JP2007270999A - 連結機構及び表示ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で安価であり、製造時の寸法誤差や温度変化による膨張及び収縮が発生しても確実に連結することができ、しかも、連結する部材間に隙間が生じないようにする。
【解決手段】連結機構において、連結される一方の部材1に形成される挿通穴13より大径の係合部6aと挿通穴13より小径のネジ部6bとを有し、係合部6aにネジ部6bの軸心と直交する面内に位置する係合穴6cが形成され、ネジ部6bが挿通穴13に挿通される連結ピン6と、ネジ部6bに螺合され、締付位置に締付操作されて連結ピン6を支持部9に固定する固定ナット10と、固定ナット10に嵌合させて取付けられ、固定ナット10の回し方向を締付ける方向又は弛める方向に切替可能なクラッチ式回し操作具11と、連結される他方の部材1に設けられ、係合穴6cに挿入される挿入位置と係合穴6cへの挿入を解除される挿入解除位置とに移動可能な棒状ピン7と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、連結機構及び表示ユニットに関し、特に、複数の表示素子を備えた表示ユニットを連結するための連結機構及びこの連結機構を備える表示ユニットに関する。
しばしば目にするように、屋内外の競技場や各種イベント会場、あるいは繁華街等に面した建物の外壁面(ビルボード)等には、LED(発光ダイオード)等の表示素子を複数配置して表示画面(ディスプレイ)を構成した映像表示装置が据え付けられている。
これら映像表示装置は、競技場やビル等の建造物そのものに恒久的に設置されたり、または各地のイベント会場等でその都度組み立てて使用されたり、あるいは可搬式に大型車両の荷台に搭載されて使用されたりする。
この種の映像表示装置は、R(赤)G(緑)B(青)の点灯制御により、いわゆるフルカラー表示を行い、宣伝広告の表示や客に対する案内表示、あるいは観客等の視聴者に対するテレビジョン画像の表示を行うものであり、複数台の表示ユニットを上下左右に連結して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
表示ユニットと表示ユニットとを上下方向に連結する連結機構として、特許文献1には、表示ユニットの筐体の上縁部に設けられた連結ピンと、表示ユニットの筐体の下縁部に設けられた係止部とからなる機構が開示されている。係止部は、連結ピンに形成された溝に係止される係止穴が形成された係止片と、係止片を移動させるカムとを有している。
特開2004−354570号公報
しかしながら、前述の特許公報に開示された連結機構においては、以下の点について配慮がなされていない。
この連結機構は、係止片やカムを含む係止部の機構が複雑であり、製造コストがアップしている。その結果、このような複雑な機構の係止部を備える表示ユニットも製造コストがアップしている。
また、この連結機構では、係止片をスライドさせ、連結ピンに形成された溝に係止片の係止穴を係合させることにより連結ピンと係止部とを連結している。しかし、製造時に発生する寸法誤差や、温度変化によって表示ユニットの筐体が膨張又は収縮することにより、連結ピンの溝と係止片の係止穴とが上下方向に位置ずれし、スムーズに係止されないという事態が発生する。特に、連結ピンの溝に対して係止片の係止穴が上方に位置して位置ずれした場合には、溝と係止穴とを係合させることが困難である。
連結ピンに形成される溝の厚み方向の幅寸法を大きくすれば、製造時の寸法誤差や温度変化による筐体の膨張や収縮が発生しても、連結ピンの溝と係止片の係止穴との係合を容易に行うことが可能である。しかしその場合には、連結ピンの溝と係止片の係止穴との係合部に遊びが存在するため、連結した表示ユニットを吊り下げ状態とした場合に、上下の表示ユニットの間に隙間が生じ、複数の表示ユニットを連結して構成される映像表示装置により表示される映像の品質が低下する。また、連結ピンの溝と係止片の係止穴との係合部に遊びが存在するため、連結された表示ユニットが風の影響等で個々に揺れ動くということが生じ易く、複数の表示ユニットを連結して構成される映像表示装置により表示される映像の品質が低下する。