、n25 Dが1.60、好ましくは1.65、より好ましくは1.67以上の高い屈折率を有し、重合工程で生じる気泡および/または線紋(striation)などの光学的欠陥が事実上ない眼科用レンズなどのポリチオウレタン系光学基材の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術
眼科用レンズなどのポリチオウレタン基材は、典型的に、ポリイソシアナートとポリチオールの混合物、例えば、適切なモノマーの液状混合物で成形キャビティーを満たし、モノマー混合物の重合を行い、その後、重合したポリチオウレタン基材を鋳型から回収することにより製造される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような従来の成形法に関係する重要な問題のひとつは、特に眼科用レンズなどの光学基材の製造において、欠陥のない基材、とりわけ線紋のない基材の獲得である。
【0004】
もし、液体モノマー混合物が、比較的低い粘度、つまり25℃において3.10‐3Pa.sよりも低い場合には、ゲル化のための時間は比較的長くなる。この場合、重合反応の間に混合物中で起こる局所的な熱部位は、対流を発生させ、その結果、重合後の基材に、いわゆる「対流により誘導された線紋」を生じる。
このような対流により誘導された線紋の形成速度は、混合物の粘度が低下すると、上昇する。
一方で、モノマー混合物のみによる成形キャビティの充填は、いわゆる「充填により誘導された線紋」を生じ、このような充填により誘導される線紋の消去に必要な緩和時間は、モノマー混合物の粘度の上昇とともに長くなる。
その上、比較的高い粘度のモノマー混合物を使用すると、液状モノマー混合物の中に混入した気泡を、除去するのが困難である。
【0005】
したがって、本発明の目的は、従来技術方法の欠点を改善するものとして、ポリチオウレタン透明キャスト基材の迅速な加硫方法を提供することである。
本発明の他の目的は、本質的に光学的欠陥がなく、特に対流および/または充填により誘導される線紋のないポリチオウレタン透明キャスト基材の迅速な加硫方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明の開示
本発明は、本質的に光学的欠陥がなく、眼科用レンズなどの光学的物品の製造に利用可能なポリチオウレタン透明キャスト基材の迅速な加硫方法を提供する。この方法は、次の段階からなる。
【0007】
1)イソシアナートあるいはイソチアシアナート(NCX;XはOあるいはS)末端基、好ましくはイソシアナート末端基を有し、25℃における粘度が0.02〜0.4Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーを含む第1成分Aを供給する。
2)チオール(SH)末端基を有し、25℃における粘度が0.2〜2.0Pa.sであるポリチオウレタンポリマーを含む第2成分Bを供給する。
3)第1および第2成分AおよびBとを一緒に混合し、それにより得られた混合物で組み立てた鋳型の成形キャビティを充填する。
【0008】
4)透明な固形基材を得るため、前記混合物を加硫する。該加硫段階は以下のように構成される。
a)1〜10分間以内にゲルを得るために上述混合物の重合を行う第1段階
b)前記透明な固形基材を得るためにゲルの後加硫を行う第2段階
5)前記鋳型から透明な固形基材を回収する。
【0009】
また、本発明は、第1および第2成分AおよびBの調製方法も教示する。
さらに、本発明は、上記に規定される方法で製造された、欠陥のない光学的物品、特に眼科用レンズについて示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
発明の詳細な説明
本発明の意味するところ、ゲルとは成分AとBの反応生成物をいい、この反応生成物における反応性官能基の転化率は50〜80%の範囲で、好ましくは約70%である。
好ましくは、第1成分Aのイソシアナートあるいはイソチオシアナート基は、チオール基に対するモル比NCX/SHが4:1〜30:1、好ましくは6:1〜10:1の範囲とし、一方、第2成分Bのチオール基は、イソシアナートあるいはイソチオシアナート基に対するモル比SH/NCXが4:1〜30:1、好ましくは6:1〜10:1の範囲とするものである。
好ましくは、ゲル化は1〜10分間で起こる。
さらに好ましくは、成分AとBの混合物の25℃における粘度は、0.05〜0.5Pa.s、好ましくは0.1〜0.3Pa.sの範囲である。
【0011】
混合物の加硫段階は、任意の公知重合技術、詳しくは環境温度での、または、誘導あるいは赤外加熱を含む加熱重合を用いて実施することが出来る。
好ましくは、ゲルを得るための加硫段階は、環境温度(25℃)で加熱することなく行われる。
混合物の加硫は、好ましくは、触媒存在下で行われる。混合物が1〜10分間以内でゲル化することを促進する任意の触媒が、通常量で混合に用いられる。
このような触媒を用いる場合、成分AおよびBの混合物の調製前に第2成分B中に、あるいは、混合物そのものに、必要量で添加することが好ましい。
【0012】
本発明方法に用いられる触媒の中でも、トリエチルアミンなどの第三級アミン、ジブチルスズジラウレートなどの有機金属化合物、および、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属、アンモニウムの塩であって、かつ、0.5≦pKa≦14を満たす塩が挙げられる。
【0013】
これらの好ましい塩は、次の式で定義される。
P+ n
上記式において、
P+は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属および、NR+ で示されるアンモニウム基(Rはアルキル基)からなる群より選択されるカチオンであり、
は、対応する酸YHが0.5≦pKa≦14を満たすようなアニオンであり、
Pはカチオンの原子価であり、
n=m×Pである。
