JP2005347298A - フレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に連続、高速、かつ高品質でレジスト膜を形成する。
【解決手段】巻き出しロール6に巻かれたフレキシブルプリント基板7は、一定の速度で巻き出しユニット3から送られ、張力ユニット5で一定張力とされる。これをレジスト液に塗布ユニット7で浸漬して塗布する。これに熱風を吹きかけてレジス液を予備乾燥ユニット11で予備乾燥させた後、乾燥・冷却ユニット13に送り熱風で本乾燥させる。本乾燥の後に、冷却ユニット15で常温に冷やされる。乾燥され被膜が形成されたフレキシブルプリント基板7は、張力一定で巻き取りユニット17のロール125で巻き取られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムに関する。更に詳しくは、ロールに巻かれ帯状に長く連続するフレキシブルプリント基板にレジスト膜等の被膜を形成するための方法とそのシステムに関する。
プリント基板の製造工程には、その表面に電子回路用の配線をするとき、感光レジスト液等の液体を塗布して薄膜を形成する工程がある。このプリント基板の製造には、コストダウン等の要請により、歩留まり、生産効率の向上が求められている。同時にIC等の電子部品の実装には、高密度化が要請されているので高品質でなければならない。このような要請下で、品質の安定のために薄膜の均一な厚みが要請される。本出願人は、1枚のプリント基板の素材をレジスト液に侵漬して引き上げて、このレジスト液を乾燥させて均一な皮膜を形成するものを提案した(例えば、特許文献1、2及び3)。
しかしながら、大量生産品の場合、プリント基板の更なるコスト削減のためには、連続処理が好ましい。特に、ロールに巻かれた帯状の長いフレキシブルプリント基板(素材)を連続処理し、使用するとき、連続処理した後にこれを裁断する方法がコスト削減上は最適である。しかしながら、ロールに巻かれた帯状の長いフレキシブルブルプリント基板の表面に高品質のレジスト膜を形成することは困難である。特に、高速で、かつレジスト液を連続して均一に塗布しレジスト膜を形成することは困難である。
染色分野ではロールに巻かれ帯状に長い織布を染料に浸漬して連続的に染色する等の技術は古くから知られているが、フレキシブルプリント基板のように厳密な被膜処理が要求される分野では出願人は知らない。
特開平08−323260号 特開平08−051268号 特開平11−307908号
本発明は上述のような技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成する。
本発明の目的は、ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に連続的に皮膜を形成できるフレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に高速で皮膜を形成できるフレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に均一の皮膜厚さで皮膜を形成できるフレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に高品質の皮膜を形成できるフレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段を採る。
本発明1のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成方法は、
ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に被膜を形成するためのフレキシブルプリント基板の被膜形成方法であって、
前記ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板を一定の張力で巻き出して送り出すための送り工程と、巻き出された前記表面に前記被膜の成分を含有した被膜液に浸漬して塗布するための塗布工程と、前記被膜液が塗布された前記フレキシブルプリント基板に熱風を吹きかけて前記被膜液を乾燥して前記被膜を形成するための乾燥工程と、前記被膜が形成された前記フレキシブルプリント基板を一定の張力でロールで巻き取るための巻き取り工程とからなる。
本発明2のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成方法は、本発明1において、
前記塗布工程は、前記浸漬後に前記被膜液を予備乾燥させる予備乾燥工程を含むものであることを特徴とする。
本発明3のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成方法は、本発明1又は2において、
前記乾燥工程は、前記乾燥後に空気により常温に冷却する工程を含むものであることを特徴とする。
本発明4のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成方法は、本発明3において、
前記被膜は、レジスト膜であることを特徴とする。
本発明5のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、
巻き出しロール(6)に巻かれたフレキシブルプリント基板(7)の表面に被膜を形成するためのフレキシブルプリント基板の被膜形成システムであって、
前記巻き出しロール(6)に巻かれた前記フレキシブルプリント基板(7)を一定の張力で送り出すための巻き出し手段(3)と、巻き出された前記フレキシブルプリント基板(7)を前記被膜の成分を含有した被膜液に浸漬して塗布するための塗布手段(9)と、前記被膜液が塗布された前記フレキシブルプリント基板(7)に熱風を吹きかけて前記被膜液を乾燥するための乾燥手段(13)と、前記乾燥により被膜が形成された前記フレキシブルプリント基板(7)を張力一定で巻き取りロール(125)で巻き取るための巻き取り手段(17)とからなる。
本発明6のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明5において、
前記塗布手段(9)は、前記浸漬後に前記被膜液を予備乾燥させる予備乾燥手段(11)を含むものであることを特徴とする。
