JP2003348493A - ユニット連結機構、及び映像表示装置 - Google Patents

ユニット連結機構、及び映像表示装置

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JP2003348493A
JP2003348493A JP2002151135A JP2002151135A JP2003348493A JP 2003348493 A JP2003348493 A JP 2003348493A JP 2002151135 A JP2002151135 A JP 2002151135A JP 2002151135 A JP2002151135 A JP 2002151135A JP 2003348493 A JP2003348493 A JP 2003348493A
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雄二 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示素子にLED等を採用したユニットを、
上下方向に容易に連結可能なユニット連結機構、及び映
像表示装置を提供する。 【解決手段】 箱体状のユニット1,1を、複数台、上
下(縦)方向に連結自在に接続するために、上下のユニ
ット1,1の各対向する側にそれぞれ係止手段4及び連
結ピン3を組み込み構成する。係止ロッド3aを捕捉す
るフック43にハンドル44が連結され、ハンドル44
を上方向に回動させ、フック43が係止ロッド3aを捕
捉した状態で、ストッパ45が連結をロックし、ストッ
パ45の下方への押し下げ操作によるロック解除を経た
ハンドル44操作により連結解除が行われる。この結
果、連結時における連結機構のコンパクト化と、作業員
の容易かつ的確な連結、及び連結解除作業が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネルを備え
たユニットを、少なくとも上下(縦)方向に複数台連結
することにより映像を拡大表示する映像表示装置、及び
その映像表示装置等を構成するユニットの連結に好適な
ユニット連結機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】しばしば目にするように、屋内外の競技
場や各種イベント会場、あるいは繁華街等に面した建物
の外壁面(ビルボード)等には、表示パネルにLED
(発光ダイオード)等の表示素子をマトリクス状に多数
配置して構成された大型画面(スクリーン)の映像表示
装置が据え付けられている。これら映像表示装置は、広
告や案内のための表示、あるいはテレビジョン映像の写
し出し等が行われ、R(赤)G(緑)B(青)の点灯制
御により、いわゆるフルカラー表示が可能に構成されて
いる。
【0003】このような大型画面の映像表示装置は、通
常、予め複数個の表示パネルを組み込んだ偏平な箱体状
のユニットが、多数台、上下(縦)方向及び左右(横)
に連結接続して組み立てられており、ビル等の建造物に
据え付けられて、その場で長期にわたり固定的に使用さ
れることもあれば、大型車両の荷台等に搭載されて、可
搬式に使用されることもある。
【0004】いずれにしてもこの種の映像表示装置は、
多数台のユニットが上下左右に連結されて構成されるの
で、バラバラなユニット単位で設置現場まで搬送され、
そこで組み立て使用され、使用後の映像表示装置は再び
各ユニット単位にバラバラに解体分解され、次のイベン
ト会場等に向けた搬送が行われることが多い。
【0005】図13及び図14は、従来の映像表示装置
を構成したユニット1の外観を示したもので、図13は
そのユニット1の一部分解斜視図、また図14は背面側
から見たユニットの斜視図である。
【0006】すなわち、ユニット1は、複数個(図13
及び図14では6個)の表示パネル11を嵌め込んだ前
パネル12が、複数本の支柱13を介して後パネル14
に連結固定されて構成され、各表示パネル11には、L
ED等の表示素子11aがマトリクス状に規則性を有し
て多数配置されている。なお、中間に位置して取り付け
られた左右の支柱13間には、補強も兼ねた補助支柱1
3aが差し渡されて固定されている。
【0007】また、最下段の支柱13及び前パネル12
と後パネル14との間には、下に連結される他のユニッ
ト1との連結用をも兼ねた脚部材15が嵌め込み固定さ
れている。
【0008】図14にも示すように、後パネル14は、
枠体141とその枠体141に設けられた開閉扉142
とで構成され、開閉扉142の内側には、表示素子11
aを駆動制御する制御部16等が取り付けられている。
【0009】支柱13の構造は、図15の断面図に示す
ように、横断面の四隅に空洞部131が設けられた角筒
状体で構成されている。なお、図15では、支柱13が
脚部材15と連結された状態を示したものである。
【0010】また、図13及び図14に示すように、支
柱13や補助支柱13a、並びに脚部材15には、上下
左右に連結される相手側ユニット1との接続用に、連結
