JP2005350053A - 油圧操作用レバー装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】レバーの回動によりマスターシリンダに油圧を発生する油圧操作用レバー装置において、レバーに設けたアジャスターにてマスターシリンダのピストンを作動させるプッシュロッドの一端を押す構造において、アジャスターの調整に関係なくプッシュロッドの動作を一定させる。
【構成】レバー1をマスターシリンダ2へ回動中心軸4で回動自在に支持するとともに、レバー1と別体のノッカー部材20を同軸で回動自在に支持する。ノッカー部材20のノッカー部21にはピストン6を作動するプッシュロッド15の一端を嵌合する。アジャスター19を調整してノッカー部21との間隔を変化させても、プッシュロッド15とノッカー部21の間を一定にする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動2輪車の油圧ブレーキ等に用いて好適な油圧操作用レバー装置に関する。
例えば、自動2輪車の油圧ブレーキにおける油圧操作用レバー装置は、ハンドルへ取付けられた油圧用マスターシリンダと、これに対して回動自在に取付けられたレバーを備え、マスターシリンダのピストンを移動させるプッシュロッドとレバーに設けられたアジャスターとをカシメ等で連結し、レバーを回動させると、アジャスターがプッシュロッドを押すことによりピストンが移動してマスターシリンダに油圧を発生させるようになっている(特許文献1参照)。
特開平10−129567号公報
ところで、アジャスターはレバーの遊びを調節するため、レバーに対して先端の突出量を調節自在にしたものであるが、その突出量を変更すると先端の回動軌跡が変化するため、プッシュロッドの作動ストロークが変化してしまう。したがって、アジャスターを調節してもプッシュロッドの作動に影響を生じさせないようにすることが望まれる。
上記課題を解決するため本願の油圧操作用レバー装置に係る請求項1は、油圧シリンダ内を直線的に移動するピストンと、油圧シリンダに対して回動自在に支持されたレバーと、このレバーに設けられた押圧部の回動により押されてピストンを押すように配置されたプッシュロッドとを備えた油圧操作用レバー装置において、
前記プッシュロッドの一端を押すとともに、前記油圧シリンダへ回動自在に支持されたノッカー部材と、このノッカー部材と前記押圧部の距離を可変にするアジャスト機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2は上記請求項1において、前記ノッカー部材にその戻り位置を規制するストッパを設けたことを特徴とする。
請求項3は上記請求項1において、前記レバーとノッカー部材が同一回動中心軸上に支持されることを特徴とする。
請求項4は上記請求項1において、 前記レバーの軸支部が回動中心方向へ分離されるとともに、この分離された軸支部間に前記ノッカー部材の軸支部を配置したことを特徴とする。
請求項5は上記請求項1において、レバーを油圧シリンダの圧力発生側へ回動付勢する弾性体を、前記レバーと前記油圧シリンダの間に設けたことを特徴とする。
請求項6は上記請求項1において、前記ノッカー部材が、前記プッシュロッドの一端を押すノッカー部を有し、このノッカー部は前記プッシュロッドの一部を挟むように覆う突出部を有することを特徴とする。
請求項1によれば、レバーと別体のノッカー部材を設けたので、レバーの回動と独立して回動することができ、しかもアジャスターとも分離している。したがって、アジャスターを調節しても、ノッカー部材の回動軌跡は変化せず、プッシュロッド及びピストンの作動に対するアジャスターの影響を回避できる。また、レバーが前方へ過大な荷重を受けて回動しても、プッシュロッドとノッカー部材の結合を維持することができる。そのうえ、従来のようにカシメによってプッシュロッドとノッカー部材を結合する必要がないので組立が容易となる。
