JP2006198606A - ラミネート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な制御を必要とせず、構造が簡易に構成され、メディアの搬送フィルムを使用しなくとも効率的にラミネートが可能なラミネート装置の提供を可能とする。
【解決手段】ラミネートするメディアの原反ロールを載置する手段と、ラミネートしたメディアの巻き取り手段と、ラミネートしたメディアを乾燥させる手段と、ラミネート液を保持する液桶と、ラミネート液をメディアに塗布する塗布ローラーと、塗布ローラーに対してメディアを押しつけて搬送経路を形成する第1押さえローラーと第2押さえローラーとを有し、第1押さえローラーと第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能としたラミネート装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポスターや広告などの印刷物、壁紙などのコンピュータの出力メディア(以下、メディアという)の表面に、ラミネート液を塗布して印刷物の表面を保護することにより、メディアの耐水性、耐候性を向上させるラミネート装置に関するものである。
従来より、ポスターや広告などの印刷物、壁紙などのコンピュータの出力メディア(以下、メディアという)の表面に、ラミネート液を塗布して印刷物の表面を保護するラミネート装置が知られている。
特開2002−263547号においては、エマルジョン液塗布装置よりエマルジョン液が漏れ出すことがなく、表面の仕上がり状態が均質で優れた、表面仕上げの状態を変更し得るラミネート装置を提供することを課題として、被処理メディアを載せた搬送用フィルムを引き出す引出装置と、搬送用フィルムに載せられたメディアの表面に水を塗布して湿らせる水塗布装置と、水で湿らされたメディアの表面にアクリル系、ウレタン系等のエマルジョン液を塗布するエマルジョン液塗布装置と、メディアの表面に塗布されたエマルジョン液を乾燥・硬化させる加熱装置と、処理されたメディアを巻き取る巻取装置とにより構成されているラミネート装置が知られている。(特許文献1)
特開2003−001161号においては、エマルジョン液塗布装置よりエマルジョン液が漏れ出すことがなく、表面の仕上がり状態が均質で優れた、表面仕上げの状態を変更し得るラミネート装置を提供することを課題とし、メディアを載せた搬送用フィルムを引き出す引出装置と、搬送されるメディアと同じ方向に同じ速度で移動し、反対方向に高速で戻る枠体と、この枠体上をメディアの搬送方向と交差する方向に移動しながらメディアの表面にエマルジョン液を塗布する塗布ヘッドと、メディアの表面に塗布されたエマルジョン液を乾燥・硬化させる加熱装置とを具備しているラミネート装置が知られている。(特許文献2)
特開2003−088782号においては、エマルジョン液などの塗布液をメディアに塗布する塗布装置より塗布液が漏れ出すことがなく、メディア表面の仕上がり状態が均質で優れた塗膜層を形成するラミネート装置を提供することを課題とし、被処理メディアを載せた搬送用フィルムを引き出す引出装置と、搬送されるメディアと同じ方向にほぼ同じ速度で前進し、反対方向に速く後退して待機する枠体と、この枠体の前進中に枠体上をメディアの搬送方向と交差する方向に移動しながら上記メディアの表面に塗布液を塗布する塗布装置と、メディアの表面に塗布された塗布液を乾燥・硬化させる加熱装置とを具備するラミネート装置において、塗布液を塗布する塗布装置が、エアーを使用することなく、タンク内の塗布液を加圧してその圧力により霧化噴霧するエアレス・スプレー・ガンとしたラミネート装置が知られている。
またさらに、昭和63年4月30日発行の原崎勇次著「最新コーディング技術の進歩」においては、266頁から267頁にかけてエアナイフコータ、322頁から323頁にかけてはグラビアコータに関する技術が掲載されている。(非特許文献1)
特開2002−263547号公報 特開2003−001161号公報 特開2003−088782号公報 原崎勇次著 「最新コーディング技術の進歩」
特許文献1から特許文献3の構成では、メディアの搬送に搬送フィルムを用いており、長さの短いメディアである場合は有効であるが、長さの長いメディアである場合においては搬送フィルムが不要である。そして、搬送フィルム部分にもラミネート液を塗布するため、ラミネート液も多く消費してしまっていた。
特許文献2と特許文献3においては、メディアの搬送方向に交差する方向に移動しながら塗布をするため、制御が複雑で、部品点数も多くなっていた。
