JP3665041B2 - ユニット連結機構、及び映像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示パネルを備えたユニットを、少なくとも上下(縦)方向に複数台連結することにより映像を拡大表示する映像表示装置、及びその映像表示装置等を構成するユニットの連結に好適なユニット連結機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
しばしば目にするように、屋内外の競技場や各種イベント会場、あるいは繁華街等に面した建物の外壁面(ビルボード)等には、表示パネルにLED(発光ダイオード)等の表示素子をマトリクス状に多数配置して構成された大型画面(スクリーン)の映像表示装置が据え付けられている。これら映像表示装置は、広告や案内のための表示、あるいはテレビジョン映像の写し出し等が行われ、R(赤)G(緑)B(青)の点灯制御により、いわゆるフルカラー表示が可能に構成されている。
【0003】
このような大型画面の映像表示装置は、通常、予め複数個の表示パネルを組み込んだ偏平な箱体状のユニットが、多数台、上下(縦)方向及び左右(横)に連結接続して組み立てられており、ビル等の建造物に据え付けられて、その場で長期にわたり固定的に使用されることもあれば、大型車両の荷台等に搭載されて、可搬式に使用されることもある。
【0004】
いずれにしてもこの種の映像表示装置は、多数台のユニットが上下左右に連結されて構成されるので、バラバラなユニット単位で設置現場まで搬送され、そこで組み立て使用され、使用後の映像表示装置は再び各ユニット単位にバラバラに解体分解され、次のイベント会場等に向けた搬送が行われることが多い。
【0005】
図13及び図14は、従来の映像表示装置を構成したユニット1の外観を示したもので、図13はそのユニット1の一部分解斜視図、また図14は背面側から見たユニットの斜視図である。
【0006】
すなわち、ユニット1は、複数個(図13及び図14では6個)の表示パネル11を嵌め込んだ前パネル12が、複数本の支柱13を介して後パネル14に連結固定されて構成され、各表示パネル11には、LED等の表示素子11aがマトリクス状に規則性を有して多数配置されている。なお、中間に位置して取り付けられた左右の支柱13間には、補強も兼ねた補助支柱13aが差し渡されて固定されている。
【0007】
また、最下段の支柱13及び前パネル12と後パネル14との間には、下に連結される他のユニット1との連結用をも兼ねた脚部材15が嵌め込み固定されている。
【0008】
図14にも示すように、後パネル14は、枠体141とその枠体141に設けられた開閉扉142とで構成され、開閉扉142の内側には、表示素子11aを駆動制御する制御部16等が取り付けられている。
【0009】
支柱13の構造は、図15の断面図に示すように、横断面の四隅に空洞部131が設けられた角筒状体で構成されている。なお、図15では、支柱13が脚部材15と連結された状態を示したものである。
【0010】
また、図13及び図14に示すように、支柱13や補助支柱13a、並びに脚部材15には、上下左右に連結される相手側ユニット1との接続用に、連結具2が取り付け固定されている。
【0011】
なお、連結具2は、可動部21と係止部22とが対をなした構成からなり、上下左右に隣接する相手側ユニット1との間を連結自在とする、いわゆるユニット連結機構を形成したものであるから、図13及び図14に示したように、連結されるユニットの一方には、可動部21または係止部22のいずれか一方が取り付けられ、相手側との間で嵌脱自在に構成されている。
【0012】
図16は、いわゆる捻り動作機構を採用した連結具2により、上下ユニット1,1を連結した状態を示した要部の拡大右側面図で、下ユニット1の支柱13には可動部21が、上ユニット1の脚部材15には係止部22が取り付けられ、両者間の嵌めこみ操作により、上下ユニット1,1が連結された状態を示している。
【0013】
連結具2は、図16のA−A矢視正面図を示した図17を参照して、連結具2における嵌脱操作を説明すると、図17(a)に示すように、連結具2は、開閉可能な可動部21の把手211を矢印R方向へ回動することにより、掛け部212が矢印Y方向に出入りするように構成されている。
【0014】
そこで、図17(b)に示すように、閉じた状態の可動部21の把手211を矢印R方向へ回動させることにより、掛け部212は矢印Y1方向に降下し、上方のユニット1側の環状の係止部22を捕捉し引き寄せるので、上下ユニット1,1は連結固定される。
