JP2005502007A - ガススプリング用の一体化シール - Google Patents

ガススプリング用の一体化シール Download PDF

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Abstract

ガススプリングシールアセンブリに使用される一体化シールに関する。一体化シールは挿入部を包囲し且つ挿入部に結合されたエラストマシール層を有する強固な熱可塑性挿入部を含む。挿入部はシールに合成を与え、挿入部と摺動可能に係合されたロッドを受入れ且つ案内する中央、軸方向開口部を含む。シール層はガススプリング内に含まれる圧力ガスがシールの周囲から逃げるのを防止するためガススプリングシリンダの内部表面と係合する。シール層はロッドと摺動可能に係合しガスがガススプリングシリンダから逃げるのを防止する挿入部内の通路と整合する中央、軸方向開口部を含む。一体化されたシールは単一又は2ステップ処理で形成される。単一ステップ処理において、挿入部とシール層は単一モールド型での注入モールド処理により形成され、且つ次の共加硫処理により互いに結合される。2ステップ処理において、挿入部は第1注入モールド工程で形成され、挿入部の外部に塗られた接着促進剤を有する。被着された挿入部は順次注入モールド処理で挿入部の周囲のシール層を形成するために使用される第2モールド型内に配置される。接着促進剤はシール層を一体化シールを形成する挿入部に密着結合させる。

Description

【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は2001年8月15日に出願された米国仮特許出願第60/312,480号に対する優先権を主張する。
【0002】
(連邦政府の援助を受けた研究開発に関する供述)
非適用
【0003】
本発明はガススプリングに関し、特にガスおよびガススプリング内の潤滑流体の収容に使用されるシールアセンブリための一体化シールに関する。
【背景技術】
【0004】
ガススプリングは可動部材を静止部材に対して選択的に位置決めするための種々の用途で使用される。ガススプリングは開口端部と閉鎖端部を有する中空シリンダから形成される。閉鎖端部は典型的には安定したベースにガススプリングを設けるように、枢動可能搭載構成を介して、静止部材に取り付けられる。シリンダの開口端部は可動部材に対して接続するための外端部を含む細長いロッドを受けるように適合された円形開口部を規定する。ロッドは開口部を介してシリンダに伸び、中空シリンダにより規定されたピストン空洞部内に配置されたピストンに搭載された内端部を含む。ピストンは静止部材に関連する可動部材の動きにより生じるロッドの伸縮に応答してピストン空洞部内で可動する。この方法で、ガススプリングの作動長はシリンダの長さの大部分を必要とするピストン空洞部の長さにより制御される。
【0005】
ロッドはシリンダ内の多量の窒素のような加圧ガスや潤滑油を保持するために役立つシール構成を介してシリンダの内部に伸びている。加圧ガスはピストンに作用し、シリンダに対するロッドの動きを制御し且つシリンダに関連する位置にロッドを選択的に維持する。シール構成はシリンダの開口端部の近傍に位置決めされる。従来技術の構成において、シール構成はロッドガイド、ワッシャ、第1流体シール、および第2流体シールを含む。
【0006】
この従来技術構成において、ロッドガイドはシリンダの開口端部に対して即座に位置決めされ、ロッドが伸びる中央開口部を規定する。ロッドガイドはロッドが開口端部を通じて自由に摺動できるようにシリンダの開口端に対してロッドを適切な軸方向位置決め状態に保持する一般的な剛体材料から形成される。
【0007】
開口端部に対向して、金属ワッシャがロッドガイドに対して位置決めされる。金属ワッシャはシール構成の残部の形成から分離した処理における低炭素スチールのような剛体金属から形成される。シール構成内の所定位置に金属ワッシャを保持するため、その製造後、ワッシャはシール構成部品と金属ワッシャ間に適用された次の粘着コーティングがワッシャをシール構成の部品に接着させるリン酸亜鉛コーティングで処理される。ワッシャはシール構成に対して剛性と支持を提供し、動的ガススプリング用途で使用されるときシール構成の軸方向および半径方向位置を維持する。しかしながら、ワッシャは剛体金属から形成されるので、ワッシャはシール構成の残部より窒素ガスに対して透過性がなく、シリンダ内の窒素ガスとシリンダの外部との間のバリアとして作用する。