具2が取り付け固定されている。
【0011】なお、連結具2は、可動部21と係止部2
2とが対をなした構成からなり、上下左右に隣接する相
手側ユニット1との間を連結自在とする、いわゆるユニ
ット連結機構を形成したものであるから、図13及び図
14に示したように、連結されるユニットの一方には、
可動部21または係止部22のいずれか一方が取り付け
られ、相手側との間で嵌脱自在に構成されている。
【0012】図16は、いわゆる捻り動作機構を採用し
た連結具2により、上下ユニット1,1を連結した状態
を示した要部の拡大右側面図で、下ユニット1の支柱1
3には可動部21が、上ユニット1の脚部材15には係
止部22が取り付けられ、両者間の嵌めこみ操作によ
り、上下ユニット1,1が連結された状態を示してい
る。
【0013】連結具2は、図16のA−A矢視正面図を
示した図17を参照して、連結具2における嵌脱操作を
説明すると、図17(a)に示すように、連結具2は、
開閉可能な可動部21の把手211を矢印R方向へ回動
することにより、掛け部212が矢印Y方向に出入りす
るように構成されている。
【0014】そこで、図17(b)に示すように、閉じ
た状態の可動部21の把手211を矢印R方向へ回動さ
せることにより、掛け部212は矢印Y1方向に降下
し、上方のユニット1側の環状の係止部22を捕捉し引
き寄せるので、上下ユニット1,1は連結固定される。
【0015】なお、可動部21の把手211は、掛け部
212が係止部22を引き寄せた状態で折り畳むことが
できるので、図16に示したように、ロック状態とする
ことができる。なお、連結具2における上記嵌操作と逆
の脱操作は、上記とは逆の手順で行われる。
【0016】上記は、上下ユニット1,1間の連結の例
を説明したものであるが、図13及び図14に示したよ
うに、左右ユニット1,1間の連結具2も同様に構成さ
れ、映像表示装置は、図18にその一部正面図を示した
ように、多数台のユニット1が左右及び上下方向に連結
接続されて組み立てられる。
【0017】もっとも、複数台のユニット1を上下左右
に連結するのに、上記構成のように、隣接するユニット
1,1間に差し渡すように渡着された連結具2における
嵌脱操作によることなく、たとえば、各支柱13にボル
トを貫通させるための穴を単に設け、各ユニット1の支
柱13の穴にボルトを通し、ナット締めにより連結固定
することも行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の映
像表示装置においては、ユニット間を連結する連結機構
として、連結具が、隣接するユニットの各支柱や補助支
柱、あるいは脚部材との間に渡着するように取り付けら
れたり、あるいは隣接するユニットの支柱同士をボルト
締めにより固定したりする構成が採用されている。
【0019】しかしながら、上記従来のユニット連結機
構においては、ユニット間の連結、あるいは連結解除
は、作業員が逐一、後パネルの扉を開き、ユニット内部
の狭い空間に手を差し込んで連結具を操作しなければな
らないので、作業がやりにくく、映像表示装置の組み立
て及び解体作業に多くの手間を要したので改善が要望さ
れていた。
【0020】特に、LEDを搭載した高精細画像を表示
する映像表示装置では、30kgをも超える重量のユニ
ットを連結して構成されることが多いので、組み立て及
び解体を繰り返しつつ各地のイベント事業等での使用に
供することが多い状況のもとで、作業員がいかに安全
に、また効率良くユニットの連結及び解放を行うことが
できるかが課題とされていた。
【0021】そこで、本発明は、特に上下方向のユニッ
ト間の連結固定を、容易且つ的確に行うことができるユ
ニット連結機構、及びそのユニット連結機構を採用し
て、組み立て解体を行う作業員の安全を確保するととも
に、コンパクトな構成を実現し得る映像表示装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、第1の発明は、箱体状のユニットを、複数
台、上下方向に連結自在に接続するために、上下に連結
されるユニットの上下端部間に渡着され、嵌脱自在に構
成されたユニット連結機構において、下ユニットの上端
部に設けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する連
結ピンと、上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を
中心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部
に連結されて構成され、上方向への回動によって、前記
フック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構
成された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロッ
クするとともに、下方への押し下げ操作により前記把持
部を解放するように構成されたストッパ部とからなる係