好ましくは、触媒は、塩あるいはこれらの塩の混合物のみから成る。
【0014】
好ましい金属カチオンは、Li、Na、K、Rb、Mg2+、Ca2+、Ba2+およびAl3+である。特に好ましい金属カチオンは、無色で組成物中に溶解性のLi、NaおよびKである。遷移金属は、それらの塩は組成物を着色し、それゆえに重合樹脂を着色するためあまり好ましくない。
好ましいNR+ 基は、RがC‐Cのアルキル基で、より好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはヘキシル基である。
【0015】
上記塩は、重合組成物中に、有効量すなわち該組成物の加熱または室温重合を充分に促進させる量で使用する必要がある。
一般的に、上記塩は、重合可能なモノマーの総重量に対し、5〜2000百万分率(ppm)、好ましくは10〜500ppm、より好ましくは40〜100ppmの範囲の量で存在することができる。
【0016】
好ましくは、Yは、0.5≦pKa≦10、より好ましくは0.5≦pKa≦8を満たす酸YHに対応するアニオンである。
好ましくは、アニオンYは、チオシアナート、カルボキシラート、チオカルボキシラート、アセチルアセトナト、ジケトン、アセト酢酸エステル、マロン酸エステル、シアン酢酸エステル、ケトニトリル、および、RS(Rは、置換または非置換のアルキル基またはフェニル基)で表されるアニオンからなる群より選択される。
好ましくは、アルキル基は、メチル基、エチル基およびプロピル基などのC‐Cのアルキル基である。
好ましいアニオンYは、SCN、アセチルアセトナト、アセタート、チオアセタート、ホルマート、ベンゾアエートである。
【0017】
好ましい塩はKSCNである。
一般的に、塩は、重合可能なモノマーの総重量に対し、0.001〜2.5%、好ましくは0.001〜1%の範囲の量で存在することができる。塩と組み合わせて用いることができる電子供与体は、好ましくは、アセトニトリル化合物、アミド化合物、スルホン、スルホキシド、トリアルキルホスファイト、ニトロ化合物、エチレングリコールエステル、クラウンエーテルおよびクリプタートからなる群より選択される。
【0018】
アセトニトリル化合物の例としては、下記式で示される。
【化1】
Figure 2005508417
式中、
Rはアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのC‐Cアルキル基である。
アミド化合物は、第1級、第2級または第3級のアミド化合物である。
トリアルキルホスファイトおよびトリアリールホスファイトは、下記式で示される。
【0019】
【化2】
Figure 2005508417
式中、
R、R’、R'''は、アルキル基、好ましくは、C‐Cアルキル基、あるいは、フェニル基などのアリール基のいずれかである。好ましくは、トリアルキルホスファイト、例えば、(CO)Pである。
【0020】
電子供与体はまたクラウンエーテルおよびクリプタートから選ぶこともできる。
これらの環状分子は、通常、ヘテロ原子あるいは金属のサイズと「かご(cage)」のサイズ、すなわち、ヘテロ原子の数とそのサイズと「かご」のサイズ、すなわち、ヘテロ原子数とその環のサイズとの間で、うまく折り合いがつくように選択される。
好ましいクラウンエーテルやクリプタートは下記式で示される。
【化3】
Figure 2005508417
式中、
は、O、SあるいはNHを示し、xは3〜6、好ましくは3〜4の整数であり、X、XおよびXはO、Sを示し、n、n、n、y、y、yは2あるいは3を示し、x、xとxは2あるいは3を示す。
より好ましいクラウンエーテルおよびクリプタートとして、下記式で示される化学物が挙げられる。
【0021】
【化4】
Figure 2005508417
【0022】
電子供与体は、重合可能なモノマーの総重量に対し、0〜5重量%、好ましくは0〜1重量%の範囲で存在し、最も好ましくは、18‐クラウン‐6、18‐クラウン‐7、15‐クラウン‐5、15‐クラウン‐6などのクラウンエーテルである。
【0023】
本発明の重合可能な混合物は、好ましくは、塩触媒の溶解を促進するための溶媒を含む。
アセトニトリル、テトラハイドロフラン、あるいは、ジオキサンなどの極性有機物を使用することができる。他の好ましい溶剤は、メタノール、エタノール、チオエタノール、アセトン、アセトニトリルおよび3‐メチル‐2‐ブタン‐1オールである。
一般的に、溶媒の量は、曇りおよび発泡を避けるため、存在する重合可能なモノマーの総重量に対して、2重量%より下、好ましくは0〜0.5重量%の間に保たれる。
【0024】
本発明にかかる混合物は、光学的物品、特に眼科用レンズ向けの重合可能な組成物として伝統的に利用される添加剤、すなわち抑制剤、染料、フォトクロミック剤、UV吸収剤、香料、脱臭剤、抗酸化剤、抗黄色化剤および離型剤を伝統的に用いられる割合で含んでいてもよい。
香料は、とりわけ表面形成あるいはルータ操作において、組成物のにおいをマスクする。
とりわけ、商品名UV5411(登録商標)、UV9(登録商標)、Tinuvin400(登録商標)、TinuvinP(登録商標)、Tinuvin312(登録商標)、Seesorb701(登録商標)、Seesorb707(登録商標)の市販品などの通常のUV吸収剤は、重合可能なモノマーの総重量の2重量%までの量で使用することができる。
【0025】
また、本発明の組成物は、好ましくは、重合可能なモノマーの総重量の0.1重量%までの量で離型剤を含む。
これらの離型剤としては、モノあるいはジアルキルリン酸、シリコーン、フッ素化炭化水素、脂肪酸およびアンモニウム塩などが挙げられる。好ましい離型剤は、モノあるいはジアルキルリン酸かそれらの混合物である。このような離型剤は、とりわけ、特許明細書US6A‐4,662,376、US‐A‐4.975.328、EP‐271.839に開示されている。
【0026】
添加剤は、好ましくは、第2成分Bと混合する前の第1成分Aに添加される。
