JP2005348904A - 生体圧迫装置および血圧測定装置 - Google Patents

生体圧迫装置および血圧測定装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 高い圧迫応答性を備えしかも圧縮気体発生装置を必要としない生体圧迫装置を提供する。
【解決手段】 長手方向の長さが制御される超弾性合金製コイルスプリング(超弾性合金線材)24を含むアクチュエータを有し、その超弾性合金製コイルスプリング24に対する印加電流が制御されることによって上記生体圧迫装置10に周方向の張力を発生させる張力発生装置22が設けられているので、圧縮気体が供給されることにより圧迫作動させられる従来の圧迫装置に比較して、高い圧迫応答性が得られ、しかも空気ポンプやガスボンベ等の圧縮気体発生装置を必要としない利点がある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体の一部に巻回されてその生体の一部を圧迫するための生体圧迫装置、および該生体の一部の圧迫圧を変化させる過程で得られる脈波の大きさに基づいてその生体の血圧値を測定する血圧測定装置に関するものである。
生体の止血、生体の血行促進、生体の血圧測定等のために、生体の一部に巻回されてその生体の一部を圧迫する生体圧迫装置が知られている。たとえば、特許文献1、特許文献2に記載された生体圧迫装置がそれである。このような従来の生体圧迫装置は、たとえばカフと称されるものであって、ゴム製或いは合成樹脂製等の膨張可能袋を長手状腕帯内に備え、その膨張可能袋内に圧縮気体が供給されることによって生体の一部を圧迫するように構成されている。
特開平07−024303号公報 特開昭60−234669号公報
しかしながら、上記従来の生体圧迫装置では、空気或いは炭酸ガス等の圧縮気体が膨張袋内に供給されることによってその膨張袋の体積を増大させ、その膨張袋の体積増大による長手状腕帯の張力の増大により生体の一部を圧迫するように構成されていることから、生体の止血、血圧制御等のように生体の一部を速やかに圧迫することが要求される用途や、圧縮気体発生装置を継続的に用いることができない用途には、実用上使用できないという欠点があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、高い圧迫応答性を備えしかも圧縮気体発生装置を必要としない生体圧迫装置、圧縮気体発生装置を必要としない自動血圧測定装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するための請求項1に係る発明は、生体の一部に巻回され、その生体の一部に対する圧迫圧制御が可能な生体圧迫装置であって、長手方向の長さが制御される超弾性合金線材を含むアクチュエータを有し、その超弾性合金線材に対する印加電流が制御されることによって上記生体圧迫装置に周方向の張力を発生させる張力発生装置を、含むことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記発明において、前記張力発生装置は、前記周方向において所定の間隔を隔てて配置された少なくとも1対のセグメントシートと、その一対のセグメントシートに両端部が接続された複数の前記アクチュエータとを備えたものであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記発明において、前記セグメントシートは、絶縁フィルムと、前記超弾性合金線材に電流を供給するためにその絶縁フィルムの一面に形成され印刷配線とを備えたものであることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明では、前記超弾性合金線材は超弾性合金製コイルスプリングであり、前記発明において、前記アクチュエータは、前記超弾性合金製コイルスプリングと、その超弾性合金製コイルスプリングの変態点より低い温度での付勢力よりも大きく且つ変態点を超えた温度での付勢力よりも小さい付勢力を有し、その変態点より高い温度ではその超弾性合金製コイルスプリングがその作動状態へ変形することを許容するが、その変態温度よりも低い温度ではその超弾性合金製コイルスプリングを非作動状態に復帰させるバイアススプリングとを、備えたものであることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、張力発生装置の内周側に配設された基材シートと、その基材シートおよびその外周側に配設された前記張力発生装置を包む外装シートと、その外装シートの周方向の一端部を他端部に着脱可能に固定するためにその外装シートの一端部および他端部にそれぞれ設けられた一対のファスナとを、含むことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記外装シート内に配置され、非圧縮性流体が満たされた可撓性の流体収容袋と、その流体収容袋内の非圧縮性流体の圧力を検出する圧力センサとを、含むことを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記超弾性合金線材を含むアクチュエータは、ラチェット機構を有して前記基材シートを前記生体の一部に巻き付けるための張力を付与する巻付アクチュエータと、該基材シートを前記生体の一部に締めつけるための張力を付与する締付アクチュエータとを含むものである。
また、請求項8に係る発明は、上記の生体圧迫装置を用いて前記生体の一部の動脈を止血状態とし、次いでその生体圧迫装置の圧迫圧力を徐々に低下させる過程で前記圧力センサにより得られる脈波の大きさの変化に基づいてその生体の血圧値を決定する血圧測定装置であることを特徴とする。
請求項1に係る発明の圧迫装置によれば、生体の一部に巻回されてその生体の一部に対する圧迫圧制御が可能な生体圧迫装置において、長手方向の長さが制御される超弾性合金線材を含むアクチュエータを有し、その超弾性合金線材に対する印加電流が制御されることによって上記生体圧迫装置に周方向の張力を発生させる張力発生装置が設けられているので、圧縮気体が供給されることにより圧迫作動させられる従来の圧迫装置に比較して、高い圧迫応答性が得られ、しかも圧縮気体発生装置を必要としない。
また、請求項2に係る発明は、前記発明において、前記張力発生装置は、前記周方向において所定の間隔を隔てて配置された少なくとも1対のセグメントシートと、その一対のセグメントシートに両端部が接続された複数の前記アクチュエータとを備えたものであることから、アクチュエータによって1対のセグメントシートの間隔が変更されることによって前記圧迫装置に周方向の張力を発生させるので、高い圧迫応答性が得られ、しかも圧縮気体発生装置を必要としない。
また、請求項3に係る発明は、前記発明において、前記セグメントシートは、絶縁フィルムと、前記超弾性合金線材に電流を供給するためにその絶縁フィルムの一面に形成され印刷配線とを備えたものであるので、超弾性合金線材に電流を供給するためのリード線の少なくとも一部が省略され、厚み方向の構造が小型化されるとともに信頼性が高められる。
また、請求項4に係る発明は、前記発明において、前記超弾性合金線材は超弾性合金製コイルスプリングであり、前記アクチュエータは、その超弾性合金製コイルスプリングと、その超弾性合金製コイルスプリングの変態点より低い温度での付勢力よりも大きく且つ変態点を超えた温度での付勢力よりも小さい付勢力を有し、その変態点より高い温度ではその超弾性合金製コイルスプリングがその作動状態へ変形することを許容するが、その変態温度よりも低い温度ではその超弾性合金製コイルスプリングを非作動状態に復帰させるバイアススプリングとを、備えたものであることから、前記超弾性合金製コイルスプリングに対する電流制御によって張力発生方向と張力緩和方向との双方向の制御が電気的に可能となる。
また、請求項5に係る発明は、張力発生装置の内周側に配設された基材シートと、その基材シートおよびその外周側に配設された前記張力発生装置を包む外装シートと、その外装シートの周方向の一端部を他端部に着脱可能に固定するためにその外装シートの一端部および他端部にそれぞれ設けられた一対のファスナとを、含むことから、生体の一部に対する装着や取り外し作業が容易となり、高い操作性が得られる。