【0015】
なお、可動部21の把手211は、掛け部212が係止部22を引き寄せた状態で折り畳むことができるので、図16に示したように、ロック状態とすることができる。なお、連結具2における上記嵌操作と逆の脱操作は、上記とは逆の手順で行われる。
【0016】
上記は、上下ユニット1,1間の連結の例を説明したものであるが、図13及び図14に示したように、左右ユニット1,1間の連結具2も同様に構成され、映像表示装置は、図18にその一部正面図を示したように、多数台のユニット1が左右及び上下方向に連結接続されて組み立てられる。
【0017】
もっとも、複数台のユニット1を上下左右に連結するのに、上記構成のように、隣接するユニット1,1間に差し渡すように渡着された連結具2における嵌脱操作によることなく、たとえば、各支柱13にボルトを貫通させるための穴を単に設け、各ユニット1の支柱13の穴にボルトを通し、ナット締めにより連結固定することも行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の映像表示装置においては、ユニット間を連結する連結機構として、連結具が、隣接するユニットの各支柱や補助支柱、あるいは脚部材との間に渡着するように取り付けられたり、あるいは隣接するユニットの支柱同士をボルト締めにより固定したりする構成が採用されている。
【0019】
しかしながら、上記従来のユニット連結機構においては、ユニット間の連結、あるいは連結解除は、作業員が逐一、後パネルの扉を開き、ユニット内部の狭い空間に手を差し込んで連結具を操作しなければならないので、作業がやりにくく、映像表示装置の組み立て及び解体作業に多くの手間を要したので改善が要望されていた。
【0020】
特に、LEDを搭載した高精細画像を表示する映像表示装置では、30kgをも超える重量のユニットを連結して構成されることが多いので、組み立て及び解体を繰り返しつつ各地のイベント事業等での使用に供することが多い状況のもとで、作業員がいかに安全に、また効率良くユニットの連結及び解放を行うことができるかが課題とされていた。
【0021】
そこで、本発明は、特に上下方向のユニット間の連結固定を、容易且つ的確に行うことができるユニット連結機構、及びそのユニット連結機構を採用して、組み立て解体を行う作業員の安全を確保するとともに、コンパクトな構成を実現し得る映像表示装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、第1の発明は、箱体状のユニットを、複数台、上下方向に連結自在に接続するために、上下に連結されるユニットの上下端部間に渡着され、嵌脱自在に構成されたユニット連結機構において、下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する連結ピンと、上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部に連結されて構成され、上方向への回動によって、前記フック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとともに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放するように構成されたストッパ部とからなる係止手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】
また、第2の発明は、表示素子を多数配列した複数台のユニットを、下方ユニットの上端部に設けた連結ピンと、これを把持自在に上方ユニットの下端部に設けられた係止手段とにより、上下に連結可能に構成された映像表示装置において、下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する前記連結ピンと、上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部に連結されて構成され、上方向への回動によって、前記フック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとともに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放するように構成されたストッパ部とからなる係止手段とを具備することを特徴とする。