本発明7のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明5又は6において、
前記乾燥手段(13)は、前記乾燥後に前記フレキシブルプリント基板(7)に空気を吹きかけて常温になるように冷却するための冷却ユニット(15)を含むものであることを特徴とする。
本発明8のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明5において、
前記巻き出し手段(3)は、前記ロールに巻かれた前記フレキシブルプリント基板(7)を巻き出して送り出すための送りユニット(4)と、前記送りユニット(4)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)に一定の張力を与えるため第1張力調節ユニット(5)とからなることを特徴とする。
本発明9のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明8において、
前記第1張力調節ユニット(5)は、一定圧の流体が供給されている流体圧シリンダ(56)のピストンロッド(55)に回転自在に設けられた上下移動ローラ(51)と、前記上下移動ローラ(51)を挟んで配置された2個の固定ローラ(50,52)とからなり、
前記上下移動ローラ(51)と前記固定ローラ(50,52)との間に前記フレキシブルプリント基板(7)が掛け渡されており、
前記送りユニット(4)は、前記フレキシブルプリント基板(7)の長さ方向の前後端を検知するための前後端センサー(46)と、前記前後端センサー(46)の出力により前記フレキシブルプリント基板(7)を固定するストッパ(45)とからなることを特徴とする。
本発明10のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明8において、
前記第1張力調節ユニット(5)に設けられ、前記フレキシブルプリント基板(7)の幅方向の縁の位置を検知するための縁位置検知センサー(58)と、前記縁位置検知センサー(58)の検出値により、前記送りユニット(4)を駆動して移動させるための駆動手段(29)とからなることを特徴とする。
本発明11のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明5において、
前記巻き取り手段(19)は、前記乾燥手段(13)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)に一定の張力を与えるため第2張力調節ユニット(18)と、前記第2張力調節ユニット(18)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)を巻き取るための巻き取りユニット(19)とからなることを特徴とする。
本発明12のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明8において、
前記巻き取りユニット(19)に設けられ、前記フレキシブルプリント基板(7)の長さ方向の前後端の位置を検知するための前後端検知センサー(39)と、前記前後端センサー(124)の出力により前記フレキシブルプリント基板(7)を固定するストッパ(126)とからなることを特徴とする。
本発明13のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムは、本発明11において、
前記第2張力調節ユニット(18)は、一定圧の流体が供給されている流体圧シリンダ(123)のピストンロッドに回転自在に設けられた上下移動ローラ(122)と、前記上下移動ローラ(122)を挟んで配置された2個の固定ローラ(127)とからなり、前記上下移動ローラ(122)と前記固定ローラ(127)との間に前記フレキシブルプリント基板(7)が掛け渡されている
ことを特徴とする。
本発明のフレキシブルプリント基板の被膜形成方法とそのシステムの効果は、ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に連続、高速、かつ高品質で被膜処理ができる。
[フレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システム1の概要]
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システム1の実施の形態を示す正面図である。機台2には、巻き出しユニット3が搭載されている。巻き出しユニット3は、ロール6に巻かれた帯状の長く薄くフィルム状のフレキシブルプリント基板7を、一定の張力及び速度で送るための機械ユニットである。巻き出しユニット3は、送りユニット4、及び張力調節ユニット5からなる。巻き出しユニット3は、フレキシブルプリント基板7が積層して巻かれたロール6からフレキシブルプリント基板7を一定速度で巻き出して送り出すためのユニット化された機械である。
本実施の形態で使用できるフレキシブルプリント基板7は、周知のエポキシ樹脂、ポリアミド系樹脂製のように柔軟性のあるフィルム状の人工高分子材料に限らず、紙等の天然素材、これらを混合した複合材料等のように、プリント基板として使用できて柔軟性のある素材であれば如何なる材質であっても良い。張力調節ユニット5は、ロール6から巻き出されたフレキシブルプリント基板7の張力を調節して一定にするためのユニットである。巻き出しユニット3の横には、次工程を担う塗布ユニット9が機台8上に配置され搭載されている。塗布ユニット9は、張力調節ユニット5から巻き出されたフレキシブルプリント基板7にレジスト液を浸漬して塗布するための機械ユニットである。塗布ユニット9は、浸漬ユニット10、及び予備乾燥ユニット11からなる。
浸漬ユニット10は、張力調節ユニット5から送られてくるフレキシブルプリント基板7をレジスト液に連続的に浸漬して塗布するためのユニットである。浸漬ユニット10でレジスト液が塗布されたフレキシブルプリント基板7は、予備乾燥ユニット11に送られる。予備乾燥ユニット11は、60〜90℃の熱風をフレキシブルプリント基板7の表面に塗布されたレジスト液に吹きかけて乾燥させるためのユニットである。この予備乾燥ユニット11による乾燥は、次工程にフレキシブルプリント基板7を送るとき、この表面に塗布されたレジスト液が送りロールの摩擦力で剥離されない程度の予備的な乾燥であり、硬化のための本乾燥ではない。