請求項2によれば、ノッカー部材の戻り位置を規制するストッパを設けたので必要以上に大きなノッカー部材の戻り側への回動を阻止でき、ノッカー部材とプッシュロッドの結合維持をより確実にする。
請求項3によれば、ノッカー部材とレバーを同一回動中心軸上に支持させたので、構造を簡単にでき、組立も容易になる。
請求項4によれば、回動中心軸方向へ分離されたレバーの軸支部間にノッカー部材の軸支部を配置したので、レバーの軸支部によりノッカー部材の軸支部に対する変形を防止できる。したがって、ノッカー部材をより軽量化しても十分な剛性を維持できる。
請求項5によれば、弾性体をレバーと油圧シリンダの間に設けたので、レバーから手を放した通常状態では、このバネ手段によりレバーを油圧シリンダの圧力発生側へ回動付勢して中立位置へ戻し、ノッカー部材をプッシュロッドへ接触させておくことができるとともに、レバーとノッカー部材のガタツキを抑えることができる。
請求項6によれば、ノッカー部に設けた突出部がプッシュロッドの一部を挟むように覆うので、ノッカー部が回動しても、プッシュロッドがノッカー部から外れにくくなる。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。図1〜5は自動2輪車用油圧ブレーキの操作レバー構造に適用された第1実施例を示す。なお、上記従来例と共通する部分には共通符号を用いる。
図1は、自動2輪車用バーハンドル(図8参照)の右側に取付けられたレバー1を断面で示す。このレバー1を操作することによりフロントブレーキのマスターシリンダ2へ油圧を発生するようになっている。
レバー1は基部3を回動中心軸4によりマスターシリンダ2と一体に設けられたレバーホルダ5へ回動自在に軸支される。図中の矢示A,Bはレバー1の回動方向を示し、Aは戻し側(油圧解消側)、Bは操作側(油圧発生側)である。Nは中立位置であり、手を放して回動力が無くなった非操作状態(通常状態)におけるレバー1の位置を示す。図1のレバー1はこの通常状態である。
マスターシリンダ2は回動中心軸4側の一端が開放され、内にはピストン6がマスターシリンダ2の軸線方向である矢示C,D方向へ摺動自在に嵌合されて直線的に移動可能になっており、加圧室7内に収容されたリターンスプリング8にてD方向へ押し戻されるように付勢されている。加圧室7はマスターシリンダ2と一体に設けられた一体のリザーブタンク9と吸入口10で連通し、リザーブタンク9から加圧室7へ作動油を供給するようになっている。11はマスターシリンダ2側からリザーブタンク9側への作動油戻り口である。
また、加圧室7はマスターシリンダ2の壁部へ一体に設けられた吐出口12と連通し、ピストン6によって加圧室7が加圧されると、加圧室7内の加圧作動油が吐出口12からブレーキホースを介してフロントブレーキのブレーキキャリパ(いずれも図示省略)へ送られて、フロントブレーキを作動させるようになっている。
ピストン6の一端部は押圧部13をなし、ここから一体に筒状ロッドホルダ14が突出している。筒状ロッドホルダ14の穴14aにはプッシュロッド15の一端が嵌合し、プッシュロッド15の他端はノッカー部材20のノッカー部21に形成された穴21aへ嵌合している。
プッシュロッド15の長さ方向両端は球面状をなし、穴14a及び21a内にて摺動自在であって、プッシュロッド15はピストン6の軸線に対して揺動自在である。また、穴14a及び21aはピストン6の揺動を可能にするため、それぞれ開放端側へ向かって拡径する有底のテーパー状穴をなしている。
ノッカー部材20はレバー1と別体の部材であり、回動中心軸4で基部3へ同軸支持される。ノッカー部材20は回動中心軸4が貫通するリング部22と、この半径方向へ一体に延出するアーム部23及びストッパ突起24を有する。アーム部23とストッパ突起24は略90°異なる方向へ突出している。