また、特許文献1と特許文献3では、ラミネート液塗布部と乾燥部が水平方向に並んで配置されているため、機械の幅がある程度大きくなってしまっていた。また、メディアの原反のセット位置、メディアの巻き取り位置がラミネート装置下部に位置しているので、セットしたり外したりする際に作業者が腰をかがめたりする必要があり、作業者の体に負担をかけてしまう構成ともなっていた。
エアナイフコータのような装置においては、いかに塗工重量(塗布量)が変数とパラメータへの調節に反応するかを知るかが課題であり、これら変数とパラメータの調整が大変となっていた。
以上のことから、グラビアコータ的(キスコーターとも称される)な装置で、構造が簡易に構成され、均一なラミネート液の塗布ができるコンパクトなラミネート装置の開発が要望されていた。
上記の課題を解決するために本発明の請求項1は、ポスターや広告や壁紙などの印刷物、コンピュータ出力メディアなどの表面に、ラミネート液を塗布するラミネート装置において、ラミネートするメディアの原反ロールを載置する手段と、ラミネートしたメディアの巻き取り手段と、ラミネートしたメディアを乾燥させる手段と、ラミネート液を保持する液桶と、ラミネート液をメディアに塗布する塗布ローラーと、塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第1押さえローラーと、塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第2押さえローラーとを有し、上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とすることを特徴とするラミネート装置としている。
塗布ローラーに対して、第1押さえローラーと第2押さえローラーでメディアを押しつけるようにし、第1押さえローラーと第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とする構成にしたことにより、複雑な制御等を使用せず、使い勝手のよいラミネート装置が提供することができる。メディアの搬送経路を調整可能とすることで、種々のラミネート液への対応が可能となり、均一なラミネートが行える装置が提供できる。
本発明の請求項2は、上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーは回動フレームに回転自在に両端が軸支され、上記回動フレームの角度を調整することにより上記2つの押さえローラー間に位置するメディアを塗布ローラーに押さえつけることによってラミネート液を塗布する構成を有し、上記回動フレームは角度調整機構を具備して、塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とすることを特徴とする請求項1記載のラミネート装置としている。
第1押さえローラーと第2押さえローラーを回動フレームに回転自在に両端が軸支される構成としているので、回動フレームの角度を調整するだけでメディアの搬送経路を調整できるのである。
本発明の請求項3は、上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーが設置される上記回動フレームにおいて、上記第1押さえローラーまたは上記第2押さえローラーの少なくとも一方が上記回動フレームに対して塗布ローラーに対する位置調整機構を有した状態で取り付けられたことを特徴とする請求項2記載のラミネート装置としている。
第1押さえローラーと第2押さえローラーが設置される回動フレームにおいて、第1押さえローラーまたは第2押さえローラーの少なくとも一方が上記回動フレームに対して塗布ローラーに対する位置調整機構を有しているため、調整のしやすい構造で搬送経路の調整範囲を大きくすることが可能となる。
本発明の請求項4は、上記の回動フレーム角度調整機構により、塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路の角度を水平方向から水平方向に対して仰角45度の範囲で調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
搬送方向を水平から仰角45度まで調整可能とすることで、メディアの種類やラミネート液の粘性等の組み合わせに対応できるラミネート装置が提供できる。
本発明の請求項5は、ポスターや広告や壁紙などの印刷物、コンピュータ出力メディアなどの表面に、ラミネート液を塗布するラミネート装置において、ラミネートするメディアの原反ロールを載置する手段と、上記原反ロールの解反に対して適度に負荷をかけるテンション付与手段と、ラミネートしたメディアの巻き取り手段と、ラミネートしたメディアを乾燥させる手段と、ラミネート液を保持する液桶と、ラミネート液をメディアに塗布する塗布ローラーと、塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第1押さえローラーと、塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第2押さえローラーとを有し、上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能であって、上記メディアの原反ロールの外径寸法に拘わらず、メディアの繰り出し位置が常に上記塗布ローラーよりも上に位置し、上記原反ロールを載置する手段の上方へ上記メディアの巻き取り手段を配置したことを特徴とするラミネート装置としている。