【0008】
第1流体シールはロッドガイドに対向する金属ワッシャに対して位置決めされる。第1シールはロッドガイド内の開口部と整合する中央開口部を含み、その周囲の周りのシリンダの内部表面と封じるように係合する。ロッドの外部を被覆する潤滑剤および加圧ガスがシリンダから逃げるのを防止するため、ロッドが中央開口部を通じて伸びるように、第1シールはロッドと封じるように係合する。
【0009】
第2流体シールはワッシャに対向する第1流体ワッシャに当接する。第2シールはロッドが伸びる第1シール内の開口部と整合する中央穿孔を有する潤滑油リザーバを規定する。リザーバは第1シールにより穿孔に対向して閉鎖され、ロッドの外部表面を被覆する潤滑剤で満たされる。この構成により、ロッドが第1シール内の開口部、第2シール内の穿孔、およびロッドガイド内の開口部を通して自由に摺動する。第2シールはピストン空洞部内に加圧ガスを維持するためロッドとシリンダの内部表面と封止するように係合する。
【0010】
シール構成は穿孔の近傍の第2シールに当接するシリンダ本体内のクリンプによりシリンダの開口端部に対して所定位置に保持される。クリンプはシール構成が開口端部から離間したシリンダの内表面に沿って摺動するのを防止するため充分な距離だけ内方向に伸びる。
【0011】
ワッシャ支持エラストマシールを形成するため、リン酸亜鉛コーティングは最初に金属ワッシャに適用される。エラストマシールは管理された環境でワッシャ上にモールドされ、ボンディングはエラストマの硬化工程中に達成される。ガススプリングにシール構成を組み立てるため、ロッドガイド、第1シール、および第2シールのような部品は特定のシール構成を形成するため所望の構成で互いに位置決めされる。シール構成は特有のガススプリングアセンブリ内に全体として位置決めされる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
ガススプリングのための信頼できるシール構成を設けているが、この従来技術のシール構成はある欠点を有する。まず、シール構成からなる多数の部品はシール構成を適切に組み立てるため時間のかかる複雑な処理を要求する。第2に、第1シールに対する金属ワッシャのボンディングはシール構成の機能要求に合致させるため適切である結合強度を達成するため精密処理を含んでいる。この処理はシール構成の生産コストを大幅に増加させ、シール構成の全体の生産を遅延させる。結局、従来技術のシール構成の構造はシリンダ内に保持されたある量の加圧ガスがシール構成を通じて透過させ、シリンダから逃がすので、所望の手法で機能するためのガススプリングの能力に悪影響を与える。
【0013】
したがって、エラストマ部品をアセンブリ内の金属部品に結合する高価で、複雑な処理を要求しないガススプリングで使用するためのシールアセンブリを開発することが望まれる。シールアセンブリは全体として最小限の個別部品を含むべきであり、速く、有効な方法で製造されるべきである。さらに、シールアセンブリはシールアセンブリが利用されるガススプリングの耐用年数を延長するためシールアセンブリを介して加圧ガスの透過性を大幅に減ずるような方法で形成されるべきである。
【0014】
本発明の目的は従来技術のガススプリングシールの個別部品を単一の一体化シールに内蔵するガススプリングシールアセンブリを提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は一体化シールが置換部品の各機能を実行するガススプリングシールアセンブリを提供することにある。
【0016】
さらに本発明の他の目的はガススプリングシールアセンブリが利用されるガススプリングシリンダの耐用寿命を延長させるためガススプリング内の加圧ガスに対して減少透過性を有するガススプリングシールアセンブリを提供することである。