止手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】また、第2の発明は、表示素子を多数配列
した複数台のユニットを、下方ユニットの上端部に設け
た連結ピンと、これを把持自在に上方ユニットの下端部
に設けられた係止手段とにより、上下に連結可能に構成
された映像表示装置において、下ユニットの上端部に設
けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する前記連結
ピンと、上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中
心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部に
連結されて構成され、上方向への回動によって、前記フ
ック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成
された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロック
するとともに、下方への押し下げ操作により前記把持部
を解放するように構成されたストッパ部とからなる係止
手段とを具備することを特徴とする。
【0024】このように、第1の発明のユニット連結機
構、及び第2の発明の映像表示装置によれば、ストッパ
部は、把持部を上方向に回動した状態でロックして、下
方への押し下げ操作により解放するように構成されたの
で、ユニット連結時に把持部はコンパクトに収納される
とともに、作業員は簡単な操作により、安全かつ適切に
ユニットの連結及び連結解除を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるユニット連結
機構、及びそのユニット連結機構を採用した映像表示装
置の一実施の形態を、図1ないし図12を参照して詳述
する。なお、図13ないし図18に示した従来の構成と
同一構成には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
【0026】図1は本発明の映像表示装置を構成するユ
ニットの一実施の形態を示した斜視図で、図2はそのユ
ニットを背後側から見た斜視図である。
【0027】すなわち、本発明による映像表示装置の一
実施の形態におけるユニットは、図1に示すように、偏
平な箱体状の筐体17の前面に、多数のLED等の表示
素子11aを配置した複数個(この実施の形態では12
個)の表示パネル11が組み込まれるとともに、図2に
示すように、筐体17の背面には、両観音開きの開閉扉
171,172が取り付けられ、その内側面には表示素
子11aを駆動制御する制御部16が取り付け固定され
ている。なお、17a符号は、各開閉扉171,172
に設けられたロック機構付きの扉開閉用の把手を示して
いる。
【0028】筐体17の上部上面の中央には連結ピン3
が、また同じく上面の左右の両端部には対をなすように
ガイドピン173,173が植立されている。
【0029】連結ピン3は、棒状の係止ロッド3aを横
方向に貫通固定してT字状に形成されていて、上に積み
重ねられる相手側ユニット1の係止手段4との組み合わ
せにより、ユニット1,1を上下間に連結可能に構成さ
れている。なお、一対のガイドピン173,173は、
上下方向に連結接続される相手方ユニット1との間の位
置合わせ用に設けられたものである。
【0030】連結ピン3と左右のガイドピン173,1
73との間には、作業員が、30kgをも超えるかとい
う重いユニット1を持ち運ぶための把手174,174
が取り付けられている。この把手174,174は、ユ
ニット1をクレーン等により吊り上げ搬送するためのロ
ープ掛け用にも使用され、また、筐体17の左右両側面
にも、作業員が持ち運び用に便利なように、取っ手(凹
部)175も設けられている。
【0031】上記構成のユニット1は、上下(縦)方向
及び左右(横)方向に連結され、図3(a)の正面図に
示したように大型表示画面を形成する。
【0032】ユニット1が上下方向に適正に連結され、
ごく小さな目地の表示画面を形成するために、上方に積
み重ねられるユニット1の下部には、下方のユニット1
の連結ピン3、ガイドピン173,173及び把手17
4,174を受け入れ収納するための凹部が形成されて
いる。なお図3(b)は、図3(a)に示した映像表示
装置の平面図である。
【0033】なお、映像表示装置の組み立て解体に際し
て、その組み立て解体作業の効率上から、上下方向に予
め複数台連結されたユニット1を、クレーン等が一度に
吊り上げ搬送する場合がある。そのためにも、ユニット
1の上下方向の連結手段となる連結ピン3と、これを捕
捉する相手側係止手段4とは、強固に連結固定され、ま
た連結が不用意に解除されないようにロック機構が採用
される。
【0034】図4は、上下のユニット1,1の連結状態
において、下方の連結ピン3が、上方の係止手段4に捕
捉されてロック状態にあるユニット連結機構を示した斜
視図で、図5はその分解斜視図を示したものである。
【0035】すなわち、図4及び図5に示すように、上