予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7は、機台12上の乾燥・冷却ユニット13に送られる。乾燥・冷却ユニット13は、予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7に塗布されたレジスト液に熱風かけて前記レジスト液を本乾燥するためのユニットである。乾燥・冷却ユニット13は、乾燥ユニット14、及び冷却ユニット15からなる。乾燥ユニット14は、予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7に塗布され半硬化したレジスト液を、本形態では60〜90℃の熱風を約8分間吹きかけて硬化させるためのユニットである。
冷却ユニット15は、フレキシブルプリント基板7に塗布・乾燥され硬化したレジスト膜を室温まで冷却するためのものである。この冷却は、後工程でフレキシブルプリント基板7を巻き取ってロール125に積層したとき、残存しているレジスト液の溶剤成分により、フレキシブルプリント基板7が互いに付着する現象を防ぐための工程である。レジスト膜が形成され冷却ユニット15から出たフレキシブルプリント基板7は、機台16上の巻き取りユニット17に送られる。
巻き取りユニット17は、フレキシブルプリント基板7を一定の張力で巻き取るための機械ユニットである。巻き取りユニット17は、張力調節ユニット18、及び回収ユニット19からなる。張力調節ユニット18は、冷却ユニット15から送り出されたフレキシブルプリント基板7の張力を調節して一定にするためのユニットである。回収ユニット19は、張力調節ユニット18から送られ、表面にレジスト膜が形成されたフレキシブルプリント基板7をロール125に積層して巻き取るための機械ユニットである。
これらのユニットの横には、これらの各ユニットを制御するための制御装置が搭載された制御盤20が配置されている。制御盤20の背面側には、乾燥ヒーターボックスユニット21が配置されている。乾燥ヒーターボックスユニット21は、前述した予備乾燥ユニット11、及び乾燥ユニット14に乾燥のための熱風をパイプを介して送るためのユニットである。これらのユニット以外にも、浸漬ユニット10で使用するレジスト液の濃度を一定にするための濃度管理装置(図示せず)、レジスト液の温度を一定にするための冷却機(図示せず)等が配置されている。
[巻き出しユニット3]
送りユニット4
図2は、巻き出しユニット3の詳細を示す正面図である。図3は、送りユニット4の左側面図である。図4は、張力調節ユニット5の右側面図である。図3及び図4に示すように、金属製の板金材で作られた送りユニット4の機体25は、機台2上に移動自在に搭載されており、この方向はフレキシブルプリント基板7の送り方向とクロスする方向に移動自在である。このために機台2の上面には、2本のレール26が平行に配置され固定されている。2本のレール26には、それぞれ4個のリニアベアリング27が移動自在に設けられ、このリニアベアリング27の上に送りユニット4の機体25が搭載されている。
巻き出しユニット3の機台2内には直線駆動するためのアクチュエータ29が配置されている。一方、送りユニット4の機体25の下面にはフランジ28の上端が固定されている。フランジ28の下端は、アクチュエータ29のロッド30の先端に揺動自在に連結されている。アクチュエータ29は、DCモータの回転運動をボールネジに伝えて、これにねじ込まれたボールナットで直線運動に変換する構造であり、これらの構造は公知の直線駆動手段である。アクチュエータ29の本体は、機台2に揺動支持ブラケット31により揺動自在に連結されている。結局、アクチュエータ29を起動することにより、送りユニット4の機体25は2本のレール26上を移動することになる。
機体25に設けられた軸受36には、駆動軸35の一端が片持ち支持により回転自在に支持されている。駆動軸35の他端からは、フレキシブルプリント基板7が巻かれたロール6がマンドレル34を介してチャッキングされる。マンドレル34は、エアーチャック式のエアーシャフトである。エアーシャフトは、巻き芯の円周上に千鳥に爪を配置したものであり、爪はゴムチューブに高圧エアーを供給することにより半径方向に円周面上から突出してロール6を保持する構造のものである。駆動軸35の他端には、DCサーボモータ38の出力軸がカップリング37を介して連結されている。
フレキシブルプリント基板7の繰り出し方向の位置で、機体25の軸受40には、片持ち支持で補助ローラ39が回転自在に支持されている。フレキシブルプリント基板7は、ロール6から巻き出された後にこの補助ローラ39に円弧接触して巻かれた後に繰り出される。補助ローラ39の上部には、ストッパ45が配置されている。図3に示すように、ストッパ45は補助ローラ39の幅方向に配置されており、このストッパ45には、2本の案内棒44の下端が固定されている。2本の案内棒44は、それぞれ直線軸受であるガイド43に案内されている。ガイド43は、補助ローラ39に沿って配置されたストッパ本体41に固定されている。ストッパ本体41の一端は、機体25にボルトにより固定されている。ストッパ本体41には、アクチュエータ42が設けてある。
アクチュエータ42は、ソレノイドで駆動するタイプであり、この駆動ロッドは、ストッパ45に固定されている。従って、アクチュエータ42の駆動により、2本の案内棒44は2個のガイド43に案内されて上下動されるので、ストッパ45は補助ローラ39側に駆動される。ストッパ45は、補助ローラ39との間でフレキシブルプリント基板7の前後端を固定するためのものである。フレキシブルプリント基板7の先頭と終端は、本実施の形態ではポリエステル製の柔軟性がある透明のフィルム状のものを用いた。フレキシブルプリント基板7の終端がポリエステルフィルム部分になったとき、この部分を押さえて固定する。この固定しているとき、次の新しいフレキシブルプリント基板7の先端と連結作業を行う。ロール6と補助ローラ39との間には、前後端センサー46が配置されている。
前後端センサー46は、フレキシブルプリント基板7の終端、又は取出し部の透明部分であるポリエステルフィルム部分を検知するものである。前後端センサー46がフレキシブルプリント基板7の終端を検知すると、アクチュエータ42が作動しストッパ45がフレキシブルプリント基板7の終端を補助ローラ39に押圧して固定する。そして、この状態で新しいロール6に交換して、新しいロール6の先端とフレキシブルプリント基板7の後端を接着テープで接続する。その後にストッパ45を解除する操作をして運転を継続する。