【0017】
本発明の更なる目的は一体化されたシールが単一工程製造処理を使用して急速にかつ安価に形成できるガススプリングシールアセンブリを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明は従来技術のシールに対して同様に機能し、従来技術のシールの種々の部品を単一のシールに組み込んだ一体化部品を利用している改良されたガススプリングシールアセンブリである。この一体化シールは外部弾性シール層内に一体的にモールドされた実質的に強固な挿入部を含む。1つの形態において、挿入部は熱可塑性材料から形成され、弾性シール層はエラストマ材料から形成される。熱可塑性挿入部とエラストマシール層はエラストマシールが挿入部の周囲にモールドされる単一工程動作で一体的に形成される。挿入物とエラストマ層は硬化エラストマの反応性のためこの処理中に互いに強固に結合され、挿入部の外部に適用されるべき接着剤を必要としない。さらに、挿入部とエラストマ層間の結合は挿入部とエラストマ層の共加硫により増大する。
【0019】
一体化シール内の熱可塑性挿入部はシールを正しく位置決めするためシリンダの開口端部に当接する。挿入部はロッドをガススプリングシリンダの開口端部と軸方向に整合させるため且つシリンダに関連するロッドの動きを案内するためロッドの外部表面と当接しかつ摺動可能に係合する中央開口部を規定する。剛体材料から形成される挿入部はシールアセンブリに剛性を与えるように作用し、シリンダ内の加圧ガスに対して減少した透過性を持っている。
【0020】
エラストマ層は一般的に挿入部の外部を囲み、シリンダ内の加圧ガスを保持するためガススプリングシリンダの内部表面と密封するように係合する。シリンダの開口端部に対向して配置されたエラストマ層の部分は挿入部内の開口部と整合された開口部を含む。ロッドは開口部を介して伸びており、エラストマ材料はロッド潤滑剤と加圧ガスがシールアセンブリを通過するのを防止するため開口部でロッドと密封するように係合する。この構成で、従来技術構成のロッドガイドと第1流体シールはこのような部品の機能を効果的に実行する製造およびアセンブリコストを低減する単一一体化シールアセンブリに組み立てられる。
【0021】
シールアセンブリは開口端部に対向する一体化シールに当接するリザーバを含む。リザーバシールは従来技術構成の第2流体シールと同様に構成される。リザーバシールは一体化シールと対向して位置決めされた円形開口部を含み、且つロッドがガススプリングシリンダの内部に伸びるシール内の開口部と整合する。リザーバシールはさらにロッドの外部表面を被覆しシールアセンブリに対してロッドの摺動を容易にする潤滑剤を保持する中央内部空間を規定している。
【0022】
本発明の種々の他の特徴、目的、および利点は図面と共に以下の詳細な記述から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
同一符号が開示全体で同一部品を示している図面を参照すると、図1は本発明にしたがって構成された全般的に10で示されたガススプリングを例示している。図1および図2を参照すると、ガススプリング10は、既知の方法で、内表面13aにより規定されたピストン空洞部13を有する、シリンダ又は圧力管のような、本体12を含む。管12はさらに外部表面13b、閉鎖端部14、および開口端部16により規定される。閉鎖端部14は管12の閉鎖端部14を構造体23に枢着するためねじ22又は他の締め付け装置を受け入れる孔20を含む外方向に伸びるフランジ18を含む。スプリング10は開口端部16を介して管12に摺動可能に係合され、構造体23にヒンジで接続されたドア26に管12と対向して枢着されたロッド24を含む。開口端部16は内部に円形開口部32を有するリム31を規定する管12の内方向にカーブした端部壁30により形成される。開口部32の直径はロッド24が開口部32を介して圧力管32の内部に挿入できるようにロッド24の直径より大きい。図1に示されるようにガススプリングの環境は単にガススプリング10の1つの代表的な使用であること、およびガススプリング10が一方の部材が他方の部材に関連して可動である応用に採用できることを理解すべきであり、部材の相対的な動きおよび位置決めを制御することが望まれる。