また、請求項6に係る発明は、前記外装シート内に配置され、非圧縮性流体が満たされた可撓性の流体収容袋と、その流体収容袋内の非圧縮性流体の圧力を検出する圧力センサとを、含むので、膨張袋を備えた従来の圧迫装置よりも厚み方向において小型となる。
また、請求項7に係る発明は、ラチェット機構を有して前記基材シートを前記生体の一部に巻き付けるための張力を付与する巻付アクチュエータと、該基材シートを前記生体の一部に締めつけるための張力を付与する締付アクチュエータとを含む超弾性合金線材を含むアクチュエータを備えたものであるので、巻き付けと締め付けとの役割分担によって巻付アクチュエータおよび締付アクチュエータのそれぞれの特性を容易に持たせることができる。
また、請求項7に係る発明は、上記の生体圧迫装置を用いて前記生体の一部の動脈を止血状態とし、次いでその生体圧迫装置の圧迫圧力を徐々に低下させる過程で前記圧力センサにより得られる脈波の大きさの変化に基づいて該生体の血圧値を決定する血圧測定装置である。これにより、圧縮気体発生装置を備えない血圧測定装置が得られるので、長時間の運動中の継続的な血圧測定が可能となる。
ここで、好適には、前記超弾性合金線材は、必ずしもコイルスプリング状に巻回されたものでなくてもよく、一対のセグメントシート間で、所定の長さに切断された多数本の針金が並列状態で固定されることにより用いられてもよい。
また、前記生体圧迫装置において、アクチュエータの形態は種々のものがあり得る。たとえば、そのアクチュエータに用いられる超弾性合金製コイルスプリングは、変態温度よりも低い温度の非作動状態では伸長した状態であるものが用いられてもよい。この場合、バイアススプリングはその超弾性合金製コイルスプリングを伸長させる方向に付勢するように設けられる。しかし、変態温度よりも低い温度の非作動状態では収縮する状態である超弾性合金製コイルスプリングが用いられる場合は、バイアススプリングはその超弾性合金製コイルスプリングを収縮させる方向に付勢するように設けられる。
また、前記外装シートの一端部と他端部とを着脱可能に連結するファスナは、着脱可能に連結するよく知られた連結金具であってもよい。
また、前記袋状の外装シートの内周側を構成するシートが前記基材シートをかねたものであってもよい。この場合、袋状の外装シート内には基材シートが省略される。
また、前記アクチュエータおよびそれが連結するセグメントシートは、設計上の伸縮長さ等に応じて前記圧迫装置の周方向において適数設けられる。
また、流体収容袋内の非圧縮性流体の圧力を検出する圧力センサは、その流体収容袋内に設けられてもよいし、非圧縮性流体の圧力検出可能な状態たとえば非圧縮性流体が連通する状態で、その流体収容袋の外側に設けられてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明が適用された上腕用の生体圧迫装置10の構成を説明する斜視図であり、図2はその生体圧迫装置10の縦断面図である。
図1および図2において、生体圧迫装置10は、全体として帯状を成し、矩形状或いは長手状の外装シート12を備えている。この外装シート12は、矩形状の内周側シート部材12aおよび矩形状の外周側シート部材12bの外周縁部が縫製或いは溶着等によって閉じられることにより袋状とされている。この袋状の外装シート12の一端部すなわち外周側端部14の内周面と他端部すなわち内周側端部16の外周面とには、細かな鉤状突起および細かなループ状繊維を備えて互いに着脱可能に互いに接着される一対のファスナ18aおよび18bが縫製、接着、或いは溶着等によりそれぞれ固定されている。上記内周側シート部材12aおよび外周側シート部材12bは、たとえば合成繊維から織られた布状シートから構成される。