張力調節ユニット5
図2及び図4に示すように、張力調節ユニット5は、フレキシブルプリント基板7に常時一定の張力を加えるためのものである。本実施の形態の浸漬による塗布方式の場合、重要な一つに、フレキシブルプリント基板7に常に一定の張力を加えておく必要がある。張力が変動すると塗布部において引き上げ速度が変動してレジスト膜厚に影響を与える。張力調節ユニット5の機体49の下部には、互いに中心線が平行に配置された第1固定ローラ50、及び第2固定ローラ52が回転自在に支持されている。
図2に示すように、送りユニット4により送られたフレキシブルプリント基板7は、第1固定ローラ50に巻かれた後、移動ローラ(上下移動ローラ)51に巻かれた後、第2固定ローラ52に巻かれている。更に、第2固定ローラ52に巻かれたフレキシブルプリント基板7は、機体49に回転自在に支持された第3固定ローラ53に巻かれた後、次工程のための塗布ユニット9の浸漬ユニット10に送られる。移動ローラ51は、ローラ支持枠54に回転自在に軸受で支持されている。
このローラ支持枠54の一端は、機体49に上下方向に移動できるようにガイド部材57で支持されている。ローラ支持枠54の中間部は、エアーシリンダ56のロッド55の下端に連結されている。エアーシリンダ56は、機体49の上端に固定されている。ローラ支持枠54の上下の移動位置は、上限センサー59等で検知される。エアーシリンダ56は、精密エアー圧調節器(図示せず)を組合せて張力の調整を行なっている。即ち、精密エアー圧調節器は、エアーシリンダ56に供給する圧力を一定にする調圧機器である。本実施の形態では、張力の目安としてフレキシブルプリント基板7の幅1cmに対し1N(100g重)とした場合は、300mm幅は29N(3Kg重)、500mm幅は、49N(5Kg重)となる。
エアーシリンダ56で駆動される移動ローラ51の上下位置は、4つのセンサーで検知される。最上部から上限センサー59、制御上位置センサー62、制御下位置センサー63、及び最下部に配置された下限位置センサー64からなる。上限センサー59は、移動ローラ51の上端位置の限度を検知するセンサーであり、下限位置センサー64は下端位置を検知するためのセンサーである。制御上位置センサー62と制御下位置センサー63は、この間に移動ローラ51の位置を制御するための区間を決めるセンサーである。
エアーシリンダ56は、フレキシブルプリント基板7の張力を制御するために、通常運転の移動ローラ51の位置を制御上位置センサー62と制御下位置センサー63により検知してこの間の位置範囲に納まるように制御する。正確には制御上位置センサー62と制御下位置センサー63で検知して、前述したDCサーボモータ38の速度を低速と高速に切替える制御をしている。また、この張力調節ユニット5の他の機能としてバッファとしての動作をする。ロール6の交換のためにストッパ45によりフレキシブルプリント基板7を固定すると、移動ローラ51は上位置から下位置に移動する。この移動させている時間、前述したロール6の交換時において運転を停止しなくて作業をすることが可能であり、その時間は本実施の形態では設計上は約1分間でこの間にロール6の交換を行うことができる。
フレキシブルプリント基板7は、通常は300mm幅と500mm幅で50m巻きが使用されている。その厚みは95μmから50μmが使用されている。このために、簡単に折れ曲がったり皺の原因となり易い。特に本システムのようにローラを多用したときに蛇行により皺が発生する傾向が強い。この蛇行は可能な限り少ない方が良い。この蛇行を検知するために第3固定ローラ53の出口には、フレキシブルプリント基板7の縁を検知する縁位置センサー58が配置されている。
この縁位置センサー58で検知されたフレキシブルプリント基板7の位置が予め設定された位置からズレたとき、前述した送りユニット4のアクチュエータ29が駆動され、送りユニット4の機体25は2本のレール26上を移動する。この結果、所定時間後にフレキシブルプリント基板7が塗布ユニット9に送られる前に幅方向の位置が補正される。この補正により、フレキシブルプリント基板7の蛇行により皺等の発生するのを防ぐことができる。
[塗布ユニット9]
塗布ユニット9は、フレキシブルプリント基板7にレジスト液を塗布するためのユニットである。図5は、塗布ユニット9のカバー60の外観であり、張力調節ユニット5から送られてくるフレキシブルプリント基板7を受け取る側の外観である。カバー60には、フレキシブルプリント基板7が通るためのスリットが形成されている。このスリットには、フレキシブルプリント基板7の表裏面にその先端が接するように、徐電ブラシ61が配置されている。徐電ブラシ61は、フレキシブルプリント基板7の表裏面にその先端が接する線材の導電材からなるものである。
徐電ブラシ61は、フレキシブルプリント基板7の静電気を除去するためのものである。レジスト液に含まれる溶剤が静電気による火花で引火して燃焼して火災や爆発などを防止するためである。このために、塗布ユニット9内の空気は十分な排気をすることも重要である。この安全対策として溶剤濃度を監視するガス検知器を使用している(図示せず)。このためにガス濃度が危険濃度レベルに達すると警報が出る。更に、静電気防止、及び腐食対策のためにレジスト液の配管系は、すべてステンレス製の管、若しくはステンレス製のフレキシブルホースを使用している。
浸漬ユニット10
図6は、カバー60を取り外したときの塗布ユニット9の正面図であり、図7は、図6の左側面図である。図8は浸漬ユニット10の正面図であり、図9は図8の平面図である。機台8には、アーム支持コラム65の下端が固定されて配置されている(図6、8参照)。アーム支持コラム65の前面66には、2本のレール67が配置固定されている。レール67の上に、4個のボール式のリニアベアリング68が移動自在に設けられている。4個のリニアベアリング68には、上下移動台69の裏面に固定配置されている。