テンションが適度にかかった状態で搬送されるメディアを、塗布ローラーに対する位置を調整可能とされた第1押さえローラーと第2押さえローラーにより第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能と構成しているため、ラミネート液の塗布状態が良好となる。そしてさらに、原反ロールを載置する手段の上方へ上記メディアの巻き取り手段を配置したことでラミネート装置自体の設置面積を小さくでき、コンパクトな装置の提供が可能となる。
本発明の請求項6は、メディアの原反ロールから引き出されたメディアにラミネート液を塗布して第2押さえローラーで搬送経路を斜め上方へ変更して上記メディアの巻き取り手段で巻き取ることを特徴とした請求項5記載のラミネート装置としている。
第2押さえローラーで搬送経路を斜め上方へ搬送する際に、塗布されたラミネート液の乾燥が効率的に行える構成となる。
本発明の請求項7は、メディアの原反ロールから引き出されたメディアが乾燥手段により乾燥されるまでの搬送経路において、メディアのラミネート液塗布側には塗布ローラーしか接触しないメディア搬送経路を構成していることを特徴とする請求項5、請求項6記載のラミネート装置としている。
メディアが乾燥手段により乾燥されるまでの搬送経路において、メディアのラミネート液塗布側には塗布ローラーしか接触しないメディア搬送経路を構成しているため、塗布されたラミネート液をムラにしてしまったりすることがなく安定したラミネートが可能な装置の提供ができる。
塗布ローラーに対して、第1押さえローラーと第2押さえローラーでメディアを押しつけるようにし、第1押さえローラーと第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とする構成にしたことにより、複雑な制御等を使用せず、使い勝手のよいラミネート装置が提供することができる。第1押さえローラーと第2押さえローラーを回動フレームに回転自在に両端が軸支される構成とした場合においては、回動フレームの角度を調整するだけでメディアの搬送経路を調整できる。また、第1押さえローラーと第2押さえローラーが設置される回動フレームにおいて、第1押さえローラーまたは第2押さえローラーの少なくとも一方が上記回動フレームに対して塗布ローラーに対する位置調整機構を有する場合においては、調整のしやすい構造で搬送経路の調整範囲を大きくすることが可能となる。
また、テンションが適度にかかった状態で搬送されるメディアを、塗布ローラーに対する位置を調整可能とされた第1押さえローラーと第2押さえローラーにより第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能と構成しているため、ラミネート液の塗布状態が良好となる。そしてさらに、原反ロールを載置する手段の上方へ上記メディアの巻き取り手段を配置したことでラミネート装置自体の設置面積を小さくでき、コンパクトな装置の提供が可能となる。請求項6のような構成とした場合においては、第2押さえローラーで搬送経路を斜め上方へ搬送する際に、塗布されたラミネート液の乾燥が効率的に行える構成となる。
さらにまた、メディアのラミネート液塗布側には塗布ローラーしか接触しないメディア搬送経路を構成した場合においては、塗布されたラミネート液をムラにしてしまったりすることがなく、また印刷面に傷を付けたり汚してしまったりすることなく安定したラミネートが可能な装置の提供ができる。
本発明の実施の形態の1例を図1から図3に示す。図1はラミネート装置1の構成を示した側面図であり、図2はラミネート装置1の正面図である。
ラミネート装置1は、移動可能なようにキャスター2を設けた架台3を有し、この架台3の両側にフレーム部材4をそれぞれ設けられている。図1の右側にコーティング前のメディア原反ロール5を載置できる係止手段が設けられ、このメディア原反ロール5に荷重をかけるテンション部材6が設けられている。
このテンション部材6はフレーム部材4,4間に亘って設けられたステー7に回動自在に取り付けられており、上方に向けて設けられた軸部におもり8を取付け、このおもり8の位置を上下に移動させることによりメディア原反ロール5にかかる荷重を調整できる構成となっている。