【0024】
このように、第1の発明のユニット連結機構、及び第2の発明の映像表示装置によれば、ストッパ部は、把持部を上方向に回動した状態でロックして、下方への押し下げ操作により解放するように構成されたので、ユニット連結時に把持部はコンパクトに収納されるとともに、作業員は簡単な操作により、安全かつ適切にユニットの連結及び連結解除を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるユニット連結機構、及びそのユニット連結機構を採用した映像表示装置の一実施の形態を、図1ないし図12を参照して詳述する。なお、図13ないし図18に示した従来の構成と同一構成には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0026】
図1は本発明の映像表示装置を構成するユニットの一実施の形態を示した斜視図で、図2はそのユニットを背後側から見た斜視図である。
【0027】
すなわち、本発明による映像表示装置の一実施の形態におけるユニットは、図1に示すように、偏平な箱体状の筐体17の前面に、多数のLED等の表示素子11aを配置した複数個(この実施の形態では12個)の表示パネル11が組み込まれるとともに、図2に示すように、筐体17の背面には、両観音開きの開閉扉171,172が取り付けられ、その内側面には表示素子11aを駆動制御する制御部16が取り付け固定されている。なお、17a符号は、各開閉扉171,172に設けられたロック機構付きの扉開閉用の把手を示している。
【0028】
筐体17の上部上面の中央には連結ピン3が、また同じく上面の左右の両端部には対をなすようにガイドピン173,173が植立されている。
【0029】
連結ピン3は、棒状の係止ロッド3aを横方向に貫通固定してT字状に形成されていて、上に積み重ねられる相手側ユニット1の係止手段4との組み合わせにより、ユニット1,1を上下間に連結可能に構成されている。なお、一対のガイドピン173,173は、上下方向に連結接続される相手方ユニット1との間の位置合わせ用に設けられたものである。
【0030】
連結ピン3と左右のガイドピン173,173との間には、作業員が、30kgをも超えるかという重いユニット1を持ち運ぶための把手174,174が取り付けられている。この把手174,174は、ユニット1をクレーン等により吊り上げ搬送するためのロープ掛け用にも使用され、また、筐体17の左右両側面にも、作業員が持ち運び用に便利なように、取っ手(凹部)175も設けられている。
【0031】
上記構成のユニット1は、上下(縦)方向及び左右(横)方向に連結され、図3(a)の正面図に示したように大型表示画面を形成する。
【0032】
ユニット1が上下方向に適正に連結され、ごく小さな目地の表示画面を形成するために、上方に積み重ねられるユニット1の下部には、下方のユニット1の連結ピン3、ガイドピン173,173及び把手174,174を受け入れ収納するための凹部が形成されている。なお図3(b)は、図3(a)に示した映像表示装置の平面図である。
【0033】
なお、映像表示装置の組み立て解体に際して、その組み立て解体作業の効率上から、上下方向に予め複数台連結されたユニット1を、クレーン等が一度に吊り上げ搬送する場合がある。そのためにも、ユニット1の上下方向の連結手段となる連結ピン3と、これを捕捉する相手側係止手段4とは、強固に連結固定され、また連結が不用意に解除されないようにロック機構が採用される。
【0034】
図4は、上下のユニット1,1の連結状態において、下方の連結ピン3が、上方の係止手段4に捕捉されてロック状態にあるユニット連結機構を示した斜視図で、図5はその分解斜視図を示したものである。
【0035】
すなわち、図4及び図5に示すように、上ユニット側の係止手段4は、ユニット1の筐体17に固定された本体部41と、この本体部41の操作孔41aに遊挿された固定ピン42を介して連結され、フック部を形成したフック43と、このフック43に連結され把持部を構成したハンドル44と、連結時にハンドル44を捕捉してロックし、また必要に応じてそのロックを解除可能なストッパ45とから構成されている。
【0036】
また、固定ピン42は、その固定ピン42の高さ位置を調整可能に取り付けられた調整部46に連結固定され、その調整部46は本体部41に取り付けられている。すなわち、固定ピン42は、調整部46の孔46aに嵌合されつつ、上下方向に長径な操作孔41a内を上下動可能に構成されている。