ストッパ突起24はマスターシリンダ2側のストッパ段部30の端部に設けられて回動中心軸4方向へ突出するストッパ突起34へ回動方向の側面で当接可能になってる(図5参照)。ストッパ段部30のうちストッパ突起34の基部にはストッパ突起24の逃げ凹部が形成されている。ストッパ段部30はリザーブタンク9の基部近傍にマスターシリンダ2の一部として斜めに形成された部分であり、回動中心軸4の軸方向へ隔てられた一対のレバーホルダ5の間隔をなす厚さを有する(図3参照)。
ストッパ段部30には、レバー1における基部3の先端であるストッパ端部16が当接可能である。この当接はレバー1に対して前方(A矢示方向)へ大荷重の入力があったとき生じるようになっている。但し、通常時は、調節スプリング17により若干のクリアランスを形成するようになっている。
本願発明の弾性体を構成する調節スプリング17は例えばコイルスプリングであり、ストッパ段部30及びストッパ端部16に形成された穴30a,16aへそれぞれ両端を嵌合され、レバー1をB矢示方向へ回動付勢して所定のクリアランスを形成する。調節スプリング17の付勢力はリターンスプリング8の戻し方向における付勢力よりは弱くなっている。このため、レバー1から手を放した通常状態では、レバー1はリターンスプリング8で中立位置へ戻され、調節スプリング17とリターンスプリング8とのバランスにより、レバー1を中立位置Nへ保持して、ノッカー部材20をプッシュロッド15へ接触させてるとともに、レバーとノッカー部材のガタツキを抑えることができる。
さらに基部3からは、アーム部23に沿うように押圧部18がレバー1から一体に突出し、ここに貫通形成されたナット部へアジャスター19を貫通させてその外周に形成されているネジ部を係合させることにより先端19aの突出長さを調節自在とされ、ロックナット19bにより調節位置で固定されている。
アジャスター19はレバー1の通常位置にて先端19aがノッカー部21へ当接する程度に調節される。この通常位置においては、プッシュロッド15を介してピストン6を押し込まないため、加圧室7に油圧を発生させないようになっている。
筒状ホルダ14,プッシュロッド15,ノッカー部21等はマスターシリンダ2の一端に延出形成された拡径部31内にあり、拡径部31で囲まれる。拡径部31内には止めリング32及び33が設けられ、これらによってピストン6の抜け止めをなしている。
図2はプッシュロッド15とノッカー部材20との関係を示す斜視図である。ノッカー部材20はレバー1と独立して回動可能であり、ストッパ突起24はレバー1に対する前方への大荷重入力時に回動を停止するようになっている。
このとき、ストッパ突起24の側面はストッパ段部30に形成されたストッパ突起34へ当接するようになっている。この停止位置は、プッシュロッド15の端部がノッカー部21から外れない程度に調整される(図5参照)。ノッカー部21はアーム部23の先端に形成される肥大部をなし、ここに略すり鉢状をなす穴21aが形成されている(図1参照)。
図3は回動中心軸4によるレバーホルダ5と基部3の結合部を図1のE矢示方向から示す図である。レバーホルダ5はストッパ段部30を挟んで二股状をなして回動中心軸4を支持する。これら一対のレバーホルダ5間には基部3が嵌合される。
基部3のうち一対のレバーホルダ5間に入る部分は回動中心軸4の軸方向へ分離されて二股状をなす一対の軸支部3aをなし、この軸支部3a、3aの間隙3b内にノッカー部材20の軸支部であるリング部22が嵌合され、これらレバーホルダ5,軸支部3a,3a及びリング部22が回動中心軸4にて同軸で結合される。回動中心軸4はボルト状をなし、先端のネジ部4aがナット4bにて締結される。
次に、この実施形態における作用を説明する。図4はレバー1の作動時、図5は前方
への大荷重入力状態を示す。まず、図1の通常時からレバー1をB矢示方向へ回動させると、図4に示す作動状態となり、回動中心軸4を中心に押圧部18が時計回り方向へ回動し、先端19aがノッカー部21を押す。