メディアMに対して、ラミネート液は塗布ローラー10によって塗布される。この塗布ローラー10の前後にメディアMの搬送経路を成す第1押さえローラー11と第2押さえローラー12が設けられている。これらの第1押さえローラー11と第2押さえローラー12は回動フレーム13,13によってその両端を軸支されており、回動フレーム13,13は支点13a,13aにより回動自在にフレーム部材4に取り付けられている。
塗布ローラー10の下部にはラミネート液を保持する液箱14が設けられており、この液箱14は図1に示したように実線位置と二点鎖線位置にフレーム部材4に回動自在に取り付けられたレバー15,15により移動可能となっており、かつ液箱14は着脱可能となっている。
ラミネート液タンク16内のラミネート液は、ポンプ17によって糊箱14の下部中央付近に供給される。そして、液箱14内に保持するラミネート液量を決定するための回収パイプ18,18が糊箱14の左右両端付近にそれぞれ設けられている。回収パイプ18,18からオーバーフローしたラミネート液がラミネート液タンク16へ戻されるよう構成されている。
ラミネート液は乾燥防止等のために常に循環をさせておく必要のある液が多く、液箱14へ供給する経路と、ラミネート液タンク16へ戻す経路との2経路を有している。
塗布ローラー10によってラミネート液が塗布されたメディアMは、図1に示すように斜め上方に搬送される経路を構成し、ラミネート液塗布面側が見えた状態で一定区間搬送される区間と、ヒーター19により乾燥される区間と、ファン20によって冷却される区間とを有している。上記の搬送区間にはメディアMの搬送をガイドするガイド板21が設けられている。冷却後はメディアMは巻き取り装置26に巻き取られる。
次にラミネート装置1の動作について説明する。ラミネートするためのメディア原反ロール5を原反セット位置(図1)にセットする。メディア原反ロール5は、印刷面が内側になるようにロールに巻かれており、印刷面が下側を向くように引き出す。
旋回用把手22を持って回動フレーム13,13を二点鎖線の位置へ回動させて、引き出したメディアMを第1押さえローラー11と第2押さえローラー12の下側を通し、斜め上方へ上げてガイド板21とヒーター19、ファン20の間を通して巻き取り用紙管(図示せず)などにテープ等の適宜手段で取り付ける。
ポンプ17を動作させて、ラミネート液タンク16内のラミネート液を液箱14へ供給し、回収パイプ18からオーバーフローをさせてラミネート液の循環が行われるようにする。ヒーター19とファン20も動作させて、乾燥と冷却が行われるようにしておく。
ラミネート装置1の動作準備ができれば塗布ローラー10の回転スイッチをオンし、旋回用把手22を持って回動フレーム13,13を図1の実線位置に降ろす。この動作により第1押さえローラー11と第2押さえローラー12の間でメディアMが塗布ローラー10に押さえ付けられた状態となり、ラミネート液がメディアMに塗布される。この状態で巻き取り装置26を動作させてメディアMにラミネート液を塗布するのである。
メディア原反ロール5は、インクジェットプリンタで印刷されたメディアである場合では、印刷時にテンションを多くかけて巻き取るとプリント時にメディアの送りに支障が出たりするため、印刷できた部分がたるむとその分だけ巻き取るという動作をしていることが多い。そのため、ロールに巻くときのテンションはあまりかかった状態では巻かれていない。そのためテンション部材6はメディア原反ロール5を直接に押さえる方式のテンション付与構成としている。メディア原反ロール5を設置する際には二点鎖線位置に回動して保持できるようなストッパー23を適宜配置しておくとよい。
おもり8の高さを変更することにより、メディア原反ロール5にかかる荷重を調整し、テンションを調整することが可能な構成となっている。ラミネートされていくとメディア原反ロール5の径がどんどん細くなる。そうするとテンション部材6は図1の状態からさらに右下側に傾斜した状態となり、おもり8も右側に傾いた状態となるため、テンション部材6で押さえ付ける力は原反ロール5の径が細くなるにつれて大きくなる。そのため径が細くなることで解反する際に軽くなっていくテンションに対してテンションを増加させることができるのである。
テンション部材6が接するのは、印刷面側ではないが、メディアMに接する部分についてはメディアMを傷めないような素材を適宜設計段階で用いるようにしておく。テンション部材6はメディアMと同じように巾方向に広いものや、ある程度の巾を有する部材を適宜複数個設置しておくという実施態様でもよい。
次に塗布ローラー10について説明する。塗布ローラー10はステンレス製で、その表面は溝加工などのない滑らかな円筒状にしている。塗布ローラー10の回転はメディアMの搬送とは別のモーター等の駆動源(図示せず)により駆動し速度調整ボリューム(図示せず)にて調整可能としている。
