JP2005338531A - 大型表示装置 - Google Patents

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JP2005338531A JP2004158696A JP2004158696A JP2005338531A JP 2005338531 A JP2005338531 A JP 2005338531A JP 2004158696 A JP2004158696 A JP 2004158696A JP 2004158696 A JP2004158696 A JP 2004158696A JP 2005338531 A JP2005338531 A JP 2005338531A
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Tsunenori Kuma
恒則 熊
Takashi Takushima
隆 宅島
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Abstract

【課題】本発明は、メンテナンススペースを設ける必要がなく、容易に大型化できる大型表示装置を提供する。
【解決手段】表示パネル1と、開閉が可能となるように表示パネル1の一辺を支持する筐体2とを備える表示モジュール3が複数配列された大型表示装置である。当該大型表示装置は、筐体2の下部に取り付けられた第1のガイド体8が移動する第1のレール5と、筐体2の上部に取り付けられた第2のガイド体9が移動する第2のレール4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、大型表示装置に係る発明であって、特に、表示パネルを複数配置して構成する大型表示装置に関するものである。
従来、屋外に設置するような大型表示装置においては、保守作業や点検作業を行うために、大型表示装置の背面にメンテナンススペースを確保する必要があった。このメンテナンススペースには、作業員が入って作業できる程度のスペースが必要であった。そのため、大型表示装置を既存の建物に設置する場合、メンテナンススペースを含めた空間を確保すること、大型表示装置及び作業員込みのメンテナンススペースの重量を支えることができる建物強度を有していること等の制約が多く、大型表示装置を設置する大きな障害となっていた。
そこで、メンテナンススペースを設ける必要がない大型表示装置として、特許文献1に示すような大型表示装置が考えられた。特許文献1に示す大型表示装置では、保守作業や点検作業を行う際に、大型表示装置の背面から行うのではなく、前面から行えるような構造としている。つまり、特許文献1に示す大型表示装置では、表示パネルを前面側から観音開き式に開閉することができる構造である。
特開平8−76694号公報
特許文献1に示す大型表示装置は、メンテナンススペースを設ける必要がない構造である。しかし、特許文献1に示す大型表示装置は、観音開き式に開閉する構造であるため、表示パネルを大型化すると回転支持部材の強度等の製作条件に多くの制約があり、容易に大型化し難い問題点があった。
そこで、本発明は、メンテナンススペースを設ける必要がなく、容易に大型化できる大型表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、表示パネルと、開閉が可能となるように表示パネルの一辺を支持する筐体とを備える表示モジュールが複数配列された大型表示装置であって、筐体の下部に取り付けられた第1のガイド体が移動する第1のレールと、筐体の上部に取り付けられた第2のガイド体が移動する第2のレールとを備える。
本発明に記載の大型表示装置は、表示パネルが開閉が可能で、レールにより移動可能であるので、メンテナンススペースを設ける必要がなく、容易に大型化することができる効果がある。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態に係る大型表示装置の斜視図を示す。図1に示す大型表示装置では、LED(Light Emitting Diode)や液晶などを表示部に用いた表示パネル1と、表示パネル1を支持する筐体2とで構成される表示モジュール3が複数配列されている。なお、図1では、4つの表示モジュール3が水平方向に配列されているが、本発明はこれに限られない。
表示モジュール3は、水平方向に移動可能となるように上レール4及び下レール5に支持されている。さらに、図1に示す大型表示装置では、化粧パネル6が表示モジュール3の周りに配置され、大型表示装置の外観を形成している。これら、化粧パネル6は、上レール4及び下レール5に固定されている。
本実施の形態に係る大型表示装置をメンテナンスする場合、化粧パネル6を外して表示モジュール3を水平に移動させ、表示パネル1を開閉する作業を行うことが必要となる。図2に、メンテナンス時の本実施の形態に係る大型表示装置の斜視図を示す。図2に示す大型表示装置では、作業スペースを確保するために表示モジュール3が水平に移動され、図の右から2番目に位置する表示モジュール3の表示パネル1が開かれている。