成分Aと成分Bとの混合は、米国特許第5,973,098号明細書で言及されたような任意の公知の混合技術により実施される。
好ましくは、混合される成分AおよびBは、小さな反応容器内に加えられ、その後、スクリューミキサーにより攪拌される。
【0027】
成分AおよびBは、必要量のポリシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーとポリチオールモノマーの混合物を重合することにより調製される。
プレポリマーBは、ポリチオール/ポリイソ(チオ)シアナート混合物から得られるが、この混合物は、0〜30重量%の割合で、少なくともひとつのポリオールを含むことができる。好ましくは、ポリオールはまったく使用しない。
【0028】
重合方法は古典的であるが、しかしながら、反応媒体中のポリシアナートあるいはイソチアシアナートモノマーとポリチオールモノマーの量は、次のように、個々のケースを適合させるべきである。成分Aを得るためには、ポリシアナートあるいはイソチオシアナート/ポリチオールモノマー混合時のNCX/SH比が、4:1〜30:1、好ましくは6:1〜10:1、成分Bを得るためには、上記混合時のSH/NCX比が4:1〜30:1、好ましくは6:1〜10:1となる。典型的には、成分AおよびBは、誘導あるいは赤外加熱などの古典的な熱重合反応により調製される。
【0029】
好ましくは、成分Aと成分Bの両方は、触媒系を用いることなく調製されるが、これは、重合反応を制御しやすく、長期に安定性が高く、安全に保存することができるプレポリマーが得られるためである。
しかしながら、上述したような、これらは触媒または触媒系を用いて調製することができる。
【0030】
チオール末端基をもつプレポリマーの調製は、既に、米国特許第5.908.876.号明細書中に記載されている。これと同様のプロセスを本発明の成分Bの調製に使用することができる。
本発明の成分Aもまた同様の方法で調製することができるが、しかし、イソシアナートあるいはイソチオシアナート末端基をもつポリチオウレタンプレポリマーを得るためには、ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートとポリチオールモノマーを所定の割合にする必要がある。
【0031】
このように、本発明は、イソシアナートあるいはイソチオシアナート末端基を有し、25℃における粘度が0.02〜0.4Pa.sのポリチオウレタンプレポリマーの製造方法に関する。この方法は、少なくとも1つのポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーと少なくとも1つのポリチオールモノマーとを、イソシアナートあるいはイソチオシアナート基のチオール基に対するモル比NCX/SHが4:1〜30:1の範囲で、好ましくは触媒なしで、反応させることを含む。
【0032】
同様に、本発明は、チオール末端基を有し、25℃における粘度が0.2〜2.0Pa.sのポリチオウレタンプレポリマーの製造方法に関する。この方法は、少なくとも1つのポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーと少なくとも1つのポリチオールモノマーとを、チオール基のイソシアナートあるいはイソチオシアナート基に対するモル比SH/NCXが4:1〜30:1の範囲で、好ましくは触媒なしで、反応させることを含む。
【0033】
プレポリマー成分AおよびBの製造に有用なポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートは、1分子当り2つ以上のイソシアナートあるいはイソチオシアナート官能基、好ましくは2つまたは3つのイソシアナートあるいはイソチオシアナート官能基、より好ましくは2つのイソシアナートあるいはイソチオシアナート官能基を有するポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーであれば、どんなものでもよい。
【0034】
好ましいポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーは、下記式で示される:
【化5】
Figure 2005508417
式中、
は、独立に、HあるいはC‐Cのアルキル基で、好ましくはCHあるいはCであり;
は、H、ハロゲン、好ましくはClまたはBr、あるいはC‐Cのアルキル基、好ましくはCHあるいはCであり;
Zは‐N=C=Xで、XはOあるいはS、好ましくはOであり;
aは1〜4の整数、bは2〜4の整数、かつa+b≦6であり;および、
xは1〜10、好ましくは1〜6の整数である。
【0035】
好ましいポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーとして、トリレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、フェニレン、ジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、エチルフェニレンジイソシアナート、イソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジメチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジエチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジイソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、トリメチルベンジルトリイソシアナートあるいはトリイソチオシアナート、キシレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ベンジルトリイソ(チオ)シアナート、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ナフタレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、イソホロンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ビス(イソシアナートあるいはジイソチオシアナートメチル)シクロヘキサン、ヘキサメチレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナートが挙げられる。
ひとつのポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーか、それらの混合物を使用することができる。
【0036】
ポリチオールモノマーは、2つ以上、好ましくは2つまたは3つのチオール官能基をもつ、好ましいポリチオールであれば、どれも使用できる。
ポリチオールモノマーは、次式で表記することができる:
R’(SH)n’
式中、n’は、2〜6の、好ましくは2〜3の整数であり、R’はn’と等価の有機基である。
有用なポリチオールモノマーは、欧州特許出願公開第394.495号明細書および米国特許第4.775.733号明細書に開示されたもの、および下記式に対応するポリチオールである。
【化6】
Figure 2005508417
【0037】
好ましいポリチオールモノマーとしては、脂肪族ポリチオール、例えば、ペンタエリスリトールテトラキスメルカプトプロピオナート、1‐(1’メルカプトエチルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(2’‐メルカプトプロピルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(‐3’メルカプトプロピルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(‐4’メルカプトブチルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(5’メルカプトペンチルチオ)‐2,3ジメルカプト‐プロパン、1‐(6’‐メルカプトヘキシルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐5’メルカプトペンチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐6’‐メルカプトヘキシル)‐3‐メルカプトプロパン、1,2,3‐トリス(メルカプトメチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐3’‐メルカプトプロピルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐6’‐メルカプトヘキシルチオ)プロパン、メタンジチオール、1,2‐エタンジチオール、1,1‐プロパンジチオール、1,2‐プロパンジチオール、1,3‐プロパンジチオール、2,2‐プロパンジチオール、1,6‐ヘキサンチオール‐1,2,3‐プロパントリチオール、及び1,2‐ビス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)‐3‐メルカプトプロパンが挙げられる。
最も好ましいポリチオールは、下記式で示すような3‐(2‐スルファニルエチルチオ)‐2‐(2‐スルファニルエチルチオ)プロパン‐1‐チオールである。
【化7】
Figure 2005508417
ポリチオールの25℃における粘度は、好ましくは2.10‐1Pa.sあるいはそれ以下、より好ましくは10‐1Pa.s以下、理想的には0.5.10‐1Pa.s以下である。
【実施例】
【0038】
次の例は、プレポリマー成分AおよびBの調製について示す。
イソシアナート末端基をもつポリチオウレタンプレポリマーの調製(成分A)
コンデンサー、熱プローブおよび攪拌機を装備した反応器中に、所定量のキシレンジイソシアナート(XDI)を装入する。ポリイソシアナートモノマーをその後115℃まで加熱する。その後、3‐(2‐スルファニルエチルチオ)‐2‐(2‐スルファニルエチルチオ)プロパン‐1‐チオールを添加し、イソシアナート官能基のチオール官能基に対するモル比(NCO/SH)が6:1となるような量で、ポリイソシアナートと混合する。3〜4.5時間加熱した後に、反応は完了する。
プレポリマーはその後冷却され、プレポリマーの温度が35℃(+/−5℃)になったら、プレポリマーを適当なドラムへ移し、不活性ガス(窒素またはアルゴン)でトラップし、冷室で保存する。
イソシアナート末端基をもつ最終のプレポリマー(成分A)は、25℃における粘度が0.219Pa.sである。
【0039】
チオール末端基をもつポリチオウレタンプレポリマーの調製(成分B)
コンデンサー、熱プローブ、攪拌機を装備した反応器中に、所定量の3‐(2‐スルファニルエチルチオ)‐2‐(2‐スルファニルエチルチオ)プロパン‐1‐チオールを装入する。ポリチオールモノマーをその後90℃まで加熱する。その後、キシレンジイソシアナート(XDI)を添加し、チオール官能基のイソシアナート官能基に対するモル比(SH/NCO)が8:1となるような量で、ポリチオールと混合する。反応は3時間以内に完了する。反応終了は、温度がピークに達した後90℃(+/−2℃)に戻ることで示される。
プレポリマーはその後冷却され、プレポリマーの温度が35℃(+/−5℃)になったら、プレポリマーを適当なドラムへ移し、不活性ガス(窒素またはアルゴン)でトラップし、冷室で保存する。
チオール末端基をもつ最終産物のプレポリマー(成分B)は、25℃における粘度が0.543Pa.sである。
【0040】
実施例1
プレポリマー成分AおよびBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.176gの18‐クラウン‐6、0.044gのKSCNおよび0.293gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0041】