塗布ローラー10の表面は滑らかな円筒状であるため、ラミネート液を塗布するために液箱14から持ち上げにくいため、最大で周速17m/分程度の回転が可能なように構成させている。
メディアMが例えばインクジェットプリンタで印刷された壁紙である場合などでは、印刷された壁紙の表面はザラザラとした表面で吸湿性のよいメディアである場合や、つるつると滑らかな表面をして吸湿性の低いメディアの2種類がある。そして、ラミネート液も粘度が高く流動性の低いラミネート液や粘度の低い流動性の高いラミネート液があり、それらのラミネート液を必要に応じて水で希釈して使用している。
メディアMは、第1押さえローラー11と第2押さえローラー12とによって、塗布ローラー10に押しつけられ、搬送経路が形成される。この時、回動フレーム13,13は角度調整機構24,24によって回動フレーム13,13の位置が規制される構成となっており、第1押さえローラー11と第2押さえローラー12とによるメディアMの搬送経路の角度を変更できる構成となっている。角度調整機構24,24の回動フレーム受け部25,25はネジにより回転させることで受け部自体を上下に調整できる構成となっている。
塗布ローラー10は、表面が滑らかであるため、メディアMの搬送速度に対して速く回転するようにして、図4(a)及び図4(b)に示すようにメディアMに塗布されるラミネート液よりも多い量が塗布ローラー10によって液箱14から上がってくるようにしてメディアMと塗布ローラー10が接触する付近にラミネート液の液だまりを生成させている。
メディアMが吸湿性の低いもので、ラミネート液が流動性の高いものであると、塗布ローラー10で塗布した後の搬送経路を斜め上方に上げる搬送経路に調整する。塗布ローラー10で塗布した後の搬送経路を水平程度にしておくと、ラミネート液が必要以上塗布された状態となり、搬送中にラミネート液が流動することでムラができてしまったりするので、液だまりによって必要以上のラミネート液が塗布された状態で搬送されないように、メディアMの搬送経路を角度調整機構24,24によって調整するのである。
特に、図4(c)のように塗布ローラー10で塗布した後の搬送経路を斜め下方に下がった状態とすると、メディアMの吸湿性やラミネート液の流動性にかかわらず、液だまりからメディアMを伝って第2押さえローラー12のメディア下部にラミネート液のしずくが形成され、また、そのしずくが形成された位置においてはラミネート液が多く塗布されたスジ状がはっきりと現れて塗布ムラが発生してしまうのである。(図4(d)参照)
また、メディアMが吸湿性の高いもので、ラミネート液が流動性の低いものであると、ムラにならないようにするためにメディアMには吸湿性を考慮してある程度のラミネート液を塗布しておかねばならない。そのため、流動性の高い場合には塗布ローラー10で塗布した後の搬送経路を斜め上方に上がった搬送経路としていたが、水平方向もしくは水平方向から若干小さな角度で斜め上に上がる搬送経路と調整した方が塗布ムラやラミネート液塗布面に気泡が発生しない。
上記のようなメディアMとラミネート液の条件が種々の組み合わせでラミネートを行うため、本発明の装置では、塗布ローラー10で塗布した後のメディアMの搬送経路が、水平方向から斜め上方へ搬送する経路に角度調整ができる構成としているのである。
ラミネート液が塗布されたメディアMは第2押さえローラー12で搬送方向を図示したように右斜め上方向に変更される。この右斜め上方向への搬送において、ラミネート液がメディアMになじむように搬送する区間と、ヒーター19でラミネート液を乾燥させる区間と、ファン20で送風することで加熱されたメディアMを冷却する区間と設けている。それぞれの区間は約30秒程度とし、搬送速度を40〜50cm/分程度の速度でメディアMを搬送している。ラミネート液を塗布した直後にヒーターで加熱するとラミネート液に気泡が発生してしまうことがあり、均一な塗布・乾燥ができない場合があるため、ラミネート液がメディアMになじんでから加熱して乾燥する搬送経路としている。
乾燥のヒーター19は、ラミネート液を塗布したメディアMの表面を70〜80℃に加熱するように、熱電対(図示せず)と温度調節器(図示せず)にて制御している。搬送経路内において乾燥できるように、ヒーター19は3カ所設置している。もちろん本発明においてはヒーターの設置箇所数をを限定するものではない。必要な容量のヒーターを適宜設置するようにすればよいのである。