ユニット側の係止手段4は、ユニット1の筐体17に固
定された本体部41と、この本体部41の操作孔41a
に遊挿された固定ピン42を介して連結され、フック部
を形成したフック43と、このフック43に連結され把
持部を構成したハンドル44と、連結時にハンドル44
を捕捉してロックし、また必要に応じてそのロックを解
除可能なストッパ45とから構成されている。
【0036】また、固定ピン42は、その固定ピン42
の高さ位置を調整可能に取り付けられた調整部46に連
結固定され、その調整部46は本体部41に取り付けら
れている。すなわち、固定ピン42は、調整部46の孔
46aに嵌合されつつ、上下方向に長径な操作孔41a
内を上下動可能に構成されている。
【0037】なお、ハンドル44とフック43とは、ハ
ンドル44の保持孔44aに嵌め込まれた固定ピン42
が、フック43に設けた長孔を湾曲させた形状のガイド
孔43aに遊装されて連結されるとともに、ハンドル4
4に設けられたピン44bがフック43の孔43bに回
動自在に嵌め込まれて連結されている。
【0038】係止手段4における連結動作を、次の3段
階、すなわち(イ)下ユニット1の連結ピン3の受け入
れ動作、(ロ)連結ピン3の捕捉動作、(ハ)捕捉した
連結ピン3の固定動作に分けることができる。係止手段
4における連結した上下ユニット1,1間の連結解除動
作は、反対に、(A)連結ピン3固定の解除動作、
(B)連結ピン3捕捉の解除動作、(C)連結ピン3の
離脱開放動作の手順となる。
【0039】なお、調整部46による固定ピン42の高
さ位置の調整により、後述するように、上下ユニット
1,1を連結した状態での上下ユニット1,1間の微妙
な間隔を調整することができる。つまり、上下ユニット
1に上ユニットを載置した状態で、作業員がハンドル4
4を操作して円滑に連結できると同時に、連結したとき
に上下ユニット1,1間に適正なつなぎ目、すなわち表
示画面において良好な目地が得られるように、固定ピン
42の高さ位置の調整が行われる。
【0040】そこで、図4及び図5に示した係止手段4
における上記(イ)(ロ)(ハ)の動作説明を、図4及
び図5に加えて図6及び図7の動作説明図を参照して以
下詳細説明する。
【0041】上述のように、本体部41の操作孔41a
には固定ピン42が上下方向に移動調整可能に嵌め込ま
れるとともに、フック43には固定ピン42を案内する
ガイド孔43aが設けられている。そして、ハンドル4
4のピン44bがフック43の孔43bに嵌め込み構成
されている。
【0042】従って、固定ピン42の軸を中心としたハ
ンドル44の回動操作により、フック43は回動し、係
止ロッド3aの受け入れ、係止ロッド3aの捕捉、係止
ロッド3aの把持固定を行うことができる。
【0043】すなわち、図6(a)(b)(c)は、順
次上記(イ)(ロ)(ハ)に対応する説明図である。
【0044】作業員はまず、ハンドル44の把手部44
cを保持し、図6(a)に示すように、持ち矢印R1方
向に操作することにより、(イ)フック43が下方に開
き、下ユニット1の係止ロッド3aを受け入れる。
【0045】なお、図5に示すように、フック43と本
体部41との間には、ばね43cが装架されていて、こ
の図6(a)に示した状態においても、常に、フック4
3を矢印R1とは反対方向(反時計方向に)回転させよ
うとする力が作用している。しかしながら同時にまた、
ハンドル44と本体部41との間には、図4及び図5に
示すように、固定ピン42を挟んで引っ張りばね44d
が装架されている。さらに、ハンドル44が本体部41
と対向しつつ回動する面には、突起44eが設けられて
いて、ハンドル44の回動に伴い、突起44eが本体部
41の面を摺動しつつ、図6(a)に示した位置状態に
おいて、突起44eは本体部41の摺動面に設けた第1
の凹部41bに嵌まるので、ハンドル44はここで安定
するように構成されている。従ってまた、作業員が一連
の操作途中で、ハンドル44を一時的に手放したとして
も、摺動抵抗により、ハンドル44自体が勝手に回動す
ることはなく、より安全な連結及び連結解除操作が保証
される。
【0046】このように、この図6(a)に示した状態
において、フック43位置は安定し、連結ピン3の横方
向に延設した係止ロッド3aを支障なく受け入れること
ができる。
【0047】次に、作業員は図6(b)に示したよう
に、ハンドル44の把手部44cを持ち、ばね44dに
抗して矢印R2方向に約20度回動させた状態では、ハ
ンドル44の突起44eが本体部41の第2の凹部41
cに嵌って安定する。
【0048】この状態では、図6(b)に示したよう
に、フック43に係止ロッド3aが接触して安定する。
従って、この状態において、イレギュラーな外力が加わ
っても、ハンドル44は図6(b)の位置に保持され
る。
【0049】なお、次に説明するように、フック43が
下ユニット1を保持した図6(c)の状態では、固定ピ
ン42がガイド孔43aの右方先端部に係止し、フック
43を矢印R2方向に回動するように作用するので、フ
ック43から係止ロッド3aが外れることはない。ま