実施例2
プレポリマー成分AおよびBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.208gの18‐クラウン‐6、0.052gのKSCNおよび0.347gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0042】
実施例3
プレポリマー成分AおよびBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.192gの18‐クラウン‐6、0.048gのKSCNおよび0.320gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0043】
実施例4
プレポリマー成分AおよびBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.191gの18‐クラウン‐6、0.048gのKSCNおよび0.318gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0044】
実施例5
プレポリマー成分AおよびBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.190gの18‐クラウン‐6、0.048gのKSCNおよび0.317gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0045】
比較例C1〜C4
プレポリマー成分AとBは、上述のように、以下の表Iに示される割合と条件で、触媒の使用なしに調製される。
その後、0.184gの18‐クラウン‐6、0.045gのKSCNおよび0.3gのチオエタノールを含む触媒溶液を成分Bに添加する。
成分AおよびBはその後、表Iに示されるようにバイアル中で混合され、上記触媒の存在下で重合される。ゲル化は室温で10分間未満で起こり、その後135℃のエアーオーブン中、2時間で完了する。
得られたポリマー中の線紋および/または気泡の存在は視覚的に評価した。
結果を表IIに示す。
【0046】
【表1】
Figure 2005508417
【0047】
【表2】
Figure 2005508417
Figure 2005508417
ポリマー中の線紋の存在は、
‐肉眼検査により
‐アーク灯を用いて
評価し、次のように階級分けした。
【0048】
【表3】
Figure 2005508417
【0049】
この結果は、モノマーの直接的重合(比較例C1)は深刻な線紋および/または気泡を生じるのに対し、本発明に係る2つのプレポリマーを使用すれば、欠陥がないか、あるいは欠陥の極めて少ない固体ポリチオウレタン基材が得られることを示している。また、チオール末端基をもつプレポリマーとポリイソシアナートモノマーとの重合であっても、得られる末端基材には依然線紋および気泡が存在する。
【0050】
すべての粘度測定は、同じ粘度測定機(Brookfield LVDVI)で行い、低い粘度(20〜1000cPおよび5000cPまで)のモノマー、プレポリマーおよびそれらの混合物は、S18スピンドルを使用する同様の実験に次いで行った。
【0051】
スピンドルの選択は次のようになされる:
任意のスピンドル/速度の組み合わせにおいて、最大範囲はスピンドルファクターの10倍に等しい。
スピンドルS18において、サンプルサイズは8mlであり、スピンドルファクターは30/Nである。Nはスピンドル回転速度(rpms)を示す。
このことから、S18スピンドルを2.5rpmsで使用した場合、スピンドルファクターは30/2.5=12、粘度の範囲は120〜1200cP(センチポアズ)となる。
レンジ効率範囲(%)は、試料について測定された粘度を最大範囲で割り、100を乗じた比率に対応する。レンジ効率がより高いほど、粘度測定値はより正確といえる。許容されるレンジ効率は、10〜99%である。
【0052】
スピンドル速度の最適化は、次のようになされる。
1.5rpmsのスピンドル回転速度で、レンジ効率がわずかに33.8%であると仮定すると、スピンドル回転速度を3.0rpmに倍加すると、67.6%のレンジ効率が得られる。さらに、スピンドル回転速度を3.0rpms〜4.0rpmsに増加させると、レンジ効率は25%増しの84.5%が得られる。しかし、スピンドル回転速度を4.0rpms〜5.0rpmsに増加させると、レンジ効率は20%増しの101.4%が得られ、これはエラーとなってしまう。(読み取りは100%の限界を超えている)それゆえ、粘度測定は、4.0rpmsの速度にて、約84.5%のレンジ効率で行われる。
全ての粘度測定は25℃でなされる。

Claims (35)

  1. 次の段階を有する、眼科用レンズなどの光学的物品の製造に利用可能なポリチオウレタン透明キャスト基材の迅速な加硫方法:
    1)イソシアナートあるいはイソチアシアナート(NCX;XはOあるいはS)末端基を有し、25℃における粘度が0.02〜0.4Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーを含む第1成分Aを供給し;
    2)チオール(SH)末端基を有し、25℃における粘度が0.2〜2.0Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーを含む第2成分Bを供給し;
    3)第1および第2成分AおよびBとを一緒に混合し、それにより得られた混合物で組み立てた鋳型の成形キャビティを充填し;
    4)透明な固形基材を得るため、前記混合物を加硫し、該加硫段階は以下のように構成され;
    a)1〜10分間以内にゲルを得るために前記混合物の重合を行う第1段階;および
    b)前記透明な固形基材を得るためにゲルの後加硫を行う第2段階;および
    5)前記鋳型から透明な固形基材を回収する。