【0037】
なお、ハンドル44とフック43とは、ハンドル44の保持孔44aに嵌め込まれた固定ピン42が、フック43に設けた長孔を湾曲させた形状のガイド孔43aに遊装されて連結されるとともに、ハンドル44に設けられたピン44bがフック43の孔43bに回動自在に嵌め込まれて連結されている。
【0038】
係止手段4における連結動作を、次の3段階、すなわち(イ)下ユニット1の連結ピン3の受け入れ動作、(ロ)連結ピン3の捕捉動作、(ハ)捕捉した連結ピン3の固定動作に分けることができる。係止手段4における連結した上下ユニット1,1間の連結解除動作は、反対に、(A)連結ピン3固定の解除動作、(B)連結ピン3捕捉の解除動作、(C)連結ピン3の離脱開放動作の手順となる。
【0039】
なお、調整部46による固定ピン42の高さ位置の調整により、後述するように、上下ユニット1,1を連結した状態での上下ユニット1,1間の微妙な間隔を調整することができる。つまり、上下ユニット1に上ユニットを載置した状態で、作業員がハンドル44を操作して円滑に連結できると同時に、連結したときに上下ユニット1,1間に適正なつなぎ目、すなわち表示画面において良好な目地が得られるように、固定ピン42の高さ位置の調整が行われる。
【0040】
そこで、図4及び図5に示した係止手段4における上記(イ)(ロ)(ハ)の動作説明を、図4及び図5に加えて図6及び図7の動作説明図を参照して以下詳細説明する。
【0041】
上述のように、本体部41の操作孔41aには固定ピン42が上下方向に移動調整可能に嵌め込まれるとともに、フック43には固定ピン42を案内するガイド孔43aが設けられている。そして、ハンドル44のピン44bがフック43の孔43bに嵌め込み構成されている。
【0042】
従って、固定ピン42の軸を中心としたハンドル44の回動操作により、フック43は回動し、係止ロッド3aの受け入れ、係止ロッド3aの捕捉、係止ロッド3aの把持固定を行うことができる。
【0043】
すなわち、図6(a)(b)(c)は、順次上記(イ)(ロ)(ハ)に対応する説明図である。
【0044】
作業員はまず、ハンドル44の把手部44cを保持し、図6(a)に示すように、持ち矢印R1方向に操作することにより、(イ)フック43が下方に開き、下ユニット1の係止ロッド3aを受け入れる。
【0045】
なお、図5に示すように、フック43と本体部41との間には、ばね43cが装架されていて、この図6(a)に示した状態においても、常に、フック43を矢印R1とは反対方向(反時計方向に)回転させようとする力が作用している。しかしながら同時にまた、ハンドル44と本体部41との間には、図4及び図5に示すように、固定ピン42を挟んで引っ張りばね44dが装架されている。さらに、ハンドル44が本体部41と対向しつつ回動する面には、突起44eが設けられていて、ハンドル44の回動に伴い、突起44eが本体部41の面を摺動しつつ、図6(a)に示した位置状態において、突起44eは本体部41の摺動面に設けた第1の凹部41bに嵌まるので、ハンドル44はここで安定するように構成されている。従ってまた、作業員が一連の操作途中で、ハンドル44を一時的に手放したとしても、摺動抵抗により、ハンドル44自体が勝手に回動することはなく、より安全な連結及び連結解除操作が保証される。
【0046】
このように、この図6(a)に示した状態において、フック43位置は安定し、連結ピン3の横方向に延設した係止ロッド3aを支障なく受け入れることができる。
【0047】
次に、作業員は図6(b)に示したように、ハンドル44の把手部44cを持ち、ばね44dに抗して矢印R2方向に約20度回動させた状態では、ハンドル44の突起44eが本体部41の第2の凹部41cに嵌って安定する。
【0048】
この状態では、図6(b)に示したように、フック43に係止ロッド3aが接触して安定する。従って、この状態において、イレギュラーな外力が加わっても、ハンドル44は図6(b)の位置に保持される。
【0049】
なお、次に説明するように、フック43が下ユニット1を保持した図6(c)の状態では、固定ピン42がガイド孔43aの右方先端部に係止し、フック43を矢印R2方向に回動するように作用するので、フック43から係止ロッド3aが外れることはない。また、フック43はユニットの内側から回動して係止ロッド3aを捕捉するので、ユニット背後に立つ作業員の視認性が良く、操作状態の安全確認に好都合である。
【0050】