た、フック43はユニットの内側から回動して係止ロッ
ド3aを捕捉するので、ユニット背後に立つ作業員の視
認性が良く、操作状態の安全確認に好都合である。
【0050】次に、作業員がハンドル44を操作し、図
6(b)の状態から、図6(c)に示したように、さら
に矢印R3方向に約95度となるように回動させたと
き、ハンドル44のロック部44fは、ストッパ45の
テーパ部45aの傾斜に沿い挿入され、嵌合部45bに
嵌り込みロックされる。
【0051】すなわち、ストッパ45は、図4及び図5
に示すように、回転軸45cを介して回動可能に本体部
41に取り付けられるとともに、本体部41との間に装
架されたばね45dにより、図6(c)に示す矢印R4
方向と反対方向に付勢されている。
【0052】ストッパ部を形成したストッパ45は、ハ
ンドル44のロック及びロック状態からの解放操作を行
うもので、ばね45dに抗しつつハンドル44のロック
部44fを捕捉しロックした状態では、図6(c)に示
すように、固定ピン42はガイド孔43aの右端に位置
し、ピン44bの位置は鉛直方向からさらに反時計方向
に約5度の傾きを有して停止する。
【0053】すなわち、図6(c)の状態では、ストッ
パ45はハンドル44をロックするのに加えて、ばね4
3c,44d並びに、吊り下げた下ユニット1の重量自
体がフック43を矢印R3の方向に回動させようとする
ので、ロック状態は確実に安定する。
【0054】このように、この実施の形態におけるユニ
ット連結機構、及び映像表示装置では、作業員による簡
単なハンドル44操作により、上記(イ)下ユニット1
の連結ピン3の受け入れ動作、(ロ)連結ピン3の捕捉
動作、及び(ハ)捕捉した連結ピン3の固定動作とい
う、一連の連結固定動作を円滑かつ適切に得ることがで
きる。
【0055】次に、連結された上下ユニット1,1を解
除する手順は、上記説明の手順とは反対となる。
【0056】すなわち、作業員はまずストッパ45の把
手45eを持ち、図6(c)に示す矢印R4の方向に向
け、ストッパ45をばね45dに抗して引き下げる。
【0057】これにより、ハンドル44のロック部44
fは、ストッパ45の嵌合部45bの縁に沿いつつ上方
に移動して、嵌合部45bから脱出するので、続いて作
業員は、ハンドル44の把手部44cを持ち、ばね43
c及びばね44dの引っ張り力に抗しつつ、矢印R3と
は反対方向(時計の回転方向)に回動させて、図6
(b)を経由し、図6(a)に示した位置状態に戻す。
【0058】通常、ユニット1を吊った状態での連結あ
るいは連結解除作業は行わないが、図6(b)から図6
(c)の間のハンドル44及びフック43の位置関係に
ある状態においては、下ユニット1が落下しようとして
も、図7に示した状態で安定し、係止ロッド3aがフッ
ク43から外れることはない。
【0059】つまり、ハンドル44のロック部44fが
上部ストッパ45に保持されている状態において、作業
員の誤った操作等により、ロック部44fがストッパ4
5から外れ、なおかつ、ハンドル44は図6(c)の矢
印R3とは反対方向(時計の回転方向)に回転させてし
まったとしても、下ユニット1の落下は回避され、作業
員の安全やユニットの損傷を防ぐことができる。
【0060】従って、作業員は、図7に示された状態
で、下ユニット1が地上等に確実に据え置かれた状態を
確認できた後にはじめて、更なる下方への引き下げ操作
により、図6(a)に示した状態に到達させて、上下ユ
ニット1,1間の連結を確実かつ安全に解除することが
できる。
【0061】なお、上記説明で、係止ロッド3aは全体
が棒状であるように説明したが、例えば全体がリング状
あるいは逆U字状に形成され、フックがその一部棒状を
なした部分を係止するように構成されたものでも良い。
【0062】このように、本実施の形態によれば、作業
員は一連の順次連続した操作により、上下ユニット1,
1間の連結解除を安全かつ確実に行うことができる。
【0063】次に、上記ユニット連結機構に付与された
調整部46について説明する。
【0064】前述のように、映像表示装置において高品
質な画像表示を得るためには、上下ユニット間では、適
正な隙間、すなわち目地が小さいことが要求される。一
方、上下ユニット1,1の連結の際の、フック43と係
止ロッド3aとの間の距離、すなわちいわゆる連結スト
ローク長は、ハンドル44操作により上下ユニット1,
1の連結を可能とする距離間隔が必要である。
【0065】そこで、調整部46は、いわゆる送りねじ
機構を採用して、ハンドル44操作により連結ができる
と同時に、連結後に得られる目地が適切となるように、
貫通孔46aに固定された固定ピン42の高さ位置を制
御し得るように構成されたものである。
【0066】すなわち、図4及び図5に示したように、
調整部46は、本体部41に対し鉛直方向に取り付け固
定されていて、作業員による、つまみ46bの回転操作
によって、固定ピン42は操作孔41a内を上下方向に
移動してその高さ位置を変化させることができる。従っ
て、作業員は上下に積み重ねられる各ユニット1の製造