  2. 成分AおよびBは、少なくとも1つのポリイソシアナートあるいはポリイソチオシアナートモノマーと少なくとも1つのポリチオールモノマーとの重合により得られる、請求項1に記載の方法。
  3. ポリイソシアナートあるいはポリイソチオシアナートモノマーとポリチオールモノマーの量は、成分Aを得るためには、ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーとポリチオールモノマーとの混合時のNCX/SH比が、4:1〜30:1であり、成分Bを得るためには、ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーとポリチオールモノマーの混合時のSH/NCX比が、4:1〜30:1である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記NCX/SH比およびSH/NCX比が、6:1〜10:1である請求項3に記載の方法。
  5. ゲルが1〜10分間以内に得られる請求項1に記載の方法。
  6. 成分AとBの混合物の25℃における粘度が、0.1〜0.3Pa.sである請求項1に記載の方法。
  7. 加硫段階4)が、触媒の存在下で達成される請求項1に記載の方法。
  8. 触媒は、成分Aを混合する前の成分Bに添加される請求項1に記載の方法。
  9. 触媒は、前記成分AとBの混合物に添加される請求項1に記載の方法。
  10. 前記モノマーの重合が、触媒の非存在下で行われる請求項2に記載の方法。
  11. 前記ポリチオールが下記式で示される請求項2に記載の方法:
    R’(SH)n’
    式中、n’は、2〜6の、好ましくは2〜3の整数であり、R’はn’と等価の有機基である。
  12. 前記ポリチオールが、ペンタエリスリトールテトラキスメルカプトプロピオナート、1‐(1’メルカプトエチルチオ)-2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(2’‐メルカプトプロピルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(‐3’メルカプトプロピルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(‐4’メルカプトブチルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(5’メルカプトペンチルチオ)‐2,3ジメルカプト‐プロパン、1‐(6’‐メルカプトヘキシルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐5’メルカプトペンチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐6’‐メルカプトヘキシル)‐3‐メルカプトプロパン、1,2,3‐トリス(メルカプトメチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐3’‐メルカプトプロピルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐6’‐メルカプトヘキシルチオ)プロパン、メタンジチオール、1,2‐エタンジチオール、1,1‐プロパンジチオール、1,2‐プロパンジチオール、1,3‐プロパンジチオール、2,2‐プロパンジチオール、1,6‐ヘキサンチオール‐1,2,3‐プロパントリチオール、及び1,2‐ビス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)‐3‐メルカプトプロパンからなる群より選択される請求項11に記載の方法。
  13. 前記ポリチオールが、下記式で示される請求項11に記載の方法。
    Figure 2005508417
  14. 前記ポリイソシアナートあるいはポリイソチオシアナートが、下記式で示されるモノマーより選択される請求項2に記載の方法:
    Figure 2005508417
    式中、
    は、独立に、HあるいはC‐Cのアルキル基で、好ましくはCHあるいはCであり;
    は、H、ハロゲン、好ましくはClまたはBr、あるいはC‐Cのアルキル基、好ましくはCHあるいはCであり;
    Zは‐N=C=Xで、XはOあるいはSであり;
    aは1〜4の整数、bは2〜4の整数、かつa+b≦6であり;および、
    xは1〜10、好ましくは1〜6の整数である。
  15. xは1〜6の整数である請求項14に記載の方法。
  16. 前記ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートが、トリレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、フェニレン、ジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、エチルフェニレンジイソシアナート、イソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジメチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジエチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジイソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、トリメチルベンジルトリイソシアナートあるいはトリイソチオシアナート、キシレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ベンジルトリイソ(チオ)シアナート、4,4’‐ジフェニルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ナフタレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、イソホロンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ビス(イソシアナートあるいはジイソチオシアナートメチル)シクロヘキサン、ヘキサメチレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナートからなる群より選択される請求項14に記載の方法。