ヒーター19の上側にヒーター19の熱をメディア側へ反射させる反射板27等を適宜設け、メディアの種類によって塗布量を変化させるラミネート液に対して加熱量も変更できるようにヒーター19と反射板27の位置も適宜変更できるようにしておくと装置として使い勝手をよくすることができる。本実施の形態においては、ヒーター19と反射板27はメディアに対して、ヒーター19の位置が30mm(実線位置)から120mm(二点鎖線位置)の距離にできるように変更可能としている。
メディアMは加熱して熱を持ったまま巻き取り装置26で巻き取ると、ラミネート液を塗布した面に裏紙がひっついてしまって、解反の時に裏紙が付いた状態で解反されてしまうことがあるため、巻き取る前にファン20で送風することによって冷却をしているのである。裏紙を剥がそうとすると印刷面も剥がれてしまったりして傷めてしまうことがあるため、仕上がりをよくするためにコンパクトな装置とするためには冷却の区間は非常に有効である。また、メディアMに対するファン20の角度を変更できるようにしてメディアMに当てる送風を調整できるようにしておくと使い勝手のよい装置とできる。
次に巻き取り装置26であるが、巻き取り装置26においては、図示しないモーター等の駆動源にてメディアMを巻き取るように駆動している。メディアMを巻き取る速度は速度調整のボリュームを操作部28に適宜設けて所望の巻き取り速度に調整できるようになっている。
巻き取られるメディアMは巻き取り用のシャフト(図示せず)などに紙管を通し、その紙管にメディアMを適宜テープなどで貼り付ける等して固定しておくとよい。巻き取り量が多くなると巻き取りロール径が大きくなってくるために、一定の巻き取り回転としておくと、径が大きくなるにつれて巻き取り速度が速くなってしまうため、一定の速度で巻き取ることができるようにするためにガイドローラー29の回転量をセンサーで検知して設定された巻き取り速度で巻き取るように制御している。
巻き取り速度の制御に関してその実施形態を説明する。ガイドローラー29の軸端部にスリット板32を設けて、このスリット板32の回転すなわちガイドローラー29の回転を読み取るフォトマイクロセンサー33を設置する。メディアMが1cm搬送された分ガイドローラー29が回転すると、スリット板32とフォトマイクロセンサー33により1パルス発生するパルス信号が生成される構成としている。(図7参照)
操作部28には、作業者があらかじめコーティング処理するメディアMの厚みを入力できる構成としておく。そして、メディアMの搬送により発生するパルス信号数を係数する。巻き取り装置26に設置する紙管を例えば内径3インチ(外径86.4mm)としておくと、パルス数の計数値とメディアMの厚みの積が巻き取りしたメディアMの面積となるので、紙管の断面積と先ほどのパルス数の計数値とメディアMの厚みの積の合計の面積となる円の半径を求めることにて巻き取ったメディアMの直径を演算できる。巻き取ったメディアMの直径を演算できれば、所定の搬送速度にするにはどれだけの回転数で巻き取れば良いか等は演算することができるので、メディアMの厚みを入力し、単位長さ搬送する、例えば1cm搬送する毎に1パルス発生するパルス数を集計することでサーボ制御等の高価な部材を使用することなく安価に装置を構成することができる。
また、上記に説明した制御においては、パルス数を係数することによってメディアMの巻き取った長さを算出した。しかし、単位時間当たりのパルス数をカウントし、そのカウント値の増加により、巻き取り速度を制御するようにしてもよい。
すなわち、上記の制御同様に紙管を例えば内径3インチのものを使用するとして、通常コーティング装置の巻き取り速度は40cm/min程度であるので、巻き取りはじめは内径3インチの紙管をいくらの回転数で回転させればよいかは40/(8.64×π)で算出できる。巻始めはその回転数で回転させておき、単位時間当たり、例えば1分間パルスを係数する。上記の構成の通りであれば1cm搬送毎に1パルスであるので40パルスとなるが、巻き径が若干増えるので回転数が同じであればパルス数は時間とともに増加することになる。そこで1分間計測したカウント数と次の1分間計測したカウント数をメモリ等に記憶し、制御装置内にて比較し、パルス数が10%増加していれば巻き取りの回転数を10%減速させるように制御するのである。それを繰り返して1分間計測のパルス数がほぼ一定になるように巻き取りの回転数を制御することにより一定に巻き取ることができるのである。この制御であれば厚みの入力が不要とできるのでその入力が不要である分効率的な運用が可能となる。
また、連続した1分毎のパルス数の計数値の比較でなく、最初の1分間の計測したパルス数を常に記憶しておき、その後の1分間のパルスの計数値と比較、最初の1分間のパルス数と装置動作後2〜3分間のパルス数との比較というように最初の1分間のパルス数の計数値とその後の巻き取りが速くなっていく1分間毎のパルス数の計数値との比較として回転数を制御するようにしてもかまわない。