上下移動台69には、2枚の連結板70を介して先端が二股に開いたアーム71が固定配置されている。アーム71の先端には、DIP用ローラ72が回転自在に支持されている。一方、上下移動台69の裏面には、フランジ73の一端が固定されており、フランジ73の他端にはエアシリンダ75のピストンロッド74の先端が連結されている。エアシリンダ75は、アーム支持コラム65の裏面に固定配置されている。結局、エアシリンダ75を駆動すると、アーム71は上下動して、その先端のDIP用ローラ72が上下動されることになる。
フレキシブルプリント基板7に塗布を行う時は、このアーム71がDIPタンク76中に下降して、DIP用ローラ72を液中に浸した状態で、フレキシブルプリント基板7を液中から巻き上げることにより塗布を行う。DIP用ローラ72の下方の機台8の上には、箱状で上開口されているDIPタンク76が載置されている。DIPタンク76の底板から隙間を置いて噴出箱77が配置されており、噴出箱77は長方体状で内部が空洞の箱である。
この箱の上面には複数の貫通孔であるレジスト液噴出孔(直径1〜5mm)78が形成されている。レジスト液噴出孔78により、ポンプ80から送られてきた液を拡散するためにレジスト液噴出孔78は液面全体を持上げるような流れとなり、液面が波立つ事なく均一な塗布をするのに重要で有効な手段である。このレジスト液噴出孔78からはポンプ80で加圧されたレジスト液が常時循環しておりこのレジスト液が噴出される。ただし、液面に波立が発生しないようにポンプ80の回転数を下げポンプ作用をおこなう。
即ち、フレキシブルプリント基板7の移動方向であるレジスト液噴出孔78から供給され、その直角方向である長辺である3辺の縁79から溢れる構造である。液面に波立が発生しないようにポンプの回転数を下げておこなう。3辺の縁79から溢れる構造のオーバーフローの目的は、DIPタンク76内に混入したゴミをすばやくDIPタンク76外に流すためである。そして、もう一つの重要な役目は液面を一定に保つ事である。このようにオーバーフローした液はオーバーフロータンク86に集められて、ポンプ80で後述する熱交換器を経由してフィルターに送り込まれゴミを除去する。ゴミを除去した液は後述する手段により再びタンク側に戻る。
図10は、DIPタンク76のDIPタンクカバー76aの外観を示す正面図である。DIPタンク76内のレジスト液には、溶媒等のように気化し易いものを含んでいるので使用していないときは、蓋をしておく必要がある。DIPタンクカバー76aの上には、スライド式で手動式の移動蓋81がされている。移動蓋81は、DIPタンクカバー76a上に固定されたレール上をベアリングを介して移動自在に設けられている。移動蓋81の上には、取っ手82が開閉することができる。
移動蓋81が開いていることを確認するために近接センサー83で検知する。移動蓋81が閉まっている場合には、DIPローラ72が下降して移動蓋81に衝突しないようにインターロックを取っている。
レジスト液の循環システム85
図11は、DIPタンク76に供給するレジスト液の循環システム85の配管を示すものである。レジスト液は、噴出箱77のレジスト液噴出孔78からレジスト液が噴出される。DIPタンク76の2辺の縁79から溢れたレジスト液は、オーバーフロータンク86に集められ、循環ポンプ(以下ポンプという。)80に送られる。また、オーバーフロータンク86の液面は、液面センサー88で常時検知されている。ポンプ80により循環されるレジスト液は、DIPタンク76から熱交換器87に送られる。熱交換器87に送られてきたレジスト液は、熱交換器87に送られている冷却水89と同一の温度となるように熱交換され冷却される。
所定温度に冷却されたレジスト液は、フィルター90に送られる。フィルター90は、レジスト液中の微細な異物を除去するためのものである。フィルター90を通過したレジスト液は、噴出箱77のレジスト液噴出孔78からレジスト液が噴出される。フィルター90を出た一部のレジスト液は、比重測定用の電子比重計92でその比重が測定される。また、レジスト液は、温度センサー91で常時その液温が測定されている。温度センサー91の測定温度で、プレート式の熱交換器87に送られる冷却水89の温度がシーケンサーである制御装置(図示せず)によって、その冷凍機(図示せず)が制御され所定の温度とする。
また、電子比重計92の測定値により、希釈液供給口94から希釈液を供給し、又は薄ければレジスト液供給口93から供給される。レジスト液の液温度の制御はポンプ80の発熱や、その他の要因で上昇するのを抑えるためであり、このレジスト液の液温度が変化すると液粘度が変わり塗布する膜厚に影響を及ぼすからである。
電子比重計92は、レジスト液は原液インクと溶剤を混合して使用するが、原液インクと溶剤はその比重値において差がある、このことを利用して液粘度を比重で管理している。具体的には別置きの濃度管理装置にレジスト液缶と溶剤缶をセットする。そして、これにエアーポンプがそれぞれ用意してあり、それぞれの液が送れる構造になっている。そして、DIPタンク76のレジスト液の比重値を前述した方法で測定して、本体の制御をしているシーケンサーの指令でエアーポンプを駆動してインクまたは、溶剤を供給することにより濃度を一定にコントロールする。
予備乾燥ユニット11
図6に示す予備乾燥ユニット11は、フレキシブルプリント基板7の表面に塗布されたレジスト液を直ちに乾燥するものである。フレキシブルプリント基板7に塗布されたレジスト液は、次工程に送るためのローラー103に巻かれる前に乾燥する必要がある。浸漬処理され乾燥していない状態でこのローラー103の摩擦等により巻かれると、レジスト液が剥離されるからである。このために塗布後のフレキシブルプリント基板7をすばやく短い時間(約1分)で、予備乾燥させる必要があり、この予備乾燥ユニット11はこのためのものである。
予備乾燥ユニット11は、2個の箱状のヒーターボックス100を備えている。このヒーターボックス100は、対向して間隔を置いて配置されている。この隙間に浸漬処理されたフレキシブルプリント基板7が通過することになる。ヒーターボックス100には、別置のヒーターボックス(図示せず)から60〜90℃の熱風が送り込まれている。対向するヒーターボックス100の対向面には、上方向に傾斜を持った幅3ミリ程度のスリット型の熱風吹き出し板101が形成されている。