上の機械的寸法誤差等に対応して、個々に固定ピン42
の高さ位置を制御することにより、円滑な連結操作とと
もに、適正な目地のもとで高品質な表示画像を得ること
ができる。なお、図4及び図5において、符号46c
は、つまみ46c半固定用のスプリングを示している。
【0067】以上説明のように、この実施の形態によれ
ば、ストッパ45が上方に設けられ、上下のユニット連
結において、ハンドル44が上方に弧を描くように回動
した後、上方に折り畳まれた状態でハンドル44がロッ
クされるように構成されたので、全体が奥行き方向にコ
ンパクトになり、ユニットの省スペース化を実現するこ
とができる。
【0068】また、調整部46において、つまみ部46
bの回転軸が鉛直方向になるように構成したので、作業
員はユニット1の背後側から手を入れての調整作業がや
りやすくなり、作業性の改善が図られ、映像表示装置の
組み立てを効率良く行うことができる。
【0069】上記説明は、ユニット連結機構による上下
ユニットの連結操作を説明したものであるが、この連結
操作は、上ユニット1が、下方ユニット1のガイドピン
173,173に案内されつつ位置合わせが行われて載
置された後、実施される。
【0070】そこで、この実施の形態のガイドピン17
3の形状は、全体が横断面が円形状をなし、図8(a)
に拡大して示したように、先端部に向けて、テーパ状の
段部173aを経て径小の挿入部173bが形成される
ように構成されている。
【0071】従って、図8(a)に示したように、上方
のユニット1が傾きつつ下方のユニット1上に載置され
るとき、たとえ下方のガイドピン173の向きと、これ
に対応する相手側(上)ユニット1の係合孔176の向
きとの間に多少のずれが生じていたとしても、上ユニッ
ト1の係合孔176は、径小な挿入部173bに容易に
嵌め込むことができる。
【0072】また、一旦嵌め込まれた上ユニット1の係
合孔176の下端開口部は、下ユニット1のテーパ状の
段部173a面に接して、その傾斜面に沿い滑らかに下
降することができるので、上ユニット1の姿勢は補正さ
れつつ、係合孔176はガイドピン173に案内された
円滑に嵌め込まれる。
【0073】このように、この実施の形態におけるガイ
ドピン173は、テーパ状の段部173a及び径の小さ
な挿入部173bを有するものであるが、これに対し、
図8(b)に示したように、テーパ状の段部もまたこれ
につながる径小な挿入部も有しないガイドピン173A
の場合は、上ユニット1側のガイドピン173Aに係合
する係合孔176の下端が、ガイドピン173Aの頭部
に衝突した状態で留まってしまい、係合孔176下端開
口部あるいはガイドピン173Aを損傷させる恐れが生
ずる。
【0074】次に、この実施の形態において、ユニット
1を左右(横)方向に連結する側のユニット連結機構の
構成及び作用を説明する。
【0075】隣接する左右のユニット1,1の対向側面
間に取り付けられたユニット連結機構の要部を、図9に
抽出して示したように、左右の隣接するユニット1の各
対向する側面間には、上下方向に2組の連結具5,5が
それぞれ嵌脱自在に渡着されて構成され、かつ各連結具
5,5は、上下方向及び奥行き方向にそれぞれ、間隔
D,dをそれぞれ有して取り付けられている。
【0076】図10は図9のA−A矢視側面図で、説明
上、一方のユニット1の側面側に取り付けられた2組の
連結具5,5を構成するフック部51及び係止部52を
示したものである。
【0077】すなわち、図10にも示すように、連結ピ
ン3の植立位置は、上下に連結されるユニット1,1
が、いずれも据え付けられた姿勢位置で安定した積み重
ね及び吊り下げ支持が行われるように、各ユニット1,
1のほぼ重心位置を結ぶ鉛直線上に取り付けられてい
て、2組の連結具5,5の取り付け位置は、その重心位
置を通る線を間に挟んで、それぞれ前後(奥行き)方向
に等間隔(d/2)をなして設けられている。
【0078】また、図11は、連結された左右ユニット
1,1における連結機構の背面を示したものであり、各
連結具5,5は、フック継手を形成するように構成さ
れ、図13ないし図18に示した従来の連結具2と同様
に、可動部を形成したフック部51とこのフック部51
を係止する係止部52とで構成されている。そして、そ
れぞれ各ユニット1,1の対向側面間に渡着され、いず
れも筐体17内に収納されるように組み込まれている。
【0079】フック部51は、図9ないし図11に示す
ように、回動軸51aを中心に回動自在に筐体17内に
取り付けられ、図11に示すように、その回動軸51a
の背面側の端面には、六角穴51bが形成され、その六
角穴51bは、筐体17に設けられた開口孔177を介
してユニット1の背面側に露出している。
【0080】従って、作業員は図10に示すように、六
角レンチ6を開口孔177内に挿入して、回動軸51a
の六角穴51bに嵌め込み操作することによって、フッ
ク部51を相手側ユニット1の対応する係止部52への
嵌合と、その嵌合からの解放、すなわち嵌脱操作を行う
ことができる。
【0081】このように、連結具5,5の操作点である