これによりリング部22のアーム部23が回動中心軸4を中心に時計回り方向へ回動し、ノッカー部21がプッシュロッド15をC矢示方向へ押すので、ピストン6がC矢示方向へ移動し、加圧室7内に油圧を発生し、吐出口12を介してフロントブレーキのブレーキキャリパへ油圧を与えてブレーキを作動させる。
このとき、プッシュロッド15は回動中心軸4を中心に回動するノッカー部21によって押されるが、プッシュロッド15とノッカー部21との位置関係は、アジャスター19の調節量に関係なく一定になる。したがって、アジャスター19の調節による影響を回避してピストン6の作動ストロ−クを一定にできる。
しかも、穴14a及び21aを開口側が拡径するよう間口を拡大したので、各プッシュロッド15の揺動を可能にすることができる。また、プッシュロッド15をこれらへ挿入するだけで取付けできるので、組立が容易になる。レバー1から手を離すと、レバーホルダ5がリターンスプリング8により押し戻され、レバー1はA矢示方向へ反時計回りに回動して通常位置Nへ戻り、マスターシリンダ2における油圧発生が解消される。
このとき、調節スプリング17は、レバー1をマスターシリンダ2の圧力発生側へ回動付勢するので、レバー1を中立位置Nへ保持することができるとともに、ノッカー部材20をプッシュロッド15へ接触させておくことができるとともに、レバーとノッカー部材のガタツキを抑えることができる。
次に、レバー1が図1の通常位置Nへ位置する状態において、レバー1に転倒等による車体前方への大荷重が入力すると、レバー1はA矢示方向へ回動し、図5の状態になり、基部3のストッパ端部16は調節スプリング17に抗してストッパ段部30へ当接する。このとき、ノッカー部材20はストッパ突起24がストッパ段部30のストッパ突起34へ嵌合し、一定以上の回動を阻止される。
このため、アジャスター19の先端19aがノッカー部21から離れても、ノッカー部21はそれ以上反時計回りに回動せず、プッシュロッド15の一端が嵌合した状態を維持する。このため、プッシュロッド15がノッカー部21から外れもしくは脱落することを阻止できる。なお、このようなプッシュロッド15の外れもしくは脱落阻止において、必ずしもストッパ突起24を設ける必要がない。但し、ストッパ突起24が存在すれば、より確実に外れもしくは脱落阻止を図ることができる。また、ノッカー部21を肥大させれば、ストッパ突起24を省略しても、プッシュロッド15の外れもしくは脱落を防止できる。
また、ノッカー部材20を基部3における一対の軸支部3aの間隙3bに挟んだので、ノッカー部材20の変形を一対の軸支部3aで防ぐことができ、ノッカー部材20を比較的軽量にしてもその変形を防ぐことができる。
図6は第2実施例を示す。この例は、ノッカー部材20の回動中心軸50を回動中心軸4と別軸にしてそれぞれの中心をdなる寸法で偏心させ、かつノッカー部21に設けた貫通穴52を別体のキャップ51で塞いだものである。他の部分は前実施例と同一構造であるから、これらの共通部分には共通符号を用いて示す。
このようにすると、ノッカー部材20の回動軌跡をレバー1の回動軌跡と異ならせることにより、プッシュロッド15の作動に対して好適となる軌跡を採用できる。また、ノッカー部材20の基部3に対する組付順序やノッカー部材20の取付対象を変更することができ、例えば、基部3やレバーホルダ5の外側へノッカー部材20を取付けることもできる。
さらにノッカー部21に別体のキャップ51を設けたので、貫通穴52をプッシュロッド15の揺動を許容できる比較的大径のストレート穴とし、ここに球状凹部53を設けたキャップ51をカシメ等の適宜手段で取付けることにより、容易にプッシュロッド15の収容部を形成することができる。
しかも、キャップ51をノッカー部21と別の耐摩耗性に優れた材料とすることにより、先端19aの接触に対して耐久性を向上させることができるとともに、先端19aが当接する部分だけを局部的に材質変更できるから、コストを下げることができる。