【0024】
図5を参照すると、従来技術のシール構成28は上述のように且つ図1および図2で示されるようにガススプリング10に類似である部品を含むガススプリング10´のために示される。同一符号は理解を容易にするために示される。図5に示されるように、ガススプリング10´のシール構成28は管12の開口端部16の直近に配置される。
【0025】
シール構成28は内方向にカーブする端部壁30と当接する管12内に位置決めされたロッドガイド34を含む。ガイド34は端部壁30の形状に従った上部壁35を有し、ロッド24を受けるようにした中央軸方向通路36を規定する。ガイド34はさらに平坦な底部壁38および上部壁35と下部壁38を接続する側壁40を含む。通路36はロッド24が通路36を通過させるためロッド24よりわずかに大きい直径を有し、ロッド24が通路36内で横方向に移動するのを防止する。ガイド34の外径は管12内のガイド34にとまりばめを設けるため管22の内表面13aの直径に添っている。ガイド34は強固な熱可塑性材料で形成され、ガススプリング10´の動作中に管12に対してロッド24の適正な位置を保証するためロッド24の中心を管12の中心と軸方向に整合するように作用する。
【0026】
開口端部16に対向して、ワッシャ42はガイド34の底部壁38と係合する。ワッシャ42は、低炭素スチールのような、金属で形成され、ロッド24がワッシャ42の中心を自由に通過するようにガイド34内の通路36より大きい内径を有する。ワッシャ42はガイド34の底部壁38により支持され、シール構成28の部品を互いに整合状態に維持するためシール構成28に対して剛性を与える。
【0027】
ガイド34に対向して、ワッシャ42は第1流体シール44に当接し固着される。第1シール44は、ゴムのような、エラストマ材料で形成され、ガイド34内で軸方向通路36と整合する中央円形開口部46を有する。開口部46はロッドが開口部46を通過するようにロッド24と密封するように係合する第1シール44上で内方向に伸びる内部リム47により規定される。第1シール44は、シール構成28が管12内に位置決めされると、管12の内表面13aと接触し密封するように係合した角度付きの外方向に伸びる外部リップ48を含む。
【0028】
従来技術のシール構成28を形成するため、リン酸亜鉛コーティングが金属ワッシャ42に最初に適用される。その後、ワッシャ42とシール部材44は配置28で示されるようにモールディング処理中に互いに結合される。ワッシャ42とシール部材44を結合することにより、従来技術のシール構成28がシール構成28の周囲の又はを介して流れるガス又は潤滑剤の顕著な漏れを防止するためガススプリング10´の動作中に互いに係合状態に維持するための充分な結合強度を有することを保証する。
【0029】
一旦シール構成28が組み立てられると、オイルリザーバ兼シール50は第1流体シール44に対するシール構成28に接着される。リザーバ50は一般的に円筒状であり、リザーバ50の中央で容積52を規定し、管12の内表面13aの直径にほぼ等しい外形を有する。リザーバ50の容積52はロッド24の外部を被覆する潤滑剤54で満たされ、ロッド24がリザーバ50、第1シール44内の開口部46とロッドガイド34内の開口部36を介して円滑に摺動するのを可能にする。容積52はリザーバ50の端部から内方向に伸びるシールリップ又はスカート56により第1シール44と対向して部分的に閉鎖される。スカート56はロッド24が挿入される中央軸方向開口部58を規定する。開口部58を介して挿入されると、ロッド24はスカート56がロッド24と密封して係合するようにスカート58を偏向させる。潤滑剤54は第1シール44でリザーバ50のシール構成によりおよびスカート56と第1シール44でロッド24のシール構成によりリザーバ50からのリークが防止される。
【0030】