この熱風吹き出し板101から、熱風を吹き出すことにより効率よく乾燥することができる。そして、熱風を斜め上に吹き出すことでタンク側に熱風が行かないようにしている。吹き出した熱風を回収するために上下に吸気口102を配置して、別置のヒーターボックス内のブロワーにより吸気している。レジスト液が塗布され、これが予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7は、予備乾燥ユニット11の上部に配置されたローラー103で90度方向変換されて、乾燥・冷却ユニット13の乾燥ユニット14に送られる。
[乾燥・冷却ユニット13]
乾燥ユニット14
図12は、乾燥・冷却ユニット13の正面図であり、図13は左側面図である。乾燥・冷却ユニット13は、乾燥ユニット14、及び冷却ユニット15からなる。乾燥ユニット14の機体104の下部位置には、3個の下部ローラ105が互いに中心軸線が平行になるように回転自在に配置されている。同様に、機体104の上部位置には、この下部ローラ105と平行に3個の上部ローラ106が互いに中心軸線が平行になるように回転自在に配置されている。予備乾燥ユニット11側のローラ103の軸には、DCサーボモータ107が継手108を介して連結されている。
従って、この駆動ローラ103は、駆動ローラであり、フレキシブルプリント基板7を一定速度で送る機能がある。この回転速度は本体のコントローラにより搬送速度に置き換えて正確に制御される。すなわち、このDCサーボモータ107によってDIPタンク76からの引き上げ速度が決定される。そして、フレキシブルプリント基板7に形成されるレジスト液の膜厚はこの速度とレジスト液の粘度で決まる。
予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7は、上部ローラ106から下部ローラ105に交互に掛け渡しが繰り返される。このようにして、乾燥ユニット14内でのフレキシブルプリント基板7の露出面積を増加させている。露出面積を増加させて、レジスト液の乾燥を効率的に遂行するためである。フレキシブルプリント基板7の間には、6個の熱風ボックス110が挿入され配置されている。熱風ボックス110は、内部が空洞で平たい箱状のものである。熱風ボックス110の内部の空洞は、上下方向に3室に分離され区画されている。
この3室の中央が熱風吹出し口111であり、この上下の室が吸気部112が配置されている。熱風吹出し口111のフレキシブルプリント基板7側には、熱風を吹き出すための複数の熱風吹出し口111が開けられている。各熱風吹出し口111は、背面で熱風チャンバ113で同一管に連結まとめられて連結されているので、熱風は乾燥ヒーターボックスユニット(図示せず)から送風チャンバ113で分岐して熱風吹出し口111に供給されていることになる。
上下の吸気部112のフレキシブルプリント基板7側の面には、乾燥後の熱風を吸い込むための複数の熱風吸込口114が開けられている。各熱風吸込口114は、背面で吸気チャンバ115で同一管にまとめられているので、吸引された熱風は吸気チャンバ115で吸引されて乾燥ヒーターボックスユニットに送られて、新しい空気から熱風を作る空気との間で熱交換されることになる。本形態では、60〜90℃の熱風を送り込み合計時間で約8分をかけて乾燥することになる。
冷却ユニット15
冷却ユニット15は、熱風ユニット14で乾燥されたフレキシブルプリント基板7を室温まで冷却するためのものである。フレキシブルプリント基板7を温度が高い状態のままで巻き取ると、塗布したレジスト膜に残存する溶剤成分によりタック(相互に付着すること。)が発生する事があるので、冷却ユニット15はこれを防ぐためのものである。冷却ユニット15の機体120の最上部には、半導体のクリーンルーム等で使用されているHEPA(High Efficiency Particulate Air Filter)フィルター121が配置されている。
冷風はクリンルーム内の空気をHEPAフィルター121を通じて、乾燥ヒータボックスユニット内のブロワーで吸引することにより行う。そして、この吸引された空気を乾燥ヒータボックスユニット内の電熱フィンヒータで加熱して前述した予備乾燥、及び本乾燥の熱風として利用し、全体の熱効率を向上させる。
[巻き取りユニット17]
図14は、巻き取りユニット17の正面図である。前述したように巻き取りユニット17は、フレキシブルプリント基板7を一定の張力で巻き取るための機械ユニットである。巻き取りユニット17は、張力調節ユニット18、及び回収ユニット19からなる。張力調節ユニット18は、前述した巻き出しユニット3の張力調節ユニット5と実質的に同一構造であるのでその詳細な構造については説明を省略する。
冷却ユニット15で冷却されたフレキシブルプリント基板7は、次の回収ユニット19で巻き取られる。巻き取りユニット17は、巻き取りの直前に巻き取りテンションをかける機能と、レジスト膜が形成されたフレキシブルプリント基板7が巻かれたロール125を取り出して新しいロールを装着するときに運転を停止しないで交換できる機能も備えている。
エアーシリンダ123で駆動される移動ローラ(上下移動ローラ)122の上下位置は、4つのセンサーで検知される。最上部から上限センサー131、制御上位置センサー132、制御下位置センサー133、及び最下部に配置された下限位置センサー134からなる。上限センサー131は、移動ローラ122の上端位置の限度を検知するセンサーであり、下限位置センサー134は下端位置を検知するためのセンサーである。制御上位置センサー132と制御下位置センサー133は、この間に移動ローラ122の位置を制御するための区間を決めるセンサーである。
巻き出しユニット3との相違点は、通常運転時の移動ローラ122の位置が制御上位置センサー132と制御下位置センサー133の範囲に保持するように巻き取りモータ(図示せず)を制御する点である。また、後述するロール125の交換時に、本システムを停止せずに行う場合に、移動ローラ122が上位置に移動し上限に達するまで交換を完了すれば本システムの運転を停止することはない。移動ローラの両側には、2個の固定ローラ127が設けられており、移動ローラ122と固定ローラ127との間にフレキシブルプリント基板7が掛け渡されている。
同様に、回収ユニット19は、送りユニット4と実質的に同一構造と機能を有するものであり、その詳細な説明は省略する。回収ユニット19にも同様に、フレキシブルプリント基板7のリーダの接続部を検知するための前後端検知センサー124を備えている。この前後端検知センサー124がリーダを検知すると、ブザー等でオペレータに知らせる。