次に、作業員がハンドル44を操作し、図6(b)の状態から、図6(c)に示したように、さらに矢印R3方向に約95度となるように回動させたとき、ハンドル44のロック部44fは、ストッパ45のテーパ部45aの傾斜に沿い挿入され、嵌合部45bに嵌り込みロックされる。
【0051】
すなわち、ストッパ45は、図4及び図5に示すように、回転軸45cを介して回動可能に本体部41に取り付けられるとともに、本体部41との間に装架されたばね45dにより、図6(c)に示す矢印R4方向と反対方向に付勢されている。
【0052】
ストッパ部を形成したストッパ45は、ハンドル44のロック及びロック状態からの解放操作を行うもので、ばね45dに抗しつつハンドル44のロック部44fを捕捉しロックした状態では、図6(c)に示すように、固定ピン42はガイド孔43aの右端に位置し、ピン44bの位置は鉛直方向からさらに反時計方向に約5度の傾きを有して停止する。
【0053】
すなわち、図6(c)の状態では、ストッパ45はハンドル44をロックするのに加えて、ばね43c,44d並びに、吊り下げた下ユニット1の重量自体がフック43を矢印R3の方向に回動させようとするので、ロック状態は確実に安定する。
【0054】
このように、この実施の形態におけるユニット連結機構、及び映像表示装置では、作業員による簡単なハンドル44操作により、上記(イ)下ユニット1の連結ピン3の受け入れ動作、(ロ)連結ピン3の捕捉動作、及び(ハ)捕捉した連結ピン3の固定動作という、一連の連結固定動作を円滑かつ適切に得ることができる。
【0055】
次に、連結された上下ユニット1,1を解除する手順は、上記説明の手順とは反対となる。
【0056】
すなわち、作業員はまずストッパ45の把手45eを持ち、図6(c)に示す矢印R4の方向に向け、ストッパ45をばね45dに抗して引き下げる。
【0057】
これにより、ハンドル44のロック部44fは、ストッパ45の嵌合部45bの縁に沿いつつ上方に移動して、嵌合部45bから脱出するので、続いて作業員は、ハンドル44の把手部44cを持ち、ばね43c及びばね44dの引っ張り力に抗しつつ、矢印R3とは反対方向(時計の回転方向)に回動させて、図6(b)を経由し、図6(a)に示した位置状態に戻す。
【0058】
通常、ユニット1を吊った状態での連結あるいは連結解除作業は行わないが、図6(b)から図6(c)の間のハンドル44及びフック43の位置関係にある状態においては、下ユニット1が落下しようとしても、図7に示した状態で安定し、係止ロッド3aがフック43から外れることはない。
【0059】
つまり、ハンドル44のロック部44fが上部ストッパ45に保持されている状態において、作業員の誤った操作等により、ロック部44fがストッパ45から外れ、なおかつ、ハンドル44は図6(c)の矢印R3とは反対方向(時計の回転方向)に回転させてしまったとしても、下ユニット1の落下は回避され、作業員の安全やユニットの損傷を防ぐことができる。
【0060】
従って、作業員は、図7に示された状態で、下ユニット1が地上等に確実に据え置かれた状態を確認できた後にはじめて、更なる下方への引き下げ操作により、図6(a)に示した状態に到達させて、上下ユニット1,1間の連結を確実かつ安全に解除することができる。
【0061】
なお、上記説明で、係止ロッド3aは全体が棒状であるように説明したが、例えば全体がリング状あるいは逆U字状に形成され、フックがその一部棒状をなした部分を係止するように構成されたものでも良い。
【0062】
このように、本実施の形態によれば、作業員は一連の順次連続した操作により、上下ユニット1,1間の連結解除を安全かつ確実に行うことができる。
【0063】
次に、上記ユニット連結機構に付与された調整部46について説明する。
【0064】
前述のように、映像表示装置において高品質な画像表示を得るためには、上下ユニット間では、適正な隙間、すなわち目地が小さいことが要求される。一方、上下ユニット1,1の連結の際の、フック43と係止ロッド3aとの間の距離、すなわちいわゆる連結ストローク長は、ハンドル44操作により上下ユニット1,1の連結を可能とする距離間隔が必要である。
【0065】
そこで、調整部46は、いわゆる送りねじ機構を採用して、ハンドル44操作により連結ができると同時に、連結後に得られる目地が適切となるように、貫通孔46aに固定された固定ピン42の高さ位置を制御し得るように構成されたものである。
【0066】