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、構造が簡単で安価であり、製造時の寸法誤差や温度変化による膨張及び収縮が発生しても確実に連結することができ、しかも、連結する表示ユニット等の部材を隙間を生ずることなく連結することができる連結機構及びこの連結機構を備える表示ユニットを提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、連結機構において、連結される一方の部材に形成される挿通穴より大径の係合部と前記挿通穴より小径のネジ部とを有し、前記係合部に前記ネジ部の軸心と直交する面内に位置する係合穴が形成され、前記ネジ部が前記挿通穴に挿通される連結ピンと、前記ネジ部に螺合され、締付位置に締付操作されることにより前記連結ピンを前記部材に固定する固定ナットと、前記固定ナットに嵌合させて取付けられ、前記固定ナットの回し方向を締付ける方向又は弛める方向に切替可能なクラッチ式回し操作具と、連結される他方の部材に設けられ、前記係合穴に挿入される挿入位置と前記係合穴への挿入を解除される挿入解除位置とに移動可能な棒状ピンと、を備えることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、表示ユニットにおいて、複数の表示素子を保持する筐体と、前記筐体の外周側の一側に設けられ、挿通穴が形成される支持部と、前記挿通穴より大径の係合部と前記挿通穴より小径のネジ部とを有し、前記係合部に前記ネジ部の軸心と直交する面内に位置する係合穴が形成され、前記ネジ部が前記挿通穴に挿通される連結ピンと、前記ネジ部に螺合され、締付位置に締付操作されることにより前記連結ピンを前記支持部に固定する固定ナットと、前記固定ナットに嵌合させて取付けられ、前記固定ナットの回し方向を締付ける方向又は弛める方向に切替可能なクラッチ式回し操作具と、前記筐体の外周側の他の一側に設けられ、前記係合穴に挿入される挿入位置と前記係合穴への挿入を解除される挿入解除位置とに移動可能な棒状ピンと、を備えることである。
本発明によれば、構造が簡単で安価に製作することができ、製造時の寸法誤差や温度変化による膨張及び収縮が発生しても確実に連結することができ、しかも、連結する部材間における隙間の発生や、連結した部材と部材とが風の影響等を受けて個々に揺れ動くということを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1及び図2に示すように、連結される部材である表示ユニット1は、4本の脚部2を備える筐体3を有している。筐体3の前面には、複数個の表示パネル4が着脱可能に取付けられている。各表示パネル4には、複数のLED等の表示素子4aが配列されている。
表示ユニット1は、上下方向と左右方向との必要な方向に複数個連結され、連結された複数の表示ユニット1によりに映像表示装置が構成される。
表示ユニット1と表示ユニット1との左右方向の連結は、筐体3の外周側の一方の側部に設けられた凹形連結金具5aと、筐体3の外周側の他方の側部に設けられた凸形連結金具5bとを係合させることにより行われている。
連結される一方の部材である表示ユニット1と連結される他方の部材である表示ユニット1との上下方向の連結は、図3ないし図6に示すように、筐体3の外周側の上端部に設けられた一対の連結ピン6と、筐体3の外周側の下端部に設けられた一対の棒状ピン7とを含む連結機構8を用いて行われている。連結機構8は、前述した連結ピン6と棒状ピン7とに加え、支持部9と、固定ナット10と、クラッチ式回し操作具11とを備えている。
支持部9は、表示ユニット1を上下方向で連結する向きに位置させた場合に、水平向きとなる筐体3の上端側周壁3aと、この上端側周壁3aの内側面に固定された支持板12とからなり、この支持部9には上下方向に挿通する挿通穴13が形成されている。この挿通穴13には、連結ピン6のネジ部6bが挿通される。
連結ピン6は、挿通穴13より大径の係合部6aと、挿通穴13より小径のネジ部6bとを有し、係合部6aを上方に位置させてネジ部6bを下方に位置させる向きに配置され、ネジ部6bが挿通穴13に挿通され、係合部6aが挿通穴13の縁部に当接されている。ネジ部6bは、挿通穴13を挿通して挿通穴13の下方へ突出している。係合部6aには、ネジ部6bの軸心と直交する面内に位置する係合穴6cが形成されている。係合穴6cの内径寸法は、棒状ピン7の外径寸法より僅かに大きく設定されている。