フック部51の回動軸51aの端面が、ユニット背面側
に向け露出するように構成したので、作業員は容易かつ
確実に左右のユニット1,1の連結、及び連結の解除操
作を行うことができる。
【0082】また、この実施の形態によれば、2組の連
結具5,5からなる連結機構は、前述のように奥行き方
向に互いに間隔dを有して設けられたので、上下方向を
軸とした回転方向のずれに対する安定化が図られ、組み
立てられた映像表示装置が振動や風圧等により歪んだ
り、傾いたりするのを抑制することができる。
【0083】またこの実施の形態では、2組の連結具に
おける各フック部51,51は、図11に矢印R1,R
2で示すように、互いに反対方向に回動して嵌脱するよ
うに設けられたので、隣接するユニット1,1が互いに
外れる方向に何らかの外力が作用したとしても、それを
阻止するように作用するので安定した映像表示装置を提
供できる。
【0084】なお、上記説明において、この実施の形態
では、作業員は、六角穴に六角レンチを嵌め込んで、連
結具5,5を操作するように説明したが、要するに何ら
かの手段により連結具5,5を操作できれば良いので、
例えばプラスドライバやマイナスドライバで嵌脱できる
ように、回動軸51aを構成することができる。
【0085】いずれにしても、この実施の形態によれ
ば、2組の連結具5,5は、蝶着されたフック部51
と、回動したフック部51の先端部を係止する係止部5
2との組み合わせ構成からなり、かつフック部51の回
動軸51aの端面がユニット1,1の背面側に露出して
いるので、作業員は左右方向のユニット1,1の連結作
業及び連結解除作業を簡単に行うことができる。
【0086】図12は、本発明による映像表示装置の他
の実施の形態を説明するものであり、図1ないし図11
に示した実施の形態との相違点は、2組の連結具5,5
の組み合わせが、隣接するユニット1,1間で異なるも
のである。
【0087】すなわち、他の実施の形態では、図11に
対応して示した図12の背面図に示すように、隣接する
ユニット1,1間に渡着された各連結具5,5は、いず
れも同一ユニット1側にそれぞれフック部51及び係止
部52を取り付け構成したものである。この構成によっ
ても、図1ないし図11により示した実施の形態の映像
表示時装置と同様な効果を得ることができる。
【0088】いずれにしても、本発明によるユニット連
結機構、及びそのユニット連結機構を使用した映像表示
装置によれば、上下ユニットの連結操作を、作業員はハ
ンドルである把持部の上方向への連続的な回動操作によ
り、容易且つ適切に実施することができると同時に、連
結解除の動作も、ストッパ部の下方への回動操作による
ロック解除を経て、円滑かつ的確に行うことができる。
【0089】加えて、本発明によれば、ユニット連結機
構の構成を上方向に回動した把持部をロック部が保持す
るように構成したので、奥行き方向をコンパクトに構成
することができ、把持部がユニット外にはみ出すのを抑
制してユニットの省スペース化を実現することができ
る。
【0090】
【発明の効果】本発明のユニット連結機構及び映像表示
装置によれば、作業員が円滑かつ適正に上下ユニットの
連結及び連結解除を行うことが可能であり、またコンパ
クトな構成を実現し得るものであり、実用に際し得られ
る効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像表示装置の一実施の形態を構
成したユニットの斜視図である。
【図2】図1に示すユニットを背面側から見た斜視図で
ある。
【図3】図3(a)は、図1に示したユニット連結機構
によりユニットの連結による映像表示装置の一部正面
図、図3(b)は、図3(a)の平面図である。
【図4】図1に示した上下ユニットを連結するユニット
連結機構の拡大斜視図である。
【図5】図4に示したユニット連結機構の分解斜視図で
ある。
【図6】図4に示したユニット連結機構の動作説明図で
ある。
【図7】図6に続き、ユニット連結機構の動作を説明す
る図で、下ユニットが吊り下がった状態の動作説明図で
ある。
【図8】図1に示したガイドピンと、このガイドピンを
案内する係合孔との位置関係を説明した説明図である。
【図9】図1及び図2に示した左右ユニットを連結する
ユニット連結機構を示す斜視図である。
【図10】図9のA−A線矢視側面図である。
【図11】図9に示した構成のユニットが左右に連結さ
れた状態を示す背面図である。
【図12】本発明による映像表示装置の、他の実施の形
態におけるユニットの左右連結状態を示した背面図であ
る。
【図13】従来の映像表示装置を構成したユニットの斜
視図である。
【図14】図13に示したユニットの背面側から見た斜
視図である。
【図15】図13に示した支柱と脚部材との連結状態を
示す横断面図である。
【図16】図13に示した連結具による上下ユニットの
連結状態を示す要部側面図である。
【図17】図16に示した連結具の動作説明図である。
【図18】図13に示したユニットにより連結構成され