上記袋状の外装シート12内には、それよりも僅かに小さな矩形状或いは長手状の比較的剛性の高い基材シート20が収容されている。この基材シート20は、生体圧迫装置10の形状を保持するための部品であって、剛性繊維から織られた布状シート或いは樹脂シートから構成される。また、外装シート12内において、上記基材シート20の外側には、長手方向の長さが制御される複数本の超弾性合金製コイルスプリング24を有し、円筒状に巻回された状態の生体圧迫装置10に電気制御によって周方向の張力を発生させるための張力発生装置22が設けられている。
この張力発生装置22は、締付用アクチュエータとして機能する複数本の超弾性合金製コイルスプリング24と、周方向において複数に分割されることにより所定の間隔を隔てて配置された少なくとも1対、通常は複数対のセグメントシート26とを備え、それら少なくとも1対のセグメントシート26の互いに近接する端縁部に上記複数本の超弾性合金製コイルスプリング24がそれぞれ並列的に連結されて構成されている。このように構成された張力発生装置22は、その両端部が外装シート12の両端部に対して縫製、接着、溶着等により、好適にはファスナ18aおよび18bと共に固定されている。
上記セグメントシート26は、たとえばポリイミド製の絶縁フィルムから構成され、その一面たとえば外周面には、上記超弾性合金製コイルスプリング24に電流を供給するためのプリント配線28が形成されている。超弾性合金製コイルスプリング24は、そのプリント配線28と電気的に導通するようにセグメントシート26に連結されている。
上記超弾性合金製コイルスプリング24は、変態温度より高い温度において原形状に復帰する形状記憶機能或いは超弾性機能を有する合金たとえばTi−Ni合金から構成されている。本実施例の超弾性合金製コイルスプリング24は、通電されることによって変態温度よりも高くされると元形状に復帰させられ、生体圧迫装置10の巻き付け時に比較して、その長さが収縮させられるように設定されている。したがって、上記張力発生装置22は、生体圧迫装置10の巻き付け状態において、超弾性合金製コイルスプリング24に電流が供給されることにより、その全長が収縮させられて生体圧迫装置10に張力を発生させ、その生体圧迫装置10の圧迫作用を急速に発生させる。
また、図2に詳しく示すように、上記生体圧迫装置10の袋状の外装シート12内において、その内周側シート部材12aと基材シート20との間には、水、油等の非圧縮性流体30が閉じ込められた流体収容袋32が設けられている。この流体収容袋32内にはその非圧縮性流体の圧力を検出するための圧力センサ34が設けられており、生体圧迫装置10により巻回された生体の一部内の動脈から発生する脈波が検出されるようになっている。本実施例では、それら非圧縮性流体30を収容する流体収容袋32および圧力センサ34が脈波検出装置を構成している。
以上のように構成された本実施例の生体圧迫装置10によれば、長手方向の長さが制御される超弾性合金製コイルスプリング(超弾性合金線材)24を含む締付用アクチュエータを有し、その超弾性合金製コイルスプリング24に対する印加電流が制御されることによって上記生体圧迫装置10に周方向の張力を発生させる張力発生装置22が設けられているので、圧縮気体が供給されることにより圧迫作動させられる従来の圧迫装置に比較して、高い圧迫応答性が得られ、しかも空気ポンプやガスボンベ等の圧縮気体発生装置を必要としない利点がある。
また、本実施例の生体圧迫装置10によれば、張力発生装置22は、その生体圧迫装置10の周方向において所定の間隔を隔てて配置された少なくとも1対のセグメントシート26と、その一対のセグメントシート26に両端部が接続された複数の前記締付用アクチュエータ(超弾性合金製コイルスプリング24)とを備えたものであることから、その締付用アクチュエータによって1対のセグメントシート26の間隔が変更されることによって圧迫装置10に周方向の張力を発生させるので、高い圧迫応答性が得られ、しかも空気ポンプやガスボンベ等の圧縮気体発生装置を必要としない。
また、本実施例の生体圧迫装置10によれば、セグメントシート26は、絶縁シートと、前記超弾性合金線材に電流を供給するためにその絶縁シートの一面に形成され印刷配線とを備えたものであるので、超弾性合金線材に電流を供給するためのリード線の少なくとも一部が省略され、厚み方向の構造が小型化されるとともに信頼性が高められる。