オペレータが確認して操作スイッチを押せば、ロール125の上方に配置された、逆転防止クラッチ内蔵のローラー126(以後、逆転防止ローラという。)が下降する。このローラー126は巻き取ったロール125がエアーシリンダ123に連結されている移動ローラー122に引っ張られて、送られてくるフレキシブルプリント基板7を吸収する。この状態で巻き取りモータ(図示せず)を停止させる。そして、巻き取ったロール125を空の巻き芯に交換して再び巻き取り動作を開始する。その後に逆転防止ローラー126を元の位置に戻して通常運転に戻る。
(実施の形態の作動)
以上詳記した、前述した実施の形態のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システム1の概略の作動を通して説明する。巻き出しユニット3の送りユニット4は、ロール6に巻かれたフレキシブルプリント基板7を一定の速度で送り出す。張力調節ユニット5は、これを一定の張力になるように、移動ローラ51の位置を制御上位置センサー62等で検知して、この位置を上下動させて張力が一定になる制御をする。また、この張力調節ユニット5は、ロール6を交換するときのに運転を停止することなく、運転を継続する機能もある。
即ち、前後端センサー46は、フレキシブルプリント基板7の終端、又は取出し部の透明部分であるポリエステルフィルム部分を検知する。前後端センサー46がフレキシブルプリント基板7の終端を検知すると、アクチュエータ42が作動しストッパ45がフレキシブルプリント基板7の終端を補助ローラ39に押圧して固定する(図2参照)。この状態で新しいロール6に交換して、新しいロール6の先端とフレキシブルプリント基板7の後端を接着テープで接続する。その後にストッパ45を解除する操作をして運転を継続する。
即ち、ロール6の交換のためにストッパ45によりフレキシブルプリント基板7を固定すると、フレキシブルプリント基板7の張力が大きくなるので、移動ローラ51は上限位置から下限位置に移動する。この移動ローラ51を下方向に移動させている時間、システム全体は運転を停止しなくてロール6の交換作業を行う。
張力調節ユニット5の出口に配置された縁位置センサー58でフレキシブルプリント基板7の幅方向の縁を検知し、この位置が予め設定された位置からズレたとき、送りユニット4のアクチュエータ29が駆動され、送りユニット4の機体25は2本のレール26上を移動する(図3参照)。この結果、所定時間後にフレキシブルプリント基板7が塗布ユニット9に送られる前に幅方向の位置が補正される。この補正により、フレキシブルプリント基板7の蛇行により皺等の発生するのを防ぐことができる。
張力調節ユニット5を出たフレキシブルプリント基板7は、塗布ユニット9に送られる。浸漬ユニット10は、張力調節ユニット5から送られてくるフレキシブルプリント基板7をDIP用ローラ72をエアシリンダ75の駆動により下動させて、レジスト液に浸漬して塗布する。レジスト液が塗布されたフレキシブルプリント基板7は、予備乾燥ユニット11に送られる。予備乾燥ユニット11は、60〜90℃の熱風をフレキシブルプリント基板7の表面に塗布されたレジスト液に吹きかけて予備乾燥させる。予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7は、機台12上の乾燥・冷却ユニット13に送られる。乾燥・冷却ユニット13の乾燥ユニット14は、予備乾燥されたフレキシブルプリント基板7に塗布され半硬化したレジスト液を、本形態では60〜90℃の熱風を約8分間吹きかけて硬化させる。
乾燥・冷却ユニット13の冷却ユニット15は、フレキシブルプリント基板7に塗布・乾燥され硬化したレジスト膜を室温まで冷却する。レジスト膜が形成され冷却ユニット15から出たフレキシブルプリント基板7は、機台16上の巻き取りユニット17の張力調節ユニット18に送られる。張力調節ユニット18は、フレキシブルプリント基板7を一定の張力に制御する。一定張力にされたフレキシブルプリント基板7は、張力調節ユニット18から回収ユニット19に送られロール125に巻き取られる。
張力調節ユニット18の移動ローラー122の位置は、その下限位置より3〜8cm上の範囲に保持するように巻き取りモータ(図示せず)を制御する。ロール125の交換時に、上下移動ローラー122が上位置に移動し上限に達するまで交換を完了すれば本システムの運転を停止することはない。
図1は、本発明のフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システムの実施の形態を示す正面図である。 図2は、巻き出しユニットの詳細を示す正面図である。 図3は、送りユニットの左側面図である。 図4は、張力調節ユニットの右側面図である。 図5は、張力調節ユニット側の塗布ユニットのカバーの外観を示す側面図である。 図6は、カバーを取り外したときの塗布ユニットの正面図である。 図7は、図6の左側面図である。 図8は、浸漬ユニットの正面図である。 図9は、図8の平面図である。 図10は、DIPタンクのDIPタンクカバーの外観を示す正面図である。 図11は、DIPタンクに供給するレジスト液の循環システムの配管を示すものである。 図12は、乾燥・冷却ユニットの正面図である。 図13は、図12の左側面図である。 図14は、巻き取りユニットの正面図である。
符号の説明
1…フレキシブルプリント基板のレジスト膜形成システム
2…機台
3…巻き出しユニット
4…送りユニット
5…張力調節ユニット
6…ロール
7…フレキシブルプリント基板
8…機台8
9…塗布ユニット
10…浸漬ユニット
11…予備乾燥ユニット
12…機台
13…乾燥・冷却ユニット
14…乾燥ユニット
15…冷却ユニット
16…機台
17…巻き取りユニット
18…張力調節ユニット
19…回収ユニット
29…アクチュエータ
46…前後端センサー
76…DIPタンク

Claims (13)

  1. ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板の表面に被膜を形成するためのフレキシブルプリント基板の被膜形成方法であって、
    前記ロールに巻かれたフレキシブルプリント基板を一定の張力で巻き出して送り出すための送り工程と、