図7は、ノッカー部材の取付に関する第3実施例を示す。この例では、レバーの基部3の一部である軸支部3aを二股状にせず、その一側と二股状のレバーホルダ5の片側との間にノッカー部材20のリング部22を挟んだものである。ノッカー部材20は図示状態で略L字形をなし、レバーの軸支部3aにおける幅方向の中心線C1とプッシュロッド15の中心軸線C2とが一致するようにノッカー部21を配置してある。なお、本図におけるノッカー部材20は、レバー1の基部3との位置関係を示すため概略的に表現してある。
このようにすると、ノッカー部材20をレバーホルダ5においてレバーの基部3の片側へ偏らせて支持させても、プッシュロッド15をレバーの基部3の中心線C1上で作動させることができるので、レバーの軸支部3aにプッシュロッド15側からのねじり力が働きにくくなる。したがってプッシュロッド15の作動を軽快にすることができる。そのうえレバーの軸支部3aを二股状ではない単純形状にすることができる。
次に、図8〜16に基づいて第4実施例を説明する。この実施例は、ノッカー部にプッシュロッドの外れ防止(脱落防止を含む)構造を設けたこと及びノッカーブーツを設けたことで前各実施例と異なる。なお、前各実施例と共通する部分には共通符号を用いる。図8は図1に相当する図であり、レバー1とマスターシリンダ2が一体化されたレバーユニット40がホルダー41にて自動2輪車用バーハンドル42へ取付けられている。43はバーハンドル40の端部に設けられたグリップである。レバー1は中立位置Nから矢示A,B両方向へ回動し、A矢示方向においては、ストッパ端部16とストッパ段部30が当接するまで回動できる。また、B矢示方向においては、グリップ43と当接する位置Fまで回動できる。Gはグリップとの当接がない仮想の場合における回動限界である(以下、限界位置Gという)。
マスターシリンダ2の一端に延出形成された拡径部31内には、中空のノッカーブーツ60が収容され、その内側にプッシュロッド15及びノッカー部21の先端部である外れ防止部80が収容されている。外れ防止部80は、プッシュロッド15の頭部(後述)を回動時に外れにくくなるよう係合保持するための部分である。
図9はレバーの操作位置に対応するプッシュロッド15及びノッカー部21の状態を示す図であり、図のAはレバー1の中立位置Nにおける状態、Bはレバー1のF位置(図8参照)における状態、Cはレバー1のG位置(図8参照)における状態をそれぞれ示す。プッシュロッド15及びノッカー部21の連結部は、中立位置Nから限界位置Gまで、マスターシリンダ2の軸線方向に略沿って揺動しながら移動し、この間、ノッカーブーツ60に覆われるとともに、外れ防止部80によってプッシュロッド15の頭部はノッカー部21から外れにくくなっている。
図10は、ノッカーブーツ60、プッシュロッド15及びノッカー部材20を分解して示す図である。ノッカーブーツ60はゴム等の柔軟で弾性のある適宜材料からなる略筒状部材であり、太径室61とこれより全体が小径の細径室62とを2段に重ねて一体に形成したものである。太径室61と細径室62は隔壁63で仕切られ、隔壁63の中央には小孔64が貫通形成され、小孔64の周囲部分は外周部よりも厚肉になっている。
太径室61は、隔壁63と反対側になる一端部が開放され、この開放端部の外周部は肉厚のビード部65をなし、この部分が拡径部31内へ圧入されて密に固定されるようになっている。ビード部65の内側にはワイヤーをリング状にしたリング部材65aが埋設一体化され、ビード部65を拡径部31の内壁面へ常時押し付けている。
細径室62は、隔壁63と反対側になる一端部66へ向かって次第に拡径するようにテーパー壁67を備え、一端部66の端面中央には開口68が形成されている。この開口68は小孔64より大径であり、かつ太径室61の一端部側開口よりも小径である。一端部66の外周部には外方へ突出するビード部69が一体に形成されて、一端部66側の形状保持に役立つとともに、ノッカー部材20の組み付けも容易にできる。