表示パネル1は、筐体2の左辺に取り付けられたヒンジ7により支持されており、筐体2の左辺を軸として片開き方式に開閉可能となっている。図2では、右から2番目に位置する表示モジュール3のみヒンジ7が図示されているが、他の表示モジュール3も同様に、筐体2の左辺に設けられたヒンジ7により、表示パネル1が支持されている。また、図2では、筐体2の左辺にヒンジ7が取り付けられているが、本発明はこれに限られず筐体2の右辺にヒンジ7を取り付ける構成でも良い。
上述のように、本実施の形態に係る大型表示装置は、図2に示すように表示パネル1を前面側から開くことができるので、背面のメンテナンススペースを設けることなく保守作業や点検作業を行うことができる。
次に、本実施の形態に係る表示モジュール3が水平方向に移動する機構等について説明する。図3に、本実施の形態に係る表示モジュール3の正面図、図4に、本実施の形態に係る表示モジュール3の側面図、図5に、本実施の形態に係る表示モジュール3の上面図、図6に、本実施の形態に係る表示モジュール3の底面図をそれぞれ示す。
図3に示す表示モジュール3では、下レール5を移動可能にするためのガイド体として筐体2の下辺に車輪8が設けられている。この車輪8は、表示モジュール3の左右に2つ設けられている。そして、本実施の形態に係る大型表示装置では、車輪8と下レール5とで表示モジュール3の大半の重量を支えている。一方、筐体2の上辺には、ガイド体として上レール4に沿って回転する脱落防止用のガイドローラ9が設けられている。図4では、表示モジュール3の他に上レール4及び下レール5も図示している。そのため、図4により、表示モジュール3の車輪8が下レール5に支持され、ガイドローラ9が上レール4に支持されている様子が分かる。なお、本実施の形態では、上レール4及び下レール5を移動するガイド体として、車輪8やガイドローラ9の回転体が用いられているが、本発明はこれに限られない。
さらに、本実施の形態に係る表示モジュール3は、筐体2に設けられた固定具により上レール4及び下レール5に固定することが可能である。ここで、筐体2に設けられた固定具とは、図3などに示す取付孔を有する固定金具10と固定ピン11である。図4では、固定金具10と上レール4及び下レール5とが固定ピン11で固定されている様子が示されている。また、図6では、固定ピン11が固定金具10と下レール5とに挿入される様子が示されている。
本実施の形態に係る大型表示装置では、固定金具10と固定ピン11により、表示モジュール3を上レール4及び下レール5に固定するので、設置後やメンテナンス作業時に表示モジュール3が移動するのを防止することができる効果がある。なお、上記固定具は例示であり、本発明はこれに限られない。
さらに、本実施の形態に係る大型表示装置では、隣接する表示モジュール3を連結するために連結具が表示パネル1に設けられている。図3では、表示パネル1の上辺及び下辺の両端に連結具12が設けられている。なお、本実施の形態で説明する連結具12は、金具部12aとフック部12bから構成されており、図3では表示パネル1の左側に金具部12a、右側にフック部12bがそれぞれ設けられている。
この連結具12を用いて、隣接する表示モジュール3間を連結する。その様子を図7に示す。図7では、左側に位置する表示モジュール3の表示パネル1aと右側に位置する表示モジュール3の表示パネル1bとが連結される様子が示されている。そして、図7では、表示パネル1aに設けられた金具部12aの一部を表示パネル1bに設けられたフック部12bに引っかけ固定する様子が示されている。
本実施の形態に係る大型表示装置では、連結具12により隣接する表示モジュール3を連結するので、隣接する表示モジュール3間を密着させ、表示パネル1の境を狭めることができる。なお、本実施の形態では、連結具12は表示パネル1に設けられているが、本発明はこれに限られず筐体2でも良い。また、上記連結具12は例示であり、本発明はこれに限られない。
さらに、本実施の形態に係る大型表示装置では、表示パネル1と筐体2とを連結するために連結具13が設けられている。これは、表示パネル1と筐体2とを密着して連結させることにより、防水構造とすることができるためである。図4には、表示パネル1及び筐体2の上辺及び下辺に連結具13が設けられている様子が示されている。なお。連結具13は、金具部13aとフック部13bから構成されており、図5及び図6では表示モジュール3の右側にのみ設けられている。これは、表示モジュール3の左側にはヒンジ7(図示せず)により固定されているから、別途連結具13を設ける必要がないためである。
この連結具13を用いて、表示パネル1と筐体2とを連結している。その様子を図8に示す。図8では、表示パネル1に設けられた金具部13aの一部を、筐体2に設けられたフック部12bに引っかけ固定し、表示パネル1と筐体2とを連結する様子が示されている。
本実施の形態に係る大型表示装置では、連結具13で表示パネル1と筐体2とを接合しているので、表示モジュール3を防水構造とすることができ、また、誤って表示パネル1が開いてしまう場合を防止することができる。なお、上記連結具13は例示であり、本発明はこれに限られない。