シール構成28とリザーバ50はシール構成28に対向するリザーバ50と係合する管12内に形成された内方向に伸びたリム又はクリンプ60により管12内の所定位置に保持される。クリンプ60は構成28とリザーバ50が管12に沿って摺動し且つ互いに離間するのを防止する。
【0031】
図2−図4はガススプリング10に組み込まれるように本発明の改良されたシールアセンブリ128を例示している。ガススプリング10は図5のガススプリング10´と類似の構造を有し、上述のように、湾曲端部壁30、開口端部16を介した管12と摺動可能に係合されたロッド24、および潤滑剤54の量を保持するための開口端部16の近傍の管12内に位置決めされ、ロッド24と摺動可能に係動されたリザーバ兼シール50を含む閉鎖端部14と開放端部16を有する管12を含む。
【0032】
一体化シールアセンブリ128は開口端部16とリザーバ50間に配置され、内部ロッドガイドまたは整合挿入部130と外部シール部又は層132を含む。内部整合挿入部130は一般的に円筒形であり、ヘキサメチレンジアミンのポリイミドのような強固な熱可塑性材料および商標Vestamid(PA612)でクレアノバ・エンジニアリング・プラスチック社により製造されたn−ドデカン酸で形成される。挿入部130は軸方向通路136を規定する内部減少直径部分134と一般的に平坦対向端部140を有する外部拡大直径部分138を含む。内部減少直径部分134は外部拡大直径部分138により規定された外部リング部から内方向に伸びる内部リング部分を規定する。挿入部130の外径は空間が挿入部130と管12の内表面13a間に留まるように管12よりわずかに小さい。管12の開放端部16近傍の端部140は挿入部130とシール層132間の結合を確立するため且つ管12とのシールアセンブリ128のシール係合を増大させるためシール層32の内方向に伸びるリップ領域により埋められる周辺ノッチ141を有する。挿入部130の各端部での内部領域134と外部領域138の交点は凹部142の外端部で管状肩部144内で終端する通路136の周辺の円形凹部142を規定する。管12の内部で適正に位置決めされた場合、開口端部16近傍の外部領域138の端部140は管12内の所定位置にシールアセンブリ128を保持するのを補助するため内方向に湾曲する端部壁30と係合する。
【0033】
シールアセンブリ128の外部シール層132は内部整合挿入部130の周辺に一体的に形成され、挿入部130の全体的に拡大する直径領域138上を実質的に覆い、拡大直径領域138の外部壁、管12の開口端部16に対向する端部140、開口端部16に対向する管状肩部144、およびノッチ141まで且つを含む開口端部16近傍の端部140を含む。外部シール層132により被覆されない拡大直径領域138の区画は管12の内方向に湾曲する端部壁30と係合するノッチ141の開口端部16の内部の近傍に端部140の部分である。外部シール層32はシールアセンブリ128を形成するため処理中に内部整合挿入部130に緊密に結合されるエラストマ材料で形成される。シール層32は挿入部130と管12間の空間を埋め、且つ潤滑剤又は加圧ガスがシール層132通過し開口端部16を介して管12を抜け出るのを防止するため挿入部130の周辺で管12の内部表面13aと係合する。
【0034】
開口端部16に対向して、シール層132は内方向に伸びる内部シールリップ146と外方向に伸びる外部シールリップ148を有する。外部リップ148はある角度で放射状にかつ外方向に伸び、シールアセンブリ128がガススプリング10内に位置決めされると管12の内部表面13aと接触させる。外部リップ148は外部リップ148と管12の内部壁13a間の確実な流体密シールを提供するため管12との接触でシール層32を形成するエラストマ材料のバイアスに対して内方向に偏向する。
【0035】