プッシュロッド15は、一端にノッカー部21の穴21aに嵌合する頭部70を軸部71と一体に備える。頭部70は穴21a内面と接触する部分が球面に形成されている。その球面の直径をD1とし、軸部71の外径をD2とする。軸部71はストレートの丸棒状をなし、その中間部に一対のつば状部72及び73を一体に形成し、これらのつば状部72及び73の間に環状溝74を設けてある。軸部71の他端75も球面状をなして穴14aの内面へ摺接するようになっている。
環状溝74には、ノッカーブーツ60の隔壁63のうち、小孔64の周囲部分となる厚肉部が嵌合する。すなわち、軸部71を他端75から小孔64へ挿入し、挿入方向へ細くなるテーパー状部の外周面を有するつば状部72を押し込んで、小孔64を押し広げながら通過させることにより、小孔64及びその周囲の隔壁63を環状溝74内へ入れ、この隔壁63の嵌合部分を一対のつば状部72及び73で挟持してノッカーブーツ60とプッシュロッド15を一体化する。
ノッカー部材20は、ノッカー部21に外れ防止部80とノッカーブーツの取付溝81を設けた点で前各実施例のものと異なる。取付溝81はノッカー部21の外周面に形成された一対のフランジ部82及び83間に形成された環状溝であり、ここでノッカーブーツの60一端部66を固定する。
図11は、プッシュロッド15と外れ防止部80をノッカーブーツ60で覆った状態を示す。ノッカーブーツ60の一端部66が取付溝81に嵌合してフランジ部82,83で挟持される。このとき外れ防止部80は、開口68から細径室62内へ入り込んでおり、プッシュロッド15の頭部側部分に重なり、これを挟むように覆っている。
図12はノッカー部材20の拡大図であり、外れ防止部80は嘴状をなしてノッカー部21から一体に突出しており、突出部先端84は尖った形状になっている。
図13は図12のH矢示方向図、図14は図12のI矢示方向図であり、これらの図に示すように、外れ防止部80は割り溝85を挟んで対向した状態で対をなして設けられている。割り溝85は、外れ防止部80を一部とする円筒部を設け、その側面をプッシュロッド15の軸部71における外径D2より若干大きい程度の幅W3で割った形状に相当しており、図13の状態において、突出部先端84側の一端を開放し、他端側はフランジ部83の近傍に達する略逆U字状をなしている。図14中の符号Jはノッカー部材20の回動中心軸線である。
図15は図13の15−15線相当断面図である。穴21aは半球型の凹面状をなす。穴21aに通じるロッド挿入路86が外れ防止部80の内壁側に形成され、割り溝85に臨む外れ防止部80の端面87は、ロッド挿入路86を狭めるように内側へ張り出している。また、端面87の穴21aとの接続部にはテーパー状の段差部からなる揺動規制部88が略ハの字状に形成され、仮想線で示すようにプッシュロッド15が揺動できるようになっている。
図16は図12の16−16線相当断面図である。この図に明らかなように、穴21aの内径に相当する幅W1はプッシュロッド15の頭部の直径D1(図10)よりも若干大きめになっている。ロッド挿入路86は、穴21aの幅W1とほぼ同幅の幅W2をなすよう、外れ防止部80の突出方向へストレートに延びる円筒状穴によって形成される。
一方、割り溝85の穴21a側となる奥側端部は、フランジ部82と83の中間部に達して軸部71の外径D2(図10)より僅かに大きい程度の最小幅W4となっている。
次に、この実施例における作用を説明する。図8及び9に示すように、レバー1を回動させるとき、回動中心軸4を中心とするノッカー部材20の回動軸線J方向において、プッシュロッド14の両側を外れ防止部80で覆うとともに、頭部70が穴21a内に遊嵌して外れにくくしている(図14)。
また、割り溝85の幅W3は軸部71の外径D2よりは大きいが、頭部70の直径D1より小さいので、図15に示すように、頭部70を揺動中心としてプッシュロッド15の軸部71が外れ防止部80から左右へずれるように揺動することを許容するが、揺動量が多くなっても頭部70が割り溝85から出ることはない。