次に、本実施の形態に係る大型表示装置のメンテナンス動作について説明する。まず、表示パネル1の表示部を保守、調整するためには、化粧パネル6を取り外し、大型表示装置の内部を確認することができる状態にする。次に、隣接する表示モジュール3間を連結している連結具12を全て解除し、上レール4及び下レール5と固定金具10とを固定している固定ピン11を全て取り除く。これにより、表示モジュール3が上レール4及び下レール5を移動可能となるため、表示モジュール3を水平方向に移動させる。作業員が作業しやすい位置まで表示モジュール3を移動後、作業中の移動等危険防止のために上レール4及び下レール5と固定金具10とを固定ピン11で固定する。次に、表示パネル1と筐体2とを連結する連結具13を解除し、表示パネル1を筐体2から開く。表示パネル1を開いた状態で、掃除、保守、調整等のメンテナンス作業を行う。
次に、メンテナンス作業終了後、まず表示パネル1を閉じ、連結具13で表示パネル1と筐体2とを連結する。そして、作業時に仮に固定した固定ピン11を取り除き、表示モジュール3を所定の位置に移動させる。所定の位置まで表示モジュール3を移動した後、上レール4及び下レール5と固定金具10とを固定ピン11で固定する。
なお、大型表示装置が複数個の表示モジュール3で構成されている場合、まず中央に位置する表示モジュール3を所定の位置に固定し、次に、中央に位置する表示モジュール3と隣接する表示モジュール3を連結具12で連結させて、表示モジュール3間の隙間を調整する。表示モジュール3間の隙間を調整した後に、上レール4及び下レール5と隣接する表示モジュール3の固定金具10とを固定ピン11で順次固定していく。
同様の作業を全ての表示モジュール3に行い、複数個の表示モジュール3を連結し所定の位置に固定する。全ての表示モジュール3を所定の位置に固定した後に、化粧パネル6を上レール4及び下レール5に固定して取り付ける。以上のメンテナンス動作により、本実施の形態に係る大型表示装置のメンテナンスを行うことができる。
以上のように、本実施の形態に係る大型表示装置は、表示パネル1が開閉可能となるように筐体2に取り付けられた表示モジュール3を、上レール4及び下レール5で支持するので、メンテナンスを大型表示装置の前面から行うことができるとともに、表示モジュール3単位で容易に大型化することができる構成である。
(実施の形態2)
図9に、本実施の形態に係る表示モジュール3の平面図を示す。図9に示す表示モジュール3は、図3に示した表示モジュール3に取手14を取り付けた構造である。これは、表示モジュール3が重い場合に、表示モジュール3を移動させ難い問題点を解消するために取手14が設けられている。図9に示す表示モジュール3の側面図を図10に示す。図10から分かるように、取手14は表示パネル1の下辺に取り付けられている。なお、図9及び図10において実施の形態1で説明した図3及び図4と同じ部分については同一符号を付与している。また、本実施の形態では、同一符号を付与した部分については詳細な説明は省略する。
図9及び図10に示す表示モジュール3では、表示パネル1の下辺部に取手14を設けたが、大型表示装置の設置場所によっては表示パネル1の下辺部に作業スペースがなく、下辺部に取り付けた取手14の操作が困難な場合がある。この場合は、取手14を表示パネル1の下辺部ではなく上辺部に設ける。図11に、表示パネル1の上辺部に取手14を設けた表示モジュール3の平面図を示す。また、図12に、図11に示す表示モジュール3の側面図を示す。
さらに、表示モジュール3が重く、作業員1人で表示モジュール3を移動することが困難な場合は、取手14を表示パネル1の上辺部と下辺部との両方に設ける(図示せず)。これにより、作業員2人でそれぞれの取手14を分担し、表示モジュール3を移動することが可能となる。
以上のように、本実施の形態では表示モジュール3に取手14を設けることで、表示モジュール3の移動を容易に行うことができる効果がある。なお、本実施の形態では、前面から操作が容易に行えるように取手14が表示パネル1に設けられているが、操作上問題がなければ筐体2に取手14を設けても良い。
(実施の形態3)
図13に、本実施の形態に係る表示モジュール3の平面図を示す。また、図13の表示モジュール3における破線部での断面図を図14に示す。図13に示す表示モジュール3は、図3に示した表示モジュール3に支持板15を取り付けた構造である。この支持板15は、表示モジュール3の右側であって、且つ筐体2の下辺部に取り付けられている。また、この支持板15は、筐体2には固定されているが表示パネル1とは固定されておらず、表示パネル1側の先端近傍が下方向に折れ曲がっている(図14の断面図を見ると「へ」の字形となっている)。なお、図13及び図14において実施の形態1で説明した図3及び図4と同じ部分については同一符号を付与している。また、本実施の形態では、同一符号を付与した部分については詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係る表示モジュール3では、表示パネル1が筐体2の左辺に設けられたヒンジ7(図示せず)によりで支持される構造である。しかし、ヒンジ7が経年劣化等することにより、表示パネル1と筐体2と設計通りの位置で連結できなくなる場合が考えられる。特に、表示パネル1を開いたとき、ヒンジ7が劣化していると表示パネル1の自重により、ヒンジ7と反対側の辺(右辺)が下方に下がってしまう問題があった。そこで、本実施の形態に係る表示モジュール3では、筐体2の下辺部の右辺側に支持板15を設けている。これにより、表示パネル1の右辺が下方に下がっても、表示パネル1を閉じる際に、表示パネル1が支持板15の折れ曲がった部分を摺動し、設計通りの位置に戻ることができる。