  17. 前記ポリイソシアナートはキシレンジイソシアナートである請求項14に記載の方法。
  18. 少なくとも1つのポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーと少なくとも1つのポリチオールモノマーとを、イソシアナートあるいはイソチオシアナート基のチオール基に対するモル比NCO/SHが4:1〜30:1の範囲で反応させることを含む、イソシアナートあるいはイソチオシアナート末端基を有し、25℃における粘度が0.02〜0.4Pa.sのポリチオウレタンプレポリマーの製造方法。
  19. 前記重合反応が、触媒の非存在下で行われる請求項18に記載の方法。
  20. 前記ポリイソシアナートあるいはポリイソチオシアナートモノマーが、下記式で示されるモノマーより選択される請求項18に記載の方法:
    Figure 2005508417
    式中、
    は、独立に、HあるいはC‐Cのアルキル基で、好ましくはCHあるいはCであり;
    は、H、ハロゲン、好ましくはClまたはBr、あるいはC‐Cのアルキル基、好ましくはCHあるいはCであり;
    Zは‐N=C=Xで、XはOあるいはSであり;
    aは1〜4の整数、bは2〜4の整数、かつa+b≦6であり;および、
    xは1〜10、好ましくは1〜6の整数である。
  21. xは1〜6の整数である請求項18に記載の方法。
  22. 前記ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートは、トリレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、フェニレン、ジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、エチルフェニレンジイソシアナート、イソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジメチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジエチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジイソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、トリメチルベンジルトリイソシアナートあるいはトリイソチオシアナート、キシレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ベンジルトリイソ(チオ)シアナート、4,4’‐ジフェニルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ナフタレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、イソホロンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ビス(イソシアナートあるいはジイソチオシアナートメチル)シクロヘキサン、ヘキサメチレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナートからなる群より選択される請求項18に記載の方法。
  23. 前記ポリチオールモノマーが下記式で示される請求項18に記載の方法:
    R’(SH)n’
    式中、n’は、2〜6の、好ましくは2〜3の整数であり、R’はn’と等価の有機基である。
  24. 前記ポリチオールは、ペンタエリスリトールテトラキスメルカプトプロピオナート、1‐(1’メルカプトエチルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(2’‐メルカプトプロピルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(‐3’メルカプトプロピルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(‐4’メルカプトブチルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(5’メルカプトペンチルチオ)‐2,3ジメルカプト‐プロパン、1‐(6’‐メルカプトヘキシルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐5’メルカプトペンチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐6’‐メルカプトヘキシル)‐3‐メルカプトプロパン、1,2,3‐トリス(メルカプトメチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐3’‐メルカプトプロピルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐6’‐メルカプトヘキシルチオ)プロパン、メタンジチオール、1,2‐エタンジチオール、1,1‐プロパンジチオール、1,2‐プロパンジチオール、1,3‐プロパンジチオール、2,2‐プロパンジチオール、1,6‐ヘキサンチオール‐1,2,3‐プロパントリチオール、及び1,2‐ビス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)‐3‐メルカプトプロパンからなる群より選択される請求項23に記載の方法。