そのうえ、図8,9及び11に示すように、プッシュロッド15と外れ防止部80は、常時ノッカーブーツ60で覆われているので、頭部70側部分と外れ防止部80及び穴21aとの摺接部や筒状ホルダ14の穴14aとプッシュロッド15との摺接部に埃等の摺動阻害物質が付着することを阻止し、常時良好な摺動性を確保できる。また、ノッカーブーツ60は、プッシュロッド15の全体を覆うから、プッシュロッド15の進退動も常時スムーズに維持できる。
しかも、ノッカーブーツ60は、細径室62と太径室61からなる2段重ね構造をなしているので、レバー1の回動時には、図9のBC等に示すように、細径室62が太径室61内へ入り込むように折りたたまれて容易に変形する。このこのため、プッシュロッド15の揺動に伴う変形を容易にし、スムーズな揺動を可能にする。
なお、本願発明は上記各実施形態に限定されず種々に変形や応用が可能であり、例えば、本願発明の適用される対象は油圧クラッチ等の油圧発生用レバー装置であっても良い。また、ハンドルへ取付けるものに限定されず車体の各所へ取付けたものでも良い。さらに自動2輪車用のみならず各種車両等に使用されるものでも良い。
第1実施例に係る自動2輪車用右レバーを示す断面図 プッシュロッドとストッパ端部との関係を示す斜視図 レバーホルダと基部の結合部を図1のE矢示方向から示す図 レバーのブレーキ作動時を示す図 レバーに対する前方への大荷重入力状態を示す図 第2実施例に係る要部を拡大して示す図 第3実施例に係る要部を拡大して示す図 第4実施例に係る図1に相当する図 レバーの操作位置に対応するプッシュロッド及びノッカー部の状態を示す図 ノッカーブーツ、プッシュロッド及びノッカー部材を分解して示す図 プッシュロッド及びノッカー部材をノッカーブーツで覆った状態の図 ノッカー部材の拡大図 図12のH矢示方向図 図12のI矢示方向図 図13の15−15線相当断面図 図12の16−16線相当断面図
符号の説明
1:レバー、2:マスターシリンダ、3:基部、4:回動中心軸、5:レバーホルダ、6:ピストン、7:加圧室、8:リターンスプリング、9:リザーバータンク、14:筒状ホルダ、15:プッシュロッド、16:ストッパ端部、17:調整スプリング、18:押圧部、19:アジャスター、20:ノッカー部材、21:ノッカー部、22:リング部、23:アーム部、24:ストッパ突起、30:ストッパ段部、60:ノッカーブーツ、80:外れ防止部

Claims (6)

  1. 油圧シリンダ内を直線的に移動するピストンと、油圧シリンダに対して回動自在に支持されたレバーと、このレバーに設けられた押圧部の回動により押されてピストンを押すように配置されたプッシュロッドとを備えた油圧操作用レバー装置において、前記プッシュロッドの一端を押すとともに、前記油圧シリンダへ回動自在に支持されたノッカー部材と、
    このノッカー部材と前記押圧部の距離を可変にするアジャスト機構とを備えたことを特徴とする油圧操作用レバー装置。
  2. 前記ノッカー部材は、その戻り位置を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1の油圧操作用レバー装置。
  3. 前記レバーとノッカー部材は同一回動中心軸上に支持されることを特徴とする請求項1の油圧操作用レバー装置。
  4. 前記レバーの軸支部は、回動中心方向へ分離されるとともに、この分離された軸支部間に前記ノッカー部材の軸支部を配置したことを特徴とする請求項1の油圧操作用レバー装置。
  5. 前記レバーを前記油圧シリンダの圧力発生側へ回動付勢する弾性体を、前記レバーと前記油圧シリンダの間に設けたことを特徴とする請求項1の油圧操作用レバー装置。
  6. 前記ノッカー部材は、前記プッシュロッドの一端を押すノッカー部を有し、このノッカー部は前記プッシュロッドの一部を挟むように覆う突出部を有することを特徴とする請求項1の油圧操作用レバー装置。
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