てなる映像表示装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ユニット 11 表示パネル 11a LED(発光ダイオード) 17 筐体 173 ガイドピン 173a 段部 173b 挿入部 174 把手 175 取っ手 178 係合孔 3 連結ピン 3a 係止ロッド 4 係止手段 41 本体部 42 固定ピン 43 フック(フック部) 44 ハンドル(把持部) 45 ストッパ(ストッパ部) 46 調整部 5 連結具 51 フック部 52 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J001 FA15 GA01 GB03 HA04 JB02 JD25 JD26 KA06 KA19 KB06 3J022 DA11 EA11 EB03 EC03 ED02 FA01 FB03 FB07 FB13 FB16 GA06 GA20 GA23 GB27 5C094 AA15 AA43 AA47 BA23 CA19 DA01 GB01 HA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体状のユニットを、複数台、上下方向
    に連結自在に接続するために、上下に連結されるユニッ
    トの上下端部間に渡着され、嵌脱自在に構成されたユニ
    ット連結機構において、 下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延設する係止
    ロッドを有する連結ピンと、 上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動
    可能に構成されたフック部と、このフック部に連結され
    て構成され、上方向への回動によって、前記フック部が
    接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把
    持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとと
    もに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放す
    るように構成されたストッパ部とからなる係止手段とを
    備えたことを特徴とするユニット連結機構。
  2. 【請求項2】 表示素子を多数配列した複数台のユニッ
    トを、下方ユニットの上端部に設けた連結ピンと、これ
    を把持自在に上方ユニットの下端部に設けられた係止手
    段とにより、上下に連結可能に構成された映像表示装置
    において、下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延
    設する係止ロッドを有する前記連結ピンと、 上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動
    可能に構成されたフック部と、このフック部に連結され
    て構成され、上方向への回動によって、前記フック部が
    接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把
    持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとと
    もに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放す
    るように構成されたストッパ部とからなる係止手段とを
    具備することを特徴とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記フック部は、前記上ユニットの内側
    から回動して前記係止ロッドを捕捉するように構成され
    たことを特徴とする請求項1記載のユニット連結機構、
    または請求項2記載の映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記把持部は、前記上ユニットの本体部
    と摺動しつつ回動するように構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のユニット連結機構、または請求項2記
    載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記上ユニットの下端部に設けられたフ
    ック部の高さ位置を調整可能な調整部を組み込み構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のユニット連結機
    構、または請求項2記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記調整部は、回転軸が鉛直方向に固定
    された送りねじ機構で構成されたことを特徴とする請求
    項5記載のユニット連結機構、または請求項5記載の映
    像表示装置。
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