そして、1cm搬送で1パルスではなく5mm搬送で1パルスや2mm搬送で1パルス発生というように1パルス分の搬送距離を短くしたり、10%増加したときに巻き取り速度を10%減速ではなく、パルス5%増加毎に速度を5%減速など適宜制御のパラメータを変更すればより高い精度の制御をすることができる。
その他には、パルス計測を行わずに、巻き取り装置26におけるメディアMの巻き取り径を非接触測長センサーにて測定するようにして巻き取りの回転制御を行ってもよいのである。
これらの実施形態においては、ガイドローラー29の回転量の検知により所定長さのメディアMを巻き取った時点でラミネート装置1を停止させるように構成するようにしてもよい。
上記のラミネート装置1において、メディアMの搬送経路においては、ラミネート液を塗布する面側に接触するようなローラー等の部材を配置することなく搬送経路が形成されるように構成している。ラミネート液を塗布する面にほこり等が付着することを極力防ぐために、搬送経路を形成するローラーやガイドなどはラミネート液を塗布しない側に接触させるのである。
そして、ラミネート液を塗布するメディアMのメディア原反ロール5の頂点の位置が塗布ローラー10の頂点よりも高い位置になるようにしている。つまり、メディア原反ロール5の径が小さくなったとしても、その頂点位置が塗布ローラー10よりも高い位置にあり、メディア原反ロール5から斜め下になるように搬送経路が形成されるように構成しているのである。
上記の構成により、メディア原反ロール5に直接荷重をかけるテンション部材6を設けることにより、適度なテンションが付与された状態で巻き取り装置26でメディアMが巻き取られるのである。そのため、搬送中は巻き取り装置26の巻き取りによるテンションがメディアMにかかり、たるむことがない状態で、ラミネート液を塗布する面側には接触するものはなく、ラミネート液の塗布、乾燥、冷却がなされるのである。
次に塗布ローラー10でラミネート液を塗布した後の搬送経路の形成に関する別の実施形態を説明する。図1においては回動フレーム13に第1押さえローラー11と第2押さえローラー12を設置して、支点13aで回動フレーム13の角度を変更し、メディアMの搬送経路を調整していた。上記のように支点13aを第1押さえローラー11よりもメディア原反ロール5側に配置すると角度調整の範囲に関して調整範囲の制限が出てくる。
そこで、図5及び図6に示したように、回動フレーム13に角度調整フレーム30を設け、この角度調整フレーム30の回動支点30aが第1押さえローラー11と第2押さえローラー12のとの間に位置するような構成としている。この角度調整フレーム30の角度調整は両側の回動フレーム13に設けた角度固定用ネジ31で行う。13bは塗布ローラー10と第2押さえローラー12間のメディアMの搬送経路が水平になった際に、角度調整フレーム30の第2押さえローラー12側が当接するストッパーで、13cは上記の搬送経路が最大角度(例えば45度)となった際に、角度調整フレーム30の第1押さえローラー11側が当接するストッパーである。
以上の構成により搬送経路が水平から45度の範囲で角度固定ネジ31によって所望の角度に調整して固定することができる。第1押さえローラー11と第2押さえローラー12は角度調整フレーム30に取り付けて、角度調整フレーム30の角度を調整するようにしているため、塗布ローラー10に対する第1押さえローラー11と第2押さえローラー12の平行度は保たれた状態で簡単に搬送経路の調整を行うことができる構成となっている。
もちろん、第1押さえローラー11と第2押さえローラー12とをそれぞれ回動フレーム13にそれぞれが単独で位置調整できる構成としてもよいが、その場合においては塗布ローラー10との平行が容易に保てるように注意しておく必要がある。
本発明のラミネート装置の構造を説明する側面図。 本発明のラミネート装置の構造を説明する正面図。 本発明のラミネート装置のメディアの搬送経路を説明する側面図。 メディアの搬送経路角度と塗布状態を説明する図。 搬送経路を調整する別実施形態の構造を説明する図。 図5の構造における搬送経路を説明する図。 巻き取り速度の制御を説明する図。
符号の説明
M メディア
1 ラミネート装置
2 キャスター
3 架台
4 フレーム部材
5 メディア原反ロール
6 テンション部材
7 ステー
8 おもり
10 塗布ローラー
11 第1押さえローラー
12 第2押さえローラー
13 回動フレーム
13a 支点
14 液箱
15 レバー
16 ラミネート液タンク
17 ポンプ
18 回収パイプ
19 ヒーター
20 ファン
21 ガイド板
22 旋回用把手
23 ストッパー
24 角度調整機構
25 回動フレーム受け部
26 巻き取り装置
27 反射板
28 操作部
29 ガイドローラー
