JP2005353290A - コイン形電池 - Google Patents

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浩司 山口
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Abstract

【課題】ガスケットに対する良好なシール圧を確保しながら、封口構造部分の全厚寸法は小さくでき、したがって発電要素の有効体積を向上しながら、封口部からの液漏れを確実に防止できるコイン形電池を提供する。
【解決手段】負極缶6のストレート部17の上下中途部に、ガスケット3のシール圧を局部的に増強する増圧突起19を外方向に全周にわたって張り出し形成する。これにて増圧突起19が、ガスケット3のシール壁21に深く喰い込み、該ガスケット3を局部的に圧縮変形させて、そのシール圧を増強するので、正極缶5の周側壁12とガスケット3のシール壁21との間を強固に封止して、液漏れを確実に防止できる。また、ストレート部17の下端から上向きに折り返されたシール部30を備える従来形態の封口構造に比べて、その周方向の全厚寸法を小さくすることができるので(T1 <T2 )、その分だけ発電要素2の有効体積の増加を図り、電池容量や発電特性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電要素を収容する電池缶が、底面壁の外周から周側壁を上向きに曲げた金属製の正極缶と、上面壁の外周から周側壁を下向きに曲げた金属製の負極缶とを含み、正極缶の周側壁の開口上端部分がガスケットを介して内向きにかしめ加工されたコイン形電池に関する。
この種のコイン形電池の従来例に、図4に示すものがある。そこでの負極缶6は浅い丸皿状に形成されており、円形の上面壁13と、上面壁13の周縁に形成された多段状の拡径部16と、拡径部16の下端縁に垂直方向に走るストレート部17と、該ストレート部17に連続して上向きに折り返されたシール部30とを備える。同様の缶構造は、例えば特許文献1ないし4にも見受けられる。
特開2003−242941号公報(図2) 特開2003−045381号公報(図1) 特開2002−184416号公報(図1、図3) 特開平09−283102号公報(図1)
上記特許文献に係る形態では、ストレート部17に連続してシール部30を上向きに折り返してあるため、当該シール部30の外方向への張り出し寸法分だけ、封口構造の周方向の全厚寸法(T2 )が大きくなることが避けられず、発電要素の有効体積が減少し、電池容量や発電特性の低下を招く。つまり、シール部30の外方向への張り出し寸法分だけ、ストレート部17を内側に配置せざるを得ず、このために内部容積が小さくなる不利がある。かかる不具合は、例えばシール部30と正極缶5の周側壁12とで挟持されるガスケット3の厚み寸法を小さくすることで解決できるが、この場合には、ガスケット3による密封性が低下して液漏れを生じやすくなる。
本発明の目的は、ガスケットに対する良好なシール圧を確保しながら、封口構造の全厚寸法は小さくでき、したがって発電要素の有効体積の向上を図りながら、封口部からの液漏れを確実に防止できるコイン形電池を提供することにある。
本発明は、例えば図1に示すごとく、発電要素2を収容する電池缶1が、円形の底面壁11の外周から周側壁12を上向きに曲げた金属製の正極缶5と、円形の上面壁13の外周から周側壁15を下向きに曲げた金属製の負極缶6とを含み、正極缶5の周側壁12の開口上端部分がガスケット3を介して内向きにかしめ加工されたコイン形電池において、負極缶6の周側壁15が、上面壁13の外周から斜め下方向に張り出す拡径部16と、該拡径部16に連続して垂直方向に伸びるストレート部17とからなり、ストレート部17の上下中途部に、ガスケット3のシール圧を局部的に増強する増圧突起19が、外方向に全周にわたって張り出し形成されていることを特徴とする。ここでいう「ストレート部17の上下中途部」とは、拡径部16とストレート部17との境界部、すなわち正極缶5の周側壁12の開口上端部分5aに対向するストレート部17の上端部をも含む概念である。また、「円形」とは楕円形も含む概念である。
具体的には、前記増圧突起19が、外向きに曲げられた上シール部19aと、該上シール部19aに連続して内向きに曲げられた下シール部19bとからなるものとする。
正極缶5の周側壁12の開口上端部5aを内方へ向けてかしめ加工すると、ストレート部17から外方向に張り出し形成された増圧突起19が、ガスケット3のシール壁21に深く喰い込み、該ガスケット3を局部的に圧縮変形させて、そのシール圧を増強する。これにて、正極缶5の周側壁12とガスケット3のシール壁21との間を強固に封止することができるので、液漏れを確実に防止できる。
加えて本発明では、図4に示したような、ストレート部17の下端から上向きに折り返されたシール部30を備える従来形態の封口構造に比べて、その周方向の全厚寸法を小さくすることができるので(T1 <T2 )、その分だけ発電要素2の有効体積の増加を図ることができる。すなわち、負極缶6の板厚を同一寸法として、図1と図4とを比較してみると、正極缶5の周側壁12の内面と負極缶6のストレート部17の内面位置とで規定される封口構造の全圧寸法は、本発明に係る形態(T1 )のほうが、図4に示す従来形態(T2 )よりも負極缶6の板厚寸法分だけ小さくできる。これにて、当該封口構造の全圧寸法差分だけ、発電要素2の有効体積の増加を図り、電池容量や発電特性の向上を図ることができる。