以上のように、本実施の形態に係る大型表示装置では、筐体2の下辺部に支持板15を設けているので、表示パネル1の開閉が容易になると共に、表示パネル1と筐体2とを設計通りに密着することができる。
(実施の形態4)
図15は、本実施の形態に係る連結具を示す図である。図15に示す連結具は、図7で示した連結具12(金具部12aとフック部b)に代えて、L字型の連結固定具16、ボルト17及びナット18で構成されている。L字型の連結固定具16は、一方の辺が表示パネル1にスポット溶接等で固定され、他方の辺にはボルト17を通す孔が開けられている。また、L字型の連結固定具16は、表示パネル1の上辺部及び下辺部の両端に設けられる。
図7で示した連結具12は、金具部12aの一部をフック部12bに引っかけ、金具部12aに設けられたバネの力で隣接する表示パネル1を引き寄せ連結していた。そのため、表示モジュール3が重くなると、金具部12aに設けられたバネの力では、隣接する表示パネル1を引き寄せられず、表示パネル1間を密着させることができない場合があった。そこで、本実施の形態に示したように、隣接する表示パネル1のそれぞれに取り付けられたL字型の連結固定具16をボルト17とナット18で固定することで、表示モジュール3が重い場合であっても表示パネル1間を密着させることができる。
(実施の形態5)
実施の形態1に係る大型表示装置では、車輪8と下レール5とで表示モジュール3の大半の重量を支えていた。しかし、大型表示装置の設置場所によっては下辺部に荷重できない場合があり、この場合には実施の形態1に示した大型表示装置の構成をとることができない問題があった。そこで、本実施の形態に係る大型表示装置では、表示モジュール3の重量の大半を上レールで支持する構成とする。
図16に、本実施の形態に係る表示モジュール3の側面図を示す。図16に示す表示モジュール3では、複数の表示モジュール3の重量を支えることができるハンガーレール19に吊り下げられている。具体的には、上レールであるハンガーレール19に、筐体2の上辺部に設けられた車輪20を通すことで、表示モジュール3が移動可能な状態で吊り下げられている。
一方、本実施の形態における下レールはガイドレール21とし、筐体2の下辺部には、ガイドレール21に沿って回転する脱落防止用のガイドローラ22が設けられている。これにより、下レールであるガイドレール21には、表示モジュール3の重量はほとんどかからない。
以上のように、本実施の形態では、上レール(ハンガーレール19)に表示モジュール3を吊り下げ可能とすることで、大型表示装置の下辺部に荷重をかけることができない場合であっても大型表示装置を設置することができる。
(実施の形態6)
実施の形態1では、筐体2の左辺にヒンジ7を設け、表示パネル1を支持し開閉できる構造としていた。つまり、実施の形態1に係る表示モジュール3は、表示パネル1を水平方向に開閉する構造であった。そのため、隣接する表示モジュール3が密着している状態では、表示パネル1を開閉することができず、表示モジュール3の周囲にある程度スペースを確保する必要があった。このスペースを確保するために、実施の形態1では表示モジュール3を移動させていた。
しかし、大型表示装置を設置する場所によっては、スペースを確保するために表示モジュール3を移動する場所を設けることができない場合があり、表示パネル1を開くメンテナンス作業等が行えない問題があった。そこで、本実施の形態では、表示モジュール3を移動する場所が設けられない場合であっても、表示パネル1を開閉することができる構造とする。
具体的には、図17に示す構造の表示モジュール3とする。図17に示す表示モジュール3では、筐体2の上部にヒンジ7を設け、表示パネル1を支持し開閉できる構造としている。つまり、本実施の形態に係る表示モジュール3は、表示パネル1を前後方向に開閉できる構造としている。これにより、表示パネル1を開閉するために、表示モジュール3の周囲にある程度スペースを確保する必要がなくなり、表示モジュール3を移動させなくても良い。つまり、本実施の形態に係る大型表示装置は、表示モジュール3を移動する場所が確保できない場所であっても設置することができる。
なお、図示していないが、表示パネル1の開閉が容易にできるように、開閉のためのダンパーやストッパが設けられている。また、本実施の形態では、筐体2の上部にヒンジ7を設け、表示パネル1を支持し開閉できる構造としているが、本発明はこれに限らず筐体2の下部にヒンジ7を設け、表示パネル1を支持し開閉できる構造でも良い。