内部リップ146は挿入部130内に軸方向通路136と整合可能である円形開口部150を規定する。内部リップ146は、ロッド24がシールアセンブリ128を介して挿入されると、内部リップ146が内部リップ146とロッド24間に流体密シールを提供するためロッド24により接触され且つ偏向されるように、外部リップ146の角度に対向する角度で放射状に且つ内方向に伸びている。内部リップ146と開口部150が挿入部130内の開口部136と正しく整合されるのを保証するため、内部リップ146はさらに挿入部130に向かって内方向に伸び且つ近傍の管状肩部144と係合するスタブリング152を含む。管状肩部144と係合させることにより、リング152は、ロッド24が開口部150を介して挿入される場合、内部リップ146内の開口部150がロッド24を密封係合することを保証するため、通路136周辺の内部リップ146を正しく位置決めする。リング152は挿入部130とシール層132間の結合を保証するように機能する。
【0036】
前述したように、シールアセンブリ128は個別の熱可塑性およびエラストマ材料から形成され、それぞれ2工程又は単一工程処理で互いに密着結合された、挿入部130とシール層132から形成される。
【0037】
シールアセンブリ128を形成する2工程処理において、挿入部130は通常の注入モールド工程で製造される。一旦、挿入部130が形成されると、挿入部130は注入モールド型から除去され、挿入部130の外部表面に塗布された粘着促進剤を有する。粘着促進剤は乾燥のために考慮され、挿入部130は第2モールド型内に位置決めされる。第2モールド型において、シール層132は次の挿入型注入モールド処理で挿入部130の周囲に形成される。シール層132は硬化につれて挿入部130上の粘着力促進剤に接着し、一体化シールアセンブリ128を形成する。
【0038】
代案として、シールアセンブリ128は単一工程処理で形成可能である。この単一工程処理において、挿入部130とシール層132は単一モールド型を使用して2つの連続注入モールド処理で形成され、同時に、2成分の形成後共加硫を受ける。共加硫処理は、シールアセンブリ128の形成のため挿入部130とシール層132を互いに接着するため、硬化につれてシール層132を形成するエラストマ材料の反応性を使用している。この単一工程処理は回転モールド型または回転可能なプレートモールド型を使用して実施でき、短い加硫回数および長時間運転のために適切である。
【0039】
組立てにおいて、ロッド24は管12の開口部16を介してピストン空洞部13に挿入され、内部で加圧ガスを保持する。クリンプ60はリザーバシール50とシールアセンブリ128の動きを制限するため妥当な位置の管12内に形成される。リザーバシール50はロッド24の周囲に位置決めされ、管12内のクリンプ60に対する位置に摺動される。一旦、リザーバシール50が所定位置にあると、リザーバシール50は潤滑剤54で充填される。一体化シールアセンブリ128はロッド24の周辺に位置決めされ、潤滑材54又は加圧ガスが管12内のピストン空洞部13から逃げるのを防止するため管12とリザーバシール50を密封係合させるためリザーバ50に対する位置に摺動される。管12の開口端部16はシールアセンブリ128を密封するように係合させるため且つアセンブリ128を管12内に保持するため内方向に曲げられる。
【0040】
動作において、ロッド24は、ドア26の枢軸の動きに基づいて、管12の開口端部16から出入りするように摺動するので、シールアセンブリ128のシール層132上の内部リップ146はロッド24の潤滑材54又は加圧ガスがアセンブリ128の通路136を通じて管12から逃げるのを防止するためロッド24の外部を密封係合する。同時に、シール層132の外部リップ148は潤滑剤54又は加圧ガスがアセンブリ128の外部の周囲から逃げるのを防止するため、管12の内部表面13aとリザーバシール50を密封係合する。シールアセンブリ128は剛性挿入部130とロッド24の係合により管12に出入りするロッド24と整合し且つ案内するように機能する。
【0041】
本発明の一体化シールアセンブリ128は、従来技術シールアセンブリ28の個別部品を従来技術部品の機能の各々を実行する単一一体化アセンブリ128に組み合わせることにより、図面に示されたガススプリング10´又は10のためのシールアセンブリを構成するために必要とされる時間と費用を大幅に減少させる。一体化シールアセンブリ128は従来技術シール構成28と比較して少ない時間および減少したコストでアセンブリ128を形成できる注入モールド処理を使用して形成される。アセンブリ128は管内の潤滑材54と加圧ガスを保持するため少なくとも従来のシール構成28と同程度に確実に機能する。