増圧突起19が、外向きに曲げられた上シール部19aと、該上シール部19aに連続して内向きに曲げられた下シール部19bとからなる二重壁構造となっていると、増圧突起19これ自体に優れた構造強度を与えることができる。これにて、負極缶6をガスケット3とともに強固に封止固定できるので、充分な耐圧強度を備え、信頼性に優れたコイン形電池を得ることができる。
図1ないし図3に、本発明に係るコイン形電池の実施形態を示す。そこでの電池缶1は、発電要素2を収容する正極缶5と、ガスケット3とともに正極缶5の開口内縁にかしめ固定されて、正極缶5を密封する負極缶6とで構成されており、全体が扁平なコイン形に形成してある。発電要素2は、それぞれ円盤形に固められた正極材7および負極材9と、両者間に介装されるセパレータ10とを含む。正極材7としては二酸化マンガンを、負極材9としては金属リチウムを挙げることができる。セパレータ10としては、ポリプロピレン製不織布を挙げることができる。
図2に示すように、電池組み立て前のブランク状態における正極缶5は、円形の底面壁11と、底面壁11の外周から上方へ向けて垂直に曲げた周側壁12とを含む丸皿状を呈している。負極缶6は、円形の上面壁13と、上面壁13の外周から下方へ向けて折り曲げられた周側壁15とを含む丸皿状を呈している。これら正極缶5および負極缶6は、鉄、ステンレス、アルミニウム、チタン、ニッケルのいずれか一種、あるいはこれらの金属の合金、または前記金属の複数種を積層したクラッド材、または表面をメッキしたもので形成される。
図1に示すように、負極缶9の周側壁15は、上面壁13の外周から斜め下方向に段状に張り出す拡径部16と、拡径部に連続して垂直方向に伸びるストレート部17とからなり、ここではストレート部17の上下中途部に、かしめ加工時にガスケット3に喰い込む増圧突起19を、全周にわたって外方向に張り出し形成してある点が着目される。増圧突起19は、外向きに曲げられた上シール部19aと、該上シール部19aに連続して内向きに曲げられた下シール部19bとからなる二重壁構造となっている。
ガスケット3は、ポリプロピレン樹脂やポリフェニレンサルファイド樹脂などの弾性と絶縁性に優れたプラスチック材を素材とするリング状の射出成形品からなり、負極缶6のストレート部17を受け入れるために、上向きに開口する周回状のシール溝20と、ストレート部17の外周面に密接するシール壁21とを備えている。
電池の組み立てに際しては、正極缶5の内部に正極材7等の発電要素2を組み付け、正極缶5内に電解液を注入したうえで、負極缶6の周側壁15にガスケット3を装着して、正極缶5に負極缶6を嵌合させる。次いで、かかる嵌合状態から、正極缶5の周側壁12の開口上端部を内方に向けてかしめ加工する。これにて正極缶5の周側壁12と負極缶6の周側壁12の拡径部16、ストレート部17との間において、ガスケット3が圧縮状態に加圧されることとなり、正極缶5を密封状に封口できる。
上述のようにかしめ加工したときに、増圧突起19は、ガスケット3のシール壁21に深く喰い込み、この喰い込み部分のシール圧が局部的に高められる。したがって、正極缶5の周側壁12とガスケット3のシール壁21との間の隙間を確実に封止して液漏れを防止できる。増圧突起19は、外向きに曲げられた上シール部19aと、該上シール部19aに連続して内向きに曲げられた下シール部19bとからなる二重壁構造となっており、増圧突起19これ自体が優れた構造強度を備えている。このことは、負極缶6をガスケット3とともに強固に封止固定できることを意味しており、したがって充分な耐圧強度を備え、信頼性に優れたコイン形電池が得られる。
図4に示したような、ストレート部17の下端から上向きに折り返されたシール部30を備える封口構造に比べて、その周方向の全厚寸法を小さくすることができるので(T1 <T2 )、その分だけ発電要素2の有効体積の増加を図ることができる。したがって、電池容量や発電特性の向上を図ることができる。
上記実施形態以外に、増圧突起19は、拡径部16とストレート部17との境界部、すなわち正極缶5の周側壁12の開口上端部分5aに対向するストレート部17の上端部に設けることができる。発電要素2は、上述した正極材7および負極材9である必要はない。正極缶5は、必要があればダイキャスト成形品とすることができる。
コイン形電池の縦断面図 コイン形電池の分解断面図 コイン形電池の要部の拡大縦断面図 従来のコイン形電池の要部の拡大縦断面図
符号の説明
1 電池缶
2 発電要素
3 ガスケット
5 正極缶
6 負極缶
11 正極缶の底面壁
12 正極缶の周側壁
13 負極缶の上面壁
15 負極缶の周側壁
16 負極缶の拡径部
17 負極缶のストレート部
19 増圧突起
19a 上シール部
19b 下シール部

Claims (2)

  1. 発電要素を収容する電池缶が、円形の底面壁の外周から周側壁を上向きに曲げた金属製の正極缶と、円形の上面壁の外周から周側壁を下向きに曲げた金属製の負極缶とを含み、前記正極缶の前記周側壁の開口上端部分がガスケットを介して内向きにかしめ加工されたコイン形電池において、
    前記負極缶の前記周側壁は、上面壁の外周から斜め下方向に張り出す拡径部と、該拡径部に連続して垂直方向に伸びるストレート部とからなり、
    前記ストレート部の上下中途部に、ガスケットのシール圧を局部的に増強する増圧突起が、外方向に全周にわたって張り出し形成されていることを特徴とするコイン形電池。
  2. 前記増圧突起が、外向きに曲げられた上シール部と、該上シール部に連続して内向きに曲げられた下シール部とからなる請求項1記載のコイン形電池。
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