すなわち、図4及び図5に示したように、調整部46は、本体部41に対し鉛直方向に取り付け固定されていて、作業員による、つまみ46bの回転操作によって、固定ピン42は操作孔41a内を上下方向に移動してその高さ位置を変化させることができる。従って、作業員は上下に積み重ねられる各ユニット1の製造上の機械的寸法誤差等に対応して、個々に固定ピン42の高さ位置を制御することにより、円滑な連結操作とともに、適正な目地のもとで高品質な表示画像を得ることができる。なお、図4及び図5において、符号46cは、つまみ46c半固定用のスプリングを示している。
【0067】
以上説明のように、この実施の形態によれば、ストッパ45が上方に設けられ、上下のユニット連結において、ハンドル44が上方に弧を描くように回動した後、上方に折り畳まれた状態でハンドル44がロックされるように構成されたので、全体が奥行き方向にコンパクトになり、ユニットの省スペース化を実現することができる。
【0068】
また、調整部46において、つまみ部46bの回転軸が鉛直方向になるように構成したので、作業員はユニット1の背後側から手を入れての調整作業がやりやすくなり、作業性の改善が図られ、映像表示装置の組み立てを効率良く行うことができる。
【0069】
上記説明は、ユニット連結機構による上下ユニットの連結操作を説明したものであるが、この連結操作は、上ユニット1が、下方ユニット1のガイドピン173,173に案内されつつ位置合わせが行われて載置された後、実施される。
【0070】
そこで、この実施の形態のガイドピン173の形状は、全体が横断面が円形状をなし、図8(a)に拡大して示したように、先端部に向けて、テーパ状の段部173aを経て径小の挿入部173bが形成されるように構成されている。
【0071】
従って、図8(a)に示したように、上方のユニット1が傾きつつ下方のユニット1上に載置されるとき、たとえ下方のガイドピン173の向きと、これに対応する相手側(上)ユニット1の係合孔176の向きとの間に多少のずれが生じていたとしても、上ユニット1の係合孔176は、径小な挿入部173bに容易に嵌め込むことができる。
【0072】
また、一旦嵌め込まれた上ユニット1の係合孔176の下端開口部は、下ユニット1のテーパ状の段部173a面に接して、その傾斜面に沿い滑らかに下降することができるので、上ユニット1の姿勢は補正されつつ、係合孔176はガイドピン173に案内された円滑に嵌め込まれる。
【0073】
このように、この実施の形態におけるガイドピン173は、テーパ状の段部173a及び径の小さな挿入部173bを有するものであるが、これに対し、図8(b)に示したように、テーパ状の段部もまたこれにつながる径小な挿入部も有しないガイドピン173Aの場合は、上ユニット1側のガイドピン173Aに係合する係合孔176の下端が、ガイドピン173Aの頭部に衝突した状態で留まってしまい、係合孔176下端開口部あるいはガイドピン173Aを損傷させる恐れが生ずる。
【0074】
次に、この実施の形態において、ユニット1を左右(横)方向に連結する側のユニット連結機構の構成及び作用を説明する。
【0075】
隣接する左右のユニット1,1の対向側面間に取り付けられたユニット連結機構の要部を、図9に抽出して示したように、左右の隣接するユニット1の各対向する側面間には、上下方向に2組の連結具5,5がそれぞれ嵌脱自在に渡着されて構成され、かつ各連結具5,5は、上下方向及び奥行き方向にそれぞれ、間隔D,dをそれぞれ有して取り付けられている。
【0076】
図10は図9のA−A矢視側面図で、説明上、一方のユニット1の側面側に取り付けられた2組の連結具5,5を構成するフック部51及び係止部52を示したものである。
【0077】
すなわち、図10にも示すように、連結ピン3の植立位置は、上下に連結されるユニット1,1が、いずれも据え付けられた姿勢位置で安定した積み重ね及び吊り下げ支持が行われるように、各ユニット1,1のほぼ重心位置を結ぶ鉛直線上に取り付けられていて、2組の連結具5,5の取り付け位置は、その重心位置を通る線を間に挟んで、それぞれ前後(奥行き)方向に等間隔(d/2)をなして設けられている。
【0078】
また、図11は、連結された左右ユニット1,1における連結機構の背面を示したものであり、各連結具5,5は、フック継手を形成するように構成され、図13ないし図18に示した従来の連結具2と同様に、可動部を形成したフック部51とこのフック部51を係止する係止部52とで構成されている。そして、それぞれ各ユニット1,1の対向側面間に渡着され、いずれも筐体17内に収納されるように組み込まれている。
【0079】
フック部51は、図9ないし図11に示すように、回動軸51aを中心に回動自在に筐体17内に取り付けられ、図11に示すように、その回動軸51aの背面側の端面には、六角穴51bが形成され、その六角穴51bは、筐体17に設けられた開口孔177を介してユニット1の背面側に露出している。
【0080】
従って、作業員は図10に示すように、六角レンチ6を開口孔177内に挿入して、回動軸51aの六角穴51bに嵌め込み操作することによって、フック部51を相手側ユニット1の対応する係止部52への嵌合と、その嵌合からの解放、すなわち嵌脱操作を行うことができる。
【0081】
このように、連結具5,5の操作点であるフック部51の回動軸51aの端面が、ユニット背面側に向け露出するように構成したので、作業員は容易かつ確実に左右のユニット1,1の連結、及び連結の解除操作を行うことができる。
【0082】
また、この実施の形態によれば、2組の連結具5,5からなる連結機構は、
前述のように奥行き方向に互いに間隔dを有して設けられたので、上下方向を軸とした回転方向のずれに対する安定化が図られ、組み立てられた映像表示装置が振動や風圧等により歪んだり、傾いたりするのを抑制することができる。
【0083】
またこの実施の形態では、2組の連結具における各フック部51,51は、図11に矢印R1,R2で示すように、互いに反対方向に回動して嵌脱するように設けられたので、隣接するユニット1,1が互いに外れる方向に何らかの外力が作用したとしても、それを阻止するように作用するので安定した映像表示装置を提供できる。
【0084】
なお、上記説明において、この実施の形態では、作業員は、六角穴に六角レンチを嵌め込んで、連結具5,5を操作するように説明したが、要するに何らかの手段により連結具5,5を操作できれば良いので、例えばプラスドライバやマイナスドライバで嵌脱できるように、回動軸51aを構成することができる。
【0085】
いずれにしても、この実施の形態によれば、2組の連結具5,5は、蝶着されたフック部51と、回動したフック部51の先端部を係止する係止部52との組み合わせ構成からなり、かつフック部51の回動軸51aの端面がユニット1,1の背面側に露出しているので、作業員は左右方向のユニット1,1の連結作業及び連結解除作業を簡単に行うことができる。
【0086】
図12は、本発明による映像表示装置の他の実施の形態を説明するものであり、図1ないし図11に示した実施の形態との相違点は、2組の連結具5,5の組み合わせが、隣接するユニット1,1間で異なるものである。
【0087】
すなわち、他の実施の形態では、図11に対応して示した図12の背面図に示すように、隣接するユニット1,1間に渡着された各連結具5,5は、いずれも同一ユニット1側にそれぞれフック部51及び係止部52を取り付け構成したものである。この構成によっても、図1ないし図11により示した実施の形態の映像表示時装置と同様な効果を得ることができる。
【0088】
いずれにしても、本発明によるユニット連結機構、及びそのユニット連結機構を使用した映像表示装置によれば、上下ユニットの連結操作を、作業員はハンドルである把持部の上方向への連続的な回動操作により、容易且つ適切に実施することができると同時に、連結解除の動作も、ストッパ部の下方への回動操作によるロック解除を経て、円滑かつ的確に行うことができる。
【0089】
加えて、本発明によれば、ユニット連結機構の構成を上方向に回動した把持部をロック部が保持するように構成したので、奥行き方向をコンパクトに構成することができ、把持部がユニット外にはみ出すのを抑制してユニットの省スペース化を実現することができる。
【0090】
【発明の効果】
本発明のユニット連結機構及び映像表示装置によれば、作業員が円滑かつ適正に上下ユニットの連結及び連結解除を行うことが可能であり、またコンパクトな構成を実現し得るものであり、実用に際し得られる効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像表示装置の一実施の形態を構成したユニットの斜視図である。
【図2】図1に示すユニットを背面側から見た斜視図である。
【図3】図3(a)は、図1に示したユニット連結機構によりユニットの連結による映像表示装置の一部正面図、図3(b)は、図3(a)の平面図である。
【図4】図1に示した上下ユニットを連結するユニット連結機構の拡大斜視図である。