ネジ部6bにおける挿通穴13から下方に突出した部分には、平座金14とバネ座金15とを介して固定ナット10が螺合されている。固定ナット10は、外周面形状が円柱状である円筒部10aと、外周面形状が六角柱状である角筒部10bとを有している。角筒部10bに、リング形状に形成された樹脂製のスぺーサ16を介してクラッチ式回し操作具11が嵌合されている。
クラッチ式回し操作具11は、外輪部11aと内輪部11bとを有し、外輪部11aと内輪部11bとの間に起動方向を切り替え可能なクラッチ機構(図示せず)が設けられている。外輪部11aに取付けられている切替操作部11cを切替操作することにより、クラッチ機構の起動方向を正逆切替えることができる。内輪部11bが角筒部10bの外周に嵌合され、外輪部11aには操作ハンドル取付部11dが一体に形成されている。内輪部11bを角筒部10bに嵌合させたクラッチ式回し操作具11を回し、この回し操作を行う場合に切替操作部11cを必要な方向に切替えておくことにより、固定ナット10を締付けることができ、又は、固定ナット10を弛めることができる。
固定ナット10の角筒部10bの外周に嵌合されたクラッチ式回し操作具11は、リング形状に形成された樹脂製のスぺーサ17と、抑えプレート18と、抑えボルト19とにより、固定ナット10に支持されている。
筐体3の外周側の下端部には、表示ユニット1を上下方向で連結する向きに位置させた場合に、水平向きとなる下端側周壁3bと、この下端側周壁3bの端部から上方向きに立上った立上り周壁3cとが形成されている。下端側周壁3bには、複数個のボルト20によりホルダ21が固定され、このホルダ21内に棒状ピン7が軸心方向へスライド可能に支持されている。さらに、下端側周壁3bには、連結ピン6の係合部6aが抜き差し可能に挿入される挿入穴22と、棒状ピン7のスライド方向に沿った方向であって挿入穴22を挟んだ位置に一対の支持板23が固定されている。支持板23には、棒状ピン7が抜き差し可能に挿入される挿入穴24が形成されている。立上り周壁3cには、棒状ピン7の後端側がスライド可能に出入する逃げ穴25が形成されている。
棒状ピン7は、図5(a)に示す挿入位置と、図5(b)に示す挿入解除位置とにスライド可能であり、ホルダ21内には棒状ピン7を挿入位置に向けて付勢するスプリング(図示せず)が設けられている。棒状ピン7には、棒状ピン7を挿入位置から挿入解除位置にスライドさせる場合に把持され、棒状ピン7と一体にスライドする操作レバー26が設けられている。ホルダ21には、棒状ピン7が挿入位置と挿入解除位置との間でスライドする場合に操作レバー26をガイドするガイド溝27が形成されている。ガイド溝27の一方の端部には、棒状ピン7を挿入解除位置で保持するための保持溝27aが形成されている。棒状ピン7が挿入解除位置に位置する場合、棒状ピン7の後端側は逃げ穴25から外方へ突出している。
棒状ピン7と挿入穴22との位置関係は、棒状ピン7が挿入位置に位置する場合に棒状ピン7の先端側が挿入穴22の上方に位置し、棒状ピン7が挿入解除位置に位置する場合に棒状ピン7の先端側が挿入穴22の上方位置から退避する位置に位置している。
クラッチ式回し操作具11の操作ハンドル取付部11dに対して着脱可能に取付けられる操作ハンドル28が設けられている。操作ハンドル28は、操作ハンドル取付部11dに嵌合される筒部28aと、筒部28aに固定されて筒部28aを操作ハンドル取付部11dに嵌合させた場合にネジ部6bの軸心から離れる方向に延出するハンドル部28bとを有している。
このような構成において、2つの表示ユニット1を上下方向に位置させて連結する場合の作業手順について説明する。
まず、上下方向に位置させて連結した場合に下側に位置する一方の表示ユニット1において、クラッチ式回し操作具11を操作し、固定ナット10を締付け、連結ピン6を支持部9に固定する。また、上下方向に位置させて連結した場合に上側に位置する他方の表示ユニット1において、操作レバー26を把持して棒状ピン7をスライドさせ、棒状ピン7を図5(b)に示す挿入解除位置で保持する。なお、棒状ピン7を挿入解除位置で保持する場合には、図5(a)に示す位置に位置する操作レバー26をガイド溝27に沿って保持溝27aが形成されている側の端部までスライドさせ、操作レバー26をガイド溝27の長手方向と直交する向きに回動させることにより保持溝27aに係合させる。