  25. 前記ポリイソシアナートモノマーがキシリレンジイソシアナートであり、ポリチオールモノマーが3‐(2‐スルファニルエチルチオ)‐2‐(2‐スルファニルエチルチオ)プロパン‐1‐チオールである請求項18に記載の方法。
  26. 少なくとも1つのポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートモノマーと少なくとも1つのポリチオールモノマーとを、チオール基のイソシアナートあるいはイソチオシアナート基に対するモル比SH/NCOが4:1〜30:1の範囲で反応させることを含む、チオール末端基を有し、25℃における粘度が0.2〜2.0Pa.sであるポリチオウレタンプレポリマーの製造方法。
  27. 前記重合反応が、触媒の非存在下で行われる請求項26に記載の方法。
  28. 前記ポリイソシアナートモノマーが、下記式で示されるモノマーから選択される請求項26に記載の方法:
    Figure 2005508417
    式中、
    は、独立に、HあるいはC‐Cのアルキル基で、好ましくはCHあるいはCであり;
    は、H、ハロゲン、好ましくはClまたはBr、あるいはC‐Cのアルキル基、好ましくはCHあるいはCであり;
    Zは‐N=C=Xで、XはOあるいはSであり;
    aは1〜4の整数、bは2〜4の整数、かつa+b≦6であり;および、
    xは1〜10の整数である。
  29. xは1〜6の整数である請求項28に記載の方法。
  30. 前記ポリイソシアナートあるいはイソチオシアナートが、トリレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、フェニレン、ジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、エチルフェニレンジイソシアナート、イソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジメチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジエチルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジイソプロピルフェニレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、トリメチルベンジルトリイソシアナートあるいはトリイソチオシアナート、キシレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ベンジルトリイソ(チオ)シアナート、4,4’‐ジフェニルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ナフタレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、イソホロンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ビス(イソシアナートあるいはジイソチオシアナートメチル)シクロヘキサン、ヘキサメチレンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートあるいはジイソチオシアナートからなる群より選択される請求項28に記載の方法。
  31. 前記ポリチオールモノマーが、下記式で示される請求項26に記載の方法:
    R’(SH)n’
    式中、n’は、2〜6の、好ましくは2〜3の整数であり、R’はn’と等価の有機基である。
  32. 前記ポリチオールが、ペンタエリスリトールテトラキスメルカプトプロピオナート、1‐(1’メルカプトエチルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(2’‐メルカプトプロピルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1‐(‐3’メルカプトプロピルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(‐4’メルカプトブチルチオ)‐2,3ジメルカプトプロパン、1‐(5’メルカプトペンチルチオ)‐2,3ジメルカプト-プロパン、1‐(6’‐メルカプトヘキシルチオ)‐2,3‐ジメルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐5’メルカプトペンチルチオ)‐3‐メルカプトプロパン、1,2‐ビス(‐6’‐メルカプトヘキシル)‐3‐メルカプトプロパン、1,2,3‐トリス(メルカプトメチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐3’‐メルカプトプロピルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐4’‐メルカプトブチルチオ)プロパン、1,2,3‐トリス(‐6’‐メルカプトヘキシルチオ)プロパン、メタンジチオール、1,2‐エタンジチオール、1,1‐プロパンジチオール、1,2‐プロパンジチオール、1,3‐プロパンジチオール、2,2‐プロパンジチオール、1,6‐ヘキサンチオール‐1,2,3‐プロパントリチオール、及び1,2‐ビス(‐2’‐メルカプトエチルチオ)‐3‐メルカプトプロパンからなる群より選択される請求項31に記載の方法。
  33. 前記ポリイソシアナートモノマーがキシリレンジイソシアナートであり、ポリチオールモノマーが3‐(2‐スルファニルエチルチオ)‐2‐(2‐スルファニルエチルチオ)プロパン-1-チオールである請求項26に記載の方法。
  34. 請求項1に記載の方法により製造された光学的物品。
  35. 請求項1に記載の方法により製造された眼科用レンズ。
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