【図5】図4に示したユニット連結機構の分解斜視図である。
【図6】図4に示したユニット連結機構の動作説明図である。
【図7】図6に続き、ユニット連結機構の動作を説明する図で、下ユニットが吊り下がった状態の動作説明図である。
【図8】図1に示したガイドピンと、このガイドピンを案内する係合孔との位置関係を説明した説明図である。
【図9】図1及び図2に示した左右ユニットを連結するユニット連結機構を示す斜視図である。
【図10】図9のA−A線矢視側面図である。
【図11】図9に示した構成のユニットが左右に連結された状態を示す背面図である。
【図12】本発明による映像表示装置の、他の実施の形態におけるユニットの左右連結状態を示した背面図である。
【図13】従来の映像表示装置を構成したユニットの斜視図である。
【図14】図13に示したユニットの背面側から見た斜視図である。
【図15】図13に示した支柱と脚部材との連結状態を示す横断面図である。
【図16】図13に示した連結具による上下ユニットの連結状態を示す要部側面図である。
【図17】図16に示した連結具の動作説明図である。
【図18】図13に示したユニットにより連結構成されてなる映像表示装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ユニット
11 表示パネル
11a LED(発光ダイオード)
17 筐体
173 ガイドピン
173a 段部
173b 挿入部
174 把手
175 取っ手
178 係合孔
3 連結ピン
3a 係止ロッド
4 係止手段
41 本体部
42 固定ピン
43 フック(フック部)
44 ハンドル(把持部)
45 ストッパ(ストッパ部)
46 調整部
5 連結具
51 フック部
52 係止部
Claims (6)
- 箱体状のユニットを、複数台、上下方向に連結自在に接続するために、上下に連結されるユニットの上下端部間に渡着され、嵌脱自在に構成されたユニット連結機構において、
下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する連結ピンと、
上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部に連結されて構成され、上方向への回動によって、前記フック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとともに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放するように構成されたストッパ部とからなる係止手段と
を備えたことを特徴とするユニット連結機構。 - 表示素子を多数配列した複数台のユニットを、下方ユニットの上端部に設けた連結ピンと、これを把持自在に上方ユニットの下端部に設けられた係止手段とにより、上下に連結可能に構成された映像表示装置において、
下ユニットの上端部に設けられ、横方向に延設する係止ロッドを有する前記連結ピンと、
上ユニットの下端部に設けられ、横方向軸を中心に回動可能に構成されたフック部と、このフック部に連結されて構成され、上方向への回動によって、前記フック部が接近した前記係止ロッドを捕捉するように構成された把持部と、上方向に回動した前記把持部をロックするとともに、下方への押し下げ操作により前記把持部を解放するように構成されたストッパ部とからなる係止手段と
を具備することを特徴とする映像表示装置。 - 前記フック部は、前記上ユニットの内側から回動して前記係止ロッドを捕捉するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のユニット連結機構、または請求項2記載の映像表示装置。
- 前記把持部は、前記上ユニットの本体部と摺動しつつ回動するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のユニット連結機構、または請求項2記載の映像表示装置。
- 前記上ユニットの下端部に設けられたフック部の高さ位置を調整可能な調整部を組み込み構成されたことを特徴とする請求項1記載のユニット連結機構、または請求項2記載の映像表示装置。
- 前記調整部は、回転軸が鉛直方向に固定された送りねじ機構で構成されたことを特徴とする請求項5記載のユニット連結機構、または請求項5記載の映像表示装置。
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