30 角度調整フレーム
31 角度固定用ネジ
32 スリット板32
33 フォトマイクロセンサー

Claims (8)

  1. ポスターや広告や壁紙などの印刷物、コンピュータ出力メディアなど(以下、メディアという)の表面に、ラミネート液を塗布するラミネート装置において、
    ラミネートするメディアの原反ロールを載置する手段と、
    ラミネートしたメディアの巻き取り手段と、
    ラミネートしたメディアを乾燥させる手段と、
    ラミネート液を保持する液桶と、
    ラミネート液をメディアに塗布する塗布ローラーと、
    塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第1押さえローラーと、
    塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第2押さえローラーとを有し、
    上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とすることを特徴とするラミネート装置。
  2. 上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーは回動フレームに回転自在に両端が軸支され、上記回動フレームの角度を調整することにより上記2つの押さえローラー間に位置するメディアを塗布ローラーに押さえつけることによってラミネート液を塗布する構成を有し、
    上記回動フレームは角度調整機構を具備して、塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能とすることを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
  3. 上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーが設置される上記回動フレームにおいて、上記第1押さえローラーまたは上記第2押さえローラーの少なくとも一方が上記回動フレームに対して塗布ローラーに対する位置調整機構を有した状態で取り付けられたことを特徴とする請求項2記載のラミネート装置。
  4. 上記の回動フレーム角度調整機構により、塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路の角度を水平方向から水平方向に対して仰角45度の範囲で調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
  5. ポスターや広告や壁紙などの印刷物、コンピュータ出力メディアなどの表面に、ラミネート液を塗布するラミネート装置において、
    ラミネートするメディアの原反ロールを載置する手段と、
    上記原反ロールの解反に対して適度に負荷をかけるテンション付与手段と、
    ラミネートしたメディアの巻き取り手段と、
    ラミネートしたメディアを乾燥させる手段と、
    ラミネート液を保持する液桶と、
    ラミネート液をメディアに塗布する塗布ローラーと、
    塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第1押さえローラーと、
    塗布ローラーに対してメディアを押しつけるようにメディアの搬送経路を形成する第2押さえローラーとを有し、
    上記第1押さえローラーと上記第2押さえローラーの塗布ローラーに対する位置を調整可能とすることにより塗布ローラーと第2押さえローラーとの間のメディアの搬送経路角度を調整可能であって、
    上記メディアの原反ロールの外径寸法に拘わらず、メディアの繰り出し位置が常に上記塗布ローラーよりも上に位置し、上記原反ロールを載置する手段の上方へ上記メディアの巻き取り手段を配置したことを特徴とするラミネート装置。
  6. メディアの原反ロールから引き出されたメディアにラミネート液を塗布して第2押さえローラーで搬送経路を斜め上方へ変更して上記メディアの巻き取り手段で巻き取ることを特徴とした請求項5記載のラミネート装置。
  7. メディアの原反ロールから引き出されたメディアが乾燥手段により乾燥されるまでの搬送経路において、メディアのラミネート液塗布側には塗布ローラーしか接触しないメディア搬送経路を構成していることを特徴とする請求項5、請求項6記載のラミネート装置。
  8. メディアの巻き取り径が大きくなって巻き取り速度が増速されると、巻き取りの回転速度を制御してほぼ一定の速度で巻き取りすることができることを特徴とする請求項1乃至請求項7記載のラミネート装置。
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