また、本実施例の生体圧迫装置10では、張力発生装置22の内周側に配設された基材シート20と、その基材シート20およびその外周側に配設された前記張力発生装置22を包む外装シート12と、その外装シート12の周方向の一端部を他端部に着脱可能に固定するためにその外装シートの一端部および他端部にそれぞれ設けられた一対のファスナ18aおよび18bとを、含むことから、生体の一部に対する装着や取り外し作業が容易となり、高い操作性が得られる。
また、本実施例の生体圧迫装置10では、外装シート12内に配置され、非圧縮性流体30が満たされた可撓性の流体収容袋32と、その流体収容袋32内の非圧縮性流体30の圧力を検出する圧力センサ34とを、含むので、膨張袋を備えた従来の圧迫装置よりも厚み方向において小型となる。
図3は、上記のように構成された生体圧迫装置10を備えた自動血圧測定装置40の構成を説明する図である。たとえば上腕に巻きつけられた生体圧迫装置10では、一対のセグメントシート26の間に配置された複数本(本実施例では5本)の超弾性合金製コイルスプリング24が並列接続されている。電源装置42は、電源ラインに接続される交流電源回路或いは蓄電装置などから構成され、前記生体圧迫装置10の圧迫作動の駆動電源電圧を出力する。電流制御回路44は、電子制御装置46からI/Oポート48を介して供給される指令信号に従って上記超弾性合金製コイルスプリング24に供給される電流を制御御する。
圧力センサ34は、生体圧迫装置10の圧迫圧力PK を検出してその圧迫圧力PK を表す圧力信号SPを静圧弁別回路50および脈波弁別回路52にそれぞれ供給する。静圧弁別回路50はローパスフィルタを備えており、圧力信号SPに含まれる定常的な圧力すなわち生体圧迫装置10の圧迫圧力PK を表すカフ圧信号SCを弁別して、そのカフ圧信号SCをA/D変換器54を介して電子制御装置46へ供給する。脈波弁別回路52はバンドパスフィルタを備えており、圧力信号SPの振動成分であるカフ脈波信号SM1 を弁別して、そのカフ脈波信号SM1 をA/D変換器54を介して電子制御装置46へ供給する。このカフ脈波信号SM1 は上腕脈波wbを表す。
電子制御装置46は、CPU80,ROM82,RAM84,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU80は、ROM82に予め記憶されたプログラムに従ってRAM84の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポート48から駆動信号を出力して電流制御回路44の出力電流或いは出力電圧を制御する。CPU80は、上記電流制御回路44の出力電流或いは出力電圧を制御することにより生体圧迫装置10の圧迫圧力PK を制御し、上腕動脈の最高血圧以上の圧迫圧を発生させてその動脈を止血させた後と、徐々にその圧迫圧を減少させる過程で脈波信号を読み込む。CPU80は、電子制御装置32に供給される脈波信号の大きさあるいは振幅に基づいて演算処理を実行することにより、いわゆるオシロメトリック法によって血圧測定を実行し、測定結果を表示器86に表示する。たとえば、圧迫圧を減少させる過程で脈波信号の大きさの差分値が最初に極大となったときの圧迫圧力PK を最高血圧とし、次に極大となったときの圧迫圧力PK を最低血圧とする。
上記のように構成された自動血圧測定装置40によれば、上記の生体圧迫装置10を用いてそれが巻きつけられた生体の一部(上腕)の動脈を止血状態とし、次いでその生体圧迫装置10の圧迫圧力を徐々に低下させる過程で圧力センサ34により得られる脈波の大きさの変化に基づいて生体の血圧値を決定することから、空気ポンプやガスボンベ等の圧縮気体発生装置を備えない血圧測定装置が得られるので、長時間の運動中の継続的な血圧測定等が可能となる。