【0042】
詳細な説明で開示された実施例は本発明の一体化シールアセンブリ128を製造し且つ使用するベストモードを示しているが、アセンブリ128の他の可能な変形構成が可能である。例えば、挿入部130は通路136の周りの一定の半径方向の厚みと、挿入部130の周囲のシール層132を固定するためスタブリング152を受け入れるための一端部140内の溝部で形成可能である。さらに、シール層132は、例えば、内部リップ146と他のリップ148の機能を実行するソリッドリップ、又は開口端部16の近傍の挿入部130の端部140にシール層132を固定する第2スタブリングを含む、種々の異なる構成内に形成できる。挿入部130は、管12の内部表面13aとのアセンブリ128のシールの係合を増加させるため、シール層132にリッジを形成する挿入部130の外部の突出部を含むことができる。
【0043】
種々の変形例および実施例が発明と見なされる主題を特に指摘し、且つ明確に主張している特許請求の範囲内にあると予期される。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】図1は開口位置で封入物の枢動部を開放可能に固定するため本発明にしたがって構成されたガススプリングを採用している封入物の斜視図である。
【図2】図2は図1のライン2−2により示されたガススプリングの一部の拡大部分断面図である。
【図3】図3は図2のライン3−3に沿った断面図である。
【図4】図4は図2のライン4−4により示されたガススプリングの一部の拡大部分断面図である。
【図5】図5はガススプリング用の従来技術シール構成を示す、図2に類似な断面図である。
【符号の説明】
【0045】
10 ガススプリング
12 本体(シリンダ又は圧力チューブ)
18 フランジ
23 構造体
24 ロッド
26 ドア
28 シール構成
34 ガイド
36 通路
42 ワッシャ
44 シール部材
47 リム
50 リザーブ
54 潤滑材
56 シールリップ(又はスカート)
60 クリンプ
130 挿入部

Claims (25)

  1. ガススプリングに使用されるシールアセンブリであり、本体と前記本体に摺動可能に搭載され且つ前記本体の開口端部を介して伸びるロッドを含むシールアセンブリにおいて、
    前記本体内に位置決めされ、且つ前記開口端部に当接する一体化シールであり、さらに前記ロッドと案内するように係合された挿入部と、前記挿入部の周囲に配置され且つ前記本体と前記ロッドと密封するように係合されたフレキシブルシール部を有する一体化シールと;
    前記ロッドと前記本体と密封するように係合されたリザーバと;
    を備えることを特徴とするシールアセンブリ。
  2. 前記シール部と挿入部が共に結合されることを特徴とする請求項1記載のシールアセンブリ。
  3. 前記シール部と挿入部が共加硫処理により互いに結合されることを特徴とする請求項2記載のシールアセンブリ。
  4. 前記シール部と挿入部が接着剤により互いに結合されることを特徴とする請求項2記載のシールアセンブリ。
  5. 前記挿入部は剛体材料から形成されることを特徴とする請求項1記載のシールアセンブリ。
  6. 前記挿入部は熱可塑性材料から形成されることを特徴とする請求項5記載のシールアセンブリ。
  7. 前記シール部はエラストマ材料から形成されることを特徴とする請求項1記載のシールアセンブリ。
  8. 前記シール部はゴムからなることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  9. 前記挿入部は一般的に円筒形であり、前記ロッドが摺動可能に受けられる中央軸方向通路を規定することを特徴とする請求項1記載のシールアセンブリ。
  10. 前記シール部が前記本体を密封するように係合する第1の外方向延長封止リップを含むことを特徴とする請求項1記載のシールアセンブリ。