上述したように、連結ピン6を固定し、棒状ピン7を挿入解除位置で保持した後、連結ピン6が挿入穴22に挿入される位置に位置合わせし、2つの表示ユニット1を上下方向に重ねる。
2つの表示ユニット1を上下方向に重ね合わせることにより、連結ピン6の係合部6aが挿入穴22に挿入される。係合部6aが挿入穴22に挿入されることにより、係合部6aに形成されている係合穴6cが挿入解除位置に保持されている棒状ピン7の先端部に対向する。
そこで、挿入解除位置に保持されている棒状ピン7の操作レバー26を操作し、操作レバー26を保持溝27aによる保持が解除される位置へ回動させる。これにより、棒状ピン7は図示しないスプリングの付勢力により図5(a)に示す挿入位置へ向けてスライドする。そして、挿入位置へ向けてスライドした棒状ピン7は、図6に示すように、支持板23の挿入穴24に挿入されるとともに連結ピン6の係合部6aに形成されている係合穴6cに係合され、2つの表示ユニット1を上下方向に位置させて連結する作業が終了する。
上述したように2つの表示ユニット1を上下方向に位置させて重ねた場合、棒状ピン7の位置と連結ピン6の係合穴6cの位置とが、上下方向で位置ずれする場合がある。このような位置ずれは、連結ピン6や棒状ピン7の製造時や取付時の寸法誤差や、温度変化による筐体3の膨張及び収縮が原因となって発生する。
棒状ピン7の位置と連結ピン6の係合穴6cの位置とが位置ずれし、その位置ずれ方向が、棒状ピン7の位置が係合穴6cの位置より下側となる場合には、上側の表示ユニット1を持ち上げ、棒状ピン7の位置と係合穴6cの位置とを位置合わせし、棒状ピン7を係合穴6cに係合させる。この場合は、下側の表示ユニット1の上端側周壁3aと、上側の表示ユニット1の下端側周壁3bとの間に隙間が生じることになる。しかし、係合穴6cの内径寸法が棒状ピン7の外径寸法より僅かに大きく設定され、棒状ピン7と係合穴6cとの係合部分には遊びが存在しないので、連結された表示ユニット1が風の影響等で個々に揺れ動くということが起こらない。このため、複数の表示ユニット1を連結して構成される映像表示装置により表示される映像の品質が、連結された表示ユニット1が個々に揺れ動くことが原因となって低下するということは生じない。
一方、棒状ピン7の位置と連結ピン6の係合穴6cの位置との位置ずれ方向が、棒状ピン7の位置が係合穴6cの位置より上側となる場合には、クラッチ式回し操作具11の操作ハンドル取付部11dに図4に示すように操作ハンドル28を取付け、クラッチ式回し操作具11を回して固定ナット10を弛める。この場合、切替操作部11cを弛める位置に切替えておく。
なお、クラッチ式回し操作具11を回して固定ナット10を弛める場合、固定ナット10が締付状態から一定の弛み状態になると、クラッチ式回し操作具11と固定ナット10とが右回り方向と左回り方向との両方向へ一体に回るようになる。これにより、クラッチ式回し操作具11を回して固定ナット10を弛める場合、固定ナット10がネジ部6bから脱落する位置まで回るということが防止され、誤操作による固定ナット10の脱落を防止することができる。
クラッチ式回し操作具11を回して固定ナット10を弛めることにより、支持部9と固定ナット10との間に隙間が生じ、連結ピン6を上方へ移動させることが可能となる。そこで、連結ピン6を上方へ移動させ、連結ピン6の係合穴6cが棒状ピン7の先端部に対向する位置に位置させることにより、棒状ピン7を係合穴6cに係合させることができる。
固定ナット10を弛め、連結ピン6を上方へ移動させて係合穴6cに棒状ピン7を係合させた場合には、この係合作業が終了した後、操作ハンドル取付部11dに操作ハンドル28を取付けてクラッチ式回し操作具11を回し、固定ナット10を締付ける。この場合、切替操作部11cを締付ける位置に切替えておく。この締付操作により、棒状ピン7が取付けられている上側の表示ユニット1の下端側周壁3bが下側の表示ユニット1の上端側周壁3aに押付けられ、上下の表示ユニット1の間における隙間の発生が抑制される。