図4及び図5は、張力発生装置22に設けられる他の締付用アクチュエータ90の構成をを説明するものであって、図4は側面図、図5は平面図である。図4および図5において、締付用アクチュエータ90は、1対のセグメントシート26の互いに近接する端縁部にそれぞれ並列的に連結され、一方のセグメントシート26に固定されたフレーム92と、そのフレーム92に固定された一対のガイド板94によって長手方向に案内されるロッド96と、そのロッド96の先端部に固定されて他方のセグメントシート26に固定されたブラケット98と、上記一対のガイド板94の間においてロッド96に固定されたばね受板100と一方のセグメントシート26のガイド板94との間に介挿されたバイアススプリング102と、上記一対のガイド板94の間においてロッド96に固定されたばね受板100と他方のセグメントシート26のガイド板94との間に介挿された超弾性合金製コイルスプリング104とを備えている。超弾性合金製コイルスプリング104は、変体点よりも高い温度となると元形状の伸張状態(作動状態)に復帰させられるものである。上記バイアススプリング102は、超弾性合金製コイルスプリング104の変態点より低い温度での付勢力よりも大きく且つ変態点を超えた温度での付勢力よりも小さい付勢力を有し、その変態点より高い温度ではその超弾性合金製コイルスプリング104がその作動状態へ変形することを許容するが、その変態温度よりも低い温度ではその超弾性合金製コイルスプリング104を非作動状態に復帰させる。
また、本実施例の締付用アクチュエータ90が超弾性合金製コイルスプリング24に代えて生体圧迫装置10では、クチュエータ90は、その超弾性合金製コイルスプリング104と、その超弾性合金製コイルスプリング104の変態点より低い温度での付勢力よりも大きく且つ変態点を超えた温度での付勢力よりも小さい付勢力を有し、その変態点より高い温度ではその超弾性合金製コイルスプリング104がその作動状態へ変形することを許容するが、その変態温度よりも低い温度ではその超弾性合金製コイルスプリング104を非作動状態に復帰させるバイアススプリング102とを、備えたものであることから、超弾性合金製コイルスプリング104に対する電流制御によって張力発生方向と張力緩和方向との双方向の制御が電気的に可能となる。
図6は、前記生体圧迫装置10において、前記締付用アクチュエータ90に加えて設けられる巻付用アクチュエータ110の一例を示している。巻付用アクチュエータ110は、前記締付用アクチュエータ90と同様に構成された往復アクチュエータ112と、その往復アクチュエータ112によって往復駆動される可動爪114aおよび固定爪114bと、その可動爪114aおよび固定爪114bを掛け止める複数の爪116が連ねられた係合部材118とから構成される。上記往復アクチュエータ112によって往復駆動される可動爪114aおよび固定爪114bはたとえば外装シート12或いは基材シート20の一端部に設けられ、上記係合部材118はたとえば外装シート12或いは基材シート20の他端部に設けられる。上記往復爪114と、その往復爪114を掛け止める複数の爪116が連ねられた係合部材118とがロック機構或いはラチェット機構を構成している。本実施例によれば、巻付用アクチュエータ110は、比較的小さい駆動力で生体圧迫装置10の巻き付けを行い、所定の巻付位置でロックを行う一方で、締付用アクチュエータ90は短いストロークであるが比較的大きな駆動力で専ら締め付けを行うことで、それぞれも目的に適合した特性を備えることができる。なお、図6において、上記締付用アクチュエータ90が係合部材118から離れないように、係合部材118には、締付用アクチュエータ90側に設けられた図示しないガイド突起を嵌め入れて生体圧迫装置10の長手方向に案内する案内溝120が設けられている。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
前述の生体圧迫装置10は、生体の止血、透析中の血圧降下にたいする急速血圧回復のための圧迫制御にも用いられ得る。
また、前述の締付用アクチュエータ90において、そのアクチュエータ90に用いられる超弾性合金製コイルスプリング104は、変態温度よりも低い温度の非作動状態では伸長した形状であるものが用いられてもよい。この場合、バイアススプリング102はその超弾性合金製コイルスプリング104を伸長させる方向に付勢するように設けられる。