    巻き出された前記表面に前記被膜の成分を含有した被膜液に浸漬して塗布するための塗布工程と、
    前記被膜液が塗布された前記フレキシブルプリント基板に熱風を吹きかけて前記被膜液を乾燥して前記被膜を形成するための乾燥工程と、
    前記被膜が形成された前記フレキシブルプリント基板を一定の張力でロールで巻き取るための巻き取り工程と
    からなるフレキシブルプリント基板のレジスト膜形成方法。
  2. 請求項1において、
    前記塗布工程は、前記浸漬後に前記被膜液を予備乾燥させる予備乾燥工程を含むものである
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記乾燥工程は、前記乾燥後に空気により常温に冷却する工程を含むものである
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成方法。
  4. 請求項3において、
    前記被膜は、レジスト膜である
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成方法。
  5. 巻き出しロール(6)に巻かれたフレキシブルプリント基板(7)の表面に被膜を形成するためのフレキシブルプリント基板の被膜形成システムであって、
    前記巻き出しロール(6)に巻かれた前記フレキシブルプリント基板(7)を一定の張力で送り出すための巻き出し手段(3)と、
    巻き出された前記フレキシブルプリント基板(7)を前記被膜の成分を含有した被膜液に浸漬して塗布するための塗布手段(9)と、
    前記被膜液が塗布された前記フレキシブルプリント基板(7)に熱風を吹きかけて前記被膜液を乾燥するための乾燥手段(13)と、
    前記乾燥により被膜が形成された前記フレキシブルプリント基板(7)を張力一定で巻き取りロール(125)で巻き取るための巻き取り手段(17)と
    からなるフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  6. 請求項5において、
    前記塗布手段(9)は、前記浸漬後に前記被膜液を予備乾燥させる予備乾燥手段(11)を含むものである
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  7. 請求項5又は6において、
    前記乾燥手段(13)は、前記乾燥後に前記フレキシブルプリント基板(7)に空気を吹きかけて常温になるように冷却するための冷却ユニット(15)を含むものである
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  8. 請求項5において、
    前記巻き出し手段(3)は、前記ロールに巻かれた前記フレキシブルプリント基板(7)を巻き出して送り出すための送りユニット(4)と、前記送りユニット(4)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)に一定の張力を与えるため第1張力調節ユニット(5)とからなる
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  9. 請求項8において、
    前記第1張力調節ユニット(5)は、一定圧の流体が供給されている流体圧シリンダ(56)のピストンロッド(55)に回転自在に設けられた上下移動ローラ(51)と、前記上下移動ローラ(51)を挟んで配置された2個の固定ローラ(50,52)とからなり、
    前記上下移動ローラ(51)と前記固定ローラ(50,52)との間に前記フレキシブルプリント基板(7)が掛け渡されており、
    前記送りユニット(4)は、前記フレキシブルプリント基板(7)の長さ方向の前後端を検知するための前後端センサー(46)と、
    前記前後端センサー(46)の出力により前記フレキシブルプリント基板(7)を固定するストッパ(45)と
    からなることを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  10. 請求項8において、
    前記第1張力調節ユニット(5)に設けられ、前記フレキシブルプリント基板(7)の幅方向の縁の位置を検知するための縁位置検知センサー(58)と、
    前記縁位置検知センサー(58)の検出値により、前記送りユニット(4)を駆動して移動させるための駆動手段(29)と
    からなることを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  11. 請求項5において、
    前記巻き取り手段(19)は、前記乾燥手段(13)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)に一定の張力を与えるため第2張力調節ユニット(18)と、前記第2張力調節ユニット(18)から送られた前記フレキシブルプリント基板(7)を巻き取るための巻き取りユニット(19)とからなる
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  12. 請求項8において、
    前記巻き取りユニット(19)に設けられ、前記フレキシブルプリント基板(7)の長さ方向の前後端の位置を検知するための前後端検知センサー(39)と、
    前記前後端センサー(124)の出力により前記フレキシブルプリント基板(7)を固定するストッパ(126)と
    からなることを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
  13. 請求項11において、
    前記第2張力調節ユニット(18)は、一定圧の流体が供給されている流体圧シリンダ(123)のピストンロッドに回転自在に設けられた上下移動ローラ(122)と、
    前記上下移動ローラ(122)を挟んで配置された2個の固定ローラ(127)とからなり、
    前記上下移動ローラ(122)と前記固定ローラ(127)との間に前記フレキシブルプリント基板(7)が掛け渡されている
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の被膜形成システム。
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