  11. 前記シール部が前記挿入部内の通路と軸方向に整合する開口部を規定する第2の内方向延長封止リップを含み、且つ前記第1リップから離間し、前記開口部を介して挿入された前記ロッドと封止するように係合するため内方向に延長することを特徴とする請求項10記載のシールアセンブリ。
  12. 前記第2リップが前記挿入部の管状肩部と係合する軸方向延長リング部を含むことを特徴とする請求項11記載のシールアセンブリ。
  13. 開口端部と閉鎖端部を含み、且つ前記開口端部が中央開口部を規定する端部壁を有する細長い本体と;
    前記本体内に摺動可能に搭載され、前記中央開口部を介して延長するロッドと;
    前記本体の前記開口端部の近傍に配置されたリザーバであり、且つ潤滑剤を受ける部屋を規定し、前記ロッドを受け且つ摺動可能に係合するための軸方向開口部を含むリザーバと;
    前記本体の開口端部と前記リザーバ間に配置された単一シールであり、挿入部と前記挿入部の周囲に配置されたシール部を含み、前記挿入部は前記端部壁に当接し、前記ロッドを受け且つ摺動可能に係合するための中央軸方向通路を規定し、前記シール部は前記挿入部に結合され、前記本体と前記ロッドを密封するように係合する単一シールと;
    を備えることを特徴とするガススプリングアセンブリ。
  14. 前記シール部は共加硫処理により前記挿入部に結合されることを特徴とする請求項13記載のガススプリングアセンブリ。
  15. 前記シール部は接着剤により前記挿入部に結合されることを特徴とする請求項13記載のガススプリングアセンブリ。
  16. 前記挿入部は剛体材料からなることを特徴とする請求項13記載のガススプリングアセンブリ。
  17. 前記シール物はエラストマ材料からなることを特徴とする請求項13記載のガススプリングアセンブリ。
  18. ガススプリングシールアセンブリに使用するための一体化シールを形成する方法において、
    a)注入モールドによりモールド型内で剛性熱可塑性挿入部を形成する工程と;
    b)注入モールドにより前記剛性挿入部の周辺にエラストマシール部を形成する工程と;
    を含むことを特徴とする方法。
  19. 前記挿入部および前記シール部は単一モールド型内で形成されることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記挿入部および前記シール部は共加硫処理により互いに結合されることを特徴とする請求項18記載の方法。
  21. 前記挿入部および前記シール部は分離モールド型内で形成されることを特徴とする請求項18記載の方法。
  22. c)前記挿入部の形成後前記モールド型から前記挿入部を除去する工程と;
    d)前記挿入部の外部に接着促進剤を適用する工程と;
    e)前記シール部を形成するため第2モールド型内に前記被覆された挿入部を配置する工程と;
    をさらに含むことを特徴とする請求項18記載の方法。
  23. 内部空洞部を規定する本体部材と前記本体部材の内部空洞部内で摺動可能に受けられるロッドを含むガススプリングアセンブリのための一体化シールにおいて、
    前記ロッドを摺動可能に受けるように適合された通路を規定する実質的剛体案内部材と;
    前記案内部材に直接結合された弾性シール材料であり、さらにそれぞれ前記ロッドと前記本体部材を係合させるための内方向に延長する内部リップ構造と外方向に延長するリップ構造とを含む弾性シール材料と;
    を備えることを特徴とする一体化シール。
  24. 前記案内部材が両者間の空間を規定するように前記本体部材の寸法以下の横断寸法を規定し、前記弾性材料が前記空間内に配置されることを特徴とする請求項23記載の一体化シール。
  25. 前記案内部材が外壁、1対の離間端部壁、および内壁を規定し、前記弾性シール材料が前記外壁、前記端部壁の少なくとも一方、および前記内壁と前記端部壁の他方の各々の少なくとも一部に形成されることを特徴とする請求項24記載の一体化シール。
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