また、前述の生体圧迫装置10は、生体の上腕部に巻回するために帯状を成し得いたが、生体の腹部および下肢に巻回するためにパンツ状或いはスボン状に構成されてもよい。この場合には複数個の張力発生装置22が並列的に配置される。
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
本発明の一実施例の生体圧迫装置の構成を説明するための斜視図である。 図1の実施例の生体圧迫装置の構成を説明する縦断面図である。 図1の実施例の生体圧迫装置を備えた自動血圧測定装置rの構成を説明する回路図である。 図1の実施例の生体圧迫装置において用いられる他の締付用アクチュエータの構成を説明する側面図である。 図4の締付用アクチュエータの構成を説明する平面図である。 図4の締付用アクチュエータに加えて設けられる巻付用アクチュエータの構成を説明する図である。
符号の説明
10:生体圧迫装置
12:外装シート
18a、18b:ファスナ
20:基材シート
22:張力発生装置
24:超弾性合金製コイルスプリング(超弾性合金線材、アクチュエータ)
26:セグメントシート
28:印刷配線
32:流体収容袋
34:圧力センサ
40:自動血圧測定装置
102:バイアススプリング
104:超弾性合金製コイルスプリング
110:巻付用アクチュエータ

Claims (8)

  1. 生体の一部に巻回され、該生体の一部に対する圧迫圧制御が可能な生体圧迫装置であって、
    長手方向の長さが制御される超弾性合金線材を含むアクチュエータを有し、該超弾性合金線材に対する印加電流が制御されることによって前記生体圧迫装置に周方向の張力を発生させる張力発生装置を、含むことを特徴とする生体圧迫装置。
  2. 前記張力発生装置は、前記周方向において所定の間隔を隔てて配置された少なくとも1対のセグメントシートと、該一対のセグメントシートに両端部が接続された複数の前記アクチュエータとを備えたものである請求項1の生体圧迫装置。
  3. 前記セグメントシートは、絶縁フィルムと、前記超弾性合金線材に電流を供給するために該絶縁フィルムの一面に形成され印刷配線とを備えたものである請求項2の生体圧迫装置。
  4. 前記超弾性合金線材は超弾性合金製コイルスプリングであり、
    前記アクチュエータは、前記超弾性合金製コイルスプリングと、該超弾性合金製コイルスプリングの変態点より低い温度での付勢力よりも大きく且つ変態点を超えた温度での付勢力よりも小さい付勢力を有し、該変態点より高い温度では該超弾性合金製コイルスプリングがその作動状態へ変形することを許容するが、該変態温度よりも低い温度では該超弾性合金製コイルスプリングを非作動状態に復帰させるバイアススプリングとを、備えたものである請求項1乃至3のいずれかの生体圧迫装置。
  5. 前記張力発生装置の内周側に配設された基材シートと、
    該基材シートおよびその外周側に配設された前記張力発生装置を包む外装シートと
    該外装シートの周方向の一端部を他端部に着脱可能に固定するために該外装シートの一端部および他端部にそれぞれ設けられたファスナと
    を、含むものである請求項1乃至4のいずれかの生体圧迫装置。
  6. 前記外装シート内に配置され、非圧縮性流体が満たされた可撓性の流体収容袋と、
    該流体収容袋内の非圧縮性流体の圧力を検出する圧力センサと
    を、含むものである請求項5の生体圧迫装置。
  7. 前記超弾性合金線材を含むアクチュエータは、前記基材シートを前記生体の一部に巻き付けるための張力を付与する巻付アクチュエータと、該基材シートを前記生体の一部に締めつけるための張力を付与する締付アクチュエータとを含むものである請求項5の生体圧迫装置。
  8. 請求項6の生体圧迫装置を用いて前記生体の一部の動脈を止血状態とし、次いで該生体圧迫装置の圧迫圧力を徐々に低下させる過程で前記圧力センサにより得られる脈波の大きさの変化に基づいて該生体の血圧値を決定する血圧測定装置。
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