JP2005351341A - ボールねじ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的低出力の駆動モータでナットを回転もしくは直線運動させることのできるボールねじ装置を提供する。
【解決手段】ボール6を無限循環させるボール循環部品を、ナット4の両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタ7と、該エンドデフレクタ7によりナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6を戻す直管状のボール戻し部材9とで構成し、かつボール戻し部材9をナット4の外側に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】ボール6を無限循環させるボール循環部品を、ナット4の両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタ7と、該エンドデフレクタ7によりナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6を戻す直管状のボール戻し部材9とで構成し、かつボール戻し部材9をナット4の外側に配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転運動を直線運動に変換する手段として工作機械などで用いられるボールねじ装置に関する。
工作機械などで用いられるボールねじ装置は、従来、ナットのボール転動溝を転動したボールを循環させる方式として、いわゆる循環チューブ方式を採用している場合が多い。しかし、この循環チューブ方式はボール循環チューブの端部に形成されたタングにボールを衝突させてナットのボール転動溝からボールをすくい上げているため、騒音や振動が発生し易いという問題がある。
そこで、かかる問題を解消するために、図5に示すようなエンドデフレクタ7をナット4の両端部に組み込み、このエンドデフレクタ7でナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6をナット4に形成された直線状のボール戻し通路8に導入してボール6を無限循環させるエンドデフレクタ方式のボールねじ装置が考案されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3034052号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたボールねじ装置では、ナット4の軸方向に貫通する貫通孔をナットに形成してボール戻し通路8が形成されている。このため、ナット4の肉厚が厚くなると共にナット4の質量が増加する傾向にあり、ナット4を回転もしくは直線運動させるためには、比較的高出力の駆動モータを要するという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、比較的低出力の駆動モータでナットを回転もしくは直線運動させることのできるボールねじ装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、比較的低出力の駆動モータでナットを回転もしくは直線運動させることのできるボールねじ装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係るボールねじ装置は、外径面に螺旋状のボール転動溝を有するねじ軸と、該ねじ軸のボール転動溝と対向する螺旋状のボール転動溝を内径面に有するナットと、前記ねじ軸および前記ナットのボール転動溝間に装填された多数のボールとを備えたボールねじ装置において、前記ボールを無限循環させるボール循環部品を、前記ナットの両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタと、該エンドデフレクタにより前記ナットのボール転動溝からすくい上げられたボールを戻す直管状のボール戻し部材とで構成し、かつ前記ボール戻し部材を前記ナットの外側に配置したことを特徴とする。
本発明に係るボールねじ装置によれば、ボールを無限循環させるボール循環部品を、ナットの両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタと、該エンドデフレクタによりナットのボール転動溝からすくい上げられたボールを戻す直管状のボール戻し部材とで構成し、かつボール戻し部材をナットの外側に配置したことで、ナットにボール戻し通路を形成しなくてもボールを無限循環させることができる。これにより、ナットの両端部を除いた部分の肉厚を従来よりも小さくすることが可能となり、ナットの質量を従来よりも小さくすることができるので、比較的低出力の駆動モータでナットを回転もしくは直線運動させることができる。
以下、図1及び図2を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るボールねじ装置1はねじ軸2と、このねじ軸2の外径面に形成された螺旋状のボール転動溝3と対向する螺旋状のボール転動溝5を内径面に有するナット4とを備えており、ボール転動溝3とボール転動溝5との間には多数のボール6が装填されている。
また、ボールねじ装置1はナット4の両端部に組み込まれた一対の樹脂製エンドデフレクタ7と、このエンドデフレクタ7によりナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6を戻す直管状のボール戻し部材9とを備えている。これらのエンドデフレクタ7及びボール戻し部材9はボールねじ装置1のボール循環部品を構成しており、ボール戻し部材9はナット4の外側に配置されている。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るボールねじ装置1はねじ軸2と、このねじ軸2の外径面に形成された螺旋状のボール転動溝3と対向する螺旋状のボール転動溝5を内径面に有するナット4とを備えており、ボール転動溝3とボール転動溝5との間には多数のボール6が装填されている。
また、ボールねじ装置1はナット4の両端部に組み込まれた一対の樹脂製エンドデフレクタ7と、このエンドデフレクタ7によりナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6を戻す直管状のボール戻し部材9とを備えている。これらのエンドデフレクタ7及びボール戻し部材9はボールねじ装置1のボール循環部品を構成しており、ボール戻し部材9はナット4の外側に配置されている。
ナット4は、図2に示すように、エンドデフレクタ7がそれぞれ組み込まれる大径円筒部41,42と、これらの大径円筒部41,42間に形成された小径円筒部43とから形成され、大径円筒部41,42には、ボール戻し部材9と嵌合するボール戻し部材挿入孔44が形成されている。
エンドデフレクタ7はタング71(図2参照)を有しており、ナット4のボール転動溝5を転動したボール6はエンドデフレクタ7のタング71によってボール転動溝5からすくい上げられるようになっている。また、エンドデフレクタ7はボール転向路72を有しており、ナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6はボール転向路72を転動してボール戻し部材9のボール戻し通路91(図2参照)に導入されるようになっている。
エンドデフレクタ7はタング71(図2参照)を有しており、ナット4のボール転動溝5を転動したボール6はエンドデフレクタ7のタング71によってボール転動溝5からすくい上げられるようになっている。また、エンドデフレクタ7はボール転向路72を有しており、ナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6はボール転向路72を転動してボール戻し部材9のボール戻し通路91(図2参照)に導入されるようになっている。
上述のように、ボール6を無限循環させるボール循環部品を、ナット4の両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタ7と、該エンドデフレクタ7によりナット4のボール転動溝5からすくい上げられたボール6を戻す直管状のボール戻し部材9とで構成し、かつボール戻し部材9をナット4の外側に配置したことで、ナット4にボール戻し通路を形成しなくてもボール6を無限循環させることができる。これにより、ナット4の両端部を除いた部分(小径円筒部43)の外径(肉厚)を従来よりも小さくすることが可能となり、ナット4の質量を従来よりも小さくすることができるので、比較的低出力の駆動モータでナット4を回転もしくは直線運動させることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上述した実施の形態ではエンドデフレクタ7とボール戻し部材9とを別部品としたが、図3及び図4に示す本発明の他の実施形態のように、エンドデフレクタ7の1つとボール戻し部材9とを一体に形成してもよい。
2 ねじ軸
3,5 ボール転動溝
4 ナット
6 ボール
7 エンドデフレクタ
71 タング
72 ボール転向路
9 ボール戻し部材
91 ボール戻し通路
3,5 ボール転動溝
4 ナット
6 ボール
7 エンドデフレクタ
71 タング
72 ボール転向路
9 ボール戻し部材
91 ボール戻し通路
Claims (1)
- 外径面に螺旋状のボール転動溝を有するねじ軸と、該ねじ軸のボール転動溝と対向する螺旋状のボール転動溝を内径面に有するナットと、前記ねじ軸および前記ナットのボール転動溝間に装填された多数のボールとを備えたボールねじ装置において、
前記ボールを無限循環させるボール循環部品を、前記ナットの両端部に組み込まれた一対のエンドデフレクタと、該エンドデフレクタにより前記ナットのボール転動溝からすくい上げられたボールを戻す直管状のボール戻し部材とで構成し、かつ前記ボール戻し部材を前記ナットの外側に配置したことを特徴とするボールねじ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2004171545A Pending JP2005351341A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | ボールねじ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-06-09 JP JP2004171545A patent/JP2005351341A/ja active Pending
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2005
- 2005-06-09 DE DE200510026732 patent/DE102005026732A1/de not_active Ceased
- 2005-06-09 CN CN 200510077803 patent/CN1707139A/zh active Pending
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DE112019007133T5 (de) | 2019-03-29 | 2021-12-16 | Hitachi Astemo, Ltd. | Kugelgewindevorrichtung und diese nutzende Fahrzeuglenkvorrichtung |
DE112019007133B4 (de) | 2019-03-29 | 2024-08-01 | Hitachi Astemo, Ltd. | Kugelgewindevorrichtung und diese nutzende Fahrzeuglenkvorrichtung |
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