以上のように、本実施の形態に係る大型表示装置では、筐体2が表示パネル1の上辺又は下辺を支持しているので、メンテナンスのために表示モジュール3を移動させる場所がほとんど確保できなくても設置することができる。
(実施の形態7)
実施の形態1では、筐体2の右辺に設けた連結具13で表示パネル1と筐体2とを連結している。実施の形態1で使用される連結具13は、金具部13aとフック部13bとで構成され、金具部13aの一部をフック部13bに引っかけ、金具部13aに設けられたバネの力で表示パネル1と筐体2とを引き寄せ連結している。
しかし、表示モジュール3が重くなると、金具部13aに設けられたバネの力では、表示パネル1と筐体2とを引き寄せられず、表示パネル1と筐体2とを密着させることができない場合があった。そこで、本実施の形態では、表示パネル1と筐体2とを連結する連結具13を互いに嵌合する凹凸形状を有する連結具とする。
具体的には、図18に凹凸形状を有する連結具を用いた表示モジュール3の側面図を示す。図18に示す表示モジュール3では、上部の連結具が凸形状の連結ピン23と凹形状の受金具24で構成されている。連結ピン23は、固定用受座25を介して表示パネル1に取り付けられている。また、受金具24は、筐体2に取り付けられている。
連結ピン23と受金具24とを連結する場合、凸形状と凹形状とを嵌合させる必要があるために、本実施の形態に係る連結具は、表示パネル1を閉じる際の位置決め機構も有することになる。なお、凹形状をすり鉢状に加工することで位置決めがより容易になる。さらに、連結ピン23に固定用のボルトを設け、受金具24側にネジ加工を施しておくことで、連結ピン23と受金具24とをボルトで強固に連結することができる。
図18に示す表示モジュール3では、下部に設けられた連結具は、実施の形態1と同じ連結具13である。しかし、表示パネル1がさらに重くなると、上部のみ本実施の形態に係る連結具にするだけでは、十分に表示パネル1と筐体2とを密着させることができない場合がある。
そこで、図19に示すように、上部及び下部の連結具を凸形状の連結ピン23と凹形状の受金具24で構成する。上部の連結ピン23は、固定用受座25を介して表示パネル1に取り付けられている。また、上部の受金具24は、筐体2に取り付けられている。下部の連結ピン23は、上部と同様、固定用受座25を介して表示パネル1に取り付けられている。また、下部の受金具24は、固定用受座25を介して筐体2に取り付けられている。
図19に示す連結具でも、連結ピン23と受金具24とを連結する場合、凸形状と凹形状とを嵌合させる必要があるため、表示パネル1を閉じる際の位置決め機構も有することになる。なお、凹形状をすり鉢状に加工することで位置決めがより容易になる。さらに、連結ピン23に固定用のボルトを設け、受金具24側にネジ加工を施しておくと、連結ピン23と受金具24とを強固に連結することができる。
以上のように、本実施の形態に係る大型表示装置では、互いに嵌合する凹凸形状を有する連結具(連結ピン23、受金具24)を備えるので、表示パネル1を閉じる際の位置決め容易になり、且つ表示パネル1と筐体2とを強固に連結することができる。
(実施の形態8)
実施の形態1では、隣接する表示モジュール3を連結する場合に、連結具12(金具部12a、フック部12b)を用いていた。しかし、大型表示装置であっても比較的小規模な場合は、表示モジュール3の重量も軽く、実施の形態1の連結具12より弱い力で連結しても表示モジュール3間の密着性が問題となることはない。そこで、本実施の形態では、実施の形態1の連結具12より連結する力は弱いが、作業が簡素化できる連結具を用いる。
図20に、本実施の形態に係る連結具を用いて表示モジュール3を連結した様子を示す。図20に示す表示モジュール3では、表示パネル1の上辺及び下辺の両端に、磁石で構成されたマグネットキャッチ26がスポット溶接等で固定されている。つまり、本実施の形態に係る連結具は、磁力で連結するマグネットキャッチ26である。
以上のように、本実施の形態に係る大型表示装置は、連結具が磁石(マグネットキャッチ26)で構成されるので、連結具の着け外しの作業が不要となり、メンテナンス作業が簡素化できる。
本発明の実施の形態1に係る大型表示装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る大型表示装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュールの平面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュールの側面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュールの上面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュールの底面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュール間の連結を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る表示モジュールと筐体との連結を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る表示モジュールの平面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示モジュールの側面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示モジュールの平面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示モジュールの側面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示モジュールの平面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示モジュールの断面図である。 本発明の実施の形態4に係る表示モジュール間の連結を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る表示モジュールの側面図である。 本発明の実施の形態6に係る表示モジュールと筐体との連結を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る表示モジュールと筐体との連結を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る表示モジュールと筐体との連結を示す図である。 本発明の実施の形態7に係る表示モジュール間の連結を示す図である。
符号の説明
1 表示パネル、2 筐体、3 表示モジュール、4 上レール、5 下レール、6 化粧パネル、7 ヒンジ、8,20 車輪、9,22 ガイドローラ、10 固定金具、11 固定ピン、12,13 連結具、14 取手、15 支持板、16 連結固定具、17 ボルト、18 ナット、19 ハンガーレール、21 ガイドレール、23 連結ピン、24 受金具、25 固定用受座、26 マグネットキャッチ。

Claims (10)

  1. 表示パネルと、開閉が可能となるように前記表示パネルの一辺を支持する筐体とを備える表示モジュールが複数配列された大型表示装置であって、
    前記筐体の下部に取り付けられた第1のガイド体が移動する第1のレールと、
    前記筐体の上部に取り付けられた第2のガイド体が移動する第2のレールとを備える、大型表示装置。
  2. 請求項1に記載の大型表示装置であって、
    前記表示モジュールに取手を備えたことを特徴とする、大型表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の大型表示装置であって、
    前記筐体に支持された前記表示パネルの前記一辺は、前記表示パネルの左辺又は右辺であり、
    前記筐体は、下辺部に前記表示パネルを案内し支持する支持板を備えたことを特徴とする、大型表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の大型表示装置であって、
    前記筐体は、前記第1のレール又は前記第2のレールに固定する固定具を備えたことを特徴とする、大型表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の大型表示装置であって、
    前記表示モジュールは、隣接する前記表示モジュールを連結するための第1の連結具を備えていることを特徴とする、大型表示装置。
  6. 請求項5に記載の大型表示装置であって、
    前記第1の連結具は、磁石により構成されていることを特徴とする大型表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の大型表示装置であって、
    前記第2のレールは、前記表示モジュールを吊り下げ可能であることを特徴とする、大型表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の大型表示装置であって、
    前記筐体に支持された前記表示パネルの前記一辺は、前記表示パネルの上辺又は下辺であることを特徴とする、大型表示装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の大型表示装置であって、
    前記表示パネル及び前記筐体は、互いを連結するための第2の連結具を備えることを特徴とする大型表示装置。
  10. 請求項9に記載の大型表示装置であって、
    前記第2の連結具は、互いに嵌合する凹凸形状を有することを特徴とする大型表示装置。
JP2004158696A 2004-05-28 2004-05-28 大型表示装置 Pending JP2005338531A (ja)

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