したがって、この連結機構8は、連結ピン6と棒状ピン7とを用い、連結ピン6に固定ナット10を取付け、固定ナット10をクラッチ式回し操作具11により締付けたり弛めたりする構造であり、簡単で安価な構造とすることができる。そして、製造時の寸法誤差や温度変化による膨張及び収縮が発生しても、上下方向に位置する2つの表示ユニット1を確実に連結することができる。さらに、係合穴6cの内径寸法を棒状ピン7の外径寸法より僅かに大きく形成した構成であっても、係合穴6cと棒状ピン7との係合を確実に行うことができる。そして、係合穴6cの内径と棒状ピン7の外径との間に大きな遊びが生じないので、その遊びが原因となって上下方向に位置させて連結した2つの表示ユニット1の間に隙間が生じるということや、上下方向に位置させて連結された表示ユニット1が風の影響等で個々に揺れ動くということを防止することができる。これにより、複数の表示ユニット1を連結して構成される映像表示装置により表示される映像の品質低下を防止することができる。
なお、クラッチ式回し操作具11を回すためには、専用の操作ハンドル28が必要であり、この操作ハンドル28を表示ユニット1を連結する作業を担当する作業員のみに携帯させる。これにより、表示ユニット1が連結された後、いたずらにより固定ナット10が弛められ、又は、外されるということを防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る連結機構を採用した表示ユニットを示す斜視図である。 図1に示す表示ユニットを背面側から示す斜視図である。 連結ピンと棒状ピンとを含む連結機構を示す分解斜視図である。 連結機構における連結ピン側を示す背面図である。 連結機構における棒状ピン側を示す平面図である。 連結ピンと棒状ピンとが連結された連結機構を示す側面図である。
符号の説明
1 部材、表示ユニット
3 筐体
4a 表示素子
6 連結ピン
6a 係合部
6b ネジ部
6c 係合穴
7 棒状ピン
9 支持部
10 固定ナット
11 クラッチ式回し操作具
11d 操作ハンドル取付部
13 挿通穴
28 操作ハンドル

Claims (3)

  1. 連結される一方の部材に形成される挿通穴より大径の係合部と前記挿通穴より小径のネジ部とを有し、前記係合部に前記ネジ部の軸心と直交する面内に位置する係合穴が形成され、前記ネジ部が前記挿通穴に挿通される連結ピンと、
    前記ネジ部に螺合され、締付位置に締付操作されることにより前記連結ピンを前記部材に固定する固定ナットと、
    前記固定ナットに嵌合させて取付けられ、前記固定ナットの回し方向を締付ける方向又は弛める方向に切替可能なクラッチ式回し操作具と、
    連結される他方の部材に設けられ、前記係合穴に挿入される挿入位置と前記係合穴への挿入を解除される挿入解除位置とに移動可能な棒状ピンと、
    を備えることを特徴とする連結機構。
  2. 前記クラッチ式回し操作具に設けられた操作ハンドル取付部と、前記操作ハンドル取付部に取付け及び取外し可能に設けられ、取付けられた場合に前記ネジ部の軸心から離れる方向に延出する操作ハンドルとを備えることを特徴とする請求項1記載の連結機構。
  3. 複数の表示素子を保持する筐体と、
    前記筐体の外周側の一側に設けられ、挿通穴が形成される支持部と、
    前記挿通穴より大径の係合部と前記挿通穴より小径のネジ部とを有し、前記係合部に前記ネジ部の軸心と直交する面内に位置する係合穴が形成され、前記ネジ部が前記挿通穴に挿通される連結ピンと、
    前記ネジ部に螺合され、締付位置に締付操作されることにより前記連結ピンを前記支持部に固定する固定ナットと、
    前記固定ナットに嵌合させて取付けられ、前記固定ナットの回し方向を締付ける方向又は弛める方向に切替可能なクラッチ式回し操作具と、
    前記筐体の外周側の他の一側に設けられ、前記係合穴に挿入される挿入位置と前記係合穴への挿入を解除される挿入解除位置とに移動可能な棒状ピンと、
    を備えることを特徴とする表示ユニット。


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